JPH10216782A - 活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法 - Google Patents
活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法Info
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- JPH10216782A JPH10216782A JP9020480A JP2048097A JPH10216782A JP H10216782 A JPH10216782 A JP H10216782A JP 9020480 A JP9020480 A JP 9020480A JP 2048097 A JP2048097 A JP 2048097A JP H10216782 A JPH10216782 A JP H10216782A
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- Japan
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- sludge
- ditch
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 返送汚泥ポンプの過剰運転による消費動力の
増大を防止して、省エネルギーを達成するとともに、流
量調整槽からディッチへの原水移送が遮断されている間
に、ディッチ内で汚泥が沈殿・堆積するのを防止して、
活性汚泥の解体による活性度の低下を避けて、処理済み
水の水質低下を防ぐ。 【解決手段】 流量調整槽１に設置した流量調整ポンプ
２の運転に連動して表面バッ気・攪拌装置６および返送
汚泥ポンプ１０を運転し、流量調整ポンプ２の運転停止
時には返送汚泥ポンプ１０の運転を停止させて、返送汚
泥ポンプ１０の過剰運転を防ぐとともに、表面バッ気・
攪拌装置６を間欠運転させることで、ディッチ５内で汚
泥が沈殿・堆積するのを防止する。
増大を防止して、省エネルギーを達成するとともに、流
量調整槽からディッチへの原水移送が遮断されている間
に、ディッチ内で汚泥が沈殿・堆積するのを防止して、
活性汚泥の解体による活性度の低下を避けて、処理済み
水の水質低下を防ぐ。 【解決手段】 流量調整槽１に設置した流量調整ポンプ
２の運転に連動して表面バッ気・攪拌装置６および返送
汚泥ポンプ１０を運転し、流量調整ポンプ２の運転停止
時には返送汚泥ポンプ１０の運転を停止させて、返送汚
泥ポンプ１０の過剰運転を防ぐとともに、表面バッ気・
攪拌装置６を間欠運転させることで、ディッチ５内で汚
泥が沈殿・堆積するのを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性汚泥法におけ
るオキシデーションディッチ処理方法に関する。
るオキシデーションディッチ処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、活性汚泥法において、標準活
性汚泥法、ステップエアレーション法、コンタクトスタ
ビリゼーション法、長時間エアレーション法、モディフ
ァイドエアレーション法などと同様に多用されているオ
キシデーションディッチ処理方法は、図２に示す流量調
整槽１に流入して来たスクリーニング済みの原水を、流
量調整ポンプ２によって圧送し、自動微細目スクリーン
３でスクリーニングしたのち計量槽４に送り込み、計量
槽４で計量した原水をディッチ５に移送し、該ディッチ
５に設けた表面バッ気・攪拌装置６により脱窒および硝
化を目的とするバッ気・攪拌を行なうとともに、ディッ
チ５内で原水を矢印方向に循環させ、ディッチ５の一側
に設けたオーバフロー堰７から原水を越流させて沈殿槽
８に導き、ここで沈殿させて上澄水の排出と汚泥の引抜
を行い、引抜いた汚泥を返送汚泥ピット９から返送汚泥
ポンプ１０により所定の汚泥返送比でディッチ５に返送
させるようにしている。
性汚泥法、ステップエアレーション法、コンタクトスタ
ビリゼーション法、長時間エアレーション法、モディフ
ァイドエアレーション法などと同様に多用されているオ
キシデーションディッチ処理方法は、図２に示す流量調
整槽１に流入して来たスクリーニング済みの原水を、流
量調整ポンプ２によって圧送し、自動微細目スクリーン
３でスクリーニングしたのち計量槽４に送り込み、計量
槽４で計量した原水をディッチ５に移送し、該ディッチ
５に設けた表面バッ気・攪拌装置６により脱窒および硝
化を目的とするバッ気・攪拌を行なうとともに、ディッ
チ５内で原水を矢印方向に循環させ、ディッチ５の一側
に設けたオーバフロー堰７から原水を越流させて沈殿槽
８に導き、ここで沈殿させて上澄水の排出と汚泥の引抜
を行い、引抜いた汚泥を返送汚泥ピット９から返送汚泥
ポンプ１０により所定の汚泥返送比でディッチ５に返送
