JPH10206756A - 光記録装置 - Google Patents

光記録装置

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JPH10206756A
JPH10206756A JP9023258A JP2325897A JPH10206756A JP H10206756 A JPH10206756 A JP H10206756A JP 9023258 A JP9023258 A JP 9023258A JP 2325897 A JP2325897 A JP 2325897A JP H10206756 A JPH10206756 A JP H10206756A
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JP
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writing
optical
pixels
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Withdrawn
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JP9023258A
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English (en)
Inventor
Keiji Fujimagari
啓志 藤曲
Kenichi Kobayashi
健一 小林
Kazuhiro Sakasai
一宏 逆井
Tsutomu Hamada
勉 浜田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光並列演算や表示装置などに使用さ
れる2次元画像を処理するための光記録装置に関し、高
速の書き込みスピードと高い書き込み密度の双方を同時
に実現することができる光記録装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】マイクロレンズアレイ4は、表示素子3か
ら空間光変調素子8に至る光路上に配置され、表示素子
3の4画素に対応して1つの凸レンズが形成されてい
る。アクチュエータ5は、マイクロレンズアレイ4を垂
直方向(紙面上下方向)に振動させるアクチュエータ5
a1、5a2と水平方向(紙面法線方向)に振動させる
アクチュエータ5b1、5b2とから構成されている。
表示素子3に供給するフィールド信号に同期させてアク
チュエータ5を駆動させることにより、マイクロレンズ
アレイ4に入射する光の光軸に直交する水平/垂直方向
にマイクロレンズアレイ4を移動又は振動させることが
できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光並列演算や表示
装置などに使用される2次元画像を処理するための光記
録装置に関し、特に空間光変調子へ2次元画像の書き込
みを行う光記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元画像を光並列演算や表示装置に用
いる方法として、空間光変調子に2次元画像を書き込ん
で読み出し光で出力させる方法がある。この方法は、微
弱光で書き込みを行い強力光で読み出したり、書き込み
光と読み出し光の波長や偏光を別々にすることができた
りする等の特徴を有している。この2次元画像を光並列
演算や表示装置に用いる方法の従来の応用例としての、
「第1回画像センシングシンポジウム講演論文集B1」
に記載された指紋の照合装置を図13を用いて説明す
る。CCDカメラ12などの画像入力装置で取り込んだ
被験者の指紋像とあらかじめメモリ13に登録されてい
る指紋像を同時に表示素子3で表示し、表示した画像を
結像レンズ61により空間光変調素子81上に結像させる
ことで2つの画像情報を空間光変調素子81 に書き込
む。次にこの2つの像をレーザ等の読みだし光により読
み出して結像レンズ62でフーリエ変換し、空間光変調
素子82に書き込む。このフーリエ変換像(干渉縞)を
再びレーザ等の読みだし光を用いて読み出し、結像レン
ズ63 によりフーリエ変換することにより干渉縞の数に
比例した光の強度信号となる。この光の強度信号を光検
出器14にて受光し、あらかじめ定めた閾値と比較して
同一指紋かどうかの判定を行う。この相関演算法は合同
変換相関法と呼ばれてよく知られている。また正確かつ
再現性の高い判定を行うためには高精細な画像情報が必
要である。
【0003】次に、2次元画像を光並列演算や表示装置
に用いる方法の従来の他の応用例としての、「光学25
巻6号p25」に記載された投射型表示装置を図14を
用いて説明する。CRT16に表示した画像を結像レン
ズ6で空間光変調素子8上に結像させ書き込み、書き込
んだ画像を高照度の読みだし光で出力して投影レンズ1
7にてスクリーン18上に拡大投影して表示する。表示
できる画素の数はCRTの解像度で制約される。ところ
で、空間光変調素子が有している解像度は2値であれば
100lp/mm(200画素/mm)程度あり、20
