JPH10208818A - 接続ケーブル、通信装置、および、通信方法 - Google Patents

接続ケーブル、通信装置、および、通信方法

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JPH10208818A
JPH10208818A JP9286368A JP28636897A JPH10208818A JP H10208818 A JPH10208818 A JP H10208818A JP 9286368 A JP9286368 A JP 9286368A JP 28636897 A JP28636897 A JP 28636897A JP H10208818 A JPH10208818 A JP H10208818A
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JP
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connection
signal
closed magnetic
signal line
connection cable
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JP9286368A
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English (en)
Inventor
Takahiro Fujimori
隆洋 藤森
Kazuo Yoshino
一生 吉野
Yasuo Kusagaya
康夫 草ヶ谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コモンモード時の信号線間のクロストークを
抑制する。 【解決手段】 IEEE1394規格の6ピンケーブル
においては、電源線11、および、2組の信号線12,
13が内蔵され、6本の導線(電源線11の2本、信号
線12,13の各2本の合計6本)に対応する6個の電
気的な接合部(図示せず)を有する先端部1Aに接続さ
れている。そして、6ピンケーブル1の信号線12,1
3には、信号線12,13の周囲に閉磁路を形成するフ
ェライトビーズ14,15がそれぞれ装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続ケーブル、通
信装置、および、通信方法に関し、特に、各信号線にそ
れぞれ鎖交する独立な閉磁路を所定の磁気抵抗を有する
高透磁率材料で形成している閉磁路部を配置して、信号
線の2つの導線における信号の同相成分に起因する、信
号線間のクロストークを抑制する接続ケーブル、通信装
置、および、通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータ、ビデオ機器などの
複数の情報処理装置を接続するインタフェースとして、
IEEE1394 High Performance Serial Bus規格
(IEEE1394規格)のインタフェースを利用した
装置が提案されている。
【0003】図23は、IEEE1394規格のインタ
フェースを利用してそれぞれ接続されている複数の情報
処理装置で構成される情報処理システムの一例を示して
いる。
【0004】この情報処理システムは、それぞれIEE
E1394規格のインタフェースを有するワークステー
ション101、パーソナルコンピュータ102、ハード
ディスク103、プリンタ104、スキャナ105、電
子カメラ106、および、CD(Compact Disc)−RO
Mドライブ107で構成されている。
【0005】そして、ワークステーション101乃至ス
キャナ105は、IEEE1394規格に準拠した13
94ケーブル111−1乃至111−4でデイジーチェ
ーン接続されているとともに、電子カメラ106および
CD−ROMドライブ107は、1394ケーブル11
1−5,111−6でワークステーション101に対し
てツリー接続されている。
【0006】図24は、例えば上述のワークステーショ
ン101乃至CD−ROMドライブ107のうちの所定
の2つの装置141A,141Bの接続例を示してい
る。
【0007】1394ケーブル111は、IEEE13
94規格に準拠したケーブルであり、2組のツイストペ
アの信号線12,13を有し(6ピンケーブルの場合、
さらに2本の電源線(図示せず)を有する)、両端に、
4ピンまたは6ピンのプラグ125−1,125−2を
有している。
【0008】図25は、1394ケーブル111の断面
の一例(6ピンケーブルの場合)を示している。このよ
うに、1394ケーブル111においては、各信号線1
2,13に対して信号線シールド17−1,17−2が
設けられているとともに、信号線12,13および電源
線11−1,11−2の外側にケーブル全体シールド1
8が設けられている。
【0009】図24の装置141A,141Bは、IE
EE1394インタフェースの一部であるTPA(Twis
t Pair A)インタフェース151A,151BとTPB
(Twist Pair B)インタフェース152A,152Bを
それぞれ有している。
