JPH10207048A - 着色画像形成用感光液、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法 - Google Patents

着色画像形成用感光液、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法

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JPH10207048A
JPH10207048A JP30571497A JP30571497A JPH10207048A JP H10207048 A JPH10207048 A JP H10207048A JP 30571497 A JP30571497 A JP 30571497A JP 30571497 A JP30571497 A JP 30571497A JP H10207048 A JPH10207048 A JP H10207048A
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pigment
resin
colored image
ether
organic solvent
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JP30571497A
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English (en)
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Yoichi Kimura
陽一 木村
Katsuoki Uesugi
勝興 上杉
Koji Yamazaki
浩二 山崎
Seigo Yokochi
精吾 横地
Tetsuya Okazaki
哲也 岡崎
Shinya Kato
慎也 加藤
Tomohiro Nagoya
友宏 名児耶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔料の分散性、分散安定性を向上させ、塗膜
の均一性を著しく高めた着色画像形成用感光液、画素の
塗膜の顔料の分散がよく、画素の塗膜の均一性に優ぐ
れ、従って光学特性の優れた高品位な着色画像の作業性
のよい製造法及びカラーフィルタの製造法を提供する。 【解決手段】 樹脂、顔料、光重合性不飽和結合を分子
内に1個以上含有するモノマー、光開始剤及び有機溶剤
を含有する着色画像形成用感光液において、有機溶剤中
にトリエチレングリコールジアルキルエーテルを含む着
色画像形成用感光液、この着色画像形成用感光液から作
製される感光層を基板上に積層し、露光現像する着色画
像形成工程を含む着色画像の製造法並びにこの着色画像
の製造法により同一基板上に複数の着色画像を作製する
ことを特徴とするカラーフィルタの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色画像形成用感
光液、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示デバイス、センサー及び
色分解デバイス等にカラーフィルタが多用されている。
このカラーフィルタの製造法として、従来は、染色可能
な樹脂、例えば天然のゼラチンやカゼインをパターニン
グし、そこに、主に染料を用いて染色し、画素を得ると
いう方法がとられていた。しかし、この方法で得た画素
は、材料からの制約で、耐熱性、耐光性が低いという問
題があった。そこで、最近、耐熱性及び耐光性を改良す
る目的で、顔料を分散した感光材料を用いる方法が注目
され、多くの検討が行われるようになった。この方法に
よれば、製造も簡略化され、得られたカラーフィルタも
安定で、寿命の長いものになることが知られている。
【0003】しかし、顔料を安定に分散させるための技
術が難しく、特に顔料の分散性に影響を及ぼす有機溶剤
の選定が困難であった。また、顔料の分散性が低いと、
基板上に塗布した際、塗布むらが発生し、色の均一なカ
ラーフィルターが得られないという問題がある。さら
に、使用する有機溶剤の沸点が低いと、スピンコーター
塗布時に乾燥しやすくなるため塗布ムラが発生し、ま
た、飛び散った感光液が乾燥して異物が発生するという
問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1又は2におけ
る発明は、上記した従来の技術の問題を解消し、顔料の
分散性、分散安定性を向上させ、塗膜の均一性を著しく
高めた着色画像形成用感光液を提供するものである。請
求項3における発明は、画素の塗膜の顔料の分散がよ
く、画素の塗膜の均一性に優ぐれ、従って光学特性の優
れた高品位なカラーフィルタの作業性のよい製造法を提
供するものである。請求項4における発明は画素の塗膜
の顔料の分散がよく、画素の塗膜の均一性に優ぐれ、従
って光学特性の優れた高品位なカラーフィルタを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂、顔料、
光重合性不飽和結合を分子内に1個以上含有するモノマ
ー、光開始剤及び有機溶剤を含有する着色画像形成用感
光液において、有機溶剤中にトリエチレングリコールジ
アルキルエーテルを含む着色画像形成用感光液に関す
る。また、本発明は、上記の着色画像形成用感光液にお
いて、樹脂が酸価が20〜300、重量平均分子量が
1,500〜200,000の樹脂である請求項1記載
の着色画像形成用感光液に関する。また、本発明は、前
記の着色画像形成用感光液から作製される感光層を基板
上に形成し、露光現像する着色画像形成工程を複数含む
着色画像の製造法に関する。また、本発明は、上記の着
色画像の製造法により同一基板上に複数の着色画像を作
製することを特徴とするカラーフィルタの製造法に関す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いる着色画像形成用感
光液に使用される樹脂としては、感光性を妨げず、顔料
分散性、成膜性、現像性を有するものであれば特に制限
はない。このような樹脂としては、カルボキシメチルヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン等を使用することができるが、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタ
クリレート、ブチルメタクリレート、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレート等のアクリル酸エステル又はメタアクリ
