JPH10216280A - ゴルフクラブシャフト - Google Patents
ゴルフクラブシャフトInfo
- Publication number
- JPH10216280A JPH10216280A JP9039957A JP3995797A JPH10216280A JP H10216280 A JPH10216280 A JP H10216280A JP 9039957 A JP9039957 A JP 9039957A JP 3995797 A JP3995797 A JP 3995797A JP H10216280 A JPH10216280 A JP H10216280A
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- JP
- Japan
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- shaft
- golf club
- minor axis
- axis
- cross
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】断面は円形でシャフト軸と同心円輪のスチ
ール製のゴルフクラブシャフトを形成する。シャフト1
の先端の一定部位から基端の一定部位にかけて、シャフ
ト1の断面形状が特定比率範囲内の長径Lと短径Sに形
成した非正円形であって、その短径S方向がゴルフクラ
ブのヘッド3のフェース2の中心垂直線方向と平行にな
るように構成する。 【効果】打球のインパクト時のモーメントによるゴルフ
シャフトの動きを一定化し、撓む方向を一定方向に安定
させる。所望のキックポイントを簡単に得られる。
ール製のゴルフクラブシャフトを形成する。シャフト1
の先端の一定部位から基端の一定部位にかけて、シャフ
ト1の断面形状が特定比率範囲内の長径Lと短径Sに形
成した非正円形であって、その短径S方向がゴルフクラ
ブのヘッド3のフェース2の中心垂直線方向と平行にな
るように構成する。 【効果】打球のインパクト時のモーメントによるゴルフ
シャフトの動きを一定化し、撓む方向を一定方向に安定
させる。所望のキックポイントを簡単に得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブ用の
スチール製シャフトの改良、更に詳しくは打球方向の安
定性及びキックポイント位置を容易に調整可能に製作で
きるゴルフクラブシャフトに関するものである。
スチール製シャフトの改良、更に詳しくは打球方向の安
定性及びキックポイント位置を容易に調整可能に製作で
きるゴルフクラブシャフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在使用されているゴルフクラブシャフ
トは、その長手方向軸線に垂直な横断面が円形輪に形成
されてあり、この断面と平行、かつこの断面の中心を通
るどの方向の軸線に対する断面係数も同一であった。そ
の為、インパクトの瞬間におけるクラブシャフトの理想
的な撓み方向、即ち、クラブシャフトの長手方向軸線と
クラブフェイスに平行かつ前記長手方向に垂直な線とを
含む平面に垂直な方向以外の方向にも同様なクラブシャ
フトは撓み易く、従ってインパクトの瞬間にゴルフボー
ルに不必要な力が加わり、いわゆるスライスボールやフ
ックボールが発生し易かった。
トは、その長手方向軸線に垂直な横断面が円形輪に形成
されてあり、この断面と平行、かつこの断面の中心を通
るどの方向の軸線に対する断面係数も同一であった。そ
の為、インパクトの瞬間におけるクラブシャフトの理想
的な撓み方向、即ち、クラブシャフトの長手方向軸線と
クラブフェイスに平行かつ前記長手方向に垂直な線とを
含む平面に垂直な方向以外の方向にも同様なクラブシャ
フトは撓み易く、従ってインパクトの瞬間にゴルフボー
ルに不必要な力が加わり、いわゆるスライスボールやフ
ックボールが発生し易かった。
【0003】そこで、前記の欠点を修正する目的で、ゴ
ルフシャフトの断面形状を心円形以外のものにした技術
として、例えば、ゴルフクラブのシャフトが理想的な撓
み方向に撓み易く、これ以外の方向に撓まさない特定の
断面形状としたもの(特開昭52-8338 号)、シャフトが
楕円形断面、又は四角形状にすることにより、クラブの
撓む方向を打球方向に限定し、打球方向を安定させるよ
うにしたもの(実開昭55-16149号、実開昭60-104167
号、実開昭63-133262 号、実開平6-31768 号)等が提供
されているが、これらのシャフトによれば、インパクト
時の撓み方向のみに着目し、シャフトがスイング時にス
イング方向のみならず、トウ側にダウン(いわゆるヘッ
ドダウン)したり、バックスイング時にスイング軸に対
して上下に垂直にモーメントが作用する点を考慮されて
いないため、実用には適さない結果となっていた。
ルフシャフトの断面形状を心円形以外のものにした技術
