JPH0496830A - 分散処理システムにおけるデータ管理方法 - Google Patents

分散処理システムにおけるデータ管理方法

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JPH0496830A
JPH0496830A JP2214262A JP21426290A JPH0496830A JP H0496830 A JPH0496830 A JP H0496830A JP 2214262 A JP2214262 A JP 2214262A JP 21426290 A JP21426290 A JP 21426290A JP H0496830 A JPH0496830 A JP H0496830A
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message
processor
program
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access
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JP2214262A
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Masayuki Orimo
織茂 昌之
Kinji Mori
森 欣司
Shigeki Hirasawa
茂樹 平澤
Hiroshi Fujise
藤瀬 洋
Masuyuki Takeuchi
竹内 増幸
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/17Interprocessor communication using an input/output type connection, e.g. channel, I/O port
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のプロセサがネットワークにより結合さ
れた分散処理システムにおけるプロゲラ東 ム多王化管理方法に関する。
〔従来の技術〕
複数のプロセサをローカルエリアネットワーク(L A
 N )により有機的に統合化した分散処理システムの
ノンストップ化を達成する方式として、主/従プロセサ
を設定し、それら2台のプロセサでプログラムを待期冗
長形で2重化する方式が従来システムではとられている
(例えば、電子情報通信学会誌(1/ ’87)P、7
2−82.rフォールトトレラントコンピュータ」に記
述されているタンデムノンストップコンピュータ)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術における主・従2台プロセサによるプログ
ラム待期冗長方式では、主プロセサ障害時に主プログラ
ムの処理を待期している従プロゲラに制き継ぐことを可
能とするため、実行中主プログラムの内部状態を定期的
に従プログラムに送る必要がある。このための命令をプ
ログラム内に組み込なければならず、ユーザがノンスト
ップのことを意識しながらプログラミングをしなければ
ならず、さらに、既存プログラムをそのまま用いること
ができないという問題点があった。
本発明の目的は、既存プログラムをそのまま、ネットワ
ークで接続された複数のプロセサで非同量 期に条文実行することを可能とする分散処理システムに
おけるデータ管理方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、各プロセサに、 (1)自内実行中ユーザプログラム(以下、UPという
。)が発行するディスク等の外部機器アクセス命令を取
り込み、メッセージを作成しネットワークにブロードキ
ャストする機能、(2)上記でアクセス命令を発行した
UPをウェイト状態にしておき、(1)でネットワーク
上にブロードキャストしたメツセージの応答メノセジを
ネットワークより取り込み、LJ T’にわたし、その
ウェイ1−状態を解除する機能、 (3)ディスク等外部機器の接続されているプロセサて
は、自接続機器へのアクセスメッセージのうちから多五
実行されている1、J pのアクセスメッセージを判定
し、それらメッセージに対する応答メツセージ間の整合
