JPH10204786A - バー型スクリーン装置 - Google Patents

バー型スクリーン装置

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JPH10204786A
JPH10204786A JP9349013A JP34901397A JPH10204786A JP H10204786 A JPH10204786 A JP H10204786A JP 9349013 A JP9349013 A JP 9349013A JP 34901397 A JP34901397 A JP 34901397A JP H10204786 A JPH10204786 A JP H10204786A
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rack
bar
bars
frame
members
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JP9349013A
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English (en)
Inventor
Joseph B Bielagus
ジョゼフ・ビー・ビイエラグス
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Beloit Technologies Inc
Original Assignee
Beloit Technologies Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/28Moving screens not otherwise provided for, e.g. swinging, reciprocating, rocking, tilting or wobbling screens
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/16Cylinders and plates for screens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/12Apparatus having only parallel elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/42Drive mechanisms, regulating or controlling devices, or balancing devices, specially adapted for screens
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/02Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バー型スクリーン装置において、薄い規格材
によるバーの使用を可能にして機械の処理能力を増大す
ると共に、作動機構の改善により不要な機械の振動を減
少させ、併せて保守を容易にする。 【解決手段】 互いに平行なスクリーン用バー(28,
30)を有する2個のラック(24,26)とバーの下
方に延びる剛性のラックフレーム(29,31)があ
り、互いに偏位して相殺関係にあるカム面(66,7
6)を有する2個のクランク軸(32,34)が機械フ
レーム(33)に取付けられている。前記ラックフレー
ムは軸受(64,74)を介して前記クランク軸のカム
面に取付けられている。ラックフレームの軸受はバーの
下方の近くに配されており、ラックフレームがバーのた
めの強固な振動台となることにより、システムのバラン
スが保持されるので、巾の狭い規格材のバーの使用とス
クリーン面積の増大が可能となる。ラックフレームはま
た、システムの動力学的バランスをもたらすカウンター
ウエイトを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に木材チップ
及び都市ごみ等の粒子状材料のスクリーン装置、特にバ
ー型スクリーン装置、に関する。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】バー型ス
クリーンは、不揃いのサイズの材料を分離するのに特に
効果がある。網目や穴明けスクリーンは通常、三次元の
各寸法がほぼ等しい粒子状材料の分離に使用される。し
かしながら商業的関心の高い木材チップや都市又は産業
上のごみを含む対象物は多様であるため、従来のスクリ
ーン工程による分離では容易に対処することができな
い。
【0003】製紙の場合には、チッピング機械により丸
材を砕いて木材チップにし、これを薬剤により高温高圧
で蒸煮してリグニンを除去する。チッピング機械で製造
されるチップは、サイズ及び形状が多様に変化してい
る。ダイジェスティングとして知られる蒸煮工程におい
て最適の歩どまり及び品質を達成するために、均一な厚
みのチップを供給することが望ましい。
【0004】理想的には、供給されたチップからパルプ
を生産するにあたりダイジェストの不充分な及び/又は
過度に処理された繊維の含有をなるべく低い率にするこ
とが必要である。そのため、他の寸法よりもむしろ厚み
を基準としてチップを分離する手段が必要とされる。バ
ー型スクリーンは、厚みという一つの寸法によって材料
を分離することに特に適している。
【0005】リサイクル文化の向上と共に、都市及び産
業上のごみからリサイクル用材料を分離する装置の要求
が高まっている。従来の回転式スクリーンドラムを使用
する分離システムでは低い効果しか得られていない。都
市ごみには通常一定割合で線材や板材が含まれており、
これがスクリーンの目詰まりを起しがちである。更に、
