JPH1020245A - 奥行き標本化式立体画像形成・表示装置 - Google Patents

奥行き標本化式立体画像形成・表示装置

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JPH1020245A
JPH1020245A JP8171109A JP17110996A JPH1020245A JP H1020245 A JPH1020245 A JP H1020245A JP 8171109 A JP8171109 A JP 8171109A JP 17110996 A JP17110996 A JP 17110996A JP H1020245 A JPH1020245 A JP H1020245A
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lens
image forming
type stereoscopic
stereoscopic image
sampling type
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JP8171109A
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Hiromichi Shibatani
弘道 柴谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 奥行き標本化におけるサンプリングの間隔を
立体視特性に合わせ可変とし、標本化数を減ずる奥行き
標本化式立体画像形成・表示装置を提供する。 【解決手段】 レンズの焦点を結ぶ面である標本化面の
位置が異なる光学系を多数配設し、標本化面の位置の間
隔を眼球に近い距離に存在する被写体については密に
し、眼球から遠い距離に存在する被写体については粗と
する。所定の距離範囲内において光学系のレンズの位置
を移動させるレンズ位置制御ユニットとレンズ位置移動
機構とを有し、レンズ位置制御ユニットは、被写体の像
が変換された信号スペクトラムの分析をする信号スペク
トラム分析器と、信号スペクトラムの特定成分を抽出す
る重み付け回路と、特定成分が抽出されたレンズの位置
にレンズを移動するための演算をする演算制御部と、特
定成分が抽出されたレンズの位置にレンズを移動するた
めの指令を出すレンズ位置ドライバとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体画像を形成・表
示する奥行き標本化式立体画像形成・表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、立体画像についての画像形成・表
示方式は図12に示されているように多数提案されてい
る。図12は各種の3次元ディスプレイを示す一覧表で
ある(平田、鈴木:3次元ディスプレイ〜種々の方式と
テレビジョンへの応用〜、テレビジョン学会誌Vol.
No.7 p.610(1987))。その中の3次元
映像→奥行き標本化式→表示面積層式についてはカリフ
ォルニア工科大のJPL(ジェット推進研究所)からの
発表がある(M.Wein−stein andK.
R.Castleman:RECONSTRUC−TI
NG 3−D SPECIMENS FROM 2−D
SECTION IMAGES,Proc.of t
he Society of Photo−Optic
al Instrumentation Engine
ers,Vol.26,pp.131〜137,May
1971)。このシステムの系統を図13に示す。
【0003】図13は立体像構成用2画像作成の系統例
である。すなわち、顕微鏡観察用断層標本作製法には機
械的手法と光学的手法がある。前者はミクロトームで標
本を薄層に切断し、1体ずつ顕微鏡の視野に入れ像とし
て観察する。この際、立体像として構成するには標本ご
との厳密な位置合わせ、倍率合わせが必要となる。
【0004】後者は顕微鏡のピント面をシフトしていっ
て各面にフォーカスが合った像を得る奥行き標本化式で
この際には前後のフォーカスが合っていない面の不要像
が同時に観察され標本化が乱されている(電気的にいえ
ばサンプリングパルスの波形が広がっていることに相当
する)。この乱れを除去するためJPLでは前記前後の
