JPH10206731A - 原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置Info
- Publication number
- JPH10206731A JPH10206731A JP9024382A JP2438297A JPH10206731A JP H10206731 A JPH10206731 A JP H10206731A JP 9024382 A JP9024382 A JP 9024382A JP 2438297 A JP2438297 A JP 2438297A JP H10206731 A JPH10206731 A JP H10206731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- original
- sensor
- document
- positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lenses (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿面上の画像情報を高精度に読取ることの
できる原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置を
得ること。 【解決手段】 原稿面上の画像情報をセンサー面上に結
像させる為の原稿読取レンズであって、該原稿読取レン
ズは該原稿側から順に原稿側に凸面を向けた正の第1レ
ンズ、原稿側に凸面を向けた正の第2レンズとセンサー
側に凹面を向けた負の第3レンズとを接合した全体とし
て負の貼合わせ第1レンズ、絞り、センサー側に凸面を
向けたメニスカス状の正の第4レンズ、原稿側に凹面を
向けた負の第5レンズとセンサー側に凸面を向けた正の
第6レンズとを接合した貼合わせ第2レンズ、センサー
側に凸面を向けた正の第7レンズの7つのレンズより成
り、各レンズの焦点距離、レンズの中心厚や材質等を適
切に設定したこと。
できる原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置を
得ること。 【解決手段】 原稿面上の画像情報をセンサー面上に結
像させる為の原稿読取レンズであって、該原稿読取レン
ズは該原稿側から順に原稿側に凸面を向けた正の第1レ
ンズ、原稿側に凸面を向けた正の第2レンズとセンサー
側に凹面を向けた負の第3レンズとを接合した全体とし
て負の貼合わせ第1レンズ、絞り、センサー側に凸面を
向けたメニスカス状の正の第4レンズ、原稿側に凹面を
向けた負の第5レンズとセンサー側に凸面を向けた正の
第6レンズとを接合した貼合わせ第2レンズ、センサー
側に凸面を向けた正の第7レンズの7つのレンズより成
り、各レンズの焦点距離、レンズの中心厚や材質等を適
切に設定したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿読取レンズ及び
それを用いた原稿読取装置に関し、特に書類,文献,図
面,小切手,手形等の原稿面上の画像情報を縮小してラ
インセンサー,磁気記録媒体、そして光ディスク等のセ
ンサー面上に結像させて読取る際に好適なものである。
それを用いた原稿読取装置に関し、特に書類,文献,図
面,小切手,手形等の原稿面上の画像情報を縮小してラ
インセンサー,磁気記録媒体、そして光ディスク等のセ
ンサー面上に結像させて読取る際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、書類や文献等の原稿面上の画
像情報を原稿読取レンズでセンサー面上に縮小結像さ
せ、該画像情報を電子情報として該センサーからの信号
より読取るようにした原稿読取装置が種々と提案されて
いる。
像情報を原稿読取レンズでセンサー面上に縮小結像さ
せ、該画像情報を電子情報として該センサーからの信号
より読取るようにした原稿読取装置が種々と提案されて
いる。
【0003】このときの原稿読取レンズには絞りを中心
に複数のレンズを対称に配置した対称型のレンズ系が多
く用いられている。この対称型のレンズ系として例えば
ガウス型のレンズ系がある。対称型のレンズ系は特に高
解像力及び高画質の画像が容易に得られるという特徴を
有している。
に複数のレンズを対称に配置した対称型のレンズ系が多
く用いられている。この対称型のレンズ系として例えば
ガウス型のレンズ系がある。対称型のレンズ系は特に高
解像力及び高画質の画像が容易に得られるという特徴を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原稿面上の画像情報を
原稿読取レンズでセンサー面上に縮小結像させ、該セン
サーからの信号により該画像情報を電子情報として読取
る際には原稿面全体をセンサー面上に高解像力で結像さ
せることが重要になってくる。
原稿読取レンズでセンサー面上に縮小結像させ、該セン
サーからの信号により該画像情報を電子情報として読取
る際には原稿面全体をセンサー面上に高解像力で結像さ
せることが重要になってくる。
【0005】一般に原稿読取レンズの高解像力化を図る
にはそれを構成する各レンズの屈折力を弱めてレンズ枚
数を増加させてレンズ系を構成すれば良い。しかしなが
らレンズ枚数を増やすとレンズ系全体の重量が重くな