として、例えば、ゴルフクラブのシャフトが理想的な撓
み方向に撓み易く、これ以外の方向に撓まさない特定の
断面形状としたもの(特開昭52-8338 号)、シャフトが
楕円形断面、又は四角形状にすることにより、クラブの
撓む方向を打球方向に限定し、打球方向を安定させるよ
うにしたもの(実開昭55-16149号、実開昭60-104167
号、実開昭63-133262 号、実開平6-31768 号)等が提供
されているが、これらのシャフトによれば、インパクト
時の撓み方向のみに着目し、シャフトがスイング時にス
イング方向のみならず、トウ側にダウン(いわゆるヘッ
ドダウン)したり、バックスイング時にスイング軸に対
して上下に垂直にモーメントが作用する点を考慮されて
いないため、実用には適さない結果となっていた。
【0004】また、ゴルフシャフトのキックポイント即
ち、シャフトの撓み易い部位について、例えば、ゴルフ
クラブシャフトのキックポイントがシャフトのヘッド側
に位置させると(先調子)、ボールが高く上昇し易く、
高弾道の打球を打つことができ、一方、グリップ側に位
置させると(手元調子)、打球の方向性が安定するとと
もに、打球が低くで易くなりフィーリングはシャープに
なるという事実が解明され、これらのキックポイントを
種々変化させることが行なわれている。
ち、シャフトの撓み易い部位について、例えば、ゴルフ
クラブシャフトのキックポイントがシャフトのヘッド側
に位置させると(先調子)、ボールが高く上昇し易く、
高弾道の打球を打つことができ、一方、グリップ側に位
置させると(手元調子)、打球の方向性が安定するとと
もに、打球が低くで易くなりフィーリングはシャープに
なるという事実が解明され、これらのキックポイントを
種々変化させることが行なわれている。
【0005】これらの改良技術については、例えば、グ
リップ側大径部とへッド側細径部との間に外径が急激に
変化するテーパ状段部を設けることにより、ヘッド側が
特にしなり易く、フィーリングの良い曲げ強度を大きく
したもの(特開昭57-29374号)、中空テーパ状金属製ま
たは、あらかじめ硬化した繊維強化プラスチック製の芯
材層とフィラメントワインディング方法で形成された繊
維強化プラスチック材層とを一体結合することにより、
軽量とし、キックポイントを自由な位置に設定できるよ
うにしたもの(特開昭58-94867号)、シャフト長の中間
点からグリップ側上端部にかけてのシャフト曲げ剛性を
同一にし、ヘッド側下端部から中間点にかけてのシャフ
ト曲げ剛性の変化割合を各階層毎に変えることにより、
ハードヒッターには打球の上り過ぎを防止し、非力な者
のスイングに対しては、打球を上げ易くしたもの(特開
昭62-49871号)、先端部基体を中実円錐体とし、元部基
体と中空体とし、その外周にクロステーププリプレグを
軸線に対して特定の角度になるよう捲回してクロス層を
設けることによって、先端部の耐衝撃性及び強度の向上
を図ると共に。キックポイントの設定を容易にしたもの
(特開平2-88088 号)等が提供されているが、いずれも
理論的には実施可能と考えられるが、製作コストや、大
規模の製造装置の設置、実際に使用したときの性能等の
点から実用化は困難であり、製品化されていない。
リップ側大径部とへッド側細径部との間に外径が急激に
変化するテーパ状段部を設けることにより、ヘッド側が
特にしなり易く、フィーリングの良い曲げ強度を大きく
したもの(特開昭57-29374号)、中空テーパ状金属製ま
たは、あらかじめ硬化した繊維強化プラスチック製の芯
材層とフィラメントワインディング方法で形成された繊
維強化プラスチック材層とを一体結合することにより、
軽量とし、キックポイントを自由な位置に設定できるよ
うにしたもの(特開昭58-94867号)、シャフト長の中間
点からグリップ側上端部にかけてのシャフト曲げ剛性を
同一にし、ヘッド側下端部から中間点にかけてのシャフ
ト曲げ剛性の変化割合を各階層毎に変えることにより、
ハードヒッターには打球の上り過ぎを防止し、非力な者
のスイングに対しては、打球を上げ易くしたもの(特開
昭62-49871号)、先端部基体を中実円錐体とし、元部基
体と中空体とし、その外周にクロステーププリプレグを
軸線に対して特定の角度になるよう捲回してクロス層を
設けることによって、先端部の耐衝撃性及び強度の向上
を図ると共に。キックポイントの設定を容易にしたもの
(特開平2-88088 号)等が提供されているが、いずれも
理論的には実施可能と考えられるが、製作コストや、大
規模の製造装置の設置、実際に使用したときの性能等の
点から実用化は困難であり、製品化されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は前述
の打球のインパクト時のモーメントによる動きを一定化
し、撓む方向を一定方向に安定させると同時にゴルフシ
ャフトのキックポイントについても、所望の製品を簡単
に得られるようにしたものである。
