JPH10220945A - 飲食用氷 - Google Patents
飲食用氷Info
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- JPH10220945A JPH10220945A JP2622997A JP2622997A JPH10220945A JP H10220945 A JPH10220945 A JP H10220945A JP 2622997 A JP2622997 A JP 2622997A JP 2622997 A JP2622997 A JP 2622997A JP H10220945 A JPH10220945 A JP H10220945A
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- Japan
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- piece
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンビニエンスストアなどで市販されている
ロックアイスは、各氷片の大きさがまちまちで、使用時
において、適当な大きさの氷を用意するまでに手間がか
かっていた。また、袋詰めにして市販されているが、袋
がかさばって、店頭に陳列する際には整頓しにくく、ま
た、多くのスペースを要していた。 【解決手段】 飲食用の氷において、複数の氷片を薄肉
部を介して互いに連結させた。使用時には薄肉部で割っ
て丁度よい大きさとすることができ、また、氷片と氷片
とを薄肉部で連結しているので、袋詰めにしてもかさば
らず、店頭に陳列する際にも、整頓が容易で、また多く
のスペースを必要としない。
ロックアイスは、各氷片の大きさがまちまちで、使用時
において、適当な大きさの氷を用意するまでに手間がか
かっていた。また、袋詰めにして市販されているが、袋
がかさばって、店頭に陳列する際には整頓しにくく、ま
た、多くのスペースを要していた。 【解決手段】 飲食用の氷において、複数の氷片を薄肉
部を介して互いに連結させた。使用時には薄肉部で割っ
て丁度よい大きさとすることができ、また、氷片と氷片
とを薄肉部で連結しているので、袋詰めにしてもかさば
らず、店頭に陳列する際にも、整頓が容易で、また多く
のスペースを必要としない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食用の氷、詳し
くは、主として、グラスなどに入れて飲物を冷やすため
に用いられる飲食用の氷に関する。
くは、主として、グラスなどに入れて飲物を冷やすため
に用いられる飲食用の氷に関する。
【0002】
【従来の技術】現在まで、コンビニエンスストアなどの
小売店において、ロックアイスなどの氷が飲食用の氷と
して販売されている。この市販のロックアイスは、所謂
かち割り氷といわれる、比較的大きな塊状の氷を砕いて
小片としたものであり、各氷の小片は、砕かれたままの
いびつな形状をなしており、そして、これらの氷片を、
一定の目方毎に袋詰めにして、販売しているのである。
小売店において、ロックアイスなどの氷が飲食用の氷と
して販売されている。この市販のロックアイスは、所謂
かち割り氷といわれる、比較的大きな塊状の氷を砕いて
小片としたものであり、各氷の小片は、砕かれたままの
いびつな形状をなしており、そして、これらの氷片を、
一定の目方毎に袋詰めにして、販売しているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のロッ
クアイスは、各氷片の大きさがまちまちで、たとえば、
グラスに入れる際には、一番適当な大きさの氷を袋の中
から選択して取り出さねばならず、また、氷片がグラス
の口より大きい場合には、さらに氷片を砕いて小さくし
てやる必要があるなど、使用時において、適当な大きさ
の氷を用意するまでに手間がかかった。
クアイスは、各氷片の大きさがまちまちで、たとえば、
グラスに入れる際には、一番適当な大きさの氷を袋の中
から選択して取り出さねばならず、また、氷片がグラス
の口より大きい場合には、さらに氷片を砕いて小さくし
てやる必要があるなど、使用時において、適当な大きさ
の氷を用意するまでに手間がかかった。
【0004】また、袋詰めにして市販されているが、氷
片の形状がいびつなため、袋内において氷片と氷片との
間に隙間が多くでき、袋がかさばって、店頭に陳列する
際には整頓しにくく、また、多くのスペースを要してい
