JPH10201885A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH10201885A JPH10201885A JP9017745A JP1774597A JPH10201885A JP H10201885 A JPH10201885 A JP H10201885A JP 9017745 A JP9017745 A JP 9017745A JP 1774597 A JP1774597 A JP 1774597A JP H10201885 A JPH10201885 A JP H10201885A
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- JP
- Japan
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- golf club
- club head
- head body
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- concave portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 打撃板の弾力性を高めることにより、ゴルフ
ボールの打撃板への滞留時間を長くしてボールの制御を
容易とし、飛距離を延ばすことができるゴルフクラブヘ
ッド及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 ゴルフクラブヘッドAは、ヘッド本体4
及び打撃板54から成る。ヘッド本体4のフェイスの外
周寄りに環状の突条41を形成し、その内側に凹部42
を形成し、凹部42に打撃板5を嵌合した後、突条41
をプレスして打撃板5の表面外周に係止させ、これによ
り、打撃板5をヘッド本体4に固定すると共に、打撃板
5の背面と凹部42の底面との間に中空部44を形成す
る。
ボールの打撃板への滞留時間を長くしてボールの制御を
容易とし、飛距離を延ばすことができるゴルフクラブヘ
ッド及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 ゴルフクラブヘッドAは、ヘッド本体4
及び打撃板54から成る。ヘッド本体4のフェイスの外
周寄りに環状の突条41を形成し、その内側に凹部42
を形成し、凹部42に打撃板5を嵌合した後、突条41
をプレスして打撃板5の表面外周に係止させ、これによ
り、打撃板5をヘッド本体4に固定すると共に、打撃板
5の背面と凹部42の底面との間に中空部44を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフクラブヘッド
及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフクラブヘッドとしては、図
11に示すように、炭素繊維と合成樹脂との複合材を成
形してヘッド本体12を構成してから、その前面に横溝
を刻設して打撃面11を形成したゴルフクラブヘッド1
が知られている。また、ヘッド本体22が木製の場合
は、図12に示すように、その前面にチタン等の金属板
から成る打撃板21を取り付け、ゴルフクラブヘッド2
とすることもある。さらに、ゴルフクラブがアイアンの
場合は、図13に示すように、打撃面に横溝を有するゴ
ルフクラブヘッド3を鋳造又は鍛造によって一体に成形
している。
11に示すように、炭素繊維と合成樹脂との複合材を成
形してヘッド本体12を構成してから、その前面に横溝
を刻設して打撃面11を形成したゴルフクラブヘッド1
が知られている。また、ヘッド本体22が木製の場合
は、図12に示すように、その前面にチタン等の金属板
から成る打撃板21を取り付け、ゴルフクラブヘッド2
とすることもある。さらに、ゴルフクラブがアイアンの
場合は、図13に示すように、打撃面に横溝を有するゴ
ルフクラブヘッド3を鋳造又は鍛造によって一体に成形
している。
【0003】しかし、これらのゴルフクラブヘッドの打
撃面は、いずれもその材質特有の弾力性を有するだけで
あるため、ゴルフクラブヘッドの性能によってゴルフボ
ールの飛ぶ方向を制御したり、飛距離を大幅に延ばすの
は困難であり、ゴルフの成績はすべてゴルファーの腕力
や長年の練習によって習得される技術にかかっていた。
また、鋳造によるメタルヘッドあるいはトランンスファ
製法によるカーボンヘッドでは、ヘッド内部に空洞が形
成されるが、打撃面から空洞までの距離が大きいため、
打撃面の弾力性が不十分であった。
撃面は、いずれもその材質特有の弾力性を有するだけで
あるため、ゴルフクラブヘッドの性能によってゴルフボ
ールの飛ぶ方向を制御したり、飛距離を大幅に延ばすの
は困難であり、ゴルフの成績はすべてゴルファーの腕力
や長年の練習によって習得される技術にかかっていた。
また、鋳造によるメタルヘッドあるいはトランンスファ
製法によるカーボンヘッドでは、ヘッド内部に空洞が形
成されるが、打撃面から空洞までの距離が大きいため、