性をとる機能、をもだせることを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、上記(+)、 (2)により、既存UPの
ディスク等外部機器アクセス命令を自動的にネットワー
クにブロートキャス[〜し、また、」−記(3)により
外部機器接続プロセサ例では、自接続外部機器へのアク
セスメツセージをネットワークよりとり込み、それらの
間の重複のメツセージをチエツクできるため、既存UP
をそのまま、複数のプか ロセサで多重実行することが可能となる。
〔実施例〕
以下1本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は、本発明が適用されるシステムの構成を示す図
である。第1図において、10,11゜12、・・・は
プロセサであり、各プロセサにはそれぞれターミナル1
001,1101,1201゜・・・及びディスク10
0,110,120.・・・また、プリンター005,
1105,1205.・・・が接続されている。これら
プロセサは各々固有の番号(プロセサ番号)をもち、ネ
ットワーク1に接続されている。なお、本実施例ではバ
ス型ネットワークを適用した例を示すが、これは任意の
形態のネットワークでよい。また、ターミナル、ディス
ク、プリンタは各プロセサに複数台接続されてもかまわ
ないし、ターミナル、プリンタについては接続されてな
くともかまわない。
また、第1図では、複数プロセサでのプロゲラに ム多玉実行形態の1例を示している。2台のプロセサ1
0.11では同一プログラム1010゜るプログラムP
IOI0.10・10’は互いに相手を意識することな
く、ディスク、ターミナル、また、プリンタにアクセス
することができる。これより、第1図構成でプロセサ1
0又は11が障害になったとしてもプログラムPの処理
は続行される。なお、本発明では、各プログラム、ファ
イルなどには、それが格納されている物理的位置(プロ
セサ、ディスクetc )に依存しない論理的な名称が
つけられていることに@堤とする。また、この論理名称
は、同一プログラムや同一ファイルに対しては同しであ
るとする(すなわち、プログラム]010,1010′
は同一の名称をもつ)。
第2図はネットワーク上を伝送されるメツセージのフォ
ーマットを示す図である。F21,28は、メツセージ
の始めと終りを示すフラグである。
CC22はメツセージの内容を示す内容コードである。
CC部は、アクセスする対象の内容を示すエリアFNM
部221とメツセージの種別(アクセス依頼/アクセス
応答)を示すID部222とから成る。具体的には、F
NM部には、アクセス対象がファイルの場合にはファイ
ル名称が、また、ターミナルの場合には、そのターミナ
ルにより起動され実行中であるプログラム名称が、プリ
ンタの場合には、各プリンタに対応するコードが設定さ
れる。
SΔ23は、本メッセージを発生したプロセサのプロセ
サ番号を格納する発生源アドレス、C24は伝送上必要
となる通番である。81部25は、メツセージの発生源
を示す情報であり、プロセサ番号エリアPNO251,
タスク番号エリア252゜通番エリア253及び時刻エ
リア254から成る。
Data26は伝送されるへき情報を格納するエリアで
あり、FC327は、伝送上の誤りをチエツクするため
のエリアである。
第3図は、第1図で示したプロセサ10内のモジュール
及びテーブル構成を示す図である。プロセサ11,1.
.2  も同様の構成である。ネットワークインタフェ
ース301.ターミナルインタフェース313.ディス
クインタフェース314゜プリンタインタフェース31
7は各々、ネットワーク1.ターミー1−#1001.
ディスク100゜プリンタ1005とのインタフェース
用モジュールである。通信管理モジュールはネットワー
クより受信したメツセージのCC部(第2図22)内容
に基づき、受信メッセージが自プロセサに必要なもので
あるか否かを判定し、必要なメツセージの場合には、そ
れを入力メツセージエリア305に格納する。また、出
力メッセージエリア306内のメツセージをネットワー
クインタフェース301経出でネットワークにブロード
キャストする。なお、この際、送出メツセージに対して
もネットワーク受信メッセージの場合と同様に、それが
自プロセサに必要であるが否かを判定し、必要と判断し
た場合は、その送出メツセージを入力メツセージエリア
305に格納する。ここで、入力メッセージエリア30