【0010】TPAインタフェース151A,151B
とTPBインタフェース152A,152Bは、2つの
装置141A,141B間における信号の送受信をそれ
ぞれ行うとともに、IEEE1394規格で定められて
いる、所定の装置より供給される伝送路(ケーブル)の
使用許可情報(アービトレーション情報)の送受信も行
う。
【0011】さらに、TPBインタフェース152A,
152Bは、IEEE1394規格で定められている複
数種類の最大転送速度のうちのいずれかに対応する電圧
の直流信号を、接続されている装置のTPAインタフェ
ース151B,151Aにそれぞれ供給する。
【0012】図26は、TPAインタフェース151
A,151Bの電気的な構成例を示している。
【0013】ドライバ161は、ストローブイネーブル
信号(Strb_Enable)が供給されると、伝送するデータ
に対応するストローブ(Strobe)信号(Strb_Tx)を増
幅した後、TPA信号として、信号線12または信号線
13の2つの導線のうちの一方を介して送信するととも
に、TPA信号を反転させた信号を、TPA*信号とし
て同一の信号線の他方の導線を介して送信する。
【0014】例えば、図24の装置141AのTPAイ
ンタフェース151Aのドライバ161は、信号線12
を介してTPA信号およびTPA*信号を送信する。
【0015】なお、IEEE1394規格のインタフェ
ースは、データ伝送時の符号化に、DS−Link方式
を採用している。DS−Link方式においては、図2
7に示すように、所定のデータが1つの信号線で伝送さ
れるとともに、そのデータの値が変化しないときに値が
変化するようにして生成されるストローブ信号が他の信
号線で伝送される。また、データとストローブ信号の排
他的論理和を計算することにより、クロック信号を得る
ことができる。
【0016】レシーバ162は、信号線12または信号
線13の2つの導線を介して伝送されてきた信号の差を
演算し、その演算結果を増幅した後、受信したデータと
して出力する。
【0017】アービトレーション比較器163−1,1
63−2は、データと同様に、信号線の2つの導線を介
して伝送されてきたアービトレーション情報に対応する
信号の差を演算し、その演算結果の値が所定の閾値以上
であるか否かを判断し、その判断に対応する値を、受信
したアービトレーション情報としてそれぞれ出力する。
【0018】バッファ164は、所定の基準電圧TpB
iasを、比較器165に供給する。
【0019】比較器165は、複数の比較部(図示せ
ず)を有し、信号線12または信号線13を介してコモ
ンモード(TPA信号とTPA*信号が同相であるモー
ド)で伝送されてくる最大転送速度に対応する直流信号
の電圧値と、予め設定されている複数の最大転送速度
(例えば、400Mbps、200Mbpsおよび10
0Mbps)に対応する基準電圧を比較し、比較の結果
(接続されている装置の最大転送速度の情報)を出力す
る。
【0020】図28は、TPBインタフェース152
A,152Bの電気的な構成例を示している。
【0021】ドライバ171は、データイネーブル信号
(Data_Enable)が供給されると、伝送するデータ信号
(Data_Tx)を増幅した後、TPB信号として、信号線
12または信号線13の2つの導線のうちの一方を介し
て送信するとともに、TPB信号を反転させた信号を、
TPB*信号として、同一の信号線の他方の導線を介し
て送信する。
【0022】レシーバ172は、信号線12または信号
線13の2つの導線を介して伝送されてきた信号の差を
演算し、その演算結果を増幅した後、受信したストロー
ブ信号として出力する。
【0023】アービトレーション比較器174−1,1
74−2は、データと同様に、信号線12または信号線
13の2つの導線を介して伝送されてきたアービトレー
ション情報に対応する信号の差を演算し、その演算結果
の値が所定の閾値以上であるか否かを判断し、その判断
に対応する値を受信したアービトレーション情報として
それぞれ出力する。
【0024】ケーブル接続比較器175は、ケーブル1
11が接続されたことに起因して変化する電圧値を検出
し、その検出結果を出力する。
【0025】定電流回路173−1,173−2は、こ
れらの回路173−1,173−2を内蔵する装置の最
大転送速度に対応する信号(Speed_Tx)が供給される
と、その信号に対応した電流を出力し、TPB信号およ
びTPB*信号として、同相(コモンモード)である所
定の電圧を発生し、スピードシグナリング処理を行う。
【0026】次に、図24の装置141Aと装置141
Bとの間の通信について説明する。
【0027】IEEE1394規格のインタフェースで
接続された装置141A,141Bにおいては、バスリ
セット時に、まず、スピードシグナリング処理として、
それぞれの装置の最大転送速度が、互いに、接続されて
いる装置にコモンモードで通知される。
【0028】このとき、各装置のTPBインタフェース
152A,152Bが、定電流回路173−1,173
−2で、その装置の最大転送速度に対応する電圧を信号
線12および信号線13に同様に印加し、その装置に接
続されている装置のTPAインタフェース151B,1
