JPH10207744A - 複合コンピュータシステムの事象監視方法 - Google Patents

複合コンピュータシステムの事象監視方法

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JPH10207744A
JPH10207744A JP9009121A JP912197A JPH10207744A JP H10207744 A JPH10207744 A JP H10207744A JP 9009121 A JP9009121 A JP 9009121A JP 912197 A JP912197 A JP 912197A JP H10207744 A JPH10207744 A JP H10207744A
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JP
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program
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JP9009121A
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Inventor
Kikuko Morishima
貴久子 守島
Shingo Maeda
新吾 前田
Susumu Okuhara
進 奥原
Naohiko Watanabe
尚彦 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータシステム間で、効率的に
事象発生の通知・監視を実現する。 【解決手段】 コンピュータシステム100,200に
接続される共用装置300内に、あらかじめ監視すべき
事象に固有の識別子と当該事象の発生を監視するコンピ
ュータシステムを登録しておく。コンピュータシステム
100で事象の発生があると、該システム100は、当
該発生した事象に対応する識別子を共用装置300に送
信する。共用装置300は、システム100から送られ
てきた識別子を、当該識別子に対応してコンピュータシ
ステム200が登録されていれば、該システム200に
送信する。コンピュータシステム200は、共用装置3
00から識別子を受信することで、システム100で該
識別子に対応する事象が発生したと認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合コンピュータシ
ステムの事象監視方法に係り、詳しくは、複数のコンピ
ュータシステム間や該コンピュータ上で動作するプログ
ラムで、各コンピュータシステムやプログラムで発生し
た事象や稼動状態を他コンピュータシステムやプログラ
ムに通知することで、複合コンピュータシステムが連携
して稼動する場合に互いに事象発生や稼動状態監視する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数コンピュータシステム間で事
象発生等を通知する場合、各コンピュータシステムはチ
ャネル間結合装置を介して行っていた。すなわち、各コ
ンピュータシステムは互いにチャネル間結合装置で接続
され、事象発生等を通知するコンピュータシステムは、
接続されるコンピュータシステム全てに対して、各々チ
ャネル間結合装置を経由して事象発生等のデータを送信
する。各コンピュータシステムの事象発生等を監視する
プログラムは、全コンピュータシステムにそれぞれ接続
されたチャネル間結合装置を経由して到着するデータを
受信することによって、他コンピュータシステムで事象
等が発生したことがわかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、事象発生等のデータの送信がコンピュータシステム
台数分かかるため、接続されるコンピュータシステム台
数が増加すると指数関数的に処理のオーバーヘッドが増
大する問題がある。
【0004】本発明の目的は、複数のコンピュータシス
テム間やプログラム間で、各コンピュータシステムやプ
ログラムで発生した事象等を他コンピュータシステムや
プログラムに通知する場合、従来のように全コンピュー
タシステム台数分実施することなく、1回の実施ですま
せることによって、処理オーバヘッドを極力少なくする
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数のコン
ピュータシステムに接続される共用装置内に、あらかじ
め監視すべき事象毎に固有の識別子と当該事象の発生を
監視するコンピュータシステムを登録しておく。事象の
発生したコンピュータシステムは、該発生した事象に対
応する識別子を共用装置に送信し、共用装置は、該コン