5.出力メツセージエリア306にはメツセージが内容
コード対応に格納されるものとする。内容コードテーブ
ル303は、自プロセサ接続ディスク内のファイル、プ
ログラムに対応する内容コード及び、自接続プリンタに
対応する内容コードを登録するテーブルである。
具体的には、第2図221のFNM部には、例えばファ
イル名称、プログラム名称、また、プリンタに対応する
コードが設定され、第2図22のID部には、「アクセ
ス依頼」を示すコードが設定された内容コードが登録さ
れる。これら内容コードはプロセサ立ち上げ時、また、
ファイル、プログラム新規追加時に自動的に設定される
ものとする。通信管理モジュールは、受信メツセージ内
CCと、この内容コードテーブルにW8されているCC
とを比較し、一致するメツセージを自白に取り込む。
受信SI子テーブル04は、受信メツセージ内のSI部
(第2図25)内容をCC対応に格納しておくテーブル
である。ターミナル管理モジュール310は、ターミナ
ル1001からの入力データをターミナル人出カバソフ
ァ307に格納すると同時に、このバッファ内のターミ
ナルへの出力データをターミナルインタフェース313
経出でターミナルに表示する。
UP実行管理モジュール308は、自プロセサ内で実行
するUPを管理するモジュールであり、ネットワーク、
ターミナルからの受信メツセージをUPに渡すとととも
に、Uからのネットワーク。
ターミナルへの出力データをそれぞれ、ネットワーク、
ターミナルに送出する処理を行う。送信SI子テーブル
15は、UP実行管理モジュールがネットワークに送出
する(出力メツセージ受信時に格納する)メッセージの
SI部内容を、CC対応に格納しておくテーブルである
。UP実行二リア311は、ディスクよりUPをロード
し、実行するためのエリアである。また、起動元S1テ
ーブル316は、自内実行中U(7)起動元についての
情報、具体的には、自白TJPを起動するメツセージ内
のSI部内容を格納するテーブルである。
ファイル管理テーブル309.ファイル管理モジュール
312(ま自ディスク内ファイルのアクセスを管理する
ためのものである。また、プリンタ管理モジュール31
8は、プリンタ出力を管理するためのモジュールである
次に、ネットワークよりメツセージ受信時の通信管理モ
ジュール(第3図302)の処理について、第4ン1を
用いて説明する。第3図301のネットワークインタフ
ェース経由でメツセージを受信した通<3管理モジユー
ルは、まず、受信メツセージのCC,部内容と内容コー
ドテーブル(第3図303)内容とを比較しく400)
、内容コードテーブル内に一致するものが登録されてい
ない場合は、受信メツセージを廃棄する(404)。登
録されている場合は、受信メツセージ内CC部及びSI
部と一致する内容が受信SI子テーブル第3図304)
に登録されているか否かを判定する(401)。登録さ
れている場合は、そのメツセージと同しメツセージを既
に受信しているため、受信メツセージを廃棄する(40
4)。一致していない場合は、その受信メツセージは新
規に受信したものであるため、まず、受信メッセージの
CC部及びSI部を受信8丁テーブルに登録しく402
)、次に受信メツセージを入力メツセージエリア(第3
図305)に格納する。本処理は、送信メツセージに対
しても行われる。
以下、第5図〜第9図を用いて本発明方式の第1の実施
例について説明する。まず、本発明でのUP起動方式に
ついて、第5図を用いて説明する。
第5図は、[2°r′起動時のメツセージの流れを示す
ものである。今、プロセサの10のターミナル1001
からオペレータかユーザプログラムY〕を起動するもの
とする。
mUP起動メツセージ生成 ターミナルからオペレータにより入力されたプログラム
起動コマンドは、ターミナル管理モジュール(第3図3
]0)を経由して、U P実行管理モジュール(第3し
1308)に取り込まれる。なお、第5図では、第3区
で示した各種管理モジュール及びテーブルなどシステム
側ソフトウェアkまとめて、〕つの枠51.0 、51
1 、5 ]、、 2  として示しである。ターミナ
ルよりプログラム起動命令を受けとったUP実行管理モ
ジュールは、第2図メツセージフォーマットで示したC
C部。
SI部、 Data部を以下の様に設定したメツセージ
を作成し、出力メッセージエリアに格納する。
また、ユーザプログラムがアクセスするファイル、プリ