させるようにしている。
【０００３】従来の活性汚泥法におけるオキシデーショ
ンディッチ処理方式では、返送汚泥ポンプ１０を２４時
間連続運転させる運転システムが採用されている。この
ため、流量調整ポンプ２の運転が停止して、流量調整槽
１からディッチ５への原水移送が遮断されているのにも
かかわらず、返送汚泥ポンプ１０のみが運転なされる無
駄を生じ、返送汚泥ポンプ１０の過剰運転による消費動
力の増大を招くことになる。
ンディッチ処理方式では、返送汚泥ポンプ１０を２４時
間連続運転させる運転システムが採用されている。この
ため、流量調整ポンプ２の運転が停止して、流量調整槽
１からディッチ５への原水移送が遮断されているのにも
かかわらず、返送汚泥ポンプ１０のみが運転なされる無
駄を生じ、返送汚泥ポンプ１０の過剰運転による消費動
力の増大を招くことになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の活性
汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法で
は、返送汚泥ポンプを２４時間連続運転させる運転シス
テムが採用されているので、流量調整ポンプの運転が停
止して、流量調整槽からディッチへの原水移送が遮断さ
れているのにもかかわらず、返送汚泥ポンプのみが運転
なされる無駄を生じ、返送汚泥ポンプの過剰運転による
消費動力の増大を招く欠点がある。そこで、本発明は、
返送汚泥ポンプの過剰運転による消費動力の増大を防止
して、省エネルギーを達成することができるとともに、
流量調整槽からディッチへの原水移送が遮断されている
間に、ディッチ内で汚泥が沈殿・堆積するのを防止し
て、活性汚泥の解体による活性度の低下を避けて、処理
済み水の水質低下を防ぐことのできる活性汚泥法におけ
るオキシデーションディッチ処理方法を提供することを
目的としている。
汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法で
は、返送汚泥ポンプを２４時間連続運転させる運転シス
テムが採用されているので、流量調整ポンプの運転が停
止して、流量調整槽からディッチへの原水移送が遮断さ
れているのにもかかわらず、返送汚泥ポンプのみが運転
なされる無駄を生じ、返送汚泥ポンプの過剰運転による
消費動力の増大を招く欠点がある。そこで、本発明は、
返送汚泥ポンプの過剰運転による消費動力の増大を防止
して、省エネルギーを達成することができるとともに、
流量調整槽からディッチへの原水移送が遮断されている
間に、ディッチ内で汚泥が沈殿・堆積するのを防止し
て、活性汚泥の解体による活性度の低下を避けて、処理
済み水の水質低下を防ぐことのできる活性汚泥法におけ
るオキシデーションディッチ処理方法を提供することを
目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、流量調整ポンプを備えた流量調整槽から
前記流量調整ポンプの運転によりディッチに移送された
原水を、該ディッチに設けたバッ気・攪拌装置によりバ
ッ気・攪拌を行なうとともにディッチ内で循環させ、該
ディッチに設けたオーバフロー堰から原水を越流させて
沈殿槽に導き、該沈殿槽で汚泥を沈殿させて上澄水の排
出を行うとともに、返送汚泥ポンプの運転により所定の
汚泥返送比で前記沈殿汚泥を前記ディッチに返送させる
活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法
において、前記流量調整ポンプの運転に連動して返送汚
泥ポンプを運転し、前記流量調整ポンプの運転停止時に
は前記返送汚泥ポンプの運転を停止させるとともに、前
記バッ気・攪拌装置を間欠運転させることを特徴として
いる。
め、本発明は、流量調整ポンプを備えた流量調整槽から
前記流量調整ポンプの運転によりディッチに移送された
原水を、該ディッチに設けたバッ気・攪拌装置によりバ
ッ気・攪拌を行なうとともにディッチ内で循環させ、該
ディッチに設けたオーバフロー堰から原水を越流させて
沈殿槽に導き、該沈殿槽で汚泥を沈殿させて上澄水の排
出を行うとともに、返送汚泥ポンプの運転により所定の
汚泥返送比で前記沈殿汚泥を前記ディッチに返送させる
活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法
において、前記流量調整ポンプの運転に連動して返送汚
泥ポンプを運転し、前記流量調整ポンプの運転停止時に
は前記返送汚泥ポンプの運転を停止させるとともに、前
記バッ気・攪拌装置を間欠運転させることを特徴として
いる。
【０００６】本発明によれば、流量調整ポンプの運転に
連動して返送汚泥ポンプを運転することで、沈殿汚泥を
所定の汚泥返送比でディッチに返送することができる。
また、流量調整ポンプの運転停止時には返送汚泥ポンプ
の運転を停止するので、返送汚泥ポンプが過剰に運転さ
れることはない。さらに、流量調整ポンプの運転停止に
