JPH10220229A - 筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室 - Google Patents

筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室

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JPH10220229A
JPH10220229A JP10028683A JP2868398A JPH10220229A JP H10220229 A JPH10220229 A JP H10220229A JP 10028683 A JP10028683 A JP 10028683A JP 2868398 A JP2868398 A JP 2868398A JP H10220229 A JPH10220229 A JP H10220229A
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combustion chamber
intake
roof
piston
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敬一 柿崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成層燃焼時の燃料噴射終了時期を燃料噴射量
に応じて広範囲に設定できるようにする。 【構成】 燃焼室14をペントルーフ形とし、インジェ
クタ15を燃焼室14の頂部12bにシリンダ11の軸
線に対して排気バルブ側へ傾斜させた状態で配設し、吸
気ポート16を排気側ペントルーフ面12dの延長線L
EX側へ傾斜させて筒内吸入空気が排気側ペントルーフ
面12d方向へ流出してタンブル流が生起されるように
する。またピストン頂面13aには、排気側ペントルー
フ面側から流入するタンブル流を吸気側ペントルーフ面
方向へターンさせるために曲面形状のキャビティ13b
を形成し、点火プラグの発火部23aをキャビティ13
bからのタンブル流の流出方向に配設する。極低負荷運
転時は点火直前で終了する燃料噴霧の後端に着火させ、
また低中負荷運転時は上記キャビティ13bに衝突して
上方へ巻上がった燃料噴霧に着火させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒内直噴式火花点
火エンジンの燃焼室構造に関するものであり、特にタン
ブル流を生起させるシリンダーヘッドとピストンの構造
とインジェクタから噴霧される燃料の燃焼を最適化する
ような点火プラグとインジェクタの配置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の筒内直噴式火花点火エ
ンジンでは、成層燃焼と均一燃焼の二つの燃焼方法を選
択的に切換えることが可能である。成層燃焼は、圧縮行
程後半に成層化し、点火プラグの周囲に可燃混合気を形
成することにより達成され、均一燃焼は、吸気行程中に
噴射された燃料を吸入空気と混合させることによって達
成される。
【0003】このような成層燃焼と均一燃焼に適した燃
焼室構造の一例として、本出願人は、特開平6−423
52号公報において、インジェクタを燃焼室頂部中央部
に垂立状に配設し、また上記インジェクタの噴射方向に
対設するピストン頂面にキャビティを形成したものを提
案した。さらにこの発明においては、点火プラグの電極
を上記インジェクタの噴孔の近傍に臨ませている。
【0004】この燃焼室構造によれば、成層燃焼時、点
火時期直前で噴射終了した燃料噴霧の後端に点火プラグ
によって着火し、或いは上記ピストンキャビティに衝突
して反射した混合気に着火することで、安定燃焼を得る
ようにしている。また、均一燃焼時には、吸気行程の比
較的早い時期に噴射を開始することで、均一混合気を得
ることができる。しかも、この燃焼室によれば、インジ
ェクタが燃焼室頂部に垂立状に配設されていることで、
燃料噴霧がシリンダボアの壁面に付着せず、いわゆる燃
料冷却による燃焼の悪化等も防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、点火プラグ
の発火位置に可燃混合気を形成して安定燃焼させようと
する場合、点火に最適な燃料噴射終了時期(BITI)
は、図13に破線で示すような特性を有している。この
特性線図から理解されるように、最適燃料噴射時期の燃
