JPH10213635A - 放射分布検出用顕微鏡システム及びその操作方法 - Google Patents

放射分布検出用顕微鏡システム及びその操作方法

Info

Publication number
JPH10213635A
JPH10213635A JP9192066A JP19206697A JPH10213635A JP H10213635 A JPH10213635 A JP H10213635A JP 9192066 A JP9192066 A JP 9192066A JP 19206697 A JP19206697 A JP 19206697A JP H10213635 A JPH10213635 A JP H10213635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
microscope system
diverging element
microscope
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9192066A
Other languages
English (en)
Inventor
Reinhard Steiner
スタイナー ラインハルト
Dieter Graefe
グレッフェ ディーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jenoptik AG
Original Assignee
Carl Zeiss Jena GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carl Zeiss Jena GmbH filed Critical Carl Zeiss Jena GmbH
Publication of JPH10213635A publication Critical patent/JPH10213635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/0016Technical microscopes, e.g. for inspection or measuring in industrial production processes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のフィルターを必要とせず、短時間に正
確に行え、かつコンパクトな、スペースを必要としな
い、特に小さい、弱光の対象物の場合のスペクトロメー
ターの限られた入光の放射分布検出用顕微鏡システムお
よびその方法。 【解決手段】 ミクロ発光する対象物からの放射が、中
間結像なしに直接発散素子に到達し、その際、発散素子
は例えば有利なブレーズ格子とし、それによってスペク
トル中の分析される光を分光し、カメラチップ上に結像
した離散的に存在して発光する対象物の光を、たとえば
平行な光路内に(顕微鏡内へのフィルターの挿入)また
は直接カメラハウジング内(収束光)に取り付けられた
発散素子を通過させ、これにより、光は屈折または回折
により自身のスペクトル的構成部分に分解され、この構
成部分が面受光部の様々なピクセル上に到達するように
した放射分布検出用顕微鏡システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】半導体回路の欠陥分析に関
し、光放射が発生した「ホットスポット」をスペクトル
的に検査する顕微鏡システムが知られている。
【0002】「ホットスポット」とは、電流接続の際の
電子回路の欠陥個所に発生する弱い光放射と一般に言わ
れている。
【0003】
【従来の技術】この欠陥個所のスペクトル的検知はそれ
ぞれの個所に対する「指紋」を示す、言い換えると、ス
ペクトルの時間的経過によって製造プロセスにおける欠
陥の原因個所を推し量ることができる。現在のところ、
このような「ホットスポット」はたとえば、交換可能な
メタル干渉フィルター付きの装置によって検知されてい
る。(Photoemission Spectrum Analysis-A Powerful T
ool for Increased RootCause Success: J. S. Seo;
S.S. Lee; C.S.Choe; S. Daniel; K.D.Hong; C.K.Yoon;
K. ISTFA 95, 21st International Symposium for T
esting snd Failure Analysis, 6-10 November, 1995,
Santa Clara, Californa)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このフィルタは、診断
しなければならないスペクトルの個々の波長が、対応す
るフィルターの旋回によって、連続的に記録される。そ
のため十分狭いステップのスペクトルが必要とされる場
合、多数のフィルターを要し、時間がかかる。そのう
え、キャリブレーションにも問題がある。
【0005】さらに、光放射を楕円形のミラーで受け、
ファイバー入口上に結像させることが提案された。("A
High-Sensirivity Photo Emission Microscope Syste
m..",Tao,Chim,Chan,Phang,Liu,Centre for Integrated
Circuit Failure Analysis,Singapore )。ファイバー
を介して、この光はSEV 付きスキャニング−モノクロメ
ーターに導かれ、スペクトル的に検知される。X-Y 位置
決めテーブルは、ミラーの焦点を光放射の位置に合わせ
る。
【0006】さらに、光放射を分析するための、カメラ