51Aが、比較器165で、その電圧値を検出すること
により、各装置の最大転送速度が、その装置に接続され
ている装置に通知される。
【0029】このようにして最大転送速度を通知した
後、各装置は、予め設定されている複数の転送速度のう
ち最も遅い転送速度でデータの送信を開始する。
【0030】データを送信するとき、各装置のTPBイ
ンタフェース152A,152Bのドライバ171が、
一方の信号線を介して、データを送信するとともに、T
PAインタフェース151A,151Bのドライバ16
1が、他方の信号線を介して、そのデータに対応するス
トローブ信号を送信する。そして、その装置に接続され
ている装置のTPAインタフェース151B,151A
のレシーバ162は、伝送されてきたデータ信号を受信
するとともに、TPBインタフェース152B,152
Aのレシーバ172は、伝送されてきたストローブ信号
を受信する。
【0031】このようにして、DS−Link方式に従
って、所定のデータと、それに対応するストローブ信号
が、一方の装置から他方の装置に伝送される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スピードシグナリング処理のように、コモンモードで信
号が伝送される場合、伝送する信号に起因して発生する
磁束のうち、他の信号線に鎖交する磁束が多くなるの
で、信号線間のクロストークが増加し、各装置において
誤動作が発生する可能性があるという問題を有してい
る。
【0033】例えば、図24の装置141AのTPBイ
ンタフェース152Aより信号線13を介して送信され
たコモンモードの信号が、電磁誘導により信号線12に
伝達し、信号線12を介して装置141AのTPAイン
タフェース151Aおよび装置141BのTPBインタ
フェース152Bに到達してしまい、クロストークが発
生する。
【0034】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、各信号線にそれぞれ鎖交する独立な閉磁路を
所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成することに
より、上述のクロストークを抑制するものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の接続ケ
ーブルは、少なくとも2組の信号線の各組にそれぞれ鎖
交する閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で
形成している閉磁路手段を備えることを特徴とする。
【0036】請求項8に記載の通信装置は、各信号線に
対応する2本の導電路に鎖交する閉磁路を所定の磁気抵
抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を有す
る接続手段を備えることを特徴とする。
【0037】請求項11に記載の通信方法は、各信号線
に対応する2本の導電路に鎖交する閉磁路を所定の磁気
抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を備
える接続部を介して通信を行うことを特徴とする。
【0038】請求項12に記載の通信装置は、各信号線
に対応する2本の導電路に鎖交する閉磁路を所定の磁気
抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を有
する処理手段を備えることを特徴とする。
【0039】請求項15に記載の通信方法は、各信号線
に対応する2本の導電路に鎖交する閉磁路を所定の磁気
抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を備
える処理部で処理を行うことを特徴とする。
【0040】請求項16に記載の通信装置は、各信号線
に対応する、接続手段と処理手段を接続する2本の導電
路に鎖交する閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率
材料で形成している閉磁路部を備えることを特徴とす
る。
【0041】請求項19に記載の通信方法は、各信号線
に対応する、接続部と処理部を接続する2本の導電路
に、鎖交する閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率
材料で形成している閉磁路部を備え、その導電路を介し
て通信を行うことを特徴とする。
【0042】請求項1に記載の接続ケーブルにおいて
は、例えば、閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率
材料で形成している閉磁路手段に鎖交する少なくとも2
組の信号線の各組を介して通信が行われる。
【0043】請求項8に記載の通信装置においては、例
えば、各信号線に対応する2本の導電路に鎖交する閉磁
路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成してい
る閉磁路部を有する接続手段を介して通信が行われる。
【0044】請求項11に記載の通信方法においては、
各信号線に対応する2本の導電路に鎖交する閉磁路を所
