JPH10221645A - 立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示装置

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JPH10221645A
JPH10221645A JP9037054A JP3705497A JPH10221645A JP H10221645 A JPH10221645 A JP H10221645A JP 9037054 A JP9037054 A JP 9037054A JP 3705497 A JP3705497 A JP 3705497A JP H10221645 A JPH10221645 A JP H10221645A
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和隆 猪口
Hiroyasu Nose
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の簡素化を図りつつ、立体画像を広
い範囲にわたって良好に観察することができる立体画像
表示装置を得ること。 【解決手段】 光源手段からの光束で開口部と遮光部を
複数個、所定のピッチで配列したマスクパターンを照明
し、該複数の開口部を通過した光束をマイクロレンズ素
子を通過させて所定の指向性を有する光束として視差画
像を表示したディスプレイを照明し、該ディスプレイに
表示した視差画像を観察者の右眼と左眼に分離させて導
光して立体的に観察する立体画像表示装置において、該
マスクパターンと該マイクロレンズ素子とを一枚の基板
に一体的に形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体画像表示装置に
関し、特に、テレビ,ビデオ,コンピュータモニタ,ゲ
ームマシン等のディスプレイデバイス(ディスプレイ)
において画像情報の立体表示を行い、所定の観察領域か
ら画像情報の立体観察を行う際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より立体画像の観察方法としては、
例えば偏光めがねを用いて互いに異なった偏光状態に基
づく視差画像を観察する方法や、レンチキュラーレンズ
を用いて複数の視差画像(視点画像)のうちから所定の
視差画像を観察者の眼球に導光する方法等が提案されて
いる。
【0003】特殊な偏光めがねをかけることなく立体画
像表示を行うレンチキュラーレンズを用いた方法は、デ
ィスプレイデバイスの観察者側にレンチキュラーレンズ
を設け、ディスプレイデバイス上に表示された視差画像
の画素毎に指向性を与えて観察者に立体像を認識させて
いる。
【0004】レンチキュラーレンズを用いた方式は偏光
めがねを用いないで立体視ができるという利点がある
が、この方式によれば、ディスプレイの前面にレンチキ
ュラーレンズシートを配置するため、画面表面がぎらつ
くという問題を有していた。
【0005】これに対して本出願人は特願平8−374
31号や特願平8−40469号等において視差画像を
表示するディスプレイデバイスの後方に開口部・遮光部
が市松状に形成されたマスクパターン及びレンチキュラ
ーレンズからなる光指向性制御手段を配し、このマスク
パターンの開口部を透過した光束をレンチキュラーレン
ズにより水平ライン毎にそれぞれ左右の眼に導くように
指向性を与え、左右それぞれの眼への指向性を有する光
に対応してその前面に配置した視差画像を表示している
ディスプレイデバイスにより光を変調し、立体画像表示
を行う立体画像表示装置を提案している。
【0006】これらで提案されている立体画像表示装置
はディスプレイに表示された画像情報の立体視ができる
領域が増大されており、広い範囲から立体像が良好に観
察することができるという特長を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本出願人の先の提案に
よる立体画像表示装置ではマスクパターンとレンチキュ
ラーレンズとを各々別基板上に設けて構成していた。一
般に立体画像表示装置を構成する際には、装置全体の小
型化及び簡素化を図ることが重要になってくる。
【0008】本発明は本出願人が先に提案した立体画像
表示装置を更に改良し、装置全体の小型化及び簡素化そ
して組立の容易化を図りつつ、広い領域において立体画
像を高画質で良好に観察することができる立体画像表示
装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の立体画像表示装
置は、 (1-1) 光源手段からの光束で開口部と遮光部を複数個、
