JPH10210077A - 通信制御システム - Google Patents

通信制御システム

Info

Publication number
JPH10210077A
JPH10210077A JP9011482A JP1148297A JPH10210077A JP H10210077 A JPH10210077 A JP H10210077A JP 9011482 A JP9011482 A JP 9011482A JP 1148297 A JP1148297 A JP 1148297A JP H10210077 A JPH10210077 A JP H10210077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gne
nodes
data
terminals
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9011482A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Miyazaki
典雄 宮崎
Kazuhiko Hobara
和彦 穂原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9011482A priority Critical patent/JPH10210077A/ja
Publication of JPH10210077A publication Critical patent/JPH10210077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リングまたはリニアネットワークの光伝送装
置において、運用保守情報の転送をが可能とし、また、
ノード数が増大した場合、分散処理により処理能力向上
を図る。 【解決手段】 DCCネットワークでGNE131以外
のノード132、133にもGNEの機能を持たせ、
X.25 Interfaceの空き端子にX.25端
末161、162を接続して、OS→DCN→GNE→
DCC→GNE→X.25端末へ接続されるネットワー
クにおいて、OS110からX.25端末161に運用
保守情報をレイヤ3レベルで転送することを可能とし、
運用保守情報をDCC140のデータ転送線路内に載せ
ることにより、OS110と位置の異なる複数地点のG
NEノード132、133において、X.25端末16
1、162を接続するのみで運用保守を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御システム
に係わり、特に光伝送装置によるネットワーク制御に使
用して好適な通信制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光伝送装置を用いて構成されたネットワ
ークの従来技術の代表的な例として、北米にて規格化さ
れた、SONET(Synchronous Opti
calNetwork)と呼ばれるネットワークが知ら
れている。
【0003】図1に示すように、SONETで使用され
るデータフレーム10は、全体的には、(9Rows)
×(N×90Colums)、すなわち、(9列)×
(N×90カラム)(但し、N=1,3,12,48,
192)のフォーマット構成で、このうち、先頭の(9
列)×(N×3カラム)分は、運用保守情報を含んだト
ランスポート オーバーヘッド TO(Transpo
rt Overhead)(11)であり、残りの部分
は、データ部であるペイロード(STS−N Enve
lope Capacity)(12)である。
【0004】図2は、上記Transport Ove
rhead(11)の各データの割り当てを示したもの
で、X.25による制御通信には、セクション オーバ
ヘッド SO(Section Overhead)部
のデータチャネルDchであるData ComのD1
(11−31),D2(11−32),D3(11−3
3)が、データ コミュニケーション チャネルDCC
(Data Communication Chann
el)用に割り当てられている。
【0005】図3は、SONETの各ノードである、O
C−N(Optical Carrier Level
−N、但し、N=1,3,12,48,192)によっ
て、DCCのリングまたはリニアで張られたネットワー
クを示していて、運用保守情報は、保守端末(Oper
ations System)OS1(111)から、
X.25パケット(X.25 Packet)網であ
る、データ コミュニケーション ネットワークDCN
(Data Communications Netw
ork)(120)を経由し、ゲート ウエイ ネット
ワーク GNE(Gateway Network)
(130)で、DCN(120)からDCC(140)
に載せられ、DCC(140)によってリングまたはリ
ニアネットワークを構成している各ネットワーク NE
(Network)(151)、(152)、(15
3)まで転送している。次に、この運用保守情報の転送
動作についてさらに詳しく説明する。
【0006】OS1(111)から転送された運用保守
情報データは、まず、図4に示すようなブロック構成の
GNE(Gateway Network)(130)
に対して、X.25パケット(X.25 Packe
t)(1201)として入力され、X.25インタフェ
ース(X.25 Interface)部(1301)
を通して、制御部(1302)に転送される。
【0007】この制御部(1302)では、図5に示さ
れるプロトコルスタックにおいて、X.25 Pack
et(20)をレイヤ3レベルであるNetwork層
(23)まで終端し、送信先のDCCにデータを載せる
ためにDCCのプロトコル(40)にプロトコル変換を
して、ノードの終端先を決定している。ノードの終端先
の決定方法は、リングまたはリニアネットワークを構成
するときに、各ノードに識別番号(NE=n)をもたせ
ていて、それに従って各NEの制御部で自装置に終端さ
せるかを判断している。
【0008】例として、図3のNE(151)で終端さ
せることとすると、GNE(130)においてプロトコ
ル変換され終端先のノードが決まったデータは、図4の
セレクタ部(1303)によって、主信号線で現用また
は予備に選択されている系を通り、高速インタフェース
部(1304)を経由して、DCC(140)に転送さ
れる。このDCC(140)に転送されたデータは、N
E(151)に転送される。
【0009】図6は、NE(151)のブロック構成を
示す。他のNE(152)、(153)も同様の構成で
ある。図6において、上記のようにして、DCC(14
0)から入ってきたデータは、高速インタフェース部
(1511)、セレクタ部(1512)を通り、制御部
(1513)に転送される。この制御部(1513)で
NE番号を識別し、自NEで終端させるかどうかを判断
し、番号が一致すれば終端させる。
【0010】図7に、OS1(111)から各NEにN
E番号により運用保守情報を終端させるデータの流れを
示す。
【0011】a)OS1(111)からGNE(13
0)への終端の場合 GNE(130)の自装置のNE番号として、NE=0
を割り当てて、図4のGNE(130)の制御部(13
02)に記憶させる。OS1(111)から送出するD
ATA(10)にNE=0の情報を持たせてX.25
Packet網DCN(120)を通してGNE(13
0)に転送する。GNE(130)の制御部(130
2)では、自装置に割り当てられたNE番号(NE=
0)と、転送されてきたNE番号(NE=0)とが一致
することを判定して、この時点でDATA(20)を終
端させる。
【0012】b)OS1(111)からNE(151)
への終端の場合 NE(151)の自装置のNE番号としてNE=1を割
り当てて、図6のNE(151)の制御部(1513)
に記憶させる。OS1(111)から送出するDATA
(10)にNE=1の情報を持たせて、X.25 Pa
cket網DCN(120)を通して、GNE(13
0)に転送する。GNE(130)の制御部(130
2)では、自装置に割り当てられたNE番号(NE=
0)と、転送されてきたNE番号(NE=1)が一致し
ないために、自装置で終端させないことを判断し、DC
C(140)にデータをのせ、次のノードであるNE
(151)にデータを流す。このようにしてDCC(1
40)によってNE(151)まで転送されてきたDA
TA(30)は、NE(151)の制御部(1513)
において、自装置に割り当てられたNE番号(NE=
1)と、転送されてきたNE番号(NE=1)とが一致
すると判定して、この時点でDATA(30)を終端さ
せる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
と、図3に示すように、2つの保守端末OS1(11
1)、OS2(112)により、SONET/SDH
(SynchronousDigital Hiera
rchy)のNetwork(140)を構成する、各
ノードGNE(130)、NE(151)、(15
2)、(153)の運用保守情報を管理する場合、上記
2つの保守端末OS1(111)、OS2(112)か
ら、GNE(130)に接続されているDCN(12
0)に制御線を接続して、X.25 Interfac
e(1301)を経由させる必要があり、制御線の配線
を要する欠点がある。
【0014】また、保守装置OS1(111)とGNE
(130)とが一つの運用局(A局)内に設置されてい
て、NE(151)が別の局(B局)に設置されてい
て、B局内でネットワーク内の各ノードの運用保守情報
を知りたいときには、図3に破線で示すように保守端末
OS3(113)をB局内に設置し、DCN(130)
へ新たに制御線を配線する必要があった。
【0015】そこで、NE(151)で使用されていな
いX.25 Interface(1511)に、この
保守端末OS3(113)を接続し、運用保守情報をD
CC(140)内を経由させて転送するGateway
Network(GNE)の役割をさせることにす
る。この通信を行った場合に、図8に示すように、各ノ
ードOS(110)、GNE(130)、NE(15
0)間で、デ−タ(10)、(20)、(30)をレイ
ヤ3レベルで終端しなければならないが、この終端をし
た場合、データ転送フェーズのシーケンスを考慮する
と、データ転送フェーズにおいてデータ送信パケットと
受信可パケットの送受信が、OS(150)とGNE
