JPH09298415A - アンテナ角度調整方法 - Google Patents

アンテナ角度調整方法

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JPH09298415A
JPH09298415A JP13433196A JP13433196A JPH09298415A JP H09298415 A JPH09298415 A JP H09298415A JP 13433196 A JP13433196 A JP 13433196A JP 13433196 A JP13433196 A JP 13433196A JP H09298415 A JPH09298415 A JP H09298415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
horizontal axis
laser
laser beam
laser light
Prior art date
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Pending
Application number
JP13433196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Katsumata
陽一 勝又
Koichi Shiromizu
廣一 白水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP13433196A priority Critical patent/JPH09298415A/ja
Publication of JPH09298415A publication Critical patent/JPH09298415A/ja
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ設置の際の向きの設定作業を容易に
するとともに、アンテナの向きを正確に設定できるよう
にした。 【解決手段】 アンテナ1の水平方向軸3の基端にレー
ザ発光器5を取付けるとともに先端部に照準6を取付
け、レーザ発光器5から照準6を通るようにレーザ光を
発光し、そのレーザ光が所定の位置や線に沿うようにア
ンテナ1の水平方向軸3の向きを調整して固定するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指向性を有するア
ンテナの水平方向軸の向きを、電波反射特性を測定すべ
き被測定板に対して正確にかつ容易に調整できるように
したアンテナ角度調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナ設置の際に被測定板に対
して、さまざまな角度での電波反射特性を測定するため
に、アンテナを種々の角度に移動し、あるいは鏡を使っ
て目で確認したり、さらには糸を送受信方向に張って、
アンテナの設置角度の確認を行なっている。そして、そ
れら測定に基づき、アンテナの水平方向軸の向きを好ま
しい状態に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナの向き
を設定するためには、鏡を使って目で確認するなど作業
者の感に頼る部分が多く、そのため測定誤差が大きくな
りやすく、アンテナの方向が十分に正確とはいえなかっ
た。また、アンテナをさまざまな角度に調整したり、電
波の送受信方向に糸を張って角度の確認をする作業は手
間がかかり、アンテナ設置の作業に多くの時間を要し
た。そこで本発明は、アンテナ設置の際の向きの設定作
業を容易にし、またアンテナの向きを正確に設定できる
ようにし、それによりアンテナ設置の自動化ができるよ
うにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成した本
発明のアンテナ角度調整方法は、アンテナの水平方向軸
の基端にレーザ発光器を取付けるとともに、前記水平方
向軸の先端部に照準を取付け、アンテナの水平方向軸の
向き及び高さを調整する際に、レーザ発光器から照準を
通るようにレーザ光を発光し、そのレーザ光が所定の位
置や線に沿うようにアンテナの水平方向軸を調整して固
定することを特徴とする。また、送信アンテナから電波
を反射板で反射させて受信アンテナに送信する場合であ
って、アンテナの水平方向軸の向きを調整するときは、
一方のアンテナの水平方向軸の基端にレーザ発光器を取
付けるとともにその水平方向軸の先端部に照準を取付
け、レーザ発光器から照準を通るようにレーザ光を発光
し、そのレーザ光が反射板で反射されて他方のアンテナ
に当たるようにして、両アンテナのうちの少なくとも一
方の水平方向軸の向きをレーザ光と一致するように調整
して固定する。この場合、レーザ発光器からのレーザ光
が反射板に対する入射角と反射角が一致するように両ア
ンテナの水平方向軸の向きを調整することにより、反射
板での反射特性の測定が正確に行なわれる。
【0005】上記のアンテナ角度調整方法では、アンテ
ナの水平方向軸の基端にレーザ発光器を設けて、それか
ら発光され照準を通るようにしたレーザ光が所定位置に
一致するようにアンテナの水平方向軸を移動し、一致し
た状態で水平方向軸を固定すれば、アンテナの水平方向
軸の向きが送受信にとって好ましいものとなる。このよ
うにレーザ光を目で見ながらレーザ光が所定の位置に当
たるようにすれば、アンテナの水平方向軸の向きがレー
ザ光と一体になって向きが変わり、レーザ光の向きが所
定位置に一致すれば、アンテナの水平方向軸も好ましい
状態になる。このため、アンテナの向きの調整作業が容
易であるとともに、アンテナの水平方向軸を好ましい向
きに正確に一致させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のアンテナ角度調整方法の
第1実施例を図1により説明する。アンテナ1は、支柱
2の上部に水平方向軸3が取付けられ、その水平方向軸
3にそれとほぼ直角となる水平方向に棒状の放射器、導
波器などのアンテナ素子4が複数取付けられている。そ
してアンテナ1による電波の方向を定めるために、アン
テナ1の水平方向軸3を好ましい向きに設定する必要が
