JPH10206311A - 板の表面性状試験装置 - Google Patents

板の表面性状試験装置

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JPH10206311A
JPH10206311A JP2426497A JP2426497A JPH10206311A JP H10206311 A JPH10206311 A JP H10206311A JP 2426497 A JP2426497 A JP 2426497A JP 2426497 A JP2426497 A JP 2426497A JP H10206311 A JPH10206311 A JP H10206311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
body frame
test
test piece
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2426497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Yamamoto
吉成 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Eidai Co Ltd filed Critical Eidai Co Ltd
Priority to JP2426497A priority Critical patent/JPH10206311A/ja
Publication of JPH10206311A publication Critical patent/JPH10206311A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープを剥がす時の最大力を簡単に測定す
る。 【解決手段】 試験片21が試験片取付台7と共に揺動
して、テ−プ23が試験片21の表面21aから急激に
剥がれる際の最大力を、荷重計34の表示器45が表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板の表面性状試験装
置に関する。
【0002】
【既に開発の技術】本出願人は既に以下のごとき板の表
面性状試験機を出願している。その板の表面性状試験機
は、基台と、この基台に立設された第1支柱と、この第
1支柱の上部に上下揺動自在に設けられた試験片取付台
と、この試験片取付台を下向きに付勢する付勢体と、前
記第1支柱に対向するようにして試験片取付台の自由端
側において基台に立設された第2支柱と、この第2支柱
に設けられた試験片取付台を付勢体の力に抗してロック
したり、自由にしたりすることが出来る取付台ロック装
置とを有しているものである(特願平8−163,78
7号出願参照)。
【0003】
【発明の背景】本発明者は、前記板の表面性状試験機に
よる試験に際し、テープを剥がす時の最大力を簡単に測
定することが出来れば、試験結果の評価に際してテープ
を剥がす時の最大力をも考慮・配慮することが出来て便
利であると考え、本発明を完成したものである。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】本発明は前記目的を
達成するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、本体フレームと、この本体フレームに設けられ
た試験機と、この試験機の上方に位置するようにして本
体フレームに設けられた荷重計とを有しており、前記試
験機が、前記本体フレームに立設された第1支柱と、こ
の第1支柱の上部に上下揺動自在に設けられた試験片取
付台と、この試験片取付台を下向きに付勢する付勢体
と、前記第1支柱に対向するようにして試験片取付台の
自由端側において本体フレームに立設された第2支柱
と、この第2支柱に設けられた試験片取付台を付勢体の
力に抗してロックしたり、自由にしたりすることが出来
る取付台ロック装置とを有しており、前記荷重計は、試
験片取付台の自由端上方に位置するようになされた、荷
重計の可動被負荷部に設けられたテープ保持具と、可動
被負荷部に加わった最大荷重を表示する表示器とを有し
ているものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。テープを剥がす時の最大力を簡単に測定す
ることが出来るので、試験結果の評価に際してテープを
剥がす時の最大力をも考慮・配慮することが出来て便利
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1紙面表側を、後とは同図裏側をいい、左とは図1
左側を、右とは同図右側をいう。
【0007】表面性状試験装置31は、本体フレーム3
3と、この本体フレーム33に設けられた試験機1と、
この試験機1の上方に位置するようにして本体フレーム
3に設けられた電子式の荷重計34とを有している。前
記本体フレーム33は、底板36と、この底板36の上
方に位置する頂板37と、これら底板36と頂板37と
を繋ぐ左右一対の連結棒38とを有している。
【0008】前記試験機1は、本体フレーム33の底板
36に固定された、前後方向に長い平面形状矩形の基台
3と、この基台3の後端部に立設された第1支柱4と、
この第1支柱4の上部に蝶番6を介して上下揺動自在に
設けられた試験片取付台7と、この試験片取付台7を下
向きに付勢するばねからなる付勢体9と、前記第1支柱
4に対向するようにして試験片取付台7の自由端側にお
いて基台3に立設された第2支柱10と、この第2支柱
10に設けられた試験片取付台7を付勢体9の力に抗し
てロックしたり、自由にしたりすることが出来る取付台
ロック装置13とを有している。前記試験片取付台7は
取付台ロック装置13によってロックされた状態で水平
又はほぼ水平となるようになされている。前記取付台ロ
ック装置13は、第2支柱10に形成された、上方及び
前後方に開放したスリット16に嵌められると共に軸心
を左右方向に向けた枢軸14によって第2支柱10に前
後揺動自在に設けられた揺動フック15と、この揺動フ
ック15のフック部15aを後側に突出付勢するばねか
らなる付勢体17と、前記揺動フック15が設定位置を
