JPH10203321A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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Publication number
JPH10203321A
JPH10203321A JP2583997A JP2583997A JPH10203321A JP H10203321 A JPH10203321 A JP H10203321A JP 2583997 A JP2583997 A JP 2583997A JP 2583997 A JP2583997 A JP 2583997A JP H10203321 A JPH10203321 A JP H10203321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
unit
vehicle body
ultrasonic
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2583997A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Miyazawa
利明 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP2583997A priority Critical patent/JPH10203321A/ja
Publication of JPH10203321A publication Critical patent/JPH10203321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車体の側面形状を認識し、デザイ
ン性のある車両に対しても洗い残しのない洗車を実現す
る洗車機を提供することを目的とする。 【構成】 洗車機本体1の側面に複数の超音波センサ7
を縦列した車体側面検出手段6を設ける。超音波センサ
7は、発信から受信までの時間から車体との距離を測定
する一般的なものを採用しているが、本発明は車体に当
たって反射してくる超音波をどこのセンサで最大受信す
るかを検出して傾斜角度を算出する角度検出部15を備
えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に車体の洗浄と
乾燥が行える洗車機に関し、確実な車両の形状、特に車
体側面形状を認識するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の洗車機では、洗車する車両
の形状を認識するための車形センサを備えており、この
センサの検出結果に基づいて洗車ブラシや乾燥ノズルを
制御するようになっている。このうち、主に車両の側面
形状を検出するセンサとしては、反射型超音波センサを
用いたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このセンサで
は、車体とセンサとの距離を測定するにすぎないため、
窓部からルーフにかけて傾斜しているようなデザイン性
を有する車両についてはこの傾斜面に洗い残しができ満
足のいく洗車が行えないという問題があった。そこで本
発明は、このような車両側面の形状を確実に検出でき、
常に適切な接触圧で洗浄ブラシを接触させ、乾燥ノズル
をできるだけ接近させることのできる洗車機を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、車両を跨ぐように門型に形成され、
内部に車体をブラッシングする洗浄ブラシと、車体に高
圧エアを吹き付ける乾燥ブロワとを備えた洗車機におい
て、車体側面に向けて水平に超音波を発信するとともに
車体からの反射波を受信する超音波センサを垂直方向に
複数配列したセンサ部と、該センサ部を下部から順次発
信させる駆動手段と、前記センサ部で最も強く反射波が
受信される超音波センサを検出する検出部と、該検出部
で検出した超音波センサが前記駆動手段により超音波を
発信したセンサと同一であるか否かを検出する判断部
と、該判断部で同一であると判断されたとき、前記駆動
手段による超音波の発信から反射波の受信までの時間を
計測してセンサ部と車体側面までの距離を演算する第1
の演算部と、前記判断部で同一でないと判断されたと
き、前記駆動手段による超音波の発信から反射波の受信
までの時間を計測してセンサ部と車体側面までの距離を
演算しこの距離データに基づいて車体側面の傾斜角を算
出する第2の演算部と、前記第1の演算部及び第2の演
算部のデータに基づいて前記洗浄ブラシ及び乾燥ブロワ
を駆動する制御部とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、垂直方向に複数配列した反射
型の超音波センサを下部から順次作動させていき、車体
に当たって反射してくるまでの時間を計測して、この反
射波がどこの超音波センサに最大受信されるか否かを判
断することによって、車体とセンサ部との距離を認識す
るとともに検出面が傾斜しているか否かを判定でき、且
つその傾斜面の傾斜角度を算出することが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明一実施例について
説明する。図1は本発明の洗車機における主要機構部を
示す説明図であり、1は門型に形成される洗車機本体
で、内部上方にトップブラシ2と、トップノズル3を備
え、内部両側方にサイドブラシ4と、サイドノズル5を
備えている。このうちサイドブラシ4及びサイドノズル
5は、それぞれ上下に分割した2つの部材から構成され
ており、下サイドブラシ4A及び下サイドノズル5Aは
主に車両側面のドア部以下の洗浄,乾燥を行い、上サイ
ドブラシ4B及び上サイドノズル5Bは主に窓部以上の
洗浄,乾燥を行うものである。6は本体の側部に設けら