ある。そのため、アンテナ1の水平方向軸3の基端にレ
ーザ発光器5を取付けるとともに、水平方向軸3の先端
部に照準6を取付ける。
【0007】そして、レーザ発光器5からレーザ光を発
光すれば、レーザ光は照準6を通してその先の被測定パ
ネル7に照射される。その状態でアンテナの水平方向軸
3を水平器等で水平に合わせるか、または支柱2を垂直
に合わせることにより、レーザ光を被測定物、本実施例
では被測定パネル7の中心Oに合わせることで、アンテ
ナの高さ位置が被測定パネルの中心Oと同一になる。ま
た、レーザ光を被測定パネル7の中心Oに当てるため
に、水平方向軸3の高さを変えたり、アンテナの水平方
向軸3を同一水平面上で角度を変えたり、同一鉛直面上
で角度を変えることにより行ない、レーザ光を被測定パ
ネル7の中心Oに当てることにより、必然的にアンテナ
の水平方向軸3の高さ及び方向が所定のものとなる。な
お、前記では、レーザ光を被測定パネル7の中心Oに当
たるようにしたが、ある基準線に沿う様にしてもよい。
【0008】次に第2実施例を図2により説明する。送
信アンテナ1aから電波を被測定パネルに取付けた反射
板で反射させて受信アンテナ1bに送信する場合のため
に、両アンテナの水平方向軸3の向きを調整する必要が
ある。その場合は、送信アンテナ1aの水平方向軸3の
基端にレーザ発光器5を取付けるとともに水平方向軸3
の先端部に照準6を取付けておく。そして、両アンテナ
1a、1bの対向中間位置に、支持材に取付けた被測定
パネル7を配置し、その被測定パネル7の中心に鏡やス
テンレス板などからなる反射板8を取付ける。また送信
アンテナ1aに設けたレーザ発光器5から照準6を通る
ようにレーザ光を発光して、被測定パネル7の中心に取
付けた反射板8に当てる。反射板8に当たったレーザ光
は、反射して受信アンテナ1bに向かう。この状態で、
レーザ発光器5からのレーザ光が被測定パネル7の中心
に相当する反射板8の中心Oに当たるように、送信アン
テナ1aの高さを調整し、かつ水平方向軸3の向きを調
整する。
【0009】次に、受信アンテナ1bの水平方向軸3の
高さを調整するとともに、その方向を調整して、被測定
パネル7に取付けた反射板8から反射されたレーザ光
が、受信アンテナ1bの水平方向軸3と一致するように
する。この場合さらに、反射板8に対する入射光の入射
角θ1 と、反射光の反射角θ2 とが同一となるようにす
れば、両アンテナ間での反射板8の反射特性の測定が正
確に行なわれる。またレーザ発光器5からのレーザ光が
水平方向になって受信アンテナ1bに向かうようにする
ことにより、両アンテナ間での反射板8の反射特性の測
定が正確に行なわれる。前記では、送信アンテナ1aに
レーザ発光器5と照準6を取付けたが、それらを受信ア
ンテナ1bの水平方向軸3に取付け、レーザ光を前記と
は逆向きに送って、両アンテナの水平方向軸の向きを調
整するようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明のアンテナ角度調整方法では、ア
ンテナの水平方向軸にレーザ発光器と照準を取付けてレ
ーザ光を電波の送受信方向の設定位置に向かって発光
し、レーザ光が所定位置に当たる状態にすれば、アンテ
ナの水平方向軸も同一方向を向くことになり、その状態
で水平方向軸を固定すればよいので、アンテナの設置作
業が容易であり、また被測定パネルに対して送受信アン
テナの向きを正確に固定することができる。なお、アン
テナの水平方向軸は、水平方向だけではなく、斜め上、
下の向きや、垂直方向の向きに設定することもできる。
さらに、アンテナの水平方向軸に取付けたレーザ発光器
からレーザ光を発光して、そのレーザ光が所定の位置に
当たるようにアンテナの設置状態を調整すればよいの
で、その調整を自動化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ角度調整方法の第1実施例の
説明図(a)と、アンテナ部の拡大図(b)である。
【図2】本発明のアンテナ角度調整方法の第2実施例の
説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 3 水平方向軸 5 レーザ発光器 6 照準 7 被測定パネル 8 反射板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナの水平方向軸の基端にレーザ発
    光器を取付けるとともに、前記水平方向軸の先端部に照
    準を取付け、アンテナの水平方向軸の向き及び高さを調
    整する際に、レーザ発光器から照準を通るようにレーザ
    光を発光し、そのレーザ光が所定の位置や線に沿うよう
    にアンテナの水平方向軸を調整して固定することを特徴
    とするアンテナ角度調整方法。
  2. 【請求項2】 送信アンテナから電波を反射板で反射さ
    せて受信アンテナに送信する場合であって、アンテナの
    水平方向軸の向きを調整するときに、両アンテナのうち
    の一方の水平方向軸の基端にレーザ発光器を取付けると
    ともにその水平方向軸の先端部に照準を取付け、レーザ
    発光器から照準を通るようにレーザ光を発光し、そのレ
    ーザ光が反射板で反射されて他方のアンテナに当たるよ
    うにして、前記2つのアンテナのうちの少なくとも一方
    の水平方向軸の向きをレーザ光と一致するように調整し
    て固定することを特徴とするアンテナ角度調整方法。
  3. 【請求項3】 レーザ発光器からのレーザ光が反射板に
    対する入射角と反射角が一致するように両アンテナの水
    平方向軸の向きを調整する請求項2に記載のアンテナ角
    度調整方法。
JP13433196A 1996-05-01 1996-05-01 アンテナ角度調整方法 Pending JPH09298415A (ja)

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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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