JPH10210076A - 波長及び周波数の割当方法並びに光交換装置 - Google Patents

波長及び周波数の割当方法並びに光交換装置

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JPH10210076A
JPH10210076A JP1035497A JP1035497A JPH10210076A JP H10210076 A JPH10210076 A JP H10210076A JP 1035497 A JP1035497 A JP 1035497A JP 1035497 A JP1035497 A JP 1035497A JP H10210076 A JPH10210076 A JP H10210076A
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JP
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optical
wavelength
same
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optical switching
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JP1035497A
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Tetsuya Akaboshi
哲也 赤星
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各宛先に応じて波長を割り当てる方法では、
中継の必要がある場合、光信号から一旦電気信号に変換
して宛先を解析する必要があり、交換時間が長くなる問
題があった。 【解決手段】 交換網の一部に格子状の網形態を有する
光ネットワークシステムを構成する各光交換装置のうち
同一行(又は列)上に並ぶ光交換装置については同一波
長を割り当て、同一列(又は行)上に並ぶ光交換装置に
ついては各光交換装置ごとに異なる周波数を割り当てる
ようにする。これにより、光パケットを中継する必要が
生じたとしても、光パケットのまま高速度で光パケット
を中継することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換網の一部に格
子状の網形態を有する光ネットワークシステムを構成す
る各光交換装置及びこれらに対する波長及び周波数の割
当方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速、大規模化に適したパケット
通信用光ネットワークシステムとして、マルチホップネ
ットワークシステムが注目されている。マルチホップネ
ットワークシステムとは、1ホップで転送できるグルー
プが幾つかあり、グループ外の転送は、中継ノードを何
回か介して(1回の中継は2ホップ、2回の中継は3ホ
ップ、・・・)行なう方式のシステムである。
【0003】かかる構成のネットワークシステムとし
て、例えば、次の文献の「figure 3」及び「figure
6」に記載されたシステムがある。なお、参考までに、
「figure 3」及び「figure 6」に記載されたシステム
構成を図2及び図3に示す。
【0004】"Virtual Topologies for WDM Star LANs-
The Regular Structures Approach"Bo Li and Aura Gan
z,IEEE INFOCOM'92,9B.3.1-9B3.10 図2及び図3のシステムに示すように、従来のシステム
では1つのスターカプラで全てのノードを接続する方式
を採用している。なお、このシステムでは、送信波長を
各パスのそれぞれに割り当てる方式を採用している。図
2の論理構成は、shufflenet であり、マルチホップネ
ットワークシステムである。図3の論理構成は、格子型
網であり、マルチホップネットワークシステムである。
【0005】また、このシステムにおいては、パケット
のアドレッシング方式(パケットの宛先を規定する方
式)として、各パケットをその宛先に応じた波長で送信
する方式が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムにおいては、1ホップ転送に関してだ
け波長を割り振っているので、中継を要する場合には、
パケットを受信し(すなわち、一旦電気信号の形式でバ