(130)との間で行われるので、処理を円滑に行わせ
るためにはGNE(130)に、高速処理能力のCPU
が必要とされ、またデータ誤りが生じたときに発呼側か
ら被呼側へデータを再送できるように、データを蓄えて
おく大容量のメモリ(BUFFER)が必要となる。
【0016】したがって、本発明の一つの目的は、運用
保守情報用の制御線およびそのための配線を要すること
なく、運用保守情報をトランスペアレントに転送するこ
とを可能とすることである。
【0017】本発明の他の目的は、GNEに、高速のC
PUや大容量のバッファメモリを要することなく、複数
地点で、各ノ−ドの運用保守を可能とすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の基本的な特徴は、DCCで張られているネッ
トワークのノードでGNE以外のノードにもGNEの機
能を持たせ、そのGNEのX.25 Interfac
eの空き端子にX.25端末を接続して、OS→DCN
→GNE→DCC→GNE→X.25端末へ接続される
ネットワークにおいて、OSからX.25端末に運用保
守情報をレイヤ3レベルでトランスペアレントに転送す
ることにより、運用保守情報をDCCのデータ転送線路
内に載せることである。
【0019】これにより、保守端末OSと設置場所の異
なる複数地点のGNEに、X.25端末を接続するのみ
で各ノードの保守運用が可能となり、保守運用のための
制御線およびその配線が不要となる。また、レイヤ3レ
ベルにおいて、呼の受け渡しがOSとX.25端末間の
みで可能となるため、各々の端末が処理能力の高いCP
U及び容量の大きいBUFFERを持てばよく、リング
またはリニアネットワークを構成している各GNEには
処理能力の高いCPU及び大容量のBUFFERは必要
なくなり、システムの経済化およびサービスの向上が可
能となる。
【0020】また、OSとX.25端末間、X.25端
末間同士の相互通信が可能になることから、リングまた
はリニアでDCCによるネットワークを構築したとき
に、ネットワークを分散化し、その分散化して小規模化
したネットワークの中の1つのノードにX.25端末を
接続しGNEの役割を持たせ、このX.25端末を補助
的な運用局(Sub OS)として使用することによ
り、OSの処理の分散化を図ることができ、運用保守面
でのサービスを向上することができる。
【0021】本発明のより具体的な特徴によれば、前記
の目的は、DCNからDCC間でデータを転送させる際
に、レイヤ3レベルのX.25に規定されている論理チ
ャネル番号(LCN)を設定し、X.25を、GNEで
終端させるか、X.25端末で終端させるかを判別する
ことで実現される。このとき転送されるデータは、OS
からX.25端末へ運用保守情報を転送する場合、OS
に接続されているGNEではレイヤ3レベルでX.25
を終端させず、ルーティング情報を付加して送り出し、
各ノードの制御部の判定部が自分のGNEに接続されて
いるX.25端末に終端されるかを判断する。このよう
にしてNEを通過し、GNEの制御部の中の判定部が
X.25端末の終端をさせるか判断して、ルーティング
情報を取り除き、X.25を終端させる。
【0022】上記において、GNEの制御部での処理
は、X.25 Interface部からきたデータ
を、判定部でLCNの値を判別し、まず端末間同士で終
端させるかを認識する。この判定部で端末間同士で終端
させることを認識した場合は、各GW間ではレイヤ2レ
ベルでは終端させるが、レイヤ3レベルでは終端させな
いので、データの転送先が決定できない。そこで、制御
部の中のルーティング付加部を通し、DCC内を経由で
きるルーティング情報をデータにつけ加えることによ
り、目的先のGNEにデータを送ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
具体的に説明する。
【0024】図9は、本発明の第1の実施例に係わるS
ONET/SDHの各ノードGNE(131)、(13
2)、(133)、NE(150)によってDCC(1
40)を用いてリングまたはリニアで張られたネットワ
ーク上で、GNE(132)にX.25 Interf
ace(1321)を用いてX.25端末(151)を
直接接続した構成と、DCC(140)リングに接続さ
れているNE(Network)(150)からリニア
に接続されているGNE(133)のX.25Inte
rface(1331)から、DCN(122)を通し
てX.25端末(162)に接続した構成を示してい
る。
【0025】まず、OS(110)から、X.25端末
(161)への運用保守情報の転送方法を説明する。
【0026】運用保守情報は、OS(110)からDC
N(121)を経由し、GNE(131)のX.25
Interface(1311)に入る。このときGN
E(131)でX.25 PacketからDCC(1
40)に載せ換えられ、このDCC(140)によっ
て、GNE(132)まで転送される。この運用保守情
報は、GNE(132)でDCC(140)からX.2
5 Packetに載せ換えられ、GNE(132)の
X.25 Interface(1321)を通して、
X.25端末(161)へ転送される。
【0027】図10において、OS(110)からX.
