JPH10200752A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JPH10200752A
JPH10200752A JP9004276A JP427697A JPH10200752A JP H10200752 A JPH10200752 A JP H10200752A JP 9004276 A JP9004276 A JP 9004276A JP 427697 A JP427697 A JP 427697A JP H10200752 A JPH10200752 A JP H10200752A
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豊 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性が異なるさまざまな画像データに対し
て、画像処理オペレータを実行する際に、画像処理パラ
メータを同一画像内で適宜変更しながら適切な画像処理
を実施できるようにした画像処理装置及び画像処理方法
を提供する。 【解決手段】 エッジ強調等の画像処理を実行する画像
処理オペレータに基づいて、処理対象となる画像データ
の解析を実行する画像データ解析手段を有し、この画像
データ解析手段による解析の結果を分析することによっ
て、画像処理オペレータ実行の際に使用されるパラメー
タ値、およびそのパラメータ値に基づいて画像処理を実
行すべき画像処理領域を決定する。決定された画像処理
パラメータ情報、および画像処理領域情報に基づいて画
像処理オペレータを実行することにより、画像の特性に
応じた画像処理パラメータが画像領域ごとに適切に設定
され、操作者の希望する画像処理を容易に実行すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに対し
て画質調整等の指示により画像処理を行う画像処理装置
および画像処理方法に関し、特に画像処理オペレータの
実施の際に、対象となる処理画像の特性に応じて画像を
複数の領域に分類し、それぞれの領域に対して異なる画
像処理パラメータを用いて画像処理を行い、各領域に適
した画像処理を実行することにより操作者の意図する画
質調整が容易に行い得る画像処理装置及び画像処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、画像データを編集、加工、解析す
るための画像処理装置が各種開発されている。画像処理
の実現形態にはさまざまなものがあるが、基本的には対
象となる画像を画像表示装置で表示し、画像処理を加え
たい領域を指定するとともに、コントラスト、シヤープ
ネス、エッジ等の画像表現を変化させる画像処理オペレ
ータを指定し、さらに場合によっては処理パラメータで
細かな設定を行い、画像処理を実行することにより、所
望の画像を得るのが一般的である。また、画像全体に対
する処理の前にプレビュー処理を実行させることによ
り、おおまかな処理結果をあらかじめ表示して確認でき
るようにした画像処理装置もある。実際にはこれら単一
画像処理を各種組み合わせることにより目的とする画像
処理結果を得ている。このような画像処理装置をソフト
ウエアで実現したものとして例えば「Photosho
p」がある。
【0003】これら一般的な画像処理装置には多数の例
えば、「濃度反転」、「画像回転」、「シヤープネス調
整」、「エッジ強調」等の画像および画質の変化をもた
らす画像処理オペレータがあり、操作者が、これら多数
の画像処理オペレータを用いて画像処理を実行し、さら
に場合によっては各オペレータごとに設定された所定の
画像処理パラメータを設定しながら、より微妙な調整を
実行することによって所望の画像を得ている。そのた
め、これらの画像処理プロセスは、実際には操作者の試
行錯誤の繰り返しのプロセスが画像編集、加工、解析作
業の多くを占めることとなる。すなわち、所定のオペレ
ータ、およびパラメータを操作者が設定し、設定された
パラメータに基づいて画像処理を実行し、その処理結果
を操作者が確認し、所望の結果が得られない場合には、
再度異なるオペレータ、パラメータを設定する。このよ
うな処理の繰り返しによって画像処理を実行することに
なる。従来の画像処理に関する研究の多くは、a)画像
処理オペレータの種類を増やすこと、b)それぞれの画
像処理の速度を速くすること等を目的として行われてい
る。一方、上記のような操作者のプロセスの軽減につい
ての研究も行われている。
【0004】画像処理プロセスの簡易化、また、操作者
がより感覚的に処理できる画像処理装置の実現を目指し
た研究の成果の一例として、例えば特開平7−2032
30に記載されているカラー画像形成装置がある。この
