JPH10213416A - 軸心位置測定装置 - Google Patents

軸心位置測定装置

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JPH10213416A
JPH10213416A JP2832097A JP2832097A JPH10213416A JP H10213416 A JPH10213416 A JP H10213416A JP 2832097 A JP2832097 A JP 2832097A JP 2832097 A JP2832097 A JP 2832097A JP H10213416 A JPH10213416 A JP H10213416A
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JP
Japan
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light receiving
measured
measuring
laser
laser light
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Application number
JP2832097A
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English (en)
Inventor
Tomoo Yuki
智生 結城
Katsuo Ogasawara
勝夫 小笠原
Koichi Fukui
幸一 福井
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Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タービンのケーシング等の内径加工された部
材であって,現物でしか軸心位置の位置出しができない
部材の当該位置出しを容易,かつ,高精度に行えるよう
にする。 【解決手段】 レーザ発信器11によりレーザ光を出射
する。その際のレーザ光の光路は,被測定物の軸心近傍
位置であり,レーザ光監視手段20により,当該レーザ
光の光路が所定範囲にあるか否かを監視し,所定範囲内
にレーザ光があるときは,測定手段30を内径加工され
た内周面に固定部34により固定する。また固定部34
はレーザ光を受光した際に,その受光位置を出力する受
光部31と,当該受光部31の水平角を計測する角度計
測部とを支持している。これにより得られた受光位置デ
ータ及び角度データは,データ処理手段50に送られ,
当該データに基づき被測定物の軸心位置を演算して出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,タービンのケーシ
ング,ノズルダイアフラム,パッキンケーシング等の内
径加工された部材であって,現物でしか軸心位置の位置
出しができない部材の当該軸心位置出しを容易,かつ,
高精度に行うことが可能な軸心位置測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,タービンのケーシング,ノズルダ
イアフラム,パッキンケーシング等の内径加工された部
材であって,現物合わせに依らなければ軸心位置の位置
出し(以下,単に軸出しと記載する)ができない部材に
対する軸心位置測定装置が種々提案されている。
【0003】例えば,図6に示す軸心位置測定装置は,
両端に錘1が接続されたピアノ線2を支持するピアノ線
支持金具3,ピアノ線2と被測定物との距離を測定し,
その結果をレシーバ4を介して測定者に知らせるマイク
ロメータ5等を有して,ピアノ線支持金具3を被測定物
の両端に対向して配設し,かつ,軸心位置に配設し,そ
してピアノ線2をピアノ線支持金具3間に張り渡して使
用する。
【0004】そして,軸出しは半円状の被測定物6の内
径の3点(図3において左点a,右点c及び下点b)に
対して,それぞれマイクロメータ5の一端が測定点に接
触した状態で,他端がピアノ線2に接する状態を求める
ことにより行われる。
【0005】このとき,マイクロメータ5がピアノ線2
に接したか否かの確認は,測定者の目や当該接触により
発生するレシーバ4からの音等により行われる。
【0006】ところで,ピアノ線2には一定の張力が錘
1により負荷されているものの,自重のために撓むの
で,下方向の測定(図3において加点b)の結果には,
当該撓みを考慮した補正が必要になる。そこで,予めピ
アノ線2の撓み量を測定しておき,その結果を用いて測
定結果を補正することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記軸
心位置測定装置により軸出しを行う際には,以下の事情
により測定結果の信頼性を高めるために測定回数を多数
回行う必要があった。
【0008】即ち,ピアノ線2は対向して配設されたピ
アノ線支持金具3により支持されているため,その間に
は支えがない。このため風等を受けると振動したり,ま
た床の振動に敏感になったり測定者の接触等により振動
すると共に,当該振動がすぐに収らない問題がある。
【0009】また,ピアノ線2には,曲り,ねじれ,太
さの不均一等が存在し,また自重による撓みがあるた
め,これらを考慮して測定結果を補正しなければならな
い問題がある。
【0010】また,測定精度は測定者の勘(熟練度)に
支配されるため,その結果を用いた軸心位置も測定者に
依存した誤差を含み,また測定結果から軸心位置を算出