定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁
路部を備える接続部を介して通信を行う。
【0045】請求項12に記載の通信装置においては、
例えば、各信号線に対応する2本の導電路に鎖交する閉
磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成して
いる閉磁路部を有する処理手段が、通信処理を行う。
【0046】請求項15に記載の通信方法においては、
各信号線に対応する2本の導電路に鎖交する閉磁路を所
定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁
路部を備える処理部で処理を行う。
【0047】請求項16に記載の通信装置においては、
各信号線に対応する、接続手段と処理手段を接続する2
本の導電路に鎖交する閉磁路を所定の磁気抵抗を有する
高透磁率材料で形成している閉磁路部を備え、その導電
路を介して通信が行われる。
【0048】請求項19に記載の通信方法においては、
各信号線に対応する、接続部と処理部を接続する2本の
導電路に、鎖交する閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高
透磁率材料で形成している閉磁路部を備え、その導電路
を介して通信を行う。
【0049】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の接続ケーブルの
第1の実施の形態である6ピンケーブルを示している。
この6ピンケーブル1は、IEEE1394規格に準拠
した先端部1Aおよびケーブル部1Bを有している。
【0050】図2は、図1の6ピンケーブル1のプラグ
部の内部構成の一例を示している。IEEE1394規
格の6ピンケーブルにおいては、電源線11、および、
2組の信号線12,13が、6本の導線(電源線11の
2本、信号線12,13の各2本の合計6本)に対応す
る6個の電気的な接合部(図示せず)を有する先端部1
Aに接続されている。
【0051】そして、図1の6ピンケーブル1の信号線
12,13には、信号線12,13の周囲にそれぞれ独
立な閉磁路を形成するフェライトビーズ14,15(閉
磁路手段)がそれぞれ装着されている。
【0052】図3は、本発明の接続ケーブルの第2の実
施の形態である4ピンケーブルを示している。この4ピ
ンケーブル2は、IEEE1394規格に準拠した先端
部2Aおよびケーブル部2Bを有している。
【0053】図4は、図3の4ピンケーブル2のプラグ
部の内部構成の一例を示している。IEEE1394規
格の4ピンケーブルにおいては、2組の信号線12,1
3が、4本の導線(信号線12,13の各2本の合計4
本)に対応する4個の電気的な接合部(図示せず)を有
する先端部2Aに接続されている。
【0054】そして、6ピンケーブル1と同様に、図3
の4ピンケーブル2の信号線12,13には、信号線1
2,13の周囲に閉磁路を形成するフェライトビーズ1
4,15がそれぞれ装着されている。
【0055】図2および図4に示すように、信号線1
2,13にそれぞれフェライトビーズ14,15を装着
することにより、図5(A)に示すように、コモンモー
ドにおいては、所定の信号線における2本の導線の電流
が同一方向に流れるので磁束が発生するが、その磁束の
ほとんどは、透磁率の高いフェライトビーズ14,15
を通るので、他の信号線と鎖交する磁束が少なくなり、
さらに、フェライトの内部損失により、特に高周波領域
でのエネルギーが熱エネルギーに変換、吸収されるの
で、上述のクロストークが抑制される。
【0056】なお、コモンモードではなく、ドライバ1
61,171でデータおよびストローブ信号の伝送を行
う場合、図5(B)に示すように、信号線の2つの導線
には互いの逆相の電流が流れ、フェライトビーズ14,
15内には、磁束はほとんど現れないので、フェライト
ビーズ14,15は、データ伝送に対して、特に影響を
与えない。
【0057】図6は、3メートルのケーブル2のプラグ
部において、内径1.5ミリメートル、外形3.5ミリ
メートル、長さ5ミリメートルのフェライトビーズを各
信号線12,13に装着した場合の、遠端クロストーク
(受信側の装置へのクロストーク)の周波数特性の一例
を示している。
【0058】このようにフェライトビーズを装着した場
合、このフェライトビーズの損失係数tanδ(=μ”
/μ’,複素透磁率μ=μ’−j・μ”)は高周波領域
で増加するので、図6(B)に示すように、遠端クロス
トークの減衰量が高周波数帯域で大きくなり、図6
(A)に示すように高周波数帯域で遠端クロストーク
を、規格で定められている基準値(−26dB)より低
く抑制することができる。従って、例えば、スピードシ
グナリング処理における直流電流の突入時の高周波成分
に起因するクロストークを抑制することができる。
【0059】図6(A)に示されている「μ30」およ
び「μ40」は、使用したフェライトビーズの種類を表
しており、「μ30」は、初透磁率が45であるフェラ
イトビーズを表しており、「μ40」は、初透磁率が1
20であるフェライトビーズを表している。これらのフ
ェライトビーズには、例えばTDK社製のものを利用す