カラー画像形成装置では複数の色調整パラメータの組み
合わせと、その処理による画像の変化とを感覚的な言葉
で定義した色パラメータとの対応関係を記憶し、これを
感覚的な言葉である「色心理パラメータ」として定義
し、この「色心理パラメータ」を用いた指示による画像
処理を可能としている。この「色心理パラメータ」の使
用により、色調整等の際、従来の分かりにくい単なる数
値的あるいは抽象的な表現であった画像処理パラメータ
を使用する必要がなくなり、ユーザの感覚により近くわ
かりやすい形での画像処理を可能とした。このようにし
て、パラメータ設定に際してのユーザの試行錯誤のプロ
セスを軽減させ、画像処理を容易にしたシステムが提供
されている。
【0005】しかし、これら従来の画像処理装置は画像
処理オペレータの指示を与えた場合、対象となる画像全
体に対して、同一の画像処理パラメータが適用されるの
が一般的であった。通常、画像中にはそれぞれの異なる
領域においてさまざまの異なる画像特性があり、同一画
像処理パラメータを画像全体に適用した場合、操作者が
注目し、修正を意図した部分においては予定の処理結果
が得られるが、同時に操作者の意図と異なる処理結果と
なってしまう画像領域が新たに出現する可能性も大きか
った。その結果、画像全体としては操作者の意図した結
果と異なるものとなってしまい、操作者にとっては満足
のできる画像処理結果が得られないという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これまでの画像処理装
置には、所定の画像処理オペレータに対して画像処理パ
ラメータを選択肢で変更し、オペレータ中の画像処理に
対してより微妙な調整を行いうるよう設定するものはあ
るが、パラメータを設定した時点で、画像処理パラメー
タ群は一意に定まり、その画像処理パラメータ群をもと
に、すべての領域での画像処理が実行されていた。その
結果、一意に定まった画像処理パラメータ群で画像全体
の画像処理が実行されるここととなり、画像中の特定の
領域においては適切であったパラメータであっても他の
領域では適切でないという事態を招き、画像全体で見た
場合にユーザの希望する結果が得られず、画質の改善に
結びつかないという結果を引き起こすことがあった。
【0007】このような問題を解決するための1つの手
法として、画像を複数の領域に分割する方法がある。分
割された領域ごとに適切な画像処理パラメータ群を設定
することにより全体の均一な画像処理を回避するもので
ある。しかしながら、従来の領域分割手法は画一的な画
像の分割、あるいはユーザが画像を目視しながらの分割
が一般的である。従って、処理速度、処理結果とも操作
者にとって満足の得られる結果をもたらすものは存在し
なかった。また、特にユーザが手動で領域を設定する手
法を用いるものにおいては、所定の画像データを表示装
置に表示し、これを目視しながら正確に領域設定を行う
ことが要求されるが、実際にはユーザが目視で領域設定
した箇所が同一の画像特性を有する領域と一致しない場
合があり、画像に対して正確な領域分割を実行して、分
割された領域ごとに適切な画像処理を行なうことは困難
であった。
【0008】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものである。本発明の目的は、特性が異なるさまざ
まな画像データに対して、画像処理オペレータを実施す
る際に、画像解析を行い、その画像解析結果に応じて画
像処理パラメータを同一画像内で適宜変更しながら適切
な画像処理を実施できるようにした画像処理装置及び画
像処理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、画像データを入力する画像入力手段と、入力された
画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、画像に対
して画像処理手法を指示する画像処理オペレータ指示手
段と、画像処理オペレータをもとに対象となる画像デー
タの解析を実行する画像データ解析手段と、画像データ
解析手段による解析の結果を分析し、画像処理パラメー
タのパラメータ値、およびそのパラメータ値に基づく画
像処理を実行する画像処理領域を決定する画像処理パラ
メータ・領域決定手段と、画像処理オペレータと決定さ
れた画像処理パラメータ、および画像処理適用領域情報
に基づき画像データに対して画像処理を施す画像処理手
段を有することを特徴とする画像処理装置にあり、画質
の変更等の画像処理オペレータの指示を与えた場合、画
像処理オペレータごとに、処理すべき画像データを解析
し、画像の特性に応じた適切な複数の画像処理パラメー
タを用いて画像処理を行うことを特徴とする。
