JPH10219802A - 地下水の還元法及びその装置 - Google Patents

地下水の還元法及びその装置

Info

Publication number
JPH10219802A
JPH10219802A JP4144897A JP4144897A JPH10219802A JP H10219802 A JPH10219802 A JP H10219802A JP 4144897 A JP4144897 A JP 4144897A JP 4144897 A JP4144897 A JP 4144897A JP H10219802 A JPH10219802 A JP H10219802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
guide pipe
ground
groundwater
strainer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4144897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Eguchi
口 工 江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koken Boring Machine Co Ltd
Original Assignee
Koken Boring Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koken Boring Machine Co Ltd filed Critical Koken Boring Machine Co Ltd
Priority to JP4144897A priority Critical patent/JPH10219802A/ja
Publication of JPH10219802A publication Critical patent/JPH10219802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流入した砂や不純物により目詰まりを行して
もクリーニングや取り換えが容易であって、浸透量の減
少を抑えることができ、かつ不純物が地下水に混入する
ことなく衛生上も安全である地下水の涵養法およびその
装置を提供する。 【解決手段】 地盤に削孔してガイドパイプ11を嵌入
し、ガイドパイプ11内にカートリッジフィルター20
を装着し、これに内蔵された油吸着フィルター22、土
砂用フィルター23を通り、ガイドパイプ11のストレ
ーナ11aを経て地上の水を地中に還元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表流水や雑排水等
の水を地下に還元する地下水の人工還元法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の水利用の増加、都市への人工集中
および産業の発展等で、地下水の過剰揚水による地下水
の塩水化および地盤沈下として地下水障害が顕著になっ
てきた。この反省から、最近は地下水の人工還元の研究
が行なわれるようになっている。
【0003】従来の地下水の還元法としては、井戸によ
る注水法と、涵養池のように地表面に水を張って浸透さ
せる浸透法とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の井戸
による注水法は、流入した砂や不純物により目詰まりを
行し、浸透量の減少が早く、クリーニングが必要となる
が、この作業が大変となる不都合、および井戸より不純
物が地下水に浸透して入り込み、衛生安全上に問題が生
ずる等の不都合がある。
【0005】また、浸透法においては、還元池等の広い
面積の土地が必要となり、設置場所に制限される不都合
があるし、その建設にも多大な費用がかかる課題があ
る。また、涵養池は、浮遊砂、懸溜物で目づまりを行こ
すが、この場合の再生は容易ではない課題もある。
【0006】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
ものであり、流入した砂や不純物により目詰まりを行し
てもクリーニングや取り換えが容易であって浸透量の減
少を抑えることができ、かつ不純物が地下水に浸透する
こともなく衛生上安全である地下水の還元法およびその
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1にかかる地下水の還元法は、所定
の深さまで地盤を削孔し、この孔にストレーナが配設さ
れたガイドパイプを嵌入し、このガイドパイプ内にカー
トリッジフィルターを着脱可能に定置し、地表より水を
ガイドパイプ内に導入し、前記カートリッジフィルター
に内蔵された油吸着フィルターおよび土砂用フィルター
を通り、前記ストレーナを経て地中に注入させることを
特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項2にかかる地下水の
還元法は、地下水位より所定の距離の深さまで地盤を削
孔し、前記地下水位付近にストレーナが配設されたガイ
ドパイプを嵌入し、前記地下水位の上下にまたがって所
定長さのカートリッジフィルターを着脱可能に定置し、
地表より水を前記ガイドパイプ上端より導入し、前記カ
ートリッジフィルターに内蔵された油吸着フィルター及
び土砂用フィルターを通り、前記ストレーナを経て地中
に注入するものである。
【0009】また、本発明の請求項3にかかる地下水の