り、軽量化や低コスト化を図るのに大きな妨げとなって
くるという問題点がある。
にはそれを構成する各レンズの屈折力を弱めてレンズ枚
数を増加させてレンズ系を構成すれば良い。しかしなが
らレンズ枚数を増やすとレンズ系全体の重量が重くな
り、軽量化や低コスト化を図るのに大きな妨げとなって
くるという問題点がある。
【0006】本発明は、絞りを中心に略対称に複数のレ
ンズを適切に配置することによって原稿面全体の画像情
報をセンサー面上に高解像力で縮小結像させることがで
き、該画像情報を電子情報として高精度に読取ることが
できる原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置の
提供を目的とする。
ンズを適切に配置することによって原稿面全体の画像情
報をセンサー面上に高解像力で縮小結像させることがで
き、該画像情報を電子情報として高精度に読取ることが
できる原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿読取レンズ
は、(1-1) 原稿面上の画像情報をセンサー面上に結像さ
せる為の原稿読取レンズであって、該原稿読取レンズは
該原稿側から順に原稿側に凸面を向けた正の第1レン
ズ、原稿側に凸面を向けた正の第2レンズとセンサー側
に凹面を向けた負の第3レンズとを接合した全体として
負の貼合わせ第1レンズ、絞り、センサー側に凸面を向
けたメニスカス状の正の第4レンズ、原稿側に凹面を向
けた負の第5レンズとセンサー側に凸面を向けた正の第
6レンズとを接合した貼合わせ第2レンズ、センサー側
に凸面を向けた正の第7レンズの7つのレンズより成
り、該第1レンズから第3レンズまでの合成焦点距離を
fF 、該第4レンズから第7レンズまでの合成焦点距離
をfR 、該絞りを含めて原稿側から数えて第i番目のレ
ンズ中心厚又は空気間隔をDi 、第iレンズの材質の屈
折率とアッベ数を各々Ni ,νi とするとき 1.4<fF /fR <2.2 ‥‥‥(1) 0.8<D5/(D6+D7/N7+D8)<1.2 ‥‥(2) 1.75<N1 1.75<N7 ‥‥‥(3) 16<(ν2−ν3) 16<(ν6−ν5) ‥‥‥(4) 45<ν4 ‥‥‥(5) なる条件を満足することを特徴としている。
は、(1-1) 原稿面上の画像情報をセンサー面上に結像さ
せる為の原稿読取レンズであって、該原稿読取レンズは
該原稿側から順に原稿側に凸面を向けた正の第1レン
ズ、原稿側に凸面を向けた正の第2レンズとセンサー側
に凹面を向けた負の第3レンズとを接合した全体として
負の貼合わせ第1レンズ、絞り、センサー側に凸面を向
けたメニスカス状の正の第4レンズ、原稿側に凹面を向
けた負の第5レンズとセンサー側に凸面を向けた正の第
6レンズとを接合した貼合わせ第2レンズ、センサー側
に凸面を向けた正の第7レンズの7つのレンズより成
り、該第1レンズから第3レンズまでの合成焦点距離を
fF 、該第4レンズから第7レンズまでの合成焦点距離
をfR 、該絞りを含めて原稿側から数えて第i番目のレ
ンズ中心厚又は空気間隔をDi 、第iレンズの材質の屈
折率とアッベ数を各々Ni ,νi とするとき 1.4<fF /fR <2.2 ‥‥‥(1) 0.8<D5/(D6+D7/N7+D8)<1.2 ‥‥(2) 1.75<N1 1.75<N7 ‥‥‥(3) 16<(ν2−ν3) 16<(ν6−ν5) ‥‥‥(4) 45<ν4 ‥‥‥(5) なる条件を満足することを特徴としている。
【0008】本発明の原稿読取装置は、 (2-1) 構成(1-1) の原稿読取レンズを各々同一原稿の表
裏面に対応して設け、該同一原稿の表裏の各原稿面の画
像情報をセンサー面上に結像させて読取ることを特徴と
している。
裏面に対応して設け、該同一原稿の表裏の各原稿面の画
像情報をセンサー面上に結像させて読取ることを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の原稿読取レ
ンズの後述する数値実施例1〜3のレンズ断面図、図4
〜図6は本発明の数値実施例1〜3の結像倍率−0.0
87程度のときの収差図、図7は本発明の原稿読取装置
の実施形態1の要部概略図である。
ンズの後述する数値実施例1〜3のレンズ断面図、図4
〜図6は本発明の数値実施例1〜3の結像倍率−0.0
87程度のときの収差図、図7は本発明の原稿読取装置
の実施形態1の要部概略図である。
【0010】図1〜図3においてTは原稿面であり、そ
の面上には画像情報が形成されている。IPはラインセ
ンサー、CCD、光ディスク等のセンサーである。Gi
は第iレンズである。
の面上には画像情報が形成されている。IPはラインセ
ンサー、CCD、光ディスク等のセンサーである。Gi
は第iレンズである。
【0011】このうちG1は原稿側に凸面を向けた正の
第1レンズ、G2は原稿側に凸面を向けた正の第2レン
ズ、G3はセンサー側に凹面を向けた負の第3レンズで
ある。第2レンズG2と第3レンズG3は接合され、全
体として負の屈折力を有した貼合わせ第1レンズG23
を構成している。SPは絞りである。
第1レンズ、G2は原稿側に凸面を向けた正の第2レン
ズ、G3はセンサー側に凹面を向けた負の第3レンズで
ある。第2レンズG2と第3レンズG3は接合され、全
体として負の屈折力を有した貼合わせ第1レンズG23