と結合した顕微鏡の配列が知られている。("Photoemiss
ion Spectrum Analysis..."IATFA,06-10.11.1995,Santa
Clara,California )。細いベルト状の、交換可能なフ
ィルターを使用し、波長に従って評価が行われる。
【0007】顕微鏡的に弱い光を放射する対象物のスペ
クトル分析は、一般に技術的、生物学的な検査の際に重
要である。顕微鏡観察において、単に一部分の領域がス
ペクトル分析される場合、一般的に、関心のない領域
は、光路内で絞り選択により排除され、残った顕微鏡画
像の残りは後接続された、たとえば、いろいろある中
で、発散素子と面受光部から構成することのできるスペ
クトロメーターの入射スリット上に結像される。
【0008】この機器構造は、相当なスペースが必要で
あり(顕微鏡に追加取付け)、特に小さい、弱光の対象
物の場合、スペクトロメーターの限られた入光のため
に、問題が多い。これの解決には、さらにコストがかか
ることになる。顕微鏡とスペクトロメーター配列のコン
ビネーションは、例としてドイツ特許DE441994
0A1が知られている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、記述さ
れた問題点を回避し、より単純でコストの安い配列で、
非常に小さな発光をする対象物の放射を捕らえること、
特にミクロメーターの領域でそれを実現することであ
る。この課題は、独立請求項の特徴によって解決され
る。優先的な提案は従属請求項の目的である。
【0010】
【発明の実施の態様】基本的な創意に富んだひとつの考
え方は、ミクロ発光する対象物からの放射が、中間結像
なしに直接発散素子に到達し、その際、発散素子は例え
ば透過型格子であるというところにある。格子は、有利
なブレーズ格子(geblaztes )とし、それによってスペ
クトル中の分析される光を分光する。
【0011】カメラチップ上に結像した離散的に存在し
て発光する対象物の光は、たとえば平行な光路内に(顕
微鏡内へのフィルターの挿入)または直接カメラハウジ
ング内(収束光)に取り付けられた発散素子を通過す
る。発散素子は、プリズム(直視プリズム)、透過型格
子、または電気光学的に切替え可能な格子であってもよ
い。
【0012】これにより、光は屈折または回折により自
身のスペクトル的構成部分に分解され、その構成部分は
面受光部の様々なピクセル上に到達する。ある格子の用
途としては、さらに、視野内での、発散素子を除く対象
点の位置状況に対応する0次にまだ存在する光線は、個
々の波長を使ったピクセル配置の明確化のためと、スペ
クトルの明確な配分のために、光源に関して使用され
る。これにより、非常に有利な取扱経過が実現され、そ
の経過にさらにより近く立ち入ることができる。
【0013】従来の面受光部のピクセルサイズ、例えば
27μmでは、非対称に放射する顕著に広い光点にも、十
分な分解能を可能にする。
【0014】光点の大きさ以外に、システムのスペクト
ル分析は、素子の分散、光路内の位置状況(平行な光路
内、またはカメラチップの前)、結像するレンズの焦点
距離、およびカメラのピクセルサイズによって決まる。
発散素子は第一の実施例において、スペクトルが2次元
のチップのピクセルオリエンテーションに沿って進行す
るように方向づけられる。
【0015】第二の実施例のスペクトルの斜めの配置で
は、特に、多数の光点が画像フィールド内に列状に連続
して存在する場合に有利である。
【0016】その際、画像表示のために使用されるカメ
ラは、同時に分析経過の中でスペクトル検知に使用され
る。ほとんどの顕微鏡は、挿入する発散素子として使用
するフィルターインサートまたはその他の顕微鏡付属品
を備えているのが、本発明により、従来の機器への単純
な後装着という解決法によって幅広い利用が可能にな
る。
【0017】応用範囲は特に、顕微鏡あるいはその他の
光学的結像装置の対象画像に関し、分散的な小さな点
が、自身で光りないしは照射され、それらのスペクトル
的光分布に興味をもたれるところならどこでも可能であ
る。その例は、説明されたように、なによりも電子回路
の中の「ホットスポット」、しかしまた蛍光光線−暗視
野装置により、または顕微鏡の暗いバックグラウンド
で、点状の光放射の存在による放射にも驚くほど有利で
ある。一般的に、この配列のスペクトル分解能は、約10
nmで十分である。発散素子の選択により、分解能は、配
列に対応して適応させることができる。発散素子の位置
は、例えば顕微鏡へのフィルターインサートの中が可能
で、その他に、存在する測定要求に対応して素子の簡単
な移動ができるようにする。
【0018】
【実施例】本発明は、以下に実施例をもとに詳しく説明
される。
【0019】図1について説明する 周知の方法でモーターにより計算機(1)を介して制御
可能な、少なくともX−Y方向に移動できる顕微鏡テー
ブル(2)に、対象物(3)、例えば放射する点または
領域3.1を示す半導体回路が配置される。
【0020】対物レンズ(4)、鏡筒レンズ(5)、照
明レンズ(7)を介して連結されスイッチを切ることが
できる照明(6)、光線スプリッター(8)、そして接
眼レンズ(10)の方向へ結像するためのさらにもう一
つの光線スプリッター(9)から構成される顕微鏡の光
路のなかに、対物レンズ(4)と鏡筒レンズ(5)の間
に透過型格子(11)が配置さており、そこで点3.1
の放射が到達するCCD受光部(15)にスペクトル分
割を生じさせ、点の画像(12)と並べてスペクトル分
布(13)のような模範的な0解析次が示される。
【0021】図2(a)には、図1の格子(11)に対
応する発散素子(14)、鏡筒レンズ(5)およびCC
