JPH10221925A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10221925A JPH10221925A JP1952397A JP1952397A JPH10221925A JP H10221925 A JPH10221925 A JP H10221925A JP 1952397 A JP1952397 A JP 1952397A JP 1952397 A JP1952397 A JP 1952397A JP H10221925 A JPH10221925 A JP H10221925A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前記帯電ブレードのブレードめくれを防止し
長期にわたり安定した帯電性能が得られる画像形成装置
の提供。 【解決手段】 回転移動する無端状の像担持体基材表面
に感光体塗膜が形成された像担持体Kと、像担持体K上
に静電潜像を形成する潜像形成装置U1と、前記像担持
体K上の静電潜像をトナー像Iaに現像する現像装置7
と、前記像担持体K上のトナー像Iaを転写材Pに転写
する転写装置Tと、前記像担持体K表面の幅方向に接触
して、前記像担持体K表面に残留したトナーIcを回収
するクリーニングブレード9aと、前記クリーニングブ
レード9aの端部の前記像担持体K表面との接触位置よ
りも前記像担持体K表面の幅方向外側において前記像担
持体K表面に、幅方向端部が接触して、像担持体K表面
を帯電させる帯電ブレードBとから構成される画像形成
装置。
長期にわたり安定した帯電性能が得られる画像形成装置
の提供。 【解決手段】 回転移動する無端状の像担持体基材表面
に感光体塗膜が形成された像担持体Kと、像担持体K上
に静電潜像を形成する潜像形成装置U1と、前記像担持
体K上の静電潜像をトナー像Iaに現像する現像装置7
と、前記像担持体K上のトナー像Iaを転写材Pに転写
する転写装置Tと、前記像担持体K表面の幅方向に接触
して、前記像担持体K表面に残留したトナーIcを回収
するクリーニングブレード9aと、前記クリーニングブ
レード9aの端部の前記像担持体K表面との接触位置よ
りも前記像担持体K表面の幅方向外側において前記像担
持体K表面に、幅方向端部が接触して、像担持体K表面
を帯電させる帯電ブレードBとから構成される画像形成
装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に関し、特に像担持体表面の幅方
向に接触して像担持体表面を帯電させる帯電ブレードを
備えた画像形成装置に関する。
ミリ等の画像形成装置に関し、特に像担持体表面の幅方
向に接触して像担持体表面を帯電させる帯電ブレードを
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスにおける像担持
体の帯電には、コロナ放電を用いたコロトロンや接触帯
電器が使用されている。接触帯電器は、半導電性のロー
ルやブレード等の帯電部材と像担持体表面の電荷受容体
とを接触させ、前記帯電部材および前記像担持体間に直
流あるいは直流と交流の重畳電圧を印加することにより
帯電を行う。前記ロールを備えた接触帯電器(ロール型
帯電器)は、ロール表面材に前記電荷受容体と適切な圧
力で均一に密着する硬度を保持しつつ、帯電を行うのに
必要である適切な電気抵抗を得るため、導電剤および架
橋剤が添加されてたゴムを使用している。しかし、導電
剤および架橋剤が前記像担持体の電荷受容体に転移し画
質に悪影響を及ぼす場合がある。また、均一な帯電を行
うためには前記ロール全表面の外形精度を高める必要が
あるが、高い外形精度が必要な場合は、ロールの歩留り
の低下等生産コストアップにつながる。
体の帯電には、コロナ放電を用いたコロトロンや接触帯
電器が使用されている。接触帯電器は、半導電性のロー
ルやブレード等の帯電部材と像担持体表面の電荷受容体
とを接触させ、前記帯電部材および前記像担持体間に直
流あるいは直流と交流の重畳電圧を印加することにより
帯電を行う。前記ロールを備えた接触帯電器(ロール型
帯電器)は、ロール表面材に前記電荷受容体と適切な圧
力で均一に密着する硬度を保持しつつ、帯電を行うのに
必要である適切な電気抵抗を得るため、導電剤および架
橋剤が添加されてたゴムを使用している。しかし、導電
剤および架橋剤が前記像担持体の電荷受容体に転移し画
質に悪影響を及ぼす場合がある。また、均一な帯電を行
うためには前記ロール全表面の外形精度を高める必要が
あるが、高い外形精度が必要な場合は、ロールの歩留り
の低下等生産コストアップにつながる。
【0003】これに対しブレードを備えた接触帯電器
(ブレード型帯電器)は、像担持体に接触させた弾性ブ
レードと像担持体との間にできるくさび型の微小空隙部
分を利用して放電を行うもので、比較的安定した微小空
隙形成ができ前記ブレードが像担持体表面に接触する部
分の外形精度を高めるようにすればよいので比較的生産
コストがかからず安価である。このようなブレード型帯
電器としては従来、下記(J01)の技術が知られてい
る。 (J01)(図12に示す技術) 図12は従来のブレード型帯電器の説明図で、図12A
は前記帯電器の要部概略説明図、図12Bは前記ブレー
ド先端がめくれた状態を示す図である。図12Aにおい
て、支持部材01に支持された帯電ブレード02の先端
は、矢印方向に示された移動方向に移動する像担持体0
3の表面に接触している。像担持体03表面の帯電は、
像担持体03上に付着したトナーを回収した後行われる
ので、帯電ブレード02は像担持体03表面に付着して
残留したトナーを回収するクリーニングブレード(図示
せず)の像担持体移動方向下流側に設置される。しか
し、帯電ブレード02をクリーニングブレードの前記下
流側に設置して使用すると、前記像担持体03表面上の
潤滑剤として機能するトナーが回収されて少なくなり、
前記像担持体03と前記帯電ブレード02との間の摩擦
係数が高くなる。この場合、図12Bに示すように前記
帯電ブレード02の接触端部が移動方向下流側に引きず
られて前記帯電ブレード02の反転(ブレードめくれ)
が発生することがある。
(ブレード型帯電器)は、像担持体に接触させた弾性ブ
レードと像担持体との間にできるくさび型の微小空隙部
分を利用して放電を行うもので、比較的安定した微小空
隙形成ができ前記ブレードが像担持体表面に接触する部
分の外形精度を高めるようにすればよいので比較的生産
コストがかからず安価である。このようなブレード型帯
電器としては従来、下記(J01)の技術が知られてい
る。 (J01)(図12に示す技術) 図12は従来のブレード型帯電器の説明図で、図12A
は前記帯電器の要部概略説明図、図12Bは前記ブレー
ド先端がめくれた状態を示す図である。図12Aにおい
て、支持部材01に支持された帯電ブレード02の先端
は、矢印方向に示された移動方向に移動する像担持体0
3の表面に接触している。像担持体03表面の帯電は、
像担持体03上に付着したトナーを回収した後行われる
ので、帯電ブレード02は像担持体03表面に付着して
残留したトナーを回収するクリーニングブレード(図示
せず)の像担持体移動方向下流側に設置される。しか
し、帯電ブレード02をクリーニングブレードの前記下
流側に設置して使用すると、前記像担持体03表面上の
潤滑剤として機能するトナーが回収されて少なくなり、
前記像担持体03と前記帯電ブレード02との間の摩擦
係数が高くなる。この場合、図12Bに示すように前記
帯電ブレード02の接触端部が移動方向下流側に引きず
られて前記帯電ブレード02の反転(ブレードめくれ)
が発生することがある。
【0004】前記ブレードめくれの対策として従来、下
記(J02)の技術が知られている。 (J02)(特開平1−93761号公報記載の技術) この公報では、クリーニングブレードが像担持体表面に
当接する角度より帯電ブレードの像担持体表面に当接す
る角度を小さくすることによりブレードめくれの発生を
軽減できる技術が提案されている。
記(J02)の技術が知られている。 (J02)(特開平1−93761号公報記載の技術) この公報では、クリーニングブレードが像担持体表面に
当接する角度より帯電ブレードの像担持体表面に当接す
る角度を小さくすることによりブレードめくれの発生を
軽減できる技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ブレード
めくれは帯電ブレードと像担持体表面との接触部にトナ
ー等の潤滑剤が少ない場合、特に帯電ブレードの像担持
体幅方向端部を起点として発生しやすい。このため、前
記従来技術(J02)のように帯電ブレードが像担持体表
面に当接する角度を小さくしても帯電ブレードの幅方向
端部からブレードめくれが発生する場合がある。また、
発明者の研究によれば帯電ブレードの像担持体に対する
当接角を非常に小さくした場合、像担持体と帯電ブレー
ドの接触姿勢が安定せず、長期にわたり使用すると、帯
電ブレードの表面(像担持体との対向面)に多量のトナ
ーが付着し帯電不良をおこす場合があることが確認され
た。すなわち、帯電ブレードが腹あたりして振動する場
合が生じ、この影響により帯電不良となったり、放電部
にトナーが付着し帯電不良となる場合があることが確認
された。
めくれは帯電ブレードと像担持体表面との接触部にトナ
