JPH10210770A - 振動アクチュエータ - Google Patents

振動アクチュエータ

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JPH10210770A
JPH10210770A JP9012296A JP1229697A JPH10210770A JP H10210770 A JPH10210770 A JP H10210770A JP 9012296 A JP9012296 A JP 9012296A JP 1229697 A JP1229697 A JP 1229697A JP H10210770 A JPH10210770 A JP H10210770A
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JP
Japan
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elastic body
vibration
vibration actuator
elastic element
actuator according
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Application number
JP9012296A
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English (en)
Inventor
Tsunemi Gonda
常躬 権田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH10210770A publication Critical patent/JPH10210770A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の振動アクチュエータでは、弾性体に支
持のための加工を設ける必要があるため、製造コストの
上昇、小型化阻害及び駆動効率の低下を発生していた。 【解決手段】 直方体状の弾性体11と、弾性体11に
装着されて弾性体11に縦振動及び屈曲振動を発生する
圧電体12とを備える振動アクチュエータ10であっ
て、弾性体11の一方の端面11bが、弾性体11を支
持する支持部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性体と、弾性体
に縦振動及び屈曲振動を調和的に発生する電気機械変換
素子とを備える振動アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の振動アクチュエータ
として、自走式の振動アクチュエータが種々提案されて
おり、例えば、「第5回電磁力関連のダイナミックシン
ポジム講演論文集」の「222 光ピックアップ移動を
目的とした圧電リニアモータ」には、「異形縮退縦L1
−屈曲B4モード・平板モータ」が記載されている。
【0003】図11は、異形縮退縦L1−屈曲B4モー
ド・平板モータ5の従来例を示す模式図であって、図1
1(A)は正面図,図11(B)は側面図,図11
(C)は平面図である。
【0004】振動子1を構成する弾性体2は、矩形平板
状の基礎部2aと、その基礎部2aの一方の平面に形成
された突起部2b,2cとにより構成される。圧電セラ
ミックス板である圧電素子3,4は、基礎部2aの他方
の平面に貼付され、縦1次振動と屈曲4次振動とを発生
させる圧電素子である。弾性体2と圧電素子3,4とに
より、振動子1が構成される。
【0005】突起部2b,2cは、基礎部2aに発生す
る屈曲4次振動の腹の位置に設けられ、図示しないガイ
ドレールに押しつけられる。図12は、この異形縮退縦
L1−屈曲B4モード・平板モータ5に発生する縦1次
振動及び屈曲4次振動を示す説明図であって、図12
(A)は基礎部2aを抽出して示す側面図,図12
(B)は基礎部2aを抽出して示す底面図,図12
(C)は基礎部2aに発生する縦1次振動の振動波形の
一例を示すグラフ,図12(D)は基礎部2aに発生す
る屈曲4次振動の振動波形の一例を示すグラフである。
【0006】弾性体2と電気機械変換素子3,4とは、
振動子1の長さ方向に関して縦1次振動及び屈曲4次振
動それぞれの周波数が一致する寸法に設計される。この
ような振動子1に接続される図示しない金属電極の間
に、(π/2)位相差を有する交流電圧を印加すると、
図12(C)のグラフに振動波形を示す縦1次振動と、
図12(D)のグラフに振動波形を示す屈曲4次振動と
の合成振動である振動変位を有する定在波が発生する。
【0007】このような従来の縦1次振動−屈曲4次振
動を利用した振動アクチュエータ5は、基礎部2aの長
手方向の中央部幅方向に設けられた支持用突起部2d,
2eを有する振動子1の片面(又は両面)に圧電素子
3,4等を接着し、基礎部2aに発生する縦振動及び屈
曲振動それぞれの振動を、長手方向について一致又は接
近させ、これらの縦振動及び屈曲振動それぞれの振動の
周波数に近い周波数の交流電圧を印加することにより、
これら二つの振動を縮退状態で発生させる定住波型振動