ル酸エステル、スチレン、スチレン誘導体、その他の重
合性モノマーの単独重合体又は共重合体、(メタ)アク
リル酸(アクリル酸及びメタクリル酸を意味する。以下
同様)、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、マ
レイン酸モノアルキルエステル等のカルボキシル基含有
重合性モノマーと(メタ)アクリル酸エステル、スチレ
ン、スチレン誘導体、その他の重合性モノマーとの共重
合体等が特に好ましい。
【0007】前記マレイン酸モノアルキルエステルとし
ては、アルキルの炭素数が1〜12のものが好ましく、
マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイ
ン酸モノn−プロピル、マレイン酸モノイソプロピル、
マレイン酸モノn−ブチル、マレイン酸モノn−ヘキシ
ル、マレイン酸モノn−オクチル、マレイン酸モノ2−
エチルヘキシル、マレイン酸モノn−ノニル、マレイン
酸モノn−ドデシル等が挙げられる。前記スチレン誘導
体としては、α−メチルスチレン、m−又はp−メトキ
シスチレン、p−ヒドロキシスチレン、2−メトキシ−
4−ヒドロキシスチレン、2−ヒドロキシ−4−メチル
スチレン等が挙げられる。
【0008】また、前記の樹脂としては、光感度の向上
等を目的として光重合性不飽和結合を有するものを使用
してもよい。このような樹脂の好ましい例としては、高
酸価のカルボキシル基含有樹脂にグリシジルメタクリレ
ート、グリシジルアクリレート、アリルグリシジルエー
テル、α−エチルグリシジルアクリレート、クロトニル
グリシジルエーテル、イタコン酸モノアルキルグリシジ
ルエーテル等のオキシラン環とエチレン性不飽和結合を
それぞれ1個有する化合物やアリルアルコール、2−ブ
テン−4−オール、フルフリルアルコール、オレイルア
ルコール、シンナミルアルコール、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、N−メチロールアクリルアミド等の水酸基とエチレ
ン性不飽和結合をそれぞれ1個有する化合物(不飽和ア
ルコール)を反応させた樹脂、水酸基を有するカルボキ
シル基含有樹脂に遊離イソシアネート基含有不飽和化合
物を反応させた樹脂、エポキシ樹脂と不飽和カルボン酸
との付加反応物に多塩基酸無水物を反応させた樹脂、共
役ジエン重合体や共役ジエン共重合体と不飽和ジカルボ
ン酸無水物との付加反応物に水酸基含有重合性モノマー
を反応させた樹脂などが挙げられる。これらの樹脂の不
飽和当量は、600〜3000の範囲とすることが好ま
しく、800〜2000の範囲とすることがより好まし
い。不飽和当量が小さすぎると感光材料の調整時特に、
顔料を樹脂に分散させる時に一部硬化する傾向があり、
不飽和当量が大きすぎると、不飽和基の導入による光感
度の向上硬化が低下する傾向がある。なお、ここでいう
不飽和当量とは、不飽和結合一つあたりの樹脂の分子量
を意味している。
【0009】前記の樹脂は、感光層が露光後アルカリ現
像性を有するという観点から、酸価が20〜300の範
囲内であることが好ましく、さらに40〜200の範囲
内であることが好ましく、特に60〜150の範囲であ
ることが好ましい。酸価が20未満ではアルカリ現像性
が低下する傾向があり、また、300を超えるとアルカ
リ現像後の画像パターンの形状が不鮮明となる傾向があ
る。
【0010】また、前記の樹脂の重量平均分子量は1,
500〜200,000の範囲内であることが好まし
く、さらに5,000〜100,000の範囲内である
ことが好ましく、特に10,000〜50,000の範
囲内であることが好ましい。重量平均分子量が1,50
0未満では顔料の分散安定性が低下する傾向があり、ま
た、200,000を超えると感光液にしたときに粘度
が高くなり、塗布性、特に、スピンコートする際の塗布
性が低下する傾向がある。なお、本明細書において、重
量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィーによって測定し、標準ポリスチレンの検量線を用い
て換算した値である。
【0011】酸価が20〜300、重量平均分子量が
1,500〜200,000の樹脂としては、特に、下
記一般式(I)
【化1】 (ただし、式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、
2は水素原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基
又はアルコキシ基を示す)及び下記一般式(II)
【化2】 (ただし、式中、R3は炭素数1〜12のアルキル基を
示し、R4は水素原子、炭素数1〜12のアルキル基又
は光反応性不飽和結合を有する基を示す)で表される繰
り返し単位を、一般式(I)/一般式(II)が1/1〜
5/1(モル比)の比率で有する樹脂が顔料の分散安定
性、光感度の点で特に好ましい。
【0012】上記一般式(I)及び一般式(II)で表さ
れる繰り返し単位を有する樹脂の製造法としては、例え
ば、一般式(I)及び一般式(II)で表される繰り返し
単位を有する樹脂の前駆体に、不飽和アルコール(アリ
ルアルコール、2−ブテン−4−オール、フルフリルア
ルコール、オレイルアルコール、シンナミルアルコー
ル、2−ヒドロキシアクリレート、2−ヒドロキシメタ
クリレート、N−メチロールアクリルアミド等)をエス
テル化反応させて製造する方法、一般式(I)及び一般
式(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂の前駆体
に、オキシラン環とエチレン性不飽和結合をそれぞれ1
個有する化合物(グリシジルメタクリレート、グリシジ
ルアクリレート、アリルグリシジルエーテル、α−エチ
ルグリシジルアクリレート、クロトニルグリシジルエー
テル、イタコン酸モノアルキルモノグリシジルエステル
等)を付加反応させて製造する方法などが挙げられる。
【0013】一般式(I)及び一般式(II)で表される
繰り返し単位を有する樹脂の前駆体としては、スチレン
又はその誘導体と、マレイン酸モノアルキルエステル
(マレイン酸のハーフエステル)とを共重合することに
より得ることができる。スチレン誘導体としては、例え
ば、α−メチルスチレン、m又はp−メトキシスチレ
ン、p−ヒドロキシスチレン、2−メトキシ−4−ヒド
ロキシスチレン、2−ヒドロキシ−4−メチルスチレン
等が挙げられる。マレイン酸モノアルキルエステルとし
ては、例えば、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノ
エチル、マレイン酸モノ−n−プロピル、マレイン酸モ
ノ−イソプロピル、マレイン酸モノ−n−ブチル、マレ
イン酸モノ−n−ヘキシル、マレイン酸モノ−n−オク
チル、マレイン酸モノ−2−エチルヘキシル、マレイン
酸モノ−n−ノニル、マレイン酸モノ−n−ドデシル等
が挙げられる。
【0014】また、本発明の着色画像形成用感光液に使
用する樹脂としては、前記した一般式(I)及び一般式
(II)で表される繰り返し単位を有する樹脂を使用する
とき、他の樹脂を併用してもよい。他の樹脂としては、
前記した樹脂のうち前記した一般式(I)で表される繰
り返し単位を有する樹脂以外の樹脂が使用されるが、さ
らに、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、メ
ラミン樹脂等を使用してもよい。他の樹脂は樹脂の総量
100重量部に対して、50重量部以下で使用すること
が好ましい。
【0015】次に、前記着色画像形成用感光液に使用さ
れる顔料について説明する。顔料には無機顔料と有機顔
料があり、いずれも使用することができるが、色調の豊
富さ等から黒色のカーボンブラック(無機顔料)と有機
顔料が好ましい。有機顔料としては、例えば、アゾ系、
フタロシアニン系、インジゴ系、アントラキノン系、ペ
リレン系、キナクリドン系、メチン・アゾメチン系、イ
ソインドリノン系等が挙げられる。本発明のカラーフィ
ルターを製造する場合には、赤、緑、青及び黒色等の着
色画像に適した各顔料系が用いられる。本発明の着色画
像形成用感光液をカラーフィルタの製造に使用する場合
には、赤、緑、青、黒色等の着色画像に適した各顔料系
が使用される。
【0016】赤色の着色画像としては、単一の赤色顔料
系を用いてもよく、黄色顔料系を赤色顔料系に混合して
調色を行ってもよい。赤色顔料系としては、例えば、カ
ラーインデックス名で、C.I.ピグメントレッド9、12
3、155、168、177、180、217、22
0、224等が挙げられる。黄色顔料系としては、例え
ば、カラーインデックス名で、C.I.ピグメントイエロー
20、24、83、93、109、110、117、1
25、139、147、154等が挙げられる。これら
の赤色顔料系及び黄色顔料系は、それぞれ2種類以上を
混合して使用することもできる。なお、赤色顔料系と黄
色顔料系を混合して使用する場合には、黄色顔料系を、
赤色顔料系と黄色顔料系の総量100重量部に対して、
50重量部以下で使用することが好ましい。
【0017】緑色の着色画像としては、単一の緑色顔料
系を用いてもよく、上記の黄色顔料系を緑色顔料系に混
合して調色を行ってもよい。緑色顔料系としては、例え
ば、カラーインデックス名で、C.I.ピグメントグリーン
7、36、37等が挙げられる。これらの緑色顔料系及
び黄色顔料系は、それぞれ2種類以上を混合して使用す
ることもできる。なお、緑色顔料系と黄色顔料系を混合
して使用する場合には、黄色顔料系を、緑色顔料系と黄
色顔料系の総量100重量部に対して、50重量部以下
で使用することが好ましい。
【0018】青色の着色画像としては、単一の青色顔料
系を用いてもよく、紫色顔料系を青色顔料系に混合して
調色を行ってもよい。青色顔料系としては、例えば、カ
ラーインデックス名で、C.I.ピグメントブルー15、1
5:3、15:4、15:6、22、60等が挙げられ
る。紫色顔料系としては、例えば、カラーインデックス
名で、C.I.ピグメントバイオレツド19、23、29、
37、50等が挙げられる。これらの青色顔料系及び紫
色顔料系は、それぞれ2種類以上を混合して使用するこ
ともできる。なお、青色顔料系と紫色顔料系を混合して
使用する場合には、紫色顔料系を、青色顔料系と紫色顔
料系の総量100重量部に対して、50重量部以下で使
用することが好ましい。
【0019】黒色の着色画像としては、例えば、カーボ
ンブラック、黒鉛、チタンカーボン、黒鉄、二酸化マン
ガン等の黒色顔料が使用される。
【0020】前記着色画像形成感光液に使用される光重
合性不飽和結合を分子内に1個以上有するモノマーのう
ち、光重合性不飽和結合を分子内に1個有するモノマー
としては、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート等のアルキルメ
タクリレート、メチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート等のアルキルアク
リレート、ベンジルメタクリレート等のアラルキルメタ
クリレート、ベンジルアクリレート等のアラルキルアク
リレート、ブトキシエチルメタクリレート等のアルコキ
シアルキルメタクリレート、ブトキシエチルアクリレー
ト等のアルコキシアルキルアクリレート、N,N−ジメ
チルアミノエチルメタクリレート等のアミノアルキルメ
タクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレ
ート等のアミノアルキルアクリレート、(ジエチレング
リコールエチルエーテル)のメタクリル酸エステル、
(トリエチレングリコールブチルエーテル)のメタクリ
ル酸エステル、(ジプロピレングリコールメチルエーテ
ル)のメタクリル酸エステル等の(ポリアルキレングリ
コールアルキルエーテル)のメタクリル酸エステル、
(ジエチレングリコールエチルエーテル)のアクリル酸
エステル、(トリエチレングリコールブチルエーテル)
のアクリル酸エステル、(ジプロピレングリコールメチ
ルエーテル)のアクリル酸エステル等の(ポリアルキレ
ングリコールアルキルエーテル)のアクリル酸エステ
ル、(ヘキサエチレングリコールフェニルエーテル)の
メタクリル酸エステル等の(ポリアルキレングリコール
アリールエーテル)のメタクリル酸エステル、(ヘキサ
エチレングリコールフェニルエーテル)のアクリル酸エ
ステル等の(ポリアルキレングリコールアリールエーテ
ル)のアクリル酸エステル、ジシクロペンタニルメタク
リレート、ジシクロペンタニルアクリレート、イソボル
ニルメタクリレート、メトキシ化シクロデカトリエンメ
タクリレート、イソボルニルアクリレート、メトキシ化
シクロデカトリエンアクリレート、グリセロールメタク
リレート、グリセロールアクリレート、ヘプタデカフロ
ロデシルメタクリレート等のフッ素化アルキルメタクリ
レート、ヘプタデカフロロデシルアクリレート等のフッ
素化アルキルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート等があ