料噴射量(エンジン負荷)に対する依存性は低く、すな
わち、点火時期に対して噴射終了時期をほぼ一定に保て
ば良いことがわかる。
【0006】しかし、図14に示すように、点火時期に
対し燃料噴射(終了)時期を進角させる(早める)と、
噴射燃料と空気の予混合が促進されるため、HCとNOxの
排出量は所定進角値まで増大し、その後、徐々に減少し
ていく。逆に点火時期に対して燃料噴射時期を遅角させ
る(遅らせる)と、噴射燃料の小滴が燃えるので、燃料
の気化不足によって煤の発生量が増加する。なお、この
煤の発生時期は、燃料噴射量の増加に従い、次第に早い
噴射時期で発生する傾向にある。従って、最適噴射時期
(BITE)制御において、排気ガス(煤、CO、HC、NO
x等)対策の観点から、燃料噴射量(エンジン負荷)が
増加するに従って噴射時期を進角させる必要がある。
【0007】その結果、成層燃焼においては、着火性に
主眼をおくBITI制御と、排気ガス対策に主眼をおく
BITE制御とでは、制御領域が必然的に相違してく
る。
【0008】ところが、例えば、図15に示すような、
ピストンの頂面にフラットなキャビティ1aが形成され
ている燃焼室構造では、燃料噴射(終了)時期を進角側
に設定すると、インジェクタ2から噴射された燃料噴霧
は、上記キャビティ1aに衝突して周囲に拡散されてし
まう。その結果、燃料噴霧が点火プラグ3の電極3a付
近まで到達せず、この電極3aの周囲に可燃混合気を形
成することができず、失火、或は燃焼不良を招く。従っ
て、このようなピストン形状のエンジンでは、点火時期
近傍で噴射を終了させ、燃料噴霧の後端に着火させる必
要がある。しかしながら、このように燃料噴射(終了)
時期を燃料噴射量に応じて進角化させるには限界があ
る。
【0009】この問題を解決するために、ピストン頂面
のフラットなキャビティ1aを曲面形状に変更してイン
ジェクタから噴射された燃料を上記キャビティの曲面に
沿って巻き上げるようにすることが考えられる。この思
想によれば、点火プラグの電極周囲に可燃混合気を形成
することが可能となり、燃料噴射時期もある程度自由に
設定することができる。しかし、この燃料噴射形状に頼
る方法だと、燃料噴射時期がさらに進角された場合に、
点火プラグの周囲に可燃混合気が十分に形成されなくな
る。
【0010】一般に、成層燃焼の場合、平均空燃比が理
論空燃比に近づくに従って、すなわち、燃料噴射量が増
加するに従い、点火プラグの電極周辺の混合気が過濃と
なったり気化不足が生じたりして煤、CO、HC等が発生し
易くなる。そのため、成層燃焼時の平均空燃比には一定
のリッチ限界がある。一方、均一燃焼でも、混合気全体
が均一に混合されているため、点火不可能なリーン限界
がある。
【0011】成層燃焼は低中負荷運転に適し、一方、均
一燃焼は高負荷運転に適していることが知られている。
エンジン負荷は、走行中に連続的に変化するものであ
る。さらに、筒内噴射エンジンでは空燃比はエンジン負
荷に応じて可変に設定される。したがって、成層燃焼時
のリッチ限界が均一燃焼時のリーン限界よりもリーン側
にある場合、エンジンの運転領域が変化する度に空燃比
が断続的に変化する、すなわち、運転領域が成層燃焼か
ら均一燃焼に切換わったとき、空燃比がリッチ方向に瞬
時に変化し、一方、均一燃焼から成層燃焼へ切換わった
ときは、空燃比がリーン方向に瞬時に変化する。
【0012】このように、燃焼方式が切換わる度に空燃
比が断続的に変化する状況では、排気エミッションが悪
化し、良好なドライバビリティが得られなくなる。この
状況は図13に示されている通りである。
【0013】空燃比(吸入空気量が一定の場合)の連続
性を保つために、成層燃焼時の燃料噴射量を均一燃焼時
のリーン限界P3の燃料噴射量と同レベルP1に設定す
ると、煤の発生、及びCO増加などの不都合が生じる。
一方、燃焼方式が成層燃焼から均一燃焼に切換わるとき
に燃料噴射量をこのような不都合を回避するリッチ限界
P2に設定すれば、燃料噴射量がP2からいきなりP3
に増加してしまい、エンジン負荷に対するエンジン出力
の連続性が保たれなくなる。
【0014】一方、燃費及び排気エミッションの一層の
改善を図るために高負荷領域へ成層燃焼を拡大すること
を考えると、燃料噴射時期を圧縮行程初期まで早める必
要がある。この場合、燃料噴霧が拡散され、その一部が
ピストンキャビティからはみ出して消炎層となり未燃H
Cの排出量が増大するばかりでなく、シリンダライナに
付着した燃料が液化しオイルダイリューションを生起す
