JPH10207844A - 携帯用データ表示装置 - Google Patents

携帯用データ表示装置

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JPH10207844A
JPH10207844A JP9012329A JP1232997A JPH10207844A JP H10207844 A JPH10207844 A JP H10207844A JP 9012329 A JP9012329 A JP 9012329A JP 1232997 A JP1232997 A JP 1232997A JP H10207844 A JPH10207844 A JP H10207844A
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JP
Japan
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data
display device
display
page
portable
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JP9012329A
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Toshiyuki Nosaka
利行 野坂
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ表示専用の軽量でコンパクトな携帯用
データ表示装置を提供する。 【解決手段】 携帯用データ表示装置のデータ通信装置
によって接続されたサーバからデータを受信しRAMに
読み込む。RAMのデータを表示部に表示するために、
データがRAMからV−RAMに書き込まれる。表示部
は、制御部の表示専用アプリケーションによって、V−
RAMに書き込まれたデータをA4サイズの1ページ単
位で表示する。本体操作部又は表示操作部の、操作に応
じた指令信号より、表示ページの操作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用情報端末装
置に関し、特に、データ通信機能を有するデータ表示専
用の携帯用データ表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、同一の情報やデータを
複数の場所で参照する必要がある場合には、その情報や
データが記載されている文書や書類等を携帯し、その都
度必要な場所で必要な情報やデータを参照していた。こ
の様な方法においては、その情報量やデータ量が少ない
場合には文書や書類による携帯は問題とならないが、そ
れが大量なものである場合には問題となっていた。
【0003】近年のパーソナル・コンピュータ(PC)
やワードプロセッサの発達に伴い、情報やデータをフロ
ッピー・ディスクや光磁気ディスク(MO)等に記憶し
て持ち運ぶことができるようになり、大量な情報量やデ
ータ量にも対応できるようになった。即ち、フロッピー
・ディスク装置、CPU、ハードディスク装置、キーボ
ード、ディスプレイ、メモリ、モデム等から成るハード
ウェア構成に、基本OS(オペレーション・システム)
と文書用ソフトウェアを搭載したPCやワードプロセッ
サによって、文書やデータを作成し、それを小型軽量の
フロッピー・ディスクやMO等に記憶することができる
ようになった。
【0004】この様なフロッピー・ディスクやMO等に
記憶されているデータは、データの必要とされる場所
で、データの記憶に使用したPCやワードプロセッサと
互換性のあるPCやワードプロセッサによって表示装置
や印刷装置に出力され、参照することができる。
【0005】また、近年のコンピューティング・ネット
ワークやデータ通信の発達により、電話回線等を利用し
て、データを有するホスト・コンピュータやPCなどの
サーバと離れた場所にあるPCとの間でデータの送受信
が可能となり、フロッピー・ディスクやMO等では記憶
しきれないような大量のデータを有するサーバと離れた
場所にあるPCでデータの検索や表示、印刷ができるよ
うになった。
【0006】また更に、各移動場所にPCが用意されて
いない場合や、データの使用場所が屋外であった場合等
には、データの表示のためにPC本体を持ち運ぶことが
必要となり、このために、近年においては、PCの小型
軽量化が図られ、携帯用のPCが開発され、用いられて
いる。また、かかる携帯用PCと携帯電話を併用するこ
とによって、コンピューティング・ネットワークやデー
タ通信を使用して、場所を選ばずにサーバとPC間のデ
ータの送受信ができるようになった。
【0007】更には、電子メールの送受信機能や辞書機
能などを備えた、ハンディ型の携帯情報端末装置も用い
られるようになってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯型PCは、一般的なPCとしての多様な機能を組み
込んでいるが、使用の形態においては単にサーバとデー
