JPH10206262A - 流体圧機器に対する圧力計の取付機構 - Google Patents
流体圧機器に対する圧力計の取付機構Info
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- JPH10206262A JPH10206262A JP2203997A JP2203997A JPH10206262A JP H10206262 A JPH10206262 A JP H10206262A JP 2203997 A JP2203997 A JP 2203997A JP 2203997 A JP2203997 A JP 2203997A JP H10206262 A JPH10206262 A JP H10206262A
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Abstract
響を受けないように取り付けることができる、合理的設
計構造で緩衝効果に勝れた取付機構を得る。 【解決手段】 内装機3に圧力流体を導くための導圧部
材14に固定用の座部18を形成し、該座部18に導圧
部材14内の流路19と連通する螺子用取付孔20を形
成して、該取付孔内に挿通した螺子17と座部18との
間、及び座部18と流体圧機器1との間にそれぞれ、シ
ール部材兼用の緩衝部材22a,22bを介在させた状
態で、上記螺子17を流体圧機器1の流体流路兼用の螺
子孔24に螺着し、上記螺子17に、上記取付孔20と
螺子孔24とを相互に連通させる流路21を形成する。
Description
器に振動や衝撃等による影響を受けないように緩衝的に
取り付けるための取付機構に関するものである。
使用流体圧を測定するための圧力計が取り付けられる。
このような圧力計としては、例えば、流体圧力をブルド
ン管の変形によって指針の動きに変換して表示するブル
ドン管圧力計があり、流体圧機器に対しては、図4に示
す圧力計40のように、圧力流体をブルドン管に導入す
るための導管を兼ねる取付軸41を、流体圧機器42に
設けられている流体流路兼用のねじ孔43にねじ込む方
法や、図5に示す圧力計50のように、ケースの複数個
所を螺子51で流体圧機器52に固定する方法等によ
り、固定的に取り付けられる。
に固定的に取り付ける方法は、該流体圧機器の振動や落
下時の衝撃等が該圧力計に直接伝わるため、ブルドン管
や指針等の内装機が変形、位置ずれ等を生じて精度不良
を起こし易く、正確な圧力検出を行うことが困難になり
易いという欠点があった。
0が取付軸41によって流体圧機器42から大きく突出
した状態に組み付けられるため、場所によっては該圧力
計40が邪魔になって流体圧機器42を取り付けられな
いということもあった。一方、図5に示す取付方法は、
圧力計50を流体圧機器52に密着状態でコンパクトに
取り付けることができるが、取付用の螺子51と圧力流
体導入用の導管53とを別に設けなければならないた
め、構造が複雑になって組立時の作業性も悪いという問
題がある。
課題は、圧力計を振動や衝撃等による影響を受けないよ
うに流体圧機器に取り付けることができる、緩衝効果の
勝れた取付機構を提供することにある。本発明の他の技
術的課題は、圧力計を流体圧機器に簡単且つコンパクト
に取り付けることができると共に、圧力流体を内装機に
導くための導圧機構としての機能を兼ね備えた、合理的
設計構造の取付機構を得ることにある。
め、本発明によれば、内装機に圧力流体を導く導圧部材
に、流体圧機器に螺子で固定するための座部を形成し、
上記座部に導圧部材内の流体流路と連通する螺子用取付
孔を形成して、該取付孔内に上記螺子を挿通し、上記螺
子と座部との間及び座部と流体圧機器との間にそれぞれ
シール部材兼用の緩衝部材を介在させた状態で、該螺子
を、流体圧機器の流体流路を兼ねる螺子孔に螺着し、上
記螺子に、上記取付孔と螺子孔とを相互に連通させる流
路を形成したことを特徴とする取付機構が提供される。
体圧機器との間及び圧力計と螺子との間にそれぞれ、緩
衝部材を介在させているため、この緩衝部材の作用によ
り、上記流体圧機器の振動や落下時の衝撃等が、該流体
圧機器から圧力計に直接伝わることも、螺子を介して間
接的に伝わることも防止される。この結果、圧力計の内
装機が、流体圧機器からの振動や衝撃等により変形や位
置ずれ等を起こして精度不良を来すことがなく、常に正
確な圧力検出を行うことが可能となる。
つコンパクトに取り付けることができるばかりでなく、
圧力流体を内装機に導くための導圧部材を固定用の座部
として兼用すると共に、シール部材を緩衝部材として兼
用し、且つ固定用の螺子を、流体圧機器から上記導圧部
材に圧力流体を導くための導管として兼用することによ
り、上記取付機構に導圧機能と緩衝機能とを兼備させた
ので、該取付機構を非常に簡単で合理的な設計構造とす
ることができる。
機構の一実施例を示すもので、図中1は圧力調整弁等に
代表される周知の流体圧機器、2はこの流体圧機器1に
取り付けられた圧力計であって、上記流体圧機器1は一
部分のみが示されている。
情報に変換して表示する内装機3と、該内装機3を収容
するケース4と、該ケース4の前面に着脱自在に取り付
けられた前面カバー5と、ケース4の背面に着脱自在に
取り付けられた底板6とを備えていて、該底板6に上記
内装機3が取り付けられ、該底板6をケース4に着脱す
ることによって上記内装機3が、該ケース4に対して着
脱自在となっている。上記ケース4は合成樹脂製又は金
属製であり、また、前面カバー5は合成樹脂製であり、
さらに、底板6は銅等の金属製である。
で、中央に円形の透明部分を有し、この透明部分に目盛
7が付されている。この前面カバー5をケース4に着脱
する機構は任意であるが、図示の実施例では、ケース4
に形成した複数の係止孔9と、前面カバー5の裏面に形
成した複数のフック10とからなっている。
転運動に変換するブルドン管13と、前面カバー5に表
記された目盛7を指示する上記指針12と、上記ブルド
ン管13に圧力流体を導く導圧部材14とを有するもの
である。
した取付機構15により、流体圧機器1に対して緩衝的
に取り付けられている。即ち、図3に詳細に示すよう
に、ブルドン管13の一端を保持するホルダとしての機
能を兼ね備えた上記導圧部材14には、流体圧機器1に
螺子17で固定するための座部18が形成され、該座部
18に、導圧部材14内の流体流路19と連通する螺子
用取付孔20が形成されている。上記流体流路19は、
上記取付孔20とブルドン管13とを連通させるもので
ある。
方向の流路21を備えた上記螺子17が、合成ゴム等か
らなるシール部材兼用の緩衝部材22aを該螺子17と
座部18との間に介在させると共に、同様の緩衝部材2
2bを座部18と流体圧機器1との間に介在させた状態
で挿通され、流体圧機器1に設けられた流体流路兼用の
螺子孔24に螺着されている。そして、この螺子17の