る。
【0015】本発明はこれらの従来例の不都合を回避す
ることを意図するものである。本発明の目的は、成層燃
焼時の噴射終了時期をエミッションの悪化を招くことな
く燃料噴射量に応じて広範囲に設定することができ、常
に安定した着火性能が得られる筒内直噴式火花点火エン
ジンの燃焼室構造を提供することである。
【0016】本発明の更なる目的は、成層燃焼から均一
燃焼への切換え時におけるエンジン負荷の連続性を確保
して良好なドライバビリティを得ることのできる筒内直
噴式火花点火エンジンの燃焼室構造を提供することであ
る。
【0017】本発明の別の目的は、成層燃焼を高負荷領
域まで拡大し、燃費及び排気エミッションの一層の改善
を図ることのできる筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼
室構造を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第一形態によれ
ば、筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室は、吸気バル
ブ側ルーフと排気バルブ側ルーフとの間に配置され、シ
リンダの軸線に対して排気バルブ側へ第一の傾斜角に傾
けられたインジェクタと、排気バルブ側ルーフに沿って
吸気のタンブル流を形成するように、排気バルブ側ルー
フの延長線に対して平行を含む鋭角に吸気バルブ側に配
設された吸気ポートとを具備し、ピストンはインジェク
タから噴射された燃料噴霧を吸気タンブル流とともに吸
気バルブ側ルーフ方向へ反射するように形成された曲面
形状のピストンキャビティを有し、点火プラグは吸気バ
ルブ側ルーフから突出するとともに、タンブル流及びピ
ストンキャビティによって反射された燃料噴霧の流出位
置に配設される電極を有することを特徴としている。
【0019】本発明の第二形態によれば、吸気バルブ側
のルーフと、排気バルブ側のルーフと、吸入空気を導入
するために吸気バルブ側ルーフに設けられた吸気バルブ
と、排気ガスを放出するために排気バルブ側ルーフに設
けられた排気バルブと、ピストンと、シリンダと、点火
プラグとを有する筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室
は、吸気バルブ側ルーフと排気バルブ側ルーフとの間に
配置され、シリンダの軸線に対して排気バルブ側へ第一
の傾斜角だけ傾けられたインジェクタと、吸気を上記ピ
ストンへ直接衝突させて吸気タンブル流を形成するよう
にシリンダの軸線に対して第二の傾斜角で吸気バルブ側
に配設された吸気ポートとを具備し、ピストンはインジ
ェクタから噴射された燃料噴霧を吸気タンブル流ととも
に排気バルブ側ルーフ方向へ反射するように形成された
曲面形状のピストンキャビティを有し、点火プラグは排
気バルブ側ルーフから突出するとともに、タンブル流及
びピストンキャビティによって反射された燃料噴霧の流
出位置に配設される電極を有することを特徴としてい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1から図7に、筒内直噴式火花
点火エンジンの燃焼室の例を示す。この例は4バルブDO
HCエンジンの燃焼室を示す。これらの図において、符号
11はシリンダ、符号12はシリンダヘッド、符号13
はピストンを示し、符号14は上死点に位置したピスト
ン13の頂面13aとシリンダ11の内壁とシリンダヘ
ッド12の底面によって形成される燃焼室を示す。
【0021】シリンダヘッド12の底面には内面凹部1
2aが形成されている。この実施の形態において内面凹
部12aはペントルーフ形である。シリンダ中央(ライ
ンA)からわずかに離間して内面凹部12aの頂部12
bが形成されている。インジェクタ15はその噴孔15
aが燃焼室14内に臨んだ状態で頂部12bの中央付近
に配置されている。内面凹部12aの吸気側ペントルー
フ12cのインジェクタ15を挟む両側に吸気ポート1
6が各々設けられ、内面凹部12aの排気側ペントルー
フ12dのインジェクタ15を挟む両側に排気ポート1
7が各々設けられている。さらに、ペントルーフ12
c、12dの底面にスキッシュエリア18が形成されて
いる。
【0022】さらに、吸気ポート16と排気ポート17
に吸気バルブ21と排気バルブ22が各々設けられてい
る。吸気バルブ21は吸気カム19により駆動され、排
気バルブ22は排気カム20により駆動される。図1に
