JPH10208792A - 交流中性点接地式電路の中性点接地極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具 - Google Patents
交流中性点接地式電路の中性点接地極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具Info
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- JPH10208792A JPH10208792A JP4136397A JP4136397A JPH10208792A JP H10208792 A JPH10208792 A JP H10208792A JP 4136397 A JP4136397 A JP 4136397A JP 4136397 A JP4136397 A JP 4136397A JP H10208792 A JPH10208792 A JP H10208792A
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- JP
- Japan
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- grounding
- hollow shaft
- insulator
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 交流中性点接地式電路の絶縁破壊時の接地電
流の検出の際に直流電源を用いて、より正確に絶縁破壊
を検知する。 【解決手段】 大型糸巻き状絶縁物２の導体部分に電気
導体板３を巻き．結合点切り口は斜めとなるようにし、
且つ、電気的に結合状態にならないよう絶縁物４を挿
入、製作した無誘導接地極を絶縁物で構成する中空軸１
に同軸上に取り付ける。次に無誘導電極に電線１０を接
続する。その中空軸１の一端と無誘導電極の間に同軸上
に大型絶縁板６を中空軸１と真角方向に取り付け、その
装着部は電流を通さない絶縁状態とする。
流の検出の際に直流電源を用いて、より正確に絶縁破壊
を検知する。 【解決手段】 大型糸巻き状絶縁物２の導体部分に電気
導体板３を巻き．結合点切り口は斜めとなるようにし、
且つ、電気的に結合状態にならないよう絶縁物４を挿
入、製作した無誘導接地極を絶縁物で構成する中空軸１
に同軸上に取り付ける。次に無誘導電極に電線１０を接
続する。その中空軸１の一端と無誘導電極の間に同軸上
に大型絶縁板６を中空軸１と真角方向に取り付け、その
装着部は電流を通さない絶縁状態とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、交流中性点接地式電
路における電路の絶縁破壊の際に流出する接地電流を検
知する、無誘導同軸接地具に関するものである。
路における電路の絶縁破壊の際に流出する接地電流を検
知する、無誘導同軸接地具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、交流中性点接地式電路における絶
縁破壊の検出は０相変流器や接地蓄電器によって一次回
路の絶縁破壊時における、電流の変化を検出して継電器
を動作させている。
縁破壊の検出は０相変流器や接地蓄電器によって一次回
路の絶縁破壊時における、電流の変化を検出して継電器
を動作させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）交流電流のため誘導作用による誤動作が多い。 （ロ）設備費が高い。
があった。 （イ）交流電流のため誘導作用による誤動作が多い。 （ロ）設備費が高い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】大型糸巻き状絶縁物
（２）の胴体部分に電気導体板（３）を巻き、結合点切
り口は斜めとなるようにし、且つ、電気的に結合状態に
ならないよう絶縁物（４）を挿入し無誘導電極（１１）
を製作する。次に絶縁物で構成する中空軸（１）と同軸
上となるように無誘導電極（１１）を取り付け、電線
（１０）を接続する、更に、その中空軸（１）の一端と
無誘導電極（１１）の間に同軸上に大型絶縁板（６）を
中空軸と真角方向に取り付け、その装着部は電流を通さ
ない絶縁状態とする交流中性点接地式電路の中性点接地
極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具。
（２）の胴体部分に電気導体板（３）を巻き、結合点切
り口は斜めとなるようにし、且つ、電気的に結合状態に
ならないよう絶縁物（４）を挿入し無誘導電極（１１）
を製作する。次に絶縁物で構成する中空軸（１）と同軸
上となるように無誘導電極（１１）を取り付け、電線
（１０）を接続する、更に、その中空軸（１）の一端と
無誘導電極（１１）の間に同軸上に大型絶縁板（６）を
中空軸と真角方向に取り付け、その装着部は電流を通さ
ない絶縁状態とする交流中性点接地式電路の中性点接地
極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具。
【０００５】
【作用】交流中性点接地式電路に直流電圧の−側を接継
し、＋側を継電器の＋端子に接続すると、通常電路が健
全なときは直流電流は地上の継電器（８）から電線（１
０）で地中に埋設した無誘導同軸接地具の無誘導電極
（１１）に至り絶縁板（６）の外側を回った電流は中性
点接地極（５）を通って交流電路へ流入している。一