螺子孔24への螺着により、上記圧力計2が流体圧機器
1に対し、上記緩衝部材22a,22bを介してシール
状態で且つ緩衝的に取り付けられると共に、上記取付孔
20と螺子孔24とが、螺子17に切られた上記流路2
1で相互に連通せしめられている。
からの圧力流体は、上記螺子孔24から、螺子17に切
られた流路21、取付孔20、及び流路19を通じてブ
ルドン管13に供給され、該ブルドン管13の変形に伴
う指針12の動きによって目盛7で表示される。
螺子17と座部18との間にシール部材兼用の緩衝部材
22aが介在すると同時に、該座部18と流体圧機器1
との間にも同様の緩衝部材22bが介在することによ
り、これらの螺子17と座部18、及び座部18と流体
圧機器1とが何れも直接接触しないようになっているた
め、該流体圧機器1の振動や落下時の衝撃等が、該流体
圧機器1から直接圧力計2に伝わることも、螺子17を
介して間接的に伝わることもない。このため、上記内装
機3が振動や衝撃等によって変形や位置ずれ等を生じて
精度不良を来すことがなく、常に正確な圧力検出を行う
ことができる。
圧部材14に取付用の座部18としての機能を兼備させ
ると共に、緩衝部材22a,22bにシール部材として
の機能を兼備させ、且つ圧力計2を取り付ける螺子17
に流路21を設けることによって該螺子17に、流体圧
機器1から上記導圧部材14に圧力流体を導くための導
管としての機能を兼備させたことにより、上記取付機構
15に導圧機能と緩衝機能とを兼備させたので、導圧用
の導管を別途に設ける必要がなく、該取付機構15を非
常に簡単で合理的な設計構造とすることができる。しか
も、図5に示す場合と同様に、圧力計2を螺子17で流
体圧機器1に簡単且つコンパクトに取り付けることがで
きる。
圧力計と螺子との間及び圧力計と流体圧機器との間にそ
れぞれ緩衝部材を介在させたことにより、流体圧機器の
振動や落下時の衝撃等が直接又は螺子を介して間接的に
圧力計に伝わるのを確実に防止することができ、この結
果、該圧力計の内装機が、流体圧機器からの振動や衝撃
等によって変形や位置ずれ等を生じて精度不良を来すこ
とがなく、常に正確な圧力検出を行うことができる。ま
た、圧力計を螺子で流体圧機器に簡単且つコンパクトに
取り付けることができるばかりでなく、圧力流体を内装
機に導くための導圧部材に固定用座部としての機能を兼
備させ、緩衝部材にシール部材としての機能を兼備さ
せ、且つ、固定用の螺子に流体圧機器から上記導圧部材
に圧力流体を導くための導管としての機能を兼備させた
ことにより、上記取付機構を、導圧機能と緩衝機能とを
兼備した非常に簡単で合理的な設計構造とすることがで
きる。
面図である。
る。
る。
緩衝部材 24 螺子孔
Claims (1)
- 【請求項1】流体圧力を目視情報に変換して表示する内
装機を備えた圧力計を、流体圧機器に取り付けるための
取付機構であって、 上記内装機に圧力流体を導く導圧部材に、流体圧機器に
螺子で固定するための座部を形成し、 上記座部に導圧部材内の流体流路と連通する螺子用取付
孔を形成して、該取付孔内に上記螺子を挿通し、 上記螺子と座部との間及び座部と流体圧機器との間にそ
れぞれシール部材兼用の緩衝部材を介在させた状態で、
上記螺子を、流体圧機器の流体流路を兼ねる螺子孔に螺
着し、 上記螺子に、上記取付孔と螺子孔とを相互に連通させる
流路を形成した、ことを特徴とする流体圧機器に対する
圧力計の取付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02203997A JP3717624B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 流体圧機器に対する圧力計の取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02203997A JP3717624B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 流体圧機器に対する圧力計の取付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206262A true JPH10206262A (ja) | 1998-08-07 |
JP3717624B2 JP3717624B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=12071814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02203997A Expired - Fee Related JP3717624B2 (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 流体圧機器に対する圧力計の取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3717624B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010538711A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | ルドルフ リースター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 圧力測定装置、特に血圧測定装置 |
EP4198477A1 (en) | 2021-12-17 | 2023-06-21 | SMC Corporation | Pressure gauge and fluid pressure system |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP02203997A patent/JP3717624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010538711A (ja) * | 2007-09-13 | 2010-12-16 | ルドルフ リースター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 圧力測定装置、特に血圧測定装置 |
EP4198477A1 (en) | 2021-12-17 | 2023-06-21 | SMC Corporation | Pressure gauge and fluid pressure system |
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---|---|
JP3717624B2 (ja) | 2005-11-16 |
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