スクリーン上を移動するごみの転がり作用により、ガラ
ス瓶のような構成材料は破壊され、その結果リサイクル
の困難性が増大する。
【0006】バー型スクリーンは通常、平角なバー材を
列状のラック(桟)に組立てたものを2組有している。
これらの2組のバー組立体は互いに差し挟まれてスクリ
ーンベッドを形成している。ベッドは長い平角はバー材
とバー材同志の間の狭い長方形の空間とから成る。分離
される材料がベッドの面上に導入され、ベッドは一方の
バー組立体は上へ他方は下へと動くように振動させられ
る。この振動の動きにより、木材チップや他の比較的小
さく平らな物体は縁を立てて傾けられ、そうして所定の
厚みより小さい物がバーの間の隙間を通過し落下する。
どちらかと言えば、このバー型スクリーンは事務所の廃
紙から異物を分離して紙を回収することに効果が見られ
た。
【0007】現行のバー型スクリーンの制限が克服され
れば、既に実績のあるパルプ産業及びリサイクル産業の
他にバー型スクリーンの有用性は格段に増大するであろ
う。第一の制限は容量である。スクリーン装置では常
に、スクリーン上への材料の投入量を増大し、かつ、材
料をスクリーンで適正に処理することが望まれる。バー
型スクリーンの場合、既存のスクリーンの容量はスクリ
ーン用ベッドの全面積、より詳しくは分離される材料が
通過すべきバー同志の間の隙間の面積、に依存する。そ
れ故、バー型スクリーン装置のサイズ及びバーの間の全
開口面積の双方を増大させることが有利となる。
【0008】現行のバー型スクリーンでは、バーの組立
体は偏心駆動される軸に取付けられている。しかしなが
ら、偏心軸は、軸の曲げ荷重により過度の軸受磨耗を起
すため、その長さが限定される。スクリーン用バーの巾
や長さが小さいと、構造的に偏心軸同志が絡むようにな
る。また、バーの巾を小さくすることによりスクリーン
の開口面積を増やすことは、バーの構造強度を減じるこ
ととなり、非現実的である。
【0009】バー型スクリーンにおける他の改善分野
は、各々のバー組立体の偏心駆動部同志の間の作動タイ
ミングを厳格に維持して常に180度の位相のずれをも
った関係を維持することである。
【0010】最後に、保守を減少させ容易にすること
は、産業用機械、特に汚れた環境で使用する機械、では
常に望ましいことである。また、容量を増大し、作動タ
イミングを改善し、そして保守のコストを低減するバー
型スクリーン装置が必要とされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のバー型スクリー
ン装置は、機械フレームを有し、そこに第一クランク軸
を駆動するモータが取付けられている。第一クランク軸
はスクリーンベッドのバーを横切りかつその下方に延び
ている。第二クランク軸が第一クランク軸に対して平行
にかつ間隔を置いて配されており、第一及び第二クラン
ク軸を結合するタイミングベルトにより駆動される。第
二クランク軸もスクリーンベッドの下方に延びている。
各クランク軸はスクリーンベッドの各側部のクランク軸
の端部の近くに位置する対のカム面を2対づつ有してい
る。
【0012】かくして、この2つのクランク軸は8つの
カム面を有する。内側の4つのカム面は内側カムのセッ
トを構成している。外側カムのセットが、内側カム面の
外側に間隔を置いて配された4つの外側カム面により形
成されている。クランク軸の各端部の内側カム面の各対
は、一つの内側駆動部材を支持している。同様に、外側
カム面の各対は一つの外側駆動部材を支持している。両
駆動部材はそれぞれのカム軸受に支持されている。こう
して、クランク軸の各端部には内側駆動部材と外側駆動
部材があり、これらはそれぞれ、内側カム面及び外側カ
ム面で支持されて互いに180度の位相のずれをもって
振動するように駆動される。
【0013】内側駆動部材はクランク軸の各端部および
スクリーンベッドの各側部において互いに間隔を置いて
配され、かつ、互いに間隔を置いて配された2個のバー
支持部材がそれに取付けられている。スクリーン用バー
の第一組が、内側駆動支持部材に取付けられたバー支持
部材にバーの足を介して取付けられている。同様に、ス
クリーン用バーの第二組が、外側駆動部材を結合するバ
ー支持部材にバーの足を介して取付けられている。
【0014】第一クランク軸はモータにより減速機を介
して駆動される。第二クランク軸は、第一及び第二クラ
ンク軸の間に延びるタイミングベルトにより駆動され
る。回転する両クランク軸は、内側及び外側駆動部材を
180度の位相のずれをもって振動させる。振動する駆
動部材は、バー支持部材並びに第一及び第二ラックのス
クリーン用バーを振動させる。振動するラックはスクリ
ーンベッドを形成している。
【0015】各バーの足は、2個の駆動部材を連結する
バー支持部材の足固定部に締付けられ固定される。スク
リーンベッドの開口面積を最大にするために、バーは厚
さがほぼ1/4インチのもので形成され、同じ厚さを有
する足は各足の突出部に当てはめられる締付バーにより
締付けられロックされる。
【0016】各バーには2本の足があり、これらが外側
支持部材又は内側支持部材に取付けられている。バーは
各支持部材の間とこれらの支持部材を越えてバーの一方
端に片持されたバーの部分に亘って延びている。バーの
片持部分は、バー同志の間隔を調整し、スクリーンデッ
キを形成するバーの各ラックに剛性を付与するためにバ
ーを結合する時に活用される。バーの片持部分には短い
足が設けられている。組立を容易にするため、バーの片
持部分にはスクリーン用バーを締付けて固定する締付ロ
ッドを受入れる傾斜切込み溝が設けられている。
【0017】本発明の一特徴は、より大きな巾のスクリ
ーンデッキに適したバー型スクリーン装置を提供するこ
とである。
【0018】本発明の別の特徴は、より薄い規格材のバ
ーを使用できるバー型スクリーン装置を提供することで