より流量調整槽からディッチへの原水移送が遮断されて
いる間は、バッ気・攪拌装置の間欠運転によりディッチ
内で汚泥が沈殿・堆積するのを防止することができる。
連動して返送汚泥ポンプを運転することで、沈殿汚泥を
所定の汚泥返送比でディッチに返送することができる。
また、流量調整ポンプの運転停止時には返送汚泥ポンプ
の運転を停止するので、返送汚泥ポンプが過剰に運転さ
れることはない。さらに、流量調整ポンプの運転停止に
より流量調整槽からディッチへの原水移送が遮断されて
いる間は、バッ気・攪拌装置の間欠運転によりディッチ
内で汚泥が沈殿・堆積するのを防止することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、図２で説明した従来例と
同一もしくは相当部分には同一符号を付して説明する。
図１において、流量調整槽１に流入して来たスクリーニ
ング済みの原水を、流量調整ポンプ２によって圧送し、
自動微細目スクリーン３でスクリーニングしたのち計量
槽４に送り込み、計量槽４で計量した原水をディッチ５
に移送し、該ディッチ５に設けた表面バッ気・攪拌装置
６により脱窒および硝化を目的とするバッ気・攪拌を行
なうとともに、ディッチ５内で原水を矢印方向に循環さ
せ、ディッチ５の一側に設けたオーバフロー堰７から原
水を越流させて沈殿槽８に導き、ここで沈殿させて上澄
水の排出と汚泥の引抜を行い、引抜いた汚泥を返送汚泥
ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返送
比でディッチ５に返送させるようにしている。
面に基づいて説明する。なお、図２で説明した従来例と
同一もしくは相当部分には同一符号を付して説明する。
図１において、流量調整槽１に流入して来たスクリーニ
ング済みの原水を、流量調整ポンプ２によって圧送し、
自動微細目スクリーン３でスクリーニングしたのち計量
槽４に送り込み、計量槽４で計量した原水をディッチ５
に移送し、該ディッチ５に設けた表面バッ気・攪拌装置
６により脱窒および硝化を目的とするバッ気・攪拌を行
なうとともに、ディッチ５内で原水を矢印方向に循環さ
せ、ディッチ５の一側に設けたオーバフロー堰７から原
水を越流させて沈殿槽８に導き、ここで沈殿させて上澄
水の排出と汚泥の引抜を行い、引抜いた汚泥を返送汚泥
ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返送
比でディッチ５に返送させるようにしている。
【０００８】流量調整槽１には水位計１１が設置され、
この水位計１１によって検知した流量調整槽１の水位検
知信号は制御器１２に入力され、制御器１２は水位計１
１から入力された水位検知信号に基づいて、流量調整ポ
ンプ２（詳しくは流量調整ポンプ２の駆動源）と表面バ
ッ気・攪拌装置６（詳しくは表面バッ気・攪拌装置６の
駆動源）および返送汚泥ポンプ１０（詳しくは返送汚泥
ポンプ１０の駆動源）に制御信号を出力して、流量調整
ポンプ２、表面バッ気・攪拌装置６および返送汚泥ポン
プ１０の運転を制御するように構成されている。
この水位計１１によって検知した流量調整槽１の水位検
知信号は制御器１２に入力され、制御器１２は水位計１
１から入力された水位検知信号に基づいて、流量調整ポ
ンプ２（詳しくは流量調整ポンプ２の駆動源）と表面バ
ッ気・攪拌装置６（詳しくは表面バッ気・攪拌装置６の
駆動源）および返送汚泥ポンプ１０（詳しくは返送汚泥
ポンプ１０の駆動源）に制御信号を出力して、流量調整
ポンプ２、表面バッ気・攪拌装置６および返送汚泥ポン
プ１０の運転を制御するように構成されている。
【０００９】前記構成において、流量調整槽１の水位が
ＨＷＬまで上昇すると、この水位ＨＷＬは水位計１１に
よって検知され、その水位検知信号は制御器１２に入力
される。制御器１２は入力された水位検知信号に基づい
て流量調整ポンプ２、表面バッ気・攪拌装置６および返
送汚泥ポンプ１０に起動信号を出力して、流量調整ポン
プ２、表面バッ気・攪拌装置６、返送汚泥ポンプ１０を
同時に運転させる。これにより、流量調整槽１からディ
ッチ５への原水移送量に応じて適正なバッ気・攪拌処理
が行われた原水を沈殿槽８に導き、ここで沈殿させて上
澄水の排出と汚泥の引抜を行い、引抜いた汚泥を返送汚
泥ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返
送比でディッチ５に返送させることができる。
ＨＷＬまで上昇すると、この水位ＨＷＬは水位計１１に
よって検知され、その水位検知信号は制御器１２に入力
される。制御器１２は入力された水位検知信号に基づい
て流量調整ポンプ２、表面バッ気・攪拌装置６および返
送汚泥ポンプ１０に起動信号を出力して、流量調整ポン
プ２、表面バッ気・攪拌装置６、返送汚泥ポンプ１０を
同時に運転させる。これにより、流量調整槽１からディ
ッチ５への原水移送量に応じて適正なバッ気・攪拌処理