ることができる。
【0060】なお、上述の実施の形態においては、フェ
ライトビーズ14,15に信号線12,13を1回通す
だけであるが、図7に示すように、信号線12,13を
フェライトビーズ14,15にそれぞれ巻回させるよう
にしてもよい。
【0061】また、上述の実施の形態においては、ケー
ブル1,2の信号線12,13にフェライトビーズ1
4,15をそれぞれ装着しているが、以下に説明するよ
うに、このケーブルが接続される装置の接続部(ソケッ
ト)から、TPAインタフェースおよびTPBインタフ
ェースの回路までの間にフェライトビーズを装着するよ
うにしてもよい。
【0062】図8は、本発明の通信装置の第1の実施の
形態の構成を示している。この通信装置5においては、
ソケット21A(接続手段)は、従来のIEEE139
4ケーブルが接続され、そのケーブルの先端部の接合部
にそれぞれ電気的に接続される接合部(図示せず)を有
している。そして、接合部を介して供給される信号は、
このソケット21Aおよびプリント基板61を介して、
IEEE1394規格に準拠したインタフェースである
IC41に供給される。
【0063】図9(A)は、ケーブルの各信号線12,
13に対応するリード部分31,32にフェライトビー
ズ14A,15A(閉磁路手段)が装着されているソケ
ット21Aの一例を示している。このように、ソケット
21Aにフェライトビーズ14A,15Aを設けること
により、クロストークが、上述のケーブル1,2と同様
に抑制される。
【0064】なお、図9(B)に示すように、各信号線
12,13に対応する導線の周囲に高透磁率の部品14
B,15B(閉磁路手段)が埋め込まれたソケット21
B(接続手段)を、ソケット21Aの代わりに使用して
もよい。
【0065】IC(Integrated Circuit)41は、TP
AインタフェースおよびTPBインタフェースなどのP
HY(物理層)部に対応する回路を有するとともに、I
EEE1394規格に準拠したインタフェースの他の部
分に対応する回路を有する。
【0066】次に、本発明の通信装置の第2の実施の形
態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施
の形態のソケット21Aのフェライトビーズ14A,1
5Aを取り外し、IC41の対応する部分に装着したも
のである。
【0067】図10(A)は、TPAインタフェース1
51およびTPBインタフェース152の回路を有す
る、本実施の形態のIC41A(処理手段)を示してい
る。このIC41Aには、ケーブルの各信号線12,1
3に対応するリード部分51,52にフェライトビーズ
14C,15C(閉磁路手段)が装着されている。
【0068】このようにIC41Aのリード部分51,
52に高透磁率のフェライトビーズ14C,15Cを設
けることにより、クロストークが、上述のケーブル1,
2と同様に抑制される。
【0069】なお、図10(B)に示すように、各信号
線12,13に対応する導線の周囲に高透磁率の材料1
4D,15D(閉磁路手段)を埋め込んだIC41B
(処理手段)を、IC41Aの代わりに使用してもよ
い。
【0070】次に、本発明の通信装置の第3の実施の形
態について説明する。第3の実施の形態は、第1の実施
の形態のソケット21Aのフェライトビーズ14A,1
5Aを取り外し、プリント基板61における導線に装着
したものである。
【0071】図11は、プリント基板61において、ケ
ーブルが接続されるソケットから、TPAインタフェー
ス151およびTPBインタフェース152の回路(I
C41)までの間の、各信号線12,13に対応する2
本の導線にフェライトビーズ14E,15E(閉磁路手
段)をそれぞれ装着した例を示している。
【0072】このように、プリント基板61においてフ
ェライトビーズ14E,15Eを設けることにより、ク
ロストークが、上述のケーブル1,2と同様に抑制され
る。
【0073】以上のように、ケーブルが接続されるソケ
ットから、TPAインタフェース151およびTPBイ
ンタフェース152の回路までの間において、信号線1
2,13に対応する導電路の周囲に閉磁路を構成する高
透磁率の部品をそれぞれ設けることにより、クロストー
クが抑制される。
【0074】上述の通信装置の第1乃至第3の実施の形
態の動作は、上述(図24)の装置141A,141B
の動作と同様であるので、その説明を省略する。ただ
し、上述のようにフェライトビーズなどの高透磁率の部
品が設けられているので、第1乃至第3の実施の形態に
おいては、クロストークは抑制される。
【0075】なお、上述の実施の形態においては、高透
磁率の材料としてフェライトが利用されているが、その
他の材料を利用してもよい。
【0076】また、使用されるフェライトビーズの形状
は、上述のものに限定されるものではない。上述の実施
の形態においては、2組の信号線の各組に独立した部品
(フェライトビーズ14と15,14Aと15A,14
Cと15C,14Eと15E)が装着されているが、コ
ストの低下や機械的な強度の向上のために、これらの部
品を、例えば図12に示すように、フェライトビーズ2
01として、一体化して1つの部品としてもよい。この