ピュータシステムから送られてきた識別子を、当該識別
子に対応して登録されている各コンピュータシステムに
送信する。事象の発生を監視するコンピュータシステム
は、前記共用装置から識別子を受信することで、他コン
ピュータシステムでの当該識別子に対応する事態の発生
を認識する。これにより、事象の発生したコンピュータ
システムは、コンピュータシステム台数に関係なく、そ
の識別子を1回だけ共用装置に送信するだけで、共用装
置から監視対象の全コンピュータシステムに対して他コ
ンピュータシステムでの事象発生が通知されるため、事
象発生通知のための入出力オーバーヘッドを最小限に押
えることができる。
【0006】また、本発明では、複数のコンピュータ間
で、他コンピュータシステムの稼動状態を監視する場
合、共用装置内に、あらかじめ各コンピュータシステム
毎に固有の識別子と当該コンピュータシステムの稼動状
態を監視するコンピュータシステムを登録しておく。こ
れにより、あるコンピュータシステムが自識別子を共用
装置に送信し、共用装置が該識別子を登録されている全
コンピュータシステムに送信するだけで、複数のコンピ
ュータシステム間で、他コンピュータシステムの稼動状
態を監視することができる。
【0007】また、本発明では、複数のコンピュータシ
ステム上で動作する各プログラム間で、他プログラムの
稼動状態や特定事象の発生を監視する場合、共用装置
に、あらかじめプログラム毎あるいは事象毎に固有の識
別子と監視側のプログラムを登録しておく。これによ
り、あるプログラムが識別子を共用装置に送信し、共用
装置が該識別子を登録されている全プログラムに送信す
るだけで、同一あるいは別コンピュータシステム内の各
プログラム間で、他プログラムの稼動状態や特定事象の
発生を監視することができる。
【0008】さらに、本発明では、事象の発生や稼動状
態を通知する側のコンピュータシステムやプログラム
が、共用装置に対して、識別子に加えて事象発生時や稼
動時の情報を送信し、共用装置が、該情報を保持してお
く。これにより、事象の発生や稼動状態を監視する側の
コンピュータシステムやプログラムが、識別子の受信で
事象の発生や稼動を認識した後、前記共用装置から当該
識別子に付加された情報を読み込むことで、事象発生時
や稼動時の詳細内容を取得することができる。
【0009】なお、本発明では、事象の発生や稼動状態
を監視する側のコンピュータシステムやプログラムは、
共用装置から識別子の受信をうけるかわりに、定期的に
共用装置をアクセスして、識別子が共用装置に受信され
ているかどうか調べて、事象の発生や稼動状態の通知を
確認することでもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
の一実施例について図面を用いて詳述する。
【0011】図1は本発明の一実施例の概略システム構
成を示すブロック図である。本実施例では、便宜上、二
つのコンピュータシステム100及び200が共用装置
300に接続されるとしているが、無論、共用装置に接
続されるコンピュータシステムの台数は3以上であって
もよい。
【0012】図1において、一方のコンピュータシステ
ム(SYS A)100は処理装置110と記憶装置1
20からなり、同様に、他方のコンピュータシステム
(SYS B)200は処理装置210と記憶装置22
0からなる。これらコンピュータシステム100及び2
00は共用装置300に接続されるが、該共用装置自
体、一つのコンピュータシステムである。
【0013】本実施例では、コンピュータシステム10
0,200の処理装置110,210上で、それぞれオ
ペレーティングシステム(OS)111,211の制御
下でプログラムX112,212およびプログラムY1
13,213が走行し、その処理中の特定の事象発生を
共用装置300を通して他コンピュータシステムに通知
することで互いに処理状況を監視して、両プロセッサシ
ステムでプログラムX,Yが連携して動作するものとす
る。このコンピュータシステム100,200の各プロ
グラムX,Yの処理中に発生する特定の事象(監視対象
事象)毎に、あらかじめ当該事象を一意に判別できる識
別子を割り当て、事象発生を監視するプロセッサシステ
ムとともに共用装置300に登録しておく。
【0014】図1において、コンピュータシステム10
0,200の記憶装置120,220には、各々、特定
事象毎に割り当てられた識別子と該識別子を共用装置3
00に登録したプログラムを管理する登録プログラム管
理テーブル121,221、共用装置300から識別子
により事象発生通知を受信する事象発生通知受信テーブ
ル122,222、及びプログラム毎に登録した識別子
に対応する事象発生の有無を管理する事象発生有無管理
テーブル123,223を備える。また、共用装置30
0には、識別子と該識別子を登録したコンピュータシス