た。本発明の目的は、使用するときの氷の大きさを任意
に選択でき、かつ袋詰めにしたときにも、氷片と氷片と
の間に多くの隙間が生じることなく、かさばらないで陳
列することができる飲食用の氷を提供することにある。
片の形状がいびつなため、袋内において氷片と氷片との
間に隙間が多くでき、袋がかさばって、店頭に陳列する
際には整頓しにくく、また、多くのスペースを要してい
た。本発明の目的は、使用するときの氷の大きさを任意
に選択でき、かつ袋詰めにしたときにも、氷片と氷片と
の間に多くの隙間が生じることなく、かさばらないで陳
列することができる飲食用の氷を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、飲食用の氷であって、複数の氷片が薄肉
部を介して互いに連結されている。また、各氷片は、薄
肉部を介して互いに水平方向に連結されていることが好
ましい。
め、本発明は、飲食用の氷であって、複数の氷片が薄肉
部を介して互いに連結されている。また、各氷片は、薄
肉部を介して互いに水平方向に連結されていることが好
ましい。
【0006】また、氷の底面を凸状に形成するととも
に、氷の上面を、前記底面に形成した凸部に嵌め合うこ
とができる凹状に形成していることが好ましい。
に、氷の上面を、前記底面に形成した凸部に嵌め合うこ
とができる凹状に形成していることが好ましい。
【0007】
【発明の作用効果】本発明によれば、連結された各氷片
は薄肉部で容易に割ることができるので、たとえば、グ
ラスに入れる際には、グラスの口の大きさや深さに適合
するように、氷を任意の薄肉部で割り、丁度よい大きさ
とすることができるなど、使用するときの氷の大きさを
任意に選択することができる。また、各氷片は、薄肉部
を介して互いに結合されているので、氷片と氷片との間
に隙間が多くできることはなく、袋がかさばらず、店頭
に陳列する際にも、整頓が容易で、また多くのスペース
を必要としない。
は薄肉部で容易に割ることができるので、たとえば、グ
ラスに入れる際には、グラスの口の大きさや深さに適合
するように、氷を任意の薄肉部で割り、丁度よい大きさ
とすることができるなど、使用するときの氷の大きさを
任意に選択することができる。また、各氷片は、薄肉部
を介して互いに結合されているので、氷片と氷片との間
に隙間が多くできることはなく、袋がかさばらず、店頭
に陳列する際にも、整頓が容易で、また多くのスペース
を必要としない。
【0008】また、各氷片が、薄肉部を介して互いに水
平方向に連結されている場合には、氷の形状が板状とな
るので、氷を積み重ねて載置することができ、狭い空間
においても、効率よく収納あるいは陳列することができ
る。また、氷の底面を凸状に形成するとともに、氷の上
面を、前記底面に形成した凸状に嵌め合うことができる
凹状に形成していると、積み重ねたときに氷の底面と上
面が嵌み合って固定されるので、積み重ねたときにずれ
にくく、よりきちんと整頓することができる。また、が
たつくことがないため、輸送時の振動などによる薄肉部
での割れを有効に防止できる。さらに、凹状に形成され
た上面は、任意の大きさに割るときに指などで押しやす
く、効率よく力を加えることができ、薄肉部において容
易に割ることができる。
平方向に連結されている場合には、氷の形状が板状とな
るので、氷を積み重ねて載置することができ、狭い空間
においても、効率よく収納あるいは陳列することができ
る。また、氷の底面を凸状に形成するとともに、氷の上
面を、前記底面に形成した凸状に嵌め合うことができる
凹状に形成していると、積み重ねたときに氷の底面と上
面が嵌み合って固定されるので、積み重ねたときにずれ
にくく、よりきちんと整頓することができる。また、が
たつくことがないため、輸送時の振動などによる薄肉部
での割れを有効に防止できる。さらに、凹状に形成され
た上面は、任意の大きさに割るときに指などで押しやす
く、効率よく力を加えることができ、薄肉部において容
易に割ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の飲食用の氷の一
実施形態を示す斜視図である。この氷1は、全体として
厚みのある矩形板状をなし、3×5列に並んだ15個の
氷片2から構成されている。各氷片2は、その上面3お
よび底面4が正方形をなし、高さが上面3および底面4
の1辺の約半分である四角柱形状をなしており、これら
各氷片2は、薄肉部5を介して互いに水平方向に連結さ
れている。
