JPH10216897A - 砂搬送装置 - Google Patents

砂搬送装置

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Publication number
JPH10216897A
JPH10216897A JP1928497A JP1928497A JPH10216897A JP H10216897 A JPH10216897 A JP H10216897A JP 1928497 A JP1928497 A JP 1928497A JP 1928497 A JP1928497 A JP 1928497A JP H10216897 A JPH10216897 A JP H10216897A
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JP
Japan
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sand
conveyor
supply port
downstream
upstream conveyor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1928497A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Todaka
鉄男 戸高
Kunihiro Kaneishi
邦宏 金石
Itsuo Nakayama
逸男 中山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH10216897A publication Critical patent/JPH10216897A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】砂が粉塵として飛び散るのを防止する。 【解決手段】上流側コンベアAの端部から砂搬送装置1
0の砂受シュート1内に落下される砂Sは、傘部材3に
衝突してその外周方向D1に拡散される。拡散された砂
Sは、先ず、砂受シュート1と内筒部材2の隙間方向D
3(第2砂供給口5が形成された部分)に蓄積され、砂
時計の原理で第2供給口5から下流側コンベアB上に排
出されながら、内筒部材2の上端まで砂が蓄積されると
内筒部材2の中空部分に導入され、この中空部分からも
下流側コンベアB上に砂Sが供給される(矢印D4方
向)。ここで、第2砂供給口5から排出される砂Sは、
第2供給口5と下流側コンベアBとの間に砂Sの下方へ
の流れ(矢印D2方向)により細い砂の壁(カーテン)
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上流側コンベアか
ら下流側コンベアに砂を供給するための砂搬送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の砂搬送装置の構成を示す。
図3に示すように、従来の砂搬送装置10’は、上流側
コンベアAと下流側コンベアBとの間に砂受シュート
1’を配置し、上流側コンベアAの端部から落下する砂
Sを砂受シュート1’で受け取ると共に、この砂受シュ
ート1’の下方に設けられた砂供給口2’から砂Sを搬
出して下流側コンベアBに供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の砂搬送装置では、上流側コンベアAの端部から落下
した砂Sが砂受シュート1’の内壁に衝突して矢印Eで
示すように乱流となり、下流側コンベアB上に供給され
た砂Sが飛び散って粉塵が発生してしまうという問題が
ある。
【0004】また、従来では、この粉塵を作業者から保
護するために、下流側コンベアBの周囲に防塵シールド
を設けているが、防塵シールドを設置するだけ工場内の
スペースが狭くなると共に、設備コストが割高になって
しまうという欠点がある。
【0005】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、防塵シート等を用いないで、
砂が粉塵として飛び散るのを防止することができる砂搬
送装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の砂搬送装置は以下の構成
を備える。即ち、上流側コンベアから下流側コンベアに
砂を供給するための砂搬送装置において、前記上流側コ
ンベアは下流側コンベアより上方に配置され、前記上流
側コンベアと下流側コンベアとの間に設けられ、前記上
流側コンベアの端部から落下する砂を受ける砂受手段
と、前記砂受手段に設けられ、前記落下する砂を前記下
流側コンベアに供給するための複数の供給口を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0008】[砂搬送装置の構成]図1は、本発明に係
る実施形態の砂搬送装置の内部構成を示す断面図であ
り、図2のC−C矢視断面図である。
【0009】図1に示すように、本実施形態の砂搬送装
置10は、上流側コンベアAと下流側コンベアBとの間
に配置される砂受シュート1を有し、上流側コンベアA
の端部から落下する砂Sを砂受シュート1で受け取ると
共に、砂受シュート1の底部に開口する第1砂供給口4
と第2砂供給口5から砂Sを搬出して下流側コンベアB
に供給する。
【0010】上流側コンベアA及び下流側コンベアB
は、例えば、ローラコンベア、ベルトコンベア、チェー
ンコンベア等のあらゆる形式のコンベアが適宜用いられ
る。
【0011】上流側コンベアAは下流側コンベアBより
上方に配置され、上流側コンベアAと下流側コンベアB
とは、互いに交差するように配置されている。砂受シュ
ート1は、その下部が下方に向かうほど狭くなるような
テーパ状になっており、上流側コンベアAの端部から落