アクチュエータである。
【0008】このような縦1次振動及び屈曲4次振動を
利用する振動アクチュエータ5は、速度及び駆動力が大
きいとともに構造が簡単であって、今後さらに用途が拡
大されるものと考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
振動アクチュエータ5では、弾性体2を保持して所定の
加圧力により相対運動部材に加圧接触させる必要があ
る。しかし、弾性体2の支持及び加圧がいずれも難し
い。
【0010】図13は、この振動アクチュエータ5の他
の例の弾性体2を示す斜視図である。同図に示すよう
に、圧電素子3,4が一方の平面に装着された弾性体2
では、その側面長手方向中央部に、断面半円形の切欠部
6,6’が形成される。これらの切欠部6,6’に、支
持ピンを係合させることにより、弾性体2の長手方向に
関する動きを規制する。
【0011】また、図14は、この振動アクチュエータ
5における加圧機構の構成を示す断面図である。ベース
部材7には、切欠部6,6’の設置ピッチと同一のピッ
チで、支持ピン8,8’が垂直に固定される。これらの
支持ピン8,8’が切欠部6,6’に係合して、弾性体
2の位置規制を行う。弾性体2とベース部材6との間に
は、付勢部材である加圧用バネ9が装着されており、弾
性体2を下方に位置する相対運動部材(図示しない。)
に向けて付勢する。これにより、弾性体2と相対運動部
材とは、適宜加圧力で加圧接触される。
【0012】このように、弾性体2に切欠部6,6’を
設けて、ある方向(図13におけるX方向)へは弾性体
2を位置規制するとともに、これと直交する別の方向
(図14におけるZ方向)へは弾性体2を変位自在に支
持する必要がある。
【0013】このため、振動アクチュエータ5の製造コ
ストが上昇したり、弾性体2の構造が、図13に示すよ
うに直方体形状となるために弾性体2の小型化を図るこ
とが難しくなるという問題があった。
【0014】本発明は、振動アクチュエータにおける弾
性体の支持位置を変更することにより、弾性体の製造コ
ストの抑制、弾性体の小型化を図ることができる振動ア
クチュエータを提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、直方体状の弾性体と、弾性体に
装着されて弾性体に縦振動及び屈曲振動を発生する電気
機械変換素子とを備える振動アクチュエータであって、
弾性体の一方の端部が、弾性体を支持する支持部である
ことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に記載された
振動アクチュエータにおいて、端部と弾性体との境界部
が、屈曲振動の節位置であることを特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載された振動アクチュエータにおいて、端部が、弾
性体の長手方向の端面であることを特徴とする。
【0018】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載された振動アクチュエータに
おいて、電気機械変換素子が、弾性体に発生する屈曲振
動の複数の節位置のうちの隣接する節位置の間に、配置
されることを特徴とする。
【0019】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載された振動アクチュエータに
おいて、端部には、弾性体の厚さ方向と略平行な方向に
貫通する支持孔が形成されることを特徴とする。
【0020】請求項6の発明は、請求項5に記載された
振動アクチュエータにおいて、弾性体が、支持孔を貫通
して支持体に固定される固定部材によって固定されるこ
とを特徴とする。
【0021】請求項7の発明は、請求項6に記載された
振動アクチュエータにおいて、固定部材が、弾性体の幅
方向と略平行な方向に設定された回転軸に関して、回転
自在に配置されることを特徴とする。
【0022】請求項8の発明は、請求項7に記載された
振動アクチュエータにおいて、弾性体が、付勢部材によ
って、相対運動部材に加圧接触されることを特徴とす
る。
【0023】請求項9の発明は、請求項8に記載された
振動アクチュエータにおいて、付勢部材が、固定部材を
回転軸の周りに回転させる回転力を発生させることを特
徴とする。
【0024】請求項10の発明は、請求項8又は請求項
9に記載された振動アクチュエータにおいて、前記相対
運動部材は、円盤状に形成され、前記弾性体は、前記円
盤状の相対運動部材の内縁部又は外縁部において、接触
することを特徴とする。
【0025】本発明において、「端部」とは、弾性体の
支持に利用することができる弾性体の端の部分を意味す
る。例えば、弾性体の長手方向の一方の端面を固定部に
適宜手段により取り付ける場合にはこの端面が「端部」
となり、弾性体の端の部分を固定部に取り付ける場合に
は、固定に用いられる部分全てが「端部」となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。なお、以降の各実施形態の説明は、
振動アクチュエータとして超音波の振動域を利用する超