テムを管理する登録システム管理テーブル310、及
び、コンピュータシステム100,200から送られて
きた識別子とそれに付加されたデータを蓄積するデータ
記憶部320を備える。
【0015】図2に、コンピュータシステム100,2
00の各記憶装置120,220及び共用装置300が
備えるテーブル類の具体的内容例を示す。ここで、識別
子「AX1」はコンピュータシステム100(SYS
A)のプログラムXで発生する事象1、識別子「AY
2」は同コンピュータシステム100のプログラムYで
発生する事象2、識別子「BX1」はコンピュータシス
テム200(SYSB)のプログラムXで発生する事象
1を意味する。図2では、識別子「AX1」と「BX
1」の事象発生は、コンピュータ100,200のプロ
グラムXとYでそれぞれ監視され、識別子「AY2」の
事象発生は、コンピュータ100,200のプログラム
Yのみで監視されることを示している。勿論、これは単
なる一例であり、これに限らないことは云うまでもな
い。
【0016】次に、図1のシステム構成について、本発
明の一実施例の識別子登録処理、事象発生通知処理、事
象監視処理を順に説明する。
【0017】図3は識別子登録の処理フロー図である。
識別子登録処理はOSが受け持ち、プログラムから登録
要求があると起動する。ここでは、コンピュータシステ
ム100(SYS A)側での処理について説明する
が、コンピュータシステム200(SYS B)側での
処理もまったく同様である。
【0018】コンピュータシステム100上のプログラ
ムX112やプログラムY113は、他コンピュータシ
ステム200上のプログラムX212やY213と互い
に特定事象の発生を監視する必要がある場合、あらかじ
め当該事象に割り当てられた識別子の登録をOS111
に要求する。OS111は、プログラムからの識別子の
登録要求があると、登録プログラム管理テーブル121
に該登録要求の識別子が登録ずみかどうか調べる(ステ
ップ1001)。そして、登録要求の識別子が未登録で
あれば、即ち、今までに該識別子を登録したプログラム
がなく、1回目の識別子登録の場合、登録プログラム管
理テーブル121に該登録要求の識別子を登録し(ステ
ップ1002)、事象発生通知受信テーブル122に同
じく該識別子を登録して、その状態を「無」に初期設定
し(ステップ1003)、さらに、共用装置300と通
信して、共用装置300の登録システム管理テーブル3
10に当該識別子とシステム名(SYS A)を登録す
る(ステップ1004)。その後、OS111は、登録
プログラム管理テーブル121に該登録要求のあったプ
ログラム(XまたはY)を登録するとともに(ステップ
1005)、事象発生有無管理テーブル123の当該プ
ログラムに対応するカラムに識別子を登録して、その状
態を「無」に初期設定し(ステップ1006)、識別子
登録処理を終了とする。
【0019】一方、登録要求の識別子がすでに登録済み
の場合、OS111は、ステップ1002〜1004の
処理をスキップして、直ちにステップ1005に進み、
登録プログラム管理テーブル121に登録要求のあった
プログラムを登録し、事象発生有無管理テーブル123
の当該プログラムに対応するカラムへの識別子登録、状
態の初期設定を行って、識別子登録処理を終了とする。
【0020】図4と図5は事象発生通知の処理フロー図
である。図4は事象の発生を通知するコンピュータシス
テム側の処理フローを示し、図5は事象発生の通知を受
けるコンピュータシステム側の処理フローを示してい
る。ここでは、コンピュータシステム100で事象が発
生し、これをコンピュータシステム200に通知すると
する。
【0021】コンピュータシステム100のプログラム
X112やプログラムY113は、事象が発生すると、
それをOS111に通知する。OS111は、該通知を
受けて、プログラムの事象発生を知る(ステップ200
1)。ここでは、OS111は、プログラムX112か
ら事象1の発生(対応識別子AX1)を通知されたとす
る。この場合、OS111は、対応する識別子「AX
1」が登録プログラム管理テーブル121に登録されて
いるかどうか調べる(ステップ2002)。そして、登
録されている場合、該識別子「AX1」の付加されたデ
ータ(例えば発生事象時の情報)を共用装置300へ送
信する(ステップ2003)。その後、OS111は、
事象発生検知を終了するか判定し(ステップ200
4)、終了しない場合は再びステップ2001に戻る。
一方、発生した事象の識別子が登録プログラム管理テー
ブル120に登録されていない場合、OS111は該事
象発生の通知を不要と認識し、直ちにステップ2004
の事象検知終了判定処理に移行することになる。
【0022】共用装置300では、コンピュータシステ