示すように、吸気ポートはストレート形状であり、排気
側ペントルーフ12dの延長線LEXに平行に延び、又
は、延長線LEXに対して上方に鋭角γで傾いている。
鋭角γは0から15度の範囲内であるのが望ましい。さ
らに、吸気ポート16はシリンダ11の垂直軸に対して
傾斜角θ(0から20度の範囲が望ましい)を有する。
吸入空気はこのように構成された吸気ポート16を通っ
て吸入され、排気側ペントルーフ面12dに沿って燃焼
室14に流れ込み、図1に示すように燃焼室14内で反
時計回りに廻るタンブル流を生起する。
【0023】さらに、この実施の形態では、より効果的
な燃料噴射を得るようシリンダ11の垂線に対して直線
Bで示されているインジェクタ15の中心線は、傾斜角
度α(図面上で反時計回り)で排気ポート17に向かっ
て傾斜している。
【0024】ピストン13の頂面13aに曲面形状のキ
ャビティ13bが形成されている。キャビティ13b
は、曲面形状の表面に沿ってタンブル流を導き、そのタ
ンブル流を吸気側ペントルーフ12cの方向へ円滑に巻
き上げる形状と位置に形成されている。図3に一点斜線
で示したように、キャビティ13bはインジェクタ15
の真下で、排気ポート17側に少しオフセットした位置
に配置されている。
【0025】点火プラグ23の電極23aは、キャビテ
ィ13bによって反射されたタンブル流にぶつかるよ
う、そして、燃料が噴射されたとき燃料噴霧に臨まされ
るように、吸気側ペントルーフ12cの吸気ポート16
の間に突出している。
【0026】一般に、タンブル流の強さを数字的に表す
ためにタンブル比という専門的な用語がある。タンブル
比はクランクシャフト1回転あたりの吸入空気の回転量
であり、吸入ポート16の傾斜角、燃焼室14の形状、
ピストン13の形状等のような様々な要因により決定さ
れる。この実施の形態において、タンブル比は主に吸入
ポート16の傾斜角とピストン13のキャビティ13b
の位置と曲率により決定されている。実験により、タン
ブル比は0.5から1.7の範囲が最も望ましい結果を
生じるということを発見している。タンブル比が0.5
以下では、圧縮行程前にタンブル流が減衰し、混合気を
形成することに失敗する。一方、タンブル比が1.7以
上では、タンブル流が強く、ピストン13のキャビティ
13bから巻き上がった吸入空気がシリンダ壁に向かっ
て広がり、結果的に噴射された燃料噴霧は、散乱してい
るタンブル流により拡散し、可燃混合気が点火プラグ2
3の電極23aの周りに形成されない。したがって、タ
ンブル比は0.5から1.7の範囲に設定されることが
望ましい。
【0027】さらに、実験により、傾斜角αが20度か
ら−5度、鋭角γが0度から15度の組合わせが、タン
ブル流の形成に最も望ましい効果を与えることが分かっ
た。さらに、キャビティ13bの大きさと位置に対して
は、その直径d(ミリメータ)が以下の式のとき最も望
ましい結果を生じることが分かった。d=D×0.5−
kここで、Dはピストンの直径(ミリメータ)、kは0
から5の範囲の定数である。その深さとシリンダ軸から
のオフセット量は、それぞれ5から10、0から5ミリ
メータの範囲の値が用いられる。
【0028】次に、このように形成された燃焼室の作用
を説明する。極低負荷での成層燃焼では、エンジンがB
ITIコントロールで操作され、確実な燃焼が得られ
る。この場合、最良な燃料噴射時期は点火時期付近にセ
ットされ、燃料噴霧自体が点火プラグ23の電極23a
付近に混合気を作り、この混合気が点火時期で点火され
る。極低負荷で、ガス流動は大変遅く、このため、混合
気はピストンキャビティ13bの形状に影響されること
はない。
【0029】さらに、一定速度走行(R/L負荷)相当で
のBITE制御は、図8に示すように、インジェクタは
BITI制御よりも早期に噴射終了となる。このため、
噴射後期における燃料噴霧は、ピストンキャビティ13
bに衝突し、そして燃料噴霧の流れはそこから巻き上が
る。すなわち、可燃混合気は、図5に示すように、点火
プラグ13の電極13bの周りに形成される。図8にお
ける一点鎖線bは平らな表面のピストンの場合と同様の
時期で噴射された燃料の着火性を示している(図15参
照)。平らな表面のピストンの場合、燃料噴霧が上方に
巻き上げられることなくシリンダボア方向に拡散し、そ
の結果、可燃混合気は点火プラグ23の電極23aの周
りに形成されない。したがって、この場合のBITE制
御は、燃焼が悪化するため行われない。