打撃面の弾力性が不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、打撃面の弾
力性を高めることにより、ゴルフボールの打撃板への滞
留時間を長くしてボールの制御を容易とし、飛距離を延
ばすことができるゴルフクラブヘッド及びその製造方法
を提供することを目的とする。
力性を高めることにより、ゴルフボールの打撃板への滞
留時間を長くしてボールの制御を容易とし、飛距離を延
ばすことができるゴルフクラブヘッド及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゴルフクラブヘ
ッドは、それぞれ合金を素材とするヘッド本体及び打撃
板から成り、ヘッド本体のフェイスの打撃部分に凹部を
形成し、該凹部に打撃板を嵌合固定し、打撃板の背面と
凹部の底面との間に中空部を形成して構成される。中空
部の存在によって打撃板の打撃面の弾力性が増加し、こ
のため、ゴルフボールを跳ね返す力が大きくなり、ま
た、ゴルフボールを打った瞬間のゴルフボールと打撃板
との接触時間が長くなって、ゴルフボールの制御が容易
となる。
ッドは、それぞれ合金を素材とするヘッド本体及び打撃
板から成り、ヘッド本体のフェイスの打撃部分に凹部を
形成し、該凹部に打撃板を嵌合固定し、打撃板の背面と
凹部の底面との間に中空部を形成して構成される。中空
部の存在によって打撃板の打撃面の弾力性が増加し、こ
のため、ゴルフボールを跳ね返す力が大きくなり、ま
た、ゴルフボールを打った瞬間のゴルフボールと打撃板
との接触時間が長くなって、ゴルフボールの制御が容易
となる。
【0006】凹部の内周に沿ってその底面よりやや高い
段部をヘッド本体と一体に設け、該段部によって打撃板
の背面を支持し、これにより、中空部を形成することが
ある。また、凹部の少なくとも両側に前記ヘッド本体と
別体の段部を配置し、この段部によって打撃板の背面を
支持することもある。また、打撃板の背面周縁に沿って
脚部を形成し、該脚部を前記凹部の底面に当接して中空
部を形成することがある。さらに、打撃板の背面周縁の
対向する2側縁に沿って脚部を形成することがある。こ
のようにすると、打撃板とヘッド本体との接触面積が減
少して弾力性が増加する。中空部に弾性材料を充填する
ことによって、弾力性をさらに高めることができる。
段部をヘッド本体と一体に設け、該段部によって打撃板
の背面を支持し、これにより、中空部を形成することが
ある。また、凹部の少なくとも両側に前記ヘッド本体と
別体の段部を配置し、この段部によって打撃板の背面を
支持することもある。また、打撃板の背面周縁に沿って
脚部を形成し、該脚部を前記凹部の底面に当接して中空
部を形成することがある。さらに、打撃板の背面周縁の
対向する2側縁に沿って脚部を形成することがある。こ
のようにすると、打撃板とヘッド本体との接触面積が減
少して弾力性が増加する。中空部に弾性材料を充填する
ことによって、弾力性をさらに高めることができる。
【0007】本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法
は、合金を鋳造してヘッド本体及び打撃板を成形し、ヘ
ッド本体のフェイスの外周寄りに環状の突条を形成する
と共にその内側に凹部を形成し、打撃板を凹部に嵌合し
て該打撃板の背面と凹部の底面との間に中空部を形成し
た後、突条をプレスして打撃板の表面に係止させ、これ
により前記打撃板をヘッド本体に固定し、さらに、研磨
・塗料塗布等の仕上げを施す。突条を押し潰して打撃板
の表面に係止させたことによって、接着等による固定に
比べて打撃板がヘッド本体に強固に取り付けられ、ビス
等の固定具による固定に比較して取り付け作業が簡単で
体裁が良い。
は、合金を鋳造してヘッド本体及び打撃板を成形し、ヘ
ッド本体のフェイスの外周寄りに環状の突条を形成する
と共にその内側に凹部を形成し、打撃板を凹部に嵌合し
て該打撃板の背面と凹部の底面との間に中空部を形成し
た後、突条をプレスして打撃板の表面に係止させ、これ
により前記打撃板をヘッド本体に固定し、さらに、研磨
・塗料塗布等の仕上げを施す。突条を押し潰して打撃板
の表面に係止させたことによって、接着等による固定に
比べて打撃板がヘッド本体に強固に取り付けられ、ビス
等の固定具による固定に比較して取り付け作業が簡単で
体裁が良い。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はウッドクラブのゴルフクラ
ブヘッドAを示し、それぞれステンレス、アルミ合金等
の合金を素材とするヘッド本体4及び打撃板5から成
る。ヘッド本体4のフェイスの打撃部分には凹部42が
形成され、この凹部42の内周に沿って凹部42の底面
よりやや高い段部43が形成される。打撃板5は凹部4
2の平面形状とほぼ同形であり、その表面に複数条の横
溝52(図2参照)が刻設されている。また、打撃板5
の厚みは、段部43の表面からフェース基面までの距離
とほぼ等しくなっている。
ブヘッドAを示し、それぞれステンレス、アルミ合金等
の合金を素材とするヘッド本体4及び打撃板5から成
る。ヘッド本体4のフェイスの打撃部分には凹部42が
