JPH10221801A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH10221801A
JPH10221801A JP2782997A JP2782997A JPH10221801A JP H10221801 A JPH10221801 A JP H10221801A JP 2782997 A JP2782997 A JP 2782997A JP 2782997 A JP2782997 A JP 2782997A JP H10221801 A JPH10221801 A JP H10221801A
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silver halide
alkyl
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JP2782997A
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Katsuya Yamamoto
勝也 山本
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】低pH現像においても超硬調で、ランニングや
空気酸化により現像液の組成が変化した場合でも写真性
能変化の少ないハロゲン化銀写真感光材料を提供する。 【解決手段】下記一般式(1)または一般式(2)で表
される化合物と下記一般式(3)で表される化合物を併
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化銀写真
感光材料に関するものであり、特に写真製版工程に用い
られる超硬調ハロゲン化銀写真感光材料に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷写真製版分野において印刷物
のカラー化や複雑化が急速に進みつつある。そのため印
刷の中間媒体である印刷用ハロゲン化銀感光材料(以下
印刷感材という)への高感度化と高画質化と品質の安定
に対する要求も年々増加している。従来から一般的な印
刷感材は高品質を達成するためにいわゆるリス現像処理
適性が付与されている。しかし、リス現像においては、
その現像処理液中に保恒剤である亜硫酸イオンを高濃度
に含有することが機構的に無理であり、そのため現像液
の安定性が非常に悪いことは当業者間では良く知られた
事実である。リス現像の不安定さを解消し、かつリス現
像処理並の硬調な画像を得るための技術としては、幾つ
か、その試みについて特許文献の開示を見ることができ
る。例えば、ヒドラジン化合物を使用し、硬調化画像を
得る技術が特開昭53-16623号、同53-2O921号、同53-2O9
22号、同53-49429号、同53-66732号、同55-9O94O号、同
56-67843号、同57-99635号、同62-73256号、同62-27524
7号、同62-178246号、同62-18O361号、同63-121838号、
同63-223744号、同63-234244号、同63-253357号、同64-
9O439号、特開平1-1O5943号、同2-25843号、同2-12O736
号、同2-37号、同2-8834号、同3-125134号、同3-184O39
号、同4-51143号等に開示されている。これらのヒドラ
ジン化合物を含有している現像液のpHが比較的高いレ
ベルにあることが硬調な画像を得るために必要であっ
て、この高いpHを有する現像液は空気中の二酸化炭素
を吸収してpHが低下しやすいとか、空気酸化に対する
安定性も必ずしも充分とはいえず現像液の有効寿命が短
いという欠点があった。そこで、このようなヒドラジン
化合物を含有する感光材料をより低いpHの現像液で現
像し、硬調な画像を得る方法が検討されてきた。
【0003】より低いpHの現像液でも硬調な画像を得
る方法として、特開昭60-140340号、同62-222241号、同
63-124045号、米国特許4,975,354号等に開示されている
ように、造核促進剤とヒドラジン化合物を含有するハロ
ゲン化銀写真感光材料を用いる方法が知られてきた。し
かしながら、いずれもまだ満足しうる硬調性を示さなか
ったり、多量に造核促進剤およびヒドラジン化合物を用
いなければならなかった。また、現像液がランニングや
空気酸化等によりpH、亜硫酸濃度、あるいは臭素イオ
ン濃度等の組成が変化した場合、感度、硬調度および最
高濃度の低下と砂カブリの発生等が起こり、写真性能を
劣化させるという欠点があった。この欠点を改良する有
効な一つの方法として、構造または性質の異なるヒドラ
ジン化合物を2種以上用いることが、特開昭62-247351
号、同63-249838号、特開平3-152528号、同5-61145号、
同6-289520号等に開示されている。しかしながら、いず
れの場合においても現像液のランニングや空気酸化等に
よる写真性能の劣化を充分に少なくしているとはいえ