mm角の空間光変調素子であれば、4000×4000
のデータを書き込み処理する能力がある。一方、空間光
変調素子に2次元画像を書き込む方法には、従来3つの
方法がある。例えば、特開平3−259122号公報に
開示されている方法は、半導体レーザやLEDなどの点
光源を時系列の情報信号に基づいて発光させ、出力光を
ガルバノミラーやとポリゴンミラーで垂直および水平方
向に偏光させて、空間光変調素子に書き込むようにする
ものである。また、特開平5−100243号公報に開
示されたものは、発光素子をライン状に多数配置したア
レイを用い、時系列の情報信号に基づいて発光させ、出
力光をガルバノミラーやポリゴンミラーで偏光させて空
間光変調素子に書き込む方法である。また、特開平3−
259122号公報に開示された方法は、CRTやLC
Dなどの2次元像を用いて書き込むものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら方法の書き込み
スピードと2次元画像の書き込み密度を考えると、点光
源を用いる方法では、2次元情報の書き込み密度は高く
できるものの、1画素ずつ書き込んでいくために走査ス
ピードが遅くなってしまうという問題がある。例えばこ
の方法で4000×4000の画素数の書き込みを行う
と仮定し、8面ポリゴンミラーを水平方向の走査に用い
ると、4000line×30fps×60sec÷8
=900krpmとなり、通常のポリゴンミラーの回転
数20〜40krpmに対し一桁以上高い回転数が必要
となり現実的でない。発光素子をライン状に多数配置し
たアレイを用いた場合には、走査スピードの問題は解決
されるが、多数の光源を用いるためにコスト上昇を招く
と共に、各発光素子の出力バラツキ補正と回折ひろがり
補正の問題が新たに発生する。CRTやLCDなどの2
次元表示装置を用いる方法では、1秒間に60フレーム
以上の書き込みスピードがあるが、書き込み密度がCR
TおよびLCDの画素数に制限されハイビジョン(10
35V×1920H)程度の書き込み密度となる。
【0005】このように従来の技術では、何れの方法も
書き込みスピードと書き込み密度に関して一長一短があ
り、例えば4000×4000のような空間光変調素子
の性能を100%活用した高密度2次元画像を、1秒間
に60フレーム書き込むことはできなかった。
【0006】本発明の目的は、従来の技術では実現困難
な高速の書き込みスピードと高い書き込み密度の双方を
同時に実現することができる光記録装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、光導電体層
と光変調層とを含んで構成された空間光変調素子に対し
て、光による書き込み手段により情報を書き込んで、書
き込まれた情報を読み出し光により出力する光記録装置
において、書き込み手段は、書き込むべき情報を表示す
る表示素子と、表示素子から空間光変調素子に至る光路
上に位置し、空間光変調素子の書き込み領域上で表示素
子からの出射光を複数画素毎に離散的に分離させる画素
分離手段と、画素分離手段により分離された書き込み領
域上の画素間隙を補間するように、出射光の書き込み領
域上での書き込み位置を変更する書き込み領域変更手段
とを有していることを特徴とする光記録装置によって達
成される。
【0008】そして、上述の光記録装置において、画素
分離手段は、表示素子の複数の画素のうち隣接する所定
数の画素からの出射光をそれぞれの口径内に含む複数の
集光光学素子を隣接配置した光学素子であり、書き込み
領域変更手段は、表示素子に供給されるフィールド信号
に同期して書き込み領域上での出射光の書き込み位置を
変更するようにしている。
【0009】また、上述の光記録装置において、表示素
子から画素分離手段に至る光路上に位置し、表示素子か
らの出射光を集光させて画素分離手段に結像させる結像
光学系を有するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
光記録装置を図1乃至図5を用いて説明する。本実施の
形態における光記録装置は、書き込み用表示素子の画素
数を増やすことなく書き込み密度を向上させるために、
書き込み用表示素子からの出射光を離散的に拡げる画素
分離手段、画素分離手段により分離された画素間隙を補
間するように各画素の書き込み領域を変更する書き込み
領域変更手段、及び複数のフィールドで1フレームを構
成する手段により時分割書き込みを行うことを基本とし
ている。本実施の形態では、書き込みに通常用いられる
2次元状に配列された多数の画素で構成されている表示
素子、表示画像を空間光変調素子上に結像する投影光学
系に加え、表示素子から空間光変調素子に至る光路上
に、表示素子に供給するフィールド信号に同期させて、
表示素子からの出射光を離散的に拡げ画素分離を行い、
かつ離散的に拡げられた画素間隙を補間するように各画
素の書き込み領域の変更を行う光学素子を配置し、書き
込み密度の向上をはかるものである。
【0011】本実施の形態においては、光変調素子の隣
接する複数画素のそれぞれを4画素とし、当該4画素か
らの出射光を口径内に含む複数の集光光学素子が凸レン