【0010】また、本発明の画像処理装置において、画
像データ解析手段によって実行される画像データ解析は
画像処理オペレータ指示手段によって指示されたオペレ
ータの実行の際に使用される画像処理パラメータの決定
に必要とされる画像データを対象とすることを特徴とす
る。
【0011】さらに、本発明の画像処理装置における画
像処理パラメータ・領域決定手段は、画像データ解析手
段による画像解析結果に応じて画像データを複数の領域
に分類し、該分類された領域ごとに各々画像処理パラメ
ータを設定し、該分類された領域ごとに設定された画像
処理パラメータに基づいて画像処理を実行することを特
徴とする。
【0012】さらに、本発明の画像処理装置におけるに
おける画像処理パラメータ・領域決定手段は、前記画像
処理オペレータ指示手段によって指示されたオペレータ
ごとに、画像データに対して該指示オペレータに対応す
る画像解析処理を行い、そのオペレータ対応画像解析結
果を分析することにより、分類された領域ごとの画像処
理態様を決定し、当該決定された画像処理態様に応じた
画像処理パラメータを選択して、分類領域ごとの画像処
理を実行することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の画像処理装置における画
像処理パラメータ・領域決定手段は、画像処理オペレー
タ指示手段によって指示されたオペレータごとに、画像
データに対して解析処理を行い、その結果を分析し、あ
らかじめ設定されたしきい値に基づいて、個々の画像処
理態様適用領域を分類し、該分類された画像処理態様適
用領域ごとに適用する画像処理パラメータを決定するこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明の画像処理装置は画像処理オ
ペレータがエッジ強調処理であるとき、画像データ解析
手段は画像のエッジ強度解析を実行し、画像処理パラメ
ータ・領域決定手段は、エッジ強調処理の強度を設定す
るためのフィルタ係数を画像処理パラメータとして設定
する。また、画像処理オペレータが、色調補正処理であ
るときは、画像データ解析手段は画像の色調分析を実行
し、画像処理パラメータ・領域決定手段は、色調分析の
結果に基づいて色調補正の強度を設定するパラメータを
決定する。さらに、画像処理オペレータが画像縮小処理
であるときは、画像データ解析手段は、エッジ強度の高
い画素を含む画像領域を前記画像データ解析によって抽
出し、画像処理パラメータ・領域決定手段は、エッジ強
度の高い画素を含む画像領域においては、エッジの保存
のために該エッジ強度の高い画素に重み付けを行って画
像縮小を実行するパラメータを設定し、それ以外の画像
領域においては平均値縮小を実行するようにパラメータ
を設定する。
【0015】また、本発明の画像処理方法は、画像デー
タを入力する画像入力手段と、入力された画像データを
蓄積する画像データ蓄積手段と、画像に対して画像処理
手法を指示する画像処理オペレータ指示手段と、画像処
理を施す画像処理手段を有する画像処理装置において、
画像処理オペレータ指示手段によって指示された画像処
理オペレータに応じて対象となる画像データの解析を実
行するステップと、画像データ解析の結果を分析し、画
像処理パラメータのパラメータ値および該パラメータ値
に基づく画像処理を実行する画像処理領域を決定するス
テップと、決定された画像処理パラメータ、および画像
処理適用領域情報に基づき画像データに対して指示され
た画像処理オペレータによる画像処理を実行するステッ
プと、を有することを特徴とする画像処理方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づい
て、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明
の一実施例の画像処理装置の全体の構成を示すブロック
図である。図1における画像処理装置は、画像入力部
1、画像データ蓄積部2、画像処理オペレータ指示部
3、画像データ解析処理部4、画像処理パラメータ・領
域決定処理部5、および、画像処理部6によって構成さ
れている。これら各構成部は相互にデータ転送が可能な
ように所定のバスによって連結されている。
【0017】画像入力部1は、スキャナ、デジタルビデ
オ、デジタルカメラのようなさまざまな機器から出力さ
れた画像情報をデジタルデータとして入力するものであ
る。画像データ蓄積部2は、画像入力部1に入力された
画像情報をデジタルデータとして蓄積するものであり、
必要に応じて蓄積された画像データを画像処理オペレー
タ指示部3、画像データ解析処理部4、および画像処理
部6へ出力する。画像処理オペレータ指示部3は、画像