ず、さらに改良が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第一
の目的は、低pH現像においても高感度、超硬調でかつ
砂カブリの発生の少ないハロゲン化銀写真感光材料を提
供することであり、第二の目的は、現像液がランニング
や空気酸化等により組成が変化した場合に、感度、硬調
度および最高濃度の低下と砂カブリの発生が起こらない
ハロゲン化銀写真感光材料を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、支
持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有し、
該乳剤層またはその他の親水性コロイド層中に、一般式
(1)または一般式(2)で表されるヒドラジン誘導体
及び一般式(3)で表されるヒドラジン誘導体を含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって
達成された。
【0006】
【化4】
【0007】
【化5】
【0008】式中、L1、L2は2価の連結基を表す。G
1、G2はカルボニル基、スルホニル基、スルフィニル
基、オキサリル基、ホスホリル基を表す。R1、R2は各
々独立に水素原子、アルキル基、アラルキル基、アルケ
ニル基、またはアリール基を表し、R3、R5はアルキル
基、アラルキル基、アルケニル基を表す。R4、R6は水
素原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アリール基またはアミノ基を表す。Zは含窒素5〜
18員環を形成するのに必要な原子群を表す。Xはカウ
ンターイオンを表し、m、nは0または1を表す。また
式中のイソチオウレイド基は、プロトン酸の塩になって
いてもよい。
【0009】
【化6】
【0010】式中、L3は2価の連結基を表す。G3はカ
ルボニル基、スルホニル基、スルフィニル基、オキサリ
ル基、ホスホリル基を表す。R7は脂肪族基、芳香族基
または複素環基を表す。R8は水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アリール基またはア
ミノ基を表す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に一般式(1)および一般式
(2)について詳細に説明する。
【0012】式中、L1、L2は2価の連結基を表す。う
ち好ましいものはアリーレン基であり、中でもフェニレ
ン基が特に好ましい。またその炭素原子上には当業界で
周知の置換基(例えばアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原
子、アミド基、スルホンアミド基など)を有していても
良い。G1、G2はカルボニル基、スルホニル基、スルフ
ィニル基、オキサリル基、またはホスホリル基を表す。
うち好ましいのはカルボニル基、またはオキサリル基で
ある。R1、R2は各々独立に水素原子、アルキル基、ア
ラルキル基、アルケニル基またはアリール基を表し、R
3、R5はアルキル基、アラルキル基、アルケニル基を表
す。これらのアルキル基、アラルキル基、アルケニル基
として好ましいものは炭素数1〜30のものであって、
特に1〜20のものが好ましい。また、アリール基は単
環または2環のものが好ましい。このR1〜R3およびR
5は当業界で周知の置換基により置換されていてもよ
い。その代表的なものとしては例えば、アルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、アルコキシ基、アリール
基、アリールオキシ基、スルファモイル基、ウレイド
基、ウレタン基、カルバモイル基、アルキルまたはアリ
ールチオ基、アルキルまたはアリールスルホニル基、ヒ
ドロキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、アリールオキシ
カルボニル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、ア
シルオキシ基、アミド基、スルホンアミド基、カルボキ
シ基などが挙げられる。
【0013】R4、R6は水素原子、アルキル基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、アリール基またはアミノ基
を表す。G1、G2がカルボニル基の場合、R4、R6で表
される基のうち好ましいものは、水素原子、アルキル基
(例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、3−ヒド
ロキシプロピル基、3−メタンスルホンアミドプロピル
基、フェニルスルホニルメチル基、2−ヒドロキシベン
ジル基、トリメチルアンモニオメチル基、トリエチルア
ンモニオメチル基、(1−ピリジニオ)メチル基、(4
−メチル−1−ピリジニオ)メチル基、(3−メチル−
1−イミダゾリオ)メチル基など)、アリール基(例え