ズである場合について説明する。
【0012】図1は本実施の形態における光記録装置の
基本構成図、図2は本実施の形態において用いられるマ
イクロレンズアレイの斜視図、図3及び図4は本実施の
形態における表示素子と凸レンズとの位置関係を示す説
明図であり、図3は表示素子と凸レンズとの位置関係を
示す平面図、図4は表示素子から結像レンズ物面までの
光軸に平行な面の図3のA−A’断面線での断面図であ
る。図5は1画面を4つの画像に分割した場合の結像レ
ンズ物面での入射光束の位置関係を示したものである。
また、図15は本実施の形態で用いる空間光変調素子の
断面を示している。
【0013】図1において、1は光源、2は光源からの
光を平行光に変換するためのコリメート変換レンズ、3
は2次元状に配列された多数の画素で構成されている表
示素子、4はマイクロレンズアレイ、5は圧電素子から
なるアクチュエータ、6は結像レンズ、7は結像レンズ
6の物面、8は空間光変調素子、11はビームスプリッ
タである。マイクロレンズアレイ4は、表示素子3から
空間光変調素子8に至る光路上に配置され、表示素子3
の4画素に対応して1つの凸レンズが形成されている。
アクチュエータ5は、マイクロレンズアレイ4を垂直方
向(紙面上下方向)に振動させるアクチュエータ5a
1、5a2と水平方向(紙面法線方向)に振動させるア
クチュエータ5b1、5b2(図示せず)とから構成さ
れている。表示素子3に供給するフィールド信号に同期
させてアクチュエータ5を駆動させることにより、マイ
クロレンズアレイ4に入射する光の光軸に直交する水平
/垂直方向にマイクロレンズアレイ4を移動又は振動さ
せることができるようになっている。
【0014】本実施の形態で用いた表示素子3は、po
ly‐SiTFT(多結晶シリコンをチャネル層に用い
た薄膜トランジスタ)を用いたアクティブ・マトリクス
方式の液晶表示装置である。表示素子3の画素数はm×
nであり、画素ピッチpは水平、垂直ともに50μmで
ある。また、本実施の形態で用いた空間光変調素子8
は、光変調層に応答速度が1msec以下の強誘電性液
晶を用いている。ここで図15を用いて簡単に空間光変
調素子8の構造を説明する。図15において、空間光変
調素子8は、2枚の対向するガラス基板191と192
間にスペーサ241、242により所定の幅を有する空間
が形成され、この空間に強誘電性液晶23が封入されて
いる。ガラス基板191、192の強誘電性液晶側の面に
は、例えばITO(インジウム・ティン・オキサイド)
からなる透明電極201、202が形成されている。透明
電極201側表面には例えばa−Si (アモルファス・
シリコン)からなる光導電層21が形成されている。封
入された強誘電性液晶23は、強誘電性液晶23に接し
て対向して設けられた配向膜221、222により所定の
方向に配向させられている。そして、例えば図中左側か
ら書き込み光が入射し、読み出し光は右側から照射され
る。
【0015】図2に本実施の形態で用いるマイクロレン
ズアレイ4を示す。マイクロレンズアレイ4は、例えば
イオン交換法を用いて形成される。これは、ある種のイ
オンを透明なガラス基板の中に拡散させて屈折率の異な
る層を形成しレンズ効果として利用するものである。こ
のマイクロレンズアレイ4は、4つの画素から出射した
光束をできるだけ多く集光するように設計され100μ
mピッチで形成された多数の凸レンズで構成されてい
る。マイクロレンズアレイ4の大きさは表示素子3とほ
ぼ同じ大きさで形成できるので、その重量は数グラム程
度にすることができる。
【0016】アクチュエータ5は高歪率圧電セラミック
材料からなる積層型の圧電素子を用いている。アクチュ
エータ5をマイクロレンズアレイ4の側面に接着し、表
示素子3に供給するフィールド信号に同期させて電圧を
印加することにより、マイクロレンズアレイ4に入射す
る光の光軸に直交する水平/垂直方向にマイクロレンズ
アレイ4を移動変化させることができる。
【0017】本実施の形態におけるマイクロレンズアレ
イ4とアクチュエータ5により画像をシフトさせ高精細
な画像を表示する動作を図3乃至図5を用いて説明す
る。本実施の形態においては1画面(フレーム)を4つ
の画像(フィールド)に分割して表示する。なお、各マ
イクロレンズの実際の平面形状は図2で示したように4
つの画素全体を口径内に含む矩形状であるが、図3及び
図5の平面図においては各マイクロレンズの位置を明確
にするため実線或いは破線の円形状で各マイクロレンズ
を示している。
【0018】さて、第1のフレームの第1のフィールド
では、表示素子3の画素とマイクロレンズとの相対位置
は図3(a)に示すようになっている。例えばマイクロ
レンズ4aの中心軸は表示素子3の画素、、、
の交点の位置にあり、画素、、、からの出射光
は1つのマイクロレンズ4aにより集光される。図4に
示すように、表示素子3の画素及びからの出射光1
01、102は、マイクロレンズアレイ4により集光さ
れた出射光101’、102’となり結像レンズ6に入
射する。このとき、結像レンズ6の物面7は表示素子3
からの光が略1/4に集光された位置とする。結像レン