25端末(161)へ、レイヤ3レベルでトランスペア
レントに運用保守情報を転送するためにはGNE(13
1)では、レイヤ2レベルまでは終端させるが、レイヤ
3レベルのX.25は終端せずに転送しなければならな
い。しかし、このような手順によると、GNE(13
1)では、運用保守情報の転送先が決まらないためDC
Cによって接続されている各ノードに転送されない。そ
こで、本発明では、OS(110)から転送させる運用
保守情報で、レイヤ3レベルのX.25のヘッダ内のデ
ータの一部である論理チャネル番号(LCN)の値を用
いる。このLCNの役割は、各GNEの終端先の識別
で、LCN=1のときは、OS(110)と各GNEま
たはNEの識別とし、LCNが1以外のときは、そのL
CNの値に相応する端末に接続されている各GNEの識
別となる。この例では、各ノードでLCN番号を、OS
(110)はLCN=1、X.25端末(161)はL
CN=2とし、NE番号はGNE(131)はNE=0
且つLCN=1、NE(150)はNE=1、GNE
(132)はNE=2且つLCN=2と設定する。
【0028】図11は、各ノ−ドの制御部(100)の
ブロック構成を共通的に示す。制御部(100)におい
て、X.25 Interface部(101)から入
ってきたLCN=2を持ったデータは、判定部(10
2)によってLCNの値を判断する。このデータはLC
N=1でないので、OS(110)から各ノードへの終
端でないことを認識する。そして、ルーティング付加部
(103)で、レイヤ3レベルにおいてDCCを通過で
きるルーティング情報を含んだヘッダをデータに付加す
る。このルーティング情報を載せたデータはCLNP
(Connectionless Network L
ayer Protocol)(104)を通して、制
御部(100)外へ転送される。このようにしてGNE
(131)の制御部でルーティング情報が付加されたデ
ータは、GNE(131)ではレイヤ3レベルでX.2
5を終端させずに、DCCを経由してNE(150)に
入る。NE(150)の制御部では、LCN番号が割り
当てられていないのでそのままデータはスルーされてG
NE(132)に転送される。
【0029】DCCを通してGNE(132)の制御部
(100)に入ってきた、ルーティング情報が付加され
ているデータは、CLNP(104)を通り、判定部
(102)へ行き、LCN=2の値が照合されて、ルー
ティング情報を載せたヘッダは取り除かれ、X.25I
nterface部へ送られ、X.25Packetと
してX.25端末(161)へ転送され、ここで終端さ
れる。
【0030】LCNの設定を取り決めたことにより、O
Sから各ノードへの終端方法が以下のようになる。
【0031】図12は、OS(110)から各ノードに
運用保守情報を終端させるデータの流れを示す。図12
には、各ノードのLCN番号、NE番号の設定値も記入
されている。
【0032】a)OS(110)からGNE(131)
への終端の場合 OS(110)から送出するDATA(10)にLCN
=1、NE=0の情報を持たせてX.25 Packe
t網(121)を通してGNE(131)に転送する。
GNE(131)の制御部(100)では、LCN番号
の一致を認識し、OS(110)からの終端と判定す
る。次にNE番号をみて、これが一致することからこの
GNE(131)に終端することが判定され、DATA
(20−1)はここで終端される。
【0033】b)OS(110)からNE(150)へ
の終端の場合 OS(110)から送出するDATA(10)にLCN
=1、NE=1の情報を持たせてX.25 Packe
t網(121)を通してGNE(131)に転送する。
GNE(131)の制御部(100)ではLCN番号の
一致を認識しOS(110)からの終端と判定する。次
にNE番号をみて、これが不一致であるから自装置GN
E(131)に終端しないことを判定し、ルーティング
情報を付加してDCC(140)を経由してNE(15
0)に転送する。NE(150)の制御部(100)で
はNE番号をみてこれが一致することからこのNE(1
50)に終端することが判別され、DATA(30−
1)はここで終端される。
【0034】c)OS(110)からGNE(132)
への終端の場合。
【0035】OS1(201)から送出するDATA
(10)にLCN=2、NE=2の情報を持たせてX.