を構成している。SPは絞りである。
【0012】G4はセンサー側に凸面を向けたメニスカ
ス状の正の第4レンズ、G5は原稿側に凹面を向けた負
の第5レンズ、G6はセンサー側に凸面を向けた正の第
6レンズである。第5レンズG5と第6レンズG6は接
合されて全体として負の屈折力の貼合わせ第2レンズG
56を構成している。G7はセンサー側に凸面を向けた
正の第7レンズである。GAはセンサーIP面上を覆う
板ガラスや赤外カットフィルター等の平行平面板であ
る。
ス状の正の第4レンズ、G5は原稿側に凹面を向けた負
の第5レンズ、G6はセンサー側に凸面を向けた正の第
6レンズである。第5レンズG5と第6レンズG6は接
合されて全体として負の屈折力の貼合わせ第2レンズG
56を構成している。G7はセンサー側に凸面を向けた
正の第7レンズである。GAはセンサーIP面上を覆う
板ガラスや赤外カットフィルター等の平行平面板であ
る。
【0013】本発明の原稿読取レンズは絞りSPを挟ん
で複数のレンズを略対称に配置した所謂ガウス型レンズ
の一部を変形したレンズ構成より成っている。特に絞り
SPと貼合わせ第2レンズG56との間にメニスカス状
の正の第4レンズG4を配置することによって広画角化
を図る際の像面弯曲を良好に補正している。又絞りSP
よりも原稿T側の各レンズG1〜G3のレンズ形状を前
述の如く特定して、主に球面収差を補正している。又絞
りSPよりもセンサーIP側の各レンズG4〜G7のレ
ンズ形状を前述の如く特定することによって主に像面弯
曲と非点収差を補正している。
で複数のレンズを略対称に配置した所謂ガウス型レンズ
の一部を変形したレンズ構成より成っている。特に絞り
SPと貼合わせ第2レンズG56との間にメニスカス状
の正の第4レンズG4を配置することによって広画角化
を図る際の像面弯曲を良好に補正している。又絞りSP
よりも原稿T側の各レンズG1〜G3のレンズ形状を前
述の如く特定して、主に球面収差を補正している。又絞
りSPよりもセンサーIP側の各レンズG4〜G7のレ
ンズ形状を前述の如く特定することによって主に像面弯
曲と非点収差を補正している。
【0014】そして各レンズを条件式(1)〜(5)を
満足するように設定し、これによって有効Fナンバー
3、画角40度程度で原稿面全体の画像情報をセンサー
面上に高解像力で結像するようにしている。次に前述の
各条件式の技術的意味について説明する。
満足するように設定し、これによって有効Fナンバー
3、画角40度程度で原稿面全体の画像情報をセンサー
面上に高解像力で結像するようにしている。次に前述の
各条件式の技術的意味について説明する。
【0015】条件式(1)は絞りSPを挟んだ前群と後
群の焦点距離の比をバランス良く維持し、主にNAの明
るいレンズ系を得るため、球面収差を極力発生させず、
かつ像面弯曲の発生を少なく抑えるためのものである。
群の焦点距離の比をバランス良く維持し、主にNAの明
るいレンズ系を得るため、球面収差を極力発生させず、
かつ像面弯曲の発生を少なく抑えるためのものである。
【0016】条件式(1)の上限値を越えると絞りより
後方の屈折力が強くなるため、像面弯曲が大きくなって
くる。又下限値を越えると球面収差が大きくなり画面全
体のコントラストが悪化してくる。
後方の屈折力が強くなるため、像面弯曲が大きくなって
くる。又下限値を越えると球面収差が大きくなり画面全
体のコントラストが悪化してくる。
【0017】条件式(2)は絞り近傍の正の屈折力のメ
ニスカス状の第4レンズを除いて絞り前後のレンズ配置
を略対称にして画像歪みの発生を少なくするためのもの
である。条件式(2)の範囲を外れると画像歪みが多く
発生してくるので良くない。
ニスカス状の第4レンズを除いて絞り前後のレンズ配置
を略対称にして画像歪みの発生を少なくするためのもの
である。条件式(2)の範囲を外れると画像歪みが多く
発生してくるので良くない。
【0018】条件式(3)は正の第1レンズと正の第7
レンズの材質の屈折率を適切に設定し、主にペッツバー
ル和を小さくして球面収差と像面弯曲を良好に補正する
ためのものである。条件式(3)を外れるとコントラス
トが低下し、又像面の曲がりが大きくなってくるので良
くない。
レンズの材質の屈折率を適切に設定し、主にペッツバー
ル和を小さくして球面収差と像面弯曲を良好に補正する
ためのものである。条件式(3)を外れるとコントラス
トが低下し、又像面の曲がりが大きくなってくるので良
くない。
【0019】条件式(4)は貼合わせ第1レンズG23
の第2レンズG2と第3レンズG3の材質のアッベ数の
差、及び貼合わせ第2レンズG56の第5レンズG5と
第6レンズG6の材質のアッベ数の差を適切に設定し、
色収差を良好に補正する為のものである。
の第2レンズG2と第3レンズG3の材質のアッベ数の
差、及び貼合わせ第2レンズG56の第5レンズG5と
第6レンズG6の材質のアッベ数の差を適切に設定し、
色収差を良好に補正する為のものである。
【0020】条件式(4)を外れると軸上色収差と倍率
色収差が多く発生し、コントラストが低下してくるので
良くない。
色収差が多く発生し、コントラストが低下してくるので
良くない。
【0021】条件式(5)は第4レンズG4の材質のア
ッベ数を適切に設定し、主に画面周辺の色のコマ収差を
良好に補正する為のものである。条件式(5)を外れる