実施形態を示す斜視図である。この氷1は、全体として
厚みのある矩形板状をなし、3×5列に並んだ15個の
氷片2から構成されている。各氷片2は、その上面3お
よび底面4が正方形をなし、高さが上面3および底面4
の1辺の約半分である四角柱形状をなしており、これら
各氷片2は、薄肉部5を介して互いに水平方向に連結さ
れている。
【0010】そして、この各氷片2および薄肉部5は、
氷1に2本の縦溝6および4本の横溝7を上面3側から
切り込んで氷1を区画することにより形成されている。
すなわち、この縦溝6および横溝7は、氷1を切断する
ことなく上面3側から氷1の厚み途中まで切り込むよう
にして形成されており、そして、途中まで切り込んだ残
りの厚み部分が薄肉部5となり、また、縦溝6および横
溝7で区切られた各部分が、各氷片2を構成している。
そして、縦溝6および横溝7で区切られた各氷片2は、
薄肉部5を介して、水平方向、すなわち、各氷片2の側
面と側面とが互いにつながるようにして、連結されてい
る。
氷1に2本の縦溝6および4本の横溝7を上面3側から
切り込んで氷1を区画することにより形成されている。
すなわち、この縦溝6および横溝7は、氷1を切断する
ことなく上面3側から氷1の厚み途中まで切り込むよう
にして形成されており、そして、途中まで切り込んだ残
りの厚み部分が薄肉部5となり、また、縦溝6および横
溝7で区切られた各部分が、各氷片2を構成している。
そして、縦溝6および横溝7で区切られた各氷片2は、
薄肉部5を介して、水平方向、すなわち、各氷片2の側
面と側面とが互いにつながるようにして、連結されてい
る。
【0011】前記薄肉部5の厚さは、氷1の輸送時や陳
列時においては、かかる薄肉部5から容易に割れること
なく、かつ、使用時においては、一定の外力を加えるこ
とにより割ることができるような厚さとする必要があ
る。そのため、縦溝6および横溝7の溝の深さは、おお
よそ氷1の厚さに対して、3分の2程度であることが好
ましい。また、薄肉部5の長さ、すなわち、縦溝6およ
び横溝7の溝幅は、あまり長く、あるいは広いと割れや
すくなるため、各氷片2の1辺の長さの10分の1以下
程度とするのがよい。
列時においては、かかる薄肉部5から容易に割れること
なく、かつ、使用時においては、一定の外力を加えるこ
とにより割ることができるような厚さとする必要があ
る。そのため、縦溝6および横溝7の溝の深さは、おお
よそ氷1の厚さに対して、3分の2程度であることが好
ましい。また、薄肉部5の長さ、すなわち、縦溝6およ
び横溝7の溝幅は、あまり長く、あるいは広いと割れや
すくなるため、各氷片2の1辺の長さの10分の1以下
程度とするのがよい。
【0012】このような氷1の製造は、たとえば、矩形
板状の氷を製氷して、その後に、刃物などを用いて縦方
向から2本の縦溝6をいれて、その後に、横方向から4
本の横溝7をいれるなど公知の方法により容易に製造す
ることができる。以上のように構成された氷1は、連結
された各氷片2を薄肉部5で容易に割ることができるの
で、たとえば、グラスに入れる際には、グラスの口の大
きさや深さに適合するように、氷1を任意の薄肉部5で
割り、丁度よい大きさとすることができるなど、使用す
るときの氷の大きさを任意に選択することができる。具
体的には、たとえば、グラスの深さが氷片2の3個分に
相当するようであれば、氷片2を3個連結させたままの
状態で、残りの氷片2から薄肉部5において切離して用
いることができる。
板状の氷を製氷して、その後に、刃物などを用いて縦方
向から2本の縦溝6をいれて、その後に、横方向から4
本の横溝7をいれるなど公知の方法により容易に製造す
ることができる。以上のように構成された氷1は、連結
された各氷片2を薄肉部5で容易に割ることができるの
で、たとえば、グラスに入れる際には、グラスの口の大
きさや深さに適合するように、氷1を任意の薄肉部5で
割り、丁度よい大きさとすることができるなど、使用す
るときの氷の大きさを任意に選択することができる。具
体的には、たとえば、グラスの深さが氷片2の3個分に
相当するようであれば、氷片2を3個連結させたままの
状態で、残りの氷片2から薄肉部5において切離して用
いることができる。
【0013】また、各氷片2は、薄肉部5を介して互い
に結合しているので、氷片2と氷片2との間に隙間が多
くできることはなく、この氷1を販売時において袋詰め
にしたときにも、袋がかさばらず、店頭に陳列する際に
も、整頓が容易で、また陳列のスペースも多くを要しな
い。とりわけ本実施形態の様に、各氷片2が、薄肉部5