ズ6の物面7での表示画像は図5(a)に示すように水
平/垂直方向にそれぞれ間引かれた状態、即ち離散的に
縮小された状態となる。
【0019】次に第2のフィールドでは、フィールド信
号に同期して垂直方向に振動するアクチュエータ5a
1、5a2により、マイクロレンズアレイ4に入射する
光の光軸に直交する面内で垂直方向にマイクロレンズア
レイ4を移動させる。マイクロレンズ4aの中心軸は表
示素子3の画素、、、の交点の位置、即ち図3
(b)の位置に移動する。ここで図3(a)の位置から
図3(b)の位置までのマイクロレンズアレイ4の移動
量は表示素子3の画素ピッチpと同じ50μmである。
このとき、図4に示すように表示素子3の画素及び
からの出射光101、102は、マイクロレンズアレイ
4により集光されて出射光101”、102”となり結
像レンズ6に入射する。結像レンズ6の物面7では図5
(b)の位置に集光されており、マイクロレンズアレイ
4により第1のフィールドで離散的に縮小された垂直方
向の間隙部が第2のフィールドで補間されたことにな
る。
【0020】次に第3のフィールドでは、フィールド信
号に同期して水平方向に振動するアクチュエータ5b
1、5b2によりマイクロレンズアレイ4に入射する光
の光軸に直交する面内で水平方向にマイクロレンズアレ
イ4を移動させる。マイクロレンズ4aの中心軸は表示
素子3の画素、、、の交点の位置、即ち図3
(c)の位置に移動する。ここで図3(b)の位置から
図3(c)の位置までのマイクロレンズアレイ4の移動
量は表示素子3の画素ピッチpと同じ50μmである。
この結果、表示素子3からの出射光は、結像レンズ6の
物面7で図5(c)の位置に集光されており、マイクロ
レンズアレイ4により第2のフィールドで離散的に縮小
された水平方向の間隙部を第3のフィールドで補間した
ことになる。
【0021】次に第4のフィールドでは、フィールド信
号に同期して垂直方向に振動するアクチュエータ5a
1、5a2によりマイクロレンズアレイ4に入射する光
の光軸に直交する面内で垂直方向にマイクロレンズアレ
イ4を移動させる。マイクロレンズ4aの中心軸は表示
素子3の画素、、、の交点の位置、即ち図3
(d)の位置に移動する。ここで図3(c)の位置から
図3(d)の位置までのマイクロレンズアレイ4の移動
量は表示素子3の画素ピッチpと同じ50μmである。
この結果、表示素子3からの出射光は、結像レンズ6の
物面7で図5(d)の位置に集光されており、マイクロ
レンズアレイ4により第3のフイールドで離散的に縮小
された垂直方向の間隙部、即ち第1のフイールドで離散
的に縮小された水平方向の間隙部を第4のフイールドで
補間したことになる。
【0022】以上の第1、第2、第3及び第4のフィー
ルドによって、1フレーム全ての画像情報が図5(e)
に示すように結像レンズ6の物面7即ち空間光変調素子
8上で形成され、表示素子3の画素数の4倍の情報量を
書き込むことができたことになる。そして4フィールド
ごとに書込まれた画像を空間光変調素子8にビームスプ
リッタ11により読みだし光を照射して出力光を得るこ
とにより演算を行うことができる。なお本装置を投射型
表示装置に応用した場合にはフィールドに関係なく常時
読みだし光を照射し出力すればよい。人間の目の残像効
果により連続した画像として見ることができるようにな
る。
【0023】次に第2のフレームの第1のフィールドで
は、フィールド信号に同期して水平方向に振動するアク
チュエータ5b1、5b2によりマイクロレンズアレイ
4に入射する光の光軸に直交する面内で水平方向にマイ
クロレンズアレイ4を移動させる。マイクロレンズ4a
の中心軸は表示素子3の画素、、、の交点の位
置即ち図3(a)の位置に移動する。ここで図3(d)
の位置から図3(a)の位置までのマイクロレンズアレ
イ4の移動量は表示素子3の画素ピッチpと同じ50μ
mである。この結果、表示素子3からの出射光は、結像
レンズ6の物面7で図5(a)の位置に集光され、第1
のフレームの第1のフィールドと同じ位置に戻る。以下
第1のフレームと同様に離散的に縮小された水平/垂直
方向の間隙部を補間することにより、(m×n)画素を
持つ表示素子3を用いて4×(m×n)個の情報書き込
みを実現し、4フィールド毎に空間光変調素子から画像
を出力し演算を行う。
【0024】本実施の形態において、表示素子3の4画
素(2×2画素)に対応した複数のマイクロレンズから
なるマイクロレンズアレイ4を用いて4つのフィールド
で1フレームを形成するような構成としたが、9画素
(3×3画素)や16画素(4×4画素)、或いは6画
素(2×3画素)や12画素(3×4画素)など(i×
j)画素に対応した複数のマイクロレンズからなるマイ
クロレンズアレイ4を用いて(i×j)フィールドで1
フレームを形成する構成としてもよい。このとき、アク
チュエータ5によるマイクロレンズアレイ4の1つのフ
ィールド信号に対する水平/垂直方向の移動量Lh、L
vは、複数画素に対応するマイクロレンズの水平方向に
対応する画素数をi、垂直方向に対応する画素数をjと
し、水平方向の画素ピッチをph、垂直方向の画素ピッ