D受光部(15)が拡大して概略的に示されている。
【0022】図2(b)は、発散素子上に発生したスペ
クトル分布(13)ならびに0次(12)を示す。
【0023】発散素子(例:フィルター)は平行な光路
に挿入され、それによってスペクトル(例:一次)の隣
に0次が鏡筒レンズを通してカメラチップ上に結像され
る。
【0024】このスペクトルは、1本あるいは多数のラ
イン(発散方向)に沿ってピクセル上に画かれ、各ピク
セルの上に信号高さに対応して固定される。
【0025】選択された対象物の測定は次のように進め
ることができる。
【0026】チップ表面の顕微鏡画像の撮影(カメラエ
ントリ) ・ 対象物の照明をオフにする ・ 電子構成素子の電気的接続 ・ 光っている欠陥個所をカメラで撮影 ・ カメラ画像(ソフトウェア)の欠陥個所をマーキン
グ(クリック)して位置座標の決定 ・ 光路内で透過型格子の方向を変換 ・ 画像領域(例: 中央)内に設定した入射スリットと
して働く座標へ、最初の欠陥個所が自動的に着信。これ
により、0次の位置座標およびすべてのスペクトロメー
タ−ピクセルの、波長に対応した(したがって波長方向
に)配置が固定される。 ・ 最初に入ってきた欠陥個所のスペクトルをスケッ
チ。その際、分散方向に対して垂直にカメラチップの多
数のピクセルが一緒に切り替えられ、それによって全体
の光量が評価される。 ・ さらなる欠陥個所の座標入力とそのスペクトル撮影 図3は、例として単一ピクセル(16)付きCCDチッ
プ(15)上に、捕らえた光点(17)とともに座標X
i 、Yi が表示されている。発散素子が挿入されている
とき、対応する切替えにより、列yi にあるピクセル上
に選別することのできるスペクトル分布λ1 〜λm が発
生する。
【0027】しかしまた、テーブル制御によって光点,
特に中央の座標xo ,yo は、CCDチップ上を動かさ
れ、その際平行して方向yo にあるピクセル面(18)
はいわばほとんどライン受光部としてスペクトルλ1
λm を受像する。多数の光点の評価のため、これらはア
ナログ方式で相前後して、定義された座標xo ,yo
を動かされ、ライン受光部によって選別される。
【0028】顕微鏡に接続されたカメラによって、面検
知器は通常任意に使用できるので、多数の光る対象点の
同時検知も対応するソフトウェアによって可能である。
【0029】いわゆる「ホットスポット」の分析におい
て、電子チップのリトグラフ製造工程でのx−yアドレ
スに基づいて、この有利な方向付けとして斜め分散方向
が最適である。これにより、様々な、狭く隣接した光点
のスペクトルが層を成して重なることや、測定結果の低
品質化が阻止できる。
【0030】ソフトウェアに従って、面検知器内にある
点の座標が決められ、発散素子の方向変換後に、それら
の配置され分散方向によった生じたスペクトル分布は、
隣接するピクセルエネルギーに対応してすべてが同時に
受像される。それゆえ、すべての光点を受像するための
対象物の移動は不要である。
【0031】図4は、分散方向が、CCD−チップの受
光部素子の方向づけと平行でないような種類の配置を示
す。
【0032】ここでは、多数の光点(19)、それらか
らそれぞれ発生したスペクトル(20)が示され、そこ
では分析のために受光部素子が分散方向に位置してい
る。
【0033】カメラチップ上に鏡筒レンズによって結像
された光束の開口部が、さらにまた有利に、スペクトル
検知のためにうすい担体上の透過型格子を、鏡筒レンズ
光束の方向への収束内の挿入を可能とする。0次は再び
カメラピクセルのスペクトルの配分設定に役立ち、ま
た、集中基準化へ導くことができる。
【0034】対応する発散素子の調整による多数の光点
の同時検知は、これまた同様に可能である。
【0035】図5には、発散素子、ここでは透過型格子
(21)、が鏡筒レンズ(5)とCCDチップ(15)
の間、収束する光路内に配置され、ここには描かれてい
ない顕微鏡の写真用出口に取り付けられたカメラハウジ
ング(22)の構成部品の一部を成している。
【0036】これまで言及された回折格子のほかに、有
利に、ほかの発散素子も取り付けることができる。回折
格子の代わりに、平行光路内にプリズム(直線プリズ
ム)を使用することは、光の弱い光線の場合に有利であ
って、発生する全部の光エネルギーがひとつのスペクト
ルに分解される、という利点を持っている。
【0037】屈折率の変化する材料、例えば液晶のブレ
ーズ格子の液侵により、メカニカルな調整経過なしに光
面検知の状態ないしスペクトル分析を実現できる。
【0038】その方法は、まず回折構造が液侵の屈折率
によってそれの光線に影響する機能の中に完全に相殺さ
れ、次にスペクトル分析過程のために液晶が切替えら
れ、位相格子が入射光をスペクトル構成に応じて屈折さ
せるというものである。この種の格子は、例えば、Fens
tle, Frisch:"Static and dynamic Frensnel Zone Lens
es for optical interconnections",Special Issue of
the Journal of Modern Optics , July 1996 に書かれ
ている。
【0039】本発明は、示された実施例に限るものでは
ない。特に、結像光路内に発散素子を具備した顕微鏡を
さらに具体的に修正した、CCDマトリックス上に放射
光点のスペクトル分布を作る配列が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った、顕微鏡内での配列。
【図2】 平行する光路内で、CCDカメラの方向に、顕
微鏡の鏡筒レンズの前に取り付けられた透過型格子。
【図3】 多数の光る対象点の同時検知
【図4】 チップの位置あわせのための斜めの分散方向