ンタに関する情報は、プログラム起動時に指定されるも
のとする。この情報が、生成メツセージのData部内
に設定される。
以上の処理により出力メツセージエリアに格納されたメ
ツセージは、ネットワークに送出される(第5図501
)。
(2)プログラム起動 今、第5図に示すように、(1)で起動を指示したプロ
グラムPは、プロセサ10.11のディスク内に存在す
るものとする(1010’、1010〜)。
この場合、プロセサ10.11内の内容コードテーブル
(第3図303)には、プログラムPの名称(FNM部
)及びアクセス依頼を示すコード(ID部)からなる内
容コードが登録されている。
この登録は前もってシステム構築時等に行われているも
のとする。従って、(1)でネットワークにブロードキ
ャストされた起動メツセージ501は、第4図で示した
通信管理モジュール処理によりプロセサ10.11内に
入力メツセージエリア(第3図305)に格納される。
入力メッセージエリア内の起動メツセージを取り込んだ
UP実行管理モジュールは、該当するプログラム(プロ
セサ10:1010’、プロセサ11:1010’”)
をディスクよりUP実行エリアにロードし実行する。
この時、UP実行管理モジュールは、以下の2処理を行
う。(1)第3図316で示した起動元S■子テーブル
起動メツセージ内のSI部内容を、上記で起動したプロ
グラムと対応付けて登録する。
(1」)起動メツセージ内Data部のパラメータ情報
に基づき、起動したプログラムのアクセスするファイル
、プリンタに対応する内容コード(第2図FNM部に「
ファイル名称」又は、プリンタコード、ID部に「アク
セス応答」を示すコードをもつCC)を内容コードテー
ブルに登録する。なお、このファイル、プリンタに対応
する内容コードの登録は必ずしもプログラム起動時に行
う必要はなく、プログラム実行中に、ファイルアクセス
又はプリンタ出力時に登録してもかまわない。
なお、上記(i)、(ii)で登録した情報は、UP実
行終了時に、UP実行管理モジュールが削除する。
以上、第5図により説明したUP起動処理により、ター
ミナル1001からの起動コマンド入力に応し、プロセ
サ10.11で同一プログラムP(1010,1010
’ )  が非同期に実行を開始する。この際、プロセ
サ10.11内のプログラムPに関しては、第3図31
6の起動元SI子テーブル同一の情報が登録されている
。本発明方式ては、この同一情報に基づき、非同期に多
糸実行ψ されているプログラムからの多1出力メッセージを識別
する。
舌 以下、多與実行されているUPからのファイルアクセス
処理を例にとり、本発明方式の第1の実施例について説
明する。
第6図は、実行中UPがファイルアクセス命令(Ope
n Read Write C1ose等)を発行した
ときのUP実行管理モジュール(第3図308)での処
理フローを示すものである。まず、第6図(a)を用い
て説明する。実行中UPの発行したファイルアクセス命
令は、U P実行管理モジュールが取り込み、第2図メ
ツセージフォーマットで示したCC部、SI部、 Da
ta部を以下の様に設定したメッセージを作成する(6
01)。
次に、起動元SIテーブル内のアクセス命令発行UPに
該当するSI情報(PNO,TNO。
SN、TM)のうちのSN部の値を1増加させる(60
2)。次に処理601で設定したCC部及びSI部内容
を送信SI子テーブル第3図815)に登録しく603
)、さらに、処理601で生成したメツセージを出力メ
ツセージエリア(第3図306)に格納’tル(604
) 、 ナオ、第6図(a)の処理において、ファイル
アクセス命令を発行したUPは、ウェイト状態としてお
く。また、処理604で出力メツセージエリアに格納さ
れたメツセージは通信管理モジュールによりネットワー
クにブロードキャストされる。今、第6図(b)に示す
ように、プロセサ10.11内でそれぞれ多真実行され
ているプログラムP (IOlo。
1010’)がプロセサ12のディスクに依存するファ
イルF1210をアクセスする場合を例にとり、メツセ
ージの流れを説明する。第6図(a)で示した処理はプ
ロセサ10.11内で非同期に実行される。この結果、
同一・CC部、SI部。
Data部をもつメツセージ650,650’ がネッ
トワーク上にブロードキャストされる。これらメツセー