チをpvとしたとき、画素ピッチph、pvの整数倍で ph≦Lh≦(i−1)×ph pv≦Lv≦(j−1)×pv の範囲にある。
【0025】また、本実施の形態において、アクチュエ
ータ5は高歪率圧電セラミック材料からなる積層型の圧
電素子を用いたが、表示素子3に供給するフィールド信
号の周波数に同期させてマイクロレンズアレイ4に入射
する光の光軸に直交する面内でマイクロレンズアレイ4
を表示素子3の画素ピッチpの整数倍移動変化させるこ
とができる手段であればよい。表示素子3に供給するフ
ィールド信号の周波数は数10Hz〜数100Hzであ
るから、アクチュエータ5には電磁アクチュエータ、リ
ニアアクチュエータ、ステッピングモータなどを用いる
こともできる。
【0026】また、マイクロレンズアレイ4を振動させ
る代わりに結像レンズ6を移動変化させても同様の効果
を得ることができる。この場合は1つの画面(フレー
ム)を複数の画像(フィールド)に分割した際の各画像
における空間光変調素子8上での画素位置が、集光手段
を移動変化させた場合と異なる。
【0027】本実施の形態では複数画素に対応したマイ
クロレンズアレイ4を移動変化させたが、表示素子の隣
接する複数画素からの出射光をそれぞれの口径内に含む
複数の集光光学素子を隣接配置した集光手段と、集光手
段により離散的にされた画素を補間するように書き込み
領域を変更する手段があればよいので、例えば文献(佐
藤進;液晶を利用した焦点可変レンズ,光技術コンタク
ト,Vol32,No.11,p.24〜p.28,1
994)に開示されているような液晶レンズを利用し、
フィールド信号に同期させて選択的に電圧を印加してレ
ンズの形成位置を変化させるようにしてもよい。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態による光
記録装置を図6乃至図8を用いて説明する。本実施の形
態では、表示素子の隣接する複数画素からの出射光をそ
れぞれの口径内に含む複数の集光光学素子を2画素列に
対応するレンチキュラーレンズとした点に特徴を有して
おり、他の基本的構成は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0029】図6は本実施の形態における表示素子3と
レンチキュラーレンズアレイと結像レンズ6の物面7と
の位置関係を示した斜視図である。図7は1画面を2つ
の画像に分割したときの結像レンズ6の物面7での入射
光束の位置関係を示している。図6において9はレンチ
キュラーレンズアレイである。図1と同一の構成部材に
は同一番号を付している。
【0030】以下、本実施の形態において上記レンチキ
ュラーレンズアレイ9と、アクチュエータ5b1、5b
2により画像をシフトさせ高精細な画像を表示する動作
を図6及び図7を用いて説明する。本実施の形態におい
ては1画面(1フレーム)を2つの画像(2フィール
ド)に分割して表示する。
【0031】第1のフィールドでは表示素子3とレンチ
キュラーレンズアレイ9との相対位置は図6(a)の位
置にあり、表示素子3の隣接する2列からの出射光20
1、211及び202、212は中心軸を同一とするレ
ンチキュラーレンズにより出射光201’、211’及
び202’、212’のように集光され結像レンズ6に
入射する。結像レンズ6の物面7は、表示素子3からの
光が水平方向に1/2に集光される位置に設けられてい
る。従って結像レンズの物面7での表示画像は図7
(a)のように水平方向に間引かれた状態、即ち離散的
に縮小された状態となる。
【0032】次に第2のフィールドでは、フィールド信
号に同期して振動するアクチュエータ5b1、5b2に
よりレンチキュラーレンズアレイ9に入射する光の光軸
に直交する面内で水平方向にレンチキュラーレンズアレ
イ9を移動させて図6(b)に示す位置に移動させる。
ここで図6(a)の位置から図6(b)の位置までのレ
ンチキュラーレンズアレイ9の移動量は表示素子3の画
素ピッチpと同じ50μmである。このとき表示素子3
の隣接する2列からの出射光201、211及び20
2、212はそれぞれ中心軸を異にする別のレンチキュ
ラーレンズにより出射光201”、211”及び20
2”、212”のように集光され結像レンズ6に入射す
る。結像レンズの物面7では図7(b)の位置に集光さ
れており、レンチキュラーレンズアレイ9により離散的
に縮小された水平方向の間隙部を第2のフィールドで補
間したことになる。
【0033】上記第1及び第2のフィールドにより、1
フレーム全ての画像情報が、図7(c)に示すように空
間光変調素子8上に書き込むことができるようになる。
そして、2フィールド毎に読み出し光を照射して出力し
演算を行う。
【0034】次に第2のフレームの第1のフィールドで
は、フィールド信号に同期して振動するアクチュエータ
5b1、5b2によりレンチキュラーレンズアレイ9に
入射する光の光軸に直交する面内で水平方向にレンチキ
ュラーレンズアレイ9を移動させて図6(a)の位置に
移動させる。ここで図6(b)の位置から図6(a)の
位置までのレンチキュラーレンズアレイ9の移動量は表
示素子3の画素ピッチpと同じ50μmである。この結