タ通信を行いそのデータを表示するだけのユーザが多い
ことがわかった。即ち、開発部門の技術者が工場に出向
いて技術打ち合わせをする場合、技術資料を紙で運ぶ代
わりに、打ち合わせ現場でデータ通信機能を使ってサー
バから携帯用PCにデータを読み込んで資料を参照する
ことが行われる。このような場合、資料は参照するだけ
で書き換えは行われない。また、営業員が客先に出向く
場合、携帯用電話などの使用により、営業資料および技
術資料について同様のことがいえる。このようなユーザ
にとっては、多機能携帯型PCの多様な機能は、ほとん
ど役に立たず、単に重量を重くし、容積を大きくさせて
いるだけであった。更に、単にサーバとデータ通信を行
いそのデータを表示する機能に比べて、非常にコストが
高いPCを使用することになっていた。
【0009】また、PCにおいてデータ通信を行いその
データを表示する場合には、一般に、最初に基本OSを
立ち上げてから、データ通信用のソフトウェアおよびデ
ータ読み出し用のソフトウェア(ワープロソフト等)を
起動させる必要があり、それらのソフトウェアの起動に
はある程度の時間がかかっていた。
【0010】また更に、多機能の携帯型PCは、消費電
力が非常に大きいため、電池などのバッテリの消耗が激
しく、バッテリでの使用においては長時間使用すること
ができなかった。
【0011】一方、ハンディ型の携帯情報端末装置にお
いては、絵や文字入力ができ、メモ程度の情報ならば記
憶することもできるが、ある程度のまとまったデータを
文書形式で表示することはできない。
【0012】また、データ通信機能においても、電子メ
ールの送受信に限られ技術文献などの大量のデータを受
信することができない。
【0013】更に、ハンディ型の携帯情報端末装置は、
データ表示部が小さいため、データ表示を主な目的とし
た場合には、一度に表示される情報量・データ量として
は不十分なものであった。
【0014】従って、本発明の目的は、安価で軽量・コ
ンパクトなデータ通信機能を有するデータ表示専用の携
帯用データ表示装置を提供することである。
【0015】また、本発明の他の目的は、装置の起動ま
でに時間のかからない携帯用データ表示装置を提供する
ことである。
【0016】また更に、本発明の他の目的は、長時間使
用することのできる携帯用データ表示装置を提供するこ
とである。
【0017】また、本発明の他の目的は、充分なデータ
量を一度に表示することができる携帯用データ表示装置
を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用データ表
示装置は、データを有するサーバ用コンピュータ装置と
データ通信を行うデータ通信手段と、前記データ通信手
段によって前記サーバ用コンピュータ装置から受信した
データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
たデータを頁単位で制御する操作手段と、前記操作手段
からの入力に応じて前記記憶手段に記憶されたデータを
頁単位で表示する表示手段とを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0020】図1は、本発明の携帯用データ表示装置の
一形態を示すブロック図である。この携帯用データ表示
装置1は、モデム等のデータ通信装置2、RAM(Rand
om Access Memory)3、V−RAM(Video-RAM)
4、表示部5、本体操作部6、制御部7、電源部8、及
び二次バッテリ用スイッチ12によって構成されてい
る。
【0021】ここで、表示部5は液晶表示装置であり、
その画面上には表示操作部9が表示されるようになって
いる。また、電源部8は電源太陽電池8aと二次バッテ
リ8bとで構成され、2次バッテリ用スイッチ12で二
次バッテリのon/offを行っている。
【0022】制御部7は、16ビットのCPU(Centra
l Processing Unit)10とROM(Read-Only Memor
y)11から成っており、このROM11には、携帯用
データ表示装置1の各構成部を制御するためのオペレー
ティング・システム(OS)、インターネット接続用P
PPプロトコル等のデータ通信用アプリケーション、及
びブラウザプログラム等のデータを表示するための表示
専用アプリケーションが書き込まれている。
【0023】携帯用データ表示装置1の各装置2〜6、
9、及び12は、制御部7に接続され、制御部7のOS
によって制御されており、また、電源部8の電源太陽電
池8a及び2次バッテリ8bから携帯用データ表示装置
1に電源が供給されている。
【0024】次に、図2は、本願の携帯用データ表示装
置の展開した状態を表す概略図を示す。図2において、
本願の携帯用データ表示装置1は本体部20と蓋21か
ら成っている。携帯用データ表示装置1は2つ折りにな
っており、閉じた状態での外形寸法は略A4サイズであ
る。この携帯用データ表示装置1の蓋21を開いた場合
の上面図が(A)であり、側面図が(B)となってい
る。蓋21を開いた場合、左側の蓋21の裏側が電源太
陽電池8aとなっており、電極8cによって直列に接続