形成され、この凹部42の内周に沿って凹部42の底面
よりやや高い段部43が形成される。打撃板5は凹部4
2の平面形状とほぼ同形であり、その表面に複数条の横
溝52(図2参照)が刻設されている。また、打撃板5
の厚みは、段部43の表面からフェース基面までの距離
とほぼ等しくなっている。
【0009】そして、打撃板5は凹部42の内側に嵌合
固定されてその背面が段部43に支持され、この結果、
打撃板5の背面と凹部42の底面との間に段部43の高
さに相当する中空部44が形成されると共に、打撃板5
の打撃面とヘッド本体4のフェイス基面とは面一とな
る。凹部42及びの内側に嵌合される打撃板5は、通常
の打撃においてヘッド本体4のゴルフボールに接触する
部分をほぼカバーする大きさと形状とを有する。この結
果、打撃板5の打撃面の弾力は、打撃面の背後に中空部
を有しない従来のゴルフクラブヘッドに比べて大幅に高
くなる。
固定されてその背面が段部43に支持され、この結果、
打撃板5の背面と凹部42の底面との間に段部43の高
さに相当する中空部44が形成されると共に、打撃板5
の打撃面とヘッド本体4のフェイス基面とは面一とな
る。凹部42及びの内側に嵌合される打撃板5は、通常
の打撃においてヘッド本体4のゴルフボールに接触する
部分をほぼカバーする大きさと形状とを有する。この結
果、打撃板5の打撃面の弾力は、打撃面の背後に中空部
を有しない従来のゴルフクラブヘッドに比べて大幅に高
くなる。
【0010】上記ゴルフクラブヘッドAは次のように製
造される。まず、合金を鋳造してヘッド本体4及び打撃
板5を成形する。ヘッド本体4のフェースの外周寄りに
は、図2に示すように、環状の突条41が形成され、そ
の内側にフェース基面よりも一段低い凹部42が形成さ
れる。また、凹部42の内周に沿って段部43がヘッド
本体4と一体に形成される。
造される。まず、合金を鋳造してヘッド本体4及び打撃
板5を成形する。ヘッド本体4のフェースの外周寄りに
は、図2に示すように、環状の突条41が形成され、そ
の内側にフェース基面よりも一段低い凹部42が形成さ
れる。また、凹部42の内周に沿って段部43がヘッド
本体4と一体に形成される。
【0011】次に、打撃板5を凹部42に嵌め込み、そ
の背面を段部43に当接して打撃板5の背面と凹部42
の底面との間に中空部44を形成する。次いで、図3に
示すように、プレス機7で突条41を押し潰し、その内
周部を打撃板5の表面外周に係止させる。これにより、
打撃板5はヘッド本体4に固定され、凹部42から脱出
することはない。そして、ヘッド本体4のフェース基面
と打撃板5の表面とは段差のない面一の状態となる。最
後に、研磨・装飾付与・塗装等の仕上げを施す。
の背面を段部43に当接して打撃板5の背面と凹部42
の底面との間に中空部44を形成する。次いで、図3に
示すように、プレス機7で突条41を押し潰し、その内
周部を打撃板5の表面外周に係止させる。これにより、
打撃板5はヘッド本体4に固定され、凹部42から脱出
することはない。そして、ヘッド本体4のフェース基面
と打撃板5の表面とは段差のない面一の状態となる。最
後に、研磨・装飾付与・塗装等の仕上げを施す。
【0012】図4及び図5はアイアンクラブのゴルフク
ラブヘッドBを示す。このゴルフクラブヘッドBもヘッ
ド本体6と打撃板5とを備え、ゴルフクラブヘッドAと
同様に、ヘッド本体の凹部62に打撃板5を嵌合して打
撃板5の背面を段部63によって支持させた後、突条6
1をプレス機7でパンチングプレスして打撃板5をヘッ
ド本体6に固定する。これにより、図5に示すように、
打撃板5の背面と凹部62の底面との間に中空部64が
形成される。
ラブヘッドBを示す。このゴルフクラブヘッドBもヘッ
ド本体6と打撃板5とを備え、ゴルフクラブヘッドAと
同様に、ヘッド本体の凹部62に打撃板5を嵌合して打
撃板5の背面を段部63によって支持させた後、突条6
1をプレス機7でパンチングプレスして打撃板5をヘッ
ド本体6に固定する。これにより、図5に示すように、
打撃板5の背面と凹部62の底面との間に中空部64が
形成される。
【0013】また、ゴルフクラブヘッドAにおいて、図
6に示すように、中空部44に軟質発泡合成樹脂・合成
ゴム等の弾性材料45を充填した後、打撃板5を凹部4
2に嵌合固定して、打撃板5の打撃面の弾力性をさらに
高めることができる。
6に示すように、中空部44に軟質発泡合成樹脂・合成
ゴム等の弾性材料45を充填した後、打撃板5を凹部4
2に嵌合固定して、打撃板5の打撃面の弾力性をさらに
高めることができる。
【0014】ゴルフクラブヘッドAに中空部44を形成
するために、図7に示すように、凹部42の内周の対向
する2側縁に沿ってヘッド本体4と別体の段部46を配
置し、この段部46によって打撃板5の背面を支持する
こともある。この時、段部46を両端方向表面側へ僅か
に湾曲する弧状に形成すると、打撃板5の背面が隅部に
おいて支持されて側縁中間部が浮き上がった状態となる
ので、打撃板5の弾力性が増加する。
するために、図7に示すように、凹部42の内周の対向