果、表示素子3からの出射光は、結像レンズの物面7で
図7(a)の位置に集光され、第1のフレームの第1の
フィールドと同じ位置に戻る。以下、第1のフレームと
同様に離散的に縮小された水平方向の間隙部を補間し、
表示素子3の水平方向画素数の2倍の情報量を空間光変
調素子8に書き込むことが実現する。そして2フィール
ドごとに書込まれた画像を空間光変調素子8に読みだし
光を照射して出力し演算を行う。
【0035】本実施の形態では、表示素子3の2画素列
に対応した複数のレンチキュラーレンズからなるレンチ
キュラーレンズアレイ9を用いて2つのフィールドで1
フレームを形成するような構成としたが、3画素列や4
画素列などi画素列に対応した複数のレンチキュラーレ
ンズからなるレンチキュラーレンズアレイ9を用いてi
フィールドで1フレームを形成する構成としてもよい。
このとき、アクチュエータ5によるレンチキュラーレン
ズアレイ9の1つのフィールド信号に対する水平方向の
移動量Lhは、水平方向の画素ピッチをphとしたと
き、画素ピッチphの整数倍で ph≦Lh≦(i−1)×ph の範囲にある。
【0036】また、本実施の形態において、アクチュエ
ータ5は高歪率圧電セラミック材料からなる積層型の圧
電素子を用いたが、表示素子3に供給するフィールド信
号の周波数に同期させてレンチキュラーレンズアレイ9
に入射する光の光軸に直交する面内でレンチキュラーレ
ンズアレイ9を表示素子3の画素ピッチpの整数倍移動
変化させることができる手段であればよい。従って、表
示素子3に供給するフィールド信号の周波数が数10H
z〜数100Hzであるから、アクチュエータ5には電
磁アクチュエータ、リニアアクチュエータ、ステッピン
グモータなどを用いることができる。
【0037】本実施の形態においても、レンチキュラー
レンズアレイ9の移動の代わりに結像レンズ6を移動さ
せても同一の効果が得られるが、1つの画面(フレー
ム)を複数の画像(フィールド)に分割したときの各画
像における空間光変調素子上での画素位置が、集光手段
若しくは表示素子3を移動変化させた場合と異なる。
【0038】また、本実施の形態において、レンチキュ
ラーレンズアレイ9を水平方向に振動させたが、レンチ
キュラーレンズの形状を変えて垂直方向に書き込み情報
量を増加させてもかまわない。さらに、このレンチキュ
ラーレンズアレイ9と振動手段を2組用いて水平及び垂
直方向に書き込み情報量を増加させることも可能であ
る。
【0039】レンチキュラーレンズアレイ9と振動手段
を2組用いた場合の表示素子3とレンチキュラーレンズ
アレイと結像レンズの物面7との位置関係を示す斜視図
を図8に示す。図8において、9aは水平方向に集光す
る第1のレンチキュラーレンズアレイ、9bは垂直方向
に集光する第2のレンチキュラーレンズアレイである。
ここでは、それぞれ2画素列に対応したレンチキュラー
レンズを持つレンチキュラーレンズアレイとしている。
第1及び第2のレンチキュラーレンズアレイ9a、9b
は結像レンズの物面7において、表示素子3からの出射
光を水平/垂直方向にそれぞれ1/2に集光させるよう
な焦点を持っている。その結果、結像レンズの物面7で
は、第1の実施の形態と同様に隣接する4画素を単位と
して水平/垂直方向にそれぞれ間引かれた状態、即ち離
散的に縮小された状態が得られる。第1及び第2のレン
チキュラーレンズアレイ9a、9bをフィールド信号に
同期させて、それぞれ第1及び第2のレンチキュラーレ
ンズアレイ9a、9bに入射する光の光軸に直交する面
で、アクチュエータ5b1、5b2、及び5a1、5a
2、により水平/垂直方向に移動させることにより第1
の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態による光
記録装置を図9乃至図12を用いて説明する。本実施の
形態による光記録装置は、書き込み精度を向上させるた
めに結像光学系を付加した点に特徴を有している。図9
は本発明の光記録装置を相関演算器に応用した2次元像
書き込み装置を示している。
【0041】図9において、1は光源、2は光源からの
光を平行光に変換するためのコリメート変換レンズ、3
は表示素子、10は結像光学系、4はマイクロレンズア
レイ、5は圧電素子からなるアクチュエータ、6は結像
レンズ、7は結像レンズの物面、8は空間光変調素子で
ある。マイクロレンズアレイ4は、表示素子3から結像
レンズ6に至る光路上に配置され、表示素子3の4画素
に対応して1つの凸レンズが形成されている。結像光学
系10は表示素子3からの光を対応するマイクロレンズ
に入射させるために配置されている。アクチュエータ5
は、マイクロレンズアレイ4を垂直方向(紙面上下方
向)に振動させるアクチュエータ5a1,5a2と水平
方向(紙面法線方向)に振動させるアクチュエータ5b
1,5b2(図示せず)から構成されており、マイクロ
レンズアレイ4に入射する光の光軸に直交する水平/垂
直方向に移動あるいは振動できるように形成されてい
る。
【0042】本実施の形態による光記録装置において、
第1の実施の形態の光記録装置と同一の機能作用を有す
る構成部材には同一の符号を付して、それらの説明は省