する際に手計算により算出するため計算ミスが発生しや
すい問題がある。
【0011】さらに,全て手作業で行うため,測定に長
時間を要する問題がある。
【0012】そこで本発明は,内径加工された部材の軸
出し作業を行う際に,熟練を要すること無く,容易,か
つ,短時間で,しかも測定精度の高く,信頼性の高い軸
心位置測定装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決しようとする手段】本発明は上記課題を解
決するために,請求項1にかかる発明は,内径加工され
た被測定物の内径軸方向の一端側に配設されて,当該内
径軸心近傍からレーザ光を出射するレーザ発信手段と,
被測定物を挟んでレーザ発信手段と対向して配設され
て,レーザ光の光路を監視するレーザ光監視手段と,レ
ーザ光を受光して受光位置を出力する受光部と,該受光
部の水平角を計測する角度計測部と,受光部及び角度計
測部を支持すると共に,被測定物の内径加工面と係合す
ることにより自己保持して,少なくとも受光部を被測定
物における内径加工面の所定位置に固定する固定部とを
備えた測定手段と,該測定手段からの受光位置データ及
び角度データに基づき,被測定物の軸心位置を演算する
データ処理手段とを有することを特徴とする。
【0014】即ち,レーザ発信手段によりレーザ光を出
射する。その際のレーザ光の光路は,被測定物の軸心近
傍位置であり,レーザ光監視手段により,当該レーザ光
の光路が所定範囲にあるか否かを監視し,所定範囲内に
レーザ光があるときは,測定手段を内径加工面に固着す
る。かかる内径加工面への固着は,測定手段の固定部に
より当該内径加工面と係合させることにより行う。また
固定部はレーザ光を受光した際に,その受光位置を出力
する受光部と,当該受光部の水平角を計測する角度計測
部とを支持している。このようにして得られた受光位置
データ及び角度データは,データ処理手段に送られて,
当該データに基づき被測定物の軸心位置が演算されるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2にかかる発明は,データ処理手段
で軸心位置を演算する際に,測定手段による測定を被測
定物の内径加工面に沿って所定角度毎に少なくとも5回
行い,各データに対する軸心位置を演算した後,これら
複数の軸心位置の平均値を新たな軸心位置として出力す
ることにより軸心位置の精度を高めたことを特徴とす
る。
【0016】請求項3にかかる発明は,固定部が,受光
部及び角度計測部を支持するベースと,該ベースに固着
されて被測定物の内径加工面に係合する係合部材と,該
係合部材を被測定物の内径加工面に係合させる付勢部材
とを有して,測定手段を被測定物の内径加工面に自己保
持させるようにしたことを特徴とする。
【0017】請求項4にかかる発明は,固定部が脚部を
有し,当該脚部は固定部に立脚して設けられて,かつ,
少なくとも受光部を支持すると共に,当該受光部の重さ
による撓み量が所定範囲に収るように剛性が設定された
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。本発明にかかる軸心位置測定装置は図1に
示すように,レーザ光を出射するレーザ発信手段10,
該レーザ発信手段10から出射されたレーザ光の光路が
被測定物の軸心位置の近傍にあるか否かを監視するレー
ザ光監視手段20,2次元の受光素子を備えて被測定物
の所定位置に固定されることによりレーザ光を受光し
て,その受光位置を赤外線等により出力する測定手段3
0,該測定手段30からの信号を受光して電気信号に変
換して出力する中継手段40,該中継手段40からの信
号に基づき被測定物の軸心位置を演算するデータ処理手
段50,該データ処理手段50で求めた結果を表示又は
印刷するデータ出力手段60等を有している。
【0019】レーザ発信手段10は,レーザ光を出射す
るレーザ発信器11,該レーザ発信器11に電力を供給
するバッテリ12,被測定物の一端に配設されてレーザ
発信器11から出射されるレーザ光が被測定物の略軸心
位置を通るように当該レーザ発信器11を支持する発信
器支持部材13等を有している。
【0020】測定手段30は,図2及び図3に示すよう
に,2次元の受光面を持ち,受光位置を受光位置データ
として出力するCCD素子を備えた受光部31,受光部
31を所定位置に支持する脚部33,該脚部33を被測
定物に固定する固定部34,測定点での脚部33の水平
方向に対する角度を計測して角度データを出力する図示
しない角度計測部,受光位置データ及び角度データを赤
外線等により出力する図示しない送信機等を有してい
る。
【0021】なお,図3(a)は図2における矢視AA
断面図であり,図3(b)は図2における矢視BB側面
図を示している。
【0022】脚部33は,固定部34に立設された複数
の支柱332,該支柱332が揺れて受光部31が振動
しないように各支柱332をロックネジ334により相
互に固定する支柱固定コマ333,複数の支柱の頂部を
覆う支柱カバー335等を有している。
【0023】上述した支柱332は,受光部31が横向
きなったとき,即ち支柱332が水平方向に近ずくと,
受光部31等の重さにより撓むので,本発明ではかかる
撓み量が許容範囲に収るように,支柱332を太くして
剛性を確保している。
【0024】また固定部34は,支柱332が立設され
ているベース341,該ベース341の下部に配設され
た係合部材343,カム342a及び当該カム342a