25Packet網(121)を通してGNE(13
1)に転送する。GNE(131)の制御部(100)
ではLCN番号の一致を認識しOS1(201)からの
終端と判定する。次にNE番号をみて、これが不一致で
あるから自装置GNE(131)に終端しないことを判
断し、ルーティング情報を付加してDCCを経由してN
E(150)に転送する。NE(150)の制御部(1
00)でもNE番号をみて、これが不一致であることか
ら自装置NE(150)に終端しないことを判断し、D
CC(140)を経由してGNE(132)に転送す
る。GNE(132)の制御部(100)ではNE番号
をみてこれが一致することからこのGNE(132)に
終端することが判別され、DATA(20−2)はここ
で終端される。
【0036】図13は、本発明を利用したX.25通信
で、レイヤ3レベルにおけるデータ転送フェーズにおけ
るDT(Data)とRR(Receive Read
y)とのシーケンスを示している。ウィンドウサイズ
(WS)の値をWS=3として説明する。OS(11
0)からX.25端末(161)まで連続転送している
データパケットDT1(501)、DT2(502)、
DT3(503)はDCCを通過する各ノードGNE
(131)、NE(150)、GNE(132)では、
レイヤ3レベルにおいて終端せずX.25端末(16
1)において初めて終端する。X.25端末(161)
まで誤りなく届いたDT1(501)、DT2(50
2)、DT3(503)は、X.25端末で受信可パケ
ットであるRR(504)を返す手順を取る。
【0037】この手順によると、再送のための各データ
パケットは端末間のみがBUFFER内に保持していれ
ばよく、GNE(131)、GNE(132)はスルー
で通過するので、GNEにデータを蓄えておく必要がな
く、また、GNE装置自身にCPUの高速処理能力及び
容量の大きいBUFFERを持たずに装置構成ができ
る。以上の手順により、OS(110)からの運用保守
情報を、X.25端末(205)までレイヤレベル3で
トランスペアレントに転送することが可能になる。
【0038】ここで、OSを他GNEに接続されるX.
25端末に置き換えるとする。すなわち、図9に示すよ
うに、新たにLCN=3を設定したGNE(133)
を、DCCを用いたリングまたはリニアで張られている
ネットワーク上に接続し、さらにそのGNE(133)
に、X.25端末(162)を接続すると、LCN=2
に設定しているGNE(132)に接続されている端末
と、LCN=3に設定しているGNE(133)に接続
されている端末間で、運用保守情報をレイヤ3レベルで
トランスペアレントに転送することが可能になる。
【0039】従って、上記の手段により、DCCを用い
たリングまたはリニアで張られているネットワーク上の
ノードとなるGNEに接続される全てのX.25端末
(161)、(162)において、各X.25端末間同
士で運用保守情報をレイヤ3レベルでトランスペアレン
トに転送することができ、相互通信が可能になる。
【0040】次に分散処理方法について記述する。図1
4に示すように、DCCを用いてリングまたはリニアで
張られたネットワークで各ノードにおける運用保守を各
運用局が監視する範囲を決めることにより分散化する。
A局は、局内または、その近辺に張られているネットワ
ークの各ノードをOS2(A112)に管理させ、同様
に、B局ではOS3(B113)、C局ではOS4(C
114)、D局ではOS5(D115)にそれぞれ自局
の各ノードを管理させるものとする。そして、A局のO
S1(A111)はこのA〜D局の統括する役割を持た
せる。
【0041】運用方法の例として、SONET/SDH
(Synchronous Optical Netw
ork)/Synchronous Digital
Hierarchy)の警報収集に関してB局について
述べる。B局に割り当てられている各ノードの情報はO
S3(B113)が全て収集する。NE(B151)に
警報が発生したとすると、この警報はGNE(B13
0)を通してOS3(B113)に転送される。OS3
(B113)では、この警報が、LOS(Loss o
f Signal)、LOF(Loss of Fra
me)、LineAIS等の、高いレベルに位置するも
のであれば、OS3(B113)からOS1(A11
1)にその情報を転送する。他の局に接続しているOS
も同様の転送方法を取ることにより、OS1(A11
1)では、A局〜D局までの必要な情報だけを収集する
ことができ、OS1(A111)での処理の軽減がはか
れる。
【0042】また、ノード間のパスの張り替え、リング
・リニアネットワークの増設等を行う場合、必ずしもO
S1(A111)を操作して行う必要がなく、例えばD
局にいるオペレーターが、そこに設置してある端末OS
5(D115)から操作し、その結果のみをOS1(A
111)に通知すれば、わざわざ遠くに離れているA局
内にあるOS1(A111)のオペレーターが指示しな
くてもよくなる。
【0043】さらに、保守面においてもシステムダウン
について、例えば、A局がシステムダウンした場合で
も、B局のOS3(B113)が、A局の復旧までの
間、A局に割り当てられている各ノードもアクセスし
て、さらにOS3(B113)からOS4(C11
4)、OS5(D115)間のアクセスを可能にして、
集中管理の代行をさせることが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、G
NE以外のNEにも、GNEの機能を持たせることによ
り、光伝送装置でネットワークを組んでいる複数の地点
(局)に、X.25端末を設置し接続するだけで、複数
の局間で端末間同士のトランスペアレントな運用保守情
報の転送が可能になる。
【0045】また、ノード数が増大した場合、分散処理
によりOSのタスク量を軽減させることが可能となり、
処理能力向上が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SONETで使用されるデータフレームのフォ
ーマット構成図。
【図2】図1のTransport Overhead
部を詳細に示すフォーマット構成図。
【図3】従来技術によるネットワーク構成図。
【図4】図3におけるGNEのブロック構成図。
【図5】X.25DCNおよびDCCにおけるプロトコ
ルスタックを示すスタック構成図。
【図6】図3におけるNEのブロック構成図。
【図7】図3における保守端末から転送されるデータの
終端の流れの説明図。