ッファに取り込み)、パケットのヘッダを解析してから
中継を行なうことになるので、中継に時間がかかるとい
う問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(A)かかる課題を解決するため、交換網の一部に格子
状の網形態を有する光ネットワークシステムを構成する
各光交換装置に対する波長及び周波数の割当方法におい
て、以下のようにしたことを特徴とする。
【0008】すなわち、第1の発明においては、格子状
網上に並ぶ光交換装置のうち、同一行上に並ぶ光交換装
置については同一波長を割り当てる一方、同一列上に並
ぶ光交換装置については各光交換装置ごとに異なる周波
数を割り当てることを特徴とする。
【0009】また、第2の発明においては、格子状網上
に並ぶ光交換装置のうち、同一列上に並ぶ光交換装置に
ついては同一波長を割り当てる一方、同一行上に並ぶ光
交換装置については各光交換装置ごとに異なる周波数を
割り当てることを特徴とする。
【0010】このように、第1及び第2の発明において
は、波長を交換網内の全光交換装置のそれぞれに割り当
てるのではなく、複数の光交換装置が属する行又は列を
単位に割り当てるようにしたので、光パケットの中継時
にも光パケットのまま高速にを交換することができる。
なお、同一波長が割り当てられている同じ行又は列上の
光交換装置のそれぞれについては、各光交換装置のそれ
ぞれに異なる周波数が割り当てられているのでこれを用
いた一意の光パケット送信が可能である。
【0011】(B)さらに、交換網の一部に格子状の網
形態を有する光ネットワークシステムに配置される光交
換装置において、以下の手段を備えることを特徴とす
る。
【0012】すなわち、第3の発明においては、(1) 電
気信号を周波数変調し、そのおのおのを多重する多重化
手段と、(2) 多重化された電気信号を光パケットに変換
する電気−光変換手段と、(4) 光パケットの送信先が自
装置が属する光交換装置の集合内である場合には当該集
合に割り当てられている波長と同一波長で送信し、光パ
ケットの送信先が自装置の属さない光交換装置の集合内
である場合には当該集合に割り当てられている波長と同
一波長で送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0013】また、第4の発明においては、(1) 受信し
た光パケットの波長が、自装置が属する光交換装置の集
合に割り当てられている波長と同じであるか識別し、同
じ場合には自装置が属する集合内の経路に送信し、異な
る場合には別の集合につながる経路に送信する送信手段
と、(2) 送信手段から自装置の属する集合内に送信され
た光パケットを分岐し、一つを同一集合内の他の装置ヘ
送信すると共に、他の一つを自装置内に取り込む分岐手
段と、(3) 分岐手段から自装置内に取り込まれた光パケ
ットを電気信号に変換する光−電気変換手段と、(4) 変
換後の電気信号が自装置宛の信号である場合には復号
し、他の装置宛の信号である場合には廃棄する選別手段
とを備えることを特徴とする。
【0014】このように第3の発明においては、光パケ
ットの送信先が自装置の属する光交換装置の集合内か否
かに応じて送信波長を変更する手段を、第4の発明にお
いては、光パケットの送信先が自装置の属する光交換装
置の集合内か否かに応じて送信先を変更する手段を設け
たことにより、中継が必要な光パケットの場合にも光パ
ケットのまま高速に交換することができる。なお、ある
集合内の特定の光交換装置を宛先とする光パケットは、
その光−電気変換後における電気信号の変換周波数の一
致不一致に基づいて確実に宛先の光交換装置に送信する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明に係る波長及び周波数の割当方法並びに光
交換装置の一実施形態を図面を用いて説明する。
【0016】ここでは、マルチホップネットワークのう
ち、2ホップ転送(1回の中継)である格子型ネットワ
ークについて、実施形態を説明する。なお、以下の説明
では、4×4構成の格子型ネットワークを例に説明す
る。
【0017】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態に係る格子型ネットワークの論
理的ノード配置と物理的な接続形態を表した図面であ
る。図1に示すように、各ノード(光交換装置)は、行
側グループと列側グループとに分けられ、格子状に配置
されている。そして、1つのノードは、必ず、どれか1
つの行側グループと、どれか1つの列側グループとに含
まれている。なお、同一グループ間は、単一の光ファイ
バでリング状につながっている。
【0018】さて、この実施形態における格子型ネット
ワークシステムの特徴は、波長及び周波数を次のように
割り当てる点にある。すなわち、波長については、各行
グループごと異なる波長を割り当て、周波数について
は、同一行グループ内で全て異なる周波数f1 、f2 、
f3 、f4 を割り当てる一方、他の行グループにはそれ
らをサイクリックに割り当てる点に特徴がある。ここで
は、第1番目の行グループに波長λ1 、第2番目の行グ
ループに波長λ2 、…、第4番目の行グループに波長λ
4 を割り当てている。また、ある行グループに属するノ
ード1、5、9、13には周波数f1 、f2 、f3 、f
4 を、隣の行グループに属するノード2、6、10、1
4には周波数f2 、f3 、f4 、f1 を、以下同様に
割り当てている。
【0019】次に、各ノード(光交換装置)の構成を図
4に示す。この実施形態における光交換装置は、受信部
と、送信部と、パケット生成/分解装置111とを基本
構成とする。このうち、受信部は、波長スプリッタ10
1、光ゲートスイッチ102、光分岐装置103、光/
電気変換装置(以下、O/E変換装置という)104、
サブキャリアマルチプレクシング(以下、SCMとい
う)分離装置105からなり、送信部は、SCM多重装
置106、バッファ107、電気/光変換装置(以下、
E/O変換装置という)108、光合波装置109及び
110からなる。
【0020】ここで、波長スプリッタ101は、到達し
た光パケットをその波長に応じて分離するもので、自装
置の属する行グループ宛の波長でない場合には、そのま
ま(光電変換等の処理を経ることなく)他の列グループ
に送出する構成になっている。
【0021】また、光ゲートスイッチ102は、波長ス
プリッタ101で取り込まれた光パケットのうち既に前
周回時に取り込んだ光パケットを廃棄するようになって
おり、光パケットの周回周期に同期したタイミングで1
周回後の光パケットを廃棄する構成になっている。
【0022】SCM分離装置105は、前段のO/E変
換装置104から入力される電気信号を周波数ごとに分
離するようになっており、分離された信号のうち自装置
に割り当てられている周波数と同じもののみを通過さ
せ、それ以外のものは廃棄する構成になっている。
【0023】また、SCM多重化装置106は、前段の
O/E変換装置104から入力される信号を宛先の光交
換装置に割り当てられている周波数で変調し出力する構
成になっている。なお、宛先が複数ある場合には当該信
号を各宛先に割り当てられている周波数のそれぞれで変
調しこれらを多重して出力するようになっている。
【0024】(A−2)第1の実施形態の動作 続いて、以上の構成を有する光交換装置によって実現さ
れる交換動作を説明する。ここでは、n番目の列グルー
プに属する光交換装置を例にその動作を説明する。
【0025】(A−2−1)受信動作 まず、受信動作について説明する。n‐1番目の列グル
ープ又は同一行グループから波長スプリッタ101に到
達した光パケットは、その波長に基づいて自装置の属し
ている行グループ宛の光パケットか他のグループ宛の光
パケットか判断される。この波長スプリッタ101は、
自分の行グループ宛の波長(λn )であると判断した光
パケットについては、光ゲートスイッチ102を介して
分岐装置103に渡す。なお、この光パケットは、分岐
装置103において2つに分岐され、一方は自分のノー
ド内に取り込まれ、もう一方は同一行グループ内の他の
ノードに送信される。
【0026】これに対し、自装置の属する行グループ宛
以外の波長の場合には、波長スプリッタ101でn+1
番目の列グループヘ送出される。
【0027】ここで、ノード内に取り込まれた波長の光
パケットは、O/E104で電気信号に変換され、SC
M分離装置105でSCM分離される。分離した後の周
波数が自装置宛の周波数であったならばパケット分解装
置111に送られ、自装置宛でない場合には廃棄され
る。このとき、自装置宛の周波数を発見した場合には、
SCM分離装置105から光ゲートスイッチ102に対
して二重受信防止信号が出力され、もう一度周回して来
た同一光パケットが光ゲートスイッチで破棄される。こ
れにより、同一パケット内での二重受信が防止される。
【0028】(A−2−2)送信動作 次に、送信動作を説明する。パケット生成装置111で
生成されたパケットは、SCM多重装置106でSCM