が行われた原水を沈殿槽８に導き、ここで沈殿させて上
澄水の排出と汚泥の引抜を行い、引抜いた汚泥を返送汚
泥ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返
送比でディッチ５に返送させることができる。
【００１０】流量調整槽１の水位がＬＷＬまで低下する
と、この水位ＬＷＬは水位計１１によって検知され、そ
の水位検知信号は制御器１２に入力される。制御器１２
は入力された水位検知信号に基づいて流量調整ポンプ２
および返送汚泥ポンプ１０に停止信号を出力して、流量
調整ポンプ２と返送汚泥ポンプ１０を同時に停止させ
る。このため、返送汚泥ポンプ１０が過剰に運転される
ことはない。また、制御器１２から表面バッ気・攪拌装
置６に制御信号を出力して、表面バッ気・攪拌装置６を
所定の時間間隔により間欠運転する。これにより、流量
調整ポンプ２の運転停止により流量調整槽１からディッ
チ５へ原水の移送が遮断されている間に、ディッチ５内
で汚泥が沈殿・堆積するのを防止することができる。
と、この水位ＬＷＬは水位計１１によって検知され、そ
の水位検知信号は制御器１２に入力される。制御器１２
は入力された水位検知信号に基づいて流量調整ポンプ２
および返送汚泥ポンプ１０に停止信号を出力して、流量
調整ポンプ２と返送汚泥ポンプ１０を同時に停止させ
る。このため、返送汚泥ポンプ１０が過剰に運転される
ことはない。また、制御器１２から表面バッ気・攪拌装
置６に制御信号を出力して、表面バッ気・攪拌装置６を
所定の時間間隔により間欠運転する。これにより、流量
調整ポンプ２の運転停止により流量調整槽１からディッ
チ５へ原水の移送が遮断されている間に、ディッチ５内
で汚泥が沈殿・堆積するのを防止することができる。
【００１１】このように、本発明は、流量調整ポンプ２
の運転に連動して表面バッ気・攪拌装置６および返送汚
泥ポンプ１０を運転するので、流量調整槽１からディッ
チ５への原水移送量に応じて適正なバッ気・攪拌処理が
行われた原水を沈殿槽８に導き、ここで沈殿させて上澄
水の排出と汚泥の引抜を行い、引抜いた汚泥を返送汚泥
ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返送
比でディッチ５に返送させることができる。
の運転に連動して表面バッ気・攪拌装置６および返送汚
泥ポンプ１０を運転するので、流量調整槽１からディッ
チ５への原水移送量に応じて適正なバッ気・攪拌処理が
行われた原水を沈殿槽８に導き、ここで沈殿させて上澄
水の排出と汚泥の引抜を行い、引抜いた汚泥を返送汚泥
ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返送
比でディッチ５に返送させることができる。
【００１２】また、流量調整ポンプ２と返送汚泥ポンプ
１０を同時に停止させるので、返送汚泥ポンプ１０の過
剰運転による消費動力の増大を防止して、省エネルギー
を達成することができる。さらに、流量調整ポンプ２の
運転停止により流量調整槽１からディッチ５へ原水の移
送が遮断されている間は、表面バッ気・攪拌装置６の間
欠運転により、ディッチ５内で汚泥が沈殿・堆積するの
を防止することができるので、汚泥の沈殿・堆積により
活性汚泥が解体して、その活性度が低下することにより
処理済み水の水質を低下させるような不都合は発生しな
くなる。
１０を同時に停止させるので、返送汚泥ポンプ１０の過
剰運転による消費動力の増大を防止して、省エネルギー
を達成することができる。さらに、流量調整ポンプ２の
運転停止により流量調整槽１からディッチ５へ原水の移
送が遮断されている間は、表面バッ気・攪拌装置６の間
欠運転により、ディッチ５内で汚泥が沈殿・堆積するの
を防止することができるので、汚泥の沈殿・堆積により
活性汚泥が解体して、その活性度が低下することにより
処理済み水の水質を低下させるような不都合は発生しな
くなる。
【００１３】なお、前記実施の形態では、汚泥を返送汚
泥ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返
送比でディッチ５に返送させるようにしているが、返送
汚泥ピット９を省略して返送汚泥ポンプ１０により沈殿
槽８から所定の汚泥返送比で直接ディッチ５に返送させ
るようにしてもよい。
泥ピット９から返送汚泥ポンプ１０により所定の汚泥返
送比でディッチ５に返送させるようにしているが、返送
汚泥ピット９を省略して返送汚泥ポンプ１０により沈殿
槽８から所定の汚泥返送比で直接ディッチ５に返送させ
るようにしてもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、流量調
整ポンプと返送汚泥ポンプを同時に停止させるので、返
送汚泥ポンプの過剰運転による消費動力の増大を防止し
て、省エネルギーを達成することができる。また、流量
調整ポンプの運転停止により流量調整槽からディッチ５