による検知
【図5】 カメラハウジング内の透過型格子の配列
【符号の説明】
1 計算機 2 顕微鏡テーブル 3 対象物 4 対物レンズ 5 鏡筒レンズ 6 照明 7 照明レンズ 8、9 光線ガイド 10 接眼レンズ 11 透過型格子 12 点の画像 13 スペクトル分析 14 発散素子 15 CCD受光部 16 単一ピクセル 17 光点 18 ピクセル面 19 光点 20 スペクトル 21 透過型格子 22 カメラハウジング

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点状に発光する試料の放射分布を検出す
    るための顕微鏡システムにおいて、特に集積回路の欠陥
    を分析する際、少なくとも1次元の受光分布の方向の試
    料の結像光路から成り、前記結像光路に少なくとも点状
    に放射された光をスペクトル分析するための素子が少な
    くとも1つ具備されている顕微鏡システム。
  2. 【請求項2】 スペクトル分析するための素子が、発散
    素子であることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 発散素子が、格子であることを特徴とす
    る請求項2に記載の顕微鏡システム。
  4. 【請求項4】 格子が、透過型格子であることを特徴と
    する請求項3に記載の顕微鏡システム。
  5. 【請求項5】 格子が、光学的方向変換素子を介して画
    像に関連付けられる請求項3に記載の反射型格子である
    ことを特徴とする顕微鏡システム。
  6. 【請求項6】 発散素子が、プリズムであることを特徴
    とする請求項2に記載の顕微鏡システム。
  7. 【請求項7】 発散素子が、顕微鏡対物レンズに対して
    画像の方向に従属することを特徴とする請求項1から6
    のいずれか1に記載の顕微鏡システム。
  8. 【請求項8】 発散素子が、顕微鏡の対物レンズと鏡胴
    レンズとの間に配設されていることを特徴とする請求項
    7に記載の顕微鏡システム。
  9. 【請求項9】 発散素子が、カメラシステムの構成要素
    であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1に
    記載の顕微鏡システム。
  10. 【請求項10】 発散素子が、顕微鏡の鏡胴レンズとカ
    メラシステムのCCD素子の間に配設されていることを
    特徴とする請求項1から9のいずれか1に記載の顕微鏡
    システム。
  11. 【請求項11】 発散素子が前記カメラシステムのカメ
    ラハウジング内に配設されていることを特徴とする請求
    項9または10に記載の顕微鏡システム。
  12. 【請求項12】 発散素子が結像光路内で旋回可能、お
    よびまたは挿入可能に形成されていることを特徴とする
    請求項1から11のいずれか1に記載の顕微鏡システ
    ム。
  13. 【請求項13】 1つの評価基準により、試料の発光領
    域を少なくとも点状にマーキングおよびまたは評価する
    ためのマーキング手段およびまたは評価手段であって、 スペクトル分布が、結像される受光分布を感光領域から
    向きを定めて選択する手段を有することを特徴とする請
    求項1から12のいずれか1に記載の顕微鏡システム。
  14. 【請求項14】 評価またはマーキング領域を受光分布
    による前記評価が可能となる所定の位置に合わせるため
    に、少なくとも2次元的に取り扱い可能な試料台が具備
    されていることを特徴とする請求項13に記載の顕微鏡
    システム。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のいずれか1に記載
    の顕微鏡システムの操作方法において、 受光分布による複数の発光点または領域を受像するステ
    ップと、 1つ以上の点または領域を画面表示してマーキングをす
    るステップと、 発散素子の向きを変えるステップと、 マーキングした1つ以上の位置を所定の座標内で移動す
    るステップと、 受光配列の感光領域によるスペクトルを記録するステッ
    プと、を含むことを特徴とする顕微鏡システムの操作方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項1から15のいずれか1に記載
    の顕微鏡システムの操作方法において、 自動的またはマーキングにより画面上で複数の発光点ま
    たは領域を評価するステップと、 評価された点または領域の方向移動ステップと、 マーキングまたは評価された出力点から見て発散方向に
    配列されている受光分布中の感光領域を選択するステッ
    プとを含むことを特徴とする操作方法。
  17. 【請求項17】 前記の評価と分析が、受光分布の行お
    よびまたは段の延長方向と平行な発散方向で行われるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の操作方法。
  18. 【請求項18】 前記の評価と分析が、受光分布の行ま
    たは段の方向に対し、ある角度で行われることを特徴と
    する請求項16に記載の操作方法。
  19. 【請求項19】 前記受光分布の前記感光領域へ向きを
    変えることにより、多数の発光点または領域およびこれ
    らのスペクトル分布を同時に検出および評価することを
    特徴とする請求項1から18のいずれか1に記載の顕微
    鏡システムの操作方法。
  20. 【請求項20】 前記評価されたスペクトル分布を記憶
    素子に割当てるステップと、前記記憶素子を選択するこ
