JPH10202397A - プレス機 - Google Patents
プレス機Info
- Publication number
- JPH10202397A JPH10202397A JP9377797A JP9377797A JPH10202397A JP H10202397 A JPH10202397 A JP H10202397A JP 9377797 A JP9377797 A JP 9377797A JP 9377797 A JP9377797 A JP 9377797A JP H10202397 A JPH10202397 A JP H10202397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- linear motor
- fixed
- machine
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/42—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by magnetic means, e.g. electromagnetic
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトで簡単な構造で構成され、そのた
めに製作コストを大幅に低減できるプレス機を提供する
こと。 【解決手段】 プレス機Ｍは、コラム２、ベッド３から
なるフレーム１と、ベッド３上に載設され下型が取り付
けられるためのボルスター４と、コラムに取り付けられ
る複数のリニアモータ１０と、リニアモータ１０に取り
付けられるスライド５と、を有して構成されている。コ
ラム２は、ベッド３上に配置され矩形で内部が中空に形
成されている。コラム２の内部に矩形のスライド５が挿
入され、コラム２とスライド５との間に、前面側と後面
側に各２個、両側部に各１個のリニアモータ１０が取り
付けられている。そして、リニアモータ１０の駆動によ
り、リニアモータ１０にガイドされてスライド５が上下
方向に往復移動する。
めに製作コストを大幅に低減できるプレス機を提供する
こと。 【解決手段】 プレス機Ｍは、コラム２、ベッド３から
なるフレーム１と、ベッド３上に載設され下型が取り付
けられるためのボルスター４と、コラムに取り付けられ
る複数のリニアモータ１０と、リニアモータ１０に取り
付けられるスライド５と、を有して構成されている。コ
ラム２は、ベッド３上に配置され矩形で内部が中空に形
成されている。コラム２の内部に矩形のスライド５が挿
入され、コラム２とスライド５との間に、前面側と後面
側に各２個、両側部に各１個のリニアモータ１０が取り
付けられている。そして、リニアモータ１０の駆動によ
り、リニアモータ１０にガイドされてスライド５が上下
方向に往復移動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモータに
よって駆動されるプレス機に関する。
よって駆動されるプレス機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレス機は、ベッドに対して往復
移動するスライドを有し、ベッドに下型、スライドに上
型を固定して、スライド駆動装置によりスライドを駆動
することによって下型と上型との間に供給される材料を
加工可能に構成されている。スライド駆動装置として
は、クランク機構・リンク機構等により駆動される機械
式装置や油圧・エア圧等の流体を利用して駆動される液
圧式装置等が一般的に知られている。機械式装置では、
例えばクランク機構によるスライド駆動装置は、機台に
回転可能に支持されるクランクシャフトにモータからの
駆動源をクラッチ機構を介して連結し、クランクシャフ
トに形成されるクランクピンにコネクティングロッドを
介してスライドに連結するように構成されていた。ま
た、クランクシャフトにコネクティングロッドを介して
リンク機構に連結しリンク機構を介してスライドに連結
すればリンク機構としてのスライド駆動装置が構成され
る。液圧式装置では、例えば油圧式の場合、油圧発生装
置から連結される油圧シリンダが機台に固定され、油圧
シリンダのピストンにスライドが接続されるように構成
されている。
移動するスライドを有し、ベッドに下型、スライドに上
型を固定して、スライド駆動装置によりスライドを駆動
することによって下型と上型との間に供給される材料を
加工可能に構成されている。スライド駆動装置として
は、クランク機構・リンク機構等により駆動される機械
式装置や油圧・エア圧等の流体を利用して駆動される液
圧式装置等が一般的に知られている。機械式装置では、
例えばクランク機構によるスライド駆動装置は、機台に
