JPH10209886A - 移動体通信端末 - Google Patents
移動体通信端末Info
- Publication number
- JPH10209886A JPH10209886A JP9012304A JP1230497A JPH10209886A JP H10209886 A JPH10209886 A JP H10209886A JP 9012304 A JP9012304 A JP 9012304A JP 1230497 A JP1230497 A JP 1230497A JP H10209886 A JPH10209886 A JP H10209886A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- communication terminal
- mobile communication
- cable
- booster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブル損失を的確に検出してその損失を補
正できる移動体通信端末を提供する。 【解決手段】 この発明の移動体通信端末では、パワー
ブースタ（２）へ信号ケーブル（１２）を介して入力さ
れる送信電力のケーブルロスを推定する手段（６又は１
０）と、ケーブルロスの推定値に基づいてパワーブース
タ（２）の電力増幅器（８）に入力される送信電力を補
正する可変減衰器（７）とを備えたものである。線形増
幅を必要とするディジタル変調方式を採用した場合に、
電力増幅器（８）を使用した電力ブースタ（２）と携帯
電話機本体（１）とを接続したとき、信号ケーブル（１
３）でのパワーロスを補正できる。
正できる移動体通信端末を提供する。 【解決手段】 この発明の移動体通信端末では、パワー
ブースタ（２）へ信号ケーブル（１２）を介して入力さ
れる送信電力のケーブルロスを推定する手段（６又は１
０）と、ケーブルロスの推定値に基づいてパワーブース
タ（２）の電力増幅器（８）に入力される送信電力を補
正する可変減衰器（７）とを備えたものである。線形増
幅を必要とするディジタル変調方式を採用した場合に、
電力増幅器（８）を使用した電力ブースタ（２）と携帯
電話機本体（１）とを接続したとき、信号ケーブル（１
３）でのパワーロスを補正できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、線形増幅を必要
とするディジタル変調方式を採用した移動体通信端末に
関する。
とするディジタル変調方式を採用した移動体通信端末に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からアナログ携帯電話機では、送信
信号の変調方式にＦＭ変調方式を採用していたために、
送信電力増幅器として非線形増幅器が使用され、線形増
幅器を使用する必要がなかった。したがって、電力ブー
スタによって電力制御を行う場合に、電話機本体とブー
スタとを接続しているケーブルでの電力損失によって、
電力ブースタ内の電力増幅器に入力する送信電力が変化
しても、増幅器の入出力特性を飽和させることで、その
送信電力増幅器、あるいは更にその後段の増幅器によっ
て送信出力を制御することが可能であった。
信号の変調方式にＦＭ変調方式を採用していたために、
送信電力増幅器として非線形増幅器が使用され、線形増
幅器を使用する必要がなかった。したがって、電力ブー
スタによって電力制御を行う場合に、電話機本体とブー
スタとを接続しているケーブルでの電力損失によって、
電力ブースタ内の電力増幅器に入力する送信電力が変化
しても、増幅器の入出力特性を飽和させることで、その
送信電力増幅器、あるいは更にその後段の増幅器によっ
て送信出力を制御することが可能であった。
【０００３】すなわち、ケーブル損失による電力変動が
ある程度の広い範囲にわたるような場合でも、ブースタ
側の電力増幅器においては特にその状態を検出すること
なしに正確な電力制御ができた。
ある程度の広い範囲にわたるような場合でも、ブースタ
側の電力増幅器においては特にその状態を検出すること
なしに正確な電力制御ができた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、線形増幅を必
要とするディジタル変調方式を採用した携帯電話機、例
えばＰＳＫ（Phase Shift Keying:位相変移変調）方式
の携帯電話機においては、ブースタ内で電力増幅を行う
場合には、線形増幅器によってその直線領域の非飽和状
態で信号増幅を行う必要がある。ディジタル変調波を非
線形増幅すると、被変調信号の占有帯域幅が広がってし
まうからである。したがって、携帯電話機本体内かブー
スタ内のいずれかで、予めケーブル損失を正確に検出し
て電力増幅を行なわなければならないという問題があっ
た。
要とするディジタル変調方式を採用した携帯電話機、例
えばＰＳＫ（Phase Shift Keying:位相変移変調）方式
の携帯電話機においては、ブースタ内で電力増幅を行う
場合には、線形増幅器によってその直線領域の非飽和状
態で信号増幅を行う必要がある。ディジタル変調波を非
線形増幅すると、被変調信号の占有帯域幅が広がってし
まうからである。したがって、携帯電話機本体内かブー
スタ内のいずれかで、予めケーブル損失を正確に検出し
て電力増幅を行なわなければならないという問題があっ
た。
【０００５】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、その目的は、ケーブル損失を的
確に検出してその損失を補正できる移動体通信端末を提
供することである。
ためになされたもので、その目的は、ケーブル損失を的
確に検出してその損失を補正できる移動体通信端末を提