    とにより個々の波長の発生頻度/強度を評価するステッ
    プと、これらの評価された頻度分布に対応するスペクト
    ル分布を相互に配分するステップとを含むことを特徴と
    する請求項1から19のいずれか1に記載の顕微鏡シス
    テムの操作方法。
JP9192066A 1997-01-21 1997-07-03 放射分布検出用顕微鏡システム及びその操作方法 Pending JPH10213635A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19701703.7 1997-01-21
DE19701703A DE19701703A1 (de) 1997-01-21 1997-01-21 Mikroskopisches System zur Erfassung der Emissionsverteilung und Verfahren zu dessen Betrieb

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10213635A true JPH10213635A (ja) 1998-08-11

Family

ID=7817765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9192066A Pending JPH10213635A (ja) 1997-01-21 1997-07-03 放射分布検出用顕微鏡システム及びその操作方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6040907A (ja)
JP (1) JPH10213635A (ja)
DE (1) DE19701703A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014145A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Hamamatsu Photonics Kk 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2015175851A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 ディーシージー システムズ、 インコーポライテッドDcg Systems Inc. 発光スペクトル分析による欠陥の分離のためのシステムと方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337472B1 (en) * 1998-10-19 2002-01-08 The University Of Texas System Board Of Regents Light imaging microscope having spatially resolved images
US6429968B1 (en) * 2000-03-09 2002-08-06 Agere Systems Guardian Corp Apparatus for photoluminescence microscopy and spectroscopy
US6690467B1 (en) * 2000-05-05 2004-02-10 Pe Corporation Optical system and method for optically analyzing light from a sample
US6958811B2 (en) 2000-06-29 2005-10-25 Carl Zeiss Jena Gmbh Method for the detection of dyes in fluorescence microscopy
US6747737B2 (en) 2000-06-29 2004-06-08 Carl Zeiss Jena Gmbh Method for optical detection of an illuminated specimen in a plurality of detection channels
DE10033180B4 (de) * 2000-06-29 2006-08-31 Carl Zeiss Jena Gmbh Verfahren zur Detektion von Farbstoffen in der Fluoreszenzmikroskopie
US6858852B2 (en) 2000-08-08 2005-02-22 Carl Zeiss Jena Gmbh Method and apparatus for rapid change of fluorescence bands in the detection of dyes in fluorescence microscopy
US6947133B2 (en) * 2000-08-08 2005-09-20 Carl Zeiss Jena Gmbh Method for increasing the spectral and spatial resolution of detectors
US6670087B2 (en) * 2000-11-07 2003-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Toner, image-forming apparatus, process cartridge and image forming method
US20030133109A1 (en) * 2002-01-17 2003-07-17 Murguia James E. Real time LASER and LED detection system using a hyperspectral imager