例においては、フェライトビーズ201に信号線12用
と信号線13用にそれぞれ独立した穴が設けられ、その
穴に信号線12または信号線13がそれぞれ挿通されて
いる。これにより、信号線12と信号線13のそれぞれ
の磁路が、実質的に独立して形成され、相互の干渉、従
って、クロストークが少なくなる。
【0077】これに対して、図13に示すように、2組
の信号線12,13を、フェライトビーズ181の1個
の穴に挿通することも考えられるが、このようにする
と、それぞれの磁路が独立せず、一方の信号線で発生し
た磁束のうち、他方の信号線に鎖交する磁束が多くな
り、クロストークが増加してしまうので、このように、
2組の信号線12,13に対してフェライトビーズ18
1を装着することは好ましくない。
【0078】また、上記の実施の形態においては、ピン
の数が4ピンまたは6ピンのいずれの場合においても、
図14に示すように、信号線12の両端にフェライトビ
ーズ14を配置するとともに、信号線13の両端にフェ
ライトビーズ15を配置するようにしたが、例えば図1
5に示すように、信号線12のTPAインタフェース1
51A側だけにフェライトビーズ14を配置するととも
に、信号線13のTPAインタフェース151B側だけ
にフェライトビーズ15を配置するようにしたり、ある
いは、図16に示すように、信号線12のTPBインタ
フェース152B側だけにフェライトビーズ14を配置
し、信号線13のTPBインタフェース152A側だけ
にフェライトビーズ15を配置するようにしてもよい。
図15と図16に示す構成では、図14に示す構成に較
べて、クロストークの抑制効果は小さくなるが、フェラ
イトビーズを挿入しない場合に較べて、クロストークを
抑制することが可能である。また、コネクタプラグを小
型化する際、2つのフェライトビーズが1つのコネクタ
プラグ内に配置できないような場合、特に有効である。
【0079】なお、このことは、フェライトビーズ14
Aと15A,14Cと15C,14Eと15Eを形成す
る場合においても同様である。
【0080】図17乃至図19は、一方の端子のピンの
数が4ピンであり、他方の端子のピンの数が6ピンであ
る場合のフェライトビーズの配置例を表している。この
場合においては、図14に示した場合と同様に、信号線
12と信号線13の両端に、それぞれフェライトビーズ
14またはフェライトビーズ15を配置する構成とする
他(この場合が最もクロストークを効果的に抑制するこ
とができる)、図17に示すように、信号線12と信号
線13の6ピン側にだけ、フェライトビーズ14または
フェライトビーズ15を配置するか、図18に示すよう
に、信号線12においては、フェライトビーズ14を4
ピン側だけに配置し、信号線13においては、6ピン側
だけにフェライトビーズ15を配置したり、あるいはま
た、図19に示すように、信号線12においては、6ピ
ン側だけにフェライトビーズ14を配置し、信号線13
においては、4ピン側だけにフェライトビーズ15を配
置するようにすることができる。このようにしても、信
号線12の両端と信号線13の両端のそれぞれにフェラ
イトビーズ14またはフェライトビーズ15を配置する
場合に較べて、クロストークの抑制効果は若干減少する
が、フェライトビーズを設けない場合に較べて、クロス
トークを抑制することができる。
【0081】なお、信号線12と13の両端が4ピンで
構成されている場合には、図20に示すように、信号線
12と信号線13が、それぞれ信号線シールド17−1
または信号線シールド17−2によりシールドされてい
るのに対して、信号線12と13の一方が4ピンとさ
れ、他方が6ピンとされている場合には、図21または
図22に示すように構成される。なお、図20乃至図2
1においては、フェライトビーズの図示は省略されてい
る。
【0082】図21の構成例においては、信号線シール
ド17−1,17−2が、6ピン側の番号2の端子に接
続され、接地されるとともに、番号1の端子は開放され
る。また、図22の例においては、内側の信号線シール
ド17−1,17−2が、6ピン側の番号2の端子に接
続され、接地される。そして、番号1のピンは開放され
る。
【0083】なお、図示しないが、信号線シールド17
−1,17−2とケーブル全体シールド18の間に絶縁
体を設けてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1に記載の接続ケ
ーブルによれば、閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透
磁率材料で形成している閉磁路手段に鎖交する信号線を
介して信号の伝送が行われるので、信号線間におけるコ
モンモード時のクロストークを抑制することができる。
【0085】請求項8に記載の通信装置および請求項1
1に記載の通信方法によれば、各信号線に対応する2本
の導電路に鎖交する独立な閉磁路を所定の磁気抵抗を有
する高透磁率材料で形成している閉磁路部を備える接続
部を介して通信を行うので、信号線間におけるコモンモ
ード時のクロストークを抑制することができる。
【0086】請求項12に記載の通信装置および請求項
15に記載の通信方法によれば、各信号線に対応する2