解析、画質調整、フォーマット変換のような画像処理オ
ペレータを指示する。画像データ解析処理部4は、画像
処理オペレータが指示されると、指示内容に応じて画像
データを解析すべきかどうかを判断し、必要な場合は各
種画像解析を行い解析結果を出力する。画像処理パラメ
ータ・領域決定処理部5は、画像処理オペレータに伴う
画像処理パラメータの種類と画像データ解析処理部によ
り得られた結果を用いて分析を行い、画像データを複数
の画像適用領域に分類するとともに、それぞれの領域に
おいて適用すべき画像処理パラメータ群を決定する。画
像処理部6は入力された画像処理オペレータと画像処理
パラメータおよび画像処理パラメータ適用領域情報をも
とに、画像データに対して画像処理を行う。
【0018】次に、本発明の画像処理装置の一実施例の
動作について図面を参照して具体的に説明する。図2は
画像処理オペレータが指示された場合に、どのように画
像処理パラメータを決定して画像処理を行うかを説明す
るフロー図である。まず、ステップ201で画像解析、
画質調整、フォーマット変換のような画像処理オペレー
タの指示があると、ステップ202において、その画像
処理オペレータが画像処理パラメータを含むか否か、画
像処理パラメータを含む場合には、その画像処理パラメ
ータは画像データによって変える必要のある画像処理パ
ラメータかどうかについて判定し、画像解析が必要ない
場合は、判定はNoとなり、すぐにステップ206の画
像処理ステップに移行する。例えば「濃度反転」のよう
な画像処理オペレータの場合は、画像処理パラメータが
ないため、すぐに画像処理ステップへ進む。また、画像
回転のように回転角度、回転手法が一意に決まる画像処
理パラメータの場合もすぐに画像処理ステップに進む。
このような場合は画像解析は行わない。それに対して後
述するエッジ強調のような画像処理オペレータの場合は
画像解析を行う。ステップ202で画像解析を行う必要
があると判定(YES)された場合は、ステップ203
で画像処理オペレータ毎に必要な画像解析を行う。そし
てステップ204で画像を特性に応じて分類し、さらに
画像解析結果と、画像処理パラメータの分析・結び付け
を行い、ステップ205において、画像処理パラメータ
群および画像処理領域を決定・出力する。そして、最後
にステップ206でその画像処理パラメータを用いて指
示された画像処理オペレータを実施する。
【0019】さらに、具体的にパラメータ決定処理部の
動作について説明する上で、一例として画像処理オペレ
ータとしてエッジ強調を選択した場合について説明す
る。通常、画像処理操作者が、画像処理オペレータとし
てエッジ強調を選択する場合、まず画像入力部を通して
蓄積された画像データをCRT等で表示し、必要に応じ
てエッジ強調を実行したい領域を設定し、エッジ強調の
画像処理オペレータを選択する。画像処理オペレータを
指示する際、例えば図3に示すようなインタフェースで
画像処理オペレータとともに、画像処理パラメータも指
定する。この実施例ではオぺレータの1つとして「エッ
ジ強調」を選択した場合を示す。「エッジ強調」の選択
に対しては処理パラメータとして「強い」「普通」「弱
い」等が用意されている。場合によってはさらに細かい
値を設定できる場合もある。「強い」「普通」「弱い」
は感覚的な言葉であり、物理量ではない、しかしこれま
での画像処理装置では、実際の処理において、例えば、
図4に示するように「強い」「普通」「弱い」に相当す
る個別物理パラメータ(この例ではフィルタ係数)がそ
れぞれ代入され、それぞれに対応する固定されたフィル
タ係数、A、B、Cを用いて画像処理が実行されてい
た。「強い」「普通」「弱い」という言葉は、特性上、
一般的に分類しているにすぎないものであり、それぞれ
に対応して固定されたフィルタ係数が割り振られる。
【0020】実際の画像では、同一画像の中でも、エッ
ジが強く見える領域、エッジがぼやけている領域等さま
ざまな異なる特性を有している。このような画像に対し
て例えばエッジ強度「強い」の処理を行った場合、もと
もとエッジがはっきり現れているような画像領域では、
エッジがさらに強く強調され、場合によっては処理演算
上、処理結果が飽和してしまう場合もある。エッジを強
調したいと想定していた領域はエッジ強調による改善効
果が見られる。一方、濃度分布がなめらかな領域ではノ
イズ成分が過度に強調されるため、滑らかな濃度状態で
はあるが、ざらつき感が強くなってしまう。このように
同一画像に対して同一画像処理パラメータで処理を行う
と、処理結果として得られる画像の状態差が強調される
ため、必ずしも満足する処理結果が得られるとは限らな
い。また、この問題は画像処理パラメータを振ったとし
ても解決されるものではない。そこで、本発明では、処