多重され、バッファ部107に送られる。ここで、バッ
ファ部107は、使用波長監視信号により波長スプリッ
タ101を監視しており、送信したい波長が空いている
かどうかを調べる。ここで、光交換装置は、送信したい
波長が使用中の場合にはバッファ107で待機させてお
き、送信したい波長が空いている場合にはE/O108
で電気−光変換し、同一行グループに送出する場合には
波長λn で光合波装置109に、他方の場合には合波装
置110に送出され他の光パケットと合波される。
【0029】なお、同じグループに属しているノードに
対しては同一光パケットの放送も可能である。その場合
にはSCM多重装置106で各ノード宛の複数の周波数
で多重化が行なわれる。
【0030】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように第1の実施形態によれば、ノードを中継す
る2ホップ通信の場合にも光のまま中継することがで
き、高速な通信が可能となる。
【0031】また、各ノードに1波長割り当てる通信方
式に比べ少ない波長数でネットワークを構築可能とな
る。
【0032】そして、SCM多重を用いることにより、
同じ行グループに属する複数のノードに放送型通信も可
能とできる。
【0033】(B)第2の実施形態 第2の実施形態の場合にも、第1の実施形態の場合と同
様、4×4構成の格子型ネットワークを例にそのシステ
ム構成及び動作を説明する。
【0034】(B−1)第2の実施形態の構成 図5は、第2の実施形態に係る格子型ネットワークの論
理的ノード配置と物理的な接続形態を表した図面であ
る。図5に示すように、各ノードは、行側グループと列
側グループとに分けられ、格子状に配置されている。そ
して、1つのノードは、必ず、どれか1つの行側グルー
プと、どれか1つの列側グループとに含まれている。こ
こで、同一の列グループ間は、単一の光ファイバでリン
グ状につながっているのに対し、同一の行グループ間
は、スター型接続となっている。この点が、第1の実施
形態との違いである。
【0035】また、波長については、第1番目の行グル
ープに波長λ1 、第2番目の行グループに波長λ2 、
…、第4番目の行グループに波長λ4 を割り当てるもの
とし、電気信号の周波数については、図5に示すよう
に、同一行グループのノードには全て異なった周波数を
割り当てるものとし、しかも、他の行グループのそれぞ
れにおいてはこれらをサイクリックに割り当てるものと
する。
【0036】次に、第2の実施形態に係る光交換装置の
構成を説明する。図6は、かかる光交換装置の構成を表
すもので、図4との同一又は対応部分には同一又は対応
符号が付して示されている。この第2の実施形態に係る
光交換装置と第1の実施形態に係る光交換装置との違い
は、第1の実施形態では用いていた光ゲートスイッチ1
02が無くなった点と、分岐装置103とO/E変換装
置104との間に新たに合波装置202が設けられた点
と、SCM分離装置105に代えてSCM分離装置20
5を用いるようにした点である。また、波長スプリッタ
101には同一列グループ内で周回される光パケットの
みが入力され、同一行グループ内の他のノードからの光
パケットは合波装置202に入力される点が異なってい
る。
【0037】なお、SCM分離装置205とSCM分離
装置105との違いは、二重受信防止のための処理回路
が除かれている点である。
【0038】(B−2)第2の実施形態の動作 続いて、以上の構成を有する光交換装置においてなされ
る動作内容を説明する。ここでは、n番目の列グループ
に属する光交換装置を例にその動作を説明する。
【0039】(B−2−1)受信動作 まず、受信動作について説明する。n‐1番目の列グル
ープからきた光パケットは、波長スプリッタ101で自
装置の属している行グループ宛の波長か他の行グループ
宛の波長か判断され、自装置の属する行グループ宛の波
長(λn )の場合には分岐装置103に、それ以外の場
合には合波装置110を介してn+1番目の列グループ
へと出力される。ここで、自装置の属している行グルー
プ宛の波長であると判定されて光パケットについては分
岐装置103において2つに分岐され、そのうちの一つ
が自装置の属するノード内に取り込まれ、もう一方は同
一行グループ内の他のノードへ送信される。
【0040】ノード内に取り込まれた波長の光パケット
は、O/E104で電気信号に変換され、SCM分離装
置205でSCM分離される。さらに、分離された後の
周波数が、自分宛の周波数であったならパケット分解装
置111に送られ、自分宛でなかったら廃棄される。