ある。
【0019】本発明の更なる特徴は、木材チップや産業
及び都市の廃棄物を処理することのできるバー型スクリ
ーン装置を提供することである。
【0020】本発明の更なる特徴は、より低い維持費の
バー型スクリーン装置を提供することである。
【0021】本発明の更なる特徴は、互いに差し挟まれ
た状態の2個のラックが一定の振動の位相関係を維持す
るバー型スクリーン装置を提供することである。
【0022】本発明の目的の一つは動力学的にバランス
のとれたバー型スクリーン装置を提供することである。
【0023】本発明の更なる目的、特徴及び利点は、以
下の詳細説明と添付の図面によって明らかとなろう。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜図5において同じ符号は類
似の部品を示しており、先ず図2にはバー型スクリーン
20が示されている。巾の狭い水平なバーでなる2個の
ラック24,26が隣接するバー同志の間に一定の間隔
を置いて互いに動くように配され、こうしてスクリーン
デッキ22を形成している。
【0025】スクリーンデッキ22上に供給された材料
は、ラックの動きにより攪拌され前進させられ、それに
よって選択的に小さな寸法の材料はデッキの平行なバー
の間に形成される隙間を通過し落下させられる。大きな
サイズの材料はデッキ22に沿って前進し、次のバー型
スクリーン又は端部のコンベア上に排出される。第一ラ
ック24と第二ラック26は実質的に同じ構造であり、
それぞれ平行な巾の狭いスクリーン用バー28,30を
一列に配した組立体になっている。
【0026】各バーには下方に延びる2本の足88があ
り、これをバーに直角に配された2個の互いに平行な保
持ブラケット94中に固定し、そうすることによってラ
ックにおけるバーの適正な間隔を設定している。ラック
24内のバー28はそれぞれ同じ形状であるが、そこか
ら延びる各足88は異なる2つの長さを有しているた
め、バー28は保持ブラケット94上に2つの高さをな
して配される。こうしてラック内のバー28は、本発明
の参考となった米国特許第5,305,891号に述べ
られたように、保持ブラケット94の上方の空間が交互
に異なる高さをなしている。
【0027】図6によく示されているように、第一ラッ
ク24及び第二ラック26のバー28,30は保持ブラ
ケット94により、振動する剛性のラックフレーム2
9,31に取付けされている。各ラックフレームは互い
に平行な2個の管状の支持部材70,80を有し、これ
らの支持部材70,80はスクリーン用バーに直角に配
され、ラック中の全バーの下方を通っている。各支持部
材70,80は2本の垂直な柱63,73により間隔を
置いて互いに平行をなす2個の駆動部材62,72に連
結されている。
【0028】駆動部材62,72はスクリーン用バーに
対して平行に配されており、各ラックフレーム29,3
1内における前方の支持部材と後方の支持部材とをつな
ぐ役目をしている。ラックフレーム29,31は、側面
巾が8インチのオーダの組立部材又は管状或いは中実の
部材であり、充分な強度を有するため、スクリーン用バ
ーは過度に曲がったり変形したりすることはない。スク
リーン用バー同志の間の関係はラックフレームにより維
持されるため、バー自体は1/4インチのオーダの薄い
規格材で形成でき、かつ、スクリーンデッキ22の空間
として間隙23を増大できるため、それによってスクリ
ーン容量を増やすことができる。
【0029】ラックフレーム29,31は、第一クラン
ク軸32及び第二クランク軸34の軸受により機械フレ
ーム33に取付けられている。機械フレーム33は各側
部に内側部材37及び外側部材39を有する。クランク
軸32,34はその各端部において、機械フレームの内
側部材37と機械フレームの外側部材39に取付けられ
た軸受82によって支持されている。第一ラックフレー
ム29は第二ラックフーム31の内側に取付けられてい
る。
【0030】第一クランク軸32は、駆動モータ40に
よりベルト38を介して駆動される減速機36に連結さ
れている。第二クランク軸34は、駆動プーリ44,4
6と遊動プーリ48をつなぐタイミングベルト42によ
り駆動される。図2に示したように、第二クランク軸3
4は、軸54に結合された外側クランク50と内側クラ
ンク52とを有する。同様に、第一クランク軸32は、
軸(図示なし)に結合された外側クランク(図示なし)
と内側クランク(図示なし)とを有する。
【0031】第一、即ち内側、ラックフレーム29は、
クランク軸32,34の偏心68の内側カム軸受面66
を受ける軸受64を有する。第一ラックフレームの軸受
64は、スクリーン用バーの下方近くに配されており、
第一ラックフレーム29の支持部材70と柱63に連結
されている。第一ラックフレーム29がカム68により
動くことにより、バー28が上下に振動させられる。
【0032】同様に、第二、即ち外側、ラックフレーム
31は、クランク軸32,34により形成される偏心カ
ム78の外側カム軸受面76を受ける軸受74に取付け
られている。クランク軸32,34がモータにより回転
させられると、各ラック内のバーは互いに180度位相
のずれた偏心カム68,78による振動パターンに追従
する。各カム面は、そのカム面を形成するクランク軸の
軸線から偏位した軸線を有する正円錐曲線面(righ
t conic surface)とすることが好まし
い。
【0033】バー28の第一ラック24とバー30の第
二ラック26及びそれらに連なるラックフレーム29,
31からなるバー型スクリーン20は、その半分同志が
バランスを保っている。つまり、一方のラックが下方に
動くと、それと180度位相の異なる他方のラックは下
方に動く。タイミングベルト42は、バー型スクリーン
20の半分同志を結合することによって、一つの静釣合