に固着されたレバー342bからなり,カム342aの
回動軸に係合部材343が回動自在に支持されて,レバ
ー342bを上下動することにより係合部材343を上
下動させる付勢部材342,L字状部材で回動軸344
aを備えて,一端334cに幅固定ネジ345が当接す
ることにより他端344bが被測定物と当接して測定手
段30の捻れを防止する捻れ防止部材344等を有して
いる。
【0025】上記構成に基づき,被測定物の軸出しを行
うときは,レーザ光が当該被測定物の略軸心を通るよう
にレーザ発信手段10をセットし,レーザ光監視手段2
0によりレーザ光の光路を監視する。
【0026】このようにレーザ光監視手段20によりレ
ーザ光の光路を監視することで,測定中に経時的な変化
が生じたり,レーザ発信器11が作業者等の接触や床の
振動等により揺れているか否か等を容易に監視すること
が可能になり,振動が許容範囲を超えた場合には,測定
誤差が大きくなるので,かかる場合には測定を一時中断
し,振動が許容範囲内になってから測定を継続するよう
になっている。従って,測定精度を高目ることが可能に
なる。
【0027】その後,測定手段30をセットする。当該
測定手段30のセットは,被測定物の顎部Aを有する溝
Bに係合部材343を入れ,そしてレバー342bを下
動させることにより行われる。
【0028】即ち,レバー342bの下動によりカム3
42aが回動し,係合部材343が引上げられる。これ
により係合部材343の端部が顎部Aに当接して,測定
手段30が被測定物に固定されるようになる。
【0029】従って,測定手段30に作業者が接触した
りして受光部31が振動し,時には倒れると言った不都
合を防止することが可能になって,測定の信頼性を高め
ることができる。
【0030】そしてレーザ光は受光部31に受光される
ようになる。このとき受光部31は,所定の面積を持つ
CCD素子からなるためレーザ光の光路が被測定物の軸
心になくても,当該レーザ光が受光部31に受光される
範囲(レーザ光の光軸に対して約0.5mm以内)であ
れよく,厳密にレーザ光の光軸を被測定物の軸心位置に
設定しなくても,高い作業効率を達成することが可能に
なる。
【0031】受光部31で受光した際の受光位置データ
は,角度測定部からの測定点の水平方向に対する角度デ
ータと共に送信機に送られる。
【0032】送信機は,これを赤外線等により送信す
る。本発明は,送信方法として赤外線に限定するもので
はなく,電波等であってもよい。特に被測定物が非金属
の場合には,電波を用いると中継手段40の設置場所が
限定されない利点がある。
【0033】なお,データ処理手段50が,受光部31
や角度計測部と信号線により直接接続される場合には,
送信機及び中継手段40は不要であることは言うまでも
ない。
【0034】中継手段40からの受光位置データ及び角
度データに基づき,データ処理手段50は被測定物の軸
心位置を演算する。
【0035】軸心位置の演算は,例えば図4に示すよう
な手順に従って行うことが可能である。図4において点
Gは軸心位置を示し,GHは水平線を示している。
【0036】そして,測定点T1が傾きφ1の時の受光
部31の中心を座標原点O,受光部31で受光されたレ
ーザ光の受光位置をMとし,測定点T2が傾きφ2の時
の受光部31の中心を座標原点O’,受光部31で受光
されたレーザ光の受光位置をM’とする。
【0037】なお,α+β=φ2−φ1=φが成立ち,
また線分OT1,O’T2は予め設定された長さであ
る。
【0038】このような状況において,受光位置M,
M’の座標値が解ると,MK,M’K’,KT1,K’
T2が演算できるので,これによりOK,O’Kの長さ
を知ることができる。ここで,K,K’は,M,M’か
らOT1,O’T2に引いた垂線の交点を示している。
【0039】これにより,αは, α=arccot((M’K’/MK)+cosφ)/
sinφ で与えられ,またKGは, KG=((O’K’−OK)cosα)/(cosβ−cosα) =((O’K’−OK)cosα)/(cos(φ−α)−cosα) で与えられるので,軸心位置Gを求めることができる。
【0040】ところで,測定には,必ず測定誤差がある
ので,かかる誤差を少なくするために測定点を多くし
て,それらの結果の平均値から軸心位置を求めるならば
より精度の高い軸心位置を求めることが可能になる。
【0041】無論,測定点は多い方が精度を高める観点
から好ましいが,余り多くしても精度の改善が望めなく
なる反面,測定時間が長くなる。かかる観点から,本発
明では測定を約45度毎に5点に設定した。
【0042】このようにして演算された軸心位置は,デ
ィスプレー等の表示手段やプリンター等の印刷手段によ
り出力される。この際,測定が2以上の場合には,複数
の軸心位置が演算されるので,かかる軸心位置を図表化
して示すことも可能である。
【0043】なお,上記説明では,被測定物には顎部A
を有した溝Bがある場合に,係合部材343を溝Bに入
れ,そしてレバー342bを下動させることにより測定
手段30を固定する場合について説明したが,本発明は
これに限定されるものではなく,自己保持することがで
きる構成であれば良く,例えば図5に示すようなもので
あってもよい。
【0044】図5は,被測定物の内周に沿って突起4が
形成されている場合に,当該突起4に測定手段30を固
定する際の固定部35を示している。
【0045】固定部35は,ベース351の一端に固着
された幅固定板352,これらベース351及び幅固定
板352を貫通して,一端にハンドル355が設けられ