回転可能に支持されるクランクシャフトにモータからの
駆動源をクラッチ機構を介して連結し、クランクシャフ
トに形成されるクランクピンにコネクティングロッドを
介してスライドに連結するように構成されていた。ま
た、クランクシャフトにコネクティングロッドを介して
リンク機構に連結しリンク機構を介してスライドに連結
すればリンク機構としてのスライド駆動装置が構成され
る。液圧式装置では、例えば油圧式の場合、油圧発生装
置から連結される油圧シリンダが機台に固定され、油圧
シリンダのピストンにスライドが接続されるように構成
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプレス
機、例えばクランク機構・リンク機構によるプレス機
は、駆動源から連結されるクランクシャフトが回転可能
に支持されているため、機械が複雑になり全体に大型に
構成されている。そのため、部品点数も多くなり製作コ
ストも高くなる。また、液圧式の駆動によるプレス機
は、油圧発生装置や油圧シリンダ等の部品が必要なた
め、やはり大型になり部品点数も多くなる。さらに油圧
の保守管理を必要とし生産性も高くない。
機、例えばクランク機構・リンク機構によるプレス機
は、駆動源から連結されるクランクシャフトが回転可能
に支持されているため、機械が複雑になり全体に大型に
構成されている。そのため、部品点数も多くなり製作コ
ストも高くなる。また、液圧式の駆動によるプレス機
は、油圧発生装置や油圧シリンダ等の部品が必要なた
め、やはり大型になり部品点数も多くなる。さらに油圧
の保守管理を必要とし生産性も高くない。
【０００４】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、極めて構造が簡単でコンパクトであり、しかも高
精度で十分な推力を発揮できるプレス機を提供すること
を目的とする。
あり、極めて構造が簡単でコンパクトであり、しかも高
精度で十分な推力を発揮できるプレス機を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるプレ
ス機では、上記の課題を解決するために以下のように構
成するものである。
ス機では、上記の課題を解決するために以下のように構
成するものである。
【０００６】機台に固定される下型に対して、往復移動
するスライドに上型が固定されるプレス機であって、前
記スライドの往復移動が、リニアモータによって駆動さ
れることを特徴とするものである。
するスライドに上型が固定されるプレス機であって、前
記スライドの往復移動が、リニアモータによって駆動さ
れることを特徴とするものである。
【０００７】また好ましくは、前記リニアモータが、コ
イル体を含む固定子と、前記固定子に対して移動可能に
配設され電磁石を含む移動子と、を備えて構成され、前
記固定子が前記機台に固定され、前記移動子が前記スラ
イドの側面に固定されることを特徴とするものであれば
よい。
イル体を含む固定子と、前記固定子に対して移動可能に
配設され電磁石を含む移動子と、を備えて構成され、前
記固定子が前記機台に固定され、前記移動子が前記スラ
イドの側面に固定されることを特徴とするものであれば
よい。
【０００８】また、前記リニアモータが、電磁石を含み
磁気回路を形成する固定子と、前記固定子に対して移動
可能に配設されコイル体を含む移動子と、を備えて構成
され、前記固定子が前記機台に固定され、前記移動子が
前記スライドの側面に固定されることを特徴とするもの
であってもよい。
磁気回路を形成する固定子と、前記固定子に対して移動
可能に配設されコイル体を含む移動子と、を備えて構成
され、前記固定子が前記機台に固定され、前記移動子が
前記スライドの側面に固定されることを特徴とするもの
であってもよい。
【０００９】さらに、前記スライドが、前記機台に固定
されるリンク機構に接続され、前記リンク機構を構成す
るリンクが、前記機台に固定されるリニアモータによっ
て駆動されることを特徴とするものであってもよい。
されるリンク機構に接続され、前記リンク機構を構成す
るリンクが、前記機台に固定されるリニアモータによっ
て駆動されることを特徴とするものであってもよい。
【００１０】またこのプレス機は、機台に固定される下
型に対して、往復移動するスライドに上型が固定される
プレス機であって、前記スライドが前記機台の上方に配
置されるとともに前記機台内から立設された少なくとも
２個のガイドポストの上部で支持され、前記機台内にそ
れぞれの前記ガイドポストを連結する連結部材が配置さ
れ、前記連結部材の対向する少なくとも一対の側面部と
前記機台間に、それぞれ固定子と移動子を含むリニアモ
ータが配設されることを特徴とするものである。