ム100から識別子「AX1」の付加されたデータを受
信すると、それをデータ記憶部320に蓄積する。図2
のデータ記憶部320は、これを示している。その後、
共用装置300は、登録システム管理テーブル310を
参照して、当該識別子「AX1」に対してコンピュータ
システム200(SYS B)が登録されていれば、当
該識別子「AX1」をコンピュータシステム200に送
信する。即ち、コンピュータシステム100のプログラ
ムXでの事象1の発生が、共用装置300により、当該
事象の発生を監視する必要のあるコンピュータシステム
200に通知される。
【0023】一般に、共用装置300では、あるコンピ
ュータシステムから識別子の付加されたデータ受信する
と、登録システム管理テーブル310を参照して、あら
かじめ当該識別子を登録した他コンピュータシステムす
べてに該識別子を送信する。
【0024】コンピュータシステム200では、共用装
置300から識別子「AX1」の受信(事象発生通知)
があると、事象発生通知受信テーブル222内の当該識
別子「AX1」に対応する状態を「有」(相手システム
から事象発生通知あり)にセットする。図2の事象発生
通知受信テーブル222は、これを示している。OS2
11は、事象発生通知受信テーブル222を定期的に読
みに行き、識別子が「有」のものが存在するかどうかチ
ェックし(ステップ3001,3002)、存在する場
合、事象発生有無管理テーブル223の全てのプログラ
ムについて、当該識別子に対応する状態を「有」(相手
システムで当該事象が発生ずみ)にセットする(ステッ
プ3003)。図2の場合、事象発生通知受信テーブル
222の識別子「AX1」が「有」(事象発生通知あ
り)であるため、事象発生有無管理テーブル223内の
プログラムYの当該識別子「AX1」の状態を「無」か
ら「有」(事象発生ずみ)に変更する。なお、プログラ
ムXの当該識別子「AX1」の状態はすでに「有」であ
るため、そのままとする。その後、OS211は、事象
発生通知受信テーブル222の当該識別子の「AX1」
の状態をリセットして、共用装置300から次の事象発
生通知を受信できるようにする(ステップ3004)。
【0025】図6は事象監視の処理フロー図である。コ
ンピュータシステム100,200のプログラムX,Y
は、互いに他コンピュータシステムの事象発生を監視し
て、連携して処理を行っている。ここでは、一例として
コンピュータシステム200上のプログラムY213
が、他コンピュータシステム100のプログラムX11
2で発生する事象1(対応識別子AX1)を監視する場
合について説明する。
【0026】コンピュータシステム200上のプログラ
ムY213は、他コンピュータシステム100上のプロ
グラムX112での事象1の発生に対応した処理を行う
場合、事象発生有無管理テーブル223内の自プログラ
ムYに対応する部分の識別子「AX1」の状態を調べ、
その有無を判定する(ステップ4001,4002)。
そして、当該識別子「AX1」の状態が「有」であれ
ば、プログラムY213はコンピュータシステム100
で対応する事象が発生したと認識して、事象発生有無管
理テーブル223内の当該識別子「AX1」の状態を
「無」に戻した後(ステップ4003)、共用装置30
0のデータ記憶部320から当該識別子「AX1」のデ
ータを読み込み(ステップ4004)、該データにより
事象発生に対応した処理を実行する(ステップ400
5)。一方、当該識別子「AX1」の状態が「無」であ
れば、プログラムY213は、コンピュータシステム1
00で対応する事象がまだ発生していないと認識して、
何もしないか、事象未発生に対応した処理を実行する
(ステップ4006)。その後、プログラムY213
は、事象監視を終了するか判定し(ステップ400
7)、終了しない場合は再びステップ4001に戻り、
次の監視事象に対する処理を行うことになる。
【0027】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は次のような変形、応用が可能である。
【0028】(1) 複数のコンピュータシステム間
で、他コンピュータシステムのプログラムの処理中に発
生する事象を監視する場合、複数のコンピュータシステ
ムに接続される共用装置に、監視すべき事象に固有の識
別子と該識別子に対応して当該事象の発生を監視する側
のコンピュータシステムとを登録しておく。稼動中であ
ることを通知する側のコンピュータシステムは、自コン
ピュータシステムに対応する識別子を共用装置に送信
し、共用装置は、該コンピュータシステムから送られて
きた識別子を、当該識別子に対応して登録されている各
コンピュータシステムに送信する。稼動状態を監視する
側のコンピュータシステムは、共用装置から識別子を受