下する砂を受け、第1砂供給口4と第2砂供給口5から
砂Sを搬出する。
【0012】第1砂供給口4は砂受シュート1の略中央
部の下部に設けられ、第2砂供給口5は第1砂供給口の
外周の一部又は全部を覆うように設けられている。砂受
シュート1内部には、第2砂供給口5から内部に向かっ
て延びる中空円筒状の内筒部材2が設けられている。内
筒部材2は、砂受シュート1の内周面から水平方向に延
びる棒状部材により連結されている。第2砂供給口5
は、その外形縁部と内筒部材2からその外形が規定され
て断面円環状に細く形成される。また、第1砂供給口4
は、内筒部材2の中空開口によりその開口径が規定され
る。
【0013】円筒部材2の上端部には、上流側コンベア
Aの端部から落下する砂を拡散して、第2砂供給口5に
導くための下方に広がる円すい形状の傘部材3が設けら
れている。傘部材3は、内筒部材2を支持する棒状部材
に略垂直し、内筒部材2の上端から上方に延びる棒状部
材により支持されている。この傘部材3は、上流側コン
ベアAから落下する砂Sを砂受シュート1の内壁方向に
拡散させる。従って、傘部材3の外縁寸法は、内筒部材
2の中空部分の内径と一致しているか、或いはそれより
大きく形成されている。
【0014】尚、内筒部材2の断面形状は、円形以外に
も矩形や三角形や多角形にすることもでき、第1供給口
4及び第2供給口5の断面形状は、この内筒部材2の形
状に合わせて決定される。
【0015】[工場内での砂搬送装置]砂搬送装置10
は、例えば、鋳造に使用する中子の製造工場に配置され
る。図2は、中子の製造工場の概略図である。中子の製
造に用いられる砂は、所定の形状を保持させるために樹
脂が含浸されている。中子の製造工程について概略説明
すると、図2に示すように、原料の砂は、砂供給装置4
0から供給され、コンベアに搬送されて粉砕装置30に
投入される。ここで、砂供給装置40から供給される砂
は、中子の製造時に余った砂等のため樹脂が混入してい
る。粉砕装置30では、この樹脂が混入した砂を細かく
粉砕する。そして、細かく粉砕された砂は、焙焼炉20
に搬送される。上流側コンベアAは、焙焼炉の下流側に
配置されている。焙焼炉20では、粉砕装置30で粉砕
した砂を約640℃で加熱して樹脂を完全に炭化させ、
更に粒度の細かい砂にする。この砂の粒度は、やや粗
く、通常約68〜70%程度である。焙焼炉20で加熱
された砂は、上流側コンベアAにより砂搬送装置10に
搬送される。砂搬送装置10では、上流側コンベアAに
より運ばれる砂を略90°に方向転換して下流側コンベ
アBに載置する。下流側コンベアBに載置される砂は、
混練装置50に搬送される。混練装置50では、砂に樹
脂を混入して練り合わせると共に、練り合わせた原料を
中子の型に供給する。
【0016】このように、本実施形態の砂搬送装置10
は砂の搬送方向を転換するために用いられ、上方の上流
側コンベアAから砂が落下され、砂搬送装置10の砂受
シュート1が漏斗のように作用して、下方の下流側コン
ベアBに砂を載置していく。従って、工場内に複数設け
ることにより、砂の搬送路をあらゆる方向にレイアウト
することができる。
【0017】[砂の流れ]次に、本実施形態の砂搬送装
置における砂の流れについて説明する。
【0018】図1に示すように、上流側コンベアAの端
部から砂搬送装置10の砂受シュート1内に落下される
砂Sは、傘部材3に衝突してその外周方向D1に拡散さ
れる。拡散された砂Sは、先ず、砂受シュート1と内筒
部材2の隙間方向D3(第2砂供給口5が形成された部
分)に蓄積され、砂時計の原理で第2供給口5から下流
側コンベアB上に排出されながら、内筒部材2の上端ま
で砂が蓄積されると内筒部材2の中空部分に導入され、
この中空部分からも下流側コンベアB上に砂Sが供給さ
れる(矢印D4方向)。ここで、第2砂供給口5から排
出される砂Sは、第2供給口5と下流側コンベアBとの
間に砂Sの下方への流れ(矢印D2方向)により細い砂
の壁(カーテン6)を形成する。ここで、内筒部材2の
中空部分から下流側コンベアB上に落下する砂Sの粉塵
は、その周囲に形成される砂のカーテン6によって飛散
するのが遮断される。この砂のカーテン6は、第1供給
口4の全周に亘って形成してもよいし、例えば、作業者
の居る場所に粉塵が飛散しないように、第1供給口4の
外周の一部に形成してもよい。
【0019】以上のように、砂のカーテンの作用によ
り、粉塵から作業者を保護でき、下流側コンベアBの周
囲に防塵シールドを設ける必要も無いため、工場内のス
ペースを有効に使うことができる。また、防塵シート等
を用いないで、砂が粉塵として飛び散るのを防止するこ
とができるので、設備コストが割安になる。
【0020】本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、上
記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上流側コンベアは下流側コンベアより上方に配置され、
上流側コンベアと下流側コンベアとの間に設けられ、上
流側コンベアの端部から落下する砂を受ける砂受手段が
上流側コンベアと下流側コンベアとの間に設けられ、砂
受手段が落下する砂を下流側コンベアに供給するための
複数の供給口を備えることにより、防塵シート等を用い
ないで、砂が粉塵として飛び散るのを防止することがで
きる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の砂搬送装置を示す断面
図である。
【図2】工場内における砂の搬送路の概略を示す図であ
る。
【図3】従来の砂搬送装置を示す断面図である。
【符号の説明】 1…砂受シュート 2…内筒部材 3…傘部材 4…第1砂供給口 5…第2砂供給口 A…上流側コンベア B…下流側コンベア S…砂

