JPH10213510A - 圧力センサの特性測定装置 - Google Patents

圧力センサの特性測定装置

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JPH10213510A
JPH10213510A JP1800097A JP1800097A JPH10213510A JP H10213510 A JPH10213510 A JP H10213510A JP 1800097 A JP1800097 A JP 1800097A JP 1800097 A JP1800097 A JP 1800097A JP H10213510 A JPH10213510 A JP H10213510A
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JP
Japan
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pressure
pressure sensor
tube
diaphragm
wiring board
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JP1800097A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Yamamoto
治彦 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的応力の発生を抑え、高精度かつ高効率
の特性測定のできる圧力センサの特性測定装置を提供す
る。 【解決手段】 圧力センサ本体1と、圧力センサ本体1
内のダイアフラム16に圧力を導入する圧力導入管17
と、ダイアフラム16のたわみに応じて出力される電気
信号を外部に取り出す外部端子18とを有してなる圧力
センサの特性測定装置であって、表面側にICソケット
41が実装された配線基板4と、配線基板4の裏面側に
配設されるとともにICソケット41の近傍の位置で配
線基板4を貫通して表面側に突出された圧力を供給する
ための圧力供給配管5と、圧力供給配管5の配線基板4
の表面側に突出した突出部51に接続された柔軟性を有
するチューブ6とを具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサの圧力
特性を測定する特性測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイアフラム構造を有する圧力センサ
は、ピエゾ効果を利用したものであり、図2に示すよう
に、シリコン基板からなる半導体基板11の表面にはピ
エゾ抵抗12、フィールド酸化膜13、窒化シリコン膜
14及びピエゾ抵抗12から電極を取り出すための電極
配線15が形成されており、裏面側は異方性エッチング
技術により半導体基板11を異方性エッチングし、ダイ
アフラム16が形成されている。そして、これらをカバ
ーで覆って圧力センサ本体をなす。この圧力センサ本体
と後述の圧力導入管及び電極配線15に接続された外部
端子とで圧力センサが構成される。
【0003】この圧力センサの動作原理は、ダイアフラ
ム16が圧力を受けてたわむと、ピエゾ抵抗12にはた
わみ量に応じた応力が発生する。この応力に応じてピエ
ゾ抵抗12の抵抗値が変化し、これを電気信号の変化と
して検知するものである。
【0004】この圧力センサの特徴としては、シリコン
を用いているので、従来のブルドン管式のものと比較し
て小型で高感度である点や、再現性が良く、信頼性も高
いという点があげられる。
【0005】このような圧力センサの圧力特性を測定す
るための測定設備は、一般的には、圧力発生器、定電圧
電源または定電流電源、電圧計または電流計、恒温層及
びこれらを自動制御するためのコントローラ等で構成さ
れている。そして、測定すべき圧力センサを、圧力を印
加するための圧力印加治具に組み込み、圧力センサから
圧力特性を示す信号を外部に出力するための出力取出し
部とともに恒温層の中に入れて、所定の温度状態での諸
特性を測定する。
【0006】ここで、図3に示すように、圧力印加治具
2は、アルミ等の金属製で、内部に中空部21を有し、
中空部21とつながり、圧力センサ本体1内のダイアフ
ラム16に圧力を導入する圧力導入管17に対応した複
数の圧力導入孔22を有している。出力取出し部として
は、配線基板3に複数のICソケット31を装着したも
のを用いる。
【0007】配線基板3のICソケット31に、測定す
べき圧力センサの電気信号を外部へ取り出すための外部
端子18を、圧力導入管17が配線基板3側と逆方向を
向くようにして差し込み、次に、圧力導入孔22に圧力
導入管17が嵌まるようにして圧力印加治具2を装着す
る。この時、配線基板3と圧力印加治具2との間のスペ