音波アクチュエータを例にとって、行う。
【0027】図1は、第1実施形態の超音波アクチュエ
ータ10の構造を示す斜視図である。なお、本実施形態
で用いる超音波アクチュエータ10は、主要な構成部分
が、前述した従来の振動アクチュエータと略同一である
ため、ここでは簡単に説明することとする。
【0028】本実施形態の超音波アクチュエータ10
は、矩形平板状の弾性体11と、この弾性体11に装着
された電気機械変換素子である圧電体12と、弾性体1
1を固定するベース部材13とを備える。
【0029】本実施形態では、弾性体11は、金属材料
又はプラスチック材料等の弾性材料によって矩平板状に
形成される。この弾性体11の一方の平面11aには、
PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる圧電体12
が、例えば接着されることにより、装着される。圧電体
12は、弾性体11の長手方向の端面に近い位置から、
振動発生用圧電体12a,12b及び振動検出用圧電体
12cがこの順に互いに一定距離だけ離されて装着され
る。
【0030】なお、本実施形態では、弾性体11と各圧
電体12a〜12cとの間に、下部電極14が装着され
る。ここで、本実施形態では、弾性体11の端部に包含
される端面11bが、ベース部材13に、接着されて装
着される。すなわち、本実施形態では、弾性体11の長
手方向に関する一方の端面11bが、弾性体11を支持
する支持部として、作用する。
【0031】弾性体11には、端面11bと弾性体11
との境界部、すなわち端面11bが、屈曲振動の節位置
とされる。このために、振動発生用圧電体12a,12
bは、弾性体11に発生する屈曲振動の3つの節位置の
間の2ヵ所に、それぞれ配置される。
【0032】また、振動発生用圧電体12bに隣接し
て、振動検出用圧電体12cが装着される。このよう
に、弾性体11に振動発生用圧電体12a,12bを配
置して、これらの振動発生用圧電体12a,12bにお
よそ90°の位相差を有する駆動圧電を印加することに
より、振動発生用圧電体12a,12bは励振し、弾性
体11には縦振動と屈曲振動が発生する。
【0033】図2は、弾性体11に発生する屈曲振動の
一例を示すグラフである。図2に示すように、この超音
波アクチュエータ10では、発生する屈曲振動の腹位置
であるA点又はB点において、図示しない相対運動部材
に接触させるように構成することが望ましい。
【0034】本実施形態では、弾性体11の端面11b
を支持部として用い、ベース部材13に固定しているた
め、以下に列記する効果が奏せられる。 弾性体11の一部に支持用突起や切り欠き溝を形成す
る必要がなくなる。そのため、弾性体11の製造コスト
の上昇を抑制することが可能となる。
【0035】弾性体11に支持のための突起を形成す
る必要がなくなるため、弾性体11の全体の小型化を図
ることが容易になる。
【0036】弾性体11をベース部材13に接続・固
定するため、弾性体11の接地を行い易く、接地専用部
材を無くすことが期待できる。
【0037】(第2実施形態)図3は、第2実施形態の
超音波アクチュエータ20を、弾性体21に発生する屈
曲振動の一例とともに併せて示す説明図である。
【0038】本実施形態の超音波アクチュエータ20に
おいても、弾性体21は弾性材料から矩形平板状に形成
されており、弾性体21の一方の平面21aには、振動
発生用圧電体22a,22b,22cと振動検出用圧電
体22dとが接着されて装着される。
【0039】振動発生用圧電体22a〜22cは、弾性
体21に発生する6次の屈曲振動の4つの節位置のうち
の隣接する節位置の間に配置される。
【0040】本実施形態では、三枚の振動発生用圧電体
22a〜22cを、位相が(およそπ/2)異なる二つ
の交流電圧を駆動電圧として印加される2グループに分
けて、弾性体21に振動を発生させることが可能であ
る。駆動電圧の印加態様は、以下に列記するようであ
る。
【0041】(1)振動発生用圧電体22a,22cに
sin信号を入力し、振動発生用圧電体22bにcos
信号を入力する。または、この逆の信号を入力すること
により、逆転させることができる。 (2)振動発生用圧電体22a,22bにsin信号を
入力し、振動発生用圧電体22cにcos信号を入力す
る。または、この逆の信号を入力することにより、逆転
させることができる。
【0042】(3)振動発生用圧電体22aにsin信
号を入力し、振動発生用圧電体22b,22cにcos
信号を入力する。または、この逆の信号を入力すること
により、逆転させることができる。なお、図3において
は、圧電体22dを振動検出用として用いる。
【0043】弾性体21は、その長手方向の一方の端面
21bを支持部として用いているため、第1実施形態と
同様の効果を得ることができる。
【0044】(第3実施形態)図4(a),図4(b)
及び図4(c)は、第1〜第3の実施形態及び第3実施
形態における超音波アクチュエータ30に用いる弾性体
31の形状例を示す説明図である。
【0045】本実施形態の弾性体31が、第1実施形態
の弾性体11,第2実施形態の弾性体21と異なるの
