JPH1020789A - 寝具取り替え告知用のワッペン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寝具の湿り気を目視により検知することがで
き、病人を看護するに際して、寝具の取り替えを的確に
行うことができるようにすること。 【解決手段】 寝間着、パジャマ、枕カバー、シーツ等
の寝具に着脱自在に設けられるワッペンを、湿気を感知
して変色する例えばブルーシリカゲル等の薬品を混入、
塗布或いは含浸させた布地、紙等により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明のワッペンは、寝間
着、パジャマ、枕カバー、シーツ等の寝具に着脱自在に
設けられるワッペンであり、湿気を感知して変色するこ
とにより、寝具の取り替えを告知する寝具取り替え告知
用のワッペンである。

【０００２】

【従来の技術】例えば発熱した子供を看護する場合に
は、寝間着、パジャマ、枕カバー、シーツ等の寝具が寝
汗により湿るため、これらの寝具を適時取り替えなけれ
ばならない。ここで、この寝具の取り替えは、一定間隔
で定期的に行ったり、寝具に手を触れて湿り気を調べ、
湿り気を感じる都度行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述の如く定期的に寝
具の取り替えを行う場合においては、取り替えの時期を
遅らせるといった問題を生じる。また、寝具に手を触れ
て湿り気を調べて寝具の取り替えを行う場合において
は、看護する人によって湿り気の感知が異なり、寝具の
取り替えを好適に行うことができないばかりか、いちい
ち寝具に手を触れなければならず煩わしい。本発明はこ
のような実情に鑑みてなされたものであり、誰でも目視
によって寝具の取り替え時期を知ることができるように
することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の採った手段は、寝間着、パジャマ、枕カバ
ー、シーツ等の寝具に着脱自在に設けられるワッペン
を、湿気を感知して変色するよう構成したことをその要
旨とする。

【０００５】

【発明の実施の形態】ワッペンは、粘着テープ、ホッ
ク、ボタン、マジックテープ等により寝具に着脱自在と
し、寝具を洗濯する際には取り外し、新たな寝具を取り
替えた際にはこの寝具に取り付けて使用する。また、ワ
ッペンは、湿気を感知して変色する公知の薬品（例えば
乾燥時の青色から湿気により赤色に変色するブルーシリ
カゲル等）を混入、塗布或いは含浸させた布地や紙等に
より構成し、寝具の湿り気に応じて変色するよう構成す
る。ここで、ワッペン全体を変色するようにしても良
く、或いは、部分的に変色するようにしても良い。この
場合、変色により「取り替え」等の文字や、アジサイの
花、カタツムリ等の絵柄等の取り替えサインが浮き出る
ようにすると良い。このように構成されたワッペンは、
図１に示すように、パジャマの胸の部分（Ａ）や、汗を
かきやすい脇の部分（Ｂ）や背中（Ｃ）に取り付け、或
いは、枕カバー（Ｄ）やシーツ（Ｅ）に取り付けて使用
する。

【０００６】

【発明の効果】以上の如き構成の本発明のワッペンによ
れば、寝具の湿り気を目視により検知することができ、
病人を看護するに際して、寝具の取り替えを的確に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明のワッペンの使用の例を示す平面図で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】寝間着、パジャマ、枕カバー、シーツ等の
   寝具に着脱自在に設けられるワッペンであって、湿気を
   感知して変色することを特徴とする寝具取り替え告知用
   のワッペン。