所定のピッチで配列したマスクパターンを照明し、該複
数の開口部を通過した光束をマイクロレンズ素子を通過
させて所定の指向性を有する光束として視差画像を表示
したディスプレイを照明し、該ディスプレイに表示した
視差画像を観察者の右眼と左眼に分離させて導光して立
体的に観察する立体画像表示装置において、該マスクパ
ターンと該マイクロレンズ素子とを一枚の基板に一体的
に形成したことを特徴としている。
【0010】特に、 (1-1-1) 前記ディスプレイにはN個の視差画像を各々多
数のストライプ視差画像に分割し、該分割したストライ
プ視差画像を該N個の視差画像に対応して所定の順序で
所定のピッチで繰り返して配列して合成したストライプ
合成画像が表示されていること。
【0011】(1-1-2) 前記ディスプレイには右眼用の視
差画像と左眼用の視差画像の夫々を多数のストライプ状
の画像に分割して得た右ストライプ視差画像と左ストラ
イプ視差画像を所定の順序で交互に並べて1つのストラ
イプ合成画像を表示していること。
【0012】(1-1-3) 前記ディスプレイには右眼用の視
差画像と左眼用の視差画像の夫々を多数の横ストライプ
状の画素に分割して得た右ストライプ視差画像と左スト
ライプ視差画像を所定の順序で交互に並べて1つの画像
とした横ストライプ合成画像が表示されていること。
【0013】(1-1-4) 前記基板の一方の面に前記マスク
パターンを形成し、前記基板の他方の面に前記マイクロ
レンズ素子を形成していること。
【0014】(1-1-5) 前記基板の一方の面に前記マスク
パターンを形成し、該マスクパターンを形成した面に更
に前記マイクロレンズ素子を形成したこと。
【0015】(1-1-6) 前記基板の両面には所定の開口部
を有したマスクパターンが形成されており、該マスクパ
ターンを形成した一方の面に前記マイクロレンズ素子を
形成したこと。
【0016】(1-1-7) 前記マスクパターンとマイクロレ
ンズ素子とを一枚の基板上に、紫外線硬化樹脂を用いて
形成したこと。
【0017】(1-1-8) 前記マスクパターンは前記基板上
に2つの薄膜を積層して形成しており、このとき前記デ
ィスプレイ側の薄膜は前記光源手段側の薄膜に比べて反
射率が低い材質より成っていること。
【0018】(1-1-9) 前記マスクパターンは前記基板上
に偏光板を利用して形成されており、該マスクパターン
面上に前記マイクロレンズ素子を形成していること。等
を特徴としている。
【0019】(1-1-10) 前記マイクロレンズ素子が、一
方向に屈折力を有するシリンドリカルレンズを複数個、
該一方向に所定のピッチで配列したレンチキュラーレン
ズであること。
【0020】(1-1-11) 前記マイクロレンズ素子が、上
下・左右方向に異なる屈折力を有するトーリックレンズ
を複数個、上下・左右方向に所定のピッチで配列したト
ーリックレンズアレイであること。等を特徴としてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の立体画像表示装置
の実施形態1の要部斜視図である。図2,図3は図1の
HZ断面図(水平方向断面図)、図4は図1のVZ断面
図(垂直方向断面図)である。図5は本発明における横
ストライプ合成画像の作成方法の説明図である。
【0022】図中、4は視差画像L,Rを表示する透過
型の液晶ディスプレイ(ディスプレイデバイス)であ
り、2枚のガラス基板の間に液晶層などからなる画像表
示面(表示画素部)を形成して構成している。図では、
偏光板、カラーフィルター、電極、ブラックマトリク
ス、反射防止膜などは省略してある。
【0023】1は照明光源となるバックライト(面光
源)である。20はマスク基板(基板)であり、ガラス
又は樹脂から成り、バックライト1の発光面に対向して
配置しており、バックライト1側の表面2aには光を透
過する市松状の開口(開口)21Li ,21Ri を有す
るマスクパターン21を形成している。マスクパターン
21はクロムなどの金属蒸着膜または光吸収材からな
り、マスク基板20上にパターニングにより製作する。
【0024】なお、マスクパターン21の開口21L,
21Rを設けた面はここから光が射出するので発光面と
見なせる。
【0025】3はレンチキュラーレンズ(マイクロレン
ズ)であり、透明樹脂又はガラスを媒質として平面と凸
の水平方向(H方向)に屈折力を有するシリンドリカル
面より成る垂直方向に長いシリンドリカルレンズ3aを
水平方向に多数並べて構成している。このレンチキュラ
ーレンズ3はマスク基板20の液晶ディスプレイ4側の
表面2bに紫外線硬化樹脂を用いて接着し、マスク基板
20と一体化している。
【0026】レンチキュラーレンズ3はこれを構成する