る。
【0021】光重合性不飽和結合を分子内に1個以上有
するモノマーのうち、光重合性不飽和結合を分子内に2
個以上有するモノマーとしては、ビスフェノールAジメ
タクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、グリセロールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールジメタクリレート、テトラエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタ
クリレート、トリス(メタクリロキシエチル)イソシア
ヌレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラメタクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタメタクリレート、ビスフェノール
Aジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、グリセロールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコー
ルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリ
ス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエ
リスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート等が挙げらる。
【0022】光重合性不飽和結合を分子内に2個以上有
するモノマーとしては、さらに、一般式(a)
【化3】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるビスフェノールAのアルキレンオキシド
付加物のジアクリレート、一般式(b)
【化4】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す)で示されるビスフェノールAのエピクロ
ルヒドリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物、ビ
スフェノールAジメタクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、
グリセロールジメタクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、一般式(c)
【化5】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるリン酸のアルキレンオキシド付加物のジ
アクリレート、一般式(d)
【化6】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜10
の整数を示す)で示されるフタル酸のエピクロリン変性
物とアクリル酸の付加エステル化物、ポリエチレングリ
コールのジアクリレート、ポリプロピレングリコールの
ジメタクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、一般式(e)
【化7】 (ただし、式中、m及びnはそれぞれ独立に、1〜20
の整数を示す)で示される1,6−ヘキサンジオールの
エピクロリン変性物とアクリル酸の付加エステル化物
(アクイリル基を一分子中に2個有するもの)、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート、一般式(f)
【化8】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、3個のmはそれぞれ独立に、1〜20の整数を示
す)で示されるリン酸のアルキンオキシド付加物のトリ
アクリレート、一般式(g)
【化9】 (ただし、式中、Rはエチレン基又はプロピレン基を示
し、m、m′及びm″はそれぞれ独立に、1〜20の整
数を示す)で示されるトリメチロールプロパンのアルキ
レンオキシド付加物のトリアクリレート、トリス(メタ
クリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート
などが挙げられる。これらのモノマーは、単独で又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。
【0023】前記着色画像形成感光液に使用される光開
始剤としては、例えば、ベンゾフェノン、N,N′−テ
トラエチル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン、4−
メトキシ−4′−ジメチルアミノベンゾフェノン、ベン
ジル、2,2−ジエトキシアセトフェノン、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル、ベンジルジメチルケタール、α−ヒドロキシ
イソブチルフェノン、チオキサントン、2−クロロチオ
キサントン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニ
ル]−2−モルホリノ−1−プロパン、t−ブチルアン
トラキノン、1−クロロアントラキノン、2,3−ジク
ロロアントラキノン、3−クロル−2−メチルアントラ
キノン、2−エチルアントラキノン、1,4−ナフトキ
ノン、9,10−フェナントラキノン、1,2−ベンゾ
アントラキノン、1,4−ジメチルアントラキノン、2
−フェニルアントラキノン、2−(o−クロロフェニ
ル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二量体等が挙げ
られる。これらの光開始剤は単独で又は2種類以上を組
み合わせて使用される。
【0024】本発明における有機溶剤は、トリエチレン
グリコールジアルキルエーテルが含まれることが必須で
ある。トリエチレングリコールジアルキルエーテルとし
ては、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリ
エチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレ
ングリコールメチルn−プロピルエーテル、トリエチレ
ングリコールメチルiso−プロピルエーテル、トリエチ
レングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコ
ールエチルn−プロピルエーテル、トリエチレングリコ
