JPH10213652A - 追尾情報補間方法及び追尾情報補間装置 - Google Patents

追尾情報補間方法及び追尾情報補間装置

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JPH10213652A
JPH10213652A JP9013734A JP1373497A JPH10213652A JP H10213652 A JPH10213652 A JP H10213652A JP 9013734 A JP9013734 A JP 9013734A JP 1373497 A JP1373497 A JP 1373497A JP H10213652 A JPH10213652 A JP H10213652A
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JP9013734A
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Kazuo Okamoto
和男 岡本
Kenichi Osawa
謙一 大沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物標追尾装置による情報周期間の追尾情報を
補間し、正確な追尾を行うことが出来る追尾情報補間装
置を提供する。 【解決手段】 送受信手段1により受信された移動物標
からの反射電波の受信情報及び物標追尾装置5により追
尾して得られた移動物標に関する情報に基づいて、移動
物標のドップラ情報の周波数を取得して、予測針路に対
する移動物標の速力及び移動物標の位置を予測する速力
位置予測手段2と、物標追尾装置5による予測針路上の
その移動物標の予測位置及び速力位置予測手段2により
予測された予測位置に基づいて針路補正を行い、物標追
尾装置5による情報周期間の追尾情報を補間する針路補
正手段3とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダによる物標
追尾装置における物標追尾情報の補間に関する。
【0002】
【従来の技術】レーダ(Radio detection and ranging
)は、自らの送信機から電波を発射し、反射されて戻
ってくる電波を受信機で受信することにより、ターゲッ
トを検出し、距離、方位、移動速度などの無線観測装置
であり、従来、このようなレーダなどによる物標追尾装
置は、前回(又は今回)までに観測された位置の情報を
基に、今回(又は次回)に観測される位置を直線で予測
し、この前回(又は今回)に予測した位置と今回(又は
次回)に観測した位置においてあらかじめ設定された条
件で位置の相関が得られた場合には、その物標追尾をそ
のまま継続し、また逆に、これらの位置において、あら
かじめ設定された条件で位置の相関が得られない場合に
は、その後の物標追尾は消失(以下ロスト)とする処理
を行うのが一般的である。
【0003】また、最近の技術革新により、船舶の高速
化が実現し、各港湾並びに海上空港を結ぶ海上交通路に
おける高速船に起因する衝突事故が今後増加することに
ついて懸念されている。そして、従来から海上交通の安
全と効率化において不可欠な重要な役割を果たしている
陸上に設置された海上監視用のレーダにより船舶などを
追尾する物標追尾装置は、レーダ原理と、過去に観測し
た船舶などの位置情報から、未来における船船などの位
置情報をほぼ直線によって予測して得ることを利用して
おり、一方、移動体の高速化、加速度性能の向上に伴
い、これらの追尾において位置精度の向上が要求されて
きている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
物標追尾装置でのレーダによる物標の追尾では、高速船
などに対する監視において取得する情報の時間間隔が長
すぎ、また、過去に観測した船舶などの位置情報から、
未来における船船などの位置情報をほぼ直線によって予
測しているため、高速船の行動、特に急に旋回したとき
などは、実際の位置との誤差が無視できなくなり、その
行動を把握することが困難になり、衝突等の危険を防止
することが困難になるという問題点があった。
【0005】なお、参考のために、従来の一般船と高速
船の運動性能の比較としてこれらの旋回性能を以下に示
す。