シリンドリカルレンズ3aのほぼ焦点位置にマスクパタ
ーン21が位置するようにレンズ曲率を設定している。
又、マスクパターン21の水平方向の一列の開口21
L,21Rはレンチキュラーレンズ3を構成する各シリ
ンドリカルレンズ3aに対応している。レンチキュラー
レンズ3,マスク基板20,そしてマスクパターン21
は光を指向制御する光指向性制御手段2の一要素を構成
している。
【0027】6は画像処理手段であり、横ストライプ合
成画像を作成している。本実施形態の画像処理手段6は
図5に示すように、不図示の視差画像ソースからの右眼
用の視差画像(右視差画像)Rと左眼用の視差画像(左
視差画像)Lの少なくとも2つの視差画像を取り込む、
或は生成し、少なくとも2つの視差画像を夫々上下方向
に分割して横方向(H方向)のストライプ状の右ストラ
イプ画素R1 ,R2 ,R3 ,R4 ‥‥と左ストライプ画
素L1 ,L2 ,L3 ,L4 ・・・・を生成し、それらを例え
ば画面の上端からL1 ,R2 ,L3 ,R4 ,L5 ,R6
‥‥と走査線毎に交互に並べて1つの横ストライプ合成
画像を作成している。
【0028】そして図1に示すようにその画像信号をデ
ィスプレイ駆動回路5へ出力している。ディスプレイ駆
動回路5は上記の信号を受けて液晶ディスプレイ4を駆
動し、その画像表示面に図1に示すように横ストライプ
画像を表示する。ER ,ELは夫々観察者の右眼,左眼
である。
【0029】図2,図3は本実施形態により観察者の左
右の眼に夫々の視差画像が水平方向に分離して観察され
る原理の説明図であり、本実施形態を上から見た断面を
示している。これにより本実施形態の作用を説明する。
【0030】マスク基板20に設けたマスクパターン2
1はバックライト1により照明され、開口21L,21
Rから光が出射する。
【0031】図中に示す開口21Li は、液晶ディスプ
レイ4に表示された横ストライプ画像のうちの左ストラ
イプ画素Li に対応しており、開口21Li から出射し
た光はレンチキュラーレンズ3を通って指向性を与えら
れ、液晶ディスプレイ4の左ストライプ画素Li で変調
され、図中の実線で示すように射出する。これにより、
液晶ディスプレイ4に表示された左ストライプ画素Li
は左眼EL を含む矢印の範囲(領域)のみで観察され
る。
【0032】また、右眼ER に関しては、右ストライプ
画素Ri を表示している部分に対応するマスクパターン
21の開口21Ri と遮光部は図2(A)とは逆にな
り、その開口21Ri は液晶ディスプレイ4に表示され
た右ストライプ画素Ri に対応しており、開口21Ri
から出射した光はレンチキュラーレンズ3を通って指向
性を与えられ、液晶ディスプレイ4の右ストライプ画素
i で変調され、図2(B)の主線で示すように射出す
る。
【0033】これにより、液晶ディスプレイ4に表示さ
れた右ストライプ画素Ri は右眼ER を含む矢印の範囲
(領域)のみで観察される。
【0034】なお、この時画面の全幅にわたって、開口
21L,21Rからの光が一様に左眼EL 又は右眼ER
に集まるようにシリンドリカルレンズ3aのピッチP3
はマスクパターン21の開口21L,21Rの左右方向
に隣合う開口間のピッチP21よりもわずかに小さく、
P3<P21としてある。
【0035】尚、本実施形態においてピッチとは1つの
要素の所定方向の長さで定義している。
【0036】以上の作用によって、左右のストライプ画
素Li ,Ri を通った光は夫々すべて水平方向の2つの
領域に分離して到達し、観察者はこの2つの領域に左右
の眼を置くことにより、ストライプ画像の集合としての
左右の視差画像L,Rを視認し立体画像を観察できる。
【0037】このように本実施形態では、図2(A)に
示す様に、バックライト1から射出した光は、光指向性
制御手段2のマスクパターン21を透過し、レンチキュ
ラーレンズ3により略平行光束に変換され、マスクパタ
ーン21の開口部の中心とレンチキュラーレンズ3の光
軸とのずれ量に応じて所定の方向を照明する。
【0038】そしてレンチキュラーレンズ3によって各
マスクパターン21開口部中心からの前記略平行光束に
変換された照明光が特定の領域に集まるようにしてい
る。このようにして、光指向性制御手段2を通過した光
束は観察者の左眼EL に分離されて入射する。
【0039】この左眼EL に入射する光束は、レンチキ
ュラーレンズ3と観察者との間に設けた透過型のディス
プレイデバイス4に表示された画像(ここでは左視差画
像L)で変調され、ライン状の左視差画像が左眼EL
入射する。
【0040】同様に、垂直方向に隣り合った走査線に相
当する断面に沿った光束に対しても、図2(B)に示す
