JPH1022078A - 蛍光灯用リモートスイッチ - Google Patents

蛍光灯用リモートスイッチ

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JPH1022078A
JPH1022078A JP21040996A JP21040996A JPH1022078A JP H1022078 A JPH1022078 A JP H1022078A JP 21040996 A JP21040996 A JP 21040996A JP 21040996 A JP21040996 A JP 21040996A JP H1022078 A JPH1022078 A JP H1022078A
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JP
Japan
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switch
fluorescent lamp
voltage
electrodes
signal
Prior art date
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JP21040996A
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English (en)
Inventor
Shoichi Horiuchi
正一 堀内
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HORIUCHI DENSHI SEKKEI KK
Original Assignee
HORIUCHI DENSHI SEKKEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の場所から複数の蛍光灯を個別に点灯/
消灯する。 【解決手段】 本発明のリモートスイッチは送信部と蛍
光灯に点灯管用ソケットに挿入される受信部2からな
る。送信部で、選択操作されたキースイッチの識別コー
ド信号を赤外線信号に変換して空間放射し、受信部2の
受光部21でこれを受光して識別コード信号に変換し、
制御部23によって、この受信識別コードと設定スイッ
チ部24の識別コードを比較し、両者が一致すると、端
子電圧検出部28で検出された、点灯管用ソケットの電
極間の交流電圧レベルに基づいて蛍光灯が点灯中か否か
を判断し、点灯中であれば、ゼロクロス検出部29で検
出されたゼロクロスタイミングに基づいて交流電圧のピ
ーク付近で電子スイッチ26により上記電極間を所定時
間短絡させて蛍光灯を点灯させ、また点灯中であれば、
交流電圧のゼロクロス付近で上記電極間を所定時間短絡
させて消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯照明器具の
点灯および消灯を制御するスイッチに関し、特に遠隔操
作が可能なリモートスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような蛍光灯用スイッチとして
は、ウォールスイッチあるいは蛍光灯照明器具から引き
出された紐によるプルスイッチがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の蛍光灯用スイッチでは、スイッチ設置場所に行って操
作しなければならず、病人または体を動かすことができ
ない人にとっては他の人に依頼するしかなかった。
【0004】また、オフィスや工場等の複数の照明を一
個のスイッチで操作する場合には、個別の点灯または消
灯は不可能であり、必要としない照明まで点灯すること
となり、不必要な電力消費と器具の消耗を伴うこととな
り、無駄な出費の原因となっていた。さらにスイッチの
設置場所が出入口から遠く、消灯すると出入口に到達す
るのが危険な構造の建物の場合、常備灯あるいは懐中電
灯等を必要とした。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、任意の場所から容易に点灯/消灯ができ
る蛍光灯用リモートスイッチを提供することを目的とす
るものである。さらに任意の場所から複数の蛍光灯を個
別に点灯/消灯できる蛍光灯用リモートスイッチを提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係わる蛍光灯用リモートスイッチ
は、送信部と、蛍光灯の点灯管用ソケットに挿入される
受信部からなる蛍光灯用リモートスイッチであって、前
記送信部が、操作キースイッチと、前記操作キースイッ
チが操作されるとスイッチ信号を出力する送信制御部
と、前記スイッチ信号を光信号に変換して空間放射する
発光部とから構成してあり、前記受信部が、前記送信部
からの光信号を受光する受光手段と、前記点灯管用ソケ
ットに嵌合し且つ前記点灯管用ソケットの電極間からの
交流電圧が印加されるプラグ部と、前記プラグ部に印加
される交流電圧のレベルおよびゼロクロスタイミングを
検出する電圧検出手段と、前記プラグ部を介して前記点
灯管用ソケットの前記電極間に接続され且つ前記電極間
を短絡または開放する電子スイッチと、前記受光手段に
より前記光信号が受光されると、前記電圧検出手段によ
る前記交流電圧レベルに基づいて前記蛍光灯が点灯して
いるか消灯しているかを判断し、消灯中であれば、前記
ゼロクロスタイミングに基づいて前記交流電圧のピーク
付近で前記電子スイッチにより前記点灯管用ソケットの
電極間を所定時間短絡させて前記蛍光灯を点灯させ、ま
た点灯中であれば、前記ゼロクロスタイミングに基づい
て前記交流電圧のゼロクロス付近で前記電子スイッチに