する2側縁に沿ってヘッド本体4と別体の段部46を配
置し、この段部46によって打撃板5の背面を支持する
こともある。この時、段部46を両端方向表面側へ僅か
に湾曲する弧状に形成すると、打撃板5の背面が隅部に
おいて支持されて側縁中間部が浮き上がった状態となる
ので、打撃板5の弾力性が増加する。
【0015】図8に示すように、ヘッド本体4に段部4
3,46を設けず、打撃板5の背面周縁に沿って脚部5
1を形成し、脚部51の先端を凹部42の底面に当接し
て、打撃板5の背面と凹部42の底面との間に脚部51
の高さに相当する中空部44を形成しても良い。また、
脚部51を打撃板5の周縁全長に亘って形成せず、図9
に示すように打撃板5の相対向する上下側縁にのみ形成
するか、図10に示すように左右側縁にのみ形成するこ
ともある。このようにすると、打撃板5とヘッド本体4
との接触面積が小さくなって打撃板5の弾性が増す。
3,46を設けず、打撃板5の背面周縁に沿って脚部5
1を形成し、脚部51の先端を凹部42の底面に当接し
て、打撃板5の背面と凹部42の底面との間に脚部51
の高さに相当する中空部44を形成しても良い。また、
脚部51を打撃板5の周縁全長に亘って形成せず、図9
に示すように打撃板5の相対向する上下側縁にのみ形成
するか、図10に示すように左右側縁にのみ形成するこ
ともある。このようにすると、打撃板5とヘッド本体4
との接触面積が小さくなって打撃板5の弾性が増す。
【0016】なお、図6乃至図10に示すゴルフクラブ
ヘッドAの製造方法は、段部43,46を形成するか・
脚部51を形成するかの違い、及び、段部46の配置の
有無を除いて図1及び図2に示すゴルフクラブヘッドA
と同様である。また、図6乃至図10に示す実施形態
は、アイアンクラブのゴルフクラブヘッドBにも適用す
ることができる。
ヘッドAの製造方法は、段部43,46を形成するか・
脚部51を形成するかの違い、及び、段部46の配置の
有無を除いて図1及び図2に示すゴルフクラブヘッドA
と同様である。また、図6乃至図10に示す実施形態
は、アイアンクラブのゴルフクラブヘッドBにも適用す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、打撃板
の打撃面の弾性が大きいので、ゴルフボールを跳ね返す
力が大きくなって飛距離が長くなり、また、ゴルフボー
ルを打った時のゴルフボールと打撃板との接触時間が長
くなって、ゴルフボールの制御が容易となるため、ゴル
フボールを従来よりも自由に意図した方向に飛ばすこと
ができる。
の打撃面の弾性が大きいので、ゴルフボールを跳ね返す
力が大きくなって飛距離が長くなり、また、ゴルフボー
ルを打った時のゴルフボールと打撃板との接触時間が長
くなって、ゴルフボールの制御が容易となるため、ゴル
フボールを従来よりも自由に意図した方向に飛ばすこと
ができる。
【0018】請求項5に記載の構成によれば、打撃板と
ヘッド本体との接触面積が小さくなって打撃板の弾力が
増す。請求項6に記載の構成によれば、ゴルフボールを
打った後に打撃板がその背面の弾性材料によって押し戻
されるので、さらに弾力が大きくなり、弾性材料の種類
を変えることにより弾性を調節することが可能である。
ヘッド本体との接触面積が小さくなって打撃板の弾力が
増す。請求項6に記載の構成によれば、ゴルフボールを
打った後に打撃板がその背面の弾性材料によって押し戻
されるので、さらに弾力が大きくなり、弾性材料の種類
を変えることにより弾性を調節することが可能である。
【0019】請求項7に記載の構成によれば、接着等に
よる固定に比べて打撃板がヘッド本体に強固に取り付け
られ、ビス等の固定具による固定に比較して取り付け作
業が簡単で体裁が良い。
よる固定に比べて打撃板がヘッド本体に強固に取り付け
られ、ビス等の固定具による固定に比較して取り付け作
業が簡単で体裁が良い。
【図1】本発明の第1の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの要部破断側面図
ッドの要部破断側面図
【図2】ゴルフクラブヘッドの製造方法の第1工程を示
す斜視図
す斜視図
【図3】同上の第2工程を示す側面図
【図4】本発明の第2の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの製造途中の斜視図
ッドの製造途中の斜視図
【図5】本発明の第2の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの断面図
ッドの断面図
【図6】本発明の第3の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの要部破断側面図
ッドの要部破断側面図
【図7】本発明の第4の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの要部破断側面図
ッドの要部破断側面図
【図8】本発明の第5の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの製造途中の斜視図