へ原水の移送が遮断されている間は、表面バッ気・攪拌
装置の間欠運転により、ディッチ内で汚泥が沈殿・堆積
するのを防止することができるので、汚泥の沈殿・堆積
により活性汚泥が解体して、その活性度が低下すること
により処理済み水の水質を低下させるような不都合は発
生しなくなる。
整ポンプと返送汚泥ポンプを同時に停止させるので、返
送汚泥ポンプの過剰運転による消費動力の増大を防止し
て、省エネルギーを達成することができる。また、流量
調整ポンプの運転停止により流量調整槽からディッチ５
へ原水の移送が遮断されている間は、表面バッ気・攪拌
装置の間欠運転により、ディッチ内で汚泥が沈殿・堆積
するのを防止することができるので、汚泥の沈殿・堆積
により活性汚泥が解体して、その活性度が低下すること
により処理済み水の水質を低下させるような不都合は発
生しなくなる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す系統図である。
【図２】従来例の系統図である。
１ 流量調整槽 ２ 流量調整ポンプ ５ ディッチ ６ 表面バッ気・攪拌装置（バッ気・攪拌装置） ７ オーバフロー堰 ８ 沈殿槽 １０ 返送汚泥ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 流量調整ポンプを備えた流量調整槽から
前記流量調整ポンプの運転によりディッチに移送された
原水を、該ディッチに設けたバッ気・攪拌装置によりバ
ッ気・攪拌を行なうとともにディッチ内で循環させ、該
ディッチに設けたオーバフロー堰から原水を越流させて
沈殿槽に導き、該沈殿槽で汚泥を沈殿させて上澄水の排
出を行うとともに、返送汚泥ポンプの運転により所定の
汚泥返送比で前記沈殿汚泥を前記ディッチに返送させる
活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法
において、前記流量調整ポンプの運転に連動して返送汚
泥ポンプを運転し、前記流量調整ポンプの運転停止時に
は前記返送汚泥ポンプの運転を停止させるとともに、前
記バッ気・攪拌装置を間欠運転させることを特徴とする
活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9020480A JPH10216782A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9020480A JPH10216782A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216782A true JPH10216782A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12028297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9020480A Pending JPH10216782A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 活性汚泥法におけるオキシデーションディッチ処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10216782A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006007132A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Nihon Hels Industry Corp | 汚水処理装置 |
| CN105174437A (zh) * | 2015-10-09 | 2015-12-23 | 哈尔滨工业大学 | 卡鲁赛尔氧化沟与微型动物生物床组合的污泥减量装置及利用其处理污水的方法 |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP9020480A patent/JPH10216782A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006007132A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Nihon Hels Industry Corp | 汚水処理装置 |
| JP4620391B2 (ja) * | 2004-06-28 | 2011-01-26 | 日本ヘルス工業株式会社 | 汚水処理装置 |
| CN105174437A (zh) * | 2015-10-09 | 2015-12-23 | 哈尔滨工业大学 | 卡鲁赛尔氧化沟与微型动物生物床组合的污泥减量装置及利用其处理污水的方法 |
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