より前記点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させ
て前記蛍光灯を消灯させる制御部とから構成してあるこ
とを特徴とする
【0007】かかる構成により、送信部において、操作
キースイッチが操作されると、送信制御部によってスイ
ッチ信号を生成し、このスイッチ信号を発光部によって
光信号に変換して空間放射し、受信部において、受光手
段によって送信部からの光信号を受光すると、制御部に
よって、交流電圧レベルに基づいて蛍光灯が点灯してい
るか消灯しているかを判断し、消灯中であれば、交流電
圧のピーク付近で電子スイッチにより点灯管用ソケット
の電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を点灯させ、また
点灯中であれば、交流電圧のゼロクロス付近で電子スイ
ッチにより点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡さ
せて蛍光灯を消灯させることにより、任意の場所からの
遠隔操作で容易に蛍光灯を点灯/消灯かすることができ
る。また従来の蛍光灯照明装置の点灯管を本発明の受信
部と交換するだけで本発明のリモートスイッチを適用す
ることができる。また点灯時間を約0.5秒に短縮する
ことができる。
【0008】また、上記目的を達成するために、請求項
2の発明に係わる蛍光灯用リモートスイッチは、請求項
1の発明に係わる蛍光灯用リモートスイッチにおいて、
前記制御部が、前記点灯管用ソケットに連動しているメ
インスイッチが投入されると、前記ゼロクロスタイミン
グに基づいて前記交流電圧のピーク付近で前記電子スイ
ッチにより前記点灯管用ソケットの電極間を所定時間短
絡させて前記蛍光灯を点灯させ、メインスイッチが投入
されているときに前記受光信号に応じた消灯または点灯
動作を実行することを特徴とするものである。
【0009】かかる構成により、制御部によって、点灯
管用ソケットに連動しているメインスイッチが投入され
ると、交流電圧のピーク付近で電子スイッチにより点灯
管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を点
灯させることにより、従来からあるメインスイッチ(ウ
ォールスイッチまたはプルスイッチ)を併用することが
できる。
【0010】また、上記目的を達成するために、請求項
3の発明に係わる蛍光灯用リモートスイッチは、送信部
と、第1〜N(Nは2以上の整数)の蛍光灯の点灯管用
ソケットにそれぞれ挿入される第1〜Nの受信部からな
る蛍光灯用リモートスイッチであって、前記送信部が、
前記N個の受信部を1つまたは複数個ごとに第1〜M
(Mは1≦M≦Nである整数)のグループとするとき、
各受信部グループにそれぞれ個別に対応する第1〜Mの
操作キースイッチと、前記操作キースイッチのいずれか
が選択操作されると、選択操作された操作キースイッチ
の識別コードを付したスイッチ信号を出力する送信制御
部と、前記スイッチ信号を光信号に変換して空間放射す
る発光部とから構成してあり、前記第1〜Nの受信部
が、それぞれ前記送信部からの光信号を受光して前記ス
イッチ信号に変換する受光手段と、対応する前記点灯管
用ソケットに嵌合し、この点灯管用ソケットの電極間か
らの交流電圧が印加されるプラグ部と、前記プラグ部に
印加される交流電圧のレベルおよびゼロクロスタイミン
グを検出する電圧検出手段と、前記プラグ部を介して前
記点灯管用ソケットの前記電極間に接続され、前記電極
間を短絡または開放する電子スイッチと、割り当てられ
た前記操作キースイッチの識別コードが予め設定される
設定スイッチ部と、前記受光手段から前記スイッチ信号
が入力されると、このスイッチ信号の識別コードと前記
設定スイッチ部に設定されている識別コードを比較し、
両者が一致すると、前記電圧検出手段による前記交流電
圧レベルに基づいて対応する前記蛍光灯が点灯している
か消灯しているかを判断し、消灯中であれば、前記ゼロ
クロスタイミングに基づいて前記交流電圧のピーク付近
で前記電子スイッチにより前記点灯管用ソケットの電極
間を所定時間短絡させて前記蛍光灯を点灯させ、また点
灯中であれば、前記ゼロクロスタイミングに基づいて前
記交流電圧のゼロクロス付近で前記電子スイッチにより
前記点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて前
記蛍光灯を消灯させる制御部とから構成してある。
【0011】かかる構成により、送信部において、第1
〜Mの操作キースイッチのいずれかが選択操作される
と、選択操作された操作キースイッチの識別コードを付
したスイッチ信号を送信制御部によって生成し、このス
イッチ信号を発光部によって光信号に変換して空間放射
し、第1〜Nの受信部において、受光手段によって送信
部からの光信号を受光して前記スイッチ信号に変換し、
制御部によって、このスイッチ信号の識別コードと設定
スイッチ部に設定されている識別コードを比較し、両者
が一致すると、交流電圧レベルに基づいて蛍光灯が点灯
しているか消灯しているかを判断し、点灯中であれば、
交流電圧のピーク付近で電子スイッチにより点灯管用ソ
ケットの電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を点灯さ
せ、また点灯中であれば、交流電圧のゼロクロス付近で
電子スイッチにより点灯管用ソケットの電極間を所定時
間短絡させて蛍光灯を消灯させることにより、任意の場
所からの遠隔操作で複数の蛍光灯を個別に点灯/消灯が
することができる。また従来の蛍光灯照明装置の点灯管
を本発明の受信部と交換するだけで本発明のリモートス
イッチを適用することができる。また点灯時間を約0.