型に対して、往復移動するスライドに上型が固定される
プレス機であって、前記スライドが前記機台の上方に配
置されるとともに前記機台内から立設された少なくとも
２個のガイドポストの上部で支持され、前記機台内にそ
れぞれの前記ガイドポストを連結する連結部材が配置さ
れ、前記連結部材の対向する少なくとも一対の側面部と
前記機台間に、それぞれ固定子と移動子を含むリニアモ
ータが配設されることを特徴とするものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１２】実施形態のプレス機Ｍは、図１〜２に示さ
れるように、コラム２、ベッド３からなるフレーム１
と、ベッド３上に載設され図示しない下型が取り付けら
れるためのボルスター４と、コラム２に取り付けられる
複数のリニアモータ１０と、リニアモータ１０が取り付
けられるスライド５と、を有して構成され、スライド下
面には図示しない上型が取り付けられる。
れるように、コラム２、ベッド３からなるフレーム１
と、ベッド３上に載設され図示しない下型が取り付けら
れるためのボルスター４と、コラム２に取り付けられる
複数のリニアモータ１０と、リニアモータ１０が取り付
けられるスライド５と、を有して構成され、スライド下
面には図示しない上型が取り付けられる。
【００１３】コラム２は、ベッド３上に配置され矩形で
内部が中空に形成されている。コラム２の内部に矩形の
スライド５が挿入され、コラム２とスライド５との間
に、前面側と後面側に各２個、両側部に各１個のリニア
モータが取り付けられている。そして、リニアモータ１
０の駆動により、リニアモータ１０にガイドされて、ス
ライド５が上下方向に移動可能に配設される。
内部が中空に形成されている。コラム２の内部に矩形の
スライド５が挿入され、コラム２とスライド５との間
に、前面側と後面側に各２個、両側部に各１個のリニア
モータが取り付けられている。そして、リニアモータ１
０の駆動により、リニアモータ１０にガイドされて、ス
ライド５が上下方向に移動可能に配設される。
【００１４】リニアモータ１０は、一般に提供されてい
るものが使用されている。例えば、図３に示されるもの
は、複数のコイル１２とコイル１２上に配設される基板
１３とを一方の面に配設する長尺上の固定子１１と、コ
イル１２・基板１３を囲むように断面コ字形に形成され
るとともに基板１３に対向するように多極界磁の電磁石
１６が取り付けられる移動子１５と、を含んで構成さ
れ、移動子１５が固定子１１上を移動可能に配設され
る。そして図４の平面断面図に示されるように、このリ
ニアモータ１０の固定子１１をコラム２に上下方向に取
り付け、移動子１５をスライド５の側面に取り付けるこ
とによってスライド５を上下方向に駆動することができ
る。
るものが使用されている。例えば、図３に示されるもの
は、複数のコイル１２とコイル１２上に配設される基板
１３とを一方の面に配設する長尺上の固定子１１と、コ
イル１２・基板１３を囲むように断面コ字形に形成され
るとともに基板１３に対向するように多極界磁の電磁石
１６が取り付けられる移動子１５と、を含んで構成さ
れ、移動子１５が固定子１１上を移動可能に配設され
る。そして図４の平面断面図に示されるように、このリ
ニアモータ１０の固定子１１をコラム２に上下方向に取
り付け、移動子１５をスライド５の側面に取り付けるこ
とによってスライド５を上下方向に駆動することができ
る。
【００１５】また、図５に示されるリニアモータ２０
は、電磁石２２が固着され断面Ｅ字形に形成される固定
子２１と、コイル体２５を先端部に設ける断面略コ字形
の移動子２４と、を備えて構成され、移動子２４が固定
子２１内を移動可能に配設される。そして、図６の平面
断面図に示されるように、このリニアモータ２０の固定
子をコラム２に取り付け、移動子２４をスライド５の側
面に取り付けることによってスライド５を上下方向に駆
動することができる。
は、電磁石２２が固着され断面Ｅ字形に形成される固定
子２１と、コイル体２５を先端部に設ける断面略コ字形
の移動子２４と、を備えて構成され、移動子２４が固定
子２１内を移動可能に配設される。そして、図６の平面
断面図に示されるように、このリニアモータ２０の固定
子をコラム２に取り付け、移動子２４をスライド５の側
面に取り付けることによってスライド５を上下方向に駆
動することができる。
【００１６】リニアモータは上記形態に限るものではな
く、さらに別のタイプのものを使用できるものであり、
いずれにしても、固定子をコラムに取り付け、移動子を
スライドに取り付けるようにすればよい。
く、さらに別のタイプのものを使用できるものであり、
いずれにしても、固定子をコラムに取り付け、移動子を
スライドに取り付けるようにすればよい。