面の像信号を希望する面の信号から差し引く処理を行な
っている(図13の2重枠の処理)。
【0005】一方、大阪大学では、内蔵の超音波断層映
像の立体視について研究がなされており図14(a)に
示すように一定間隔Dで奥行き標本化された映像をCR
Tディスプレイとハーフミラーの組合せで3次元映像が
得られることを報告している(S.Tamura an
d K.Tanaka:Multilayer 3−D
display adapter,Applied
Optics,Vol.17,No.23,pp.36
95〜3696(Dec.1978))。図14は奥行
き標本化の間隔を示す図であり、(a)は等間隔の場
合、(b)は不等間隔の場合を示す。(a)は大阪大学
の例の一定間隔Dの場合である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記大
阪大学の例では奥行き標本化面の間隔Dが図14(a)
に示すように、5mmと一定であり、奥行きの深い被写
体の場合多数の標本化を必要とする欠点があった。我々
が対象としている自然界の被写体の場合には立体視感覚
の特性からも図14(b)に示すように観察者の眼球に
近い方は密に、遠い方は粗にできるものと考える。
【0007】上記従来技術の問題点に鑑み、本出願に係
る第1の発明の目的は、奥行き標本化におけるサンプリ
ングの間隔を立体視特性に合わせ可変とし、標本化数を
減ずる奥行き標本化式立体画像形成・表示装置を提供す
ることにある。
【0008】また、上記JPLの例では前記不要像除去
にコンピュータ処理をオフラインで利用しており、時間
がかかるという欠点があった。
【0009】上記従来技術の問題点に鑑み、本出願に係
る第2の発明の目的は、前記不要像除去に焦点距離を電
気的に変化させる焦点距離可変レンズを使用し光学的に
リアルタイムで処理を行う奥行き標本化式立体画像形成
・表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の奥行き標本化式
立体画像形成・表示装置は、奥行き標本化式立体画像形
成・表示装置において、レンズの焦点を結ぶ面である標
本化面の位置が異なる光学系を多数配設し、標本化面の
位置の間隔を眼球に近い距離に存在する被写体について
は密にし、眼球から遠い距離に存在する被写体について
は粗とする。
【0011】また、所定の距離範囲内において光学系の
レンズの位置を移動させるレンズ位置制御ユニットとレ
ンズ位置移動機構とを有し、レンズ位置制御ユニット
は、被写体の像が変換された信号スペクトラムの分析を
する信号スペクトラム分析器と、信号スペクトラムの特
定成分を抽出する重み付け回路と、特定成分が抽出され
たレンズの位置にレンズを移動するための演算をする演
算制御部と、特定成分が抽出されたレンズの位置にレン
ズを移動するための指令を出すレンズ位置ドライバとか
ら構成されてもよい。
【0012】また、重み付け回路は、被写体の空間周波
数が最高となる信号スペクトラムの特定成分を抽出して
もよい。
【0013】また、重み付け回路は、被写体の空間周波
数の中域ないし高域の中の所定の帯域においてコントラ
ストが極大となる信号スペクトラムの特定成分を抽出し
てもよい。
【0014】即ち、上記目的を達成するため、本発明
は、被写体を奥行き標本化を行うにあたり、焦点を結ぶ
面である標本化面の位置が異なる光学系を多数配置し、
標本化面の位置の間隔を観察者に近い方では短く、観察
者から遠い方では長くすることを特徴とする。
【0015】図15は奥行きの要因と対象までの視距離
に対する奥行き感度特性を示す図である。上記構成によ
って図15に示すように立体視を司どる眼球の焦点調節
作用、輻輳作用、両眼視差の視距離依存性に適合したサ
ンプリングが可能となる(参考文献、画像電子学会編:
新版画像電子ハンドブック、1993.3.31初版第
1刷(コロナ社発行)p.541)。
【0016】本発明の奥行き標本化式立体画像形成・表
示装置は、上述の奥行き標本化式立体画像形成・表示装
置において、標本化面を移動させる手段は可変焦点レン
ズ系を使用する手段である。
【0017】また、可変焦点レンズは透明な可撓性光学
部材であり可撓性光学部材上に透明電極を配設し、透明
電極間にクーロン力を発生させる手段を有していてもよ
い。
【0018】即ち、空気と異なった屈折率をもつ透明液