を介して互いに水平方向に連結されていると、氷1の形
状が全体として矩形板状となるため、氷1を積み重ねて
載置することができ、狭い空間においても、効率よく収
納あるいは陳列することができる。
に結合しているので、氷片2と氷片2との間に隙間が多
くできることはなく、この氷1を販売時において袋詰め
にしたときにも、袋がかさばらず、店頭に陳列する際に
も、整頓が容易で、また陳列のスペースも多くを要しな
い。とりわけ本実施形態の様に、各氷片2が、薄肉部5
を介して互いに水平方向に連結されていると、氷1の形
状が全体として矩形板状となるため、氷1を積み重ねて
載置することができ、狭い空間においても、効率よく収
納あるいは陳列することができる。
【0014】また、上面3および底面4は、正方形に限
らず、特定の用途に好適な形状としてもよい。たとえば
図2は、上面3および底面4を長方形とした実施形態を
示す部分斜視図であり、このように、上面3および底面
4を長方形とした場合には、たとえば、底の深いグラス
などに氷片2を入れるときに、上面3および底面4が正
方形であれば2個連結していれる必要があるが、上面3
および底面4が長方形であれば、氷片2を1個いれるだ
けでグラスの深さに丁度よく適合する場合などに好適に
用いることができる。この場合、実際には、上面3およ
び底面4の長辺を7〜8センチメートル程度にしておく
と、長尺なカクテルグラスなどの深さに適合した氷片2
として使用することができる。
らず、特定の用途に好適な形状としてもよい。たとえば
図2は、上面3および底面4を長方形とした実施形態を
示す部分斜視図であり、このように、上面3および底面
4を長方形とした場合には、たとえば、底の深いグラス
などに氷片2を入れるときに、上面3および底面4が正
方形であれば2個連結していれる必要があるが、上面3
および底面4が長方形であれば、氷片2を1個いれるだ
けでグラスの深さに丁度よく適合する場合などに好適に
用いることができる。この場合、実際には、上面3およ
び底面4の長辺を7〜8センチメートル程度にしておく
と、長尺なカクテルグラスなどの深さに適合した氷片2
として使用することができる。
【0015】さらに、図には示さないが、上面3および
底面4を円とした円柱状の氷片2を、薄肉部5介して互
いに一列に連結したようなものであってもよく、また、
氷片2を球状として、この氷片2の球面を薄肉部5を介
して互いに連結させたようなものであってもよい。な
お、氷1をこのような形状として製造する場合には、各
氷片2を予め所定形状に製氷しておき、つぎに、製氷さ
れた各氷片2の表面が互いに接触するような状態に配置
して、その状態で再度冷凍して薄肉部5を形成するよう
にしてもよい。
底面4を円とした円柱状の氷片2を、薄肉部5介して互
いに一列に連結したようなものであってもよく、また、
氷片2を球状として、この氷片2の球面を薄肉部5を介
して互いに連結させたようなものであってもよい。な
お、氷1をこのような形状として製造する場合には、各
氷片2を予め所定形状に製氷しておき、つぎに、製氷さ
れた各氷片2の表面が互いに接触するような状態に配置
して、その状態で再度冷凍して薄肉部5を形成するよう
にしてもよい。
【0016】さらに、図3は、縦溝6および横溝7を、
上面3側からと、底面4側からの両方側から氷1の厚み
の途中まで切り込むようにして形成し、両方から切り込
まれた残りの部分を薄肉部5とした実施形態を示してい
る。このように、氷1の厚みの途中において薄肉部5を
形成すると、使用時において適当な大きさに割るとき
に、上面3側からでも底面4側からでも、縦溝6および
横溝7を目視することができ、かつ、上面3および底面
4のどちらの面にも予め溝が形成されているので、いず
れの側からでも割りやすくなる。
上面3側からと、底面4側からの両方側から氷1の厚み
の途中まで切り込むようにして形成し、両方から切り込
まれた残りの部分を薄肉部5とした実施形態を示してい
る。このように、氷1の厚みの途中において薄肉部5を
形成すると、使用時において適当な大きさに割るとき
に、上面3側からでも底面4側からでも、縦溝6および
横溝7を目視することができ、かつ、上面3および底面
4のどちらの面にも予め溝が形成されているので、いず
れの側からでも割りやすくなる。
【0017】つぎに、図4には、各氷片2の底面4を凸
状に形成するとともに、各氷片2の上面3を、前記底面
4に形成した凸状形に嵌め合うことができる凹状に形成
した実施形態を示している。この実施形態は、図5にそ