システムを創出している。バーの各ラックとその支持構
造はそれ自体ではバランスしていないが、2個のラック
はラックとラックフレームの振動によるシステムの不均
衡を最少にするように取付けられ構成されている。
【0034】完全な一サイクル中にバーのラックを回転
させるエネルギー量はラックの重力に抗して上昇するか
重心に従って下降するかにより変動するが、これはタイ
ミングベルト42の使用によりバランスさせることがで
きる。360度の一つのサイクルの間に、第二ラック2
6はタイミングベルト42により駆動されながら重力に
抗して上昇する時はベルト42からエネルギーを受取
り、重力に従って下降する時はエネルギーを提供する。
提供されたエネルギーはエネルギーを受取った時の方向
とは逆方向にベルトに伝えられるため、第二ラックはそ
の下降する動きの間にベルト42を押進めようとする。
【0035】ベルトは張力によってのみ力を伝達できる
ので、第二ラックを重力に抗して引上げるのはタイミン
グベルト42の張力によることになる。例えば、第二ラ
ック76に重力が働いている間、引張荷重は第二ラック
26の駆動プーリ46を離れていくベルトの部分から駆
動プーリ44に向うベルト42の部分に切換わる必要が
ある。ベルトを押進めることはできず、もしこれを押そ
うとすれば引張状態にあるベルト部分を逆動させて動力
学的振動を発生させる。
【0036】バー型スクリーン20は、本質的にゼロ弾
性の非常に高強度のケブラー(Kevlar)強化ベル
トを使用しており、予荷重を付与されている。従って、
例えば第二ラックが下降する時、引張方向は一定のまま
引張力の度合は変化するため上記の切換は滑らかに行わ
れる。ベルト42の予荷重付与は、ベルトの進路に対し
て直角方向に遊動プーリ48を動かしかつ遊動プーリ4
8を所定の位置でロックすることにより達成される。
【0037】タイミングベルトは歯(図示なし)を有
し、これが駆動プーリ44,46の対応する歯(図示な
し)と噛合い、それにより2個のラックの正確な同期性
を維持する。ベルトの歯(図示なし)は駆動プーリにお
けるベルト42の滑りを防止する。バー型スクリーン2
0が詰まって動かなくなるとモータのベルト38は滑り
を起し又はモータ40が停止する。にも拘わらず、ラッ
クはタイミングベルト42による機械的な同期状態を維
持する。
【0038】バーの各ラック及びそのラックフレームの
動力学的な不均衡により起される振動も問題である。バ
ー型スクリーン20の構成部品は無限の強度を有してい
るわけではなく、たとえバーの第一及び第二ラックを結
合して動力学的バランスを確保しても、各ラックにおけ
る動力学的荷重により振動が発生する。これらの振動を
最少とするため、バーの各ラックは、各ラックとそのラ
ックフレームの重心が支持軸受64,74の軸線と実質
的に一致するようにしてバランスさせている。
【0039】各カムは、それを取付けたクランク軸の軸
線からその中心がずれている。各ラックとラックフレー
ムの組立体の重心は、そのラックフレームが取付けられ
たカムの中心を通る平面内にほぼ位置している。概略的
には、各ラックとラックフレームの組立体の重心は、2
つのクランク軸を通る平面内にのほぼ位置している。ラ
ック24,26の支持軸受64,74周りのバランス
は、図1に示したように、支持軸受64を駆動部材62
と支持部材70との間に延びる垂直柱63に取付け、同
様に支持軸受74を駆動部材72と支持部材80との間
に延びる垂直柱73に取付けることにより確保される。
このような配置により、支持軸受64,74の軸線は出
来るだけスクリーン用バー28,30に近づけたものと
している。次に、駆動部材62,72は中実の鋼材で作
られ、これらはバー型スクリーン20のフレーム33の
基台フランジ35(図2)の近くに配されている。中実
の鋼材はバー28,30の各ラックを動力学的にバラン
スさせるカウンターウエイトとして作用する。
【0040】各ラック24,26の各バー28,30
は、直線状の頂面と2本の支持用の足88を有する。図
1〜図3に示したように、バー28,30は2本の足8
8の被支持部86と被支持部86から外方に延びる片持
部90を有する。片持部90は、下方に延びて支持足8
8より短い足92を有する。短い足92は、図3に示し
たように、上方に傾斜開口する溝96を有する。
【0041】各ラックのバーにおいて形成される傾斜開
口溝96の列の中にねじ付ロッド93をはめて、隣接す
るバー同志の間にスペーサ(図示なし)を配する。ねじ
付ロッド93の端部において、片持部90とスペーサを
ナット95により締付ける。ラック24,26において
短い足92と片持部90は、ねじ付ロッド93とスペー
サにより隣接するバー同志の間に一定の間隔をもって固
定保持され、こうして片持部90の安定が確保される。
【0042】図1及び図2に示した如く、第一ラック2
4の平行なバー28は第二ラック26のバー30と相互
に差し挟んだ状態になっている。モータ40とクランク
軸32,34は第一ラック24のバー28を垂直方向及
びバーの長手方向に振動させる。クランク軸32,34
はまた、第二ラック26のバー30を同様に振動させる
が、その位相又は同期性は第一ラックから180度ずれ
ている。こうして、第一ラック24及び第二ラック26
のバー28,30の振動とスクリーンデッキ22の3度
の傾斜により、木材チップや都市ごみのような粒子状材
料はスクリーンデッキ上を前進させられ、材料の一部が
スクリーンデッキを通って落下する。
【0043】従来のバー型スクリーンでは、各ラックの
バーはその足を、偏心軸上に配された駆動部材に取付け
られていた。このようなバー型スクリーンでは、バー駆
動部材の内部に偏心軸を設けているため、バー型スクリ
ーンの実用的な巾を制限するものであった。バー型スク
リーンの巾が大きくなるにつれて、これらの偏心軸はバ