供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体通
信端末は、電力ブースタを通信端末本体とアンテナとの
間に設けた移動体通信端末において、電力ブースタへケ
ーブルを介して入力される送信電力のケーブルロスを推
定する手段と、ケーブルロスの推定値に基づいて電力ブ
ースタの増幅器に入力される送信電力を補正する手段と
を備えたものである。
信端末は、電力ブースタを通信端末本体とアンテナとの
間に設けた移動体通信端末において、電力ブースタへケ
ーブルを介して入力される送信電力のケーブルロスを推
定する手段と、ケーブルロスの推定値に基づいて電力ブ
ースタの増幅器に入力される送信電力を補正する手段と
を備えたものである。
【０００７】この移動体通信端末は、さらに前記ケーブ
ルロスの推定に際して前記アンテナからの不要な電力放
射を防止する手段を備えてもよい。
ルロスの推定に際して前記アンテナからの不要な電力放
射を防止する手段を備えてもよい。
【０００８】送信電力の補正手段は、前記電力ブースタ
の増幅器前段に可変減衰器を設けて構成できる。
の増幅器前段に可変減衰器を設けて構成できる。
【０００９】或いは、送信電力の補正手段として、通信
端末本体に可変利得増幅器を設けて構成してもよい。
端末本体に可変利得増幅器を設けて構成してもよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
この発明の実施の形態を説明する。
【００１１】図１は、ケーブルロスの検出及び補正動作
を説明するための移動体通信端末を示すブロック図であ
り、ここで携帯電話機本体１はパワーブースタ（電力ブ
ースタ）２を介して送信信号を増幅して出力している。
を説明するための移動体通信端末を示すブロック図であ
り、ここで携帯電話機本体１はパワーブースタ（電力ブ
ースタ）２を介して送信信号を増幅して出力している。
【００１２】携帯電話機本体１において、３は可変利得
増幅器、４は電力増幅器、５は電力検出器、６は電力制
御部である。
増幅器、４は電力増幅器、５は電力検出器、６は電力制
御部である。
【００１３】パワーブースタ２において、７は可変減衰
器、８は線形領域で動作する電力増幅器、９は電力検出
器、１０は電力制御部、１１は増幅器である。
器、８は線形領域で動作する電力増幅器、９は電力検出
器、１０は電力制御部、１１は増幅器である。
【００１４】また、１２はパワーブースタ２の電力増幅
器８で電力増幅された信号出力を送出するためのアンテ
ナ、１３は携帯電話機本体１とパワーブースタ２との間
を接続する信号ケーブル、１４は制御ケーブルである。
器８で電力増幅された信号出力を送出するためのアンテ
ナ、１３は携帯電話機本体１とパワーブースタ２との間
を接続する信号ケーブル、１４は制御ケーブルである。
【００１５】次に、上記構成の移動体通信端末の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００１６】まず、図示しない携帯電話機本体１及びパ
ワーブースタ２の電源スイッチをそれぞれオンする。
ワーブースタ２の電源スイッチをそれぞれオンする。
【００１７】このとき、通常の移動体通信端末での待ち
受け状態に即時に移行せず、信号ケーブル１３における
パワーロス（ケーブルロス）の補正モードに移行する。
この補正モードでは、パワーブースタ２側の可変減衰器
７の減衰率を最大に設定し、且つパワーブースタ２側の
電力増幅器８もオフとしておく。このように設定してお
くことにより、ケーブルロスを推定し、補正する補正モ
ードにおいて、アンテナ１２から不必要に電波が放射さ
れない効果がある。
受け状態に即時に移行せず、信号ケーブル１３における
パワーロス（ケーブルロス）の補正モードに移行する。
この補正モードでは、パワーブースタ２側の可変減衰器
７の減衰率を最大に設定し、且つパワーブースタ２側の
電力増幅器８もオフとしておく。このように設定してお
くことにより、ケーブルロスを推定し、補正する補正モ
ードにおいて、アンテナ１２から不必要に電波が放射さ
れない効果がある。
【００１８】上記補正モードでは、次に、携帯電話機本
体１側の可変利得増幅器３、及び電力増幅器４を使用し
て、補正基準となる所定の送信出力を信号ケーブル１３
を介してパワーブースタ２側に送出する。
体１側の可変利得増幅器３、及び電力増幅器４を使用し
て、補正基準となる所定の送信出力を信号ケーブル１３
を介してパワーブースタ２側に送出する。
【００１９】このとき、携帯電話機本体１及びパワーブ
ースタ２においては、それぞれ電力検出器５、９によっ
て信号ケーブル１３の両端での電力値が検出される。検
出された電力値は、それぞれ携帯電話機本体１側の電力
制御部６及びパワーブースタ２側の電力制御部１０に送
られるとともに、これら制御部６、１０の間で制御ケー
ブル１４を介して検出された電力値が交換される。そし
て、携帯電話機本体１及びパワーブースタ２側でそれぞ
れに信号ケーブル１３の両端間での電力差がケーブルロ
スの推定値として演算される。
ースタ２においては、それぞれ電力検出器５、９によっ
て信号ケーブル１３の両端での電力値が検出される。検
出された電力値は、それぞれ携帯電話機本体１側の電力
制御部６及びパワーブースタ２側の電力制御部１０に送
られるとともに、これら制御部６、１０の間で制御ケー
ブル１４を介して検出された電力値が交換される。そし
て、携帯電話機本体１及びパワーブースタ２側でそれぞ
れに信号ケーブル１３の両端間での電力差がケーブルロ
スの推定値として演算される。
【００２０】パワーブースタ２では、ケーブルロスの推
定値に基づいて可変減衰器７の減衰率を調整し、電力増
幅器８に入力される送信信号の電力を補正する。あるい
は、同じケーブルロスの推定値に基づいて、携帯電話機
本体１側でその可変利得増幅器３の増幅度を調整し、電