略することにする。
【0043】以下、本実施の形態で新たに付加した結像
光学系の働きについて説明する。第1の実施の形態で説
明したように4画素に対応したマイクロレンズを用いる
ことで、表示素子3の画素数の数倍の書き込みを行うこ
とができるが、表示素子3からの出射光が平行光から外
れると、第11図に示すように、対応するマイクロレン
ズに入射せずに他のマイクロレンズに入射してしまう。
この場合には、第10図(a)に示すように、結像レン
ズの物面7では複数の画素からの情報が混ざった画像が
形成されてしまうので、空間光変調素子上の書き込み情
報の精度が低下する。本実施の形態では、これを防止す
るために表示素子3からマイクロレンズに至る光路上に
配置された結像光学系10により、表示素子の4画素に
対応する光が1つの対応するマイクロレンズに入射する
ようになっている。結像光学系10は2つのレンズを組
み合せたアフォーカル光学系であり、実像に対して1対
1の倒立像を形成する。第12図に結像の様子を示す。
表示素子3から出射された光は結像光学系10により、
対応する位置のマイクロレンズに入射する。平行でない
光は、マイクロレンズに入射する角度がずれるので、マ
イクロレンズで集光された時に、結像レンズの物面7で
は第10図(b)に示すように、少し広がった形になる
が、第10図(a)の様に、まったく違う画素の表示と
重なることはないので、結像レンズの焦点を調整するこ
とで、書き込み情報の精度が低下を防止することができ
る。
【0044】ここで、結像光学系10は1対1の倒立像
を形成する光学系である必要性はなく、X倍の像を形成
するものでも、1/Xの像を形成するものでもよい。そ
の場合には、マイクロレンズの大きさが、X倍または1
/X倍となり、マイクロレンズアレイの移動量は画素ピ
ッチpのX倍または1/X倍となる。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、本発明の空間光変調素子へ
の2次元像書き込みを行う光記録装置によれば、表示素
子から空間光変調素子に至る光路上に空間光変調素子上
で複数画素ごとに画像を分離する表示素子の隣接する複
数画素からの出射光をそれぞれの口径に含む複数の集光
光学素子を隣接配置してなる集光手段と、集光手段によ
り空間光変調素子上で分離された画像を補間するように
表示素子による表示画像を書き込む書き込み領域変更手
段により、画像を離散的にし、間隙部を補間するように
時分割書き込みを行うので、表示素子の画素数の数倍の
2次元情報を空間光変調素子に書き込むことが可能であ
る。また書き込み領域の変更は、数10Hz〜数100
Hzのスピードで行うことができるので、フレーム数を
減らすことなく表示素子の画素数の数倍の2次元情報を
空間光変調素子に書き込むことが可能である。さらに表
示素子から集光手段に至る光路上に表示素子によって表
示された画像を集光手段上に結像する結像光学系を設け
ることで、時分割書き込みによる書き込み精度の低下を
防止することができる。またこの書き込み手段を用いた
相関演算器では、高精細な画像を処理することができる
ので正確で再現性の高い装置を実現することができる。
また投射型表示装置では書込み用の表示素子の画素数に
制限されない高精細な表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光記録装置の
基本構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による光記録装置で
使用されたマイクロレンズアレイの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による光記録装置に
おける表示素子と凸レンズとの位置関係を示す平面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態による光記録装置に
おいて、表示素子から結像レンズ6結像面までの光軸に
平行な面の第3図のA−A’断面線で切った断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態による光記録装置を
説明するための1画面を4つの画像に分割した時の結像
レンズ物面での入射光束の位置関係を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態による光記録装置に
おける表示素子とレンチキュラーレンズアレイと結像レ
ンズ物面との位置関係を示した斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による光記録装置に
おける1画面を2つの画像に分割した時の結像面結像レ
ンズ物面での入射光束の位置関係を示す平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による光記録装置に
おける表示素子と第1のレンチキュラーレンズアレイと
第2のレンチキュラーレンズアレイと結像レンズ物面と
の位置関係を示した斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態による光記録装置の