ー等の潤滑剤が少ない場合、特に帯電ブレードの像担持
体幅方向端部を起点として発生しやすい。このため、前
記従来技術(J02)のように帯電ブレードが像担持体表
面に当接する角度を小さくしても帯電ブレードの幅方向
端部からブレードめくれが発生する場合がある。また、
発明者の研究によれば帯電ブレードの像担持体に対する
当接角を非常に小さくした場合、像担持体と帯電ブレー
ドの接触姿勢が安定せず、長期にわたり使用すると、帯
電ブレードの表面(像担持体との対向面)に多量のトナ
ーが付着し帯電不良をおこす場合があることが確認され
た。すなわち、帯電ブレードが腹あたりして振動する場
合が生じ、この影響により帯電不良となったり、放電部
にトナーが付着し帯電不良となる場合があることが確認
された。
【0006】本発明は前述の事情および検討結果に鑑
み、下記(O01)記載内容を課題とする。 (O01)帯電ブレードおよびクリーニングブレードを備
えた画像形成装置において、前記帯電ブレードのブレー
ドめくれを防止し長期にわたり安定した帯電性能が得ら
れるようにすること。
み、下記(O01)記載内容を課題とする。 (O01)帯電ブレードおよびクリーニングブレードを備
えた画像形成装置において、前記帯電ブレードのブレー
ドめくれを防止し長期にわたり安定した帯電性能が得ら
れるようにすること。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明の画像形成装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A01)回転移動する無端状の像担持体基材表
面に感光体塗膜が形成された像担持体(K)、(A02)
前記像担持体(K)表面の幅方向に接触して、像担持体
(K)表面を帯電させる帯電ブレード(B)、(A03)
帯電した像担持体(K)表面に静電潜像を形成する潜像
形成装置(U1;29)、(A04)前記像担持体(K)
上の静電潜像をトナー像(Ia)に現像する現像装置
(7;30)、(A05)前記像担持体(K)上のトナー
像(Ia)を転写材(P)に転写する転写装置(8;3
9)、(A06)前記像担持体(K)表面の幅方向に接触
して、前記像担持体(K)表面に残留したトナー(I
c)を回収するクリーニングブレード(9a;45a)、
(A07)前記クリーニングブレード(9a;45a)端部
の前記像担持体(K)表面との接触位置よりも前記像担
持体(K)表面の幅方向外側において前記像担持体
(K)表面に帯電ブレード端部が接触する前記帯電ブレ
ード(B)。
発明の画像形成装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A01)回転移動する無端状の像担持体基材表
面に感光体塗膜が形成された像担持体(K)、(A02)
前記像担持体(K)表面の幅方向に接触して、像担持体
(K)表面を帯電させる帯電ブレード(B)、(A03)
帯電した像担持体(K)表面に静電潜像を形成する潜像
形成装置(U1;29)、(A04)前記像担持体(K)
上の静電潜像をトナー像(Ia)に現像する現像装置
(7;30)、(A05)前記像担持体(K)上のトナー
像(Ia)を転写材(P)に転写する転写装置(8;3
9)、(A06)前記像担持体(K)表面の幅方向に接触
して、前記像担持体(K)表面に残留したトナー(I
c)を回収するクリーニングブレード(9a;45a)、
(A07)前記クリーニングブレード(9a;45a)端部
の前記像担持体(K)表面との接触位置よりも前記像担
持体(K)表面の幅方向外側において前記像担持体
(K)表面に帯電ブレード端部が接触する前記帯電ブレ
ード(B)。
【0009】(本発明の作用)前述の構成を備えた本発
明の画像形成装置では、像担持体(K)の回転移動する
無端状の像担持体基材表面には感光体塗膜が形成され
る。前記像担持体(K)表面の幅方向に接触する帯電ブ
レード(B)が、像担持体(K)表面を帯電させる。帯
電した像担持体(K)表面に潜像形成装置(U1;2
9)が、静電潜像を形成させる。前記像担持体(K)上
の静電潜像を現像装置(7;30)が、トナー像(I
a)に現像する。前記トナー像(Ia)を転写装置(8;
39)が、転写材(P)に転写する。前記像担持体
(K)表面に残留したトナー(Ic)は、像担持体
(K)表面の幅方向に接触するクリーニングブレード
(9a;45a)により回収される。このとき、前記帯電
ブレード(B)の幅方向端部が、前記クリーニングブレ
ード(9a;45a)端部の前記像担持体(K)表面との
接触位置よりも像担持体(K)表面の幅方向外側に接触
するので、前記帯電ブレード(B)の幅方向端部におい
て回収されなかった前記トナー(Ic)が供給される。
したがって、前記帯電ブレード(B)の幅方向端部にお
いて、潤滑剤として作用する前記トナー(Ic)により
前記像担持体(K)の表面と帯電ブレード(B)との摩
擦が軽減され像担持体(K)の移動方向に帯電ブレード
(B)が引きずられず帯電ブレード(B)がめくり上が
るのを防止できる。
明の画像形成装置では、像担持体(K)の回転移動する
無端状の像担持体基材表面には感光体塗膜が形成され
る。前記像担持体(K)表面の幅方向に接触する帯電ブ
レード(B)が、像担持体(K)表面を帯電させる。帯
電した像担持体(K)表面に潜像形成装置(U1;2
9)が、静電潜像を形成させる。前記像担持体(K)上
の静電潜像を現像装置(7;30)が、トナー像(I
a)に現像する。前記トナー像(Ia)を転写装置(8;
39)が、転写材(P)に転写する。前記像担持体
(K)表面に残留したトナー(Ic)は、像担持体
(K)表面の幅方向に接触するクリーニングブレード
(9a;45a)により回収される。このとき、前記帯電
ブレード(B)の幅方向端部が、前記クリーニングブレ
ード(9a;45a)端部の前記像担持体(K)表面との
接触位置よりも像担持体(K)表面の幅方向外側に接触
するので、前記帯電ブレード(B)の幅方向端部におい
て回収されなかった前記トナー(Ic)が供給される。
したがって、前記帯電ブレード(B)の幅方向端部にお
いて、潤滑剤として作用する前記トナー(Ic)により
前記像担持体(K)の表面と帯電ブレード(B)との摩
擦が軽減され像担持体(K)の移動方向に帯電ブレード
(B)が引きずられず帯電ブレード(B)がめくり上が
るのを防止できる。
【0010】
(実施の形態1)本発明の実施形態1は、前記本発明の
画像形成装置において、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A08)前記像担持体(K)表面上の前記クリ
ーニングブレード(9a;45a)幅方向端部よりも外側
に形成された現像可能な領域を有する前記像担持体
(K)。
画像形成装置において、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A08)前記像担持体(K)表面上の前記クリ
ーニングブレード(9a;45a)幅方向端部よりも外側
に形成された現像可能な領域を有する前記像担持体
(K)。
【0011】(実施の形態1の作用)前述の構成を備え
た本発明の実施の形態1では、像担持体(K)は、その
表面上の前記クリーニングブレード(9a;45a)幅方
向端部よりも外側に形成された現像可能な領域を有して
いるので、現像可能な領域に現像動作により使用された
トナーが前記クリーニングブレード(9a;45a)幅方
向外端部の外側では回収されない。潤滑剤として作用す
る前記トナー(Ic)の供給により、前記外端部を通過
する帯電ブレード(B)の幅方向端部と像担持体(K)
表面との摩擦が軽減され、帯電ブレード(B)の幅方向
端部が引きずられて帯電ブレード(B)のめくりあがり
が発生することを防止できる。
た本発明の実施の形態1では、像担持体(K)は、その
表面上の前記クリーニングブレード(9a;45a)幅方
向端部よりも外側に形成された現像可能な領域を有して
いるので、現像可能な領域に現像動作により使用された
トナーが前記クリーニングブレード(9a;45a)幅方
向外端部の外側では回収されない。潤滑剤として作用す
る前記トナー(Ic)の供給により、前記外端部を通過
する帯電ブレード(B)の幅方向端部と像担持体(K)
表面との摩擦が軽減され、帯電ブレード(B)の幅方向
端部が引きずられて帯電ブレード(B)のめくりあがり
が発生することを防止できる。
【0012】(実施の形態2)本発明の実施形態2は、
前記本発明の画像形成装置において、下記の要件を備え
たことを特徴とする、(A09)前記像担持体(K)の幅
方向に往復移動しながら、前記帯電ブレード(B)の幅
方向端部が接触する像担持体(K)の表面に接触する前
記クリーニングブレード(9a)。
前記本発明の画像形成装置において、下記の要件を備え
たことを特徴とする、(A09)前記像担持体(K)の幅
方向に往復移動しながら、前記帯電ブレード(B)の幅
方向端部が接触する像担持体(K)の表面に接触する前
記クリーニングブレード(9a)。
【0013】(実施の形態2の作用)前述の構成を備え
た本発明の実施の形態2では、クリーニングブレード
(9a)は前記像担持体(K)の幅方向に往復移動しな
がら、前記帯電ブレード(B)の幅方向端部が接触する
像担持体(K)の表面に接触する。前記往復移動の際、
像担持体(K)表面に付着した微量のトナー(Ic)
が、クリーニングブレード(9a)の幅方向端部の移動