信することで、当該識別子に対応するコンピュータシス
テムが稼動中であると認識する。
【0029】(2) 複数のコンピュータシステム上で
複数のプログラムが連携して動作し、各プログラム間
で、他プログラムの稼動状態を監視する場合、複数のコ
ンピュータシステムに接続される共用装置に、監視すべ
きプログラムに固有の識別子と該識別子に対応して当該
プログラムの稼動状態を監視するプログラムとを登録し
ておく。稼動中であることを通知する側のプログラム
は、自プログラムに対応する識別子を共用装置に送信
し、共用装置は、該プログラムから送られてきた識別子
を、同一コンピュータシステムや別のコンピュータシス
テムに関係なく、当該識別子に対応して登録されている
各プログラムに送信する。稼動状態を監視する側の各プ
ログラムは、共用装置から識別子を受信することで、当
該識別子に対応する他プログラムが稼動中であると認識
する。
【0030】(3) 複数のコンピュータシステム上で
複数のプログラムが連携して動作し、各プログラム間
で、他プログラムの処理中に発生する特定事象を監視す
る場合、複数のコンピュータシステムに接続される共用
装置に、監視すべき事象に固有の識別子と該識別子に対
応して当該事象の発生を監視するプログラムとを登録し
ておく。事象の発生したプログラムは、該発生した事象
に対応する識別子を共用装置に送信し、共用装置は、該
プログラムから送られてきた識別子を、同一コンピュー
タシステムやコンピュータシステムに関係なく、当該識
別子に対応して登録されている各プログラムに送信す
る。事象の発生を監視する側の各プログラムは、共用装
置から識別子を受信することで、当該識別子に対応する
事象の発生を認識する。
【0031】(4) 事象の発生や稼動状態を監視する
側のコンピュータシステムやプログラムは、共用装置か
ら識別子の受信をうけるかわりに、定期的に共用装置を
アクセスして、識別子が共用装置に受信されているかど
うか調べて、事象の発生や稼動状態の通知を確認する。
【0032】
【発明の効果】本発明の事象監視方法によれば、次のよ
うな効果が得られる。 (1) 複数コンピュータシステムで稼動状態や特定事
象発生の監視をする場合、稼動状態や特定事象発生を通
知するコンピュータシステムは該当識別子を1回、共用
装置に出すだけですむので、入出力オーバーヘッドが削
減できる。 (2) 同一コンピュータシステム内や他コンピュータ
システム内のプログラム間で稼動状態や特定事象発生の
監視をする場合、コンピュータシステム間とコンピュー
タシステム内をプログラムが意識することなく、同一の
方式で監視できる。 (3) コンピュータシステムやプログラムが共用装置
に送信する識別子に、稼動情報や事象発生情報を付加す
ることで、他コンピュータシステムやプログラムは稼動
時や事象発生時の詳細内容を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の各テーブル類の具体的内容例を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の識別子登録の処理フロー図
である。
【図4】本発明の一実施例の事象発生通知の送信側の処
理フロー図である。
【図5】本発明の一実施例の事象発生通知の受信側の処
理フロー図である。
【図6】本発明の一実施例の事象監視処理のフロー図で
ある。
【符号の説明】
100,200 コンピュータシステム 110,210 処理装置 111,211 OS 112,212 プログラムX 113,213 プログラムY 120,220 記憶装置 121,221 登録プログラム管理テーブル 122,222 事象発生通知受信テーブル 123,223 事象発生有無管理テーブル 300 共用装置 310 登録システム管理テーブル 320 データ記憶部
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 尚彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータシステムが連携して
    動作する複合コンピュータシステムにおいて、各コンピ
    ュータシステム間で、他コンピュータシステムのプログ
    ラムの処理中に発生する事象を監視する方法であって、 複数のコンピュータシステムに接続される共用装置に、
    監視すべき事象に固有の識別子と該識別子に対応して当
    該事象の発生を監視する側のコンピュータシステムとを
    登録しておき、 事象の発生した側のコンピュータシステムは、該発生し
    た事象に対応する識別子を前記共用装置に送信し、 共用装置は、前記コンピュータシステムから送られてき
    た識別子を、当該識別子に対応して登録されている各コ