体を透明可撓な絶縁膜で被い、膜上に透明電極を配設し
たレンズ系を上記の発明の光学系に使用することを特徴
とする。このレンズ系により従来の技術において述べた
不要像除去の処理を高速で行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実
施の形態の奥行き標本化式立体画像形成装置の構成図で
ある。図1において111は対物レンズ、121〜12
7はそれぞれ焦点距離の異なった接眼レンズ、131〜
137はハーフミラー、141〜147はCCD撮像素
子、151〜157はフィールドメモリ、161は光学
的に寸法基準マークを発生するユニット、162はイン
デックス発生器、164は押しボタンスイッチ、171
〜177はフィールドメモリ151〜157の出力端
子、180は画像形成用較正ユニットである。
【0020】上記構成において対物レンズ111を通っ
た被写体からの光線は最初にハーフミラー136に達
し、その一部が反射して接眼レンズ127に達しCCD
撮像素子147の面上に結像する。CCD撮像素子14
7の出力はインデックス発生器162の出力とともにフ
ィールドメモリ157に蓄えられる。一方、ハーフミラ
ー136を通過した光は、次のハーフミラー135で一
部反射して接眼レンズ126に達しCCD撮像素子14
6の面上に結像する。CCD撮像素子146の出力はイ
ンデックス発生器162の出力とともにフィールドメモ
リ156に蓄えられる。
【0021】このような動作がハーフミラー131〜1
36を通過した光がCCD素子141の面上に達しCC
D素子141の出力がインデックス発生器162の出力
とともにフィールドメモリ151に蓄えられるまで続
く。
【0022】そして、対物レンズ111、全ハーフミラ
ー131〜136、第1の接眼レンズ121で構成され
る光学系のフォーカス面は例えば図14(b)のL1
位置、対物レンズ111、第j〜第nのハーフミラー1
33〜136、第jの接眼レンズ124で構成される光
学系のフォーカス面は例えば図14(b)のLjの位
置、対物レンズ111、第nのハーフミラー136、第
nの接眼レンズ127で構成される光学系のフォーカス
面は図14(b)の無限遠の位置などとなるよう各光学
系を調整する。
【0023】そして各光学系にはフィールドメモリ15
1〜157の読み出しの際、読み出しクロックを変えて
各像の倍率、位置などを補正するための寸法基準マーク
発生ユニット161の出力も投影される。
【0024】なお、接眼レンズについては近距離におけ
る奥行き標本化の精度を向上するため、次の[解説]に
述べる理由により、近距離用には直径が大きく焦点距離
の短い、すなわち焦点深度の浅い光学系を用いる。
【0025】[解説]焦点深度について(BKP Ho
rn著“ROBOT VISION”p.25) 図2は焦点深度の定義を説明する図である。
【0026】レンズ系ではピンホールと違って、ある一
定の像は焦点距離からずれた位置では直径δの不鮮明な
円となる。
【0027】 ここで、dはレンズの直径、Z’は焦点が合った点のレ
ンズから像までの距離、Z”は焦点が合わない点のレン
ズから像までの距離である。一般に、焦点深度とは、結
像面に置かれたセンサーの解像度よりもδの値が小さく
なる|Z”−Z’|の範囲を云う。
【0028】したがって、δを一定値に保って焦点深度
を浅くするにはレンズの直径dを大きくし、Z’を小さ
く(すなわちレンズの焦点距離を短く)すればよい。
【0029】ここで、寸法基準マーク発生ユニット16
1の動作につき詳細に述べる。このユニット161は図
1の全体系のセットアップに用いられるもので、インデ
ックス発生器162からの指令により出力1〜nに接続
される光学系、電気系を較正する。
【0030】図3は画像形成用較正ユニット180の較
正用補助系統図である。
【0031】図3において181はフィールドメモリF
Mn157の書き込みクロック発生器、182は同読み
出しクロック発生器、183は前記十文字形などの光学
的レジストレーションパターンに相当するTV信号を電
気的に発生する基準信号発生器、184は前記十文字形
などの光学的レジストレーションパターン像が図1のハ
ーフミラー136、接眼レンズ127、CCD撮像素子
147の系によりフィールドメモリ157に蓄えられた