【0030】さらに、加速負荷時のBITE制御では、
図8に示すように、燃料噴射終了時期はより進角側にな
る。この場合において、早期の噴射時期は燃料噴霧の拡
散又は気化を助長する。図6はピストンキャビティ13
bの表面全般に混合気が横たわっている燃焼室の例を示
す。この状態でタンブル流が与えられると、これらの混
合気は点火プラグ23の電極23aに向かって巻き上が
り、ちょうど点火されるときに可燃混合気が電極23b
の周りに形成される。すなわち、図8に示すように、B
ITE制御は、加速相当時の点火が早期に行われる場合
でさえも可能となる。本実施の形態において、燃焼は遅
角側の失火限界(a)から進角側の失火限界(d)まで
の広い範囲で確実に維持される。失火限界(a)は、限
界線であり、限界線の左側は噴射時期を点火時期に近づ
けたことによる失火、すなわち、燃料噴霧により点火プ
ラグ23の放電路が切断されることを起因とする失火を
引き起こす範囲を示す。
【0031】図10は、平らな頂面のピストンと曲面形
状のキャビティを持つピストンとの燃焼又は排気ガス特
性の比較データである。
【0032】比較データより理解されるように、曲面形
状のキャビティを持つピストンの場合、燃料噴射終了時
期を進角側に設定しても、かなり進角させない限り燃焼
に悪影響を与えない。この場合、燃料噴射時期を広範囲
に設定することができる。一方、平らな頂面のピストン
の場合、燃料噴射終了時期を進角側に設定すると、点火
プラグ23の電極23aの周りに混合気が形成されない
ため、悪い燃焼又は失火を引き起こす。したがって、こ
の場合における燃料噴射終了時期の選択可能範囲は狭い
ものとなる。
【0033】図11について言及すると、これらの図は
タンブル流の回転方向とタンブル比に対する燃焼又は排
気ガスの特性の違いを示す。
【0034】本実施の形態の回転方向とこれの逆回転を
比較すると、逆回転方向を持つタンブル流は、点火プラ
グの電極に対して反対方向に燃料噴霧を巻き上げるた
め、着火性の点で劣っていることが証明された。この傾
向は、燃料噴射がより早くなるほど、より顕著なものと
なる。タンブル比の影響に対しては、タンブル比に特定
の最適値が存在することが証明された。実験によると、
本実施の形態で用いた燃焼室とピストンの形状におい
て、タンブル比の最適値は1.0であることが証明され
た。さらに、確実な点火はタンブル比0.5から1.7
の範囲において得られることが証明された。すなわち、
タンブル比が0.5以下ならば、タンブル流は圧縮行程
に達する前に減衰し、混合気の形成に用いられない。さ
らに、タンブル比が2.0以上ならば、タンブル流が強
いため燃料噴霧が拡散し、その結果、可燃混合気が点火
プラグの電極の周りに形成されない。
【0035】図9は、BITE制御が行われた時の燃料
噴射時期に対する運転可能な空燃比の範囲を斜線部を付
して示している。各運転可能な範囲での空燃比の範囲と
燃料噴射終了時期は、燃料噴霧による放電路の切断、煤
の生成、燃焼変動等のような様々な限界によって決定さ
れる。この図から理解されるように、運転可能領域内に
おける空燃比と燃料噴射終了時期により、エンジンの着
火性および燃焼性に悪影響を与えることなく、成層燃焼
から均一燃焼の範囲に及んで、BITE制御が保持さ
れ、空燃比が連続的に変化され得る。
【0036】図12は本発明の実施の第二形態を示す。
この第二形態では、点火プラグ23が吸気ポート16側
から排気ポート17側へ配置変えされ、その電極23a
が二つの排気バルブ22の間から燃焼室14内へ突出し
ている。この場合、シリンダ軸に対する吸気ポート16
の傾斜角度θ(図面上で時計回り)を前記第一形態より
も狭角に設計したことにより、タンブル流は前記第一形
態と逆方向、すなわち、この図面上で示されるように時
計回りに生起される。傾斜角θは、好ましくは、0から
20度の範囲に設定される。すなわち、吸気ポート16
から燃焼室14内へ流入する空気流が最初にピストン1
3の頂面13aに衝突し、その後、ピストン13のピス
トンキャビティ13bによりタンブル流が生成される。
タンブル流は、ピストンキャビティ13bから排気側ペ
ントルーフ面12d方向へ巻き上がる。インジェクタ1
5から噴射された燃料噴霧はタンブル流に衝突し、そこ
に混合気を形成する。本形態においては、インジェクタ
は、より効果的な燃料噴霧を得るように若干吸気ポート
16の方へ傾斜角αだけ傾斜されている。本形態におい
て、インジェクタ15の傾斜角αは、好ましくは0〜2