ジは両方とも、プロセサ12が取り込むが、第4図で示
した通信管理モジュール処理により、プロセサ12が先
に受信したメツセージのみが入力メツセージエリアに格
納され、後から受信したメツセージは廃棄される。プロ
セサ12では、入力メツセージエリアのメツセージ内容
に基づき、ファイルF1210をアクセスし、次の応答
メツセージ651を生成し、ネットワークにブロードキ
ャストする。
上gF2メツセージ651はプロセサ10.11により
取り込まれる。第6図(c)にメツセージ651取り込
み後のUP実行管理モジュールの処理フローを示す。第
3図305の入力メツセージエリア内に格納されたメツ
セージのCC部とSI部とが送信SI子テーブル第3図
315)に登録されているか否かを判定し、登録されて
いない場合は、そのメツセージを廃棄する(613)。
登録されている場合は、そのメツセージのData部内
容を対応するUの入カニリアに設定しく611)、その
UPのウェイト状態を解除する(612)。
以上示した処理により、既存UPをそのまま、を 複数プロセサで多丁に実行することが可能となる。
しかし、」二記処理が可能となるのは、異なるプロセサ
で多主に実行しているプログラム間での起動時間及び処
理実行時間のずれが小さい場合のみである。プログラム
間でのずれが大きくなると第7図に示す問題が生しる。
第7図は、第1図で示したプロセサ10.11内のプロ
グラムPIOIO,PIOIO’の実行と、これらプロ
グラムからプロセサ12内のファイルF]、2’lOへ
のアクセス処理を示すタイムチャートである。今、本図
の示すようにプロゲラ11P 1010’の起動が1例
えばプロセサ11の高負荷のために、プロセサ10内プ
ログラムP 1010よりも1時間だけ遅れたものとす
る。この結果、P 1010’ のF1210へのアク
セス処理も、P ]、 010のそれよりt2 だけ遅
れることになる。
今、このし2時間内に、PIOIOのファイルアクセス
依頼(701)に対するプロセサ12でのアクセス処理
が完了してしまったとする(すなわち、アクセス応答7
02送出完了)。この場合、プロセサ11では、まだア
クセス依頼がなされていないため、アクセス応答702
は無視される。
また、プロセサ11内PIOIO’のファイルアクセス
依頼701’は、プロセサ12では既処理済であるとし
て無視される。結局、プログラムPIOIO’のアクセ
ス依頼に対する応答が発生しないため、P 1010’
は異常終了してしまう。
次に、本発明の第2の実施例として、上記現象に対応す
るための方式について第8図により説明する。
第8図は、第3図312で示したファイル管理モジュー
ルでの処理内容を説明するための図である。第8図(a
)は第3図309で示したファイル管理テーブルの内容
を示す図である。ファイル管理テーブルは、自ディスク
内に格納されている各ファイルごとに、その情報を格納
するエリア3091.3092.・・・より構成する。
エリア3o91は、ファイル各称を格納するエリア30
911、そのファイルの物理位置(どのディスクのどの
場所に格納されているか)を示す情報を格納するエリア
30912、そのファイルに対するアクセス依頼メツセ
ージのSI部を格納するエリア30913.アクセス処
理結果の応答メツセージを格納するエリア30914よ
り構成する。
ここでエリア30914は、前もって決められた個数の
応答メツセージを格納できる構成となっており、この個
数をこえる応答メツセージを格納する場合は、一番古い
メツセージを消去するものとする。なお、エリア309
2.・・・もエリア3091と同一構成である。また、
第1の実施例でも示した様に、応答メツセージのSI部
には、それに対応するアクセス依頼メツセージのSI部
の値が設定されるものとする。
次に、第3図312で示したファイル管理モジュールで
の処理を第8図(b)により説明する。ファイル管理モ
ジュールは、まず、入力メツセージエリア(第3図30
5)内に格納されているファイルアクセス依頼メツセー
ジを取り込む(801)。
次に、第8図(a)で示したファイル管理テーブルをサ
ーチし、取り込んだアクセス依頼メツセージのCC部内
FNM部(第2図221)の値と同一のファイル名称が
格納されているエリアを検出する。さらに、検出したエ
リア内の応答メッセジエリア内に、取り込んだアクセス
依頼メツセージと同一のSI部の値をもつ応答メツセー