と周辺画像のコントラストが低下してくるので良くな
い。
ッベ数を適切に設定し、主に画面周辺の色のコマ収差を
良好に補正する為のものである。条件式(5)を外れる
と周辺画像のコントラストが低下してくるので良くな
い。
【0022】本発明は以上の如く各要素を設定すること
によって有効Fナンバーが3程度、画角40度程度のコ
ンパクトで高解像力の原稿読取レンズを達成している。
によって有効Fナンバーが3程度、画角40度程度のコ
ンパクトで高解像力の原稿読取レンズを達成している。
【0023】次に図7の原稿読取装置の各要素について
説明する。図中、1は原稿であり、該原稿1の表面側1
aと裏面側1bの各原稿面(表裏面)1a,1bには読
取りの為の画像情報が形成されている。
説明する。図中、1は原稿であり、該原稿1の表面側1
aと裏面側1bの各原稿面(表裏面)1a,1bには読
取りの為の画像情報が形成されている。
【0024】3a,3bは各々反射ミラーであり、対応
する原稿面(1a,1b)に対して各々45度の角度で
配置されており、原稿の表裏の各原稿面1a,1bのミ
ラー像が同一平面2a,2b上に配列するようにしてい
る。5a,5bは原稿読取レンズであり、原稿1の表裏
の各原稿面1a,1bの画像情報を各々対応するライン
センサー(CCD)6a,6bに縮小結像し、ラインセ
ンサー6a,6bで、該画像情報を同時に読取れるよう
にしている。
する原稿面(1a,1b)に対して各々45度の角度で
配置されており、原稿の表裏の各原稿面1a,1bのミ
ラー像が同一平面2a,2b上に配列するようにしてい
る。5a,5bは原稿読取レンズであり、原稿1の表裏
の各原稿面1a,1bの画像情報を各々対応するライン
センサー(CCD)6a,6bに縮小結像し、ラインセ
ンサー6a,6bで、該画像情報を同時に読取れるよう
にしている。
【0025】4はスリット部材(遮光部材)であり、ラ
インセンサー6a,6b面上に有効な光束のみを通過さ
せ、それ以外の光束を遮光し、装置内で有害なフレアや
ゴースト光が発生しないように防止している。
インセンサー6a,6b面上に有効な光束のみを通過さ
せ、それ以外の光束を遮光し、装置内で有害なフレアや
ゴースト光が発生しないように防止している。
【0026】本実施形態では原稿1を図面上、紙面に垂
直方向に移動させることによって表裏面1a,1bの2
次元的な画像情報を各々対応するラインセンサー6a,
6bによって順次読取っている。尚、本実施形態におい
て原稿1の一方の面の画像情報のみを読取るようにして
も良い。
直方向に移動させることによって表裏面1a,1bの2
次元的な画像情報を各々対応するラインセンサー6a,
6bによって順次読取っている。尚、本実施形態におい
て原稿1の一方の面の画像情報のみを読取るようにして
も良い。
【0027】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは原稿側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは原稿側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、Niとνiは各々原稿側より順に第i番目のレ
ンズのガラスのe線の屈折率とアッベ数である。又、前
述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表
−1に示す。
例においてRiは原稿側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは原稿側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、Niとνiは各々原稿側より順に第i番目のレ
ンズのガラスのe線の屈折率とアッベ数である。又、前
述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表
−1に示す。
【0028】 [数値実施例1] f=48.5 fno=1:2.88 倍率=-0.0865 (実効値) R 1= 32.19 D 1= 4.50 N 1=1.77250 ν1=49.6 R 2= 95.01 D 2= 0.20 R 3= 19.63 D 3= 7.00 N 2=1.71300 ν2=53.8 R 4= 115.75 D 4= 1.50 N 3=1.67270 ν3=32.1 R 5= 12.47 D 5= 6.59 R 6=∞(絞り) D 6= 3.93 R 7= -46.02 D 7= 3.00 N 4=1.77250 ν4=49.6 R 8= -38.07 D 8= 1.80 R 9= -14.45 D 9= 1.80 N 5=1.63980 ν5=34.5 R10= 254.08 D10= 6.50 N 6=1.71300 ν6=53.8 R11= -21.10 D11= 0.20 R12= 351.58 D12= 4.50 N 7=1.77250 ν7=49.6 R13= -47.38 D13=28.05 R14=∞(絞り) D14= 1.90 N 8=1.51633 ν8=64.2 R15=∞(センサー面) 物像間距離 648.3 [数値実施例2] f=48.55 fno=1:2.88 倍率=-0.0872 (実効値) R 1= 35.24 D 