0度の範囲にある。このように、可燃混合気が点火プラ
グ23の電極23aの周囲に形成される。
【0037】前記第一形態に対し、点火プラグ23を排
気ポート側に配設することで、吸気バルブの大径化を図
ることができるという利点がある。また、本形態におい
ても、タンブル比を0.5〜1.7の範囲の値に設定す
ることが望ましい。
【0038】ここでは本発明の好ましい形態が開示され
たが、これらの開示は例示であり、発明の範囲を越える
ことなく種々の変更や修正を施すことが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一形態
によれば、燃焼室内に導かれた吸入空気は排気ポート側
のペントルーフ面に沿って運ばれ、そしてピストン上面
の曲面形状のピストンキャビティに衝突した後、タンブ
ル流が点火プラグの電極近傍へ巻き上がる。一方、第二
形態によれば、吸入空気は燃焼室内に導かれ、そして曲
面形状のピストンキャビティに直接衝突した後、タンブ
ル流が点火プラグの電極近傍へ巻き上がる。噴射時期が
比較的遅い場合、すなわち、点火時期と比較的近い場合
(成層燃焼領域)、混合気が噴霧された燃料自体によっ
て点火プラグの電極近傍に形成され、点火プラグによっ
て着火される。噴射時期が比較的早い場合、すなわち、
点火時期から比較的離れている場合(成層燃焼領域)、
噴霧された燃料はピストンキャビティにより反射され、
反射された燃料噴霧は点火プラグの電極周辺に混合気を
形成する。その後、その混合気は所定の点火時期に着火
される。噴射時期がさらに早い場合(この領域では、先
に成層燃焼が生じ、次いで均一燃焼が生ずる)、噴霧さ
れた燃料はピストンキャビティ内にトラップされ、この
トラップされた燃料は上昇するタンブル流と混合し、そ
してこの混合気が点火プラグの電極近傍へ到達する。そ
の後、この混合気は所定の点火時期に着火される。成層
燃焼から均一燃焼への切換えは連続的になされる。この
ように、エンジンのすべての運転状態において、安定し
た着火性と安定した燃焼性能が得られる。この安定した
燃焼は許容以上のHC,CO,NOx等の排気エミッシ
ョンの抑制と燃費の向上をもたらし、成層燃焼を高負荷
領域まで拡大することを許容するとともに、成層燃焼か
ら均一燃焼への切換えを滑らかにして良好なドライバビ
リティを提供することができる。
【0040】さらに、エンジン1回転あたりのタンブル
流の回転数を0.5〜1.7とすることによって、圧縮
行程中のタンブル流が減衰されず、しかも燃料が拡散す
ることもなく、可燃混合気が点火プラグの電極周辺に形
成される。
【0041】第一形態によれば、図1、2、7における
矢印は、吸気管16と燃焼室14の上面からピストン1
3のキャビティ13bへ導かれる空気流を示し、タンブ
ル流は反時計回りに生じている。そのため、流入空気は
上方側から噴射された燃料と効果的に混合する。
【0042】第二の形態によれば、図12における矢印
は燃焼室内、すなわちピストン13のキャビティ13b
内へ流入した空気を示している。タンブル流は時計回り
に生ずる。そのため、流入した空気は上方側から噴射さ
れた燃料と効果的に混合され、最適な燃焼のために点火
プラグ23の電極23aによって効率的に着火される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態における筒内直噴式火
花点火エンジンの燃焼室を示す概略図
【図2】本発明の実施の第一形態の燃焼室の構造を示す
側面図
【図3】本発明の実施の第一形態の燃焼室の平面図
【図4】図1の燃焼室内において、点火時期直前の燃料
噴霧挙動を示す側面図
【図5】図1の燃焼室内において、ピストンキャビティ
上へ衝突した燃焼噴霧挙動を示す側面図
【図6】図1の燃焼室内において、加速中にタンブル流
がないときの燃料噴霧挙動を示す側面図
【図7】図1の燃焼室内において、加速中にタンブル流
が生ずるときの燃料噴霧挙動を示す側面図
【図8】燃焼安定性と噴射時期との関係を示す特性図
【図9】運転可能領域と最適噴射時期との関係を示す特
性図
【図10】平らな頂面のピストンと曲面形状のキャビテ
ィを持つピストンとの燃焼又は排気ガス特性の比較デー
【図11】タンブル流の回転方向とタンブル比に対する
燃焼又は排気ガスの特性の違いを示す比較データ
【図12】本発明の実施の第二形態における燃焼室を示
す概略図
【図13】先行技術における燃料噴射終了時期と燃料噴
射量との関係を示す特性図
【図14】エミッション排出量と燃料噴射時期との関係