【図8】図3における各ノード通過時の終端状況の説明
図。
【図9】本発明の実施形態を示すネットワーク構成図。
【図10】図9における各ノード通過時の終端状況の説
明図。
【図11】図9における各GNEにある制御部のブロッ
ク構成図。
【図12】図9における保守端末から転送されるデータ
の終端の流れの説明図。
【図13】図9におけるDTとRRのデータ転送フェー
ズ時の転送シーケンス図。
【図14】本発明の別の実施形態のネットワーク構成
図。
【符号の説明】
10…データフレーム、11…Transport O
verhead部、11−31、11−32、11−3
3…SONETにおけるTransportOverh
ead内のDCCに割り当てられたDch、12…ペイ
ロード部、20…DCNデータ、30…DCCデータ、
110、111、112…保守端末(Operatio
ns System)、120、121、122…DC
N(Data Communications Net
work)、130、131…SONET光伝送装置O
C−N(Optical Carrier Level
−N:N=1,3,12,48,192)を用いたGN
E(Gate WayNetwork)、132、13
3…GNE機能付きNE、1301、1311、132
1、1331…X.25 InterFace、140
…光ファイバーケーブルによって構成されるデータ線路
DCC(Data Communication Ch
annel)、150、151、152、153…SO
NET光伝送装置OC−N(Optical Carr
ier Level−N:N=1,3,12,48,1
92)を用いたNE(Network)、161、16
2…X.25通信規格に準拠した端末、501、50
2、503…データ転送フェーズにおける送信データパ
ケット、504…データ転送フェーズにおける受信可パ
ケット、A111、A112…A局管理の保守端末、B
113…B局管理の保守端末、C114…C局管理の保
守端末、D115…D局管理の保守端末、100…制御
部、101…X.25 InterFace部、102
…判定部、103…ルーティング情報付加部、104…
アドレス情報を付加するCLNP(Connectio
nless Network Layer Proto
col)、10−1…終端の目的地を指定する前のDA
TA、20−1…GNEで終端させるデータ構成(LC
N=1,NE=0)、30−1…NEで終端させるデー
タ構成(LCN=1,NE=1)、20−2…GNEで
終端させるデータ構成(LCN=2,NE=2)、30
−2…X.25端末で終端させるデータ構成(LCN=
2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノードを、データ コミュニケーシ
    ョン チャネルによって、リングまたはリニアに接続し
    て構成したデータ コミュニケーション チャネル ネ
    ットワークと、上記複数のノードの運用保守情報を、上
    記複数のノードの一つのノードを介して、X.25パケ
    ット通信によって制御している保守端末とからなる通信
    制御システムにおいて、前記複数のノードの各々がゲー
    トウエイ機能を備えた光伝送装置であり、前記各ノード
    のX.25インターフェースにX.25端末を接続した
    ことを特徴とする通信制御システム。
  2. 【請求項2】複数のノードを、データ コミュニケーシ
    ョン チャネルによって、リングまたはリニアに接続し
    て構成したデータ コミュニケーション チャネル ネ
    ットワークと、上記複数のノードの運用保守情報を、上
    記複数のノードの一つのノードを介して、X.25パケ
    ット通信によって制御している保守端末とからなる通信
    制御システムにおいて、前記複数のノードの各々のノー
    ドの光伝送装置は終端判定機能および転送制御機能を有
    する制御部を有することを特徴とする通信制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】複数のノードを、データ コミュニケーシ
    ョン チャネルによって、リングまたはリニアに接続し
    て構成したデータ コミュニケーション チャネル ネ
    ットワークと、上記複数のノードの運用保守情報を、上
    記複数のノードの一つのノードを介して、X.25パケ
    ット通信によって制御している保守端末とからなる通信
    制御システムにおいて、前記複数のノードの各々がゲー
    トウエイ機能を備えた光伝送装置であり、前記各ノード
    のX.25インターフェースにX.25端末を接続し、
    前記各ノードの光伝送装置は終端判定機能および転送制
    御機能を有する制御部を有し、前記保守端末から転送す
    るX.25パケットレベルの運用保守情報を、前記各光
    伝送装置に設けた制御部の制御により、前記各ノードの
    X.25インタフェースに接続されたX.25端末まで
    終端させることを特徴とする。
  4. 【請求項4】運用保守情報を、レイヤ3レベルで転送す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の通信制御システム。
  5. 【請求項5】保守端末が、X.25パケット網を介して
    データ コミュニケーション チャネル ネットワーク
    に接続されることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の通信制御システム。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の通信制御システムを、複数システム、リングまたはリ
    ニアに接続してなり、各通信制御システムにおいて全体
    のノードの運用保守情報の管理、制御タスクを分散処理
    することを特徴とする通信制御システム。