1= 4.89 N 1=1.80400 ν1=46.6 R 2= 88.67 D 2= 0.10 R 3= 18.41 D 3= 5.96 N 2=1.71300 ν2=53.8 R 4= 159.58 D 4= 1.45 N 3=1.64769 ν3=33.8 R 5= 12.55 D 5= 6.68 R 6=∞(絞り) D 6= 4.19 R 7= -46.60 D 7= 3.00 N 4=1.77250 ν4=49.6 R 8= -41.20 D 8= 1.65 R 9= -14.67 D 9= 1.80 N 5=1.67270 ν5=32.1 R10=-281.56 D10= 5.28 N 6=1.77250 ν6=49.6 R11= -20.97 D11= 0.20 R12=1121.87 D12= 4.50 N 7=1.80400 ν7=46.6 R13= -48.11 D13=29.86 R14=∞(絞り) D14= 1.90 N 8=1.51633 ν8=64.2 R15=∞(センサー面) 物像間距離 648.3 [数値実施例3] f=48.56 fno=1:2.88 倍率=-0.0876 (実効値) R 1= 35.79 D 1= 4.89 N 1=1.77250 ν1=49.6 R 2= 85.75 D 2= 0.10 R 3= 19.43 D 3= 6.50 N 2=1.71300 ν2=53.8 R 4= 202.00 D 4= 1.45 N 3=1.62588 ν3=35.7 R 5= 12.63 D 5= 6.85 R 6=∞(絞り) D 6= 3.66 R 7= -48.91 D 7= 3.00 N 4=1.71300 ν4=53.8 R 8= -38.12 D 8= 1.74 R 9= -13.56 D 9= 1.80 N 5=1.67270 ν5=32.1 R10=-102.27 D10= 5.28 N 6=1.77250 ν6=49.6 R11= -19.30 D11= 0.20 R12=-461.19 D12= 4.50 N 7=1.71300 ν7=53.8 R13= -38.14 D13=31.83 R14=∞(絞り) D14= 1.90 N 8=1.51633 ν8=64.2 R15=∞(センサー面) 物像間距離 648.3
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、絞りを中
心に略対称に複数のレンズを適切に配置することによっ
て原稿面全体の画像情報をセンサー面上に高解像力で縮
小結像させることができ、該画像情報を電子情報として
高精度に読取ることができる原稿読取レンズ及びそれを
用いた原稿読取装置を達成することができる。
心に略対称に複数のレンズを適切に配置することによっ
て原稿面全体の画像情報をセンサー面上に高解像力で縮
小結像させることができ、該画像情報を電子情報として
高精度に読取ることができる原稿読取レンズ及びそれを
用いた原稿読取装置を達成することができる。
【図1】本発明の原稿読取レンズの数値実施例1のレン
ズ断面図
ズ断面図
【図2】本発明の原稿読取レンズの数値実施例2のレン
ズ断面図
ズ断面図
【図3】本発明の原稿読取レンズの数値実施例3のレン
ズ断面図
ズ断面図
【図4】本発明の原稿読取レンズの数値実施例1の収差
図
図
【図5】本発明の原稿読取レンズの数値実施例2の収差
図
図
【図6】本発明の原稿読取レンズの数値実施例3の収差
図
図
【図7】本発明の原稿読取装置の実施形態1の要部概略
図
図
T 原稿 IP,6a,6b ラインセンサー Gi 第iレンズ SP 絞り 4 スリット部材 5a,5b 原稿読取レンズ 3a,3b ミラー d d線 g g線 M メリディオナル像面 S サジタル像面
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿面上の画像情報をセンサー面上に結
像させる為の原稿読取レンズであって、該原稿読取レン
ズは該原稿側から順に原稿側に凸面を向けた正の第1レ
ンズ、原稿側に凸面を向けた正の第2レンズとセンサー
側に凹面を向けた負の第3レンズとを接合した全体とし
て負の貼合わせ第1レンズ、絞り、センサー側に凸面を
向けたメニスカス状の正の第4レンズ、原稿側に凹面を
向けた負の第5レンズとセンサー側に凸面を向けた正の
第6レンズとを接合した貼合わせ第2レンズ、センサー
側に凸面を向けた正の第7レンズの7つのレンズより成
り、該第1レンズから第3レンズまでの合成焦点距離を
fF 、該第4レンズから第7レンズまでの合成焦点距離
をfR 、該絞りを含めて原稿側から数えて第i番目のレ
ンズ中心厚又は空気間隔をDi 、第iレンズの材質の屈
折率とアッベ数を各々Ni ,νi とするとき 1.4<fF /fR <2.2 0.8<D5/(D6+D7/N7+D8)<1.2 1.75<N1 1.75<N7 16<(ν2−ν3) 16<(ν6−ν5) 45<ν4 なる条件を満足することを特徴とする原稿読取レンズ。 - 【請求項2】 請求項1記載の原稿読取レンズを各々同
一原稿の表裏面に対応して設け、該同一原稿の表裏の各
原稿面の画像情報をセンサー面上に結像させて読取るこ