越えて図2において時計方向に揺動するのを阻止するス
トッパー19とを有している。前記基台3には、試験片
取付台7の自由端を受けるストッパ−18が設けられて
いる。
【0009】前記荷重計34は、頂板37に蝶番41を
介して前後揺動自在に設けられた荷重計34としての機
構が内蔵された本体42と、この本体42の下部に上下
動自在に設けられたフックからなる可動被負荷部43
と、この可動被負荷部43に係合・分離自在に設けられ
たテープ保持具44と、可動被負荷部43に加わった最
大荷重を表示する表示器45とを有している。前記テー
プ保持具44は、試験片取付台7の自由端上方に位置す
るようになされている。また、テープ保持具44は、下
側に向かって狭まるくさび溝48を有する本体49と、
前記くさび溝48に左右方向からは抜け出さない状態で
上下動自在に収納されたピン50とを有している。この
ような構成によって、テープ23の端部を接着面同士が
重なるようにして折り返した後、その折返し端部をくさ
び溝48内のピン50とそれと対向するくさび溝48の
側面との間に下から挿入し、その後、テープ23を下に
引けば、ピン50がくさび溝48に案内されつつ下に下
がり、このピン50とくさび溝48の側面との間でテー
プ23は強く挟持される。
【0010】
【発明の実施の形態の使用方法】次に発明の実施の形態
の使用方法を説明する。先ず、試験片取付台7を図2の
状態、即ち、フック部15aに係合させて、水平又はほ
ぼ水平状態にする。その後、両面テープやWクリップ等
の固定手段を利用して、試験片21をその表面21aが
上を向くようにして、且つ長手方向が前後方向を向くよ
うにして、試験片取付台7に取り付ける。その後、テー
プ保持具44を可動被負荷部43から外して、このテー
プ保持具44に前記したようにしてセロハンテープ等の
テ−プ23を挟持させた後、テープ保持具44を可動被
負荷部43に引っ掛け、然る後、テープ23を垂下状に
下げた後、試験片21の表面21aに前方から後方に渡
るようにして貼り付ける。その後、揺動フック15を揺
動させてフック部15aを試験片取付台7から外す。そ
の操作に伴って、試験片取付台7は付勢体9の力によっ
て図2において時計方向に揺動し、基台3に設けられた
ストッパ−18に当たって停止する。その際、試験片2
1が試験片取付台7と共に揺動するので、上端がテープ
保持器44に常時されたテ−プ23は試験片21の表面
21aから急激に剥がれることになる。その後、テープ
23が貼られていた部分の表面21aの突板や塗料層が
どの程度剥離したかを調べる。また、表示器45が表示
したテープ23を剥がす時の最大力を確認すると共に記
録する。なお、荷重計34に設けられたリセットボタン
46を押すことによって、表示器45の表示はゼロとな
る。
【0011】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)取付台ロック装置13の構造は任意であり、要す
るに、試験片取付台7を付勢体9の力に抗してロックし
たり、自由にしたりすることが出来るものであればよ
い。 (2)基台3をなくして、第1支柱4、第2支柱10及
びストッパー18等を本体フレーム33の底板36に直
接に取り付けてもよい。 (3)荷重計34の表示器45は、本体42と別体であ
ってもよい。荷重計34は機械式のものであてもよい。 (4)テープ保持具44の構造は任意である。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、テープを剥がす時の最大力
を簡単に測定することが出来るので、試験結果の評価に
際してテープを剥がす時の最大力をも考慮・配慮するこ
とが出来て便利である。 請求項2の発明によれば、荷重計が、本体フレーム
に、試験片取付台の揺動中心線と平行な揺動中心線を中
心として揺動するようになされていて、剥がされたテー
プと荷重計の可動被負荷部とが一直線上に並ぶようにな
されているので、テープを剥がす時の最大力を正確に測
定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【符号の説明】
1 試験機 4 第1支柱 7 試験片取付台 9 付勢体 10 第2支柱 13 取付台ロック装置 31 表面性状試験装置 33 本体フレーム 34 荷重計 42 本体 43 可動被負荷部 44 テープ保持具 45 表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームと、この本体フレームに設
    けられた試験機と、この試験機の上方に位置するように
    して本体フレームに設けられた荷重計とを有しており、
    前記試験機が、前記本体フレームに立設された第1支柱
    と、この第1支柱の上部に上下揺動自在に設けられた試
    験片取付台と、この試験片取付台を下向きに付勢する付
    勢体と、前記第1支柱に対向するようにして試験片取付
    台の自由端側において本体フレームに立設された第2支
    柱と、この第2支柱に設けられた試験片取付台を付勢体
    の力に抗してロックしたり、自由にしたりすることが出
    来る取付台ロック装置とを有しており、前記荷重計は、
    試験片取付台の自由端上方に位置するようになされた、
    荷重計の可動被負荷部に設けられたテープ保持具と、可
    動被負荷部に加わった最大荷重を表示する表示器とを有
    している板の表面性状試験装置。
  2. 【請求項2】 前記荷重計が、本体フレームに、試験片
    取付台の揺動中心線と平行な揺動中心線を中心として揺
    動するようになされている請求項1記載の板の表面性状
    試験装置。
JP2426497A 1997-01-22 1997-01-22 板の表面性状試験装置 Withdrawn JPH10206311A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102967549A (zh) * 2012-11-26 2013-03-13 达成包装制品(苏州)有限公司 一种瓦楞纸板胶粘抗水性测试仪
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Effective date: 20040406