れる車体側面センサで、車体に向けて超音波を送受する
超音波センサ群7A〜7Dを適宜間隔L毎に上下に配列
して構成されている。
【0007】図2は同洗車機の制御系を示すブロック図
であり、各超音波センサ7は、超音波を水平に発信する
振動子8と、該振動子8を駆動する発信回路9と、振動
子8に反射波が受信されたことを検出する受信回路10
とで構成されている。11は前記超音波センサ群が接続
され、洗浄する車体の側面形状を認識する車形検出部
で、前記超音波センサ群7A〜7Dのうち最下部に位置
する超音波センサ7Aの発信回路9から順番に駆動させ
ていくドライバー12と、超音波センサ群の各受信回路
で受信される反射波のレベルを比較して最大の反射レベ
ルを受信する受信回路が発信した発信回路と同じ超音波
センサのものであるか否かを判断する判断回路13と、
前記発信回路9より超音波を発信してから受信回路10
で反射波を受信するまでの時間を計測しセンサ部と反射
面との距離を算出する距離演算部14と、前記判断回路
13で同じ超音波センサでないと判断された場合に超音
波を照射した車体の側面が傾斜していると判断してその
傾斜角度を算出する角度演算部15とを備えている。な
お、16は前記車形検出部11で得られる車体側面形状
のデータにより前記各ブラシ及びノズルを駆動する制御
部、17は洗車機本体1の上部前方中央に取り付けら
れ、垂直下方向で超音波の送受を行う車高センサであ
る。
【0008】続いて、同装置における動作について説明
する。待機状態にある本体1は、車高センサ17で車両
の乗り入れを検出すると、本体前面に設けた操作パネル
(図示しない)で洗車受付状態となり、ユーザが任意の
洗車メニューを選択することにより洗車が実行される。
洗車が開始すると、車高センサ17では車両の上面形
状、車体側面センサ6では車両の側面形状がそれぞれ検
出され、洗車する車両の全体的な形状が認識される。こ
こで、車高センサ17は、超音波の発信から受信までの
時間を基にセンサ17と車体までの距離を算出する一般
的な検出方法を採用しており、主にトップブラシ2及び
トップノズル3をなるべく車体に接近するように制御す
るためのデータとして利用される。
【0009】車体側面センサ6も同様に超音波センサ7
から発信した超音波が車体に当たって反射してくるまで
の時間を基に車体との距離を算出するものであるが、車
両によって側面が傾斜している場合があるため、本発明
の洗車機ではこの傾斜した形状を検出することができる
ようになっている。この検出動作は、図6のフローチャ
ートに沿って実行され、その詳細は図3,4を用いて説
明する。
【0010】図6において、検出が開始すると、車形検
出部11のドライブ12により、まず一番下の超音波セ
ンサ7Aの発信回路9が動作し振動子8を介して超音波
を車体に向けて水平に発信する(1)。発信した超音波
は車体側面に当たって反射し、いずれかの超音波センサ
の受信回路で受信されることになるが、判断回路13に
おいてこの受信した反射波の中で最大レベルのものを検
出し(2)、最大レベルを検出した受信回路が動作させ
た発信回路と同一の超音波センサであるか否かの判断を
行なっている(3)。つまり、水平方向に発信した超音
波の反射する方向によって車体の側面が垂直に近い形状
であるか、傾斜した形状であるかを判断するのである。
【0011】ここでは、超音波センサ7Aの位置で、図
4に示すように反射波の最大レベルを受信した受信回路
が動作させた超音波センサと同一の受信回路であるの
で、判断回路13では超音波センサ7Aが取り付けられ
る地上高Hでの車体の側面形状はほぼ垂直に近い形状で
あると判断して、距離演算部14に信号を送る。距離演
算部14では、発信回路9Aが超音波を発信してから受
信回路10Aで受信するまでの時間t1をカウントして
おり、判断回路13から信号が送られてくることによっ
て、この時間t1を基に超音波センサ7Aと車体側面と
の距離D1を算出するのである(4)。そして、このデ
ータは、洗車情報として制御部16のメモリ(図示しな
い)に記憶され(5)、サイドブラシ4,サイドノズル
5の制御に用いられる。
【0012】続いて、超音波センサ7Bの発信回路が動
作し振動子を介して超音波を車体に向けて水平に発信
し、判断回路13で最大レベルの反射波を受信する受信
回路を検出する。ここでは、図4に示すように超音波セ
ンサ7Cの受信回路で最大レベルを検出したことにな
り、超音波センサ7Bが取り付けられる高さ(H+L)
での車体の側面形状は傾斜していると判断して、角度演
算部15に信号を送る。角度演算部15では、距離演算
部14と同様に超音波発信から受信までの時間t2をカ
ウントしており、判断回路13から信号が送られてくる
ことによって、この時間t2を基に距離D2を算出す
る。
【0013】但し、ここで算出される距離D2は、超音
波センサ7Bから車体を経由して超音波センサ7Cに至
る距離であるため、角度演算部15では、このデータを
基に車体側面の傾斜角度及び超音波センサ7Bと車体と
の距離を算出している(6)。この算出方法について、
以下に説明する。
【0014】図5(a)は超音波センサ7Bから発信し
た超音波が車体の傾斜面に反射して超音波センサ7Cで
受信されたことを示すもので、図において、aは超音波
センサ7Bから車体までの距離、bは車体から超音波セ
ンサ7Cまでの距離、Lは各センサ間の距離、θは車体
の傾斜角度、αは超音波の反射角度、βは超音波の入射
角度を示している。ここで前記超音波センサの反射時間
t2から得られるデータにより、a+b(=D2)が算
出されるので、図5(b)に示すように距離aから水平
に距離bを延長した底辺(a+b)の直角三角形を作る
と、その先端の角度はαの半分になる。車体の傾斜角度
θは、図5(a)から明らかなようにα/2の関係にあ
ることから、図5(b)の尖角と等しくなり、θ及びa
はそれぞれ次の数式1,数式2で求めることができる。