還元法は、前記水は、地上のポンプにより前記ガイドパ
イプ上端より圧入するものである。
【0010】また、本発明の請求項4にかかる地下水の
還元装置は、地盤に削孔された孔に嵌入されるストレー
ナが配設されたガイドパイプと、孔に嵌入された前記ガ
イドパイプ内に着脱可能に装着されるカートリッジフィ
ルターとを具備し、前記カートリッジフィルターは、側
面に多数の水通過孔および下面に盲蓋を有する円筒のケ
ーシングと、このケーシングの内側の略全長に亘り装着
された土砂用フィルターと、その内側の上方部に装着さ
れる油吸着フィルターとより構成されていることを特徴
とする。
【0011】また、本発明の請求項5にかかる地下水の
還元装置は、地下水位より所定の距離の深さまで地盤に
嵌入され、前記地下水位付近にストレーナ及びその直上
内壁にストッパーを有するガイドパイプと、側面に多数
の水通過孔及び下面に盲蓋を有する円筒の上面に前記ス
トッパーに係止するリング状の円板が装着されたケーシ
ングの内側の全長に亘り円筒形の土砂用フィルターが装
着され、その内側には円板下面より前記土砂フィルター
の途中まで円筒形の油吸着フィルターが装着されたカー
トリッジフィルターとを具備し、前記ストッパーは、前
記カートリッジフィルターの油吸着フィルターの途中が
前記地下水位と合致する位置に固着されている。
【0012】また、前記装置の前記油吸着フィルター
は、円筒形の土砂用フィルターの内壁に、波状のシート
の外側が取り付けられている。
【0013】また、前記装置の前記油吸着フィルター
は、土砂用フィルターの内壁全長に装着されている。
【0014】さらに、前記装置の前記土砂用フィルター
は、へちまたわし状に繊維が重ねられ、内側が密で外側
に向かって次第に目が粗くなっている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図に基づいて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態を
示す地下水の還元装置の縦断面図、図2は図1のA−A
線断面図で、油吸着フィルターが円筒形の場合、図3は
図1のA−A線断面図で、油吸着フィルターが波状のシ
ートである場合を示す。
【0016】同図において、符号11はガイドパイプ、
20はカートリッジフィルターを示す。ガイドパイプ1
1には、ストレーナ11aが配設されており、地盤に削
孔された孔10に嵌入される。カートリッジフィルター
20は、前記孔10に嵌入された前記ガイドパイプ11
内に着脱可能に装着される。
【0017】前記ガイドパイプ11のストレーナ11a
は、ガイドパイプ11に形成された縦方向の細溝または
円形の貫通孔等で形成される。このガイドパイプは、強
度が必要な場合には鋼管が好ましいが、エンビ管、PE
管等の合成樹脂管でもよい。
【0018】また、前記カートリッジフィルター20
は、側面に多数の水通過孔21bおよび下面に盲蓋21
cを有する円筒のケーシング21と、このケーシング2
1の内側の略全長に亘り装着された土砂用フィルター2
3と、その内側の上方部に装着された油吸着フィルター
22とより構成されている。
【0019】前記カートリッジフィルター20のケーシ
ング21の上端は、リング状の円板21dが、フランジ
状に突設されており、ガイドパイプ11に挿入されたと
き、この円板21dがガイドパイプ11の上端に係止さ
れて装着される。
【0020】カートリッジフィルター20のケーシング
21内には、図1に示すように外側に土砂用フィルター
23が、その内側には油吸着フィルター22が装着され
ており、土砂用フィルター23はケーシング21内側の
全長に亘り取り付けられ、油吸着フィルター22はその
内側で円板21dの下面より、土砂用フィルター23の
途中まで装着されている。
【0021】油吸着フィルター22は、図2に示すよう
に円筒形22aであっても、また、図3に示すように円
筒形の土砂用フィルター23の内壁に波状のシートの外
側が取り付けられた油吸着フィルター22bでも良い。
後者の場合は透過面積が大きく油の吸着能力が大とな
る。
【0022】油は水より比重が軽いので水の上方に浮く
ため、油吸着フィルター22(22a,22b)は、上
方の途中までに設けられていればよいが、これは土砂用
フィルター23の内壁全長に装着されていてもよい。油
吸着フィルター22が、途中までの場合は、それ以下は
土砂用フィルター23のみになるので土砂の濾過だけと
なりフィルターの抵抗が小さくなる。また、全長に亘る
場合は、油分を逃すことはないが、濾過の抵抗が大きく
なる。
【0023】この油吸着フィルター22(23a,22
b)は、セルロース系のフェルト状不織布が適してい
る。
【0024】また、前記土砂用フィルターは、へちまた
わし状に繊維が重ねられ、内側が密で外側に向かって次
第に目が粗くなっているものが最適で、このような構成
だと砂分が内側の目の間に詰まるので泥水でも充分に濾
過される。そして、繊維の材質としては、ナイロン系、
PE系、PP系等の化学繊維を挙げることができる。
【0025】なお、図1において、符号14aは注入口
枠体であって、ガイドパイプ11の上端が開口し、これ
にカートリッジフィルター20が着脱可能に装着され
る。また、15は開口蓋で注入口枠体14aに歩行中に
人間がつまずいたり、車が走行する邪魔にならないよう
にし、かつ水流入用の孔が設けてある。
【0026】しかして、地表2よりガイドパイプ11内
に矢印aに示すように導入(流入)された水は、カート
リッジフィルター20に内蔵された油吸着フィルター2
2及び土砂用フィルター23をそれぞれ矢印b、cのよ