された6枚の太陽電池81乃至86で構成されている。
また、右側の本体部20は、略中央に液晶表示装置(表
示部)5、上部に本体操作部6、及び液晶表示装置5内
の右側に表示操作部9が設けられている。
【0025】本体操作部6は、通信ボタン6aとページ
送り機構6b、6cから成っている。また、液晶表示装
置5の右端の表示操作部9は、しおり9aとしおり設定
ボタン9bから成っている。
【0026】蓋21に設けられた電源太陽電池8aは電
極8cによって直列に接続された6枚の太陽電池81乃
至86で構成されている。太陽電池81乃至86は上面
が正極(+)、裏面が負極(−)になっている。太陽電
池82の上面(+)に接続する電極8cは、太陽電池8
1の裏面(−)から延びている。太陽電池83の上面の
電極8cは太陽電池82の裏面から延びている。同様の
関係により、太陽電池81乃至86が直列に接続されて
いる。
【0027】また、太陽電池81乃至86は、図3に示
すように、上部表面の受光部に、山形状のテキスチャ構
造の反射防止透過板31を配置しており、10cm角の
略正方形の単結晶シリコンセルとなっている。この山形
状のテキスチャ構造により太陽電池の光吸収効率が向上
し、約18%の変換効率が得られる。太陽電池を6つ直
列に配置することによって、室内においても3.5〜
5.0Vの電圧を得ることができ、携帯用データ表示装
置1の制御や液晶表示装置5によるデータの表示が可能
となる。
【0028】二次バッテリ電源8bは、代表的には充電
可能なリチウムイオンポリマー電池で液体の電解質を用
いるものに比べて薄型で、固体のポリマー電解質を用い
たバッテリーである。電力消費の大きい通信時には二次
バッテリ8bを電源として用い、非通信時は太陽電池8
aを電源として使用するようにすれば、二次バッテリの
消費を小さくすることができる。
【0029】次に、この装置の動作を説明する。この携
帯用データ表示装置1の本体操作部6の通信ボタン6a
からの指令信号によって、制御部7のデータ通信用アプ
リケーションが起動し、液晶表示装置5にパスワード入
力ウインドウが表示され、液晶表示装置5に表示操作部
9として通信開始パネルが表示される。表示操作部9の
通信開始パネルをタッチすると、電源部8の二次バッテ
リ8bに接続されている2次バッテリ用スイッチ12が
onとなり、二次バッテリ8bから携帯用データ表示装置
1に電源が供給される。この二次バッテリの電源により
制御装置7のデータ通信用アプリケーションの制御の
下、データ通信装置2が稼働し、携帯用データ表示装置
1とデータを有するホスト・コンピュータやPCなどの
サーバ(図示せず)とが通信回線で接続される。接続さ
れたサーバから必要なデータを検索して、通信回線及び
データ通信装置2を介してサーバからそのデータをRA
M3に読み込む。
【0030】データの読込が終了したら、表示操作部9
の通信終了パネルをタッチし、データ通信用アプリケー
ションを終了すると共に二次バッテリ用スイッチ12を
offにして、2次バッテリからの電源の供給をストップ
する。これ以降は、電源部8の電源太陽電池8aのみに
よって、携帯用データ表示装置1に電源が供給されるこ
とになる。
【0031】本体操作部6又は表示操作部9から、ペー
ジ単位でのページ送りやページ戻し又はページ指定など
の指令信号が送られてくると、制御部7が指令に応じた
表示を行うようRAM3からV−RAM4へのデータ転
送を制御する。このとき、ROM11には、データのペ
ージ・リスト作成プログラムが用意されており、このプ
ログラムは、RAM3内のデータの各ページの先頭2行
を読み出してページ・リスト(目次)を作成し、このリ
ストをRAM3に記憶する。
【0032】液晶表示装置5には、最初にこのページ・
リスト(目次)が表示される。このリストには、各ペー
ジの番号及びそのページの先頭2行が表示されている。
また、サーバから新たにデータを読み込みたい場合には
本体部20の左上方に設けられている通信ボタン6aを
押すことによって、上記と同様の手順でサーバからRA
M3に新たにデータが読み込まれて、新しいデータのペ
ージ・リストがRAM3内に作成され、液晶表示装置5
に表示されることとなる。
【0033】このページ・リストに表示されたページの
先頭2行の表示を見ることによって、見たいデータのあ
るページを容易に探すことができる。液晶表示装置5の
ページ・リストは、タッチパネル方式となっており、ペ
ージ番号をタッチすることによって、そのページのデー
タが選択され、選択されたデータがRAM3からV−R
AM4に書き込まれる。液晶表示装置5は、制御部7の
表示専用アプリケーションによって、V−RAM4に書
き込まれたデータをA4サイズの1ページ単位で表示す
る。
【0034】ここで、通信ボタン6aの右横にあるペー
ジ送り機構6b、6cによって、データ表示のページ送
りができるようになっている。即ち、ページ送り機構6
bからの制御信号によって、現在液晶表示装置5に表示
されているデータの前ページのデータをRAM3からV
−RAM4に書き出して、そのデータを液晶表示装置5