【0006】 総トン数 旋回半径(m) 旋回率(°/秒) 旋回速度(m/s) 備考 20万 668 0.48 5.61 一般船 10万 573 0.61 6.08 5万 471 0.70 5.74 1万 325 1.08 6.14 1千 130 1.91 4.36 500 100 2.37 4.13 290 200 6.00 20.94 高速船
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る追尾情報補
間装置は、移動物標の追尾を行う物標追尾装置と共に設
置され、その物標追尾装置による情報周期間の追尾情報
を補間する追尾情報補間装置において、無指向性又は特
定の監視海域を覆域とするビ−ム幅で、特定の時刻に既
知周波数の電波を物標追尾装置による情報周期に比べて
短い周期で繰り返し送信し、この送信電波による移動物
標からの反射電波を受信する送受信手段と、送受信手段
での受信情報及び物標追尾装置により追尾して得られた
移動物標に関する情報に基づいて、移動物標のドップラ
情報の周波数を取得して、予測針路に対する移動物標の
速力を予測し、次回の移動物標からの反射電波の受信時
の移動物標の位置を予測する速力位置予測手段と、物標
追尾装置による予測針路上のその移動物標の予測位置に
よる予測距離を、速力位置予測手段により予測された予
測位置による距離測定値と比較し、両者の距離が異なる
ときには、移動物標が変針したと判断し、その時のドッ
プラ情報の周波数に基づいて針路補正を行い、物標追尾
装置による情報周期間の追尾情報を補間する針路補正手
段とを備えるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る追尾情報補
間装置の構成を示すブロック図である。図において、1
は無指向性又は特定の監視海域を覆域とするビ−ム幅
で、特定の時刻に既知周波数の電波を繰り返し送信し、
この送信電波の追尾する移動物標による反射電波又はこ
の反射電波に該当するその移動物標が送信する放射電波
を受信する送受信手段、2は送受信手段1での受信情報
及び物標追尾装置5により得られた移動物標の位置、針
路、速力などのレーダ情報に基づいて、レーダの捕捉し
たこの移動物標のドップラ情報の周波数を取得し、予測
針路に対するその移動物標の速力を予測して、送受信手
段1による次回受信時の移動物標の位置を予測し、物標
追尾装置5からの新しいレーダ情報が得られるとその予
測値を初期値として更新する速力位置予測手段である。
【0009】3は物標追尾装置5による予測針路上のそ
の移動物標の予測位置と追尾情報補間装置との予測距離
を、速力位置予測手段2により予測された予測位置と追
尾情報補間装置までの距離測定値と比較し、両者の距離
が異なるときには、移動物標が変針したと判断し、その
時のドップラ情報の周波数に基づいて針路補正を行う針
路補正手段、4は、移動物標の位置、針路、速力などを
補間情報として表示する表示手段である。なお、この表
示手段は、物標追尾装置内の表示手段と兼用して、その
表示手段に移動物標の位置、針路、速力などを補間情報
として表示するようにしてもよい。
【0010】次に、この実施の形態における追尾情報の
補間の方法について説明する。まず、この実施の形態で
は、観測点から波長λの波動を放射した場合、観測点に
対する相対速度Vrの移動物標からの反射波はドップラ
効果を受け、そのドップラ周波数fD はfD =2Vr/
λで示され、波長λを一定(すなわち既知)とした場
合、観測点におけるドップラ周波数fD が移動物標の針
路、速力、位置により定まることを利用し、移動物標の
追尾監視を行い追尾情報の補間を行っている。
【0011】図2は移動物標の位置、針路及び速力と観
測点の関係を示した図であり、図において、観測点を
A、移動物標をB、Bの針路をX軸とし、これに垂直に
交わるAからの直線をY軸とし、その交点を原点Oとし
ている。
【0012】そして、直線AO、OB、ABの距離をそ
れぞれR、x、R’とすると、Bが速力Vで原点Oに向
かう場合、観測点Aに対する相対速度VrはR’の時間
に対する減少率で示され、 Vr=−dR’/dt である。
【0013】ここで、R>>xとすると、2項級数近似か
ら、 R’=(R2 +x2 1/2 =R(1+x2 /R2 1/2
≒R(1+x2 /2R2 )=R+x2 /2R となる。
【0014】したがって、相対速度Vrは、 Vr=−dR’/dt=−(x/R)dx/dt ここで、V=−dx/dtなので、 Vr=(x/R)V の関係が得られる。
【0015】ここで、RはAとBの最接近距離CPAで