ジが格納されているか否かをサーチする(802)。同
一のSI部の値をもつ応答メツセージが格納されていな
い場合は、取り込んだアクセス依頼メツセージは、既処
理済でないため、処理804に移る(803)。処理8
04では、アクセス依頼メツセージ内SI部の値をファ
イル管理テーブルの対応するエリアの受信SIエリアに
格納する。次に、依頼されたファイルアクセス処理を行
い(805)アクセス結果に基づき、応答メツセージを
生成し。
出力メンセージエリア(第3図306)に格納する(8
06)。この際、応答メツセージのSI部には、処理8
04で設定したファイル管理テーブル内受信SI部の値
を設定する。次に、生成した応答メツセージを、ファイ
ル管理テーブル内の対応する応答メツセージエリアに格
納しく807)、処理を終了する。次に、判定803で
、同一のS1部の値をもつ応答メツセージが格納されて
いた場合、すなわち、取り込んだアクセス依頼メツセー
ジが既処理済である場合の処理について示す。
この場合は、処理808に移り、同一のSI部の値をも
つ応答メッセージを、出力メッセージエリア(第3図3
06)に格納しく808)、処理を終了する。なお、処
理806,808で出力メッセージエリアに格納された
応答メツセージは通信管理モジュールによりネットワー
クに送出される。以上示したファイル管理モジュール処
理により、同タ ープログラムを多糸に実行している場合には、各プログ
ラムがそれぞれ発生するファイルアクセス依頼に対応し
て、同一内容をもつ応答メツセージが出力される。この
複数の応答メツセージを受信する側では、応答メツセー
ジに対しては第4図で示した受信処理フローのうち、処
理4.0]、/102を行わずに、直接受信応答メツセ
ージを入力メツセージエリアに格納する(403)。
以」1示した方式により、第7図に示したように、を 多勇実行プログラム間での実行タイミングが太きくずれ
た場合でも、各プログラムが発生するアクセス依頼メツ
セージごとに、ファイルをもつプロセサにより同一内容
をもつ応答メツセージが生成され、さらに、アクセス依
頼側プロセサは、それら応答メツセージのうち1つのみ
を受信するため、各多生実行プログラムは、正常に処理
を続行できる。また、本方式では、実際のファイルアク
セス処理は最初のアクセス依頼受信時1回のみで、後は
、上記アクセス処理で作成したメツセージをアクセス依
頼受信タイミングでネットワークに送出ムが発生するア
クセス依頼受信ごとにファイル管理 環モジュールで応答を返す方式であったが、多年実行プ
ログラムの全アクセス依頼を受信したタイミングで応答
を返すことによっても、第7図の現象は解決できる。以
下、第3の実施例として、この方式を第9図を用いて説
明する。第9図は、第3図312に示したファイル管理
モジュールの処理を示すフローである。ファイルアクセ
ス依頼メツセージ受信時の処理901,902は、第8
図(b)で説明した処理801,802と同一である。
処理902でファイル管理テーブル内応答メツセージエ
リアに、受信アクセス依頼メツセージと同一のSI部の
値をもつ応答メツセージが格納されていない場合は、受
信したアクセス依頼メツセージが既受信済でないことよ
り処理906゜907に移る。処理906,907は、
第8図(b)で説明した処理804,805と同一内容
である。処理908は、第8図(b)処理806とほぼ
同一内容であるが、生成した応答メツセージを出力メツ
セージエリアではなくファイル管理テーブル内の応答メ
ツセージエリアに格納する点のみが異なる。すなわち、
本実施例では、第2の実施例と異なり処理908終了後
も、応答メツセージがネットワークに送出させることは
ない。処理908終了後、格納した応答メツセージに対
してタイマを設定する(909)。また、判定904で
、受信したアクセス依頼メツセージと同一のSI部の値
をもつ応答メツセージがファイル管理テーブル応答メツ
セージエリア内に格納されている場合は、そのアクセス
依頼メツセージは既受信済であることにより、そのまま
処理を終了する。
次に、処理909でセットしたタイマのタイムアウト時
の処理を第9図(b)で説明する。タイムアウト時には
、ファイル管理テーブルの応答メツセージエリア内のセ
ットしたタイムに対応する応答メツセージを出力メツセ
ージエリア(第3図306)に格納しく910)、その
後、上記応答メツセージを応答メツセージエリア内から