は、弾性体31の端面31bを支持部として用いるので
はなく、弾性体31の端部を支持部として用いた点であ
る。
【0046】すなわち、同図に示すように、弾性体31
の長手方向の一方の端部31c全体を、支持部として利
用する点である。端部31cの形状は、図4(a)に示
すように弾性体31の幅方向全部についてでもよく、図
4(b)に示すように弾性体31の幅方向両端部側に2
つ形成してもよく、又は図4(c)に示すように弾性体
31の幅方向中央部に突起状に形成してもよい。
【0047】また、各端部31bの支持は、この端部3
1bを挟んだ状態で保持するようにしてもよく、又は、
図4(a)又は図4(c)に示すように、端部31bの
適当な位置に支持孔32を設け、この支持孔32を貫通
するボルト等の固定部材33により、支持体である固定
部に固定するようにしてもよい。
【0048】図5は、図4(a)に示す形状の弾性体3
1を固定した状況を示す斜視図である。弾性体31の端
部31bは、2つの支持孔32を貫通する2つのネジ3
3により、支持体34にねじ止めされる。支持体34に
は、回転軸受部35が設けられる。この回転軸受部35
は、弾性体31の幅方向と略平行な方向への回転軸mを
回転中心として両方向に回転することができる。また、
回転軸受部35により、支持体34のX方向への位置ず
れが防止される。
【0049】図5に示す本実施形態によれば、弾性体3
1は図面中の回転矢印方向に回転自在に支持される。し
たがって、支持体34の回転位置を適当な位置に設定す
ることにより、図5において、弾性体31と略平行な向
きに配置された相対運動部材とを接触させることが可能
となる。
【0050】さらに、図6に示すように、回転軸受部3
5の回転中心に配置された回転軸36に、付勢部材であ
る加圧用バネ37を装着して、回転軸36に回転力を与
えることにより、弾性体31を相対運動部材に対して適
宜加圧力で接触させることができる。
【0051】図7は、図6に示す超音波アクチュエータ
30を用いて、ローラ38により案内される板状の相対
運動部材39を、その長手方向に搬送する一例である。
本実施形態によれば、弾性体31の厚さ方向(図面上の
上下方向)に関する装置全体の厚さをできるだけ低減す
ることが可能である。
【0052】また、図8,図9は、いずれも、本実施形
態の超音波アクチュエータ30を用いて、記録媒体であ
るディスク盤40を回転させるものである。図8,図9
によれば、ディスク盤40を矢印R方向に回転させるこ
とができる。図8に示す実施形態は、ディスク盤40の
平面内周部40aに駆動力を作用させるものであり、図
9に示す実施形態は、ディスク盤40の平面外周部40
bに駆動力を作用させるものである。
【0053】なお、超音波アクチュエータ30のディス
ク盤40に対する接触位置は、環状の平面だけでなく、
図10に示すように、ディクス盤40の円周状の側面4
0cに矢印Xで示すように、回転軸方向に押し付けても
よい。
【0054】(変形形態)以上の各実施形態の説明で
は、振動アクチュエータとして超音波アクチュエータを
用いたが、本発明にかかる振動アクチュエータはこのよ
うな態様に限定されるものではなく、他の振動域を利用
した振動アクチュエータについても等しく適用すること
ができる。
【0055】また、各実施形態では、電気機械変換素子
として圧電素子を用いたが、電気エネルギを機械的変位
に変換することができるものであれば、等しく適用する
ことができる。例えば、圧電素子以外に電歪素子を例示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の超音波アクチュエータの構造を
示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の弾性体に発生する2次の屈曲振
動(B2モード)の振動モードの一例を示すグラフであ
る。
【図3】第2実施形態の超音波アクチュエータを、弾性
体に発生する屈曲振動の一例とともにあわせて示す説明
図である。
【図4】図4(a),図4(b)及び図4(c)は、い
ずれも、第3実施形態における超音波アクチュエータに
用いる弾性体の形状例を示す説明図である。
【図5】図4(a)に示す形状の弾性体を固定した状況
を示す略式説明図である。
【図6】図5に示す超音波アクチュエータに付勢部材で
ある加圧用バネを付加した状態を示す説明図である。
【図7】図6に示す超音波アクチュエータを用いて、ロ
ーラにより案内される板状の相対運動部材を、その長手
方向に搬送する一例である。
【図8】第3実施形態の超音波アクチュエータを用い
て、環状の光学的記録媒体であるディスク盤を回転させ
る状況を示す説明図である。
【図9】第3実施形態の超音波アクチュエータを用い
て、環状の光学的記録媒体であるディスク盤を回転させ
る状況を示す説明図である。
【図10】他の実施形態の超音波アクチュエータを用い
て、環状の光学的記録媒体であるディスク盤を回転させ
る状況を示す説明図である。
【図11】従来の異形縮退縦L1−屈曲B4モード・平
板モータの従来例を示す模式図であって、図11(A)
は正面図,図11(B)は側面図,図11(C)は平面
図である。