の断面図を示すが、各氷片2の底面4の周端部から下方
でかつ内方側に向かって段部8を形成することにより、
底面4を凸状に形成しており、また、前記した底面4の
凸状に嵌め合うことができるように、各氷片2の上面3
の周端部から内側に窪むような段部9を形成することに
より、上面3を凹状に形成している。
状に形成するとともに、各氷片2の上面3を、前記底面
4に形成した凸状形に嵌め合うことができる凹状に形成
した実施形態を示している。この実施形態は、図5にそ
の断面図を示すが、各氷片2の底面4の周端部から下方
でかつ内方側に向かって段部8を形成することにより、
底面4を凸状に形成しており、また、前記した底面4の
凸状に嵌め合うことができるように、各氷片2の上面3
の周端部から内側に窪むような段部9を形成することに
より、上面3を凹状に形成している。
【0018】このように、底面4を凸状に形成するとと
もに、氷の上面3を前記底面4に形成した凸状に嵌め合
うことができる凹状に形成すると、たとえば図5の仮想
線に示すように、これら氷1を積み重ねたときにも、底
面4と上面3が嵌み合って固定され、積み重ねたときに
ずれにくいため、きちんと整頓して陳列することがで
き、また、がたつくことがないため、氷1を積み重ねた
状態で輸送しても、たとえ輸送時に大きな振動などが発
生しても、薄肉部5における割れを有効に防止すること
ができる。さらに、各氷片2ごとに、氷の上面3が凹状
に形成されているので、使用時において適当な大きさに
割るときには、上面3が指などで押しやすい形状となっ
ており、効率よく力を加えることができ、容易に氷1を
各氷片2ごとに分割することができる。
もに、氷の上面3を前記底面4に形成した凸状に嵌め合
うことができる凹状に形成すると、たとえば図5の仮想
線に示すように、これら氷1を積み重ねたときにも、底
面4と上面3が嵌み合って固定され、積み重ねたときに
ずれにくいため、きちんと整頓して陳列することがで
き、また、がたつくことがないため、氷1を積み重ねた
状態で輸送しても、たとえ輸送時に大きな振動などが発
生しても、薄肉部5における割れを有効に防止すること
ができる。さらに、各氷片2ごとに、氷の上面3が凹状
に形成されているので、使用時において適当な大きさに
割るときには、上面3が指などで押しやすい形状となっ
ており、効率よく力を加えることができ、容易に氷1を
各氷片2ごとに分割することができる。
【0019】また、図5に示した実施形態では、底面4
および上面3に段部8および9をそれぞれ形成したが、
図6の断面図に示すように、底面4の凸状および上面3
の凹状をゆるやかな曲面として形成してもよい。このよ
うな曲面として形成すると、意匠性が向上する。さら
に、図5に示した実施形態では、各氷片2ごとに底面4
を凸状に形成し、かつ上面3を凹状に形成したが、図7
に示すように、氷1の底面を全体として凸状に形成し、
あるいは上面を全体として凹状に形成してもよい。この
場合には、氷1の周端部に位置する氷片2に、前記した
段部8および9を設ければよい。
および上面3に段部8および9をそれぞれ形成したが、
図6の断面図に示すように、底面4の凸状および上面3
の凹状をゆるやかな曲面として形成してもよい。このよ
うな曲面として形成すると、意匠性が向上する。さら
に、図5に示した実施形態では、各氷片2ごとに底面4
を凸状に形成し、かつ上面3を凹状に形成したが、図7
に示すように、氷1の底面を全体として凸状に形成し、
あるいは上面を全体として凹状に形成してもよい。この
場合には、氷1の周端部に位置する氷片2に、前記した
段部8および9を設ければよい。
【0020】なお、以上述べたような、底面を凹状に形
成し、かつ上面を凸状に形成した氷1を製造するには、
たとえば、図5〜図7の断面形状に合う製氷型を用意し
て、氷1を所定の型で製氷したあと、前述したように、
刃物などを用いて縦溝6および横溝7をいれるなどの方
法により製造できる。また、これらの氷1を袋詰めする
際には、氷1と包装袋とを密着させることが望ましい。
氷1と包装袋とを密着させると、積み重ねた際によりし
っかりと嵌め合うことができる。
成し、かつ上面を凸状に形成した氷1を製造するには、
たとえば、図5〜図7の断面形状に合う製氷型を用意し
て、氷1を所定の型で製氷したあと、前述したように、
刃物などを用いて縦溝6および横溝7をいれるなどの方
法により製造できる。また、これらの氷1を袋詰めする
際には、氷1と包装袋とを密着させることが望ましい。
氷1と包装袋とを密着させると、積み重ねた際によりし