パターンと基準信号発生器183からの基準パターンを
比較しこれら両者間の位置ずれ、角度、ひずみ、倍率の
差などを検出するベクトル差検出器である。
【0032】図1の全系統を動作させる直前に押しボタ
ンスイッチ164を押すとインデックス発生器162が
第1の指令を発し、寸法基準マーク発生ユニット161
からハーフミラー137を介して等価的に無限遠方に存
在する十文字形などのレジストレーションパターンを光
学的に投射する。そしてこの光学像がCCD撮像素子1
47により電気信号に変換され、フィールドメモリ15
7に蓄えられ、その出力がベクトル差検出器184の一
方の入力となる。
【0033】そして、基準信号発生器183の出力がベ
クトル差検出器184の他方の入力となり両入力のベク
トル差を検出し、ベクトル差に応じて書き込みクロック
発生器181を駆動してフィールドメモリFMn157
の内容を書き換え、出力端子177に較正された映像信
号を得る。
【0034】以上の較正操作をインデックス発生器16
2からの場合1〜n(171〜177)について実施す
る。図4は光学−電気系較正操作における条件を示す表
である。これらの較正操作により、図1の系統の実際の
動作時には、出力端子171〜177に被写体の位置L
1 〜Ln(図14(b)参照)に焦点が合い、位置・倍
率などが補正された映像信号が得られる。
【0035】これで図1の画像形成法についての説明を
終りとする。
【0036】次に図5の画像表示装置の説明に移る。図
5は本発明の第1の実施の形態の奥行き標本化式立体画
像表示装置の構成図である。
【0037】図5において、211は観察者の眼球、2
21〜227はレンズ系、230〜237はハーフミラ
ー、241〜247は例えば液晶ディスプレイなどの表
示装置、248はCCD撮像素子などの光電変換素子、
251〜257はフィールドメモリ、262はインデッ
クス発生器、264は押しボタンスイッチ、271〜2
77は入力端子、280は画像表示用較正ユニットであ
る。
【0038】上記構成において図1の各々の出力端子1
71〜177からの映像信号が各々の入力端子271〜
277に印加され、いったんフィールドメモリ251〜
257に蓄えられる。フィールドメモリから読み出され
た信号は表示装置241〜247により光学像に変換さ
れる。各々の光学像は表2に示す条件を満たすレンズ系
221〜227を含む各々の光学系により眼球211に
重なって見えるように調整される。
【0039】ここで、画像表示用較正ユニット280の
動作につき詳細に述べる。このユニット261は図5の
全系統のセットアップに用いられるもので、インデック
ス発生器262からの指令により入力1〜nに接続され
る電気的・光学系を較正する。
【0040】図6は画像表示用較正ユニットの較正用補
助系統図である。
【0041】図6において281はフィールドメモリF
Mn’257の書き込みクロック発生器、282は同読
み出しクロック発生器、283は基準信号発生器、28
4はベクトル差検出器である。
【0042】図5の全系統を動作させる直前に押しボタ
ンスイッチ264をおすとインデックス発生器262が
第1の指令を発し、図1の寸法基準マーク発生ユニット
161から発生した寸法基準マークが出力端子177、
図5の入力端子277を経てフィールドメモリFMn’
257に蓄えられ、ディスプレイ装置247、レンズ系
227、ハーフミラー237、236、235、23
4、233、232、231、230を介して光電変換
素子248のルートを構成してベクトル差検出器284
の一方の入力を確保する。そして基準信号発生器283
の出力がベクトル差検出器284の他方の入力となり両
入力のベクトル差が検出されて、ベクトル差に応じて書
き込みクロック発生器281を駆動してフィールドメモ
リFMn’の内容を書き換え眼球211に正しい光学像
が届けられる。
【0043】以上の較正操作をインデックス発生器26
2からの指令1〜nにより、入力1〜n(271〜27
7)について実施する。図7は電気−光学系較正操作に
おける条件を示す表である。これらの較正操作により、
図5の系統の実際の動作時には、眼球211の位置に倍
率などが補正されたL1 〜Ln(図14(b)参照)の
像が得られる。これで、図5の画像表示装置についての
説明を終る。
【0044】上記画像形成・表示装置はそれらの入・出