5秒に短縮することができる。
【0012】また、上記目的を達成するために、請求項
4の発明に係わる蛍光灯用リモートスイッチは、請求項
3の発明に係わる蛍光灯用リモートスイッチにおいて、
前記第1〜Nの受信部の各制御部が、対応する前記点灯
管用ソケットに連動しているメインスイッチが投入され
ると、前記ゼロクロスタイミングに基づいて前記交流電
圧のピーク付近で前記電子スイッチにより前記点灯管用
ソケットの電極間を所定時間短絡させて対応する前記蛍
光灯を点灯させ、メインスイッチが投入されているとき
に前記受光したスイッチ信号に応じた消灯または点灯動
作を実行することを特徴とするものである。
【0013】かかる構成により、第1〜Nの受信部の各
制御部によって、対応する点灯管用ソケットに連動して
いるメインスイッチが投入されると、交流電圧のピーク
付近で電子スイッチにより前記点灯管用ソケットの電極
間を所定時間短絡させて対応する蛍光灯を点灯させるこ
とにより、従来からあるメインスイッチを併用すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1の(a)は本発明の実施の形
態を示すリモートスイッチの送信部の正面図、図1の
(b)は同送信部の側面図、図1の(c)は同リモート
スイッチの受信部の正面図、図1の(d)は同受信部の
側面図、図2は送信部1のブロック構成図、図3は任意
の受信部2のブロック構成図である。
【0015】本発明に係わるリモートスイッチは携帯可
能な送信部1と複数の蛍光灯の点灯管用ソケットに点灯
管に替えてそれぞれ挿入される複数の受信部2からな
る。ここでは、同一フロアに設置されている8台の蛍光
灯の点灯および消灯をリモート制御する場合について説
明する。これらの蛍光灯は、1つのウォールスイッチ
(メインスイッチ)によって共通点灯および消灯されて
いたものであるとする。各蛍光灯の点灯管用ソケットに
は、従来の点灯管に替えて上記の受信部2−1〜2−8
がそれぞれ取り付けられる。
【0016】図2において送信部1は、操作キースイッ
チ11と、送信制御部12と、赤外線発光部13と、電
池電源部14とを有する。
【0017】操作キースイッチ11は、複数のキースイ
ッチSW1〜SW8からなり、各スイッチはそれぞれ受
信部2−1〜2−8に対応する。尚、スイッチ数は8個
に限定されるものではなく、蛍光灯数等に応じて設定す
ることができる。また複数の蛍光灯(例えば2個ずつ)
に対して1つのキースイッチを対応させても良い。
【0018】送信制御部12は、操作キースイッチ11
のキースイッチのいずれかのキースイッチが選択操作さ
れると(押下されると)、操作選択されたキースイッチ
に対応する識別コード(ディジタルコード)でバースト
波のキャリア信号を変調し、この識別コード信号を赤外
線発光部13に出力する。
【0019】赤外線発光部13は、例えば赤外線発光ダ
イオードであり、送信制御部12からの識別コード信号
を赤外線信号に変換して空間に放射する。また、電池電
源部14は、例えば単三型または単四型の乾電池を用い
た3[V]電池電源であり、送信制御部12や赤外線発
光部13に電源を供給する。尚、充電池等を用いても良
い。
【0020】図3において受信部2は、受光部21と、
増幅部22と、制御部23と、設定スイッチ24と、電
源部25と、電子スイッチ26と、プラグ部27と、端
子電圧検出部28と、ゼロクロス検出部29とを有す
る。
【0021】受光部21は、例えばPINフォトダイオ
ードであり、送信部1からの赤外線信号を受信して識別
コード信号に変換する赤外線受光素子である。また増幅
部22は、受光部21による識別コード信号を増幅する
増幅器である。
【0022】設定スイッチ24は、ディジタルコードを
設定するスイッチであり、その受信部2に割り当てられ
たディジタルコード(識別コード)が予め設定されてい
る。プラグ部27は、蛍光灯の点灯管ソケットに挿入さ
れ、商用電源(図示せず)からの交流電圧が印加される
部分である。尚、プラグ形状は、図1(b)に示すよう
に、電極となる2つの凸状端子または凹状部分を有する
タイプの他に、白熱電球のようなねじ込みタイプのもの
もある。
【0023】電源部25は、整流回路およびコンデンサ
等の平滑蓄電回路を有し、プラグ部27からの交流電圧
を整流して12[V]の直流定電圧に変換し、これを貯
え、受信部2の各部に供給する。