削除する(911)。上記処理により、タイムアウト時
に、応答メツセージがネットワークに送出される。
以上、示した処理により、第7図に示したようチ に、多玉実行プログラム間での実行タイミングが大きく
ずれた場合でも、一番遅れたプログラムのファイルアク
セス依頼のタイミングで応答が発生チ するため、多■プログラムは、正常に処理を続行できる
。また、本方式では、ファイル管理モジュールは、一番
最初のアクセス依頼を受信したタイミングで、先にファ
イルアクセス処理を行い応答メツセージを作成しておく
ため、最終のファイルアクセス依頼が発生したタイミン
グでは、既作成済の応答メツセージをネットワークに送
出するのみでよく、応答性が向上する。
なお、L記第3の実施例では、最初のアクセス依頼メッ
セージ受信後一定期間経過した後、応答メッセージをネ
ットワークに送出するものとしたが、これは、一定個数
のアクセス依頼メツセージ受信後、応答メツセージをイ
・ソトワークに送出することも可能である。
以上示した第2.第3の実施例では、第7図現象をファ
イル管理モジュール側で対応することにより解決する方
式であるが、これは、UP実行管理モジュール(第3図
308)側で対応することも可能である。以下、この方
式を第4の実施例として説明する。なお、本実施例では
ファイル管理モジュールの処理は第1の実施例と同一で
ある。
まず、ファイルアクセス応答メッセージ受信時のUP実
行管理モジュールでの処理について、第1の実施例で説
明した第6図(C)を参照しながら説明する。第4の実
施例での応答メッセージ受信時処理で異なるのは、第6
図(C)の処理613のみである。すなわち第1の実施
例では、受信した応答メツセージに対応するアクセス依
頼メッセ−ジが送信SI子テーブル登録されていない(
すなわち、自プロセサで対応するアクセス依頼メツセー
ジを送出していない)場合に、受信した応答メツセージ
を廃棄していたのに対し、本実施例では、応答メツセー
ジ格納用エリアを設け、上記ケースでも受信した応答メ
ツセージを廃棄せず、応答メツセージ格納用エリアに格
納しておく。次に、プログラムがファイルアクセス命令
を発行したときのUP実行管理モジュールの処理につい
て第10図を用いて説明する。第10図は基本的に第6
図(a)で説明した処理と同じである。ここでは、第6
図(a)と異なる部分についてのみ説明する。
処理1,501,1502,1504.1505は、そ
れぞれ、第6図(a)の601,602,603゜60
4と同一処理である。プログラムが発行するファイルア
クセス命令に対応するファイルアクセス依頼メツセージ
を生成しく1501)、起動元SI子テーブル新(15
02)後、上記で述へた、応答メツセージ格納用エリア
内に、1501て作成したアクセス依頼に対応する応答
メッセージが既に格納されているか否かを判定する(1
503)。
1九は、アクセス依頼メツセージのSI部と同一内容の
SI部をもつ応答メツセージが、応答メツセージ格納用
エリアに存在するか否かによって判定する。ここで依存
する場合は、その応答メツセージをそのまま、対応する
UPの入カニリアに格納しく1506) 、UPのwa
it状態を解除する(1507)。すなわち、作成した
依頼メツセージに対応する応答メツセージを既に受信し
ている場合は、依頼メツセージをネットワークに送出す
ることなく、既受信済応答メツセージを用いて、処理を
続ける。
イミングが大きくずれた場合でも、各プログラムはファ
イルアクセス依頼に対する応答メツセージを受けとるこ
とができる。また、本実施例では各プロセサは、自プロ
セサ内プログラムが発生するファイルアクセス依頼に対
応するファイルアクセス処理がシステム内で既に実施さ
れている場合は、その応答メツセージを前もって取り込
んでおき、自白プログラムがアクセス依頼を発生したと
きに、実際のファイルアクセス処理を行わず、前もって
1内に取り込んでおいた応答メツセージを使用するため
応答性が向上する。
なお、以上第1〜第4の実施例では、プログラムがファ
イルをアクセスする場合について示したが、これは、フ
ァイルだけに限らず、ターミナル。
プリンタ等の外部接続機器をアクセスする場合でも全く
同様である。
〔発明の効果〕
以上述へたように、本発明によれば、イ、ノ1〜ワーク
で接続された複数のプロセサからなるシステムにおいて