ば、フェニル基、3,5−ジクロロフェニル基、o−メ
タンスルホンアミドフェニル基、4−メタンスルホニル
フェニル基、2−ヒドロキシメチルフェニル基など)な
どであり、とくに水素原子、及び構造中に四級化された
窒素原子を有する置換アルキル基が好ましい。G1、G2
がスルホニル基、スルフィニル基及びオキサリル基の場
合、R4、R6で表される基のうち好ましいものは、アル
コキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基など)、ア
リ−ルオキシ基(例えば、フェノキシ基、4−クロロフ
ェノキシ基など)、アミノ基などであり、とくに構造中
にヒドロキシ基、アミノ基を少なくとも一つ有する置換
アミノ基(例えば、2−ヒドロキシエチルアミノ基、3
−ヒドロキシプロピルアミノ基、3−ヒドロキシ−2,
2−ジメチルプロピルアミノ基、2,3−ジヒドロキシ
プロピルアミノ基、2−ヒドロキシメチルアニリノ基、
2−ジメチルアミノエチルアミノ基、2−ジエチルアミ
ノエチルアミノ基、2−ジプロピルアミノエチルアミノ
基、2−ジブチルアミノエチルアミノ基、3−ジメチル
アミノプロピルアミノ基、3−ジエチルアミノプロピル
アミノ基、3−ジプロピルアミノプロピルアミノ基、3
−ジブチルアミノプロピルアミノ基など)、及び四級化
された窒素原子を有する置換アミノ基(例えば、2−ト
リメチルアンモニオエチルアミノ基、2−トリエチルア
ンモニオエチルアミノ基、2−トリプロピルアンモニオ
エチルアミノ基、2−トリブチルアンモニオエチルアミ
ノ基、3−トリメチルアンモニオプロピルアミノ基、3
−トリエチルアンモニオプロピルアミノ基、3−トリプ
ロピルアンモニオプロピルアミノ基、3−トリブチルア
ンモニオプロピルアミノ基、(1−メチル−3−ピリジ
ニオ)アミノ基、(1−エチル−3−ピリジニオ)アミ
ノ基、(1−プロピル−3−ピリジニオ)アミノ基、
(1−ブチル−3−ピリジニオ)アミノ基など)が好ま
しい。G1、G2がホスホリル基の場合には、R4、R6
してはメトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、フェノキ
シ基、フェニル基などが好ましい。
【0014】またR1〜R3およびR5はその中にカプラ
ー等の不動性写真用添加剤において常用されているバラ
スト基が組み込まれているものでもよい。バラスト基と
は8以上の炭素数を有する写真性に対して比較的不活性
な基であり、例えばアルキル基、フェニル基、アルキル
フェニル基、フェノキシ基、アルキルフェノキシ基など
の中から選ぶことができる。またR1〜R3およびR5
その中にハロゲン化銀粒子表面に対する吸着を強める基
が組み込まれているものでもよい。かかる吸着基として
は、例えば複素環チオアミド基、メルカプト複素環基、
トリアゾール基などの米国特許第4,385,108
号、同第4,459,347号、特開昭59−1952
33号、同59−200231号、同59−20104
5号、同59−201046号、同59−201047
号、同59−201049号、同61−170733
号、同61−270744号、同62−948号、同6
3−234244号、同63−234245号、同63
−234246号に記載された基が挙げられる。
【0015】Zは含窒素5〜18員環(例えばピロリジ
ン、ピペリジン、ヘキサメチレンイミン、ピペラジン、
モルホリン、チオモルホリン、モノアザクラウンエーテ
ル−12、15、18など)を形成するのに必要な原子
群を表す。うち好ましいものは、環上の置換基(例えば
1〜R3およびR5で述べたような)を含んだ炭素数が
4〜30のものであり、4〜20のものがより好まし
い。Xはカウンターイオン(例えばCl-、Br-、I-
などのハロゲンアニオン、4−トルエンスルホナートな
ど)を表し、m、nは0または1を表す。また式中のイ
ソチオウレイド基はプロトン酸(例えば塩酸、臭化水素
酸、よう化水素酸、過塩素酸、メタンスルホン酸、4−
トルエンスルホン酸、硫酸など)の塩になっていても良
い。
【0016】また、R1が水素原子、R2がアリール基の
組み合わせであるときは、下記化7、化8の間で互変異
性が存在する可能性がある。
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】以下に本発明に用いられる一般式(1)お
よび一般式(2)で表されるヒドラジン誘導体の具体例
を示すが本発明はこれらに限定されるものではない。
【0020】
【化9】
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】
【化17】
【0029】
【化18】
【0030】
【化19】
【0031】
【化20】
【0032】
【化21】
【0033】
【化22】
【0034】
【化23】
【0035】
【化24】
【0036】
【化25】
【0037】
【化26】
【0038】
【化27】
【0039】
【化28】
【0040】次に一般式(3)について詳細に説明す
る。