とを特徴とする原稿読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9024382A JPH10206731A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9024382A JPH10206731A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206731A true JPH10206731A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12136642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9024382A Pending JPH10206731A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10206731A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104345434A (zh) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | 玉晶光电(厦门)有限公司 | 光学成像镜头 |
CN108318998A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-24 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN108445603A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-08-24 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
JP6489515B1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-03-27 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
CN110361838A (zh) * | 2019-06-29 | 2019-10-22 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN111175951A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-05-19 | 苏州艾线光电科技有限公司 | 一种计算机平网制版光学系统与成像方法 |
JP2020106800A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
US11137579B2 (en) * | 2018-12-27 | 2021-10-05 | Aac Optics Solutions Pte. Ltd. | Camera optical lens comprising seven lenses of +--++--, ++-+++- or ++--++- refractive powers |
US11194124B2 (en) * | 2019-06-29 | 2021-12-07 | Aac Optics Solutions Pte. Ltd. | Camera optical lens comprising seven lenses of ++−++−− and ++−−+−− refractive powers |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP9024382A patent/JPH10206731A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104345434A (zh) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | 玉晶光电(厦门)有限公司 | 光学成像镜头 |
US9488804B2 (en) | 2013-08-08 | 2016-11-08 | Genius Electronic Optical Co., Ltd. | Optical imaging lens |
CN108318998A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-24 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
CN108445603A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-08-24 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
JP6489515B1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-03-27 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
JP2019159298A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
JP2020106800A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