【００１７】図７〜８に示されるプレス機Ｍ１は、別の
形態を示すものであり、コラム３２とベッド３３からな
るフレーム３１と、ベッド３３側に載設されるボルスタ
ー３４と、コラム３２内で上下移動可能に配設されるス
ライド３５と、を有し、さらにコラム３２上部からスラ
イド３５に連結されるリンク機構４０と、コラム３２に
取り付けられるリニアモータ５０と、を備えて構成され
ている。スライド３５には４本のガイドポスト３６がス
ライド下面から下方に向かって取り付けられ、ガイドポ
スト３６は、ベッド３３に固定されるガイド部材３７に
摺動可能に案内される。なお、スライド下面には図示し
ない上型が取り付けられ、ベッド３３上に配置されるボ
ルスター３４上には前記上型に対向するように図示しな
い下型が取り付けられる。
形態を示すものであり、コラム３２とベッド３３からな
るフレーム３１と、ベッド３３側に載設されるボルスタ
ー３４と、コラム３２内で上下移動可能に配設されるス
ライド３５と、を有し、さらにコラム３２上部からスラ
イド３５に連結されるリンク機構４０と、コラム３２に
取り付けられるリニアモータ５０と、を備えて構成され
ている。スライド３５には４本のガイドポスト３６がス
ライド下面から下方に向かって取り付けられ、ガイドポ
スト３６は、ベッド３３に固定されるガイド部材３７に
摺動可能に案内される。なお、スライド下面には図示し
ない上型が取り付けられ、ベッド３３上に配置されるボ
ルスター３４上には前記上型に対向するように図示しな
い下型が取り付けられる。
【００１８】また、リンク機構４０は、コラム３２の突
起部３２ａに軸４１で枢着される第１リンク４２と、ス
ライド３５の突起部３５ａに軸４３で枢着される第２リ
ンク４４とを有し、第１リンク４２と第２リンク４４と
が軸４５で枢着されく字形に形成されている。第１リン
ク４２と第２リンク４４は、それぞれの突起部３２ａ・
３５ａを挟んで２枚づつ設けられている。
起部３２ａに軸４１で枢着される第１リンク４２と、ス
ライド３５の突起部３５ａに軸４３で枢着される第２リ
ンク４４とを有し、第１リンク４２と第２リンク４４と
が軸４５で枢着されく字形に形成されている。第１リン
ク４２と第２リンク４４は、それぞれの突起部３２ａ・
３５ａを挟んで２枚づつ設けられている。
【００１９】リニアモータ５０は、図９に示されるよう
に、電磁石５２に固着され断面Ｅ字形に形成される固定
子５１と、固定子５１の中央壁を囲むように形成される
移動子としてのコイル体５４と、を備え、コイル体５４
が固定子５１に対して移動可能に配設される。そして、
そして、コイル体５４を第１リンク４２に直接取り付
け、固定子５１をコラム３２取り付けることによって、
第１リンク４２を軸４１を中心に揺動可能に駆動させ、
それに伴って第２リンク４４を軸４３を中心に揺動可能
に駆動させ、スライド４３を往復移動可能にする。
に、電磁石５２に固着され断面Ｅ字形に形成される固定
子５１と、固定子５１の中央壁を囲むように形成される
移動子としてのコイル体５４と、を備え、コイル体５４
が固定子５１に対して移動可能に配設される。そして、
そして、コイル体５４を第１リンク４２に直接取り付
け、固定子５１をコラム３２取り付けることによって、
第１リンク４２を軸４１を中心に揺動可能に駆動させ、
それに伴って第２リンク４４を軸４３を中心に揺動可能
に駆動させ、スライド４３を往復移動可能にする。
【００２０】なお、上述のリンク機構４０の構成は一形
態を示すものであり、リニアモータ５０の取付位置も含
めて上記形態に限るものではない。他のリンク機構にお
いても、駆動されるべくリンクにコイル体を取り付け、
固定子をコラムに取り付けるようにすれば、上記形態と
同様の効果を達成できるものである。
態を示すものであり、リニアモータ５０の取付位置も含
めて上記形態に限るものではない。他のリンク機構にお
いても、駆動されるべくリンクにコイル体を取り付け、
固定子をコラムに取り付けるようにすれば、上記形態と
同様の効果を達成できるものである。
【００２１】図１０〜１１に示されるプレス機Ｍ２は、
ダイイング型プレス機であり、フレーム６１の内部から
４本のガイドポスト６６がフレーム６１の外部上方に向
かって延設するように配設されている。フレーム６１の
上面部にはボルスター６４が固着され、ボルスター６４
の上面に図示しない下型が取り付けられる。それぞれの
ガイドポスト６６の上部にはそれぞれのガイドポスト６
６を連結するようにスライド６５が固着され、スライド
６５の下面に図示しない上型が取り付けられ、下型に対
して接近離隔するように往復移動される。また、ガイド
ポスト６６はフレーム６１上部・下部に配設されるガイ
ド部６７に案内されて上下方向に往復移動される。フレ