力端子を直接接続して使用することも出来るが図8に示
すように入・出力端子間に同軸ケーブル、光ファイバ
ー、衛星通信路等の伝送路、または磁気記録、光記録、
ICメモリ等を用いた記録・記憶装置を経由させて使用
することも出来る。図8は画像形成・表示装置の接続図
である。図8において100は画像形成装置、200は
画像表示装置、300は伝送路または記録・記憶装置を
示す。
【0045】この際、図3、図6に示した画像形成用較
正ユニット180、画像表示用較正ユニット280は伝
送路経由時にはその商業運用前、記録・記憶装置経由時
には例えば磁気テープの最初の部分に録画して使用す
る。
【0046】また、図8では入・出力1〜nチャネルを
並列に接続するように描いてあるが伝送路または記録装
置の帯域に余裕がある場合には並列−直列変換を行い、
チャネル数を減じて接続することも出来る。
【0047】この際、画像形成装置100のインデック
ス発生器162の出力(インデックス)を直列に変換し
た時系列信号の頭に挿入してパケットとして伝送路また
は記録・記憶装置300を通過させ、画像表示装置20
0側でインデックスを標識としてパケットから並列信号
をつくり出して同時に表示する。さらに前記1〜nチャ
ネルのうち、特定のチャネル(例えば遠景を担当するチ
ャネル)につき情報量削減(帯域制限など)処理を行
い、伝送路または記録・記憶装置の容量の節約を図るこ
とも出来る。
【0048】本発明の第1の実施の形態に特有の効果は
以下のとおりである。
【0049】図14の(a)、(b)を比較すれば明ら
かなように、合計の奥行き標本化面の数を減じながら、
立体視情報の多い眼球の近くの被写体について密な標本
化を行うことが出来、より有効な立体像表示装置の構成
が可能となる。
【0050】(本発明の第2の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態では奥行き標本化の距離(図14(b)
のL1 〜Lnに相当)を固定したが、第2の実施の形態
ではこの距離を被写体によって可変とする。すなわち、
図1の接眼レンズ121〜127の位置を可変とするこ
とによって図14(b)のLjをLj±ΔLjの範囲の
1点、ただしj=1〜nそして各ΔLjは隣の可変範囲
に重ならない値とする。
【0051】図9は本発明の第2の実施の形態の画像形
成装置側の構成を表わす図であり、同図において190
はレンズ位置制御ユニット、191は信号スペクトラム
分析器、192は重み付け回路、193は演算制御部、
194はレンズ位置ドライバ、195はレンズ位置移動
機構、196はレンズ位置計測機構である。
【0052】上記構成において接眼レンズ124による
像はCCD撮像素子144によって映像信号に変換され
信号スペクトラム分析器191に導かれる。そして重み
付け回路192により映像信号中の高域成分を抽出し、
演算制御部193によって前記高域成分が最大となるよ
うにレンズ移動機構195を駆動する。ただし、レンズ
の移動量は全光学系の焦点面がLj±ΔLjの範囲に制
限される量とする。高域成分が最大となったレンズの位
置はレンズ位置計測機構196により計測され、その値
(レンズ位置情報)がインデックス発生器162に伝達
される。なお、重み付け回路192により信号スペクト
ラムの中の中〜高域の特定成分についての振幅を抽出し
てもよい。
【0053】レンズ位置情報は、インデックスと共に図
8の伝送路または記録・記憶装置300を通り、画像表
示装置200で受信され、図10に示す構成により画像
形成装置100で形成された画像が再現される。
【0054】図10は本発明の第2の実施の形態の画像
表示装置側の構成図であり、同図において291はレン
ズ位置情報分離回路、294はレンズ位置ドライバ、2
95はレンズ位置移動機構である。
【0055】上記構成において、入力端子274に入力
した信号からレンズ位置情報分離回路291により前記
レンズ位置情報を分離し、この情報に基づいてレンズ位
置ドライバ294を介してレンズ位置移動機構295を
駆動する。
【0056】本発明の第2の実施の形態に特有の効果は
以下のとおりである。
【0057】図14(b)の奥行き標本化間隔を固定せ
ず、この間隔を一定範囲内で最も空間周波数の高い(被
写体の変化分の多い)面にシフトすることが出来、最大