    ンピュータシステムに送信し、 事象の発生を監視する側のコンピュータシステムは、前
    記共用装置から識別子を受信することで、当該識別子に
    対応する事象の発生を認識することを特徴とする複合コ
    ンピュータシステムの事象監視方法。
  2. 【請求項2】 複数のコンピュータシステムが連携して
    動作する複合コンピュータシステムにおいて、各コンピ
    ュータシステム間で、他コンピュータシステムの稼動状
    態を監視する方法であって、 複数のコンピュータシステムに接続される共用装置に、
    監視すべきコンピュータシステムに固有の識別子と該識
    別子に対応して当該コンピュータシステムの稼動状態を
    監視するコンピュータシステムとを登録しておき、 稼動中であることを通知する側のコンピュータシステム
    は、自コンピュータシステムに対応する識別子を前記共
    用装置に送信し、 共用装置は、前記コンピュータシステムから送られてき
    た識別子を、当該識別子に対応して登録されている各コ
    ンピュータシステムに送信し、 稼動状態を監視する側のコンピュータシステムは、共用
    装置から識別子を受信することで、当該識別子に対応す
    るコンピュータシステムが稼動中であると認識する、 ことを特徴とする複合コンピュータシステムの事象監視
    方法。
  3. 【請求項3】 複数のコンピュータシステム上で複数の
    プログラムが連携して動作する複合コンピュータシステ
    ムにおいて、各プログラム間で、他プログラムの稼動状
    態を監視する方法であって、 複数のコンピュータシステムに接続される共用装置に、
    監視すべきプログラムに固有の識別子と該識別子に対応
    して当該プログラムの稼動状態を監視するプログラムと
    を登録しておき、 稼動中であることを通知する側のプログラムは、自プロ
    グラムに対応する識別子を前記共用装置に送信し、 共用装置は、前記プログラムから送られてきた識別子
    を、当該識別子に対応して登録されている各プログラム
    に送信し、 稼動状態を監視する側のプログラムは、共用装置から識
    別子を受信することで、当該識別子に対応するプログラ
    ムが稼動中であると認識する、ことを特徴とする複合コ
    ンピュータシステムの事象監視方法。
  4. 【請求項4】 複数のコンピュータシステム上で複数の
    プログラムが連携して動作する複合コンピュータシステ
    ムにおいて、各プログラム間で、他プログラムの処理中
    に発生する事象を監視する方法であって、 複数のコンピュータシステムに接続される共用装置に、
    監視すべき事象に固有の識別子と該識別子に対応して当
    該事象の発生を監視するプログラムとを登録しておき、 事象の発生したプログラムは、該発生した事象に対応す
    る識別子を前記共用装置に送信し、 共用装置は、前記プログラムから送られてきた識別子
    を、当該識別子に対応して登録されている各プログラム
    に送信し、 事象の発生を監視する側のプログラムは、共用装置から
    識別子を受信することで、当該識別子に対応する事象の
    発生を認識する、ことを特徴とする複合コンピュータシ
    ステムの事象監視方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の複合コンピュータ
    システムの事象監視方法であって、 事象の発生や稼動状態を通知する側のコンピュータシス
    テムやプログラムは、共用装置に対して、識別子に加え
    て事象発生時や稼動時の情報を送信し、 共用装置は、前記コンピュータシステムやプログラムか
    ら送られてきた識別子に付加された事象発生時や稼動時
    の情報を保持し、 事象の発生や稼動状態を監視する側のコンピュータシス
    テムやプログラムは、識別子の受信で事象の発生や稼動
    を認識すると、前記共用装置から当該識別子に付加され
    た情報を読み込む、ことを特徴とする複合コンピュータ
    システムの事象監視方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の複合コンピュータ
    システムの事象監視方法において、 事象の発生や稼動状態を監視する側のコンピュータシス
    テムやプログラムは、共用装置から識別子の受信をうけ
    るかわりに、定期的に共用装置をアクセスして、識別子
    が共用装置に受信されているかどうか調べて、事象の発
    生や稼動状態の通知を確認することを特徴とする複合コ
    ンピュータシステムの事象監視方法。
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