ールエチルiso−プロピルエーテル、トリエチレングリ
コールジn−プロピルエーテル、トリエチレングリコー
ルジiso−プロピルエーテル、トリエチレングリコール
ジtert−ブチルエーテル等が挙げられる。これらの中
で、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエ
チレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレン
グリコールジエチルエーテル等が好ましい。これらは単
独で又は2種類以上を組み合わせて使用される。
【0025】また、本発明の着色両像形成用感光液に
は、有機溶剤としてトリエチレングリコールジアルキル
エーテルとともに他の一般的な有機溶剤を併用すること
ができる。この使用量としては、有機溶剤の総量に対し
て、90重量%以下とすることが好ましく、50重量%
以下とすることがより好ましい。この使用量が90重量
%を超えると、トリエチレングリコールジアルキルエー
テルを用いた効果が薄れる傾向がある。
【0026】他の有機溶剤としては、例えば、ケトン化
合物、アルキレングリコールエーテル化合物、アルコー
ル化合物、芳香族化合物などが挙げられる。具体的に
は、ケトン化合物として、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、ジオキサン等があり、アルキレ
ングリコールエーテル化合物として、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、ブチゾレセロソルブ、メチルセ
ロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、プ
チルセロソルブアセテート、エチレングリコールモノプ
ロピルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテートエ等があり、アルコール化
合物として、メチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、3−メ
チル−3−メトキシブタノール、テトラヒドロフラン等
があり、芳香族化合物として、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシ
メチル−2−ピロリドン等があり、その他として、3−
メチル−3−メトキシブチルアセテート、酢酸エチル等
の有機溶剤が挙げられる。これらは単独で又は2種以上
を組み合わせて用いることができる。
【0027】前記着色画像形成用感光液に使用される樹
脂、顔料、光重合性不飽和結合を分子内に2個以上有す
るモノマー及び光開始剤の配合割合は、これらの総量に
対して、(a)樹脂は、好ましくは10〜85重量%、
より好ましくは20〜60重量%、特に好ましくは25
〜50重量%、(b)顔料は、好ましくは5〜50重量
%、より好ましくは10〜40重量%、特に好ましくは
15〜30重量%、(c)光重合性不飽和結合を分子内
に2個以上有するモノマーは、好ましくは2〜50重量
%、より好ましくは5〜40重量%、特に好ましくは1
0〜30重量%(d)光開始剤は、好ましくは0.01
〜20重量%、より好ましくは2〜15重量%、特に好
ましくは5〜10重量%とされる。
【0028】前記着色画像形成用感光液中に樹脂が少な
くなりすぎると顔料の分散安定性が低下する傾向があ
り、多すぎると感光液にしたときの粘度が高くなり、塗
布性、特にスピンコートする際の塗布性が低下する傾向
がある。また、顔料が少なくなりすぎると画像の色濃度
が低くなる傾向があり、多すぎると光感度が低下する傾
向がある。また、光重合性不飽和結合を分子内に2個以
上有するモノマーが少なくなりすぎると光感度が低くな
る傾向があり、多すぎると顔料の分散安定性が低下する
傾向がある。さらに、光開始剤少なすぎると光感度が低
くなる傾向があり、多すぎると密着性が低下する傾向が
ある。
【0029】有機溶剤は、感光液中の樹脂、顔料、光重
合性不飽和結合を分子内に1個以上含有するモノマー及
び光開始剤を含む全固形分が5〜40重量%の範囲にな
るように用いられることが好ましい。全固形分が40重
量%を超えると粘度が高くなり、塗布性が悪くなる傾向
がある。全固形分が5重量%未満であると粘度が低くな
り、塗布性が悪くなる傾向がある。
【0030】本発明の着色画像形成用感光液には、暗反
応を抑制するための熱重合禁止剤(ハイドロキノン、ハ
イドロキノンモノメチルエーテル、ピロガロール、t−
ブチルカテコール等)、基板との密着性を向上させるた
めのチタネートカップリング剤(ビニル基、エポキシ
基、アミノ基、メルカプト基等を有したシランカップリ
ング剤やイソプロピルトリメタクリロイルチタネート、
ジイソプロピルイソステアロイル−4−アミノベンゾイ
ルチタネート等)、膜の平滑性を向上させるための界面
活性剤(フッ素系、シリコン系、炭化水素系等)及びそ
の他、紫外線吸収剤、酸化防止剤などの各種添加剤を必
要に応じて適宜使用することができる。
【0031】次に、本発明に用いる着色画像形成用感光
液の製造法について説明する。顔料を樹脂及び有機溶剤
並びに必要に応じて分散剤と混合し、分散させる。この
とき、混合物は超音波分散機、三本ロール、ボールミ
ル、サンドミル、ビーズミル、ホモジナイザー、ニーダ
ー等の分散・混練装置を用いて混練することにより分散
処理することが好ましい。光重合性不飽和結合を分子内
に2個以上有するモノマー及び光開始剤は、この分散処
理の前に混合してもよく、分散処理後に混合してもよ
い。
【0032】前記分散剤としては、ポリカルボン酸型高
分子界面活性剤、ポリスルホン酸型高分子界面活性剤等
のアニオン系分散剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレンブロックポリマー等のノニオン系分散剤、ア
ントラキノン系、ペリレン系、フタロシアニン系、キナ
クドリン系等の有機色素にカルボキシル基、スルホン酸
塩基、カルボン酸アミド基、水酸基等の置換基を導入し
た有機色素の誘導体などがある。顔料の分散性や分散安
定性が向上し、好ましい。これら顔料分散剤や有機色素
の誘導体は、顔料100重量部に対して50重量部以下
で用いることが好ましい。50重量部を超えると色度が
ずれる傾向がある。
【0033】前記の分散処理に際して、樹脂は、その全
量を分散処理時に顔料と共に用いてもよく、樹脂の一部
を分散処理後に加えてもよい。ただし、分散処理時に樹
脂は顔料100重量部に対して少なくとも20重量部用