の情報量を形成表示することが可能となる。
【0058】(本発明の第3の実施の形態)図11は本
発明の第3の実施の形態の可変焦点距離液体レンズの摸
式図および画像形成装置側の構成図であり、同図におい
て401は空気よりも大きな屈折率をもつ透明液体、4
02、403は透明で可撓な絶縁膜、410、420は
透明電極、411は中央部円形電極、412はその外側
のリング状電極、413A、413Bは更に外側の半円
形電極、414A、414B、414C、414Dは最
も外側の湾曲電極、431は鏡筒の内壁、432は円形
蛇腹、483は基準信号発生器、511、512、51
3A、513B、514A、514B、514C、51
4Dは上記411〜414Dに接続されたリード線、5
21はレンズ制御電圧発生ユニット、522は比較器、
544はCCD撮像素子である。
【0059】さらに、441は例えば図11(b)のL
j面に本光学系の焦点が合っているときの光線の軌跡、
442は前記Lj面よりもΔLjだけ遠い面に焦点が合
っていると仮定したときの光線の軌跡、443は前記L
j面に焦点が合っているときのCCD撮像素子544側
の結像面、444は前記Lj面よりもΔLjだけ遠い面
に焦点が合っていると仮定したときのCCD撮像素子5
44側の結像面である。
【0060】上記構成において透明液体401、それを
包み縁部で接着された円形透明絶縁膜402、403、
この膜上に形成された面積を有する透明電極411〜4
14Dから成る流体レンズ400にリード線511〜5
14Dを介して電荷q1 ,q 2 (前記絶縁膜402側に
1 ,403側にq2 )を与えるとクーロンの法則によ
り電荷q1 とq2 の間には次のFの力がはたらく。
【0061】 ここでε0 は透明電極に挟まれた部分の誘電率である。
【0062】したがって電荷q1 ,q2 の量を制御する
ことにより、絶縁膜402、403の間隔すなわち流体
レンズ400の焦点距離を変えることが可能となる。
【0063】そして、図に示すように電極410、42
0を例えば411〜414に分割し、各々の電極にレン
ズ制御電圧発生ユニット521から異なった値の電荷を
供給することにより、流体レンズ400の焦点距離のみ
ならず光軸の変更や像にひずみを与えることも可能とな
る。また、逆に521から補正信号を供給することによ
り、光軸の補正、ひずみの除去を行うことも可能とな
る。
【0064】本発明の第3の実施の形態に特有の第1の
効果は以下のとおりである。
【0065】本発明の第3の実施の形態を本発明の第1
の実施の形態に適用すると第1の実施の形態では映像信
号の段階で行われていた図3の画像形成用較正、図6の
画像表示用較正の両機能を光学的に達成することができ
る。
【0066】すなわち、例えば図3のベクトル差検出器
184、読み出しクロック発生器182の機能を図11
の比較器522、レンズ制御電圧発生ユニット521で
置き換えCCD撮像素子144に投影される像のひずみ
をきめ細かく除去することができる。
【0067】また、一般に画像の補正をフィールドメモ
リへの書き込み、読み出しのくり返えしで実行すると出
力画像の枠が小さくなる(有効視野が狭まくなる)が、
光学的な補正の手段で実行すると前述のような悪影響を
受けない。
【0068】本発明の第3の実施の形態に特有の第2の
効果は以下のとおりである。
【0069】本発明の第3の実施の形態を本発明の第2
の実施の形態に適用すると第2の実施の形態では、図
9、図10に示すようにレンズ位置移動機構185、2
83に依存していた構成を機械的な位置変動がない構成
にすることができる。すなわち、図9、図10の構成で
はレンズ位置移動のために移動台、移動用モータなどが
必要であったが本実施の形態によるとこれらの機構系が
不要となる。
【0070】本発明の第3の実施の形態に特有の第3の
効果は以下のとおりである。
【0071】本発明の第2の実施の形態では、可変位置
奥行き標本化のための構成(図9、図10の構成)と画
像形成・表示の較正のための構成(図3、図6の構成)
が別個のものであったが、本実施の形態を適用すること
により前記二つの構成による機能を一つの構成にまとめ
ることができる。
【0072】本発明の第3の実施の形態に特有の第4の
効果は以下のとおりである。
【0073】本実施の形態を適用することにより、従来