っかりと嵌め合うことができる。
【0021】以上述べたような種々の実施形態を含む本
発明の飲食用の氷は、たとえば、コンビニエンスストア
などで、いわゆるロックアイスとして販売されている袋
詰め用の氷として好適に用いられ、使用時には、適当な
大きさに割ってグラスなどに入れて飲物を冷やすために
用いることができる。
発明の飲食用の氷は、たとえば、コンビニエンスストア
などで、いわゆるロックアイスとして販売されている袋
詰め用の氷として好適に用いられ、使用時には、適当な
大きさに割ってグラスなどに入れて飲物を冷やすために
用いることができる。
【図1】本発明の飲食用の氷の一実施形態を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1の氷片と異なった形状の氷片である実施形
態を示す部分斜視図である。
態を示す部分斜視図である。
【図3】図1の縦溝および横溝とは、異なった溝形状で
ある実施形態を示す部分斜視図である。
ある実施形態を示す部分斜視図である。
【図4】図1の氷片の底面を凸状に形成し、上面を凹状
に形成した実施形態を示す部分斜視図である。
に形成した実施形態を示す部分斜視図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】図5の断面図に相当する断面図であって、他の
実施形態を示すものである。
実施形態を示すものである。
【図7】図5の断面図に相当する断面図であって、さら
に、他の実施形態を示すものである。
に、他の実施形態を示すものである。
1 氷 2 氷片 3 上面 4 底面 5 薄肉部
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の氷片が、薄肉部を介して互いに連
結されている飲食用の氷。 - 【請求項2】 各氷片は、薄肉部を介して互いに水平方
向に連結されている請求項1記載の飲食用の氷。 - 【請求項3】 氷の底面を凸状に形成するとともに、氷
の上面を、前記底面に形成した凸状に嵌め合うことがで
きる凹状に形成している請求項1または2に記載の飲食
用の氷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2622997A JPH10220945A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 飲食用氷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2622997A JPH10220945A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 飲食用氷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220945A true JPH10220945A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12187526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2622997A Pending JPH10220945A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 飲食用氷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10220945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110424318A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-11-08 | 刘华北 | 一种可应对不同长度路段的积雪收集处理一体装置 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP2622997A patent/JPH10220945A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110424318A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-11-08 | 刘华北 | 一种可应对不同长度路段的积雪收集处理一体装置 |
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