範囲に供給されるので、潤滑剤として作用する前記トナ
ー(Ic)により帯電ブレード(B)の幅方向端部と像
担持体(K)表面の摩擦が軽減され、帯電ブレード
(B)の幅方向端部のめくりあがりを防止できる。
た本発明の実施の形態2では、クリーニングブレード
(9a)は前記像担持体(K)の幅方向に往復移動しな
がら、前記帯電ブレード(B)の幅方向端部が接触する
像担持体(K)の表面に接触する。前記往復移動の際、
像担持体(K)表面に付着した微量のトナー(Ic)
が、クリーニングブレード(9a)の幅方向端部の移動
範囲に供給されるので、潤滑剤として作用する前記トナ
ー(Ic)により帯電ブレード(B)の幅方向端部と像
担持体(K)表面の摩擦が軽減され、帯電ブレード
(B)の幅方向端部のめくりあがりを防止できる。
【0014】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、以後の説明の理解を容易にするために、
図面において互いに直交する矢印X、Y、Zの方向に直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前
方、矢印Y方向を左方、矢印Z方向を上方とする。この
場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向)は後方、Y
方向(左方)と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向(上
方)と逆向き(−Z方向)は下方となる。また、前方
(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向又は
X軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−Y方向)
を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方向)
及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方向と
いうことにする。さらに図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、以後の説明の理解を容易にするために、
図面において互いに直交する矢印X、Y、Zの方向に直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前
方、矢印Y方向を左方、矢印Z方向を上方とする。この
場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向)は後方、Y
方向(左方)と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向(上
方)と逆向き(−Z方向)は下方となる。また、前方
(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向又は
X軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−Y方向)
を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方向)
及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方向と
いうことにする。さらに図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0015】(実施例1)図1は本発明の画像形成装置
の実施例1の全体説明図である。図2は同実施例1で使
用する帯電器の説明図で、図2Aは前記図1に示す帯電
器の拡大説明図、図2Bは前記図2Aの矢印IIBの方向
から見た図である。図3は同実施例1で使用する帯電ブ
レードが像担持体に接触した状態を示す拡大説明図であ
る。図4は同実施例1における像担持体表面へ接触する
各部材の幅方向の長さの説明図で、図4Aは同実施例1
の前記各部材の幅方向の長さを示す図、図4Bは従来の
前記各部材の幅方向の長さを示す図である。
の実施例1の全体説明図である。図2は同実施例1で使
用する帯電器の説明図で、図2Aは前記図1に示す帯電
器の拡大説明図、図2Bは前記図2Aの矢印IIBの方向
から見た図である。図3は同実施例1で使用する帯電ブ
レードが像担持体に接触した状態を示す拡大説明図であ
る。図4は同実施例1における像担持体表面へ接触する
各部材の幅方向の長さの説明図で、図4Aは同実施例1
の前記各部材の幅方向の長さを示す図、図4Bは従来の
前記各部材の幅方向の長さを示す図である。
【0016】図1において、画像形成装置Uはレーザ書
込装置U1(潜像形成装置)を有している。このレーザ
書込装置U1はレーザ光源としての半導体レーザ発振器
1、この半導体レーザ発振器1からのレーザビームLを
集光してそれを平行化するコリメートレンズ2、このコ
リメートレンズ2からのビームを走査方向に偏向させる
ポリゴンミラー3、偏向させたレーザビームLを像担持
体K上に結像照射させる凸レンズ4、および前記ポリゴ
ンミラー3の面倒れを補正するシリンドリカルミラー5
等から構成されている。また、前記レーザ書込装置U1
は、前記半導体レーザ発振器1に画像情報信号を送るた
めの画像処理装置(図示せず)に接続されている。
込装置U1(潜像形成装置)を有している。このレーザ
書込装置U1はレーザ光源としての半導体レーザ発振器
1、この半導体レーザ発振器1からのレーザビームLを
集光してそれを平行化するコリメートレンズ2、このコ
リメートレンズ2からのビームを走査方向に偏向させる
ポリゴンミラー3、偏向させたレーザビームLを像担持
体K上に結像照射させる凸レンズ4、および前記ポリゴ
ンミラー3の面倒れを補正するシリンドリカルミラー5
等から構成されている。また、前記レーザ書込装置U1
は、前記半導体レーザ発振器1に画像情報信号を送るた
めの画像処理装置(図示せず)に接続されている。
【0017】像担持体Kの周囲には、像担持体Kの表面
を一様に帯電させるため像担持体Kの表面に接触する帯
電ブレードBおよび前記帯電ブレードBを画像形成装置
Uのフレームに固定するブレードホルダHを有する帯電
器6が配置されている。帯電ブレードBにより帯電され
た像担持体K表面には、潜像書込位置Q1において前記
レーザ書込装置U1により静電潜像が書き込まれるよう
になっている。像担持体Kはアルミニウムの円柱形部材
の表面にポリカーボネイトの膜を着膜し、感光層を形成
したものである。また前記像担持体Kの周囲には、前記
潜像書込位置Q1からドラム回転方向に向けて順に、現
像剤および現像ロール7a等を収容した現像器(現像装
置)7、現像器7により像担持体K上に形成されたトナ
ー像Iaを用紙(転写材)Pに転写して転写トナー像Ib
を形成するため、ロール支持アーム8aにより回転自在
に支持されて圧縮ばね8bにより所定の圧力で像担持体
Kに押圧される転写ロール8cを有する転写装置8が配
置されている。前記転写装置8の下流側には、像担持体
K上の残留トナーIcを除去するためのトナー掻き落と
し用のクリーニングブレード9aを有するクリーナ9が
配置されている。前記クリーナ9は、クリーニングブレ
ード9aを保持するブレードホルダ9b、および前記ブレ
ードホルダ9bを支持するホルダ支持部材9cを有してい
る。前記転写ロール8cには転写用バイアス電源(図示
せず)により転写電圧が印加されるように構成されてい
る。
を一様に帯電させるため像担持体Kの表面に接触する帯
電ブレードBおよび前記帯電ブレードBを画像形成装置
Uのフレームに固定するブレードホルダHを有する帯電
器6が配置されている。帯電ブレードBにより帯電され
た像担持体K表面には、潜像書込位置Q1において前記
レーザ書込装置U1により静電潜像が書き込まれるよう
になっている。像担持体Kはアルミニウムの円柱形部材
の表面にポリカーボネイトの膜を着膜し、感光層を形成
したものである。また前記像担持体Kの周囲には、前記
潜像書込位置Q1からドラム回転方向に向けて順に、現
像剤および現像ロール7a等を収容した現像器(現像装
置)7、現像器7により像担持体K上に形成されたトナ
ー像Iaを用紙(転写材)Pに転写して転写トナー像Ib
を形成するため、ロール支持アーム8aにより回転自在
に支持されて圧縮ばね8bにより所定の圧力で像担持体
Kに押圧される転写ロール8cを有する転写装置8が配
置されている。前記転写装置8の下流側には、像担持体
K上の残留トナーIcを除去するためのトナー掻き落と
し用のクリーニングブレード9aを有するクリーナ9が
配置されている。前記クリーナ9は、クリーニングブレ
ード9aを保持するブレードホルダ9b、および前記ブレ
ードホルダ9bを支持するホルダ支持部材9cを有してい
る。前記転写ロール8cには転写用バイアス電源(図示
せず)により転写電圧が印加されるように構成されてい
る。
【0018】外方への引き出しおよび内方への挿入が可
能な給紙トレイ11は、前記シートPを収容している。
前記給紙トレイ11の上方には用紙搬出部材としての給
紙ローラ12が配置されている。給紙トレイ11に収容
された用紙Pは、前記レーザ書込装置U1の作動とタイ
ミングを合わせて、給紙ローラ12により搬出されて転
写ロール8cと像担持体Kの対向する領域(トナー像転