ーム６１の内部に、それぞれのガイドポスト６６を連結
するように連結部材６８が固着され、図１１に示される
ように連結部材６８の左右方向にその外部側面とフレー
ム６１の内部側面間にそれぞれリニアモータ７０・７０
が取り付けられている。リニアモータ７０は、図３に示
されるものと同様なものが使用され、連結部材６８側に
電磁石を備える移動子７２が取り付けられ、フレーム６
１側にコイル体を備える固定子７１が取り付けられ、固
定子７１に対して移動子７２が上下動することにより、
ガイドポスト６６を介してスライド６５が上下方向に往
復移動する。
ダイイング型プレス機であり、フレーム６１の内部から
４本のガイドポスト６６がフレーム６１の外部上方に向
かって延設するように配設されている。フレーム６１の
上面部にはボルスター６４が固着され、ボルスター６４
の上面に図示しない下型が取り付けられる。それぞれの
ガイドポスト６６の上部にはそれぞれのガイドポスト６
６を連結するようにスライド６５が固着され、スライド
６５の下面に図示しない上型が取り付けられ、下型に対
して接近離隔するように往復移動される。また、ガイド
ポスト６６はフレーム６１上部・下部に配設されるガイ
ド部６７に案内されて上下方向に往復移動される。フレ
ーム６１の内部に、それぞれのガイドポスト６６を連結
するように連結部材６８が固着され、図１１に示される
ように連結部材６８の左右方向にその外部側面とフレー
ム６１の内部側面間にそれぞれリニアモータ７０・７０
が取り付けられている。リニアモータ７０は、図３に示
されるものと同様なものが使用され、連結部材６８側に
電磁石を備える移動子７２が取り付けられ、フレーム６
１側にコイル体を備える固定子７１が取り付けられ、固
定子７１に対して移動子７２が上下動することにより、
ガイドポスト６６を介してスライド６５が上下方向に往
復移動する。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、プレス機は、往復移動
するスライドをリニアモータによって駆動するように構
成されている。そのため、従来のプレス機におけるクラ
ンクシャフトを配設することがないので、極めてコンパ
クトで簡単な構造のプレス機を提供することができ、製
作コストを大幅に低減することができる。
するスライドをリニアモータによって駆動するように構
成されている。そのため、従来のプレス機におけるクラ
ンクシャフトを配設することがないので、極めてコンパ
クトで簡単な構造のプレス機を提供することができ、製
作コストを大幅に低減することができる。
【００２３】また、リニアモータで駆動されるプレス機
では、スライドの速度を自在に変化させることも可能で
あるため、例えば、絞り加工に有利なスライド早戻り機
能を行なわせることも容易にできる。
では、スライドの速度を自在に変化させることも可能で
あるため、例えば、絞り加工に有利なスライド早戻り機
能を行なわせることも容易にできる。
【００２４】さらに、スライドが機台の上方に配置され
少なくとも２個のガイドポストに支持されるタイプのプ
レス機では、機台内に配置され前記ガイドポストを連結
する連結部材にリニアモータを取り付ければ、簡単な構
造でコンパクトなプレス機を提供することができる。
少なくとも２個のガイドポストに支持されるタイプのプ
レス機では、機台内に配置され前記ガイドポストを連結
する連結部材にリニアモータを取り付ければ、簡単な構
造でコンパクトなプレス機を提供することができる。
【図１】本発明の一実施の形態によるプレス機の概略図
【図２】同平面図
【図３】リニアモータの一形態を示す斜視図
【図４】図３のリニアモータをプレス機に配設した状態
を示す部分平面断面図
を示す部分平面断面図
【図５】リニアモータの別の形態を示す斜視図
【図６】図５のリニアモータをプレス機に配設した状態
を示す部分平面断面図
を示す部分平面断面図
【図７】リニアモータの駆動による一形態のリンクプレ
ス機の概略図
ス機の概略図
【図８】図７の概略側面図
【図９】リニアモータの別の形態を示す図
【図１０】リニアモータの駆動による一形態のダイイン
グプレス機の概略断面図
グプレス機の概略断面図
【図１１】図１０の一部側面概略断面図
Ｍ…プレス機 １、３１…フレーム（機台） ２、３２…コラム（機台） ３、３３…ベッド（機台） ５、３５…スライド １０、２０、５０…リニアモータ １１、２１、５１…固定子 １５、２４、５４…移動子 ４０…リンク機構 ４２…第１リンク ４４…第２リンク
Claims (5)
- 【請求項１】 機台に固定される下型に対して、往復移
動するスライドに上型が固定されるプレス機であって、 前記スライドの往復移動が、リニアモータによって駆動