うに通り、ストレーナ11aを経て地下に流入される。
この時、油分は、水より比重が軽いため上方の油吸着フ
ィルター22で濾過され、土砂は土砂用フィルターで濾
過される。従って、水の油分および土砂が除去された水
が地下に還元される。
【0027】前記水のガイドパイプ11への注入は、自
然流入であってもよいし、また、水を一旦タンクに貯溜
したものを注入してもよいし、さらに、一旦タンクに貯
溜したものをポンプ(図示せず)で圧入(強制注入)す
る方法であってもよい。このタンクに貯溜したものを強
制注入する方法は、地中に還元する量の調整が可能とな
る。
【0028】次に、本発明の地下水の還元装置の他の実
施の形態を図4及び図5について説明するが、前記実施
の形態と同一要素は同一符号で示し、重複する説明は省
略する。本例は地下水位1の付近に水を地下還元する場
合である。
【0029】本実施の形態に係る地下水の還元装置はガ
イドパイプ11,12とカートリッジフィルター20と
から成っており、カートリッジフィルター20は着脱可
能な構造となっている。ガイドパイプ11,12は、下
方のガイドパイプ11にはストレーナ11aが配設され
ており、このストレーナ11aは、ガイドパイプ11に
縦方向の細溝または円形の貫通孔が形成されており、こ
れの上方に継足されるガイドパイプ12と同じ材質のも
のが通常選定される。ガイドパイプ11の上方に継ぎ足
されるガイドパイプ12は、強度が必要な場合には鋼管
が好ましいが、エンビ管、PE管等の合成樹脂管でも良
い。ガイドパイプ11のストレーナ11aの直上内壁に
は内方へ突出したストッパー11bが円周上に4箇所
(図5)設けられており、この位置は後述するカートリ
ッジフィルター20が装着された位置において、油吸着
フィルター22の途中が地下水位1の線に合致する位置
に設定される。
【0030】カートリッジフィルター20のケーシング
21は、側面に多数の水通過孔21bが明けられ、下面
が盲蓋21で閉止された円筒形で、その上面はリング状
の円板21dとなっており、この円板21dは固定でも
良いし、着脱可能にしておけばフィルターのみ交換可能
となる。そして、円板21dの外周の下面は、図4,図
5に示すように、ストッパー11b上面に当接しカート
リッジフィルター20の位置決めがされるようになって
いる。ケーシング21の上面の円板21dにはスピア部
21aが取り付けられ、オーバショット(図示せず)を
利用して吊り降ろし及び引揚げを行うようになっている
が、スピア部21aの代わりに取手を取り付け、ロープ
の下端に重錘と鉤を取り付けて取手にひっかけ、カート
リッジフィルター20を吊り降ろし及び引揚げるように
しても良い。要はガイドパイプ11,12内のカートリ
ッジ20が交換できれば良い。
【0031】カートリッジフィルター20のケーシング
21内には、図4に示すように外側に土砂用フィルター
23が、その内側には油吸着フィルター22が装着され
ており、土砂用フィルター23はケーシング21内側の
全長に亘り取り付けられ、油吸着フィルター22はその
内側で円板下面より、土砂用フィルター23の途中まで
装着されている。
【0032】油吸着フィルター22aは図2に示すよう
に円筒形であるが、図3に示すように、円筒形の土砂用
フィルター23の内壁に波状のシートの外側が糊24付
けされて取り付けられた油吸着フィルター22bでも良
い。この場合は透過面積が大きく油の吸着能力が大とな
る。前述のように、油吸着フィルター22a,22bが
途中までの場合は、油は水より比重が軽いので、地下水
位1付近で吸着され、それ以下は土砂用フィルター23
で土砂が濾過されるのでフィルターの抵抗が小さくでき
る。
【0033】前記油吸着フィルター22a,22bが土
砂用フィルター23の内壁全長に装着されていると、こ
の場合フィルターの抵抗は大きいが油分を逃すことがな
い。
【0034】図4において、14bは注入口金物で、ガ
イドパイプ12上に載置されテーパー状の開口を有して
いる。15は開口蓋で注入口金物14bに歩行中の人間
がつまずいたり、車が走行する邪魔にならないように
し、かつ水注入用の孔が設けてある。
【0035】前記地下水の還元装置は、次のように設置
される。まず図4に示すように地下水位1の線より略カ
ートリッジフィルター20の長さ以上の深さまで地盤に
垂直に削孔した後、1本目は地下水位付近にストレーナ
11a(パイプに長手方向の貫通溝または円形の貫通孔
等)が配設されたガイドパイプ11を、次に数本のガイ
ドパイプ12を次々に嵌入する。地下水位1の深さは削
孔時に確認できるので、ストレーナ11aの位置及びそ
の直上内壁のストッパー11bの位置は予め分ってい
る。
【0036】次に、カートリッジフィルター20を前記
ストッパー11b上まで落し込む。この場合は鉤でカー
トリッジフィルター20上端のスピア部21aをひっか
けて吊り降ろすか、従来公知のワイヤラインサンプラー
でインナチューブを導入または引揚げる時に使われたオ
ーバショットをスピア部21aに係合して吊り降ろして
も良い。
【0037】そして、地表2より水をガイドパイプ12
上端より矢印aに示すように導入し、カートリッジフィ
ルター20に内蔵された油吸着フィルター22及びその
外側の土砂用フィルター23をそれぞれ矢印b,cのよ
うに通り、ストレーナ11aを経て地下水位1の位置に
注入する。この場合地表2と地下水位2までの距離が水
頭圧となる。前記水頭圧により水の油分及び土砂が除去
された水が地下に還元される。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り本発明によれ