様にライン状の右視差画像Rが右眼ERに入射する。この
時、図1から分かる様に、図2(A)の断面でのマスク
パターンの開口部21Lと図2(B)の断面でのマスク
パターンの開口部21Rとはそれぞれ相補的に形成され
ており、マスクパターン21は市松状に開口部と遮光部
が形成されている。また、ディスプレイデバイス4には
それぞれの開口に対応した視差画像R,Lが上下交互に
合成された横ストライプ合成画像が表示される。
【0041】従って、観察者は1走査線毎にそれぞれの
眼でそれぞれの眼に対応した視差画像を見ることにより
立体画像を観察している。
【0042】図4は本実施形態の垂直方向の断面図であ
る。同図は右眼ER が視認する右ストライプ画素Ri
は左眼EL が視認する左ストライプ画素Li の観察光路
を示している。
【0043】次に図4によって上下方向の観察領域を説
明する。マスクパターン21の開口21L,21Rは図
1のように市松状になっており、上下方向には液晶ディ
スプレイ4に表示する各ストライプ画像に対応し、左右
方向ではストライプ画像の種類毎に各シリンドリカルレ
ンズ3aに対応して形成している。開口21L,21R
の上下方向のピッチP21Vは液晶ディスプレイ4に表
示するストライプ画像のピッチP4よりもわずかに大き
くP4<P21としている。
【0044】そしてマスクパターン21の開口部21
L,21Rの中心から出てレンチキュラー3により左右
方向に指向性を持った光が対応するディスプレイデバイ
ス4の画素中心を通って所定の位置に集まるようにして
いる。
【0045】これによって、液晶ディスプレイ4に対し
て所定の観察距離にいる観察者は液晶ディスプレイ4に
表示されたストライプ画像を通して対応する開口21
L,21Rを観察することができ、観察者の所定の眼の
高さから画面の上下方向の全幅にわたって左右のストラ
イプ画像が一様に分離して見える観察領域が得られるよ
うになっている。
【0046】また、開口21L,21Rの上下方向の開
口幅DVをストライプ画素の幅D4よりも小さくするこ
とにより、観察者の眼が上下方向に移動した際、観察者
から見てストライプ画素とそれに対応する開口21L,
21Rの相対位置が多少ずれてもその対応する開口21
L,21Rが上下に隣接するストライプ画像にかからず
に該ストライプ画像を見ることができるようにし、上下
方向の観察領域は図4中の矢印の範囲7に広げている。
【0047】次に図1の光指向性制御手段2の構成につ
いて詳述する。
【0048】図6は本発明の立体画像表示装置における
光指向性制御手段2の拡大説明図である。マスクパター
ン21は低反射率の酸化クロム22と高反射率のクロム
23の2層から形成している。バックライト1側がクロ
ム23を高反射層とし、バックライト1から出た光のマ
スクパターン21の遮光部での反射率を高くし、これに
より光利用効率を高めている。
【0049】また、マスク基板20側が酸化クロム22
を低反射層とし、マスク基板20とレンチキュラーレン
ズ3との境界等で反射された光の吸収率を高くし、これ
により、クロストークの増大の原因となる観察者側へ発
する迷光を減少させている。
【0050】また、本実施形態のレンチキュラーレンズ
3は紫外線硬化樹脂を用いてマスク基板20と一体に形
成している。即ち、レンチキュラーレンズ3を略反転し
た形状の型を作成しておき、この型と上記のマスクパタ
ーン21を形成したマスク基板20の面2bとの間に紫
外線硬化樹脂を流し込み、紫外線を照射して樹脂を硬化
させ、レンチキュラーレンズ3のパターンを転写してい
る。
【0051】図7はマスクパターン21とレンチキュラ
ーレンズ3とを一体成形したマスク基板20に反りを生
じた場合の説明図である。本実施形態の構成によれば、
マスク基板20に反りが生じたとしても、マスクパター
ン21とレンチキュラーレンズ3との間隔が変化しない
ため、マスクパターン21の開口部21Lを出射してレ
ンチキュラーレンズ3に入った光束は常に略平行光束に
変換されて観察領域を照明するために、クロストークの
発生が少なく、立体視性能を劣化させない立体画像表示
が可能である。
【0052】以上のように本実施形態は光指向性制御手
段2の各要素を前述の如く適切に設定し、立体視領域を
形成する左右のストライプ画像からの光が夫々一様に集
光し、又上下方向で広い立体視領域を確保するようにし
ている。
【0053】又、本実施形態は観察者から見て液晶ディ
スプレイ4の後ろ側にレンチキュラーレンズ3とマスク
パターン21を配置して照明光に指向性を持たせて、レ
ンチキュラーレンズ3の表面反射や液晶ディスプレイ4
のブラックマトリクスによるコントラストの高いモアレ
縞をなくして、立体画像を鮮明に表示するようにしてい