【0041】式中、L3は、2価の連結基を表し、うち
好ましいものはアリーレン基であり、中でもフェニレン
基が特に好ましい。またその炭素原子上には当業界で周
知の置換基(例えばアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、
アミド基、スルホンアミド基など)を有していても良
い。G3は、カルボニル基、スルホニル基、スルフィニ
ル基、オキサリル基、またはホスホリル基を表す。うち
好ましいのはカルボニル基、またはオキサリル基であ
る。R7は、脂肪族基、芳香族基、または複素環基を表
し、脂肪族基としては、直鎖、分岐または環状のアルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基である。芳香族基と
しては、単環または2環のアリール基であり、例えば、
フェニル基、ナフチル基が挙げられる。複素環基として
は、N,O,またはS原子のうち少なくとの一つを含む
3〜10員環の飽和もしくは不飽和の複素環基であり、
これらは単環であってもよいし、更に他の芳香環もしく
は複素環と縮合環を形成してもよい。複素環として好ま
しくは、5ないし6員の芳香族複素環基であり、例え
ば、ピリジル基、イミダゾリル基、キノリニル基、ベン
ズイミダゾリル基、ピリミジル基、ピラゾリル基、イソ
キノリニル基、チアゾリル基、ベンズチアゾリル基を含
むものが好ましい。R7は置換基で置換されていてもよ
い。置換基としては例えば以下のものが挙げられる。こ
れらの基は更に置換されていてもよい。例えば、アルキ
ル基、アラルキル基、アルコキシ基、アリール基、置換
アミノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ウレ
イド基、ウレタン基、アリールオキシ基、スルファモイ
ル基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、スルホニル基、スルフィニル基、ヒドロキシ基、ハ
ロゲン原子、シアノ基、スルホ基、カルボキシ基、アン
モニウム基、ピリジニウム基、チウロニウム基等であ
る。
【0042】またR7はその中にカプラー等の不動性写
真用添加剤において常用されているバラスト基が組み込
まれているものでもよい。バラスト基とは8以上の炭素
数を有する写真性に対して比較的不活性な基であり、例
えばアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基、フ
ェノキシ基、アルキルフェノキシ基などの中から選ぶこ
とができる。またR7はその中にハロゲン化銀粒子表面
に対する吸着を強める基が組み込まれているものでもよ
い。かかる吸着基としては、例えば複素環チオアミド
基、メルカプト複素環基、トリアゾール基などの米国特
許第4,385,108号、同第4,459,347
号、特開昭59−195233号、同59−20023
1号、同59−201045号、同59−201046
号、同59−201047号、同59−201049
号、同61−170733号、同61−270744
号、同62−948号、同63−234244号、同6
3−234245号、同63−234246号に記載さ
れた基が挙げられる。
【0043】以下に本発明に用いられる一般式(3)の
ヒドラジン誘導体の具体例を示すが本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0044】
【化29】
【0045】
【化30】
【0046】
【化31】
【0047】
【化32】
【0048】
【化33】
【0049】
【化34】
【0050】
【化35】
【0051】
【化36】
【0052】
【化37】
【0053】
【化38】
【0054】
【化39】
【0055】
【化40】
【0056】
【化41】
【0057】
【化42】
【0058】
【化43】
【0059】
【化44】
【0060】
【化45】
【0061】
【化46】
【0062】本発明のヒドラジン誘導体は、適当な水混
和性有機溶媒、例えば、アルコール類(メタノール、エ
タノール、プロパノールなど)、ケトン類(アセトン、
メチルエチルケトンなど)、N,N−ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、メチルセロソルブなどに
溶解して用いることができる。また、既によく知られた
乳化分散法によって、ジメチルフタレート、トリクレジ
ルホスフェート、グリセリルトリアセテートあるいはジ
エチルテレフタレートなどのオイル、酢酸エチルやシク
ロヘキサノンなどの補助溶媒を用いて溶解し、機械的に
乳化分散物を作成して用いることもできる。コロイドミ
ル、ボールミルあるいは超音波による固体分散法として
知られている方法によって用いることができる。
【0063】本発明の感光材料において上記のヒドラジ
ン誘導体は、ハロゲン化銀乳剤層に含有させるのが好ま
しいが、その他の親水性コロイド層に含有させてもよ
い。層中でのヒドラジン誘導体の含有量は、用いられる
ハロゲン化銀乳剤の特性、化合物の化学構造及び現像条
件によって異なるので、適当な含有量としては、一般式
(1)または一般式(2)のヒドラジン誘導体および一
般式(3)のヒドラジン誘導体の総量として、ハロゲン
化銀乳剤中の銀1モル当り約1×10-6〜5×10-2
ルの範囲が実際上有用であり、より好ましくは、1×1
-5〜2×10-2モルの範囲がよい。一般式(1)また
は一般式(2)のヒドラジン誘導体は、一般式(3)の
ヒドラジン誘導体に対してモル比で、1:50〜50:
1の割合であり、より好ましくは1:10〜10:1の
割合である。
【0064】次に、本発明のハロゲン化銀写真感光材料
に用いられるハロゲン化銀乳剤について述べる。本発明
に用いられるハロゲン化銀乳剤のハロゲン組成は、塩化
銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀、臭化銀、沃臭化銀等の、ど
の組成でもかまわないが、好ましくは塩化銀含有率が5
0モル%以上である塩化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀であ
り、塩沃臭化銀を用いる場合には、沃化銀の含有率が5
モル%以下、より好ましくは1モル%以下である。本発
明に用いられるハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀粒子の
形状は、特に好ましくは立方体のような規則的な結晶体
を有するものであるが、その他の八面体、不定形、板状
のようなものであってもよい。
【0065】本発明に用いられるハロゲン化銀の平均粒
子サイズは、0.5μm以下の粒子が好ましく、より好
ましくは0.4μm以下であって、粒子サイズ分布が9
5%の粒子が数平均粒子サイズの±20%以内、好まし
くは±15%以内のサイズに入る単分散ハロゲン化銀粒
子がよい。
【0066】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の調
製方法は、順混合、逆混合、同時混合等のハロゲン化銀
写真感光材料の分野で公知の種々の方法が用いられる。
【0067】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤にはハロ
ゲン化銀粒子の形成または物理熟成の過程に於て亜硫酸
塩、鉛塩、タリウム塩、ロジウム塩もしくはその錯塩、
イリジウム塩もしくはその錯塩を共存させてもよい。
【0068】本発明の化学増感に先だって行うpAgの
調整の手段としては、塩化ナトリウム、臭化ナトリウ
ム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム、硝酸銀などを用い
ればよい。乳剤のpAgは化学熟成開始後、塗布直前の
間に各種添加剤や塗布液の濃度変化により変化するが、
上記の化合物で同様に調整できる。
【0069】本発明のハロゲン化銀乳剤は種々の化学増
感剤によって増感することが好ましく、硫黄増感、還元
増感、金増感、セレン増感、テルル増感などの方法を用
いることができるが、塩化金酸、三塩化金酸、チオシア
ネート金酸などを増感剤として用いる金増感が好まし
い。さらに好ましくは、硫黄プラス金増感による化学増
感が最も好ましい。硫黄増感剤としては、ゼラチン中に
含まれる硫黄化合物の他、種々の硫黄化合物、例えばチ
オ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾール類、ローダニン類等
を用いることができる。
【0070】本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界に
おいて増感色素として知られている色素を用いて分光増
感させることができる。それらの色素にはシアニン色
素、メロシアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシ
アニン色素、ホロホーラーシアニン色素、ヘミシアニン
色素、スチリル色素及びヘミオキサノール色素等があ
る。これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それら
の組合せを用いてもよい。増感色素の組合せは、特に強
色増感の目的でしばしば用いられる。増感色素ととも
に、それ自身分光増感作用をもたない色素あるいは可視
光を実質的に吸収しない物質であって、強色増感を示す
物質を乳剤中に含んでもよい。
【0071】本発明に用いられる写真乳剤は、第4級ア
ンモニュウム塩、チオエーテル化合物、ポリエチレンオ
キサイド誘導体、ジケトン類などを用いて増感すること
もできる。これらの方法は米国特許第2、708、162号、同
3、046、132号、同3、046、133号、同3、046、134号、同3、04
6、135号、英国特許第939、357号等に記載されている。
【0072】本発明の感光材料には、感光性乳剤層の他
にオーバーコート層や中間層、バックコート層、下塗層
その他の親水性コロイド層を設置することができる。
【0073】本発明の写真乳剤には種々の親水性コロイ
ドが用いられ、写真乳剤用および/または他の写真構成
層用のベクヒルとして使用する親水性コロイドには例え
ばゼラチン、コロイド性アルブミン、カゼイン、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース誘導体、寒天、アルギン酸ソーダ、澱粉誘
導体などの糖誘導体、合成親水性コロイド、例えばポリ
ビニルアルコール、ポリN−ビニルピロリドン、ポリア
クリルアミドまたはこれらの誘導体、部分加水分解物等
があげられる。必要に応じて、これらのコロイドの二つ
以上の相溶性混合物を使用する。この中で最も一般的に
用いられるのはゼラチンであるが、ゼラチンは一部また
は全部を合成高分子物質で置き換えることができるほ
か、いわゆるゼラチン誘導体すなわち分子中に含まれる
官能基としてのアミノ基、イミノ基、ヒドロオキシ基、
カルボキシル基をそれらと反応し得る基を一個持った試
薬で処理、改質した物は他の高分子物質の分子鎖を結合
させたグラフトポリマーで置き換えて使用してもよい。
【0074】本発明の乳剤を用いた写真感光材料には、
写真乳剤層その他の親水性コロイド層に無機または有機
の硬膜剤を含有してよい。例えばクロル酸(クロム明ば
ん、酢酸クロムなど)、アルデヒト類(ホルムアルデヒ
ト、グリオキサール、グルタールアルデヒトなど)、N
−メチロール化合物(ジメチロール尿素、メチロールジ
メチルヒダントインなど)、ジオキサン誘導体(2,3
−ジヒドロキシジオキサンなど)、活性ビニル化合物
(1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−S−
トリアジン、1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノ
ールなど)、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロロ−
6−ヒロキシ−S−トリアジンなど)ムコハロゲン酸類
(ムコクロル酸、ムコフェノキシクロル酸など)、など
を単独または組み合わせて用いることができる。
【0075】本発明の感光材料の写真乳剤層または他の
親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性改
良、乳化分散、接着防止など種々の目的で界面活性剤を
含んでもよい。
【0076】例えばサポニン(ステロイド系)、アルキ
レンオキサイド誘導体(例えばポリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコー
ル縮合物、ポリエチレングリコールアルキルエーテル類
またはポリエチレングリコールアルキルアリールエーテ
ル類、ポリエチレングリコールエステル類、ポリエチレ
ングリコールソルビタンエステル類、ポリアルキレング
リコールアルキルアミンまたはアミド類、シリコーンの
ポリエチレンオキサイド付加物類)、グリオキシドーリ
ル誘導体(たとえばアルケニルコハク酸ポリグリセリ
ド、アルキルソエノールポリグリセリド)、多価アルコ
ールの脂肪酸エステル類、糖のアルキルエステル類など
の非イオン性界面活性剤、アルキルカルボン酸塩、アル
キルスルフォン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸
塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、アルキル硫酸
エステル類、アルキルリン酸エステル類、N−アシル−
N−アルキルタウリン類、スルホコハク酸エステル類、
スルホアルキルポリオキシエチレンアルキルリン酸エス
テル類などのような、カルボキシ基、スルホ基、ホスホ
基、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含む
アニオン界面活性剤:アミノ酸類、アミノアルキルスル
ホン酸類、アミノアルキル硫酸または燐酸エステル類、
アルキルベタイン類、アミンオキシド類などの両性界面
活性剤:アルキルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第
4級アンモニュウム塩類、ピリジウム、イミダゾリウム
などの複素環第4級アンモニュウム塩類、および脂肪族
または複素環を含むホスホニウムまたはスルホニウム塩
類などのカチオン界面活性剤を用いることができる。ま
た、ラテックスポリマー等を添加してゼラチン膜の物性
を改質したり、シリカ、デンプン粉や、コロイダルシリ
カ、ガラス粉などを添加してマット化したりすることも
できる。
【0077】本発明の感光材料の写真乳剤層または他の
親水性コロイド層には、感光材料の製造工程、保存中あ
るい写真処理中のカブリを防止し、あるいは写真性能を
安定化させる目的で、種々の化合物を含有させることが
できる。すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウ
ム塩、ニトロインダゾール類、トリアゾール類、ベンゾ
トリアゾール類、ベンズイミダゾール類(特にニトロー
またはハロゲン置換体):ヘテロ環メルカプト化合物
類、たとえばメルカプトチアゾール類、メルカプトベン
ズチアゾール類、メルカプトベンズイミダゾール類、メ
ルカプトチアジアゾール類、メルカプトテトラゾール類
(特に1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール)、
メルカプトピリミジン類:カルボキシル基やスルホン基
などの水溶性基を有する上記のヘテロ環メルカプト化合
物類:チオケト化合物、たとえばオキサゾリンチオン:
アザインデン類、たとえばテトラザインデン類(特に4
−ヒドロキシ置換(1,3,3a,7)テトラザインデ
ン類):ベンゼンチオスルホン酸類:ベンゼンスルフィ
ン酸:などのようなカブリ防止剤または安定剤として知
られた多くの化合物を加えることができる。
【0078】本発明の感光材料には造核促進剤を含むこ
とが好ましい。造核促進剤とは、ヒドラジン誘導体の存
在下で硬調化促進効果をもつものであり、写真乳剤層そ
の他の親水性コロイド層に、特開昭62-222241号、米国
特許第4,975,354号、特願平6-272247号等に記載されて
いる化合物を使用することができる。
【0079】本発明の感光材料は、前記以外の種々の化
合物、たとえば帯電防止剤、ハレーション防止染料、可
塑剤、現像主薬、紫外線吸収剤、蛍光染料、現像促進
剤、カプラー等を使用することができる。
【0080】本発明の写真感光材料においては、通常写
真感光材料の支持体として用いられるものがすべてもち
いられる。たとえばセルロースナイトレートフィルム、
セルロースアセテートフィルム、セルロースアセテート
ブチレートフィルム、セルロースアセテートプロピオネ
ートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、そ
の他これらの積層物、紙などがある。バライタまたはα
−オレフィンポリマー、特にポリエチレン、ポリプロピ
レンなど炭素原子2〜10のα−オレフィンのポリマー
を塗布またはラミネートした紙、特公昭47−1906
8号に示されているような表面を粗面化することによっ
て、他の高分子物質との密着性をよくするプラスチック
フィルム等の支持体なども好適である。
【0081】また、本発明の親水性コロイド層の塗布方
法としては、エアードクター、ブレードコート、スクイ
ズコート、エアーナイフコート、リバースロールコー
ト、キャストコート、エクストルージョンコート等の方
法が用いられる。そして塗布量は1〜15μm、より好
ましくは2〜10μmとすることがこのましい。
【0082】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、無論この記述により本発明が制限されるものでは
ない。
【0083】実施例 (乳剤の調製);銀1モル当り2.0×10-7モルの水
溶性ロジウム塩を含む塩化ナトリウムと臭化カリウムの
混合水溶液と硝酸銀水溶液をpAgコントロールダブル
ジェット法で混合して平均粒径0.20μmの立方体単
分散粒子(変動係数13%)からなる塩沃臭化銀乳剤
(塩化銀含有率70モル%)を調製した。この乳剤をフ
ロキュレーション法により、沈澱水洗再溶解した。沃化
銀の含有量は0.2モル%ととし、粒子全体に分布する
ようにした。この乳剤に、銀1モル当りチオ硫酸ナトリ
ウム6mgおよび塩化金酸8mgを加え、60℃50分
間加熱し、化学増感処理を施した後、安定剤として2−
メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テトラザ
インデンを銀1モル当たり50mgを加えた。
【0084】上記で得られた乳剤を分割して、それぞれ
に下記構造式(S−1)で表される化合物を20mg/
2、下記構造式(D−1)で表される化合物を2mg
/m2、ハイドロキノンを100mg/m2、下記構造式
(C−1)で表される造核促進剤を10mg/m2添加
した。その後、表1に示す本発明の一般式(1)または
一般式(2)および一般式(3)のヒドラジン誘導体お
よびその比較化合物(H−1およびH−2)を添加し
た。さらに硬膜剤として、1,3−ジビニルスルホニル
−2−プロパノール100mg/m2を加えた。こうし
て得られた乳剤をポリエチレンテレフタレートフィルム
上に硝酸銀で5g/m2、ゼラチンが2g/m2になるよ
うに塗布した。
【0085】S−1
【化47】
【0086】D−1
【化48】
【0087】C−1
【化49】
【0088】H−1
【化50】
【0089】H−2
【化51】
【0090】この乳剤層の上に保護層として、ゼラチン
1g/m2、S−1を30mg/m2とフッ素系界面活性
剤を5mg/m2加え、平均粒子サイズ約3.5μmの
不定形なSiO2マット剤を20mg/m2加えてから、
硬膜剤として1,3−ジビニルスルホニル−2−プロパ
ノールを50mg/m2加え、表1に示す試料を作成し
た。
【0091】こうして得られた試料を630nmの干渉フ
ィルターとステップウェッジを通してキセノンフラッシ
ュ光で露光を施した後、下記処方の現像液で現像処理し
た条件を現像条件1とし、また、下記処方の現像液で、
100%黒化の本発明の試料NO.4の試料を現像液1
リットル当たり5m2処理した後の処理疲労現像液で処
理した条件を現像条件2とし、下記処方の現像液で、何
も処理しないで一週間放置した空気酸化疲労現像液で処
理した条件を現像条件3として、それぞれ35℃30秒
現像した後、定着液PURCF901(三菱製紙(株)
製)を使用し、水洗、乾燥した。感度値は、透過濃度
3.0を得るのに必要な露光量の逆数として求め、試料
No.4を現像条件1で処理した試料を100とした時
の相対的な値で示した。また、ガンマは、光学濃度が
1.0〜2.5の直線部のtanθで表した。砂カブリ
は、眼視判定により、1を極めて不良、5を砂カブリが
殆ど認められない良好な状態とした5段階にランク付け
した。得られた結果を表2および表3に示す。
【0092】 <現像液(濃縮物)> 1-フェニル-4-ヒト゛ロキシメチル-4-メチル-3-ヒ゜ラソ゛リト゛ン 2.3g ハイドロキノン 85.0g 水酸化ナトリウム 26.0g 炭酸ナトリウム 50.0g 亜硫酸カリウム 220.0g ジエチレントリアミン五酢酸 9.1g 臭化カリウム 12.5g ベンゾトリアゾール 0.6g 1-フェニル-5-メルカフ゜トテトラソ゛ール 0.1g ジエチレングリコール 110.0g 水を加えて 1リットル 上記濃縮物を水2部に対し1部の割合で希釈してpH1
0.5の現像液とした。
【0093】
【表1】
【0094】
【表2】
【0095】
【表3】
【0096】表2の結果より、現像条件1の場合では、
本発明のヒドラジン誘導体を各々単独(試料No.2、
3)で用いても充分な硬調度と砂カブリの少ない結果が
得られるが、現像条件2の処理疲労した現像液で処理し
た場合では、感度低下とDmax低下が大きい。それに対
し、本発明である一般式(1)または一般式(2)と一
般式(3)のヒドラジン誘導体を併用(試料No.4〜
13)することにより、現像条件1の特性が良く、現像
条件2で現像しても感度低下が少なく、Dmaxの低下も小
さくて砂カブリの良好なハロゲン化銀写真感光材料が得
られていることがわかる。本発明のヒドラジン誘導体以
外の比較化合物と組み合わせた場合(試料No.14、
15)には、硬調度の低下とDmaxの低下が本発明の試料
NO.4〜13に比べて劣っており、本発明の課題を解
決しているとはいえない。
【0097】表3の結果より、現像条件3の空気酸化疲
労した現像液で処理した場合でも、表2の結果と同様
に、本発明である試料No.4〜13は、感度の変動が
少なく、砂カブリも良好なハロゲン化銀写真感光材料が
得られていることがわかる。
【0098】
【発明の効果】本発明により、低いpHで安定な現像液
を用いて超硬調で、感度が高く、砂カブリの発生が少な
く、かつ現像液組成依存性に優れたハロゲン化銀写真感
光材料を提供することができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
    銀乳剤層を有し、該乳剤層またはその他の親水性コロイ
    ド層中に、一般式(1)または一般式(2)で表される
    ヒドラジン誘導体及び一般式(3)で表されるヒドラジ
    ン誘導体を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真
    感光材料。 【化1】 【化2】 式中、L1、L2は2価の連結基を表す。G1、G2はカル
    ボニル基、スルホニル基、スルフィニル基、オキサリル
    基、ホスホリル基を表す。R1、R2は各々独立に水素原
    子、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、または
    アリール基を表し、R3、R5はアルキル基、アラルキル
    基、アルケニル基を表す。R4、R6は水素原子、アルキ
    ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アリール基ま
    たはアミノ基を表す。Zは含窒素5〜18員環を形成す
    るのに必要な原子群を表す。Xはカウンターイオンを表
    し、m、nは0または1を表す。また式中のイソチオウ
    レイド基は、プロトン酸の塩になっていてもよい。 【化3】 式中、L3は2価の連結基を表す。G3はカルボニル基、
    スルホニル基、スルフィニル基、オキサリル基、ホスホ
    リル基を表す。R7は脂肪族基、芳香族基または複素環
    基を表す。R8は水素原子、アルキル基、アルコキシ
    基、アリールオキシ基、アリール基またはアミノ基を表
    す。
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