力増幅器８に入力される送信信号の電力を補正すること
もできる。
定値に基づいて可変減衰器７の減衰率を調整し、電力増
幅器８に入力される送信信号の電力を補正する。あるい
は、同じケーブルロスの推定値に基づいて、携帯電話機
本体１側でその可変利得増幅器３の増幅度を調整し、電
力増幅器８に入力される送信信号の電力を補正すること
もできる。
【００２１】以上のケーブルロスの検出及び補正動作が
終了すると、携帯電話機本体１及びパワーブースタ２
は、補正モードから通常の待ち受け状態に移行する。
終了すると、携帯電話機本体１及びパワーブースタ２
は、補正モードから通常の待ち受け状態に移行する。
【００２２】なお、補正モードにおける不要電力の放射
防止機能は、増幅器１１のパワーをオフとすることによ
っても実現できる。
防止機能は、増幅器１１のパワーをオフとすることによ
っても実現できる。
【００２３】
【発明の効果】この発明の移動体通信端末は、以上に説
明したように構成されているので、簡単な回路構成で、
しかも簡単な制御手順によって、パワーブースタを接続
するための信号ケーブル内でのパワーロスを自動的に補
正でき、同時に外部への不要な電力放射を防止するとい
う効果を奏する。
明したように構成されているので、簡単な回路構成で、
しかも簡単な制御手順によって、パワーブースタを接続
するための信号ケーブル内でのパワーロスを自動的に補
正でき、同時に外部への不要な電力放射を防止するとい
う効果を奏する。
【図１】 この発明の実施の形態を示す移動体通信端末
のブロック図である。
のブロック図である。
１ 携帯電話機本体、 ２ パワーブースタ、 ３ 可
変増幅器、 ４ 電力増幅器、 ５，９ 電力検出器、
６ 携帯電話機電力制御部、 ８ 電力増幅器、 １
０ パワーブースタ電力制御部、 １１ 増幅器、 １
２ アンテナ、１３ 信号ケーブル、 １４ 制御ケー
ブル。
変増幅器、 ４ 電力増幅器、 ５，９ 電力検出器、
６ 携帯電話機電力制御部、 ８ 電力増幅器、 １
０ パワーブースタ電力制御部、 １１ 増幅器、 １
２ アンテナ、１３ 信号ケーブル、 １４ 制御ケー
ブル。
Claims (4)
- 【請求項１】 電力ブースタを通信端末本体とアンテナ
との間に設けた移動体通信端末において、 前記電力ブースタへケーブルを介して入力される送信電
力のケーブルロスを推定する手段と、 前記ケーブルロスの推定値に基づいて前記電力ブースタ
の増幅器に入力される送信電力を補正する手段とを備え
たことを特徴とする移動体通信端末。 - 【請求項２】 前記請求項１に記載の移動体通信端末
は、さらに前記ケーブルロスの推定に際して前記アンテ
ナからの不要な電力放射を防止する手段を備えたことを
特徴とする移動体通信端末。 - 【請求項３】 前記送信電力の補正手段として、前記電
力ブースタの増幅器前段に可変減衰器を設けたことを特
徴とする請求項１又は２に記載の移動体通信端末。 - 【請求項４】 前記送信電力の補正手段として、前記通
信端末本体に可変利得増幅器を設けたことを特徴とする
請求項１又は２に記載の移動体通信端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9012304A JPH10209886A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 移動体通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9012304A JPH10209886A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 移動体通信端末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10209886A true JPH10209886A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11801591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9012304A Withdrawn JPH10209886A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 移動体通信端末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10209886A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008148293A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Nec Electronics Corp | 送信回路及びシステム |
| CN100421357C (zh) * | 2004-04-07 | 2008-09-24 | 明基电通股份有限公司 | 校正收发装置的系统及方法 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9012304A patent/JPH10209886A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100421357C (zh) * | 2004-04-07 | 2008-09-24 | 明基电通股份有限公司 | 校正收发装置的系统及方法 |
| JP2008148293A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Nec Electronics Corp | 送信回路及びシステム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |