JPH10201196A - スイッチド・リラクタンスモータの冷却機構 - Google Patents

スイッチド・リラクタンスモータの冷却機構

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Publication number
JPH10201196A
JPH10201196A JP9014452A JP1445297A JPH10201196A JP H10201196 A JPH10201196 A JP H10201196A JP 9014452 A JP9014452 A JP 9014452A JP 1445297 A JP1445297 A JP 1445297A JP H10201196 A JPH10201196 A JP H10201196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plates
cooling
holes
reluctance motor
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9014452A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kurihara
裕之 栗原
Hiroyuki Shimizu
裕之 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9014452A priority Critical patent/JPH10201196A/ja
Publication of JPH10201196A publication Critical patent/JPH10201196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効率が良好であって、しかも小型化およ
び低コストでの製造が可能なものを提供する。 【解決手段】 ステータコア1を複数の薄板11で構成
するとともに、この各薄板11を水密状態に積層し、各
薄板11の周辺側に孔11Aを貫通して設け、各孔11
Aどうしを連続的に繋がった水路2とし、水路2に冷却
水を流すことによってステータコア1に発生するジュー
ル熱を発散させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出力が大きく、
しかも耐久時間が長いという特徴を有し、例えば電気自
動車、電気自転車、クレーン、或いは電気掃除機等への
適用が好適なスイッチド・リラクタンスモータ(以下、
SRモータとよぶ)に係り、特にこのSRモータのコイ
ルに発生するジュール熱を効率よく冷やすことができる
スイッチド・リラクタンスモータの冷却機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】通常このSRモータには、例えば図4に
示すように、内側に外向き凸状の磁極100Aを有する
図示外のロータ100と、このロータ100の外側にこ
れを囲むように内向き凸状の磁極200Aを有するステ
ータ200とを配設した構成のものであって、ステータ
200側の各凸状(磁極)部200Aには、適宜の巻線
を巻装させて形成したコイル200Bを取り付けている
ものが知られている。
【0003】ところで、通常このようなSRモータにあ
っては、ステータ側に設けたコイルから発生するジュー
ル熱によってそのステータコアが加熱されてしまい、充
分なパワーを発揮することができない場合もある。そこ
で、このようなSRモータなどのモータの中には、特に
ある程度大きなパワーを発揮することができるものにあ
っては、発生する熱を発散させるための冷却装置を付設
したものが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
SRモータにあっては、通常この冷却装置がSRモータ
の本体の外側に別に取り付ける構成となっているから、
装置が大型化するとともに、冷却効率があまり良いとい
う訳ではなく、また製造コストの増大を招いている。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、冷却効率が良好であって、しかも小型化および低コ
ストでの製造が可能なスイッチド・リラクタンスモータ
の冷却機構を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、外向き凸状の突起を複数有するロータと、
このロータを外側から取り囲む内向き凸状の磁極コイル
を複数有するステータとを配設したスイッチド・リラク
タンスモータにおいて、前記ステータコアを複数の薄板
で構成するとともに、この各薄板を水密状態に積層し、
前記各薄板の周辺側に孔を貫通して設け、この各孔どう
しを連続的に繋がった水路とし、この水路に冷却水を流
すことによって前記ステータコアに発生するジュール熱
を発散するように構成したものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、各薄板に
穿設した孔に熱伝導性の良好なパイプを挿着し、このパ
イプ内部に冷却水を通すように構成したものである。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、外向き凸
状の突起を複数有するロータと、このロータを外側から
取り囲む内向き凸状の磁極コイルを複数有するステータ
とを配設したスイッチド・リラクタンスモータにおい
て、ステータコアを積層・構成する複数の薄板のうち、
少なくとも両端部側において一部のものを大きく形成し
て他の薄板より側方に突出させ、この突出する各薄板の
みに孔を貫通させ、この孔間に熱伝導性の良好なパイプ
を挿着させるとともにこの孔以外の部分では外気に剥き
出し状態とするように取り付け、このパイプ内部に冷却
水を通すように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1及び図2
はこの発明に係るスイッチド・リラクタンスモータ(S
Rモータ)のステータコア1及びここに設けた冷却機構
を示す概略図及びA−A線断面図を示すものである。こ
の実施例の冷却機構は、薄板11を多数積層して形成し
たステータコア1の周辺部側に、複数の孔11Aを連ね
て形成した水路2を設けている。
【0010】この実施例のステータコア1を構成する各
薄板11は、互いに対応する同一の位置に、より詳細に
は各凸状部11Bに合わせてその近傍に、孔11Aが貫