ー支持部材による荷重で撓みを起し、かつ、バー支持部
材もバー及び分離する材料の荷重により撓みを起すこと
があった。偏心部材の撓みは偏心軸の軸受に過度の摩耗
を起すことになる。
【0044】バー28,30を支持部材70,80で支
持することによって、バー及び分離する材料の重量はク
ランク軸の支持軸受82に集中する。そうしてラックフ
レームを軸受面66,76で支持する軸受64,74
は、限定された撓みに対応するだけでよくなる。
【0045】図3に示したように、モータ40は減速機
36を介して第一クランク軸32を、またタイミングベ
ルト42を介して第二クランク軸34を駆動する。こう
して、第一クランク軸32と第二クランク軸34は互い
に結合され、内側の4つの軸受面66(図2)は一様に
動く。同様に、外側の軸受面76も内側のカム面66か
ら180度の位相のずれをもって一様に働く。カム面6
6,76はラックフレームを支持しており、ラックフレ
ームに円状の動きを与えることにより相互に差し挟まれ
たラック24,26の垂直方向及びマシン方向の動きを
生じさせる。
【0046】第一ラック24と第二ラック26は同重量
であり180度の位相のずれで駆動されることにより、
バー型スクリーンは動力学的なバランスを与えられる。
それ故に、第一支持部材70に取付けられた第一ラック
24は、駆動部材62が内側の軸受面66上で内側の軸
受64により駆動されて上方に動く時、第二支持部材8
0に取付けられた第二ラック26は、駆動部材72が外
側の軸受面76上で外側の軸受74により駆動されて下
方に動く。
【0047】従来のバー型スクリーンの駆動機構に対す
る本発明の駆動系列40の更なる利点は、スクリーンデ
ッキ22を形成するバーの2個のラックがタイミングベ
ルト42により直接的に結合され、それにより振動する
バーのラック同志の位相関係が定常に維持されることで
ある。タイミングベルト42はモータが駆動系列を通じ
て伝える全荷重を伝達するように設計されている。それ
故、システムのいずれかの部分が詰まりを起しても機械
全体が停止して駆動ベルト38は滑りを起すか、又はモ
ータ40が停止する。機械20の停止により機械全体に
大きな損害が生じることは防止される。詰まりが除かれ
ると駆動系列全体は復調し、スクリーンデッキを構成す
るバーは正確に180度位相のずれをもって振動動作を
するようになる。
【0048】バー型スクリーン20は一個のモータ40
を使用するため、一方のモータの他方による過荷重や2
個のモータの相互干渉の問題は生じない。
【0049】上記のように、内側の駆動部材62及び外
側の駆動部材72は、バー支持部材70及び80に振動
動作を与えることに加えて、更に有利な機能を達成す
る。つまり、内側の駆動部材62は、構造的に内側のバ
ー支持部材70と一体に結合されている。同様に、外側
の駆動部材72は、構造的に外側のバー支持部材80と
一体に結合されている。
【0050】かくして、スクリーン用バー28,30
は、両バー支持部材を一体に結合する従来のバー型スク
リーンにおいてバーが構造上の機能を負うような機能は
要求されない。バー28,30はこの構造上の機能を負
わないため、バーはより薄い規格材で作ることができ
る。従来のバー型スクリーンでは通常、スクリーン用バ
ーは厚みが0.5インチ以上であるが、本発明のバー型
スクリーン20における実用的なスクリーン用バーは1
/4インチ以下の厚みとすることができる。
【0051】任意のスクリーンデッキの面積について見
れば、より薄いバーを使用することはより多くのバーの
使用を可能とし、また、スクリーン用バーの間隙を増や
すことができる。あるバー型スクリーンで分離すること
のできる材料の処理量は一般にスクリーンデッキ22上
のバーの間隔又は開口面積により支配される。従って、
バー型スクリーン20はより大面積のスクリーンデッキ
の形成を可能とし、かつ、一定のサイズのデッキに対し
てより大きな開口面積を可能とするような設計を提供す
る。
【0052】スクリーン用バー28,30は、図1、図
4及び図5によく示されているように、バー支持部材7
0,80にボルト締めされた保持ブラケット94により
振動するように支持されている。バーの足88は保持ブ
ラケットと係合している。図4に示した如く、バーの各
足88は、上部突出部98と下部突出部100の各2個
づつ有している。長方形の切込み部102が足88の各
側部の上部突出部98と下部突出部100の間に形成さ
れる。足88は、従来のスクリーン用バーに較べて厚み
が充分に薄く足の長手方向にボルトを通すことはできな
いため、締付バー106を突出部98,100の間に当
てはめてスクリーン用バー28,30を固定する。
【0053】一つのラック内のすべてのバーは保持ブラ
ケット94に設けられた互いに平行な切込み溝104内
にはめ込まれる。長い板状の締付バー106は保持ブラ
ケット94の全長に沿って延び、バーの足88の各側部
の長方形の切込み部102に当てはめられる。締付バー
106はバーの足88の両側部に配され、バーの間を通
るボルト108によって保持ブラケット94に締付けら
れ固定されている。バーの保持ブラケット94はボルト
109によりバーの支持部材70,80に固定されてい
る。
【0054】締付バー106が、図5に示されたよう
に、一連の切込み部102を横切るように延びている。
図2において、締付バー106は、全バー28の1/
3、即ち約37個のスクリーン用バーを横切るように取
付けられている。上部及び下部突出部98,100は、
足88を締付バー106に固定し、それによって足88
を保持ブラケット94及びバーの支持部材70,80に
固定している。
【0055】なお、バー型スクリーンは本発明の請求の
範囲内において種々の構成により作ることができる。
【0056】種々の材料の分離を行う場合に、バー型ス