ば、下記のような効果を奏するものである。 (1) 地表の水を地下水の還元装置で濾過し、地下に還元
することができるので、地下水の枯渇と、それに伴う地
盤沈下を防止することができる。 (2) 簡単な地下水の還元装置であり、安価に提供でき
る。 (3) フィルターはカートリッジフィルターで着脱可能で
あるので、目詰まりすると交換でき、長期にわたって機
能させることができる。 (4) 従来の舗装に敷かれた透水性の敷石等とは相違し、
直接地表を流れる水を水頭圧、またはポンプ圧で地下水
位付近にフィルターを通して還元するので、完全に回収
が可能であり、簡単な装置で地下水の枯渇と、それに伴
う地盤沈下に対処することができる。 (5) 水は、カートリッジフィルターで濾過して地下水に
還元するので、不純物が地下水に混入することもなく衛
生上も安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す地下還元装置の縦
断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図で、油吸着フィルターが
円筒形の場合を示す。
【図3】図1のA−A線断面図で、油吸着フィルターが
波状のシートの場合を示す。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す地下還元装置の
縦断面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 地下水位 2 地表 11,12 ガイドパイプ 11a ストレーナ 11b ストッパー 20 カートリッジフィルター 21 ケーシング 21b 水通過孔 21c 盲蓋 21d 円板 22,22a,22b 油吸着フィルター 23 土砂用フィルター 24 糊

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の深さまで地盤を削孔し、この孔に
    ストレーナが配設されたガイドパイプを嵌入し、このガ
    イドパイプ内にカートリッジフィルターを着脱可能に定
    置し、地表より水をガイドパイプ内に導入し、前記カー
    トリッジフィルターに内蔵された油吸着フィルターおよ
    び土砂用フィルターを通り、前記ストレーナを経て地中
    に注入させることを特徴とする地下水の還元法。
  2. 【請求項2】 地下水位より所定の距離の深さまで地盤
    を削孔し、前記地下水位付近にストレーナが配設された
    ガイドパイプを嵌入し、前記地下水位の上下にまたがっ
    て所定長さのカートリッジフィルターを着脱可能に定置
    し、地表より水を前記ガイドパイプ上端より導入し、前
    記カートリッジフィルターに内蔵された油吸着フィルタ
    ー及び土砂用フィルターを通り、前記ストレーナを経て
    地中に注入することを特徴とする地下水の還元法。
  3. 【請求項3】 前記水は、地上のポンプにより前記ガイ
    ドパイプ上端より圧入されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の地下水の還元法。
  4. 【請求項4】 地盤に削孔された孔に嵌入されるストレ
    ーナが配設されたガイドパイプと、孔に嵌入された前記
    ガイドパイプ内に着脱可能に装着されるカートリッジフ
    ィルターとを具備し、 前記カートリッジフィルターは、側面に多数の水通過孔
    および下面に盲蓋を有する円筒のケーシングと、このケ
    ーシングの内側の略全長に亘り装着された土砂用フィル
    ターと、その内側の上方部に装着される油吸着フィルタ
    ーとより構成されていることを特徴とする地下水の還元
    装置。
  5. 【請求項5】 地下水位より所定の距離の深さまで地盤
    に嵌入され、前記地下水位付近にストレーナ及びその直
    上内壁にストッパーを有するガイドパイプと、 側面に多数の水通過孔及び下面に盲蓋を有する円筒の上
    面に前記ストッパーに係止するリング状の円板が装着さ
    れたケーシングの内側の全長に亘り円筒形の土砂用フィ
    ルターが装着され、その内側には円板下面より前記土砂
    フィルターの途中まで円筒形の油吸着フィルターが装着
    されたカートリッジフィルターとを具備し、 前記ストッパーは、前記カートリッジフィルターの油吸
    着フィルターの途中が前記地下水位と合致する位置に固
    着されていることを特徴とする地下水の還元装置。
  6. 【請求項6】 前記油吸着フィルターは、円筒形の土砂
    用フィルターの内壁に、波状のシートの外側が取り付け
    られていることを特徴とする請求項4または5に記載の
    地下水の還元装置。
  7. 【請求項7】 前記油吸着フィルターは、土砂用フィル
    ターの内壁全長に装着されていることを特徴とする請求
    項4,5または6に記載の地下水の還元装置。
  8. 【請求項8】 前記土砂用フィルターは、へちまたわし
    状に繊維が重ねられ、内側が密で外側に向かって次第に
    目が粗くなっていることを特徴とする請求項4,5,6
    または7に記載の地下水の還元装置。