に表示し(ページ戻り)、ページ送り機構6cからの制
御信号によって、現在液晶表示装置5に表示されている
データの次ページのデータをRAM3からV−RAM4
に書き出して、そのデータを液晶表示装置5に表示(ペ
ージ送り)することとなる。
【0035】次に、しおり機能について説明する。液晶
表示装置5の右端に設けられた各しおり9a及びしおり
設定ボタン9bは、タッチパネル型式となっている。し
おり9aは任意のページに設定することができ、しおり
9aをタッチすることによって、そのしおり9aが付い
ているページを液晶表示装置5に表示することができ
る。
【0036】このしおり9aを任意のページに付けるに
は、しおりを付けたいページを選択して液晶表示装置5
に表示し、しおり設定ボタン9bをタッチする。しおり
設定ボタン9bからの制御信号を受けて、制御部7の制
御の下、液晶表示装置5に表示しているデータのRAM
3上のアドレスをRAM3にインデックスとして記憶す
る。このインデックスと関連付けられたしおり9aを液
晶表示装置5上の表示操作部9に表示することによっ
て、液晶表示装置5に表示されているページにしおり9
aが新たに付加されることになる。また、しおり9aの
設定されているページを表示してしおり設定ボタン9b
をタッチすると、しおり設定ボタン9bからの制御信号
を受けて、制御部7の制御の下、液晶表示装置5に表示
しているデータのRAM3上のインデックスが削除さ
れ、このデータのしおり9aの設定が解除され、液晶表
示装置5の表示操作部9の画面上からそのページのしお
り9aが削除される。このように、しおり用のデータ・
インデックスは、RAM3に記憶されることになる。
【0037】この場合において、しおり用のデータ・イ
ンデックスをV−RAM4に記憶してもよく、また、デ
ータ通信によってサーバに記憶してもよいが、この場合
には、サーバとの接続後サーバからデータを読み込む前
に行なう必要がある。
【0038】また、一度液晶表示装置5に表示されたデ
ータをV−RAM4に記憶しておけば、再びそのデータ
が選択された場合には、そのデータを液晶表示装置5へ
直ちに表示することができる。この場合、上記しおりと
関連付けられるインデックスの示すデータ・アドレスを
V−RAM4上のデータ・アドレスとしてもよい。
【0039】ここで、サーバに保持されているデータの
フォーマットが携帯用データ表示装置1のフォーマット
と適合するように、即ち、サーバのデータを携帯用デー
タ表示装置1で表示できるように、ファイル・フォーマ
ットの変換をしておく必要がある。この変換は、サーバ
に変換プログラムを準備し、サーバ内で行っておく。
【0040】また、携帯用データ表示装置1は、PC等
とは異なり、大容量のソフトウェア等を読み込む必要が
ないため、RAM3は通常の文書などのデータ量を考慮
して、4Mバイト程度の容量で十分である。また、V−
RAM4もRAM3と同様に4Mバイト程度のものを準
備すれば十分である。
【0041】更に、上述の図1に示す実施の形態のよう
に、制御部7が、8ビットのCPU10とROM11か
ら成っている場合には、ROM11に、オペレーティン
グ・システム(OS)、データ通信用アプリケーショ
ン、及び表示専用アプリケーションの他に、四則演算プ
ログラムを持つことができる。
【0042】図4に、四則演算機能を備えた携帯用デー
タ表示装置の開いた状態を表す概略図を示す。この四則
演算機能付携帯用データ表示装置は、図2に示した携帯
用データ表示装置の右上に本体操作部6の一機能として
表示機能切換機構6fを備えたものとなっている。表示
切換機構6fは、表示モード切換スイッチ6dと計算モ
ード切換スイッチ6eを有している。
【0043】液晶表示装置5の初期画面はデータ表示画
面(表示モード)となっているが、計算モード切換スイ
ッチ6eからの制御信号によって制御部7の制御の下、
液晶表示装置5の画面が四則演算可能な計算モード画面
に切り替わる。図5に、計算モード時の液晶画面表示を
示す。計算モードにおける液晶表示装置5の画面は、数
値表示窓51と四則演算キー部52から成り、四則演算
キー部52からの入力に対する計算結果がROM11の
四則演算プログラムによって数値表示窓51に表示され
ることとなる。
【0044】更に、計算モード画面において、表示モー
ド切換スイッチ6dからの制御信号によって制御部7の
制御の下、計算モード画面からデータ表示画面へと切り
替わる。計算モード画面からデータ表示画面へ切り替わ
った際に、液晶表示画面5には、表示操作部9の通信開
始パネルとデータ表示パネルがタッチパネル型式で表示
される。通信開始パネルが選択されると、表示操作部9
からの制御信号によりデータ通信が開始され、上述のよ
うにサーバからのデータの読込とその表示がおこなわれ
る。また、データ表示パネルが選択されると、表示操作
部9からの制御信号により、V−RAM4内のデータ・
リストが表示されることになる。
【0045】次に、他の実施の形態を図6に示す。図6
は、図1に示す携帯用データ表示装置1からRAM3を