の技術の項目において述べたJPLの画像処理(図10
の2重枠の処理)のための信号を容易に得ることができ
る。
【0074】(本発明の第4の実施の形態)図11の電
極410、420のうち、一方について分割せず一体化
する。
【0075】(本発明の第5の実施の形態)図11の電
極410、420を分割せず一体化する。
【0076】本発明の第4、第5の実施の形態に特有の
効果は以下のとおりである。
【0077】図11の透明電極410、420の構造、
レンズ制御電圧発生ユニット521の構成が単純にな
る。
【0078】(本発明の第6の実施の形態)本発明の第
3の実施の形態に特有の第1の効果で述べた図3の構成
と図11の構成を併用する。
【0079】本発明の第6の実施の形態に特有の効果は
以下のとおりである。
【0080】較正の範囲、精度に応じて図3の構成と図
11の構成による機能を使い分けることが出来る。一方
で過補正になった量を他方で修正することが出来る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
奥行き標本化方式の立体視システムにおいて奥行き感・
情報量の多い近距離における標本化数を密にすることに
より視覚の特性に合致した有効な立体視システムを構成
することができるという効果がある。
【0082】また、上記システムにおいて奥行き感・情
報量の少ない遠距離における標本化数を粗にすることに
より全体の標本化数を減じ、経済的なシステムを構成す
ることができる。
【0083】さらに、上記システムにおいて奥行き標本
化面をコントラストの変化の大きいまたは細かい面にシ
フトすることにより必要な情報を十分にとり込むことが
できる。
【0084】また、可変焦点レンズ系を使用するシステ
ムによれば固定焦点レンズ系を使用するシステムから可
動部分を除去し、精度の高い補正を経済的に実施し、固
定焦点レンズ系を使用するシステムの機能を効果的に達
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の奥行き標本化式立
体画像形成装置の構成図である。
【図2】焦点深度の定義を説明する図である。
【図3】画像形成用較正ユニットの較正用補助系統図で
ある。
【図4】光学−電気系較正操作における条件を示す表で
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態の奥行き標本化式立
体画像表示装置の構成図である。
【図6】画像表示用較正ユニットの較正用補助系統図で
ある。
【図7】電気−光学系較正操作における条件を示す表で
ある。
【図8】画像形成・表示装置の接続図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の画像形成装置側の
構成図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の画像表示装置側
の構成図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の可変焦点距離液
体レンズの摸式図および画像形成装置側の構成図であ
る。
【図12】各種の3次元ディスプレイを示す一覧表であ
る。
【図13】立体像構成用2画像作成の系統例である。
【図14】奥行き標本化の間隔を示す図である。 (a)等間隔の場合を示す。 (b)不等間隔の場合を示す。
【図15】奥行きの要因と対象までの視距離に対する奥
行き感度特性を示す図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置 111 対物レンズ 121〜127 接眼レンズ 131〜137、230〜237 ハーフミラー 141〜147、544 CCD撮像素子 151〜157、251〜257 フィールドメモリ 161 光学的に寸法基準マークを発生するユニット 162、262 インデックス発生器 164、264 押しボタンスイッチ 171〜177 フィールドメモリの出力端子 180 画像形成用較正ユニット 181、281 書き込みクロック発生器 182、282 読み出しクロック発生器 183、283、483 基準信号発生器 184、284 ベクトル差検出器 190 レンズ位置制御ユニット 191 信号スペクトラム分析器 192 重み付け回路 193 演算制御部 