クリーン20は2台、3台又はそれ以上のバー型スクリ
ーンをグループにして、一つのスクリーン出力がそれ以
降のスクリーンの入力となるように配して使用すること
ができる。例えば、2台のスクリーンを水平な重なり部
分を少くとも2 1/4インチとし、垂直方向の空間を
3 1/3インチ離してつなげて使用する。多くのバー
型スクリーンを使用する時は、バー同志の間隔は後続の
スクリーンも含めて同じものとしても、スクリーン毎に
異るものとしてもよい。典型的なバー型スクリーン20
は、バーを横切る方向において11フィート、バーに沿
った方向において約8フィートのサイズのものである。
【0057】なお、発明はここに図示し説明した部品の
構成、配置に限定されず、以下の請求の範囲内の修正形
をも含むものである。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、木材チップや都市ごみ
等を分離するバー型スクリーン装置において、バーのラ
ックの駆動部材の強度を確保して薄い規格材によるバー
の使用を可能にして機械の処理能力を増大することがで
きる上に、バーの2組のラックの振動発生機構を改善し
て機械のバランスを確保し不要な振動を減少させると共
に、保守の容易性及びコスト減を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のバー型スクリーン装置
の部分斜視図。
【図2】図1のバー型スクリーン装置の部分的に切欠い
た正面図。
【図3】図1のバー型スクリーン装置の側面図。
【図4】図1のバー型スクリーン装置におけるスクリー
ン用バー取付部の部分拡大図。
【図5】図4のスクリーン用バー取付部の図3の線2−
2矢視図。
【図6】図1のバー型スクリーン装置において、スクリ
ーンデッキを形成する第一ラック及び第二ラックの間の
相互関係を示す略式図。
【符号の説明】
24,26 ラック 28,30 バー 29,31 ラックフレーム 32,34 クランク軸 33 機械フレーム 42 タイミングベルト 62,72 駆動部材 64,74 軸受 66,76 カム面 70,80 バー支持部材

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械フレームと;第一ラックを形成する
    互いに平行なバーの第一組と;第二ラックを形成する互
    いに平行なバーの第二組;を備え、前記第一ラックのバ
    ーは前記第二ラックのバーと互いに差し挟む状態で配さ
    れて、互いに隣接するバーの間にはスクリーン用間隙が
    形成されてなり;前記機械フレームに回転自在に取付け
    られ、前記第一及び第二ラックの下方に配された少くと
    も2個のクランク軸と;前記クランク軸に互いに対向関
    係をなして取付けられた2個の第一駆動部材と;前記2
    個の第一駆動部材の間に延びてそれらを結合する2個の
    第一バー支持部材;を備え、前記互いに平行なバーの第
    一組は、前記2個の第一バー支持部材に取付けられてな
    り;前記クランク軸に互いに対向関係をなして取付けら
    れた2個の第二駆動部材と;前記2個の第二駆動部材の
    間に延びてそれらを結合する2個の第二バー支持部材;
    を備え、前記互いに平行なバーの第二組は、前記2個の
    第二バー支持部材に取付けられ、前記第一及び第二駆動
    部材は前記ラックに振動を伝えるように前記クランク軸
    により駆動され;てなることを特徴とするバー型スクリ
    ーン装置。
  2. 【請求項2】 前記第一駆動部材は前記第二駆動部材の
    内方に間隔を置いて配され、前記第一バー支持部材は前
    記第二バー支持部材に対して間隔を置いた平行関係をな
    して配されてなることを特徴とする請求項1記載のバー
    型スクリーン装置。
  3. 【請求項3】 前記クランクはそれぞれ、軸線方向に互
    いに間隔を置いて配された内側及び外側カム面の対を2
    対づつ形成してなり、前記第一駆動部材は前記内側カム
    面上に支持され、前記第二駆動部材は前記外側カム面に
    支持されてなることを特徴とする請求項1記載のバー型
    スクリーン装置。
  4. 【請求項4】 前記カム面のそれぞれは、そのカム面を
    形成する前記クランク軸の軸線から偏位した軸線を有す
    る正円錐曲線の面であることを特徴とする請求項3記載
    のバー型スクリーン装置。
  5. 【請求項5】 前記各対のカム面は、カム面相互におい
    て前記クランク軸の軸線周りに180度偏位してなるこ
    とを特徴とする請求項4記載のバー型スクリーン装置。
  6. 【請求項6】 前記2個のクランク軸は第一クランク軸
    と第二クランク軸からなり、前記第一クランク軸はモー
    タにより駆動されると共に、前記第二クランク軸に対し
    てベルト駆動による駆動関係をなして結合され、そうし
    て駆動系列のすべての可動部分が機械的結合により構成
    されてなることを特徴とする請求項1記載のバー型スク
    リーン装置。
  7. 【請求項7】 木材チップ又は廃棄物を分離するバー型
    スクリーン装置であって、機械フレームと;第一ラック
    を形成する互いに平行なバーの第一組と;第二ラックを
    形成する互いに平行なバーの第二組;を備え、前記第一
    ラックのバーは前記第二ラックのバーと互いに差し挟む
    状態で配されて、互いに隣接するバーの間にはスクリー
    ン用間隙が形成されてなり;前記第一及び第二ラックの
    下方に配された往復運動発生手段と;前記往復運動発生
    手段に互いに対向関係をなして取付けられた2個の第一
    駆動部材と;前記2個の第一駆動部材の間に延びてそれ
    らを結合する2個の第一バー支持部材;を備え、前記互