ッドの製造途中の斜視図
【図9】本発明の第6の実施形態を示すゴルフクラブヘ
ッドの製造途中の斜視図
ッドの製造途中の斜視図
【図10】本発明の第7の実施形態を示すゴルフクラブ
ヘッドの製造途中の斜視図
ヘッドの製造途中の斜視図
【図11】従来のゴルフクラブヘッドの斜視図
【図12】従来の他のゴルフクラブヘッドの斜視図
【図13】従来のさらに他のゴルフクラブヘッドの斜視
図
図
A,B ゴルフクラブヘッド 4,6 ヘッド本体 41,61 突条 42,62 凹部 43,46 段部 5 打撃板 51 脚部 52 横溝 7 プレス機
Claims (7)
- 【請求項1】 それぞれ合金を素材とするヘッド本体及
び打撃板から成り、前記ヘッド本体のフェイスの打撃部
分に凹部を形成し、該凹部に前記打撃板を嵌合固定し、
前記打撃板の背面と前記凹部の底面との間に中空部を形
成したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 前記凹部の内周に沿ってその底面よりや
や高い段部をヘッド本体と一体に設け、該段部によって
前記打撃板の背面を支持した請求項1に記載のゴルフク
ラブヘッド。 - 【請求項3】 前記凹部の少なくとも両側に前記ヘッド
本体と別体の段部を配置し、該段部によって前記打撃板
の背面を支持した請求項1に記載のゴルフクラブヘッ
ド。 - 【請求項4】 前記打撃板の背面周縁に沿って脚部を形
成し、該脚部を前記凹部の底面に当接した請求項1に記
載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項5】 前記打撃板の背面周縁の対向する2側縁
に沿って脚部を形成し、該脚部を前記凹部の底面に当接
した請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項6】 前記中空部に弾性材料を充填した請求項
1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項7】 合金を鋳造してヘッド本体及び打撃板を
成形し、前記ヘッド本体のフェイスの外周寄りに環状の
突条を形成すると共にその内側に凹部を形成し、打撃板
を前記凹部に嵌合して該打撃板の背面と凹部の底面との
間に中空部を形成した後、前記突条をプレスして前記打
撃板の表面に係止させ、これにより前記打撃板をヘッド
本体に固定し、さらに、研磨・塗料塗布等の仕上げを施
す請求項1乃至6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッ
ドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017745A JPH10201885A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017745A JPH10201885A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10201885A true JPH10201885A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11952293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9017745A Pending JPH10201885A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10201885A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108176024A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-06-19 | 郭松 | 一种空心型四片式钛质锻造高尔夫铁杆头 |
US10293223B2 (en) * | 2017-04-14 | 2019-05-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf club head |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP9017745A patent/JPH10201885A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10293223B2 (en) * | 2017-04-14 | 2019-05-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf club head |
CN108176024A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-06-19 | 郭松 | 一种空心型四片式钛质锻造高尔夫铁杆头 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020122 |