写領域)Q2に搬送されるようになっている。前記給紙
ローラ12と前記トナー像転写領域Q2との間にはシュ
ート部材13が設けられている。このシュート部材13
は、上下一対のガイドプレートにより構成されている。
前記トナー像転写領域Q2を通過する際、前記転写ロー
ル8cにより像担持体K上のトナー像Iaが転写されて転
写トナー像Ibが形成された用紙Pは定着位置Q3に配置
された定着装置Fを通過する際に定着される。前記定着
像Ib′が形成された用紙Pは、ガイド14に沿って排
出ローラ16から排出トレイ17に排出されるようにな
っている。
能な給紙トレイ11は、前記シートPを収容している。
前記給紙トレイ11の上方には用紙搬出部材としての給
紙ローラ12が配置されている。給紙トレイ11に収容
された用紙Pは、前記レーザ書込装置U1の作動とタイ
ミングを合わせて、給紙ローラ12により搬出されて転
写ロール8cと像担持体Kの対向する領域(トナー像転
写領域)Q2に搬送されるようになっている。前記給紙
ローラ12と前記トナー像転写領域Q2との間にはシュ
ート部材13が設けられている。このシュート部材13
は、上下一対のガイドプレートにより構成されている。
前記トナー像転写領域Q2を通過する際、前記転写ロー
ル8cにより像担持体K上のトナー像Iaが転写されて転
写トナー像Ibが形成された用紙Pは定着位置Q3に配置
された定着装置Fを通過する際に定着される。前記定着
像Ib′が形成された用紙Pは、ガイド14に沿って排
出ローラ16から排出トレイ17に排出されるようにな
っている。
【0019】図2、図3において、前記画像形成装置U
のフレームに固定されている帯電器6のブレードホルダ
Hは断面L字状の導電性部材で、バイアス電源D(図1
参照)からは直流に交流を重畳させたバイアス電圧が供
給可能に構成されている。前記ブレードホルダHの一端
の像担持体K側には弾性支持部材18が固定されてい
る。弾性支持部材18は、帯状でその長辺が像担持体K
の幅方向に延びるように配置されている。弾性支持部材
18は本実施例1においてはウレタンゴムで構成される
が、SUSや燐青銅の薄板などを使用することも可能で
ある。弾性支持部材18の所望の弾性は厚さおよび自由
長(ブレードホルダHに固定されていない部分の長さ)
を調整することでを得られるが本実施例1では厚さt1
=1.6mm、自由長L=10mm(図3参照)で形成
されている。弾性支持部材18の像担持体K側面には導
電性塗料等で構成される導電層19が形成される。導電
層19は弾性支持部材18の長辺方向に延びる帯状部分
19aおよび前記帯状部分19aと前記ブレードホルダH
を接続する3本の接続部分19b(図2B参照)とを有
している。前記弾性支持部材18には、その先端側部分
に前記帯状部分19aと接続する導電性接着層21が設
けられている。前記導電性接着層21上には、非接触半
導電部材22およびその先端側に接触絶縁部材23が接
着されている。
のフレームに固定されている帯電器6のブレードホルダ
Hは断面L字状の導電性部材で、バイアス電源D(図1
参照)からは直流に交流を重畳させたバイアス電圧が供
給可能に構成されている。前記ブレードホルダHの一端
の像担持体K側には弾性支持部材18が固定されてい
る。弾性支持部材18は、帯状でその長辺が像担持体K
の幅方向に延びるように配置されている。弾性支持部材
18は本実施例1においてはウレタンゴムで構成される
が、SUSや燐青銅の薄板などを使用することも可能で
ある。弾性支持部材18の所望の弾性は厚さおよび自由
長(ブレードホルダHに固定されていない部分の長さ)
を調整することでを得られるが本実施例1では厚さt1
=1.6mm、自由長L=10mm(図3参照)で形成
されている。弾性支持部材18の像担持体K側面には導
電性塗料等で構成される導電層19が形成される。導電
層19は弾性支持部材18の長辺方向に延びる帯状部分
19aおよび前記帯状部分19aと前記ブレードホルダH
を接続する3本の接続部分19b(図2B参照)とを有
している。前記弾性支持部材18には、その先端側部分
に前記帯状部分19aと接続する導電性接着層21が設
けられている。前記導電性接着層21上には、非接触半
導電部材22およびその先端側に接触絶縁部材23が接
着されている。
【0020】前記非接触半導電部材22としては、体積
抵抗率が、104Ω・cmから101 0Ω・cm程度の材
料の使用が望ましく、本実施例1では次の材料により構
成されている。 非接触半導電部材22 材質 :カーボンを添加したウレタン 体積抵抗:106Ω・cm 幅 W1:4mm 厚さ t2 :1mm
抵抗率が、104Ω・cmから101 0Ω・cm程度の材
料の使用が望ましく、本実施例1では次の材料により構
成されている。 非接触半導電部材22 材質 :カーボンを添加したウレタン 体積抵抗:106Ω・cm 幅 W1:4mm 厚さ t2 :1mm
【0021】また、接触絶縁部材23は本実施例1では
次のように構成されている。 接触絶縁部材23 材質 :ウレタンゴム 硬度 :70° 幅 W2:0.5mm 厚さ t3 :1mm 前記接触絶縁部材23の先端には像担持体Kの表面が接
触し、前記非接触半導電部材22には像担持体Kの表面
が接触しないように構成されている。そして、像担持体
Kの帯電の際、前記ブレードホルダH、導電層19、導
電性接着層21を介して非接触半導電部材22に帯電用
バイアス電圧が印加されるように構成されている。
次のように構成されている。 接触絶縁部材23 材質 :ウレタンゴム 硬度 :70° 幅 W2:0.5mm 厚さ t3 :1mm 前記接触絶縁部材23の先端には像担持体Kの表面が接
触し、前記非接触半導電部材22には像担持体Kの表面
が接触しないように構成されている。そして、像担持体
Kの帯電の際、前記ブレードホルダH、導電層19、導
電性接着層21を介して非接触半導電部材22に帯電用
バイアス電圧が印加されるように構成されている。
【0022】図4Aにおいて、前述の主な部材B,K,
7a,9a、等の幅は次のように形成されている。 a1:本実施例1における像担持体K基材の幅 b1:現像ロール7aが接触して前記トナーが像担持体K
表面に供給される幅である現像可能幅 c1:像担持体K上の静電潜像が現像されてトナー像が
描かれている作像幅 d1:クリーニングブレード9aの幅であり、クリーニン
グブレード9aが接触して像担持体K上に付着している
トナーを回収する幅である。 e1:帯電ブレードBの幅であり、帯電ブレードBが像
担持体Kに接触する幅である。 a1>e1>b1>d1>c1 前記各幅のうち帯電ブレード幅e1がクリーニングブレ
ード幅d1より1mm程度以上大きければ(w1)使用可
能であるが、好ましくは5〜10mm程度に設定され
る。また、帯電ブレード幅e1>現像可能幅b1>クリー
ニングブレード幅d1だから帯電ブレードBの端部に微
量のバックグラウンドかぶりトナーが常に供給されるよ
うに構成されている。
7a,9a、等の幅は次のように形成されている。 a1:本実施例1における像担持体K基材の幅 b1:現像ロール7aが接触して前記トナーが像担持体K
表面に供給される幅である現像可能幅 c1:像担持体K上の静電潜像が現像されてトナー像が
描かれている作像幅 d1:クリーニングブレード9aの幅であり、クリーニン
グブレード9aが接触して像担持体K上に付着している
トナーを回収する幅である。 e1:帯電ブレードBの幅であり、帯電ブレードBが像
担持体Kに接触する幅である。 a1>e1>b1>d1>c1 前記各幅のうち帯電ブレード幅e1がクリーニングブレ
ード幅d1より1mm程度以上大きければ(w1)使用可
能であるが、好ましくは5〜10mm程度に設定され
る。また、帯電ブレード幅e1>現像可能幅b1>クリー
ニングブレード幅d1だから帯電ブレードBの端部に微
量のバックグラウンドかぶりトナーが常に供給されるよ
うに構成されている。
【0023】図5は帯電ブレードBのセッテイングアン
グルおよびくいこみ量の説明図で、図5Aは前記くいこ
み量を0mmでセットした場合のセッティングアングル
の説明図、図5Bは前記くいこみ量のNmmの説明図で
ある。図5Bにおいて、前記帯電ブレードBが像担持体
Kの表面に接触する際、図5Bの2点鎖線で示す帯電ブ
レードBの先端縁の位置(像担持体K表面が無い場合に
おける帯電ブレートBの先端縁の位置)と像担持体K表
面との距離Nを、帯電ブレードBの接触端縁が像担持体
Kの表面にくい込む量(くい込み量)Nとする。また、
図5Aにおいて、前記くい込み量Nが0mmの場合、帯
電ブレードBの先端接触部と像担持体Kの表面との角度
SAをセッティングアングルSAとする。前記セッティ
ングアングルSAおよびくい込み量Nの設定値は、実験
により良好な画質が得られる値を求め、その値が設定さ
れる。前記クリーニングブレート9aにおいても、前記
帯電ブレードBの場合と同様にセッティングアングルS
Aおよびくい込み量Nが設定される。る。
グルおよびくいこみ量の説明図で、図5Aは前記くいこ
み量を0mmでセットした場合のセッティングアングル
の説明図、図5Bは前記くいこみ量のNmmの説明図で
ある。図5Bにおいて、前記帯電ブレードBが像担持体
Kの表面に接触する際、図5Bの2点鎖線で示す帯電ブ
レードBの先端縁の位置(像担持体K表面が無い場合に
おける帯電ブレートBの先端縁の位置)と像担持体K表
面との距離Nを、帯電ブレードBの接触端縁が像担持体