【0015】
【数式1】
【0016】
【数式2】
【0017】こうして求められた車体の傾斜角度及び超
音波センサ7Bと車体との距離は、超音波センサ7Bの
設置高さ時点の車両データとして制御部16にメモリさ
れるのである(5)。
【0018】次に超音波センサ7Cから超音波を発信さ
せて車体との距離及び車体の形状の検出を行う。ここで
は、超音波センサ7Bの場合と同じように車体からの反
射波は超音波センサ7Dの受信回路で最大レベルを受信
するので、超音波センサ7Bの場合と同じように角度演
算部15で車体の傾斜角度と車体との距離を算出するも
のである。
【0019】最後に、超音波センサ7Dから超音波を発
信させると、いずれの受信回路でも基準の反射波レベル
が受信されないので、車体なしと判断して制御部16に
メモリされる。
【0020】このような一連の車体側面形状の検出動作
は、洗車機本体が一定距離走行する毎に実行され、その
走行位置と合わせて制御部16にメモリされていく。そ
して、サイドブラシ4,サイドノズル5の特に上サイド
の制御に用いられ、なるべく車体に接近するように動作
させることができるのである。
【0021】
【発明の効果】以上の本発明は構成されるので、デザイ
ン性を有する近年の車両においても確実な洗車が行える
ようになり、特に車体側面の窓部からルーフにかけて傾
斜しているような形状に対し洗い残しの少ない洗車が実
現されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた門型洗車機の内部構成を示す説
明図である。
【図2】本発明の制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明における車体側面形状の検出動作を示す
説明図である。
【図4】同検出時のタイムチャート図である。
【図5】同検出の概念を示す説明図である。
【図6】同検出のフローチャートである。
【符号の説明】
6 車体側面センサ 7 超音波センサ 12 ドライバー 13 判断部 14 距離演算部 15 角度演算部 16 制御部
【数1】
【数2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を跨ぐように門型に形成され、内部
    に車体をブラッシングする洗浄ブラシと、車体に高圧エ
    アを吹き付ける乾燥ブロワとを備えた洗車機において、
    車体側面に向けて水平に超音波を発信するとともに車体
    からの反射波を受信する超音波センサを垂直方向に複数
    配列したセンサ部と、該センサ部を下部から順次発信さ
    せる駆動手段と、前記センサ部で最も強く反射波が受信
    される超音波センサを検出する検出部と、該検出部で検
    出した超音波センサが前記駆動手段により超音波を発信
    したセンサと同一であるか否かを検出する判断部と、該
    判断部で同一であると判断されたとき、前記駆動手段に
    よる超音波の発信から反射波の受信までの時間を計測し
    てセンサ部と車体側面までの距離を演算する第1の演算
    部と、前記判断部で同一でないと判断されたとき、前記
    駆動手段による超音波の発信から反射波の受信までの時
    間を計測してセンサ部と車体側面までの距離を演算しこ
    の距離データに基づいて車体側面の傾斜角を算出する第
    2の演算部と、前記第1の演算部及び第2の演算部のデ
    ータに基づいて前記洗浄ブラシ及び乾燥ブロワを駆動す
    る制御部とを備えたことを特徴とする洗車機。
JP2583997A 1997-01-23 1997-01-23 洗車機 Pending JPH10203321A (ja)

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JP2583997A JPH10203321A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 洗車機

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JP2583997A JPH10203321A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 洗車機

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Family

ID=12177031

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JP2583997A Pending JPH10203321A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 洗車機

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JP (1) JPH10203321A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095172A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2014085284A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Mk Seiko Co Ltd 車体検出装置及びそれを備えた洗車機
CN107264483A (zh) * 2017-06-30 2017-10-20 成都科立达科技有限公司 与汽车外形匹配的洗车方法
CN109177934A (zh) * 2018-11-09 2019-01-11 佛山朗昊智能科技有限公司 一种自动洗车机

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