の打球のインパクト時のモーメントによる動きを一定化
し、撓む方向を一定方向に安定させると同時にゴルフシ
ャフトのキックポイントについても、所望の製品を簡単
に得られるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は前述の目
的を達成するために創出されたもので、請求項1記載の
ゴルフクラブシャフトにあっては、その断面は円形でシ
ャフト軸と同心円輪のスチール製のゴルフクラブシャフ
トにおいて、シャフトの先端の一定部位から基端の一定
部位にかけて、シャフトの断面形状が特定比率範囲内の
長径Lと短径Sに形成した非正円形であって、その短径
方向がゴルフクラブのヘッドのフェースの中心垂直線方
向と平行になるように構成する手段を採用した。
的を達成するために創出されたもので、請求項1記載の
ゴルフクラブシャフトにあっては、その断面は円形でシ
ャフト軸と同心円輪のスチール製のゴルフクラブシャフ
トにおいて、シャフトの先端の一定部位から基端の一定
部位にかけて、シャフトの断面形状が特定比率範囲内の
長径Lと短径Sに形成した非正円形であって、その短径
方向がゴルフクラブのヘッドのフェースの中心垂直線方
向と平行になるように構成する手段を採用した。
【0008】また、請求項2記載のゴルフクラブシャフ
トにあっては、シャフトの先端から基端に向かった所定
の4ケ所X1 、X2 、X3 、X4 の断面形状に於いて、
長径LをそれぞれL1 、L2 、L3 、L4 とし、短径S
をそれぞれS1 、S2 、S3、S4 とし、周寸法Rをそ
れぞれR1 、R2 、R3 、R4 としたときに、前記長
径Lと短径Sとの比率が、 1<(L1 /S1 )<(L2 /S2 )<(L3 /S3 )
<(L4 /S4 )<2 で且つR1 <R2 <R3 <R4 となる特定比率範囲内に
包括される手段を採用した。
トにあっては、シャフトの先端から基端に向かった所定
の4ケ所X1 、X2 、X3 、X4 の断面形状に於いて、
長径LをそれぞれL1 、L2 、L3 、L4 とし、短径S
をそれぞれS1 、S2 、S3、S4 とし、周寸法Rをそ
れぞれR1 、R2 、R3 、R4 としたときに、前記長
径Lと短径Sとの比率が、 1<(L1 /S1 )<(L2 /S2 )<(L3 /S3 )
<(L4 /S4 )<2 で且つR1 <R2 <R3 <R4 となる特定比率範囲内に
包括される手段を採用した。
【0009】さらに、請求項3記載のゴルフクラブシャ
フトにあっては、前記長径Lと短径Sのシャフト上の部
位を任意に選択してキックポイントを設定できる手段を
採用した。
フトにあっては、前記長径Lと短径Sのシャフト上の部
位を任意に選択してキックポイントを設定できる手段を
採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
について説明すると、図1は、本発明の実施例を示す一
部を省略した要部側面図であり、図2(イ)は、図1に
おけるI-I 線要部拡大断面図、同図(ロ)は、同じくII
-II 線要部拡大断面図、同図(ハ)は、同じくIII-III
線要部拡大断面図、同図(ニ)は、同じくIV-IV 線要部
拡大断面図である。
について説明すると、図1は、本発明の実施例を示す一
部を省略した要部側面図であり、図2(イ)は、図1に
おけるI-I 線要部拡大断面図、同図(ロ)は、同じくII
-II 線要部拡大断面図、同図(ハ)は、同じくIII-III
線要部拡大断面図、同図(ニ)は、同じくIV-IV 線要部
拡大断面図である。
【0011】図1において、本発明のシャフトが実施さ
れるゴルフクラブは、スチール製のシャフト1と、フェ
ース2を有するヘッド3と、このシャフト1の基端に形
成したグリップ4とから構成される。
れるゴルフクラブは、スチール製のシャフト1と、フェ
ース2を有するヘッド3と、このシャフト1の基端に形
成したグリップ4とから構成される。
【0012】シャフト1は、スチール製のパイプ管を用
い、従来技術で製作された心円形のゴルフ用シャフトで
あって、そのシャフト1の断面形状はスエージ加工によ
り特定比率範囲内の長径Lと短径Sとから一体に形成し
た楕円形であって、その短径S方向が前記ヘッド3のフ
ェース2の中心垂直線方向と平行になるようにヘッド3
を連結固定してある。
い、従来技術で製作された心円形のゴルフ用シャフトで
あって、そのシャフト1の断面形状はスエージ加工によ
り特定比率範囲内の長径Lと短径Sとから一体に形成し
た楕円形であって、その短径S方向が前記ヘッド3のフ
ェース2の中心垂直線方向と平行になるようにヘッド3
を連結固定してある。
【0013】そして、図1、図2において、シャフト1
先端の一定部位から基端の一定部位にかけての断面形状
について詳細に説明すると、シャフト1の先端から基端
にかけての所定の4ケ所X1 、X2 、X3 、X4 の断面
形状において、長径LをそれぞれL1 、L2 、L3 、L