を示す特性図
【図15】先行技術における筒内直噴式火花点火エンジ
ンの燃焼室を示す概略図
【符号の説明】
12b 燃焼室頂部 12c 吸気側ペントルーフ面 12d 排気側ペントルーフ面 13a ピストン頂面 13b キャビティ 14 燃焼室 15 インジェクタ 16 吸気ポート 23 点火プラグ 23a 電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気バルブ側のルーフと、排気バルブ側
    のルーフと、吸入空気を導入するために上記吸気バルブ
    側ルーフに設けられた吸気バルブと、排気ガスを放出す
    るために上記排気バルブ側ルーフに設けられた排気バル
    ブと、ピストンと、シリンダと、点火プラグとを有する
    筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室において、 上記吸気バルブ側ルーフと上記排気バルブ側ルーフとの
    間に配置され、上記シリンダの軸線に対して上記排気バ
    ルブ側へ第一の傾斜角だけ傾けられたインジェクタと、 上記排気バルブ側ルーフに沿って吸気のタンブル流を形
    成するように、上記排気バルブ側ルーフの延長線に対し
    て平行を含む鋭角に上記吸気バルブ側に配設された吸気
    ポートとを具備し、 上記ピストンは上記インジェクタから噴射された燃料噴
    霧を吸気タンブル流とともに上記吸気バルブ側ルーフ方
    向へ反射するように形成された曲面形状のピストンキャ
    ビティを有し、 上記点火プラグは上記吸気バルブ側ルーフから突出する
    とともに、上記タンブル流及び上記ピストンキャビティ
    によって反射された燃料噴霧の流出位置に配設される電
    極を有することを特徴とする筒内直噴式火花点火エンジ
    ンの燃焼室。
  2. 【請求項2】 吸気バルブ側のルーフと、排気バルブ側
    のルーフと、吸入空気を導入するために上記吸気バルブ
    側ルーフに設けられた吸気バルブと、排気ガスを放出す
    るために上記排気バルブ側ルーフに設けられた排気バル
    ブと、ピストンと、シリンダと、点火プラグとを有する
    筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室において、 上記吸気バルブ側ルーフと上記排気バルブ側ルーフとの
    間に配置され、上記シリンダの軸線に対して上記排気バ
    ルブ側へ第一の傾斜角だけ傾けられたインジェクタと、 吸気を上記ピストンへ直接衝突させて吸気タンブル流を
    形成するように上記シリンダの軸線に対して第二の傾斜
    角で上記吸気バルブ側に配設された吸気ポートとを具備
    し、 上記ピストンは上記インジェクタから噴射された燃料噴
    霧を吸気タンブル流とともに上記排気バルブ側ルーフ方
    向へ反射するように形成された曲面形状のピストンキャ
    ビティを有し、 上記点火プラグは上記排気バルブ側ルーフから突出する
    とともに、上記タンブル流及び上記ピストンキャビティ
    によって反射された燃料噴霧の流出位置に配設される電
    極を有することを特徴とする筒内直噴式火花点火エンジ
    ンの燃焼室。
  3. 【請求項3】 上記第一の傾斜角は0〜20°の範囲に
    あることを特徴とする請求項1記載の筒内直噴式火花点
    火エンジンの燃焼室。
  4. 【請求項4】 上記第一の傾斜角は0〜−20°の範囲
    にあることを特徴とする請求項2記載の筒内直噴式火花
    点火エンジンの燃焼室。
  5. 【請求項5】 上記鋭角は0〜15°の範囲にあること
    を特徴とする請求項1或いは請求項3記載の筒内直噴式
    火花点火エンジンの燃焼室。
  6. 【請求項6】 上記第二の傾斜角は0〜20°の範囲に
    あることを特徴とする請求項2或いは請求項4記載の筒
    内直噴式火花点火エンジンの燃焼室。
  7. 【請求項7】 上記タンブル流のエンジン1回転あたり
    の回転量を0.5〜1.7の範囲としたことを特徴とす
    る請求項1乃至6記載の筒内直噴式火花点火エンジンの
    燃焼室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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