Kの表面にくい込む量(くい込み量)Nとする。また、
図5Aにおいて、前記くい込み量Nが0mmの場合、帯
電ブレードBの先端接触部と像担持体Kの表面との角度
SAをセッティングアングルSAとする。前記セッティ
ングアングルSAおよびくい込み量Nの設定値は、実験
により良好な画質が得られる値を求め、その値が設定さ
れる。前記クリーニングブレート9aにおいても、前記
帯電ブレードBの場合と同様にセッティングアングルS
Aおよびくい込み量Nが設定される。る。
【0024】(実施例1の作用)プリチャージ用の帯電
器6の帯電ブレードBによって像担持体K表面を一様に
負に帯電させたあと、レーザー書込装置U1から画像信
号に応じてレーザービームを発射させ、静電潜像を形成
する。像担持体K表面に形成された静電潜像は次に、現
像器7により現像剤で現像されて可視像化され、像担持
体Kの上にトナー像Iaが形成される。像担持体K上の
トナー像Iaは転写領域Q2を通過する際、用紙Pには前
記転写ロール8cにより像担持体K上のトナー像Iaが転
写されて転写トナー像Ibが形成される。転写トナー像
Ibが転写された用紙Pは定着位置Q3に配置された定着
装置Fを通過する際に定着されて定着像Ib′が形成さ
れ、前記定着像Ib′が形成された用紙Pは、ガイド1
4に沿って排出ローラ16から排出トレイ17に排出さ
れる。転写後、像担持体Kに残留した残留トナーIcは
クリーナー9のクリーニングブレード9aにより機械的
に掻き落とされて1つの画像記録サイクルを終了する。
器6の帯電ブレードBによって像担持体K表面を一様に
負に帯電させたあと、レーザー書込装置U1から画像信
号に応じてレーザービームを発射させ、静電潜像を形成
する。像担持体K表面に形成された静電潜像は次に、現
像器7により現像剤で現像されて可視像化され、像担持
体Kの上にトナー像Iaが形成される。像担持体K上の
トナー像Iaは転写領域Q2を通過する際、用紙Pには前
記転写ロール8cにより像担持体K上のトナー像Iaが転
写されて転写トナー像Ibが形成される。転写トナー像
Ibが転写された用紙Pは定着位置Q3に配置された定着
装置Fを通過する際に定着されて定着像Ib′が形成さ
れ、前記定着像Ib′が形成された用紙Pは、ガイド1
4に沿って排出ローラ16から排出トレイ17に排出さ
れる。転写後、像担持体Kに残留した残留トナーIcは
クリーナー9のクリーニングブレード9aにより機械的
に掻き落とされて1つの画像記録サイクルを終了する。
【0025】このとき、前記帯電ブレードBの幅方向端
部が、前記クリーニングブレード9a端部の前記像担持
体K表面との接触位置よりも像担持体K表面の幅方向外
側に接触するので、前記帯電ブレードBの幅方向端部に
は、前記クリーニングブレード9a端部の幅方向外側を
通過したトナーが供給される。したがって、前記帯電ブ
レードBの幅方向端部は、潤滑剤として作用する前記ト
ナーにより前記像担持体K表面との摩擦抵抗力が軽減さ
れる。このため、像担持体Kの移動方向に帯電ブレード
Bの幅方向端部が引きずられる力が小さくなり、帯電ブ
レードBの幅方向端部を起点とする帯電ブレードB端部
のめくり上がりの発生を防止できる。
部が、前記クリーニングブレード9a端部の前記像担持
体K表面との接触位置よりも像担持体K表面の幅方向外
側に接触するので、前記帯電ブレードBの幅方向端部に
は、前記クリーニングブレード9a端部の幅方向外側を
通過したトナーが供給される。したがって、前記帯電ブ
レードBの幅方向端部は、潤滑剤として作用する前記ト
ナーにより前記像担持体K表面との摩擦抵抗力が軽減さ
れる。このため、像担持体Kの移動方向に帯電ブレード
Bの幅方向端部が引きずられる力が小さくなり、帯電ブ
レードBの幅方向端部を起点とする帯電ブレードB端部
のめくり上がりの発生を防止できる。
【0026】発明者は次の試験条件によりプリントテス
トを行った。その結果、50,000枚プリントにおい
ても本実施例1の帯電ブレードのブレードめくれは発生
せず良好な画質が得られることが確認された。 像担持体 有機感光体 移動速度:300mm/sec クリーニングブレード セッティングアングルSA:20° くい込み量N :1.2mm 帯電ブレード セッティングアングルSA:20° くい込み量N :1.5mm バイアス :DC成分−600V,ACピーク間電圧2 kV,周波数2.5KHz トナー 平均粒径:7μm 帯電極性:負
トを行った。その結果、50,000枚プリントにおい
ても本実施例1の帯電ブレードのブレードめくれは発生
せず良好な画質が得られることが確認された。 像担持体 有機感光体 移動速度:300mm/sec クリーニングブレード セッティングアングルSA:20° くい込み量N :1.2mm 帯電ブレード セッティングアングルSA:20° くい込み量N :1.5mm バイアス :DC成分−600V,ACピーク間電圧2 kV,周波数2.5KHz トナー 平均粒径:7μm 帯電極性:負
【0027】図4Bは前記実施例1の比較例としての従
来技術の説明図であり、実施例1の図4Aに対応する図
である。図4Bに示す比較例(従来技術)の各部材等の
幅の大小は次に示すとおりである。 a2>d2>e2>b2>c2 この図4Bに示す比較例(従来技術)ではクリーニング
ブレード幅d2>帯電ブレード幅e2に設定することで帯
電ブレード端部の汚れ防止可能だが、帯電ブレード端部
にトナーが常に微量づつ供給されない。図4Bに示した
比較例(従来技術)のクリーニングブレード幅d2>帯
電ブレード幅e2の帯電ブレードに対して、前記実施例
1の試験条件で、同様の試験を実施したところ1000
枚プリント以内で帯電ブレードのブレードめくれが発生
した。他の比較例として帯電ブレードBのセッティング
アングルSAを10°として他は前記実施例1の試験条
件と同一のプリントテストを実施したところ帯電ブレー
ドBのブレードめくれは発生しないものの300枚プリ
ント程度で帯電不良による黒筋が発生し画質上許容でき
ないレベルにいたった。
来技術の説明図であり、実施例1の図4Aに対応する図
である。図4Bに示す比較例(従来技術)の各部材等の
幅の大小は次に示すとおりである。 a2>d2>e2>b2>c2 この図4Bに示す比較例(従来技術)ではクリーニング
ブレード幅d2>帯電ブレード幅e2に設定することで帯
電ブレード端部の汚れ防止可能だが、帯電ブレード端部
にトナーが常に微量づつ供給されない。図4Bに示した
比較例(従来技術)のクリーニングブレード幅d2>帯
電ブレード幅e2の帯電ブレードに対して、前記実施例
1の試験条件で、同様の試験を実施したところ1000
枚プリント以内で帯電ブレードのブレードめくれが発生
した。他の比較例として帯電ブレードBのセッティング
アングルSAを10°として他は前記実施例1の試験条
件と同一のプリントテストを実施したところ帯電ブレー
ドBのブレードめくれは発生しないものの300枚プリ
ント程度で帯電不良による黒筋が発生し画質上許容でき
ないレベルにいたった。
【0028】(実施例2)図6は本発明の画像形成装置
の実施例2の説明図である。なお、この実施例2の説明
において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素
には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違してい
るが、他の点では前記実施例1と同様に構成されてい
る。図6において、帯電ブレードBの先端縁により擦り
取られて蓄積されたトナーがクリーニングブレード9a
側に落下しないように、前記両部材9a、Bの間に、シ
ール部材26が配置されている。前記シール部材26
は、クリーナー9の像担持体K回転方向上流側の外壁に
接着されている。前記シール部材26の幅方向両端部
は、前記帯電ブレードBの幅方向の両端部よりもわずか
に外方に位置するように形成され、帯電ブレードBの幅
方向全幅をカバーできるように配置されている。また、
前記シール部材26は、ウレタンシート等から構成され
る。なお、前記シール部材26は、帯電ブレードBの幅
方向全幅をカバーできるように配置する代わりに、像担
持体K上において残留トナーが蓄積され易い領域(帯電
ブレードBの両端部領域すなわち、クリーニングブレー
ド9aの幅方向両端部の外方領域)のみに対応して配置
することも可能である。
の実施例2の説明図である。なお、この実施例2の説明
において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素
には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違してい
るが、他の点では前記実施例1と同様に構成されてい
る。図6において、帯電ブレードBの先端縁により擦り
取られて蓄積されたトナーがクリーニングブレード9a
側に落下しないように、前記両部材9a、Bの間に、シ
ール部材26が配置されている。前記シール部材26
は、クリーナー9の像担持体K回転方向上流側の外壁に
接着されている。前記シール部材26の幅方向両端部
は、前記帯電ブレードBの幅方向の両端部よりもわずか
に外方に位置するように形成され、帯電ブレードBの幅
方向全幅をカバーできるように配置されている。また、
前記シール部材26は、ウレタンシート等から構成され
る。なお、前記シール部材26は、帯電ブレードBの幅