【0024】電子スイッチ26は、トライアックやパワ
ーMOS等のスイッチング素子であり、制御部23から
の制御信号に従って、プラグ部27の電極間を短絡また
は開放する。
【0025】端子電圧検出部28は、プラグ部27に印
加されている交流電圧を分圧整流して直流電圧に変換
し、上記交流電圧のピーク値に応じたレベルの直流電圧
を制御部23に出力する。また、ゼロクロス検出部29
は、プラグ部27に印加されている交流電圧のゼロクロ
スタイミングを検出し、このゼロクロスタイミングを示
すゼロクロス検出信号を制御部23に出力する。
【0026】制御部23は、メインスイッチ(ウォール
スイッチ)が投入されると、プラグ部27に印加されて
いる交流電圧のピーク付近で電子スイッチ26をオンさ
せて点灯管用ソケットの交流電圧印加電極間を所定時間
短絡させて蛍光灯を点灯させ、メインスイッチが投入さ
れているときに、増幅部22から識別コード信号が入力
されると、この受信識別コードと設定スイッチ部24に
設定されている識別コードを比較し、両者が一致する
と、端子電圧検出部28により検出された交流電圧レベ
ルに基づいて蛍光灯が点灯しているか消灯しているかを
判断し、点灯中であれば、ゼロクロス検出部29で検出
されたゼロクロスタイミングに基づいて交流電圧のピー
ク付近で電子スイッチ26をオンさせて点灯管用ソケッ
トの電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を点灯させ、ま
た点灯中であれば、前記ゼロクロスタイミングに基づい
て交流電圧のゼロクロス付近で電子スイッチ26をオン
させて点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて
蛍光灯を消灯させる。
【0027】尚、受光部21と増幅部22は受光手段を
構成し、端子電圧検出部28とゼロクロス検出部29は
電圧検出手段を構成する。
【0028】次に、上記構成を有するリモートスイッチ
の動作について説明する。メインスイッチ(ウォールス
イッチ)が投入されると、受信部2−1〜2−8におい
て、制御回路23が初期化されて起動される。すると制
御回路23は、ゼロクロス検出部29からのゼロクロス
検出信号により、プラグ部27に印加されている交流電
圧(正弦波)がピークとなるタイミングを認識し、交流
正弦波のピーク付近で電子スイッチ24を一定時間オン
し、再びオフする。
【0029】電子スイッチ24のオンにより蛍光灯のヒ
ータが加熱され、電子スイッチ24がオフされると蛍光
灯の安定器にスパイク電圧が発生して蛍光灯が点灯され
る。これによりフロワ内の全ての蛍光灯が点灯される。
尚、制御回路23は、端子電圧検出部28からの直流電
圧のレベルにより蛍光灯が点灯したか否かを認識し、一
度の上記動作で点灯しないときは、予め設定した回数に
達するまで上記動作を繰り返す。
【0030】プラグ部27に印加される交流電圧は、蛍
光灯消灯時は100[V]であり、点灯時は70〜80
[V]なので、端子電圧検出部28からの直流電圧(交
流電圧の分圧電圧)により蛍光灯の点灯/消灯を認識可
能である。
【0031】次に送信部1による蛍光灯の個別リモート
消灯/点灯動作について説明する。メインスイッチが投
入されているときに、送信部1において消灯あるいは点
灯したい蛍光灯に対応するキースイッチ(操作キースイ
ッチ11のSW1〜SW8のいずれか)が選択操作され
ると、送信制御部12は操作選択されたキースイッチに
対応するディジタルコード(識別コード)でキャリア信
号を変調して識別コード信号を生成する。この識別コー
ド信号は赤外線発光部13で赤外線信号に変換され、空
間放射される。
【0032】例えば、受信部2−2が取り付けられてい
る蛍光灯を消灯/点灯したいときは、受信部2−2に対
応するキースイッチSW2が操作され、受信部2−2の
識別コードで変調された赤外線信号(識別コード赤外線
信号と称する)が放射される。
【0033】受信部2−1〜2−8において、送信部1
からの識別コード赤外線信号は受光部21で受光され、
増幅部22で増幅されて制御部23に入力される。制御
部23は入力された識別コード信号をディジタル信号に
変換して識別コードを復調し、この受信識別コードを設
定スイッチ24に設定されている識別コードと比較し、
一致したときにのみ消灯/点灯動作を実行する。すなわ
ちキースイッチSW2が操作されたときは、受信部2−
2のみが以下に示す消灯/点灯動作を実行する。
【0034】受信部2−2において、制御部23は端子
電圧検出部28からの直流電圧のレベルにより蛍光灯が
点灯しているか消灯しているかを認識し、点灯中であれ
ばゼロクロス検出部29からのゼロクロス検出信号に基
づいて、交流電圧がゼロ付近になったときに電子スイッ
チ24を一定時間オンし、蛍光灯を消灯させる。この点
灯動作に要する時間は、約0.5秒であり、従来の放電
管を用いた場合よりも大幅に短縮することができる。ま
た消灯中であればゼロクロス検出部29からのゼロクロ
ス検出信号に基づいて、交流電圧がピーク付近になった
ときに電子スイッチ24を一定時間オンしてオフし、蛍
光灯を点灯させる。尚、一度の上記動作で消灯あるいは
点灯しないときは、予め設定した回数に達するまで上記
動作を繰り返す。
【0035】このように上記実施の形態によれば、メイ
ンスイッチ(ウォールスイッチ)が投入されると、受信
部2−1〜2−8の制御部23によって、プラグ部27
に印加されている交流電圧のピーク付近で電子スイッチ
26をオンさせて点灯管用ソケットの交流電圧印加電極
間を所定時間短絡させて蛍光灯を点灯させ、メインスイ
ッチが投入されているときに、送信部1において、キー
スイッチSW1〜SW8のいずれかが選択操作される
と、選択操作されたキースイッチの識別コードを付した
識別コード信号を送信制御部12によって生成し、この
識別コード信号を赤外線発光部13によって赤外線信号
に変換して空間放射する。
【0036】そして、受信部2−1〜2−8において、
受光手段によって送信部1からの赤外線信号を受光して
前記識別コード信号に変換し、制御部23によって、こ
の受信識別コードと設定スイッチ部24に設定されてい
る識別コードを比較し、両者が一致すると、端子電圧検
出部28により検出された交流電圧レベルに基づいて蛍
光灯が点灯しているか消灯しているかを判断し、点灯中
であれば、ゼロクロス検出部29で検出されたゼロクロ
スタイミングに基づいて交流電圧のピーク付近で電子ス
イッチ26をオンさせて点灯管用ソケットの電極間を所
定時間短絡させて蛍光灯を点灯させ、また点灯中であれ
ば、前記ゼロクロスタイミングに基づいて交流電圧のゼ
ロクロス付近で電子スイッチ26をオンさせて点灯管用
ソケットの電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を消灯さ
せることにより、任意の場所からの遠隔操作で複数の蛍
光灯を個別に点灯/消灯がすることができる。
【0037】また、従来からあるメインスイッチ(ウォ
ールスイッチ)を併用することができる。また従来の蛍
光灯照明装置の点灯管を本発明の受信部と交換するだけ
で本発明のリモートスイッチを適用することができる。
また点灯時間を約0.5秒に短縮することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
蛍光灯用リモートスイッチによれば、送信部において、
操作キースイッチが操作されると、送信制御部によって
スイッチ信号を生成し、このスイッチ信号を発光部によ
って光信号に変換して空間放射し、受信部において、受
光手段によって送信部からの光信号を受光すると、制御
部によって、交流電圧レベルに基づいて蛍光灯が点灯し
ているか消灯しているかを判断し、消灯中であれば、交
流電圧のピーク付近で電子スイッチにより点灯管用ソケ
ットの電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を点灯させ、
また点灯中であれば、交流電圧のゼロクロス付近で電子
スイッチにより点灯管用ソケットの電極間を所定時間短
絡させて蛍光灯を消灯させることにより、任意の場所か
らの遠隔操作で容易に蛍光灯を点灯/消灯がすることが
できるという効果がある。
【0039】また、従来の蛍光灯照明装置の点灯管を本
発明の受信部と交換するだけで本発明のリモートスイッ
チを適用することができる。また点灯時間を約0.5秒
に短縮することができるという効果がある。
【0040】また請求項2に記載の蛍光灯用リモートス
イッチによれば、制御部によって、点灯管用ソケットに
連動しているメインスイッチが投入されると、交流電圧
のピーク付近で電子スイッチにより点灯管用ソケットの
電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を点灯させることに
より、従来からあるメインスイッチ(ウォールスイッチ
またはプルスイッチ)を併用することができるという効
果がある。
【0041】請求項3に記載の蛍光灯用リモートスイッ
チによれば、送信部において、第1〜Mの操作キースイ
ッチのいずれかが選択操作されると、選択操作された操
作キースイッチの識別コードを付したスイッチ信号を送
信制御部によって生成し、このスイッチ信号を発光部に
よって光信号に変換して空間放射し、第1〜Nの受信部
において、受光手段によって送信部からの光信号を受光
して前記スイッチ信号に変換し、制御部によって、この
スイッチ信号の識別コードと設定スイッチ部に設定され
ている識別コードを比較し、両者が一致すると、交流電
圧レベルに基づいて蛍光灯が点灯しているか消灯してい
るかを判断し、点灯中であれば、交流電圧のピーク付近
で電子スイッチにより点灯管用ソケットの電極間を所定
時間短絡させて蛍光灯を点灯させ、また点灯中であれ
ば、交流電圧のゼロクロス付近で電子スイッチにより点
灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて蛍光灯を
消灯させることにより、任意の場所からの遠隔操作で複
数の蛍光灯を個別に点灯/消灯がすることができる。ま
た従来の蛍光灯照明装置の点灯管を本発明の受信部と交
換するだけで本発明のリモートスイッチを適用すること
ができる。また点灯時間を約0.5秒に短縮することが
できるという効果がある。
【0042】請求項4に記載の蛍光灯用リモートスイッ
チによれば、第1〜Nの受信部の各制御部によって、対
応する点灯管用ソケットに連動しているメインスイッチ
が投入されると、交流電圧のピーク付近で電子スイッチ
により前記点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡さ
せて対応する蛍光灯を点灯させることにより、従来から
あるメインスイッチを併用することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態を示すリモートス
イッチの送信部の正面図である。(b)は同送信部の側
面図である。(c)は同リモートスイッチの受信部の正
面図である。(d)は同受信部の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すリモートスイッチの
送信部のブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すリモートスイッチの
任意の受信部のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 11 操作キースイッチ 12 送信制御部 13 赤外線発光部 14 電池電源部 21 受光部 22 増幅部 23 制御部 24 設定スイッチ 25 電源部 26 電子スイッチ 27 プラグ部 28 端子電圧検出部 29 ゼロクロス検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部と、蛍光灯の点灯管用ソケットに
    挿入される受信部からなる蛍光灯用リモートスイッチで
    あって、 前記送信部が、操作キースイッチと、前記操作キースイ
    ッチが操作されるとスイッチ信号を出力する送信制御部
    と、前記スイッチ信号を光信号に変換して空間放射する
    発光部とから構成してあり、 前記受信部が、前記送信部からの光信号を受光する受光
    手段と、前記点灯管用ソケットに嵌合し且つ前記点灯管
    用ソケットの電極間からの交流電圧が印加されるプラグ
    部と、前記プラグ部に印加される交流電圧のレベルおよ
    びゼロクロスタイミングを検出する電圧検出手段と、前
    記プラグ部を介して前記点灯管用ソケットの前記電極間
    に接続され且つ前記電極間を短絡または開放する電子ス
    イッチと、前記受光手段により前記光信号が受光される
    と、前記電圧検出手段による前記交流電圧レベルに基づ
    いて前記蛍光灯が点灯しているか消灯しているかを判断
    し、消灯中であれば、前記ゼロクロスタイミングに基づ
    いて前記交流電圧のピーク付近で前記電子スイッチによ