本の導電路に鎖交する独立な閉磁路を所定の磁気抵抗を
有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を備える処
理部で通信処理を行うので、信号線間におけるコモンモ
ード時のクロストークを抑制することができる。
【0087】請求項16に記載の通信装置および請求項
19に記載の通信方法によれば、信号線に対応する、接
続部と処理部を接続する2本の導電路に鎖交する独立な
閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成し
ている閉磁路部を備え、その2本の導電路を介して通信
を行うので、信号線間におけるコモンモード時のクロス
トークを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続ケーブルの第1の実施の形態を示
す平面図である。
【図2】図1の接続ケーブルの内部の構成の一例を示す
断面図である。
【図3】本発明の接続ケーブルの第2の実施の形態を示
す平面図である。
【図4】図3の接続ケーブルの内部の構成の一例を示す
断面図である。
【図5】信号線における電流の向きと、フェライトビー
ズにおける磁束の関係の例を示す図である。
【図6】フェライトビーズを利用したときの遠端クロス
トークの周波数特性の一例を示す図である。
【図7】フェライトビーズに信号線を巻回したときの様
子の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の通信装置の第1の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図9】第1の実施の形態におけるソケットの例を示す
斜視図である。
【図10】通信装置の第2の実施の形態におけるICの
例を示す斜視図である。
【図11】通信装置の第3の実施の形態におけるプリン
ト基板61の例を示す斜視図である。
【図12】フェライトビーズを一体化した場合の構成を
示す図である。
【図13】信号線間のクロストークが増加するフェライ
トビーズの形状および配置の一例を示す斜視図である。
【図14】信号線上のフェライトビーズの位置を説明す
る図である。
【図15】信号線上のフェライトビーズの位置を説明す
る図である。
【図16】信号線上のフェライトビーズの位置を説明す
る図である。
【図17】信号線上のフェライトビーズの位置を説明す
る図である。
【図18】信号線上のフェライトビーズの位置を説明す
る図である。
【図19】信号線上のフェライトビーズの位置を説明す
る図である。
【図20】信号線の両端のピンの数が4ピンである場合
の構成を示す図である。
【図21】信号線の一端のピンの数が4ピンであり、他
端のピンの数が6ピンである場合の構成を示す図であ
る。
【図22】信号線の一端のピンの数が4ピンであり、他
端のピンの数が6ピンである場合の構成を示す図であ
る。
【図23】IEEE1394規格のケーブルを利用して
接続されている情報処理システムの一例を示すブロック
図である。
【図24】図23の装置のうちの2つの装置の接続例を
示すブロック図である。
【図25】IEEE1394規格のケーブルの一例を示
す断面図である。
【図26】図24のTPAインタフェースの構成例を示
す回路図である。
【図27】DS−Link方式を説明する図である。
【図28】図24のTPBインタフェースの構成例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 6ピンケーブル, 2 4ピンケーブル, 5 通
信装置, 11 電源線, 12,13 信号線, 1
4,14A乃至14E,15,15A乃至15E フェ
ライトビーズ, 21A,21B ソケット, 41,
41A,41BIC, 61 プリント基板

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各組が2つの導線を有する少なくとも2
    組の信号線を備える接続ケーブルにおいて、 少なくとも2組の信号線の各組にそれぞれ鎖交する独立
    な閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成
    している閉磁路手段を備えることを特徴とする接続ケー
    ブル。
  2. 【請求項2】 IEEE1394規格に準拠することを
    特徴とする請求項1に記載の接続ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記2つの導線を有する信号線は、ツイ
    ストペアの信号線であることを特徴とする請求項1に記
    載の接続ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記閉磁路手段は、フェライトビーズで
    あることを特徴とする請求項1に記載の接続ケーブル。
  5. 【請求項5】 前記閉磁路手段は、各組の信号線の両方
    の端部に配置されていることを特徴とする請求項1に記
    載の接続ケーブル。
  6. 【請求項6】 前記閉磁路手段は、各組の信号線の一方
    の端部にだけ配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の接続ケーブル。