あり、xは最接近距離到達時間TCPAに速力を乗じた
ものであり、これらの値は海上監視における衝突予防計
算によく使われているものであり、これらを用いて相対
速度Vrを表現すると、 Vr=TCPA・V2 /CPA となる。
【0016】一方、x位置のドップラ周波数fD は上述
したように、 fD =2Vr/λ であるので、 fD =2xV/Rλ=2・TCPA・V2 /λ・CPA となり、V、λが一定(すなわち既知)の場合xでfD
が定まることになる。
【0017】ここで、上記の式では、R>>xとしxとf
D が直線的な関係にあることを示したが、R>>xが成立
しない場合においても、xとfD は直線的関係ではなく
なるもののxが定まればfD が定まる関係はそのまま維
持されるものである。なお、以下の説明においては、説
明を簡単にするためにxとfD の両者関係を直線として
表現して説明する。
【0018】上述したように、速度Vと針路が変わらな
い限り、位置xとドップラ周波数fD は直線的関係にあ
り、一方が決まれば他が決まることになり、この関係を
図3に示す。
【0019】図3において、図3の(a)は観測点Aと
移動物標Bの位置関係を示し、図3の(b)は移動物標
Bの移動時間t、位置xとドップラ周波数fD の関係を
示している。このように物標が予測針路上を移動する場
合、位置がレーダにより確認できると移動物標の速度が
Vの時、ドップラ周波数fD が定まる関係から、逆にそ
の位置でのドップラ周波数fD を得ると予測針路上を移
動すると仮定した場合の速度Vが得られることになる。
【0020】そこで、この実施の形態においては、この
ようなドップラ周波数を計測するに適した波長のパルス
送受信機などの送受信手段1を設け、その受信データか
らドップラ周波数を得ると同時にパルス発射による移動
物標までの距離計測が行えるようにしている。
【0021】まず、レーダ等により確認された針路上の
既知の位置から予測速度Vで移動するある時間後の物標
の位置は予測できるものであり、その時受信されるドッ
プラ信号を観測し、このドップラ信号から速度Vが得ら
れ、これによりつぎの位置を予測することを繰り返す。
この場合の送受信装置の移動物標に対する予測距離をR
rとすると、 Rr=(R2 +(x−ΣViΔt)2 1/2 となる。但し、RはCPAの距離、xは初期位置、Vi
はi回目の観測で得た速力、Δtは観測の時間間隔(所
望の時間間隔であり、例えば1/100秒、1/10秒
など、予測値の算出周期となる)である。
【0022】したがって、観測毎に移動物標との距離が
予測距離Rrに合致していれば、針路上を移動している
ことになり、それまでのViは移動物標の速度を示すも
のと考えられる。
【0023】ここで、予測距離に対して距離観測値が短
かくなった場合は移動物標は予測針路から外れAに近付
いたと判断される。つまり、図4に示すように、Aに向
かって変針したと考えられ、速度ベクトルの変化角(変
針角)をΔθとするとドップラ周波数fD を定めるCP
A’値とTCPA’値は、 CPA’=Rr・cos(θ+Δθ) TCPA’=Rr・sin(θ+Δθ)/V となる。
【0024】つまり、CPA’は減少し、TCPA’は
増加し、ドップラ周波数fD はVが一定な限り上昇する
ことが予想される。そこで、この時fD を測定しこれに
よりΔθを算出し、前回よりΔθだけAに向かった針路
を新針路として更新し、この針路について、上述した予
測に基づく距離観測を繰り返し予測距離と一致している
場合のfD より算出した速度Vを得る。
【0025】また、予測距離に対して距離観測値が長く
なった場合は移動物標の予測針路から外れ遠ざかったと
判断される。つまり、図5に示すように、Aより遠ざか
る方へ変針したと考えられ、速度ベクトルの変化角(変
針角)をΔθとするとドップラ周波数fD を定めるCP
A’値とTCPA’値は、 CPA’=Rr・cos(θ−Δθ) TCPA’=Rr・sin(θ−Δθ)/V となる。
【0026】つまり、CPA’は増加し、TCPA’は
減少し、ドップラ周波数fD はVが一定な限り下降する
ことが予想される。そこで、この時fD を測定し、これ
によりΔθを算出し、前回よりΔθだけAと遠ざかる方
向に針路を更新し、この針路について、上述した予測に
基づく距離観測を行い、これが予測距離と一致する限り
D より算出した速度Vを得ることを繰り返す。
【0027】なお、上式において遠ざかる場合を−Δθ