ーサとしてのストッパ32を両者間に介在させる。スト
ッパ32は予め配線基板3に固定されており、圧力印加
治具2とストッパ32とはネジ23により固定する。圧
力印加治具2には、圧力配管24が設けられており、圧
力配管24から中空部21を介して圧力が圧力導入孔2
2に導入され、更には、圧力導入管17を介して圧力セ
ンサ本体1内のダイアフラム16に導入されるようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような圧力センサの圧力特性測定方法にあっては、圧力
センサの圧力導入管17と圧力印加治具2の圧力導入孔
22との間に水平方向の位置ずれが発生した場合に、圧
力導入管17に圧力印加治具2により水平方向を主とし
た応力が加わる。この応力が圧力センサ本体1内のダイ
アフラム16に加わり、圧力特性が変化してしまう。さ
らに、1つの圧力印加治具2で複数の圧力センサの特性
測定をするように、圧力印加治具2が一体型に形成され
ているので、1つの圧力センサの位置ずれが全体のずれ
となり、他の圧力センサにも応力がかかることになる。
【0009】さらには、複数のネジ23により圧力印加
治具2を固定していた場合に、ネジ23の締め付けトル
クにばらつきがあると、圧力印加治具2にわずかな傾き
や反りが生じ、圧力センサの圧力導入管17に、前記と
同様の応力が加わり、圧力特性の変動が起こるという問
題があった。
【0010】また、別の問題としては、温度特性測定の
効率が悪いということがあげられる。つまり、一体型の
圧力印加治具2で多数の圧力センサを同時に測定するた
めには、圧力印加治具2の容積が大きくなり、その熱容
量が増大してしまうのである。その上、測定すべき圧力
センサは、配線基板3と圧力印加治具2とストッパ32
とにより密閉された状態となっているので、雰囲気温度
を変化させて圧力特性を測定しようとしても、圧力セン
サの温度が変化するのに時間がかかり、測定の効率が悪
くなるのである。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、機械的応力の発生を抑
え、高精度かつ高効率で特性測定のできる圧力センサの
特性測定装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧力センサ本体と、該圧力センサ本体内のダイアフラム
に圧力を導入する圧力導入管と、前記ダイアフラムのた
わみに応じて出力される電気信号を外部に取り出す外部
端子とを有してなる圧力センサの圧力特性を測定するた
めの特性測定装置であって、表面側にICソケットが実
装された配線基板と、該配線基板の裏面側に配設される
とともに前記ICソケットの近傍の位置で前記配線基板
を貫通して表面側に突出された圧力を供給するための圧
力供給配管と、該圧力供給配管の配線基板の表面側に突
出した突出部に接続された柔軟性を有するチューブとを
具備してなり、前記ICソケットに前記圧力センサの外
部端子を装着し、前記圧力導入管には前記チューブの他
端を接続し、前記圧力供給配管からチューブ及び圧力導
入管を介して圧力をダイアフラムに印加するようにし、
導入した圧力により生じたダイアフラムのたわみに応じ
て発生した電気信号を外部端子及びICソケットを介し
て取り出すようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例に係る圧力センサの特性測定装置の概略構成の断
面状態を示す模式図である。4は配線基板であり、表面
側にはICソケット41が実装されている。5は圧力を
供給するための圧力供給配管であり、配線基板4の裏面
側に配設されるとともにICソケット41の近傍の位置
で配線基板4を貫通して表面側に突出された突出部51
を有している。突出部51の先端部分には柔軟性を有す
るテフロン等の樹脂製のチューブ6が装着されている。
配線基板4と圧力供給配管5とチューブ6とにより圧力
センサの特性測定装置を構成している。
【0014】本実施形態の圧力センサの特性測定装置に
より特性測定を行う場合には、先ず、配線基板4のIC
ソケット41に圧力センサの外部端子18を差し込み固
定する。ここで、外部端子18は圧力導入管17が外部
端子18とは逆方向を向くようにしている。従って、配
線基板4のICソケット41に圧力センサの外部端子1
8を差し込んだ状態において、圧力導入管17は配線基
板4側とは逆方向を向くことになる。そして、チューブ
6の他端(突出部51に装着されていない方側)を圧力
導入管17に装着する。この状態で、圧力センサが装着
された配線基板4を恒温槽(図示せず)に入れ、所定温
度の雰囲気下で、圧力発生器(図示せず)から圧力供給
配管5、チューブ6を介して所定の圧力を圧力センサ本
体1内のダイアフラム16に印加する。ダイアフラム1
6に印加される圧力に応じて外部端子18から出力され