、主要なプログラムを、任意のプロセ責 すに、任意の多五度で実行することができ、システムの
信頼性が向上する。
また、本発明によれば、各プログラムが発行するアクセ
ス命令を自動的に内容コードメツセージに変換してネッ
トワークにブロードキャストするため、既存プログラム
をそのまま、用いることができ、特別なソフトを作成す
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はシステム全体構成を示す図、第2図はメツセー
ジフォーマットを示す図、第3図はモジュール構成を示
す図、第4〜第6図は第1の実施例を説明するための図
、第7図は第1の実施例で発生する現象を示す図、第8
図は第2の実施例を説明するための図、第9図は第3の
実施例を説明するための図、第10図は第4の実施例を
説明するための図である。 ■ 区 列 築 凹 00 J 尤 凶 策 (υ) σ平D IfjJ (c) 第 (b) G可り 第 ■ 遁 と 図 (り 第 図((1) Gう

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のプロセサが共通伝送路により結合された分散
    処理システムにおいて、同一のプログラムを任意の複数
    のプロセサに多重配置し、それらを非同期に多重実行す
    ることを特徴とするデータ管理方法。 2、複数のプロセサが共通伝送路により結合された分散
    処理システムにおいて、各プロセサが自内実行中プログ
    ラムの発行する外部機器アクセス命令を内容コード付メ
    ッセージに変換して共通伝送路にブロードキャストする
    ことを特徴とするデータ管理方法。 3、多重実行中プログラムが非同期に発生する外部機器
    アクセスメッセージ間の整合性を、外部機器が接続され
    ている各プロセサで管理することを特徴とする請求項1
    または2記載の分散処理システムにおけるデータ管理方
    法。 4、多重実行中プログラムが非同期に発生する外部機器
    アクセスメッセージに対応する処理を、各外部機器接続
    プロセサで、それぞれ非同期に実行し、その結果、非同
    期に発生する応答メッセージ間の整合性を、上記プログ
    ラム実行中プロセサで管理することを特徴とする請求項
    1または2記載の分散処理システムにおけるデータ管理
    方法。 5、複数のプロセサが共通伝送路により結合された分散
    処理システムにおいて、各プロセサで自内実行中または
    自内実行予定プログラムに関連するメッセージを、それ
    が共通伝送路を流れた時点で自内に取り込み保存してお
    き、自内プログラムを実行することにより、必要となっ
    た時点で、上記事前取得メッセージを使用することを特
    徴とするデータ管理方法。 6、複数のプロセサが共通伝送路により結合された分散
    処理システムにおいて、各プロセサで、共通伝送路上を
    、自内プログラムに関連するメッセージが流れてきた時
    点で、そのメッセージに関する処理を実行し、その結果
    を保存しておき、その処理結果が必要となったタイミン
    グで共通伝送路に送出することを特徴とするデータ管理
    方法。 7、複数のプロセサが共通伝送路により結合され、少な
    くとも1つのプロセサに、少なくとも1つの外部機器が
    接続されている分散処理システムにおいて、各プロセサ
    内で非同期に実行されるプログラムが発行する上記外部
    機器へのアクセス命令を、アクセスメッセージとして上
    記共通伝送路に送出するステップと、上記外部機器接続
    プロセサで、各プログラムが非同期に共通伝送路に送出
    するアクセスメッジージのうち、自接続外部機器に関す
    るアクセスメッセージを取り込み、それら取り込んだア
    クセスメッセージ間での自接続外部機器へのアクセス順
    の整合性をとることを特徴とするデータ管理方法。 8、外部機器がディスクであることを特徴とする請求項
    7記載の分散処理システムにおけるデータ管理方法。
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US5564120A (en) 1996-10-08

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