    いに平行なバーの第一組は、前記2個の第一バー支持部
    材に取付けられてなり;前記往復運動発生手段に互いに
    対向関係をなして取付けられた2個の第二駆動部材と;
    前記2個の第二駆動部材の間に延びてそれらを結合する
    2個の第二バー支持部材;を備え、前記互いに平行なバ
    ーの第二組は、前記2個の第二バー支持部材に取付けら
    れ、前記第一及び第二駆動部材は前記ラックに振動を伝
    えるように前記往復動発生手段により駆動され;てなる
    ことを特徴とするバー型スクリーン装置。
  8. 【請求項8】 機械フレームと;マシン方向に延びかつ
    クロスマシン方向に互いに間隔を置いて配されて互いに
    平行なバーの第一ラックを形成するスクリーン用バーの
    第一組と;マシン方向に延びかつクロスマシン方向に互
    いに間隔を置いて配されて互いに平行なバーの第二ラッ
    クを形成するスクリーン用バーの第二組;を備え、前記
    バーの第一ラックは前記バーの第二ラックと互いに差し
    挟む状態で配されて、前記第一ラックのバーと前記第二
    ラックのバーの間にはスクリーン用間隙が形成されてな
    り;前記機械フレームに取付けられて第一軸線周りに回
    転する第一軸と;前記第一軸からマシン方向に間隔を置
    いて前記機械フレームに取付けられて第二軸線周りに回
    転する第二軸と;前記第一ラックの下方に延びかつ前記
    第一軸及び第二軸に取付けられて振動動作を行うと共に
    前記第一ラックを固定する第一ラックフレームと;前記
    第二ラックの下方に延びかつ前記第一軸及び第二軸に取
    付けられて振動動作を行うと共に前記第二ラックを固定
    する第二ラックフレーム;を備え、前記第一及び第二ラ
    ックフレームは各々、前記第一軸及び第二軸の下方に、
    前記ラック及びラックフレームの組合せ部分のそれぞれ
    について重心を下げバー型スクリーン装置の好ましくな
    い振動を減少させるカウンターウエイトを少くとも1個
    有し;てなることを特徴とするバー型スクリーン装置。
  9. 【請求項9】 前記第一及び第二軸は各々、前記機械フ
    レームの各側部に内側及び外側の一対のカムを有してな
    り;前記第一ラックフレームは前記第一及び第二軸の内
    側カムに取付けられ、前記第二ラックフレームは前記第
    一及び第二軸の外側カムに取付けられてなり;かつ、前
    記内側及び外側のカムは各々、それが取付けられている
    前記第一又は第二軸の軸線から間隔を置いて中心を有
    し;てなることを特徴とする請求項8記載のバー型スク
    リーン装置。
  10. 【請求項10】 前記ラック及びラックフレームの各組
    合せ部分の重心は、そのラックフレームが取付けられて
    いるすべての前記カムの中心を通る平面内にほぼ位置し
    て;なることを特徴とする請求項9記載のバー型スクリ
    ーン装置。
  11. 【請求項11】 前記ラック及びラックフレームの各組
    合せ部分の重心は前記第一及び第二軸を通る平面内にほ
    ぼ位置して;なることを特徴とする請求項8記載のバー
    型スクリーン装置。
  12. 【請求項12】 前記第一及び第二ラックフレームは各
    々、マシン方向に互いに間隔を置いて配されると共に前
    記第一及び第二ラックを取付ける2個の支持部材を有
    し、前記第一及び第二ラックは前記支持部材に取付けら
    れてなり;かつ、前記各支持部材には2個の駆動部材が
    取付けられ、これらの駆動部材は前記第一及び第二ラッ
    クフレームの各々の前記支持部材の間に延びかつ前記第
    一及び第二軸の下方に配されると共に、前記ラックフレ
    ームの重心を下げるのみならず前記ラックフレームに構
    造強度を与える前記カウンターウエイトをその内部に構
    成し;てなることを特徴とする請求項8記載のバー型ス
    クリーン装置。
  13. 【請求項13】 機械フレームと;マシン方向に延びか
    つクロスマシン方向に互いに間隔を置いて配されて互い
    に平行なバーの第一ラックを形成する複数のスクリーン
    用バーと;マシン方向に延びかつクロスマシン方向に互
    いに間隔を置いて配されて互いに平行なバーの第二ラッ
    クを形成する複数のスクリーン用バー;を備え、前記バ
    ーの第一ラックは前記バーの第二ラックと互いに差し挟
    む状態で配されて、前記第一ラックのバーと前記第二ラ
    ックのバーの間にはスクリーン用間隙が形成されてな
    り;前記第一ラックの下方に延びかつ前記機械フレーム
    に取付けられて振動動作を行うと共に前記第一ラックを
    固定する第一ラックフレームと;前記第二ラックの下方
    に延びかつ前記機械フレームに取付けられて振動動作を
    行うと共に前記第二ラックを固定する第二ラックフレー
    ム;を備え、前記第一及び第二ラックフレームは各々、
    互いに平行にかつマシン方向に間隔を置いて配されると
    共にラック内の前記スクリーン用バーの下方にかつバー
    に直角に延びる前方支持部材と後方支持部材を有してな
    り;前記前方及び後方支持部材は各々、下方に延びる2
    本の柱を介して、互いに平行をなして間隔を置いて配さ
    れ、前記スクリーン用バーに平行に延びると共に前記各
    ラックフレームにおいて前記前方支持部材と後方支持部
    材を結合する2個の駆動部材に結合されてなり;かつ、
    前記第一ラックフレームとそこに取付けられた前記第一
    ラックを前記機械フレーム及び前記第二ラックに対して
    振動させる駆動装置を備え;てなることを特徴とするバ