US11137578B2 (en) | 2018-12-27 | 2021-10-05 | Aac Optics Solutions Pte. Ltd. | Camera optical lens comprising seven lenses of +--+-+-, ++-+-+- or ++---+- refractive powers |
US11137579B2 (en) * | 2018-12-27 | 2021-10-05 | Aac Optics Solutions Pte. Ltd. | Camera optical lens comprising seven lenses of +--++--, ++-+++- or ++--++- refractive powers |
CN110361838A (zh) * | 2019-06-29 | 2019-10-22 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
JP2021009293A (ja) * | 2019-06-29 | 2021-01-28 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
US11106008B2 (en) | 2019-06-29 | 2021-08-31 | Aac Optics Solutions Pte. Ltd. | Camera optical lens |
CN110361838B (zh) * | 2019-06-29 | 2021-09-21 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 摄像光学镜头 |
US11194124B2 (en) * | 2019-06-29 | 2021-12-07 | Aac Optics Solutions Pte. Ltd. | Camera optical lens comprising seven lenses of ++−++−− and ++−−+−− refractive powers |
CN111175951A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-05-19 | 苏州艾线光电科技有限公司 | 一种计算机平网制版光学系统与成像方法 |
CN111175951B (zh) * | 2020-03-18 | 2021-11-02 | 苏州艾线光电科技有限公司 | 一种计算机平网制版光学系统与成像方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3625923B2 (ja) | レトロフォーカス型レンズ | |
JP3478643B2 (ja) | 撮影レンズ及びそれを用いた撮像カメラ | |
JP3547103B2 (ja) | 広角結像レンズ | |
JP4773807B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
US7738183B2 (en) | Zoom lens and image pickup apparatus having the same | |
US7075733B2 (en) | Zoom lens system and image pickup apparatus including the same | |
JP3983855B2 (ja) | 撮影レンズ | |
US20040223230A1 (en) | Wide-angle zoom lens system | |
JP2003131126A (ja) | 広角レンズ | |
JP4708734B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JPH0990220A (ja) | ズームレンズ | |
JPH10206731A (ja) | 原稿読取レンズ及びそれを用いた原稿読取装置 | |
JP2000187157A (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
EP0881516A1 (en) | Lens capable of short distance photographing with vibration reduction function | |
JP4585796B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JPH0843731A (ja) | ワイドコンバーターレンズ | |
JPH10293246A (ja) | レトロフォーカス型レンズ | |
JPH09222560A (ja) | 結像レンズ | |
JPH0894930A (ja) | 複写用変倍レンズ系 | |
JPH09218350A (ja) | レトロフォーカス型レンズ | |
JP2004133338A (ja) | プロジェクタ用投影レンズ | |
US20020097503A1 (en) | Zoom lens system | |
JPH06160706A (ja) | 広角レンズ | |
JP2007033476A (ja) | ズームレンズ | |
JP2000066103A (ja) | ズ―ムレンズ系 |