旦、交流電路に絶縁破壊が発生したら地絡地点へ無誘導
電極（１１）からの電流が流入して継電器（８）両端の
電圧が上昇し継電器（８）が動作状態となる。
し、＋側を継電器の＋端子に接続すると、通常電路が健
全なときは直流電流は地上の継電器（８）から電線（１
０）で地中に埋設した無誘導同軸接地具の無誘導電極
（１１）に至り絶縁板（６）の外側を回った電流は中性
点接地極（５）を通って交流電路へ流入している。一
旦、交流電路に絶縁破壊が発生したら地絡地点へ無誘導
電極（１１）からの電流が流入して継電器（８）両端の
電圧が上昇し継電器（８）が動作状態となる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について（図２・３）
を参照して説明する。（図２）に示すように無誘導同軸
接地具を中空軸（１）が垂直にかつ絶縁板（６）が下に
なるように地中に埋設し、その下に埋設した中性点接地
極（５）の電線（１０）を中空軸（１）を通して地上に
引き出し、直流電源１２Ｖ（７）−側を接続する。無誘
導電極（１１）の電線（１０）を地上へ引き出し電圧計
（９）の−側に接続する、次に直流電源の＋側を電圧計
（９）の＋端子に接続する。そこで、中性点接地極
（５）からの電路６．７メートルの地点で人工地絡（図
３）を発生させたら電圧計（９）の電圧が４．２Ｖから
６．５Ｖに上昇した、この上昇電圧によって継電器を動
作させる。
を参照して説明する。（図２）に示すように無誘導同軸
接地具を中空軸（１）が垂直にかつ絶縁板（６）が下に
なるように地中に埋設し、その下に埋設した中性点接地
極（５）の電線（１０）を中空軸（１）を通して地上に
引き出し、直流電源１２Ｖ（７）−側を接続する。無誘
導電極（１１）の電線（１０）を地上へ引き出し電圧計
（９）の−側に接続する、次に直流電源の＋側を電圧計
（９）の＋端子に接続する。そこで、中性点接地極
（５）からの電路６．７メートルの地点で人工地絡（図
３）を発生させたら電圧計（９）の電圧が４．２Ｖから
６．５Ｖに上昇した、この上昇電圧によって継電器を動
作させる。
【０００７】
【発明の効果】交流中性点接地式電路の絶縁破壊検出に
無誘導同軸接地具を使用した直流電源による方法は０相
変流器や蓄電器よる方法のような誤動作が無く信頼度が
増す。また設備費が安くつく。
無誘導同軸接地具を使用した直流電源による方法は０相
変流器や蓄電器よる方法のような誤動作が無く信頼度が
増す。また設備費が安くつく。
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】本発明の実施使用例で電路が健全な場合。
【図３】本発明の実施使用例で電路に人工地絡を発生さ
せた場合。
せた場合。
１ 絶縁性中空軸 ２ 大型糸巻き状絶縁物 ３ 導体板 ４ 絶縁物 ５ 中性点接地極 ６ 大型絶縁板 ７ 直流電源 ８ 継電器 ９ 電圧計 １０ 電線 １１ 無誘導電極 １２ 人工地絡地点 １３ 変圧器
Claims (3)
- 【請求項１】大型糸巻き状絶縁物（２）の胴体部分に電
気導体板（３）を巻き、結合点切り口は斜めとなるよう
にし、且つ、電気的に結合状態にならないよう絶縁物
（４）を挿入し、無誘導電極（１１）を製作する。 - 【請求項２】請求項１、記載の無誘導電極（１１）を絶
縁物で構成する中空軸（１）に同軸上となるように取り
付て無誘導電極（１１）に電線（１０）を接続する。 - 【請求項３】請求項２、記載の中空軸（１）の一端と無
誘導電極（１１）の間に大型絶縁板（６）を中空軸
（１）に真角方向に装着し、その装着部は電気を通さな
い絶縁状態とする無誘導同軸接地具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4136397A JPH10208792A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 交流中性点接地式電路の中性点接地極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4136397A JPH10208792A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 交流中性点接地式電路の中性点接地極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208792A true JPH10208792A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12606395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4136397A Pending JPH10208792A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 交流中性点接地式電路の中性点接地極と同軸に埋設する無誘導同軸接地具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10208792A (ja) |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP4136397A patent/JPH10208792A/ja active Pending
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