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4844617A (en) * 1988-01-20 1989-07-04 Tencor Instruments Confocal measuring microscope with automatic focusing
DE3843876A1 (de) * 1988-12-24 1990-07-12 Leitz Wild Gmbh Spektralmikroskop mit einem photometer
GB9014263D0 (en) * 1990-06-27 1990-08-15 Dixon Arthur E Apparatus and method for spatially- and spectrally- resolvedmeasurements
US5301006A (en) * 1992-01-28 1994-04-05 Advanced Micro Devices, Inc. Emission microscope
US5706083A (en) * 1995-12-21 1998-01-06 Shimadzu Corporation Spectrophotometer and its application to a colorimeter
US5767965A (en) * 1996-05-31 1998-06-16 Instruments S.A., Inc. Apparatus and method for driving diffraction gratings

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014145A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Hamamatsu Photonics Kk 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JP2015175851A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 ディーシージー システムズ、 インコーポライテッドDcg Systems Inc. 発光スペクトル分析による欠陥の分離のためのシステムと方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19701703A1 (de) 1998-07-23
US6040907A (en) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5199539B2 (ja) 焦点ずれ検出のためのマルチスペクトル技術
US8274652B2 (en) Defect inspection system and method of the same
EP0294643B1 (en) Inspection system for array of microcircuit dies having redundant circuit patterns
US7973921B2 (en) Dynamic illumination in optical inspection systems
US9546962B2 (en) Multi-spot scanning collection optics
JP2515090B2 (ja) パタ―ン化されたウェハの厚さ測定用のコフォ―カル光学系
US6181427B1 (en) Compact optical reflectometer system
US7456950B2 (en) Spectroscope with spatial resolution control
US20200333262A1 (en) Simultaneous multi-directional laser wafer inspection
TW201706593A (zh) 在雷射暗場系統中用於斑點抑制之方法及裝置
US11933717B2 (en) Sensitive optical metrology in scanning and static modes
KR101466258B1 (ko) 촬상장치
JPH07107346A (ja) 検査装置
JPH10213635A (ja) 放射分布検出用顕微鏡システム及びその操作方法
US20090201499A1 (en) Spectroscopic Imaging Microscopy
KR20230128002A (ko) 스캐닝 산란 계측 오버레이 측정
US6693704B1 (en) Wave surface aberration measurement device, wave surface aberration measurement method, and projection lens fabricated by the device and the method
KR101523336B1 (ko) 웨이퍼 영상 검사 장치
TW202014671A (zh) 光學地量測與成像一量測物件的裝置與方法
JP3659952B2 (ja) 表面欠陥検査装置
JPS62278402A (ja) アライメント装置
JP2005208064A (ja) 表面欠陥検査装置
JP3659953B2 (ja) 表面欠陥検査装置
US6943901B2 (en) Critical dimension measuring instrument
JP2000136982A (ja) アレイ素子検査方法およびアレイ素子検査装置