JP4144897A 1997-02-12 1997-02-12 地下水の還元法及びその装置 Pending JPH10219802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144897A JPH10219802A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 地下水の還元法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144897A JPH10219802A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 地下水の還元法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10219802A true JPH10219802A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12608667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4144897A Pending JPH10219802A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 地下水の還元法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10219802A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100734578B1 (ko) 2006-07-03 2007-07-03 중앙대학교 산학협력단 교량용 강우수 정화장치
JP2011520049A (ja) * 2008-05-09 2011-07-14 ハイドロ インターナショナル ピーエルシー 雨水排出溝
JP2012087976A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Sumitomo Fudosan Kk 地下水利用熱交換システムおよび地下水利用熱交換設備
US9162245B1 (en) * 2012-03-29 2015-10-20 BTD Wood Powder Coating, Inc. Powder coating conveyor support

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100734578B1 (ko) 2006-07-03 2007-07-03 중앙대학교 산학협력단 교량용 강우수 정화장치
JP2011520049A (ja) * 2008-05-09 2011-07-14 ハイドロ インターナショナル ピーエルシー 雨水排出溝
JP2012087976A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Sumitomo Fudosan Kk 地下水利用熱交換システムおよび地下水利用熱交換設備
US9162245B1 (en) * 2012-03-29 2015-10-20 BTD Wood Powder Coating, Inc. Powder coating conveyor support

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5676681B2 (ja) 水から堆積物を除去するためのフィルター
US8221618B2 (en) Filter for removing sediment from water
US8287726B2 (en) Filter for removing sediment from water
KR100952192B1 (ko) 우수를 지중에 침투 저장하는 침투 관정을 이용한 워터 포켓
KR101252736B1 (ko) 와류여과형 비점오염원 저감장치
JPS58501501A (ja) 油井およびガス井処理液の「ろ」過方法
CN110439015B (zh) 一种具有清孔功能的降水井结构
JP2010275843A (ja) 貯水施設および貯水施設構築方法、貯水施設を用いた給水方法
JPH10219802A (ja) 地下水の還元法及びその装置
JP4379086B2 (ja) 目詰まり防止装置
JP5912296B2 (ja) 過剰間隙水排水構造の構成方法、過剰間隙水排水構造及び濾過器
US11739599B2 (en) Proppant recovery unit
US11065563B2 (en) Up-flow water filtration system
JPH0762696A (ja) 層別揚水装置およびこれを備えた井戸
JP3570807B2 (ja) 揚排水装置
NO339570B1 (en) A seawater pre-treatment and injection system and method
JP2012072598A (ja) 雨水処理施設
JPS6233807Y2 (ja)
JPS6235732Y2 (ja)
JPH0261234A (ja) 雨水浸透桝
JPS6215352Y2 (ja)
JPS6141820Y2 (ja)
JP2003328400A (ja) 濾過式満州井戸装置
JPS6239166Y2 (ja)
JP2004132177A (ja) 揚排水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060316

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060704

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061031