4 とし、短径SをそれぞれS1 、S2 、S3 、S4 と
し、周寸法を、それぞれR1 、R2 、R3 、R4 とした
とき、各比率は、1<L1 /S1 <L2 /S2 <L3 /
S3 <L4 /S4 <2 で且つR1 <R2 <R3 <R4
となり、この範囲内にあるとき本発明の目的とする実
際のスイングに適合したシャフトが製造できるととも
に、従来の心円形のシャフトと同様に、様々な方向にモ
ーメントが働いても捩れにくく、又、この断面構造から
して長径L方向には撓みにくく、且つ、短径S方向に撓
み易くなり、前記モーメントによる動きを一定化でき
る。
先端の一定部位から基端の一定部位にかけての断面形状
について詳細に説明すると、シャフト1の先端から基端
にかけての所定の4ケ所X1 、X2 、X3 、X4 の断面
形状において、長径LをそれぞれL1 、L2 、L3 、L
4 とし、短径SをそれぞれS1 、S2 、S3 、S4 と
し、周寸法を、それぞれR1 、R2 、R3 、R4 とした
とき、各比率は、1<L1 /S1 <L2 /S2 <L3 /
S3 <L4 /S4 <2 で且つR1 <R2 <R3 <R4
となり、この範囲内にあるとき本発明の目的とする実
際のスイングに適合したシャフトが製造できるととも
に、従来の心円形のシャフトと同様に、様々な方向にモ
ーメントが働いても捩れにくく、又、この断面構造から
して長径L方向には撓みにくく、且つ、短径S方向に撓
み易くなり、前記モーメントによる動きを一定化でき
る。
【0014】さらに、本発明において、シャフト1の弾
道に対する影響度のスペックで最も重要な要素となるキ
ックポイント(調子)の設定については、シャフト1に
おける長径Lに対して短径Sの長さを最短とした部分
を、シャフト1の先端から基端にかけて任意に設定する
ことにより、先調子或いは手元調子、さらに中調子のシ
ャフト1を製作できる。
道に対する影響度のスペックで最も重要な要素となるキ
ックポイント(調子)の設定については、シャフト1に
おける長径Lに対して短径Sの長さを最短とした部分
を、シャフト1の先端から基端にかけて任意に設定する
ことにより、先調子或いは手元調子、さらに中調子のシ
ャフト1を製作できる。
【0015】そして、図1において、シャフト1のフェ
ース2から所定のX1 までのシャフト1の部位、及びグ
リップ4から所定のX4 までのシャフト1の部位は心円
形の断面形状を保持させてある。なお、図におけるL1
、L2 、L3 、L4 は、シャフト1の長径、S1 、S2
、S3 、S4 は短径、R1 、R2 、R3 、R4 は周寸
法(外周長さ)を示している。
ース2から所定のX1 までのシャフト1の部位、及びグ
リップ4から所定のX4 までのシャフト1の部位は心円
形の断面形状を保持させてある。なお、図におけるL1
、L2 、L3 、L4 は、シャフト1の長径、S1 、S2
、S3 、S4 は短径、R1 、R2 、R3 、R4 は周寸
法(外周長さ)を示している。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかるゴルフクラブシャフトは
上記のような構成を有し、クラブシャフトのヘッド側及
びグリップ側の一定の部位を除いて、その断面形状を特
定比率範囲内の長径Lと短径Sとで形成してあるため、
スイング動作におけるインパクト時及びインパクト後の
ヘッドフェース面の方向を、目的とする飛球方向に振り
抜くことができ、比較的初心者でも振り方向の狂いを低
下させることができる。
上記のような構成を有し、クラブシャフトのヘッド側及
びグリップ側の一定の部位を除いて、その断面形状を特
定比率範囲内の長径Lと短径Sとで形成してあるため、
スイング動作におけるインパクト時及びインパクト後の
ヘッドフェース面の方向を、目的とする飛球方向に振り
抜くことができ、比較的初心者でも振り方向の狂いを低
下させることができる。
【0017】しかも、特定比率範囲内に長径Lと短径S
とを設定してあるとともに、この部分を除いたシャフト
1のヘッド側、及びグリップ側は心円形であるため、ス
イング時のシャフト1の捩れやインパクト時のモーメン
ト、曲げ剛性等も効果的に発揮され、且つ、特定比率範
囲内の長径Lと短径Sとの最細部位を任意に設定するこ
とができるため、キックポイントの位置調整が容易とな
るとともに、その製作方法も在来の金属製シャフトを簡
単にスエージ加工することで製品化を図れるので、コス
トダウンも期待できる。
とを設定してあるとともに、この部分を除いたシャフト
1のヘッド側、及びグリップ側は心円形であるため、ス
イング時のシャフト1の捩れやインパクト時のモーメン
ト、曲げ剛性等も効果的に発揮され、且つ、特定比率範
囲内の長径Lと短径Sとの最細部位を任意に設定するこ
とができるため、キックポイントの位置調整が容易とな
るとともに、その製作方法も在来の金属製シャフトを簡
単にスエージ加工することで製品化を図れるので、コス
トダウンも期待できる。