194、294 レンズ位置ドライバ 195、295 レンズ位置移動機構 196 レンズ位置計測機構 200 画像表示装置 211 観察者の眼球 221〜227 レンズ系 241〜247 表示装置 248 光電変換素子 271〜277 入力端子 280 画像表示用較正ユニット 291 レンズ位置情報分離回路 300 伝送路または記録・記憶装置 400 可変焦点距離液体レンズ 401 空気よりも大きな屈折率をもつ透明液体 402、403 透明で可撓な絶縁膜 410、420 透明電極 411 中央部円形電極 412 リング状電極 413A、413B 半円形電極 414A、414B、414C、414D 湾曲電極 431 鏡筒の内壁 432 円形蛇腹 441 Lj面に本光学系の焦点が合っているときの
光線の軌跡 442 Lj面よりもΔLjだけ遠い面に焦点が合っ
ていると仮定したときの光線の軌跡 443 Lj面に焦点が合っているときのCCD撮像
素子側の結像面 444 Lj面よりもΔLjだけ遠い面に焦点が合っ
ていると仮定したときのCCD撮像素子側の結像面 511、512、513A、513B、514A、51
4B、514C、514D リード線 521 レンズ制御電圧発生ユニット 522 比較器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奥行き標本化式立体画像形成・表示装置
    において、 レンズの焦点を結ぶ面である標本化面の位置が異なる光
    学系を多数配設し、前記標本化面の位置の間隔を眼球に
    近い距離に存在する被写体については密にし、眼球から
    遠い距離に存在する被写体については粗とすることを特
    徴とする奥行き標本化式立体画像形成・表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の奥行き標本化式立体画
    像形成・表示装置において、 所定の距離範囲内において前記光学系のレンズの位置を
    移動させるレンズ位置制御ユニットとレンズ位置移動機
    構とを有し、 前記レンズ位置制御ユニットは、 被写体の像が変換された信号スペクトラムの分析をする
    信号スペクトラム分析器と、 信号スペクトラムの特定成分を抽出する重み付け回路
    と、 前記特定成分が抽出されたレンズの位置にレンズを移動
    するための演算をする演算制御部と、 前記特定成分が抽出されたレンズの位置にレンズを移動
    するための指令を出すレンズ位置ドライバとから構成さ
    れることを特徴とする奥行き標本化式立体画像形成・表
    示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の奥行き標本化式立体画
    像形成・表示装置において、 前記重み付け回路は、被写体の空間周波数が最高となる
    信号スペクトラムの特定成分を抽出することを特徴とす
    る奥行き標本化式立体画像形成・表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の奥行き標本化式立体画
    像形成・表示装置において、 前記重み付け回路は、被写体の空間周波数の中域ないし
    高域の中の所定の帯域においてコントラストが極大とな
    る信号スペクトラムの特定成分を抽出することを特徴と
    する奥行き標本化式立体画像形成・表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4の何れか1項に記
    載の奥行き標本化式立体画像形成・表示装置において、 前記標本化面を移動させる手段は可変焦点レンズ系を使
    用する手段であることを特徴とする奥行き標本化式立体
    画像形成・表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の奥行き標本化式立体画
    像形成・表示装置において、 可変焦点レンズは透明な可撓性光学部材であり該可撓性
    光学部材上に透明電極を配設し、該透明電極間にクーロ
    ン力を発生させる手段を有していることを特徴とする奥
    行き標本化式立体画像形成・表示装置。
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