構成図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態による光記録装置
の効果を説明する説明図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態による光記録装置
の効果を説明する説明図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態による光記録装置
で用いられる結像レンズの動作を説明する図である。
【図13】従来の指紋照合装置を説明する図である。
【図14】従来の投射型表示装置を説明する図である。
【図15】空間光変調素子の構成を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 光源 2 コリメート変換レンズ 3 表示素子 4 マイクロレンズアレイ 5、5a1、5a2、5b1、5b2 圧電素子からな
るアクチュエータ 6 結像レンズ 7 結像レンズの物面 8 空間光変調素子 9 レンチキュラーレンズアレイ 9a 第1のレンチキュラーレンズアレイ 9b 第2のレンチキュラーレンズアレイ 10 結像光学系 11 ビームスプリッタ 12 CCDカメラ 13 メモリ 14 光検出器 15 相関判定回路 16 CRT 17 投射レンズ 18 スクリーン 19 ガラス基板 20 透明電極 21 光導電層 22 配向膜 23 強誘電性液晶 24 スペーサ 101、102、201、202、211、212 表
示素子からの出射光 101’、102’、101’’、102’’ マイク
ロレンズアレイによる集光光 201’、202’、211’、212’、20
1’’、202’’、211’’、212’’ レンチ
キュラーレンズアレイによる集光光 p 表示素子の画素ピッチ
フロントページの続き (72)発明者 浜田 勉 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導電体層と光変調層とを含んで構成され
    た空間光変調素子に対して、光による書き込み手段によ
    り情報を書き込んで、書き込まれた前記情報を読み出し
    光により出力する光記録装置において、 前記書き込み手段は、 書き込むべき情報を表示する表示素子と、 前記表示素子から前記空間光変調素子に至る光路上に位
    置し、前記空間光変調素子の書き込み領域上で前記表示
    素子からの出射光を複数画素毎に離散的に分離させる画
    素分離手段と、 前記画素分離手段により分離された前記書き込み領域上
    の画素間隙を補間するように、前記出射光の前記書き込
    み領域上での書き込み位置を変更する書き込み領域変更
    手段とを有していることを特徴とする光記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光記録装置において、 前記画素分離手段は、前記表示素子の複数の画素のうち
    隣接する所定数の画素からの出射光をそれぞれの口径内
    に含む複数の集光光学素子を隣接配置した光学素子であ
    り、 前記書き込み領域変更手段は、前記表示素子に供給され
    るフィールド信号に同期して前記書き込み領域上での前
    記出射光の書き込み位置を変更することを特徴とする光
    記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の光記録装置におい
    て、 前記表示素子から前記画素分離手段に至る光路上に位置
    し、前記表示素子からの出射光を集光させて前記画素分
    離手段に結像させる結像光学系を有していることを特徴
    とする光記録装置。
JP9023258A 1997-01-21 1997-01-21 光記録装置 Withdrawn JPH10206756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004020615A1 (de) * 2004-04-27 2005-11-24 Diehl Bgt Defence Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Abbildung einer Objektszene auf einen Detektor
JP2017020822A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 富士フイルム株式会社 撮像装置および方法

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DE102004020615B4 (de) * 2004-04-27 2007-02-22 Diehl Bgt Defence Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Abbildung einer Objektszene auf einen Detektor
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