る電気信号をICソケット41を介して取り出すことに
より、圧力特性の測定を行うことができるのである。
【0015】本実施形態によれば、圧力供給配管5から
柔軟性を有するテフロン等の樹脂製のチューブ6を介し
て圧力センサの圧力導入管17に圧力を導入するように
しているので、圧力供給配管5の位置ずれ等が起こって
も、これにより機械的応力はチューブ6により吸収され
ることになり、圧力センサに機械的応力がかかることは
ない。また、圧力供給配管5の主要部分を配線基板4の
裏面側に配設し、圧力センサ本体1は配線基板4の表面
側に装着しているので、圧力センサ本体1は恒温槽内の
雰囲気に直接さらされる。従って、恒温槽内の雰囲気温
度を変化させて圧力特性を測定しようとした場合、雰囲
気温度の変化に追随して圧力センサの温度が変化するの
で、特性測定の効率が悪くなることはない。
【0016】なお、以上の実施形態では、1つの圧力セ
ンサの特性測定を行う場合の例を説明したが、本願発明
はこれに限定されるものではなく、2つ以上の圧力セン
サの特性測定を同時に行う場合には、測定すべき圧力セ
ンサの個数に応じて圧力供給配管5を分岐させ、ICソ
ケット41も圧力センサの個数に応じて配線基板4に設
けておき、上述の実施形態で説明したのと同等のやり方
で特性測定を行えば良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、圧力センサ本体と、該圧力センサ本体内のダイア
フラムに圧力を導入する圧力導入管と、前記ダイアフラ
ムのたわみに応じて出力される電気信号を外部に取り出
す外部端子とを有してなる圧力センサの圧力特性を測定
するための特性測定装置であって、表面側にICソケッ
トが実装された配線基板と、該配線基板の裏面側に配設
されるとともに前記ICソケットの近傍の位置で前記配
線基板を貫通して表面側に突出された圧力を供給するた
めの圧力供給配管と、該圧力供給配管の配線基板の表面
側に突出した突出部に接続された柔軟性を有するチュー
ブとを具備してなり、前記ICソケットに前記圧力セン
サの外部端子を装着し、前記圧力導入管には前記チュー
ブの他端を接続し、前記圧力供給配管からチューブ及び
圧力導入管を介して圧力をダイアフラムに印加するよう
にし、導入した圧力により生じたダイアフラムのたわみ
に応じて発生した電気信号を外部端子及びICソケット
を介して取り出すようにしたので、圧力供給配管と圧力
センサとの間で位置ずれ等が発生しても、機械的応力は
前記チューブにより吸収されることになり、また、圧力
供給配管と圧力センサが配線基板の異なる面側に配置さ
れることにより、圧力センサ本体は直接雰囲気にさらさ
れることになり、機械的応力の発生を抑え、高精度かつ
高効率で特性測定のできる圧力センサの特性測定装置が
提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧力センサの特性測
定装置の概略構成の断面を示す模式図である。
【図2】圧力センサチップの断面を示す模式図である。
【図3】従来の圧力センサの特性測定装置の概略構成を
示す模式図である。
【符号の説明】 1 圧力センサ本体 4 配線基板 5 圧力供給配管 6 チューブ 16 ダイアフラム 17 圧力導入管 18 外部端子 41 ICソケット 51 突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力センサ本体と、該圧力センサ本体内
    のダイアフラムに圧力を導入する圧力導入管と、前記ダ
    イアフラムのたわみに応じて出力される電気信号を外部
    に取り出す外部端子とを有してなる圧力センサの圧力特
    性を測定するための特性測定装置であって、表面側にI
    Cソケットが実装された配線基板と、該配線基板の裏面
    側に配設されるとともに前記ICソケットの近傍の位置
    で前記配線基板を貫通して表面側に突出された圧力を供
    給するための圧力供給配管と、該圧力供給配管の配線基
    板の表面側に突出した突出部に接続された柔軟性を有す
    るチューブとを具備してなり、前記ICソケットに前記
    圧力センサの外部端子を装着し、前記圧力導入管には前
    記チューブの他端を接続し、前記圧力供給配管からチュ
    ーブ及び圧力導入管を介して圧力をダイアフラムに印加
    するようにし、導入した圧力により生じたダイアフラム
    のたわみに応じて発生した電気信号を外部端子及びIC
    ソケットを介して取り出すようにしたことを特徴とする
    圧力センサの特性測定装置。
JP1800097A 1997-01-31 1997-01-31 圧力センサの特性測定装置 Pending JPH10213510A (ja)

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