【0041】(B−2−2)送信動作 次に、送信動作を説明する。パケット生成装置111で
生成されたパケットはSCM多重装置106でSCM多
重され、バッファ部107に送られる。バッファ部10
7では波長スプリッタ101を監視し、送信したい波長
が空いているかどうかを調べる。送信したい波長が使用
中の場合はバッファ107で待機させておき、送信した
い波長が空いている場合にはE/O108で電気‐光変
換し、同一行グループに送出する場合にはλn で光合波
装置109で合波されて行グループヘ送出し、他の場合
には合波装置110で合波され、列グループヘ送出す
る。
【0042】また、同じグループに属しているノードに
は放送も可能である。その場合にはSCM多重装置10
6で各ノード宛の複数の周波数で多重を行なう。
【0043】(B−3)第2の実施形態の効果 以上のように、第2の実施形態によれば、ノードを中継
する2ホップ通信の場合にも光のまま中継することがで
き、高速な通信が可能となる。
【0044】また、各ノードに1波長割り当てる通信方
式に比べ少ない波長数でネットワークを構築可能とな
る。
【0045】そして、SCM多重を用いることにより、
同じ行グループに属する複数のノードに放送型通信も可
能である。
【0046】また、第1の実施形態の場合と異なり、ル
ープ状ではなくメッシュ状に光ファイバを接続している
ので、一度受信した光パケットを再び受信することが無
くなる。従って、第1の実施形態の場合では必要であっ
た光ゲートスイッチが不要になる。
【0047】(C)他の実施形態 なお、上述の実施形態においては、波長割り当て方式と
して、同一行内で同じ波長を割り当てていたが、同一列
グループに同じ波長を割り当てることも可能である。こ
の場合、同一行グループにはそれぞれ異なる周波数を割
り当てれば良い。
【0048】また、上述の実施形態においては、格子型
ネットワークを例に本発明を説明したが、中継を必要と
する他の接続形態のマルチホップネットワークにも適用
できる。
【0049】さらに、上述の実施形態においては、列方
向に並ぶ光交換装置についての周波数の割当を、各列ご
とにサイクリックに割り当てるようにしたが、周波数の
割当方法はこれに限らず、他の並びでも良い。また、同
じ周波数の組をサイクリックに割り当てる場合について
述べたが、これに限らず、各列ごとに割り当てる周波数
の組を変更しても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、交換網
の一部に格子状の網形態を有する光ネットワークシステ
ムを構成する各光交換装置のうち同一行(又は列)上に
並ぶ光交換装置については同一波長を割り当て、同一列
(又は行)上に並ぶ光交換装置については各光交換装置
ごとに異なる周波数を割り当てることにより、光パケッ
トを中継する必要が生じた場合にも、光パケットのまま
高速度で光パケットの中継ができる波長及び周波数の割
当方法を実現できる。
【0051】また、本発明によれば、光パケットの送信
先が自装置の属する光交換装置の集合内か否かに応じて
送信波長を変更する手段、又は、光パケットの送信先が
自装置の属する光交換装置の集合内か否かに応じて送信
先を変更する手段を光交換装置内に設けることにより、
光パケットの中継が必要な場合にもそのままの状態で光
パケットを交換できる光交換装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るノード配置と接続構成を
示す説明図である。
【図2】従来型ネットワークシステムで採用されている
ノードの接続方法を示す説明図である。
【図3】従来型ネットワークシステムで採用されている
ノードの接続方法を示す説明図である。
【図4】第1の実施形態に係るノードの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】第2の実施形態に係るノード配置と接続構成を
示す説明図である。
【図6】第2の実施形態に係るノードの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
101…波長スプリッタ、102…光ゲートスイッチ、
103…光分岐装置、104…O/E変換装置、10
5、205…SCM分離装置、106…SCM多重装
置、107…バッファ、108…E/O変換装置、10
9、110、202…光合波装置、111…パケット生
成/分解装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 3/52 101