通して穿設されている。また、これらの薄板どうしは、
互いに溶接(若しくはかしめでもよい)などによって水
密状態に積層されており、これによって薄板全体には、
厚さ方向に沿って最上部の薄板11から最下部の薄板ま
で一体に貫通した連通路、つまり水路2が構成されるこ
ととなる。なお、この水路を構成する空間部分に熱伝導
性の良好な例えば銅製等の管を装着してもよい。
【0011】従って、この実施例によれば、ステータコ
ア1自身に冷却機能を付加可能な構成となっているか
ら、即ちステータコアに形成された水路2を利用して外
部から冷却水を流すようにその水路2と図示外の管とを
連結すれば、特に冷却装置を外付けしなくとも、簡単な
構造で良好な冷却効率のものが実現できる。
【0012】次に、この発明に係る第2実施例につい
て、図3を参照しながら説明する。この第2実施例の冷
却機構は、ステータコア1を構成する薄板が大小2種類
のもの12、13から構成されている。このうち小型の
薄板13には、とくに冷却機構用の工夫は見られない
が、大型の薄板12には、貫通した孔12Aが形成され
ており、この各孔12Aには銅製(これ以外にも熱伝導
性の良好なものであって、錆の発生がないものが好まし
い)の管3が挿着されている。
【0013】従って、この実施例によれば、先の第1実
施例の水路2と同様に、外部から冷却水を流すように構
成すれば、効率よく冷却することができるが、さらに外
部からその管3に風(冷風であれば一層好ましい)をあ
てると、さらに効率的に冷却することができる。その結
果、同一サイズの従来のSRモータと比較すると、凡そ
2倍程度のパワーが発生可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、ステータコアを複数の薄板で構成するとともに、こ
の各薄板を水密状態に積層し、各薄板の周辺側に孔を貫
通して設け、この各孔どうしを連続的に繋がった水路と
し、この水路に冷却水を流すことによってステータコア
に発生するジュール熱を発散するように構成したから、
特に専用の冷却装置を別付けする必要がなく、しかもス
テータコア内部に冷却機構の要部を設けたので、効率的
な冷却作用を発揮することができる。しかも、この発明
によれば、専用の冷却装置を別に設ける必要がない分、
製造コストの削減が図れるとともに、装置の小型化にも
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るSRモータの冷却機構を示す概
略平面図。
【図2】図1におけるA−A線概略断面図。
【図3】この発明の変形例を示す概略側面図。
【図4】従来のSRモータを示す概略構成図。
【符号の説明】
1 ステータ 11 12 13 薄板 2 水路 3 管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外向き凸状の突起を複数有するロータ
    と、このロータを外側から取り囲む内向き凸状の磁極コ
    イルを複数有するステータとを配設したスイッチド・リ
    ラクタンスモータにおいて、 前記ステータコアを複数の薄板で構成するとともに、こ
    の各薄板を水密状態に積層し、 前記各薄板の周辺側に孔を貫通して設け、 この各孔どうしを連続的に繋がった水路とし、 この水路に冷却水を流すことによって前記ステータコア
    に発生するジュール熱を発散させるように構成したこと
    を特徴とするスイッチド・リラクタンスモータの冷却機
    構。
  2. 【請求項2】 各薄板に穿設した孔に熱伝導性の良好な
    パイプを挿着し、このパイプ内部に冷却水を通すように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のスイッチド
    ・リラクタンスモータの冷却機構。
  3. 【請求項3】 外向き凸状の突起を複数有するロータ
    と、このロータを外側から取り囲む内向き凸状の磁極コ
    イルを複数有するステータとを配設したスイッチド・リ
    ラクタンスモータにおいて、 ステータコアを積層・構成する複数の薄板のうち、少な
    くとも両端部側において一部のものを大きく形成して他
    の薄板より側方に突出させ、 この突出する各薄板のみに孔を貫通させ、 この孔間に熱伝導性の良好なパイプを挿着させるととも
    にこの孔以外の部分では外気に剥き出し状態とするよう
    に取り付け、 このパイプ内部に冷却水を通すように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載のスイッチド・リラクタンスモ
    ータの冷却機構。
JP9014452A 1997-01-10 1997-01-10 スイッチド・リラクタンスモータの冷却機構 Pending JPH10201196A (ja)

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JP (1) JPH10201196A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015304A1 (de) * 1999-08-20 2001-03-01 Magnet-Motor Gesellschaft Für Magnetmotorische Technik Mbh Reluktanz-elektromaschine
CN103532306A (zh) * 2013-10-09 2014-01-22 杭州创兴织造设备科技有限公司 一种开关磁阻电机

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015304A1 (de) * 1999-08-20 2001-03-01 Magnet-Motor Gesellschaft Für Magnetmotorische Technik Mbh Reluktanz-elektromaschine
US6762520B1 (en) 1999-08-20 2004-07-13 Magnet-Motor Gesellschaft Fur Magnetmotorische Technik Mbh Induction-type electric machine
CN103532306A (zh) * 2013-10-09 2014-01-22 杭州创兴织造设备科技有限公司 一种开关磁阻电机

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Effective date: 20030708