る。
【0054】ここで、液晶ディスプレイに表示する横ス
トライプ画像を構成するストライプ画素は、1 走査線の
幅で交互に合成しても良いし、又複数の走査線の幅で合
成しても良い。
【0055】又、一走査線毎に右又は左ストライプ画像
を表示する場合には、従来から公知のTVの飛び越し走査
(2:1インターレース走査)を用い、フィールド毎に
右ストライプ画像、左ストライプ画像を表示することも
可能である。特に、この様にすることでTVカメラ等を用
いた自然画像を立体表示する際に適している。
【0056】更に、バックライト1の代わりに、CR
T、蛍光表示管等の自発光型表示素子を光源手段として
用いても良い。
【0057】図8は本発明の実施形態2の要部斜視図で
ある。図9は図8のHZ断面図、図10は図8のVZ断
面図である。本実施形態は図1の実施形態に比べて光指
向性制御手段2を市松状の開口を有するマスクパターン
21を設けた基板25と、横方向(水平方向)Hにスリ
ット状の開口を有するマスクパターン24とレンチキュ
ラーレンズ3とを一体構成した基板20との2つの基板
より構成した点が異なっており、その他の構成は基本的
に同じである。
【0058】本実施形態では上下方向の指向性を制御す
る横ストライプ状のマスクパターン24とレンチキュラ
ーレンズ3とを同一基板20上に一体に形成することに
より、上下の立体視域を拡大している。
【0059】次に図8〜10を用いて本実施形態の立体
画像表示装置における画像表示を図1の実施形態1と異
なる点を重点的に説明する。
【0060】図中1はバックライト光源、2は光指向性
制御手段である。光指向性制御手段2はガラスやプラス
チックなどの基板20及び基板25からなり、基板25
はその観察者側の面側に市松状の開口部・遮光部を有す
るマスクパターン21を形成している。基板20は観察
者側の面2bに開口部と遮光部が垂直方向に交互に横ス
トライプ状に並んだマスクパターン24を形成し、更に
その観察者側にレンチキュラーレンズ3を形成してい
る。マスクパターン21、24は基板25、20上にク
ロムや光吸収材をパターンニングして作製される。
【0061】また、基板20のマスクパターン24の形
成面2bには、マイクロレンズである水平方向に曲率を
有するシリンドリカルレンズ3aが水平方向に並んだレ
ンチキュラーレンズ3を紫外線硬化樹脂を用いて基板2
0の面2bに基板20と一体に形成している。このと
き、基板25上のマスクパターン21がレンチキュラー
レンズ3の略焦点位置にくるように基板20と基板25
とを配置している。4は透過型液晶素子などの様な透過
型のディスプレイデバイスである。
【0062】尚、図8〜10ではディスプレイデバイス
4の画像表示面の表示画像の状態を模式的に表してい
る。
【0063】次に本実施形態の立体画像表示装置におけ
る立体視の様子を説明する。
【0064】バックライト1から射出した光は、光指向
性制御手段2のマスクパターン21の開口部21L,2
1Rとマスクパターン24の開口部24aを透過し、レ
ンチキュラーレンズ3により略平行光束に変換される。
【0065】図9に実線で示した様に、基板25の観察
者側の面に形成されたマスクパターン21の開口部21
Lの中心と基板20の観察者側の面2bに形成されたレ
ンチキュラーレンズ3の光軸とは所定の関係を有してず
れており、光指向性制御手段2を通過した光束は観察者
の左眼ELに分離されて入射する。
【0066】この左眼EL に入射する光束は、レンチキ
ュラーレンズ3と観察者との間に設けた透過型のディス
プレイデバイス4に表示された画像(ここでは左視差画
像L)で変調され、ライン状の左視差画像Lが左眼EL
に入射する。
【0067】同様に、垂直方向に隣り合った走査線に相
当する断面に沿った光束に対しても、図9に点線で示し
た様にライン状の右視差画像Rが右眼ERに入射する。こ
の時、図8から分かる様に、マスクパターン21は市松
状に開口部・遮光部が形成されている。また、ディスプ
レイデバイス4にはそれぞれの開口に対応した視差画像
R、Lが上下交互に合成された横ストライプ画像L,R
が表示される。従って、観察者は1走査線毎にそれぞれ
の眼でそれぞれの眼に対応した視差画像L,Rを見るこ
とで立体画像を観察する事ができる。
【0068】また、図10に示すように観察者は所定の
位置からマスクパターン21の開口部21L,21R、
並びにマスクパターン24の開口部24aを通った光束
により画像を観察している。ここでは、ディスプレイデ
バイス4の画素ピッチに対してマスクパターン24の垂
直方向のピッチをわずかに大きく設定しており、更にマ
スクパターン24の垂直方向のピッチよりもマスクパタ