    ー型スクリーン装置。
  14. 【請求項14】 前記第一及び第二ラックフレームは、
    前記下方に延びる2本の柱の各々に沿って配された軸受
    により、前記機械フレームに取付けられており、前記軸
    受の回転軸線は前記前方支持部材及び後方支持部材の下
    方にあり、かつ、前記駆動部材の上方にある;ことを特
    徴とする請求項13記載のバー型スクリーン装置。
  15. 【請求項15】 前記第一及び第二ラックフレームの駆
    動部材は、各ラックフレームとそれに固定されたラック
    の重心をほぼ前記軸受の軸線の高さに位置づけるカウン
    ターウエイトを構成してなることを特徴とする請求項1
    4記載のバー型スクリーン装置。
  16. 【請求項16】 前記スクリーン用バーは各々、マシン
    方向に直角をなす方向におけるその厚みがほぼ1/4イ
    ンチであることを特徴とする請求項13記載のバー型ス
    クリーン装置。
  17. 【請求項17】 前記機械フレームは更に、マシン方向
    に直角をなす方向に互いに平行して間隔を置いて配され
    た2個の内側部材と;前記内側部材の各々に対してその
    外側に平行して間隔を置いて配された外側部材;を備え
    てなることを特徴とする請求項13記載のバー型スクリ
    ーン装置。
  18. 【請求項18】 前記第一及び第二ラックフレームの各
    々における下方に延びる柱は2本の前方柱と2本の後方
    柱を備え、更に、前記機械フレームの2個の内側部材と
    前記機械フレームの外側部材の各々について前記第一ラ
    ックフレームの下方に延びる柱と前記第二ラックフレー
    ムの下方に延びる柱の間にマシン方向に配された2個の
    軸受と;前記第一及び第二ラックフレームの下方に延び
    る柱の各々に結合された前方及び後方ラックフレーム軸
    受と;前記機械フレームの部材に結合された軸受の間に
    延びかつ前記第一及び第二ラックフレームの前方柱に取
    付けられた前記ラックフレーム軸受を通って延びる前方
    軸と;前記前方軸からマシン方向に間隔を置いて配さ
    れ、前記機械フレームの部材に結合された軸受の間に延
    びかつ前記第一及び第二ラックフレームの後方柱に取付
    けられた前記ラックフレーム軸受を通って延びる後方
    軸;を備え、それによって前記第一及び第二ラックフレ
    ームは前記前方及び後方軸によって支持され;てなるこ
    とを特徴とする請求項17記載のバー型スクリーン装
    置。
  19. 【請求項19】 前記前方及び後方軸は、前記ラックフ
    レーム軸受を偏位支持するクランクを有し、それによっ
    て前記第一ラックフレームを前記第二ラックフレームと
    の位相のずれをもって振動させるようにしてなることを
    特徴とする請求項18記載のバー型スクリーン装置。
  20. 【請求項20】 前記前方及び後方軸の一方がモータで
    駆動され、他方の軸に対してタイミングベルトによる駆
    動関係をなして結合されてなることを特徴とする請求項
    18記載のバー型スクリーン装置。
  21. 【請求項21】 木材チップ又は廃棄物を分離するバー
    型スクリーン装置であって、機械フレームと;第一ラッ
    クを形成する互いに平行なバーの第一組と;第二ラック
    を形成する互いに平行なバーの第二組;を備え、前記第
    一ラックのバーは前記第二ラックのバーと互いに差し挟
    む状態で配されて、互いに隣接するバーの間にはスクリ
    ーン用間隙が形成されてなり;マシン方向は前記互いに
    平行なバーが延びる方向に実質的に平行をなす方向とし
    て定義され、クロスマシン方向は前記マシン方向に直角
    をなす方向として定義され;前記機械フレームに回転自
    在に取付けられた第一及び第二クランク軸を備え、前記
    第一クランク軸はマシン方向に前記第二クランク軸から
    間隔を置いて配され、前記両クランク軸は前記第一及び
    第二ラックの下方に配されてなり;前記第一及び第二ラ
    ックの下方に延びる2個の第一駆動部材を備え、前記第
    一駆動部材は各々、前記第一及び第二クランク軸の間に
    延びてそれらに結合されてなり、前記2個の第一駆動部
    材はクロスマシン方向に互いに間隔を置いて配されてな
    り;クロスマシン方向に延びて前記2個の第一駆動部材
    に連なる2個の第一バー支持部材を備え、前記2個の第
    一バー支持部材はマシン方向に互いに間隔を置いて配さ
    れ、前記互いに平行なバーの第一組は前記2個の第一バ
    ー支持部材に取付けられてなり;2個の第二駆動部材を
    備え、前記第二駆動部材は各々、前記第一及び第二クラ
    ンク軸の間に延びてそれらに結合され、前記2個の第二
    駆動部材はクロスマシン方向に互いに間隔を置いて配さ
    れてなり;かつ、クロスマシン方向に延びて前記2個の
    第二駆動部材に連なる2個の第二バー支持部材を備え、
    前記2個の第二バー支持部材はマシン方向に互いに間隔
    を置いて配され、前記互いに平行なバーの第二組は前記
    2個の第二バー支持部材に取付けられてなり、かつ、前
    記第一及び第二駆動部材は前記クランク軸により駆動さ
    れて前記ラックに振動運動を伝えるようにし;てなるこ
    とを特徴とするバー型スクリーン装置。
JP9349013A 1996-12-26 1997-12-18 バー型スクリーン装置 Pending JPH10204786A (ja)

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