    り前記点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて
    前記蛍光灯を点灯させ、また点灯中であれば、前記ゼロ
    クロスタイミングに基づいて前記交流電圧のゼロクロス
    付近で前記電子スイッチにより前記点灯管用ソケットの
    電極間を所定時間短絡させて前記蛍光灯を消灯させる制
    御部とから構成してあることを特徴とする蛍光灯用リモ
    ートスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、前記点灯管用ソケットに
    連動しているメインスイッチが投入されると、前記ゼロ
    クロスタイミングに基づいて前記交流電圧のピーク付近
    で前記電子スイッチにより前記点灯管用ソケットの電極
    間を所定時間短絡させて前記蛍光灯を点灯させ、前記メ
    インスイッチが投入されているときに前記受光信号に応
    じた消灯または点灯動作を実行することを特徴とする請
    求項1に記載の蛍光灯用リモートスイッチ。
  3. 【請求項3】 送信部と、第1〜N(Nは2以上の整
    数)の蛍光灯の点灯管用ソケットにそれぞれ挿入される
    第1〜Nの受信部からなる蛍光灯用リモートスイッチで
    あって、 前記送信部が、前記N個の受信部を1つまたは複数個ご
    とに第1〜M(Mは1≦M≦Nである整数)のグループ
    とするとき、各受信部グループにそれぞれ個別に対応す
    る第1〜Mの操作キースイッチと、前記操作キースイッ
    チのいずれかが選択操作されると、選択操作された操作
    キースイッチの識別コードを付したスイッチ信号を出力
    する送信制御部と、前記スイッチ信号を光信号に変換し
    て空間放射する発光部とから構成してあり、 前記第1〜Nの受信部が、それぞれ前記送信部からの光
    信号を受光して前記スイッチ信号に変換する受光手段
    と、対応する前記点灯管用ソケットに嵌合し、この点灯
    管用ソケットの電極間からの交流電圧が印加されるプラ
    グ部と、前記プラグ部に印加される交流電圧のレベルお
    よびゼロクロスタイミングを検出する電圧検出手段と、
    前記プラグ部を介して前記点灯管用ソケットの前記電極
    間に接続され、前記電極間を短絡または開放する電子ス
    イッチと、割り当てられた前記操作キースイッチの識別
    コードが予め設定される設定スイッチ部と、前記受光手
    段から前記スイッチ信号が入力されると、このスイッチ
    信号の識別コードと前記設定スイッチ部に設定されてい
    る識別コードを比較し、両者が一致すると、前記電圧検
    出手段による前記交流電圧レベルに基づいて対応する前
    記蛍光灯が点灯しているか消灯しているかを判断し、消
    灯中であれば、前記ゼロクロスタイミングに基づいて前
    記交流電圧のピーク付近で前記電子スイッチにより前記
    点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて前記蛍
    光灯を点灯させ、また点灯中であれば、前記ゼロクロス
    タイミングに基づいて前記交流電圧のゼロクロス付近で
    前記電子スイッチにより前記点灯管用ソケットの電極間
    を所定時間短絡させて前記蛍光灯を消灯させる制御部と
    から構成してあることを特徴とする蛍光灯用リモートス
    イッチ。
  4. 【請求項4】 前記第1〜Nの受信部の各制御部が、対
    応する前記点灯管用ソケットに連動しているメインスイ
    ッチが投入されると、前記ゼロクロスタイミングに基づ
    いて前記交流電圧のピーク付近で前記電子スイッチによ
    り前記点灯管用ソケットの電極間を所定時間短絡させて
    対応する前記蛍光灯を点灯させ、メインスイッチが投入
    されているときに前記受光したスイッチ信号に応じた消
    灯または点灯動作を実行することを特徴とする請求項3
    に記載の蛍光灯用リモートスイッチ。
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Cited By (2)

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