理すべき対象となる画像がどの程度のエッジ強度を持つ
かを解析し、その値を元に、どの程度の処理領域に分類
すべきか、またその際の画像処理オペレータをどのよう
に決定するべきかを求める。
【0021】本発明の画像処理パラメータ・領域決定方
式の一例を図5、6を用いて説明する。画像処理オペレ
ータとして「エッジ強調」が選択されると、まず、画像
データ解析処理部はエッジ強調の画像処理パラメータ決
定のために必要な解析処理を行う。本実施例では、解析
処理として、画像データ全体のエッジ強度を求める。図
5は解析結果としてのエッジ強度ヒストグラムである。
図5に示す画像全体のエッジ強度ヒストグラムが得られ
ると、次にエッジ強度ヒストグラムを所定の複数のしき
い値TH1、TH2、およびTH3で分割する。これら
しきい値によって分割されたそれぞれのエッジ強度範囲
ごとに、それぞれの強度範囲に属するエッジ強度を持つ
画素が分類され、これら分類された画素ごとに適用パラ
メータが決定されることになる。解析処理の結果によっ
て得られる画像処理の分類の詳細を図6に示す。図6に
示すように、それぞれの画像処理パラメータと領域を分
類するための複数のしきい値(エッジ強度解析結果)T
H11−TH33および、それぞれに対するエッジ強調
の適用パラメータ(本実施例ではフィルタ係数)である
フィルタA1−A4、B1−B4、C1−C4を関連付
けることにより、各処理を実行する領域の分類とそれぞ
れの画像処理パラメータが決まる。本実施例では画像処
理パラメータ強、中、弱、それぞれにおいてエッジ強度
を4つに分類し、それぞれに対してエッジ強調処理の画
像処理パラメータ(フィルタ係数)が設定されている。
これらの結果を、画像処理パラメータおよび画像処理適
用領域情報として出力する。すなわち、エッジ強度ヒス
トグラムで処理対象となる画像領域を分類し、さらにそ
れぞれの処理対象となる画像領域に対する適用すべき画
像処理パラメータを決める。
【0022】画像処理パラメータ・領域決定方式の他の
実施例を図5、7を用いて説明する。例えば、画像処理
オペレータとして「エッジ強調」が選択されるとまず、
画像データ解析処理部はエッジ強調の画像処理パラメー
タ設定のために必要な解析処理を行う。本実施例では、
解析処理として、画像データ全体のエッジ強度を求め、
図5に示すようなエッジ強度ヒストグラムを導出する。
さらにその導出されたエッジ強度ヒストグラムに基づい
て、エッジ強度の中央値、最大値、最小値、標準偏差等
を求める。
【0023】まず領域の分類であるが、これは上述した
説明と同様に、図5におけるエッジ強度ヒストグラムを
複数のしきい値TH1、TH2、およびTH3で分類す
ることにより実施できる。分類するためのしきい値であ
るが、これらしきい値は、それぞれのパラメータごとに
固定であっても構わないし、また図7に示すように画像
解析結果によって得られたエッジ平均Es、エッジ分散
Eσ、中央値、最大値、最小値、標準偏差等の各種結果
をパラメータとする関数によって得られる値としても構
わない。例えば、図7中のしきい値決定の欄にあるよう
にしきい値TH1の決定関数としてTH1=ω1(E
s,Eσ,α,β…)を使用するごとくである。エッジ
強調「強い」「普通」「弱い」においてエッジ強度ヒス
トグラムから処理領域を分類した場合のそれぞれの領域
におけるエッジ強調の特性であるが、図7に示すよう
に、これは上記解析結果から導出されるパラメータであ
るエッジ平均Es、エッジ分散Eσ、中央値、最大値、
最小値、標準偏差等からなる関数となっており、解析結
果をもとにエッジ強調の処理内容(例えばフィルタ係
数)を逐次計算し、得られた結果を画像処理パラメータ
として出力する。例えば図7において、エッジ強調で
「強い」を指定したときはフィルタA1、A2、A3に
ついて、それぞれの関数f1、f2、f3によってフイ
ルタ係数が決定される。エッジ強調において「普通」を
指定した場合はフィルタB1、B2、B3について関数
g1、g2、g3によって同様な処理がなされ、エッジ
強調において「弱い」が指定された場合はフィルタC
1、C2、C3について関数h1、h2、h3によって
フィルタ係数の決定がなされる。以上の操作により求め
られた画像処理パラメータ群および画像処理適用領域情
報を画像処理部へ出力する。画像処理部はこれらのパラ
メータ、処理領域情報にしたがって、分類された領域ご
とに適用するパラメータの設定を変更して指示されたオ
ペレータに基づく画像処理を実行する。以上の処理によ
り、画像処理オペレータ指示に対して、感覚的に受ける
処理結果が同一画像中のさまざまな特性領域に対して、
適切な処理が実行されるようなしくみが実現できる。
【0024】本実施例ではエッジ強調のみについて解説