JP9011482A 1997-01-24 1997-01-24 通信制御システム Pending JPH10210077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011482A JPH10210077A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 通信制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011482A JPH10210077A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 通信制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10210077A true JPH10210077A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11779280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9011482A Pending JPH10210077A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 通信制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10210077A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014190981A1 (de) * 2013-05-28 2014-12-04 Conti Temic Microelectronic Gmbh Kamerasystem für fahrzeuge
CN109254758A (zh) * 2018-08-15 2019-01-22 中国人民解放军国防科技大学 用于麒麟系统的软件无线电系统及其开发方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014190981A1 (de) * 2013-05-28 2014-12-04 Conti Temic Microelectronic Gmbh Kamerasystem für fahrzeuge
CN109254758A (zh) * 2018-08-15 2019-01-22 中国人民解放军国防科技大学 用于麒麟系统的软件无线电系统及其开发方法
CN109254758B (zh) * 2018-08-15 2021-08-17 中国人民解放军国防科技大学 用于麒麟系统的软件无线电系统及其开发方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2259499B1 (en) Gigabit ethernet interface to synchronous optical network (SONET) ring
US7957324B2 (en) Utilizing bandwidth in ring network using path cost and protection techniques
EP0804001B1 (en) Self-healing network, method for transmission line switching thereof, and transmission equipment thereof
CN100446445C (zh) 光通信的保护装置和方法
US5412652A (en) Sonet ring subnetwork management method
US7623445B1 (en) Multiple ring support within a single network element
US6865149B1 (en) Dynamically allocated ring protection and restoration technique
US20030031126A1 (en) Bandwidth reservation reuse in dynamically allocated ring protection and restoration technique
US20020118636A1 (en) Mesh network protection using dynamic ring
EP1122971A2 (en) Data channel reservation in optical burst-switched networks
US6996108B1 (en) Method and apparatus for switching and managing bandwidth for cross-connection
EP1262042A2 (en) Routing switch for dynamically rerouting traffic due to detection of faulty link
EP1098479B1 (en) Packet switching system having self-routing switches
JPS60136442A (ja) パケツト交換デ−タ伝送システム
US7170892B2 (en) Network element, and associated method, for facilitating communication of data between elemental devices
JPH10210077A (ja) 通信制御システム
US5822298A (en) Ring transmission system for providing efficient transmission of management data
US7710878B1 (en) Method and system for allocating traffic demands in a ring network
Ko et al. A local map based (LMB) self-healing scheme for arbitrary topology networks
Pach et al. Slot pre-using in IEEE 802.6 metropolitan area networks
JP2737215B2 (ja) データ転送方式
US5987006A (en) Transmission method in network system using multiplex line, network system using the transmission method, and terminal equipment used in the network system
JP2667766B2 (ja) ノード間接続方式
EP0877321B1 (en) State information managing method and system using the same
JP2563936B2 (ja) ル−プ式通信方式