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換網の一部に格子状の網形態を有する
    光ネットワークシステムを構成する各光交換装置に対す
    る波長及び周波数の割当方法において、 格子状網上に並ぶ光交換装置のうち、同一行上に並ぶ光
    交換装置については同一波長を割り当てる一方、同一列
    上に並ぶ光交換装置については各光交換装置ごとに異な
    る周波数を割り当てることを特徴とする波長及び周波数
    の割当方法。
  2. 【請求項2】 交換網の一部に格子状の網形態を有する
    光ネットワークシステムを構成する各光交換装置に対す
    る波長及び周波数の割当方法において、 格子状網上に並ぶ光交換装置のうち、同一列上に並ぶ光
    交換装置については同一波長を割り当てる一方、同一行
    上に並ぶ光交換装置については各光交換装置ごとに異な
    る周波数を割り当てることを特徴とする波長及び周波数
    の割当方法。
  3. 【請求項3】 上記周波数の割り当ては、各列又は行の
    それぞれに同じ周波数の組を割り当てることとし、その
    際、各列又は行ごとにその周波数の並びを巡回的にずら
    すことを特徴とする請求項1又は2に記載の波長及び周
    波数の割当方法。
  4. 【請求項4】 上記格子上の交換網のうち行方向又は列
    方向のいずれか一方が星形の接続形態となっていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の波長及び
    周波数の割当方法。
  5. 【請求項5】 交換網の一部に格子状の網形態を有する
    光ネットワークシステムに配置される光交換装置におい
    て、 電気信号を周波数変調し、そのおのおのを多重する多重
    化手段と、 多重化された電気信号を光パケットに変換する電気−光
    変換手段と、 上記光パケットの送信先が自装置が属する光交換装置の
    集合内である場合には当該集合に割り当てられている波
    長と同一波長で送信し、上記光パケットの送信先が自装
    置の属さない光交換装置の集合内である場合には当該集
    合に割り当てられている波長と同一波長で送信する送信
    手段とを備えることを特徴とする光交換装置。
  6. 【請求項6】 交換網の一部に格子状の網形態を有する
    光ネットワークシステムに配置される光交換装置におい
    て、 受信した光パケットの波長が、自装置が属する光交換装
    置の集合に割り当てられている波長と同じであるか識別
    し、同じ場合には自装置が属する集合内の経路に送信
    し、異なる場合には別の集合につながる経路に送信する
    送信手段と、 上記送信手段から自装置の属する集合内に送信された光
    パケットを分岐し、一つを同一集合内の他の装置ヘ送信
    すると共に、他の一つを自装置内に取り込む分岐手段
    と、 上記分岐手段から自装置内に取り込まれた光パケットを
    電気信号に変換する光−電気変換手段と、 変換後の電気信号が自装置宛の信号である場合には復号
    し、他の装置宛の信号である場合には廃棄する選別手段
    とを備えることを特徴とする光交換装置。
  7. 【請求項7】 一度取り込まれた自装置宛の信号を含む
    同一の光パケットが到着するのを防ぐ光ゲートスイッチ
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の光交換装
    置。
JP1035497A 1997-01-23 1997-01-23 波長及び周波数の割当方法並びに光交換装置 Pending JPH10210076A (ja)

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JP1035497A Pending JPH10210076A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 波長及び周波数の割当方法並びに光交換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270981A (ja) * 1999-09-24 2006-10-05 Telenor As 受動波長ルータを備えた全光ネットワーク

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