ーン21の垂直方向のピッチをわずかに大きく設定して
いる。
【0069】このため、マスクパターン21の開口部2
1L,21Rの中心から出てマスクパターン24の開口
部24aの中心を通り、レンチキュラー3により左右方
向に指向性を持った光が対応するディスプレイデバイス
4の画素中心を通って所定の位置に集まる。従って、観
察者は所定の位置において画面の垂直方向全域にわたっ
て立体画像を観察することができる。また、垂直方向に
ストライプ状に開口部・遮光部を形成したマスクパター
ン24の垂直方向の開口幅をディスプレイデバイス4の
画素の開口幅よりも小さくすることで、観察者が上下方
向に移動可能な立体視領域(図中の矢印で示される範
囲)を形成している。
【0070】本実施形態の立体画像表示装置における上
下方向の立体視域VLは、ディスプレイデバイス4から
観察者までの距離(観察距離)をR、ディスプレイデバ
イス4の垂直方向の画素ピッチをL、マスクパターン2
4とディスプレイデバイス4の画像表示面との距離を
D、ディスプレイデバイス4の垂直方向の開口率をα、
マスクパターン24の開口率をβとするとき、 VL=L・R(2−α−β)/D で表される。
【0071】従来の立体画像表示装置における上下立体
視域をVL1、マスクパターンとディスプレイデバイス
の画像表示面との距離をD1、本実施形態の立体画像表
示装置における上下立体視域をVL2、マスクパターン
とディスプレイデバイスの画像表示面との距離をD2と
すると、同じディスプレイデバイス、マスクパターンを
用い、観察距離を同じに設定した時には、両者の比は VL2/VL1=D1/D2 である。
【0072】ディスプレイデバイスとして現在主流の透
過型LCDを仮定すると、この画像表示面である液晶層
を厚さ1.1mmのガラス基板で挟み、更にそれを厚さ
0.2mmの偏光板で挟んだ構造をしており、画像表示
面から最低限1.3mm離れた所にしか光指向性制御部
2を配置することは出来ない。
【0073】従来例で示したようにレンチキュラーレン
ズをマスクパターンと別体に構成する時のレンチキュラ
ーレンズシートの厚みは1mm程度必要であるのに対
し、本実施形態の構成によれば、この厚みを0.1mm
以下に出来るため、これらの値を上式に当てはめると、 VL2/VL1=1.64 になり、1.64倍の上下立体視域の拡大を図ることが
出来る。
【0074】このとき、ディスプレイデバイス4に表示
する横ストライプ画像については、前述の実施形態1と
全く同様であるので、説明を省略する。
【0075】次に本実施形態の光指向性制御手段2の構
成について詳述する。
【0076】図11は本実施形態の立体画像表示装置に
おける光指向性制御手段2の拡大説明図である。マスク
パターン21は低反射率の酸化クロム22と高反射率の
クロム23の2層から形成している。バックライト1側
をクロム23の高反射層とし、バックライト1から出た
光のマスクパターン21の遮光部での反射率を高くし
て、光利用効率を高めている。
【0077】また、基板20側を酸化クロム22の低反
射層とし、基板20とレンチキュラーレンズ3との境界
等で反射された光の吸収率を高くし、クロストーク増大
の原因となる観察者側へ発する迷光を減少させている。
【0078】これに対し、マスクパターン24は酸化ク
ロム22でクロム23を挟み込んだ3層より形成し、レ
ンチキュラーレンズ3のレンズ面やディスプレイデバイ
スからの反射光の吸収率を高めるとともに、マスクパタ
ーン21側への戻り光を少なくし、クロストーク増大の
原因となる観察者側へ発する迷光を減少させている。
【0079】また、本実施形態のレンチキュラーレンズ
3は紫外線硬化樹脂を用いて基板20と一体に形成す
る。即ち、レンチキュラーレンズ3を略反転した形状の
型を作成しておき、この型と上記のマスクパターン24
を形成した基板20の面2bとの間に紫外線硬化樹脂を
流し込み、紫外線を照射して樹脂を硬化させ、レンチキ
ュラーレンズ3のパターンを転写している。
【0080】以上、本実施形態の立体画像表示装置によ
れば、光指向性制御手段2を構成する上下方向の指向性
制御用のマスクパターン24とマイクロレンズ3とを1
枚の基板20の同一面に一体成形したことにより、上下
方向(V方向)の指向性制御のマスクパターン24とデ
ィスプレイデバイス4の画素との間隔を短くすることが
できるため、従来より上下方向の立体視域の大きい立体
画像表示装置を達成している。
【0081】図12は図8の実施形態2の一部を変更し
た本実施形態の派生例の説明図である。本派生例の構成
と上述の実施形態2との違いは、上下方向の指向性を持
たせるための横ストライプ状のマスクパターン24の遮
光部にあたる部分を、金属蒸着膜の代わりに偏光板で構