とすれば両方向の変針に対して同一形式の式を用いるこ
とができる。また、変針時Vが一定としているが、実際
には若干Vが下がる場合が考えられる。しかし、変針に
よるfD の変化がかなり大きいこと、また通常変針が長
時間行われることがなく仮にVが変化してもその後の直
進針路でのVの補正をfD で行うことを想定しているた
めこのような処理を行っている。
【0028】次に、この実施の形態の動作について説明
する。図6は、この実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず、物標追尾装置では、レーダによる移
動物標の追尾が行われており(S1)、そのレーダ情報
から針路、速力、位置などの情報が設定される(S
2)。そして、送受信手段1により、無指向性又は特定
の監視海域を覆域とするビ−ム幅で、特定の時刻に既知
周波数の電波を、レーダから得られる情報周期に比べて
短い周期により繰り返し送信し、この送信電波の追尾す
る移動物標による反射電波又はこの反射電波に該当する
その移動物標が送信する放射電波を受信して、ドップラ
周波数fD を得て、その距離を測定する(S3)。
【0029】そして、速力位置予測手段2では、送受信
手段1での受信情報及び物標追尾装置5により得られた
移動物標の位置、針路、速力などのレーダ情報に基づい
て、速力を算出し(S4)、レーダによる新たな測位情
報が得られたか否かを判断し(S5)、S5でレーダに
よる新たな測位情報が得られたと判断されると予測位置
をレーダからの情報に更新し(S6)、S4で得られた
速力で次回の受信時の位置を予測する(S7)。
【0030】そして、針路補正手段3では、物標追尾装
置5による予測針路上のその移動物標の予測位置と追尾
情報補間装置との予測距離を、速力位置予測手段2によ
り予測された予測位置と追尾情報補間装置までの距離測
定値と一致するか否かを判断し(S8)、S8で一致し
ていないと判断されれば、距離測定値の方が予測距離よ
り大きいか否かを判断し(S9)、S9で距離測定値の
方が予測距離より大きいと判断されれば、変針角を−Δ
θとして算出し(S10)、S9で距離測定値の方が予
測距離より大きくないと判断されれば、変針角をΔθと
して算出し(S11)、針路の更新を行う(S12)。
【0031】そして、表示手段4により、移動物標の位
置、針路、速力などを補間情報として表示する(S1
3)。また、S8で一致していると判断されれば、針路
の更新を行わずS13での移動物標の位置、針路、速力
などを補間情報の表示を行う。
【0032】ここで、レーダから得られる情報周期は、
通常アンテナ回転周期で数秒を必要とするが、この実施
の形態でのドップラ周波数fD を得る周期は、例えば、
送信周期を1/100秒として、10個の受信信号ベク
トルを用いfD を算出する方式をとった場合1/10秒
となり、十分な補間情報が得られることになる。このよ
うな、10個のデータを用いて処理する理由は、例えば
それらの平均値における誤差が個別の誤差より減少する
ことを利用するためである。
【0033】なお、この実施の形態におけるドップラ周
波数fD などを、例えば、ドップラレーダにおける移動
物標の速度検出の演算処理など演算するようにしてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、送受信
手段により、無指向性又は特定の監視海域を覆域とする
ビ−ム幅で、特定の時刻に既知周波数の電波を物標追尾
装置による情報周期に比べて短い周期で繰り返し送信
し、この送信電波による移動物標からの反射電波を受信
し、速力位置予測手段により、送受信手段での受信情報
及び物標追尾装置により追尾して得られた移動物標に関
する情報に基づいて、移動物標のドップラ情報の周波数
を取得して、予測針路に対する前記移動物標の速力を予
測し、次回の移動物標からの反射電波の受信時の移動物
標の位置を予測し、針路補正手段により、物標追尾装置
による予測針路上のその移動物標の予測位置による予測
距離を、速力位置予測手段により予測された予測位置に
よる距離測定値と比較し、両者の距離が異なるときに
は、移動物標が変針したと判断し、その時のドップラ情
報の周波数に基づいて針路補正を行い、物標追尾装置に
よる情報周期間の追尾情報を補間するようにしたので、
物標追尾装置による情報周期の間の移動物標に対する情