いることが好ましい。20重量部未満では顔料の分散安
定性が低下する傾向がある。同様に有機溶剤もその全量
を分散処理時に顔料と共に用いてもよく、有機溶剤の一
部を分散処理後に加えてもよい。ただし、有機溶剤は、
分散処理時の顔料及び樹脂の全量100重量部に対し
て、分散処理時に少なくとも100重量部用いることが
好ましい。100重量部未満では分散処理時の粘度が高
すぎて、特にボールミル、サンドミル、ビーズミルなど
で分散する場合には分散が困難になる可能性がある。
【0034】本発明における着色画像形成用感光液を用
いて基板上へ感光層を積層するには、感光液を基板に直
接塗布するか、あるいはその感光液を一旦支持体に塗布
して成膜した後、基板に積層するなどして行うことがで
きる。上記の基板としては、用途により選択されるが、
例えば、白板ガラス、青板ガラス、シリカコート青板ガ
ラス等の透明ガラス板、ポリエステル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹
脂製シート、フィルム又は板、アルミニウム板、銅板、
ニッケル板、ステンレス板等の金属板、その他セラミッ
ク板、光電変換素子を有する半導体基板などが挙げられ
る。これらの基板には予めクロム蒸着等によりブラック
マトリックスが形成されているものであってもよい。
【0035】感光液を基板に塗布する方法としては、ロ
ールコーター塗布、スピンコーター塗布、スプレー塗
布、ホエラー塗布、ディップコーター塗布、カーテンフ
ローコーター塗布、ワイヤーバーコーター塗布、グラビ
アコーター塗布、エアナイフコーター塗布などがある。
塗布後、50〜130℃の温度で1〜30分乾燥するこ
とが好ましい。このようにして着色画像形成材料からな
る膜を得ることができる。このようにして形成された感
光層の厚みは、用途によって適宜定まるが、0.1〜3
00μmの範囲とされることが好ましい。また、カラー
フィルターに用いる場合には、0.2〜5μmの範囲と
されることが好ましい。
【0036】また、支持体上に上記と同様にして感光層
を形成することができる。この感光層を前記の基板に積
層するには、基板に膜を重ねてローラを通して圧着する
方法がある。このとき、ローラを少し加熱することが好
ましい。また、圧着を減圧下に行うことが好ましい。支
持体は、基板に感光層を積層してから剥離することが好
ましい。支持体としては、ポリエチレンフィルム、アク
リル樹脂フィルム、ポリエステルフィルム等を用いるこ
とができる。
【0037】基板上に積層された感光層への露光は、そ
の感光層に活性光線を画像状に照射することにより行う
ことができる。これにより露光部の膜を硬化させること
ができる。露光に際し、その膜の表面にポリビニルアル
コール等の酸素遮断膜を0.5〜30μmの厚みで形成
し、その上から露光してもよい。活性光線の光源として
は、例えば、カーボンアーク灯、超高圧水銀灯、高圧水
銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ラ
ンプ、ラングステンランプ、可視光レーザーなどが好適
である。これらの光源を用いてフォトマスクを介したパ
ターン露光や走査による直接描写などにより画像状に活
性光線が照射される。
【0038】上記の露光に続いて現像工程を行う。水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム等の無機アルカリ、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、テ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、トリエチ
ルアミン、n−ブチルアミン等の有機塩基、又は塩を含
む水溶液(アルカリ現像液)、有機溶剤等の現像液を吹
き付けるか、現像液に浸漬するなどして未露光部を除去
し、画像に対応した硬化膜の着色画像パターンを得るこ
とができる。現像後、さらに、着色画像パターンをより
強固に硬化させるため、ポストベークを行うことが好ま
しい。ポストベーク温度は、60〜280℃の温度が好
ましく、加熱時間は1〜60分間程度が好ましい。
【0039】このような着色画像形成工程により着色画
像が形成されるが、特に、カラーフィルターの製造法に
おいては、着色画像形成工程を異なる3〜4色の着色画
像について繰り返し行うことが好ましい。本発明におい
て、異なる3〜4色の着色画像とは、先にクロム蒸着な
どにより形成したブラックマトリックス上に赤、緑、青
の着色画像を形成する場合には、赤、緑、青の3色の着
色画像を意味し、黒色の着色画像形成材料を用いてブラ
ックマトリックスを形成した後、赤、緑、青の着色画像
を形成する場合、あるいは赤、緑、青の着色画像を形成
した後に、これらの着色画像の間隙に黒色の画像形成材
料を用いてブラックマトリックスを形成する場合には、
黒、赤、緑、青の4色の着色画像を意味する。赤、緑、
青の着色画像の形成の順序は任意である。着色画像は各
色について画素を形成するようにされる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 (1)使用する樹脂:スチレン50モル%−マレイン酸
モノプロピルエステル20モル%−マレイン酸誘導体3
0モル%からなり、重量平均分子量が11000かつ酸
価65の共重合体(以下、共重合体Aという) (2)上記マレイン酸誘導体は次の構造を有するもので
ある。
【化10】
【0041】実施例1 樹脂として共重合体A10g、顔料としてカーボンブラ
ック38gを、有機溶剤であるトリエチレングリコール
ジメチルエーテル200gに加え、これをビーズミルを
用いて2時間分散した。この分散液に、モノマーとして
トリメチロールプロパントリアクリレート32g、光開
始剤としてベンゾフェノン12g及びN,N′−テトラ
エチル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン4g並びに
有機溶剤であるトリエチレングリコールジメチルエーテ
ル100gを加えて混合し、黒色の着色画像形成用感光
液を得た。得られた感光液を、25℃で静置した際に、
二次凝集が起き始めるまでの日数を分散安定性とし、結
果を表1に示した。また、得られた感光液を、ガラス基
板(コーニング社製、商品名7059)上にスピンコー
ト法により塗布した後、110℃で5分間の乾燥を行
い、膜厚1.0μmの膜を形成し、塗布した際の塗膜の
外観を目視にて評価し、結果を表1に示した。
【0042】得られた膜に、ネガマスクを通して超高圧