方向全幅をカバーできるように配置する代わりに、像担
持体K上において残留トナーが蓄積され易い領域(帯電
ブレードBの両端部領域すなわち、クリーニングブレー
ド9aの幅方向両端部の外方領域)のみに対応して配置
することも可能である。
【0029】(実施例2の作用)図7は本実施例2の作
用説明図で、図7Aは同実施例2において使用されるシ
ール部材がクリーニングブレードと帯電ブレードの間に
配置された状態の作用説明図、図7Bは比較のため前記
シール部材が配置されていない状態の説明図である。図
7Bにおいて、帯電ブレードBに僅かづつ供給されるト
ナーが次第に帯電ブレードBのエッジに蓄積され、蓄積
したトナーのうちあふれたトナーはクリーニングブレー
ド9aの下流側に落下する。前記クリーニングブレード
9aの上流側の前記像担持体Kの表面接触部分では残留
したトナーが回収されるのでその下流側は本来、クリー
ニングされている。しかし、前記トナーがクリーニング
ブレード9aの下流側に落下し、蓄積されてくると、ク
リーナ9による像担持体K上のクリーニング効果が実質
的に低下することになる。また、前記蓄積したトナーが
用紙等の転写材に落下したり装置内に落下しトナー汚れ
の原因となる。しかし、図7Aに示されるように本実施
例2では、シール部材26が前記クリーニングブレード
9aの側に移動するトナーを回収するので、クリーナ9
のクリーニング効果の低下や装置内のトナー汚れ等を防
止することができる。
用説明図で、図7Aは同実施例2において使用されるシ
ール部材がクリーニングブレードと帯電ブレードの間に
配置された状態の作用説明図、図7Bは比較のため前記
シール部材が配置されていない状態の説明図である。図
7Bにおいて、帯電ブレードBに僅かづつ供給されるト
ナーが次第に帯電ブレードBのエッジに蓄積され、蓄積
したトナーのうちあふれたトナーはクリーニングブレー
ド9aの下流側に落下する。前記クリーニングブレード
9aの上流側の前記像担持体Kの表面接触部分では残留
したトナーが回収されるのでその下流側は本来、クリー
ニングされている。しかし、前記トナーがクリーニング
ブレード9aの下流側に落下し、蓄積されてくると、ク
リーナ9による像担持体K上のクリーニング効果が実質
的に低下することになる。また、前記蓄積したトナーが
用紙等の転写材に落下したり装置内に落下しトナー汚れ
の原因となる。しかし、図7Aに示されるように本実施
例2では、シール部材26が前記クリーニングブレード
9aの側に移動するトナーを回収するので、クリーナ9
のクリーニング効果の低下や装置内のトナー汚れ等を防
止することができる。
【0030】(実施例3)図8は本発明の画像形成装置
の実施例3の全体説明図である。図9は同実施例3の作
用説明図である。図8において、本発明の実施例3の画
像形成装置U3は、デジタルプリンタである。画像形成
装置U3は、回転する像担持体Kを有している。前記像
担持体Kは回転しながら、前記実施例1と同様のブレー
ドホルダHおよび帯電ブレードBを有する帯電器27に
より表面が一様に帯電される。本実施例3は、前記帯電
器27が像担持体K上の零時の位置付近(上端付近)に
設けられている点が大きな特徴である。前記像担持体K
表面は、潜像書込位置Q1において電気回路28により
駆動されるレーザ書込装置(潜像形成装置)29により
静電潜像が書き込まれ、前記静電潜像は現像位置Q2に
おいて現像器30によりトナー像に現像される。前記現
像器(現像装置)30の下部に配置されたシート供給ト
レイ31の用紙(図示せず)はシート取出ロール32に
より一枚づつ取り出され、シート搬送ロール33によっ
て搬送される。前記用紙をガイドするシートガイド34
は固定ガイド35と可動ガイド36とから構成されてい
る。
の実施例3の全体説明図である。図9は同実施例3の作
用説明図である。図8において、本発明の実施例3の画
像形成装置U3は、デジタルプリンタである。画像形成
装置U3は、回転する像担持体Kを有している。前記像
担持体Kは回転しながら、前記実施例1と同様のブレー
ドホルダHおよび帯電ブレードBを有する帯電器27に
より表面が一様に帯電される。本実施例3は、前記帯電
器27が像担持体K上の零時の位置付近(上端付近)に
設けられている点が大きな特徴である。前記像担持体K
表面は、潜像書込位置Q1において電気回路28により
駆動されるレーザ書込装置(潜像形成装置)29により
静電潜像が書き込まれ、前記静電潜像は現像位置Q2に
おいて現像器30によりトナー像に現像される。前記現
像器(現像装置)30の下部に配置されたシート供給ト
レイ31の用紙(図示せず)はシート取出ロール32に
より一枚づつ取り出され、シート搬送ロール33によっ
て搬送される。前記用紙をガイドするシートガイド34
は固定ガイド35と可動ガイド36とから構成されてい
る。
【0031】可動ガイド36は支点37回りに回動する
カバー38に支持されており、カバー38が図8に実線
で示す閉塞位置から2点鎖線で示す開放位置に回動した
ときにカバー38と一緒に反時計方向に回動するように
なっている。可動ガイド36が反時計方向に回動したと
き、固定ガイド35および可動ガイド36間に形成され
るシート通路は開放されて、前記シート通路でジャムし
た用紙を容易に取り除くことができるようになってい
る。カバー38には転写ロール(転写装置)39が支持
されており、転写位置(図8に示す実線位置)Q3にお
いて、像担持体K表面に接して配置されている。前記転
写ロール39も前記カバー38が開放したときにカバー
38と一緒に反時計方向に回転して前記像担持体Kの表
面から離れるようになっている。
カバー38に支持されており、カバー38が図8に実線
で示す閉塞位置から2点鎖線で示す開放位置に回動した
ときにカバー38と一緒に反時計方向に回動するように
なっている。可動ガイド36が反時計方向に回動したと
き、固定ガイド35および可動ガイド36間に形成され
るシート通路は開放されて、前記シート通路でジャムし
た用紙を容易に取り除くことができるようになってい
る。カバー38には転写ロール(転写装置)39が支持
されており、転写位置(図8に示す実線位置)Q3にお
いて、像担持体K表面に接して配置されている。前記転
写ロール39も前記カバー38が開放したときにカバー
38と一緒に反時計方向に回転して前記像担持体Kの表
面から離れるようになっている。
【0032】前記シートガイド34を搬送された用紙
は、前記転写位置Q3において、前記転写ロール39に
より像担持体K上のトナー像が転写され、搬送路41を
搬送され、定着位置Q4において定着装置42により定
着されて排出ロール43によりシート排出トレイ44に
排出される。前記転写位置Q3を通過した像担持体K表
面は、クリーナ45のクリーニングブレード45aによ
り残留トナーがクリーニングされ、前記帯電気27によ
り再帯電される。クリーニングブレード45aにより掻
き取られた像担持体K上の前記トナーはケーシング45
b内に回収されてケーシング45b内の像担持体Kの回転
軸方向に設けられた排出用搬送オーガ45cによりケー
シング45b外に排出されるようになっている。
は、前記転写位置Q3において、前記転写ロール39に
より像担持体K上のトナー像が転写され、搬送路41を
搬送され、定着位置Q4において定着装置42により定
着されて排出ロール43によりシート排出トレイ44に
排出される。前記転写位置Q3を通過した像担持体K表
面は、クリーナ45のクリーニングブレード45aによ
り残留トナーがクリーニングされ、前記帯電気27によ
り再帯電される。クリーニングブレード45aにより掻
き取られた像担持体K上の前記トナーはケーシング45
b内に回収されてケーシング45b内の像担持体Kの回転
軸方向に設けられた排出用搬送オーガ45cによりケー
シング45b外に排出されるようになっている。
【0033】(実施例3の作用)本画像形成装置U3に
おいて、像担持体Kは矢印方向に(図8参照)回転し、
像担持体K表面は帯電ブレードBにより一様に帯電させ
られる。この一様に帯電された像担持体Kはレーザ書込
装置29により静電潜像が書き込まれ、前記静電潜像は
現像装置30によりトナー像に現像される。この像担持
体K上のトナー像は転写位置Q3において用紙に転写さ
れるが、像担持体K上にはトナーの一部が残留する。像
担持体K上の残留トナーはクリーニングブレード45a
により擦り取られる。しかしながら、クリーニングブレ
ード45aの幅方向両端部の外方部分の残留トナーは擦
り取られることなく、像担持体K上に残留する。図9に
おいて、前記残留トナーは、帯電ブレードBの幅方向両
端部に僅かづつ供給され、次第に帯電ブレードBのエッ
ジに蓄積される。前記帯電ブレードBは零時の位置(上
端位置)付近に配置されているので、帯電ブレードBの
幅方向両端部に蓄積される前記トナーは、クリーニング
ブレード45aの下流側に落下することがなく、前記像
担持体Kの回転方向の沿って帯電ブレードBの上面に沿
って下流側に移動する(図9の矢印)。したがって、本
実施例3においても前記実施例2と同様に、帯電ブレー
ドBで擦り取られるトナーを回収して、クリーナ45側
へのトナーの移動を防止することができるので、クリー
ナ45のクリーニング効果の低下や装置内のトナー汚れ
を防止することができる。
おいて、像担持体Kは矢印方向に(図8参照)回転し、