されることを特徴とするプレス機。 - 【請求項２】 前記リニアモータが、コイル体を含む固
定子と、前記固定子に対して移動可能に配設され電磁石
を含む移動子と、を備えて構成され、 前記固定子が前記機台に固定され、前記移動子が前記ス
ライドの側面に固定されることを特徴とする請求項１記
載のプレス機。 - 【請求項３】 前記リニアモータが、電磁石を含み磁気
回路を形成する固定子と、前記固定子に対して移動可能
に配設されコイル体を含む移動子と、を備えて構成さ
れ、 前記固定子が前記機台に固定され、前記移動子が前記ス
ライドの側面に固定されることを特徴とする請求項１記
載のプレス機。 - 【請求項４】 前記スライドが、前記機台に固定される
リンク機構に接続され、前記リンク機構を構成するリン
クが、前記機台に固定されるリニアモータによって駆動
されることを特徴とする請求項１記載のプレス機。 - 【請求項５】 機台に固定される下型に対して、往復移
動するスライドに上型が固定されるプレス機であって、 前記スライドが前記機台の上方に配置されるとともに前
記機台内から立設された少なくとも２個のガイドポスト
の上部で支持され、 前記機台内にそれぞれの前記ガイドポストを連結する連
結部材が配置され、 前記連結部材の対向する少なくとも一対の側面部と前記
機台間に、それぞれ固定子と移動子を含むリニアモータ
が配設されることを特徴とするプレス機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9377797A JPH10202397A (ja) | 1996-11-19 | 1997-04-11 | プレス機 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30822296 | 1996-11-19 | ||
| JP8-308222 | 1996-11-19 | ||
| JP9377797A JPH10202397A (ja) | 1996-11-19 | 1997-04-11 | プレス機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002292391A Division JP2003181688A (ja) | 1996-11-19 | 2002-10-04 | プレス機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202397A true JPH10202397A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=26435070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9377797A Pending JPH10202397A (ja) | 1996-11-19 | 1997-04-11 | プレス機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202397A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0937572A2 (de) * | 1998-02-18 | 1999-08-25 | Schuler Pressen GmbH & Co. KG | Presse oder Pressenanlage mit elektrischem Antrieb nach dem Linearmotoren-Prinzip |
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| WO2002090096A1 (fr) * | 2001-04-26 | 2002-11-14 | Sodick Co., Ltd. | Presse et machine-outil |
| EP1522398A1 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-13 | Saldoflex S.R.L. | Device for moving the welding assembly, particularly for machines for manufacturing plastic bags |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9377797A patent/JPH10202397A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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