水銀灯により、画像状に600mJ/cm2の露光を行い、次
いで、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(東
邦化学株式会社製、ノナール912A)を0.5重量%
及び水酸化カリウムを0.3重量%含む水溶液により、
現像を行い、黒色の画像パターンを得た。得られた黒色
の画像パターンの光学密度は、2.5であった。また、
得られた黒色の画像パターンの光感度、解像度、パター
ン形状を下記の試験方法で評価し、結果を表1に示し
た。
【0043】試験方法 光感度:光学密度0.05を1段目とし、1段ごとに光
学密度が0.15ずつ増加する21段のステップタブレ
ットを用いて評価した。この値が大きいほど、光感度が
優れる。 解像度:ライン及びスペースの幅(μm)の等しいパタ
ーンを有するネガマスクを用いて評価した。完全に現像
できた最少のライン及びスペースの幅(μm)で示さ
れ、この値が小さいほど、解像度が優れる。 パターン形状:画像パターンの表面状態、断面形状につ
いて評価した。表面が均一で、断面形状が短形に近いほ
ど、パターン形状が優れる。
【0044】実施例2 樹脂として共重合体Aを30g、顔料としてカラーイン
デックス名でC.I.ピグメントレッド177を21g及び
C.I.ピグメントイエロー139を4g、有機溶剤である
トリエチレングリコールジメチルエーテル200gの溶
剤に加え、これをビーズミルを用いて2時間分散した。
この分散液に、モノマーとしてペンタエリスリトールテ
トラアクリレート32g、光開始剤としてベンゾフェノ
ン6g及びN,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミ
ノベンゾフェノン2g並びに有機溶剤であるトリエチレ
ングリコールジメチルエーテル100gを加えて混合
し、赤色の着色画像形成用感光液を得た。得られた感光
液を、実施例1と同様にして分散安定性を評価し、結果
を表1に示した。また、得られた感光液を、実施例1と
同様にして、膜厚1.7μmの膜を形成し、塗布した際
の塗膜の外観を目視にて評価し、結果を表1に示した。
【0045】得られた膜に、ネガマスクを通して超高圧
水銀灯により、画像状に100mJ/cm2の露光を行い、
次いで、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(東邦化学株式会社製、ノナール912A)を0.5重
量%及び水酸化カリウムを0.3重量%含む水溶液によ
り、現像を行い、黒色の画像パターンを得た。得られた
赤色の画像パターンの光感度、解像度、パターン形状を
実施例1と同じ試験方法で評価し、結果を表1に示し
た。
【0046】実施例3 樹脂として、共重合体A40g、顔料としてカラーイン
デックス名でC.I.ピグメントグリーン36を15g及び
C.I.ピグメントイエロー83を5g、有機溶剤であるト
リエチレングリコールジメチルエーテル200gに加
え、これをビーズミルを用いて2時間分散した。この分
散液に、モノマーとしてトリメチロールプロパントリア
クリレート32g、光開始剤としてベンゾフェノン6g
及びN,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミノベン
ゾフェノン2g並びに有機溶剤であるトリエチレングリ
コールジメチルエーテル100gを加えて混合し、緑色
の着色画像形成用感光液を得た。得られた感光液を、実
施例1と同様にして分散安定性を評価し、結果を表1に
示した。また、得られた感光液を、実施例2と同様にし
て、膜を形成し、塗布した際の塗膜の外観を目視にて評
価し、結果を表1に示した。
【0047】得られた膜に、実施例2と同様にして、露
光及び現像を行い、緑色の画像パターンを得た。得られ
た緑色の画像パターンの光感度、解像度、パターン形状
を実施例1と同様にして評価し、結果を表1に示した。
【0048】実施例4 樹脂として、共重合体A40g、顔料としてカラーイン
デックス名でC.I.ピグメントブルー15−6を17g及
びC.I.ピグメントバイオレット23を1g、有機溶剤で
あるトリエチレングリコールジメチルエーテル200g
に加え、これをビーズミルを用いて2時間分散した。こ
の分散液に、モノマーとしてペンタエリスリトールテト
ラアクリレート34g、光開始剤としてベンゾフェノン
6g及びN,N′−テトラエチル−4,4′−ジアミノ
ベンゾフェノン2g並びに有機溶剤中の必須成分以外の
有機溶剤であるトリエチレングリコールジメチルエーテ
ル100gを加えて混合し、青色の着色画像形成用感光
液を得た。得られた感光液を、実施例1と同様にして分
散安定性を評価し、結果を表1に示した。また、得られ
た感光液を、実施例2と同様にして、膜を形成し、塗布
した際の塗膜の外観を目視にて評価し、結果を表1に示
した。
【0049】得られた膜に、実施例2と同様にして、露
光した後、1重量%の炭酸ソーダを含む水溶液で現像を
行い、青色の画像パターンを得た。得られた青色の画像
パターンの光感度、解像度、パターン形状を実施例1と
同様にして評価し、結果を表1に示した。
【0050】比較例1 有機溶剤をすべてエチレングリコールモノエチルエーテ
ルに代えたこと以外は、実施例1と同様にして、黒色の
着色画像形成用感光液を得た。得られた感光液を、実施
例1と同様にして分散安定性を評価し、結果を表1に示
した。また、得られた感光液を、実施例1と同様にし
て、膜を形成し、塗布した際の塗膜の外観を目視にて評
価し、結果を表1に示した。得られた膜に、実施例1と
同様にして、露光及び現像を行い、緑色の画像パターン
を得た。得られた緑色の画像パターンの光感度、解像
度、パターン形状を実施例1と同様にして評価し、結果
を表1に示した。
【0051】比較例2 有機溶剤をすべてジエチレングリコールジエチルエーテ
ルに代えたこと以外は、実施例1と同様にして、青色の
着色画像形成用感光液を得た。得られた感光液を、実施
例1と同様にして分散安定性を評価し、結果を表1に示
した。また、得られた感光液を、実施例1と同様にし
て、膜を形成し、塗布した際の塗膜の外観を目視にて評
価し、結果を表1に示した。得られた膜に、実施例1と
同様にして、露光及び現像を行い、青色の画像パターン
を得た。得られた青色の画像パターンの光感度、解像
度、パターン形状を実施例1と同様にして評価し、結果
を表1に示した。
【0052】比較例3 有機溶剤をすべてエチレングリコールモノエチルエーテ
ルに代えたこと以外は、実施例2と同様にして、赤色の
着色画像形成用感光液を得た。得られた感光液を、実施
例2と同様にして分散安定性を評価し、結果を表1に示