【図1】本発明の実施例を示す一部を省略した要部側面
図である。
図である。
【図2】本発明の要部拡大断面図で、(イ)は、図1に
おけるI-I 線要部拡大断面図、(ロ)は、同じくII-II
線要部拡大断面図、(ハ)は、同じくIII-III 線要部拡
大断面図、(ニ)は、同じくIV-IV 線要部拡大断面図で
ある。
おけるI-I 線要部拡大断面図、(ロ)は、同じくII-II
線要部拡大断面図、(ハ)は、同じくIII-III 線要部拡
大断面図、(ニ)は、同じくIV-IV 線要部拡大断面図で
ある。
L 長径 S 短径 R 周寸法 X 断面箇所 1 シャフト 2 フェース 3 ヘッド 4 グリップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部を省略した要部側面
図である。
図である。
【図2】本発明の要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】 L 長径 S 短径 R 周寸法 X 断面箇所 1 シャフト 2 フェース 3 ヘッド 4 グリップ
Claims (3)
- 【請求項1】 その断面は円形でシャフト軸と同心円輪
のスチール製のゴルフクラブシャフトにおいて、シャフ
トの先端の一定部位から基端の一定部位にかけて、シャ
フトの断面形状が特定比率範囲内の長径Lと短径Sに形
成した非正円形であって、その短径方向がゴルフクラブ
のヘッドのフェースの中心垂直線方向と平行になるよう
にしたことを特徴とするゴルフクラブシャフト。 - 【請求項2】 シャフトの先端から基端に向かった所定
の4ケ所X1 、X2、X3 、X4 の断面形状に於いて、
長径LをそれぞれL1 、L2 、L3 、L4 とし、短径S
をそれぞれS1 、S2 、S3 、S4 とし、周寸法Rをそ
れぞれR1 、R2 、R3 、R4 としたときに、前記長
径Lと短径Sとの比率が、 1<(L1 /S1 )<(L2 /S2 )<(L3 /S3 )
<(L4 /S4 )<2 で且つ、R1 <R2 <R3 <R4 となる特定比率範囲内
に包括されることを特徴とする請求項1記載のゴルフク
ラブシャフト。 - 【請求項3】 前記長径Lと短径Sのシャフト上の部位
を任意に選択してキックポイントを設定できるようにし
た請求項1記載のゴルフクラブシャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9039957A JPH10216280A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ゴルフクラブシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9039957A JPH10216280A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ゴルフクラブシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10216280A true JPH10216280A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12567447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9039957A Pending JPH10216280A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ゴルフクラブシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10216280A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2695643A1 (en) | 2012-08-09 | 2014-02-12 | Nhk Spring Co., Ltd. | Shaft for golf club |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP9039957A patent/JPH10216280A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2695643A1 (en) | 2012-08-09 | 2014-02-12 | Nhk Spring Co., Ltd. | Shaft for golf club |
US9295888B2 (en) | 2012-08-09 | 2016-03-29 | Nhk Spring Co., Ltd. | Shaft for golf club having rigidity improved at intermediate part |
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