像担持体K表面は帯電ブレードBにより一様に帯電させ
られる。この一様に帯電された像担持体Kはレーザ書込
装置29により静電潜像が書き込まれ、前記静電潜像は
現像装置30によりトナー像に現像される。この像担持
体K上のトナー像は転写位置Q3において用紙に転写さ
れるが、像担持体K上にはトナーの一部が残留する。像
担持体K上の残留トナーはクリーニングブレード45a
により擦り取られる。しかしながら、クリーニングブレ
ード45aの幅方向両端部の外方部分の残留トナーは擦
り取られることなく、像担持体K上に残留する。図9に
おいて、前記残留トナーは、帯電ブレードBの幅方向両
端部に僅かづつ供給され、次第に帯電ブレードBのエッ
ジに蓄積される。前記帯電ブレードBは零時の位置(上
端位置)付近に配置されているので、帯電ブレードBの
幅方向両端部に蓄積される前記トナーは、クリーニング
ブレード45aの下流側に落下することがなく、前記像
担持体Kの回転方向の沿って帯電ブレードBの上面に沿
って下流側に移動する(図9の矢印)。したがって、本
実施例3においても前記実施例2と同様に、帯電ブレー
ドBで擦り取られるトナーを回収して、クリーナ45側
へのトナーの移動を防止することができるので、クリー
ナ45のクリーニング効果の低下や装置内のトナー汚れ
を防止することができる。
【0034】(実施例4)図10は本発明の画像形成装
置の実施例4で使用するクリーニングブレードの説明図
で、図10Aは正断面図、図10Bは前記図10Aの矢
印XBの方向から見た図である。図11は本発明の実施
例4の作用説明図で、図11Aは同実施例4で使用する
クリーニングブレードが像担持体の幅方向の一方(図
中、左側)に寄った状態を示す図、図11Bは前記クリ
ーニングブレードが像担持体の幅方向の他方(図中、右
側)に寄った状態を示す図である。なお、この実施例4
の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構
成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。この実施例4は、下記の点で前記実施例1と相違
しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成され
ている。
置の実施例4で使用するクリーニングブレードの説明図
で、図10Aは正断面図、図10Bは前記図10Aの矢
印XBの方向から見た図である。図11は本発明の実施
例4の作用説明図で、図11Aは同実施例4で使用する
クリーニングブレードが像担持体の幅方向の一方(図
中、左側)に寄った状態を示す図、図11Bは前記クリ
ーニングブレードが像担持体の幅方向の他方(図中、右
側)に寄った状態を示す図である。なお、この実施例4
の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構
成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。この実施例4は、下記の点で前記実施例1と相違
しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成され
ている。
【0035】図10に示す本実施例4のクリーナ9は、
クリーニングブレード9aを保持するブレードホルダ9b
が前後(X軸方向に延びる)被ガイド用凸条9b1を有し
ている。また、ホルダ支持部材9cは前記被ガイド用凸
条9b1を前後(X軸方向)にガイドする凹溝9c1を有し
ている。そして、前記ホルダ支持部材9cには前記ブレ
ードホルダ9bを前後方向にスライド可能に保持するた
めのガイド溝形成部材9dがねじにより固定されてい
る。前記ガイド溝形成部材9dと前記ホルダ支持部材9c
とにより、前記ブレードホルダ9bおよびクリーニング
ブレード9aを前後(X軸方向)にスライド可能に支持
するクリーニングブレードガイド溝が形成される。
クリーニングブレード9aを保持するブレードホルダ9b
が前後(X軸方向に延びる)被ガイド用凸条9b1を有し
ている。また、ホルダ支持部材9cは前記被ガイド用凸
条9b1を前後(X軸方向)にガイドする凹溝9c1を有し
ている。そして、前記ホルダ支持部材9cには前記ブレ
ードホルダ9bを前後方向にスライド可能に保持するた
めのガイド溝形成部材9dがねじにより固定されてい
る。前記ガイド溝形成部材9dと前記ホルダ支持部材9c
とにより、前記ブレードホルダ9bおよびクリーニング
ブレード9aを前後(X軸方向)にスライド可能に支持
するクリーニングブレードガイド溝が形成される。
【0036】前記ブレードホルダ9bの後端(−X側の
端)には後方に突出する突出ピン9b2が設けられてい
る。前記ブレードホルダ9bの前端は圧縮バネ56によ
り後方(−X方向)に押圧されており、前記突出ピン9
b2の先端(後端)は軸57の傾斜カム面に当接してい
る。前記軸57の傾斜カム面に当接する前記突出ピン9
b2の先端(後端)は、前記軸57の回転中心から偏心し
た位置に当接しているので、前記軸57が回転すると、
ブレードホルダ9bおよびクリーニングブレード9aが前
後(X軸方向)に往復スライド移動(オシレーション動
作)するようになっている。前記軸57にはギヤG1が
装着されている。前記ギヤG1には、前記像担持体Kの
回転駆動機構と連動しているギアG2が噛み合ってい
る。
端)には後方に突出する突出ピン9b2が設けられてい
る。前記ブレードホルダ9bの前端は圧縮バネ56によ
り後方(−X方向)に押圧されており、前記突出ピン9
b2の先端(後端)は軸57の傾斜カム面に当接してい
る。前記軸57の傾斜カム面に当接する前記突出ピン9
b2の先端(後端)は、前記軸57の回転中心から偏心し
た位置に当接しているので、前記軸57が回転すると、
ブレードホルダ9bおよびクリーニングブレード9aが前
後(X軸方向)に往復スライド移動(オシレーション動
作)するようになっている。前記軸57にはギヤG1が
装着されている。前記ギヤG1には、前記像担持体Kの
回転駆動機構と連動しているギアG2が噛み合ってい
る。
【0037】(実施例4の作用)前述の構成により像担
持体Kが回転するとギアG2を介してギアG1が回転す
る。ギアG1の回転により軸57が回転する。そのと
き、前記圧縮バネ56により軸57の傾斜カム面の偏心
した位置に押圧された突出ピン9b2を有するブレードホ
ルダ9bおよびクリーニングブレード9aは、前後方向
(幅方向)にスライド移動する。前記クリーニングブレ
ード9aが幅方向に往復スライド移動(オシレーション
動作)を行うと、クリーニングブレード9aにより現像
可能幅b1で回収されなかった像担持体K上の微量な残
留トナーが、帯電ブレードBの幅方向両端部に供給さ
れ、帯電ブレードBのブレードめくれを防止できる。前
記オシレーション動作は像担持体Kの回転中の全期間実
行されていてもよいし、一定の間隔で実行されてもよ
い。
持体Kが回転するとギアG2を介してギアG1が回転す
る。ギアG1の回転により軸57が回転する。そのと
き、前記圧縮バネ56により軸57の傾斜カム面の偏心
した位置に押圧された突出ピン9b2を有するブレードホ
ルダ9bおよびクリーニングブレード9aは、前後方向
(幅方向)にスライド移動する。前記クリーニングブレ
ード9aが幅方向に往復スライド移動(オシレーション
動作)を行うと、クリーニングブレード9aにより現像
可能幅b1で回収されなかった像担持体K上の微量な残
留トナーが、帯電ブレードBの幅方向両端部に供給さ
れ、帯電ブレードBのブレードめくれを防止できる。前
記オシレーション動作は像担持体Kの回転中の全期間実
行されていてもよいし、一定の間隔で実行されてもよ
い。
【0038】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記実施例1の非接触半導電部材22として
は、前記ウレタンゴムにカーボン等の電子導電化材を分
散させ抵抗を調整したものを使用する代わりに、例えば
次の材料を使用可能である。 a)EPDMゴムにカーボンを分散させたもの b)ウレタンにLiClO4等のイオン導電化剤を添加し
たもの c)ウレタンゴム等にカーボン等の電子導電化材とLi
ClO4等のイオン導電化剤をハイブリッドで分散させた
もの (H02)前記各実施例では、ドラム状の像担持体を採用
しているが、ベルト状の像担持体を採用することが可能
である。 (H03)本発明の実施例のクリーニング装置には、像担
持体への接触部材として非回転接触部材であるクリーニ
ングブレ−ドのみを配置しているが、回転接触部材であ
るクリーニングブラシを配置することも可能である。 (H04)前記実施例3において、帯電ブレードBとクリ
ーニングブレード45aとの間にシール部材を配置する
ことも可能である。 (H05)前記実施例3では、帯電ブレードBおよびクリ
ーニングブレード45aを像担持体Kの零時付近に配置
する代わりに像担持体Kの零時付近より上流側に配置し
て帯電ブレードBに蓄積されてクリーニングブレード4
5aに落下するのを防止することも可能である。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記実施例1の非接触半導電部材22として
は、前記ウレタンゴムにカーボン等の電子導電化材を分
散させ抵抗を調整したものを使用する代わりに、例えば