取り除いたものとなっている。サーバからデータが、通
信回線及びデータ通信装置2を介して直接V−RAM4
に読み込まれる。また、V−RAM4には、しおり用の
インデックス・データを記憶するための専用の記憶域4
1が設けられている。この記憶域41を使用することに
よって、前述のしおり機能が有効に働くこととなる。
【0046】また、図1のRAM3に替えて、書込可能
な不揮発性のメモリを使用するか、または図1及び図6
の構成にデータ保持用の書込可能な不揮発性のメモリを
加えることもできる。この場合には、不揮発性メモリ専
用のバッテリを装備するか、または2次バッテリ8bか
ら不揮発性メモリへ電源を供給するようにしてもよい。
このような不揮発性のメモリを使用することによって、
一度データ通信でサーバから読み込んだデータを携帯用
データ表示装置1内に保持することができ、同一のデー
タを複数の場所で使用する場合に、その都度データ通信
を行う必要がなくなり、通信コストの削減にもなる。
【0047】更に、図2および図4に示した本体操作部
6の全て又は一部のスイッチを表示操作部9の機能とし
て、液晶表示画面5内にタッチパネル型式で表示しても
よい。また、各入力操作を、入力ペンによるペン入力に
より行ってもよい。
【0048】以上に本発明の実施の形態を各種説明した
が、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
い。
【0049】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、その
用途をデータ通信とデータの表示のみに限定したので、
軽量・コンパクトで、充分なデータ量を一度に表示する
ことができるデータ通信機能付き携帯用データ表示装置
を安価に提供することができることとなった。また、電
源部を太陽電池と2次バッテリとにすることによって、
長時間使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯用データ表示装置の一形態を示
すブロック図である。
【図2】 本発明の携帯用データ表示装置の展開した状
態を表す概略図である。
【図3】 太陽電池の上部表面の受光部の拡大概略図で
ある。
【図4】 本発明の四則演算機能を備えた携帯用データ
表示装置の展開した状態を表す概略図である。
【図5】 計算モード時の液晶画面表示を示す図であ
る。
【図6】 本発明の携帯用データ表示装置の一形態を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯用データ表示装置、 6 本体操作
部、6a 通信ボタン、 6b ペ
ージ送り機構、6c ページ送り機構、
6d 表示モード切替スイッチ、6e 計算モード切
替スイッチ、 6f 表示機能切換機構、8 電
源部、 8a 電源太陽電池、
8b 2次バッテリ、 81−86 太陽電
池、8c 電極、 9 表
示操作部、9a しおり、 9
b しおり設定ボタン、12 2次バッテリ用スイッ
チ、 31 反射防止透過板、41 記憶域、
51 数値表示窓、52 四則
計算キー部、 60 携帯用データ表示
装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信を行うデータ通信手段と、 前記データ通信手段によってデータを受信する手段と、 前記受信したデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータを頁単位で制御する操
    作手段と、 前記操作手段からの入力に応じて前記記憶手段に記憶さ
    れたデータを頁単位で表示する表示手段と、 を有する携帯用データ表示装置。
  2. 【請求項2】 太陽電池を電源とする請求項1記載の携
    帯用データ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段が、頁送り手段および頁戻
    し手段を有する請求項2に記載の携帯用データ表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段が、入力に応じて、記憶さ
    れたデータの任意の頁にしおりを付加又は削除するしお
    り手段を有する請求項2に記載の携帯用データ表示装
    置。
  5. 【請求項5】 更に、記憶されたデータの頁単位に目次
    リストを作成する目次リスト作成手段を有する請求項2
    に記載の携帯用データ表示装置。
  6. 【請求項6】 更に、四則演算を実行する四則演算手段
    と、 前記表示手段を前記操作手段からの入力に応じて、四則
    演算を行う計算モードおよびデータ表示を行うデータ表
    示モードの間で切り換える表示モード切替手段と、 を有する請求項2に記載の携帯用データ表示装置。
JP9012329A 1997-01-27 1997-01-27 携帯用データ表示装置 Pending JPH10207844A (ja)

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