【図12】従来の異形縮退縦L1−屈曲B4モード・平
板モータに発生する縦1次振動及び屈曲4次振動を示す
説明図であって、図12(A)は基礎部を抽出して示す
側面図,図12(B)は基礎部を抽出して示す底面図,
図12(C)は基礎部に発生する縦1次振動の振動波形
の一例を示すグラフ,図12(D)は振動子の基礎部に
発生する屈曲4次振動の振動波形の一例を示すグラフで
ある。
【図13】従来の振動アクチュエータに用いる弾性体を
示す斜視図である。
【図14】従来の振動アクチュエータにおける加圧機構
の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 超音波アクチュエータ(振動アクチュエータ) 11 弾性体 11b 端面 12 圧電体(電気機械変換素子) 12a,12b 振動発生用圧電体 12c 振動検出用圧電体 13 ベース部材 20 超音波アクチュエータ 21 弾性体 21b 端面 22a〜22c 振動発生用圧電体 22d 振動検出用圧電体 30 超音波アクチュエータ 31 弾性体 31b 端面 31c 端部 32 支持孔 33 固定部材(ネジ) 34 支持体 35 回転軸受部 36 回転軸 37 付勢部材(加圧用バネ) 38 ローラ 39 相対運動部材 40 記録媒体(ディスク盤)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状の弾性体と、当該弾性体に装着
    されて前記弾性体に縦振動及び屈曲振動を発生する電気
    機械変換素子とを備える振動アクチエータであって、 前記弾性体の一方の端部は、前記弾性体を支持する支持
    部であることを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記端部と前記弾性体との境界部は、前記屈曲振動の節
    位置であることを特徴とする振動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された振動
    アクチュエータにおいて、 前記端部は、前記弾性体の長手方向の端面であることを
    特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載された振動アクチュエータにおいて、 前記電気機械変換素子は、前記弾性体に発生する前記屈
    曲振動の複数の節位置のうちの隣接する節位置の間に、
    配置されることを特徴とする振動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載された振動アクチュエータにおいて、 前記端部には、前記弾性体の厚さ方向と略平行な方向に
    貫通する支持孔が形成されることを特徴とする振動アク
    チュエータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記弾性体は、前記支持孔を貫通して支持体に固定され
    る固定部材によって固定されることを特徴とする振動ア
    クチュエータ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記固定部材は、前記弾性体の幅方向と略平行な方向に
    設定された回転軸に関して、回転自在に配置されること
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記弾性体は、付勢部材によって、相対運動部材に加圧
    接触されることを特徴とする振動アクチュエータ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された振動アクチュエー
    タにおいて、 前記付勢部材は、前記固定部材を前記回転軸の周りに回
    転させる回転力を発生させることを特徴とする振動アク
    チュエータ。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載された振
    動アクチュエータにおいて、 前記相対運動部材は、円盤状に形成され、 前記弾性体は、前記円盤状の相対運動部材の内縁部又は
    外縁部において、接触することを特徴とする振動アクチ
    ュエータ。
JP9012296A 1997-01-27 1997-01-27 振動アクチュエータ Pending JPH10210770A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352938A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Taiyo Yuden Co Ltd 駆動装置及びその駆動方法

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JP2006352938A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Taiyo Yuden Co Ltd 駆動装置及びその駆動方法

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