成したことである。
【0082】また、図中ではディスプレイデバイス4を
ディスプレイ部40とそれを挟み込む、互いに偏光方向
が直交した2枚の偏光板41,42に分けて図示した。
ここで、マスクパターン24を構成する偏光板とディス
プレイデバイス4の光指向性制御手段2側の偏光板41
との偏光方向を直交させておくことで、マスクパターン
24の偏光板が上述のマスクパターンの遮光部を構成す
る金属蒸着膜と同様の働きをする。
【0083】本派生例によれば、マスクパターン24を
偏光板としているので、上述のレンチキュラーレンズ3
に紫外線硬化樹脂を用いて基板20と一体に形成する際
に、紫外線のあたる部分が増えるため、基板状のレンチ
キュラー形成の時間を短縮することが可能になる。
【0084】また、本実施形態並びにその派生例として
示した図8,図12の構成では光指向性制御手段に用い
る2種類のマスクパターン21、24を別基板25、2
0上に形成したが、図13に示すように、1枚の基板2
0上の両面に形成しておいてもよい。この構成によれ
ば、更に部品数が減り、低コストで、重量の軽い立体画
像表示装置の提供が可能となる。
【0085】以上、マスクパターンを形成した基板上に
一体的に形成するマイクロレンズとして、一方向に屈折
力を有するシリンドリカルレンズを複数個、該一方向に
所定のピッチで配列した、所謂レンチキュラーレンズを
用いた場合について説明したが、本発明の構成はそれに
限るものではない。即ち、本出願人の特願平8−148
611号の実施形態3として提案した構成においても、
本発明の適用が可能である。
【0086】図14は、特願平8−148611号の実
施形態3の構成を示す図であり、マイクロレンズとし
て、レンチキュラーレンズではなく、上下・左右方向で
異なる曲率を有するトーリックレンズアレイを用いた点
が、本発明の第1、第2の実施形態と異なっている。
【0087】この構成においても、ディスプレイの水平
方向に関する光学的作用は、本発明の第1、第2の実施
形態と同様であるため、この構成に本発明を適用し、マ
スクパターンを形成した基板上に、上下・左右方向に異
なる屈折力を有するトーリックレンズを複数個、上下・
左右方向に所定のピッチで配列したトーリックレンズア
レイを一体的に形成することによっても、前述同様に、
部品数低下、コスト削減等の効果を得ることが出来る。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば以上のように各要素を特
定することによって、装置全体の小型化及び簡素化そし
て組立の容易化を図りつつ、広い領域において立体画像
を高画質で良好に観察することができる立体画像表示装
置を達成することができる。
【0089】特に、本発明の立体画像表示装置によれ
ば、光指向性制御手段を構成するマスクパターンとマイ
クロレンズとを1枚の基板上に一体成形したことによ
り、組立時の工数が減り、コストの削減が可能で、ま
た、組立後にマスクパターンとマイクロレンズとの間隔
が変化することがなく、立体視性能の劣化の少ない立体
画像表示装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体画像表示装置の実施形態1の要部
構成図
【図2】本発明の立体画像表示装置の実施形態1の水平
方向の拡大断面図
【図3】本発明の立体画像表示装置の実施形態1の水平
方向の断面図
【図4】本発明の立体画像表示装置の実施形態1の垂直
方向の断面図
【図5】本発明の立体画像表示装置の実施形態1の表示
画像の説明図
【図6】本発明の立体画像表示装置の実施形態1の光指
向性制御手段の説明図
【図7】本発明の立体画像表示装置の実施形態1におい
て基板に反りを生じた場合の説明図
【図8】本発明の立体画像表示装置の実施形態2の要部
構成図
【図9】本発明の立体画像表示装置の実施形態2の水平
方向の断面図
【図10】本発明の立体画像表示装置の実施形態2の垂
直方向の断面図
【図11】本発明の立体画像表示装置の実施形態2の光
指向性制御手段の説明図
【図12】本発明の立体画像表示装置の実施形態2の派
生例の要部構成図
【図13】本発明の立体画像表示装置の実施形態2の光
指向性制御手段の別構成例の説明図
【図14】本発明が適用できる他の実施経緯の要部概略
【符号の説明】
1 バックライト 2 光指向性制御手段 20,23 基板 21 市松状マスクパターン 21L,21R 開口部 22 横ストライプ状マスクパターン 3 レンチキュラーレンズ 3a シリンドリカルレンズ 4 ディスプレイデバイス 5 ディスプレイ駆動回路 6 画像処理手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束で開口部と遮光部を