た固定ネジ353,該固定ネジ353に挿嵌されて幅固
定板352と共に突起4を抑える固定ブロック354,
固定ネジ353に螺合して固定ブロック354を固定ネ
ジ353に固定する雌ねじ356,固定ブロック354
の浮き上がりを規制する浮上がり防止ロッド357等を
有して,ベース351に支柱332が取付けられてい
る。
【0046】そして,幅固定板352及び固定ブロック
354が係合部材をなし,ハンドル355及び固定ネジ
353が付勢部材をなして,幅固定板352及び固定ブ
ロック354を突起4の両端を挟むようにあてがい,ハ
ンドル355を回して測定手段30を被測定部材の内面
の突起4に固定する。
【0047】この時,ハンドル355を強く締付けると
固定ブロック354が突起4から抜出すようになるが,
浮上がり防止ロッド357がこれを規制している。
【0048】なお,突起4の幅は,被測定物により変化
するので,固定ブロック354の位置は雌ねじにより調
整され,これに合わせて浮上がり防止ロッド357のネ
ジ込み量が調整される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば被
測定物の軸心位置測定を,各計測位置の心位置は熟線を
要すること無く,容易に,短時間で,しかも人為的誤差
が無く,精度の高い測定結果を得ることが可能となり,
省力化と信頼性の向上を図ることが出来る。
【0050】また,被測定物の位置調整としても活用で
きると共に,経年的に測定することにより経年変化量が
把握可能になり,メンテナンスを容易に行うことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる軸心位置測定装置の構成を示す
図である。
【図2】測定手段の構成を示す図である。
【図3】固定部の詳細図である。
【図4】軸心位置の演算方法の1例を示す図である。
【図5】図3に代る固定部の詳細図である。
【図6】従来の技術の説明に適用される軸心位置測定装
置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 レーザ発信手段 20 レーザ光監視手段 30 測定手段 31 受光部 33 脚部 34 固定部 40 中継手段 50 データ処理手段 60 データ出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 幸一 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径加工された被測定物の内径軸方向の
    一端側に配設されて,当該内径軸心近傍からレーザ光を
    出射するレーザ発信手段と,被測定物を挟んで前記レー
    ザ発信手段に対向して配設されて,レーザ光の光路を監
    視するレーザ光監視手段と,レーザ光を受光して受光位
    置を出力する受光部と,該受光部の水平角を計測する角
    度計測部と,前記受光部及び角度計測部を支持すると共
    に,被測定物の内径加工面と係合することにより自己保
    持して,少なくとも前記受光部を被測定物における内径
    加工面の所定位置に固定する固定部とを備えた測定手段
    と,該測定手段からの受光位置データ及び角度データに
    基づき,被測定物の軸心位置を演算するデータ処理手段
    とを有することを特徴とする軸心位置測定装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段で軸心位置を演算す
    る際に,前記測定手段による測定を被測定物の内径加工
    面に沿って所定角度毎に少なくとも5回行い,各データ
    から軸心位置を演算し,これら複数の軸心位置の平均値
    を新たな軸心位置として出力することを特徴とする請求
    項1記載の軸心位置測定装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部が,前記受光部及び角度計測
    部を支持するベースと,該ベースに設けられて被測定物
    の内径加工面に係合する係合部材と,該係合部材を付勢
    して被測定物の内径加工面に当該係合部材を係合させる
    付勢部材とを有することを特徴とする請求項1又は2記
    載の軸心位置測定装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部が,当該固定部に立脚して設
    けられて,少なくとも前記受光部を支持すると共に,当
    該受光部の重さによる撓み量が所定範囲に収るように剛
    性が設定された脚部を有することを特徴とする請求項1
    乃至3いずれか1項記載の軸心位置測定装置。
JP2832097A 1997-01-29 1997-01-29 軸心位置測定装置 Pending JPH10213416A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2878951A1 (fr) * 2004-12-02 2006-06-09 Electricite De France Procede et dispositif de centrage d'un rotor dans son stator au sein d'une turbine de production industrielle d'electricite
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