  7. 【請求項7】 前記閉磁路手段は、すべての組の信号線
    がそれぞれ異なる穴に挿通するように、一体化されて設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の接続ケ
    ーブル。
  8. 【請求項8】 各組が2つの導線を有する少なくとも2
    組の信号線を備える接続ケーブルが接続される接続手段
    と、 前記接続手段および接続ケーブルを介して送信する信号
    または受信した信号の処理を行う処理手段とを備える通
    信装置において、 前記接続手段は、各信号線に対応する2本の導電路に鎖
    交する独立な閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率
    材料で形成している閉磁路部を備えることを特徴とする
    通信装置。
  9. 【請求項9】 前記接続手段は、IEEE1394規格
    に準拠した接続ソケットであることを特徴とする請求項
    8に記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 前記高透磁率材料は、フェライトであ
    ることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 各組が2つの導線を有する少なくとも
    2組の信号線を備える接続ケーブルが接続される接続部
    および前記接続ケーブルを介して送信する信号または受
    信した信号の処理を行う通信方法において、 各信号線に対応する2本の導電路に鎖交する独立な閉磁
    路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成してい
    る閉磁路部を備える前記接続部を介して通信を行うこと
    を特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 各組が2つの導線を有する少なくとも
    2組の信号線を備える接続ケーブルが接続される接続手
    段と、 前記接続手段および接続ケーブルを介して送信する信号
    または受信した信号の処理を行う処理手段とを備える通
    信装置において、 前記処理手段は、各信号線に対応する2本の導電路に鎖
    交する独立な閉磁路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率
    材料で形成している閉磁路部を備えることを特徴とする
    通信装置。
  13. 【請求項13】 前記処理手段は、IEEE1394規
    格に準拠した形式の信号を処理することを特徴とする請
    求項12に記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 前記高透磁率材料は、フェライトであ
    ることを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  15. 【請求項15】 各組が2つの導線を有する少なくとも
    2組の信号線を備える接続ケーブルを介して送信する信
    号または受信した信号を所定の処理部で処理する通信方
    法において、 各信号線に対応する2本の導電路に鎖交する独立な閉磁
    路を所定の磁気抵抗を有する高透磁率材料で形成してい
    る閉磁路部を備える前記処理部で処理を行うことを特徴
    とする通信方法。
  16. 【請求項16】 各組が2つの導線を有する少なくとも
    2組の信号線を備える接続ケーブルが接続される接続手
    段と、 前記接続手段および接続ケーブルを介して送信する信号
    または受信した信号の処理を行う処理手段とを備える通
    信装置において、 各信号線に対応する、前記接続手段と前記処理手段を接
    続する2本の導電路に鎖交する独立な閉磁路を所定の磁
    気抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を
    備えることを特徴とする通信装置。
  17. 【請求項17】 前記処理手段は、IEEE1394規
    格に準拠した形式の信号を処理することを特徴とする請
    求項16に記載の通信装置。
  18. 【請求項18】 前記高透磁率材料は、フェライトであ
    ることを特徴とする請求項16に記載の通信装置。
  19. 【請求項19】 各組が2つの導線を有する少なくとも
    2組の信号線を備える接続ケーブルが接続される接続部
    および前記接続ケーブルを介して送信する信号または受
    信した信号を所定の処理部で処理する通信方法におい
    て、 各信号線に対応する、前記接続部と前記処理部を接続す
    る2本の導電路に、鎖交する独立な閉磁路を所定の磁気
    抵抗を有する高透磁率材料で形成している閉磁路部を備
    え、 前記導電路を介して通信を行うことを特徴とする通信方
    法。
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