    複数個、所定のピッチで配列したマスクパターンを照明
    し、該複数の開口部を通過した光束をマイクロレンズ素
    子を通過させて所定の指向性を有する光束として視差画
    像を表示したディスプレイを照明し、該ディスプレイに
    表示した視差画像を観察者の右眼と左眼に分離させて導
    光して立体的に観察する立体画像表示装置において、該
    マスクパターンと該マイクロレンズ素子とを一枚の基板
    に一体的に形成したことを特徴とする立体画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイにはN個の視差画像を
    各々多数のストライプ視差画像に分割し、該分割したス
    トライプ視差画像を該N個の視差画像に対応して所定の
    順序で所定のピッチで繰り返して配列して合成したスト
    ライプ合成画像が表示されていることを特徴とする請求
    項1の立体画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイには右眼用の視差画像
    と左眼用の視差画像の夫々を多数のストライプ状の画像
    に分割して得た右ストライプ視差画像と左ストライプ視
    差画像を所定の順序で交互に並べて1つのストライプ合
    成画像を表示していることを特徴とする請求項1の立体
    画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイには右眼用の視差画像
    と左眼用の視差画像の夫々を多数の横ストライプ状の画
    素に分割して得た右ストライプ視差画像と左ストライプ
    視差画像を所定の順序で交互に並べて1つの画像とした
    横ストライプ合成画像が表示されていることを特徴とす
    る請求項1の立体画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記基板の一方の面に前記マスクパター
    ンを形成し、前記基板の他方の面に前記マイクロレンズ
    素子を形成していることを特徴とする請求項2,3又は
    4の立体画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記基板の一方の面に前記マスクパター
    ンを形成し、該マスクパターンを形成した面に更に前記
    マイクロレンズ素子を形成したことを特徴とする請求項
    2,3又は4の立体画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記基板の両面には所定の開口部を有し
    たマスクパターンが形成されており、該マスクパターン
    を形成した一方の面に前記マイクロレンズ素子を形成し
    たことを特徴とする請求項2,3又は4の立体画像表示
    装置。
  8. 【請求項8】 前記マスクパターンとマイクロレンズ素
    子とを一枚の基板上に、紫外線硬化樹脂を用いて形成し
    たことを特徴とする請求項2,3又は4の立体画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 前記マスクパターンは前記基板上に2つ
    の薄膜を積層して形成しており、このとき前記ディスプ
    レイ側の薄膜は前記光源手段側の薄膜に比べて反射率が
    低い材質より成っていることを特徴とする請求項2,3
    又は4の立体画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記マスクパターンは前記基板上に偏
    光板を利用して形成されており、該マスクパターン面上
    に前記マイクロレンズ素子を形成していることを特徴と
    する請求項2,3又は4の立体画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記マイクロレンズ素子が、一方向に
    屈折力を有するシリンドリカルレンズを複数個、該一方
    向に所定のピッチで配列したレンチキュラーレンズであ
    ることを特徴とする請求項2,3又は4の立体画像表示
    装置。
  12. 【請求項12】 前記マイクロレンズ素子が、上下・左
    右方向に異なる屈折力を有するトーリックレンズを複数
    個、上下・左右方向に所定のピッチで配列したトーリッ
    クレンズアレイであることを特徴とする請求項2,3又
    は4の立体画像表示装置。
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