した。また、得られた感光液を、実施例1と同様にし
て、膜を形成し、塗布した際の塗膜の外観を目視にて評
価し、結果を表1に示した。得られた膜に、実施例2と
同様にして、露光及び現像を行い、緑色の画像パターン
を得た。得られた緑色の画像パターンの光感度、解像
度、パターン形状を実施例2と同様にして評価し、結果
を表1に示した。
【0053】比較例4 有機溶剤をすべてジエチレングリコールジエチルエーテ
ルに代えたこと以外は、実施例2と同様にして、赤色の
着色画像形成用感光液を得た。得られた感光液を、実施
例2と同様にして分散安定性を評価し、結果を表1に示
した。また、得られた感光液を、実施例1と同様にし
て、膜を形成し、塗布した際の塗膜の外観を目視にて評
価し、結果を表1に示した。得られた膜に、実施例2と
同様にして、露光及び現像を行い、緑色の画像パターン
を得た。得られた緑色の画像パターンの光感度、解像
度、パターン形状を実施例2と同様にして評価し、結果
を表1に示した。
【0054】
【表1】
【0055】表1から、本発明における有機溶剤の範囲
外の有機溶剤を用いて作製した着色画像形成用感光液
(比較例1及び3)は、顔料の分散安定性が低く、液調
製後、10日以内で二次凝集が始まった。また、それら
の液を塗布した際の塗膜外観は、いたる所に塗布むらが
発生し不良であった。同様に塗膜の感光性も劣悪で、感
度、解像度が低く、得られたパターン形状にも問題があ
った。また、比較例2及び4では、顔料の分散安定性は
良く、感光性にも問題はみられなかったが、スピンコー
ト法により塗布した際、乾燥が速く、基板の角の部分に
塗布むらが発生し、塗膜外観が不良であった。それに対
し、本発明における有機溶剤を用いて作製した着色画像
形成用感光液(実施例1、2、3及び4)は、顔料の分
散安定性が高く、液調整後、90日以上放置しても二次
凝集は起きなかった。また、それらの液を塗布した際の
塗膜外観は、極めて均一で良好であった。同様に塗膜の
感光性も良好で、感度、解像度、いずれも高く、得られ
たパターン形状も矩形で良好であった。
【0056】実施例5 実施例1で用いたガラス基板上に、クロムによりブラッ
クマトリクスを形成した後、実施例2と同様にして、赤
色の画像パターンを形成し、240℃で10分間の後加
熱を行った。次いで、その基板を用いて、実施例3と同
様にして、赤色画像パターンの隣に、緑色の画像パター
ンを形成し、240℃で10分間の後加熱を行った。次
いで、その基板を用いて、実施例4と同様にして、緑色
画像パターンの隣に、青色の画像パターンを形成し、2
40℃で10分間の後加熱を行った。以上により、一つ
の画素が、30μm×100μmの赤、緑及び青色の三
色からなる、モザイク状に画素が並んだ高品質のカラー
フィルタを作製した。
【0057】実施例6 実施例1で用いたガラス基板上に、実施例1と同様にし
て、黒色の画像パターン(ブラックマトリクス)を形成
した後、240℃で10分間の後加熱を行った。次い
で、実施例5と同様にして、赤、緑及び青色の順で画素
を形成し、一つの画素が、30μm×100μmの赤、
緑及び青色の三色からなるモザイク状に画素が並んだ高
品質のカラーフィルターを作製した。
【0058】実施例5及び実施例6のように、従来にな
く分散安定性の良好な感光液を用いて作製したカラーフ
ィルタは、いずれも消偏性が1000以上と光学特性に
優れ、画像表示素子として優れたものであることを確認
した。
【0059】
【発明の効果】請求項1又は2における着色画像形成用
感光液は、顔料の分散性、分散安定性が高く、これから
塗膜外観の優れた膜を得ることができる。請求項3にお
ける製造法により、画素の塗膜の顔料の分散がよく、画
素の塗膜の均一性に優ぐれ、従って光学特性の優れた高
品位な着色画像を製造できる。請求項4における製造法
により、画素の塗膜の顔料の分散がよく、画素の塗膜の
均一性に優ぐれ、従って光学特性が優れ、高品位であ
り、画像表示素子として優れたカラーフィルタを製造す
ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/033 G03F 7/033 (72)発明者 横地 精吾 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 岡崎 哲也 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 加藤 慎也 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内 (72)発明者 名児耶 友宏 千葉県市原市五井南海岸14番地 日立化成 工業株式会社五井工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂、顔料、光重合性不飽和結合を分子
    内に1個以上含有するモノマー、光開始剤及び有機溶剤
    を含有する着色画像形成用感光液において、有機溶剤中
    にトリエチレングリコールジアルキルエーテルを含む着
    色画像形成用感光液。
  2. 【請求項2】 樹脂が酸価が20〜300、重量平均分
    子量が1,500〜200,000の樹脂である請求項
    1記載の着色画像形成用感光液。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の着色画像形成用感
    光液から作製される感光層を基板上に積層し、露光現像
    する着色画像形成工程を含む着色画像の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の着色画像の製造法によ
    り同一基板上に複数の着色画像を作製することを特徴と
    するカラーフィルタの製造法。
JP30571497A 1996-11-22 1997-11-07 着色画像形成用感光液、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法 Pending JPH10207048A (ja)

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JP30571497A JPH10207048A (ja) 1996-11-22 1997-11-07 着色画像形成用感光液、着色画像の製造法及びカラーフィルタの製造法

Applications Claiming Priority (3)

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