次の材料を使用可能である。 a)EPDMゴムにカーボンを分散させたもの b)ウレタンにLiClO4等のイオン導電化剤を添加し
たもの c)ウレタンゴム等にカーボン等の電子導電化材とLi
ClO4等のイオン導電化剤をハイブリッドで分散させた
もの (H02)前記各実施例では、ドラム状の像担持体を採用
しているが、ベルト状の像担持体を採用することが可能
である。 (H03)本発明の実施例のクリーニング装置には、像担
持体への接触部材として非回転接触部材であるクリーニ
ングブレ−ドのみを配置しているが、回転接触部材であ
るクリーニングブラシを配置することも可能である。 (H04)前記実施例3において、帯電ブレードBとクリ
ーニングブレード45aとの間にシール部材を配置する
ことも可能である。 (H05)前記実施例3では、帯電ブレードBおよびクリ
ーニングブレード45aを像担持体Kの零時付近に配置
する代わりに像担持体Kの零時付近より上流側に配置し
て帯電ブレードBに蓄積されてクリーニングブレード4
5aに落下するのを防止することも可能である。
【0039】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)帯電ブレードおよびクリーニングブレードを備
えた画像形成装置において、前記帯電ブレードのブレー
ドめくれを防止し長期にわたり安定した帯電性能が得ら
れるようにできる。
効果を奏することができる。 (E01)帯電ブレードおよびクリーニングブレードを備
えた画像形成装置において、前記帯電ブレードのブレー
ドめくれを防止し長期にわたり安定した帯電性能が得ら
れるようにできる。
【図1】 図1は本発明の画像形成装置の実施例1の全
体説明図である。
体説明図である。
【図2】 図2は同実施例1で使用する帯電器の説明図
で、図2Aは前記図1に示す帯電器の拡大説明図、図2
Bは前記図2Aの矢印IIBの方向から見た図である。
で、図2Aは前記図1に示す帯電器の拡大説明図、図2
Bは前記図2Aの矢印IIBの方向から見た図である。
【図3】 図3は同実施例1で使用する帯電ブレードが
像担持体に接触した状態を示す拡大説明図である。
像担持体に接触した状態を示す拡大説明図である。
【図4】 図4は同実施例1における像担持体表面への
接触する各部材の幅方向の長さの説明図で、図4Aは同
実施例1の前記各部材の幅方向の長さを示す図、図4B
は従来の前記各部材の幅方向の長さを示す図である。
接触する各部材の幅方向の長さの説明図で、図4Aは同
実施例1の前記各部材の幅方向の長さを示す図、図4B
は従来の前記各部材の幅方向の長さを示す図である。
【図5】 図5は同実施例1の帯電ブレードのセッテイ
ングアングルおよびくいこみ量の説明図で、図5Aは前
記くいこみ量を0mmでセットした場合のセッティング
アングルの説明図、図5Bは前記くいこみ量のNmmの
説明図である。
ングアングルおよびくいこみ量の説明図で、図5Aは前
記くいこみ量を0mmでセットした場合のセッティング
アングルの説明図、図5Bは前記くいこみ量のNmmの
説明図である。
【図6】 図6は本発明の画像形成装置の実施例2の全
体説明図である。
体説明図である。
【図7】 図7は本実施例2の作用説明図で、図7Aは
同実施例2において使用されるシール部材がクリーニン
グブレードと帯電ブレードの間に配置された状態の作用
説明図、図7Bは比較のため前記シール部材が配置され
ていない状態の説明図である。
同実施例2において使用されるシール部材がクリーニン
グブレードと帯電ブレードの間に配置された状態の作用
説明図、図7Bは比較のため前記シール部材が配置され
ていない状態の説明図である。
【図8】 図8は本発明の画像形成装置の実施例3の全
体説明図である。
体説明図である。
【図9】 図9は同実施例3の作用説明図である。
【図10】 図10は本発明の画像形成装置の実施例4
で使用するクリーニングブレードの説明図で、図10A
は正断面図、図10Bは前記図10Aの矢印XBの方向
から見た図である。
で使用するクリーニングブレードの説明図で、図10A
は正断面図、図10Bは前記図10Aの矢印XBの方向
から見た図である。
【図11】 図11は本発明の実施例4の作用説明図
で、図11Aは同実施例4で使用するクリーニングブレ
ードが像担持体の幅方向の一方(図中、左側)に寄った
状態を示す図、図11Bは前記クリーニングブレードが
像担持体の幅方向の他方(図中、右側)に寄った状態を
示す図である。
で、図11Aは同実施例4で使用するクリーニングブレ
ードが像担持体の幅方向の一方(図中、左側)に寄った
状態を示す図、図11Bは前記クリーニングブレードが
像担持体の幅方向の他方(図中、右側)に寄った状態を
示す図である。
【図12】 図12は従来のブレード型帯電器の説明図
で、図12Aは前記帯電器の要部概略説明図、図12B
は前記ブレード先端がめくれた状態を示す図である。
で、図12Aは前記帯電器の要部概略説明図、図12B
は前記ブレード先端がめくれた状態を示す図である。
B…帯電ブレード、Ia…トナー像、Ic…残留したトナ
ー、K…像担持体、P…転写材、(U1;29)…潜像
形成装置、(8;39)…転写装置 (7;30)…現像装置、(9a;45a)…クリーニン
グブレード、
ー、K…像担持体、P…転写材、(U1;29)…潜像
形成装置、(8;39)…転写装置 (7;30)…現像装置、(9a;45a)…クリーニン
グブレード、
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする画
像形成装置、(A01)回転移動する無端状の像担持体基
材表面に感光体塗膜が形成された像担持体、(A02)前
記像担持体表面の幅方向に接触して、像担持体表面を帯
電させる帯電ブレード、(A03)帯電した像担持体表面
に静電潜像を形成する潜像形成装置、(A04)前記像担
持体上の静電潜像をトナー像に現像する現像装置、(A
05)前記像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写
装置、(A06)前記像担持体表面の幅方向に接触して、
前記像担持体表面に残留したトナーを回収するクリーニ
ングブレード、(A07)前記クリーニングブレード端部
の前記像担持体表面との接触位置よりも前記像担持体表
面の幅方向外側において前記像担持体表面に帯電ブレー
ド端部が接触する前記帯電ブレード。 - 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置、(A08)前記像担持体表面
上の前記クリーニングブレード幅方向端部よりも外側に
形成された現像可能な領域を有する前記像担持体。 - 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置、(A09)前記像担持体の幅
方向に往復移動しながら像担持体表面の幅方向に接触す
る前記クリーニングブレード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1952397A JPH10221925A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1952397A JPH10221925A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10221925A true JPH10221925A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12001714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1952397A Pending JPH10221925A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10221925A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005221858A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置並びに現像装置 |
US7024150B2 (en) | 2002-09-17 | 2006-04-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Separable cleaning device for an image forming apparatus |
JP2006227130A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2007293008A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Kyocera Mita Corp | 画像形成方法 |
JP2015042576A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社リコー | シート搬送装置および画像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP1952397A patent/JPH10221925A/ja active Pending
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