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側コンベアから下流側コンベアに砂
    を供給するための砂搬送装置において、 前記上流側コンベアは下流側コンベアより上方に配置さ
    れ、 前記上流側コンベアと下流側コンベアとの間に設けら
    れ、前記上流側コンベアの端部から落下する砂を受ける
    砂受手段と、 前記砂受手段に設けられ、前記落下する砂を前記下流側
    コンベアに供給するための複数の供給口を備えることを
    特徴とする砂搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記砂受手段は、前記上流側コンベアか
    ら落下する砂を受ける空間部と該砂を前記下流側コンベ
    アに送り出す開口部を有し、該空間部には該開口部の内
    周面から所定間隔離間して支持される内部部材が設けら
    れ、該内部部材は所定高さを有する筒状部材であること
    を特徴とする請求項1に記載の砂搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記開口部の内周面と前記内部部材の外
    周面との間隔は、下方に比して上方が大きく設定されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の砂搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の供給口は、前記砂受手段下方
    の略中央部に設けられた第1供給口と、該第1供給口の
    外周の一部を覆うように設けられた第2供給口とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の砂搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の供給口は、前記砂受手段下方
    の略中央部に設けられた第1供給口と、該第1供給口の
    外周の全部を覆うように設けられた第2供給口とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の砂搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記上流側コンベアと下流側コンベアと
    は、互いに交差するように配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載の砂搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記上流側コンベアから落下する砂を前
    記第2供給口に導くための分離手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の砂搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記分離手段は、前記第1供給口の上部
    に設けられ、円すい形状を有することを特徴とする請求
    項1に記載の砂搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記上流側コンベアは、前記砂を焙焼す
    るための焙焼炉の下流側に配置されることを特徴とする
    請求項1に記載の砂搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記第2供給口は、前記第1供給口よ
    り細く形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の砂搬送装置。
JP1928497A 1997-01-31 1997-01-31 砂搬送装置 Withdrawn JPH10216897A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1928497A JPH10216897A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 砂搬送装置

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JPH10216897A true JPH10216897A (ja) 1998-08-18

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ID=11995156

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JP1928497A Withdrawn JPH10216897A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 砂搬送装置

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JP (1) JPH10216897A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105642827A (zh) * 2016-03-21 2016-06-08 沈阳化工大学 一种熔模铸造型砂原料中央输送供给系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20040406