報を把握でき、高速船などに対する情報を正確に得るこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る追尾情報補間装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】移動物標の位置、針路及び速力と観測点の関係
を示した図である。
【図3】位置xとドップラ周波数fD の関係を示した図
である。
【図4】予測距離に対する距離観測値の変化を説明する
ための説明図である。
【図5】予測距離に対する距離観測値の変化を説明する
ための説明図である。
【図6】実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 送受信手段 2 速力位置予測手段 3 針路補正手段 4 表示手段 5 物標追尾装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動物標の追尾を行う物標追尾装置によ
    る情報周期間の追尾情報を補間する追尾情報補間方法に
    おいて、 無指向性又は特定の監視海域を覆域とするビ−ム幅で、
    特定の時刻に既知周波数の電波を前記物標追尾装置によ
    る情報周期に比べて短い周期で繰り返し送信し、この送
    信電波による前記移動物標からの反射電波を受信し、こ
    の受信情報及び前記物標追尾装置により追尾して得られ
    た前記移動物標に関する情報に基づいて、前記移動物標
    のドップラ情報の周波数を取得し、予測針路に対する前
    記移動物標の速力を予測し、次回の前記移動物標からの
    反射電波の受信時の移動物標の位置を予測し、その予測
    した移動物標の位置及び予測針路上の移動物標の予測位
    置に基づいて、前記移動物標の針路を補正することによ
    り、前記物標追尾装置による情報周期間の追尾情報を補
    間することを特徴とする追尾情報補間方法。
  2. 【請求項2】 移動物標の追尾を行う物標追尾装置と共
    に設置され、その物標追尾装置による情報周期間の追尾
    情報を補間する追尾情報補間装置において、 無指向性又は特定の監視海域を覆域とするビ−ム幅で、
    特定の時刻に既知周波数の電波を前記物標追尾装置によ
    る情報周期に比べて短い周期で繰り返し送信し、この送
    信電波による前記移動物標からの反射電波を受信する送
    受信手段と、 前記送受信手段での受信情報及び前記物標追尾装置によ
    り追尾して得られた前記移動物標に関する情報に基づい
    て、前記移動物標のドップラ情報の周波数を取得して、
    予測針路に対する前記移動物標の速力を予測し、次回の
    前記移動物標からの反射電波の受信時の移動物標の位置
    を予測する速力位置予測手段と、 前記物標追尾装置による予測針路上のその移動物標の予
    測位置による予測距離を、前記速力位置予測手段により
    予測された予測位置による距離測定値と比較し、両者の
    距離が異なるときには、移動物標が変針したと判断し、
    その時のドップラ情報の周波数に基づいて針路補正を行
    い、前記物標追尾装置による情報周期間の追尾情報を補
    間する針路補正手段とを備えることを特徴とする追尾情
    報補間装置。
  3. 【請求項3】 前記速力位置予測手段は、さらに、前記
    物標追尾装置からの新しい情報があると、その予測値を
    初期値として更新するものであることを特徴とする請求
    項2記載の追尾情報補間装置。
JP9013734A 1997-01-28 1997-01-28 追尾情報補間方法及び追尾情報補間装置 Pending JPH10213652A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217837A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Furuno Electric Co Ltd 物標運動推定装置、物標運動推定方法、およびレーダ装置
CN112213734A (zh) * 2020-09-30 2021-01-12 北京环境特性研究所 测距插值方法、装置及光电搜跟系统以及计算机可读介质
CN115331469A (zh) * 2022-08-15 2022-11-11 北京图盟科技有限公司 一种车辆轨迹在线还原方法、装置及设备

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