したが、上記手法を各種の画像処理オペレータ、例えば
「シヤープネス」、「コントラスト」、「色調補正」、
「画像縮小」等各種のオペレータにおいて実行し、それ
ぞれの画像領域において異なる処理パラメータを設定す
ることも可能である。
【0025】「色調補正」を実行する処理において本発
明を適用した場合を説明する。例えば赤みを増したい場
合、まず画像全体の色調解析を実行する。すなわち、赤
みのある領域と無い領域の2種類に分類する。あるいは
赤みのある領域、無い領域、その中間に属する領域の3
種類に分類してもよい。次に、赤みのある部分の赤みを
さらに増加させたい場合は、赤みのある画像領域におい
て色調補正により赤みを増加させる処理を実行するよう
にし、それ以外の画像領域においては赤みを増加させな
いように色調補正をする。この補正により、赤みのある
画像領域部分のみがより赤みを強調させた画像となり、
それ以外の画像領域は赤み増加処理の影響の無い色調補
正が実行される。また、この逆の補正、すなわち赤い部
分の色調はあまり変化させず、それ以外の画像領域部分
の色調のみを変化させるようにすることも可能である。
【0026】次に、画像縮小をする場合の処理について
説明する。画像縮小のオペレータの実行に際して、まず
画像解析によって画像全体のエッジ強度ヒストグラムを
求め、エッジ強度の高い領域とそうでない領域とに分類
する。画像縮小を行う際に、エッジ強度の高い画素が含
まれていない部分は単純な平均値縮小を実行する。一
方、エッジ強度が高い領域が含まれている場合は、エッ
ジを保存するためにエッジ強度の高い画素値に重み付け
をして画像縮小処理を実行する。すなわち、画像解析に
より求められたエッジ強度の高い画像領域に対しては、
その他のエッジ強度の高い部分が含まれない領域とは異
なる処理を実行するために、異なる処理パラメータを割
り振る。また、エッジ強度の高い領域、低い領域、その
中間に属する領域に分類してそれぞれの領域ごとに異な
るパラメータを割り振ることによって、さらに微妙な処
理を実行するようにすることも可能である。
【0027】本発明の手法によれば、従来複雑で困難で
あったさまざまな画像処理オペレータについてのパラメ
ータ設定を、操作者にとって感覚的処理に近いより使い
やすい設定によって実行することができる。本実施例で
は画像処理オペレータに対して1つの画像処理パラメー
タがある場合について解説したが、画像処理オペレータ
によっては2つあるいは3つ以上の複数の画像処理パラ
メータを設定してオペレータを実行することが必要とな
る場合もある。その場合も画像データの解析結果とそれ
ぞれの画像処理パラメータ群についての関連づけをそれ
ぞれの画像処理パラメータごとに設定されたしきい値を
用いて実行し、適切な複数の処理パラメータを分類され
た領域ごとに設定することが可能であり、画像解析によ
る画像領域の分類を行うことによって、画像領域各々に
対して最適な画像処理パラメータの設定を行うことがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置および画像処理方法によれば、画像処理オペレータ
を実行する際に、画像解析を行い、その結果に基づき領
域ごとに適切な画像処理パラメータを決定することがで
きる。従って、従来行われていた画像処理パラメータの
試行錯誤しながらの決定プロセスが簡易化され、画像処
理オペレータ実行の際の画像処理領域に対する適切なパ
ラメータ割り振りが容易にかつ正確に実行でき、操作者
の希望する画像を効率よく容易に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置全体の構成を示
すブロック図である。
【図2】 本発明の動作を説明するフロー図である。
【図3】 本発明における、エッジ強調処理を例とし
た画像処理オペレータを指示する例を示す図である。
【図4】 エッジ強調処理を例とした画像処理オペレ
ータの指示と従来手法である画像処理パラメータの結び
付きを説明する図である。
【図5】 エッジ強度ヒストグラムと領域分類の関係
を説明する図である。
【図6】 画像処理オペレータ・領域決定処理におけ
る領域分類と画像処理パラメータの関係を説明する図で
ある。
【図7】 画像解析結果に基づく領域分類、および画
像処理パラメータの設定方法について説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 画像蓄積部 3 画像処理オペレータ指示部 4 画像データ解析処理部 5 画像処理パラメータ・領域決定処理部 6 画像処理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、
    入力された画像データを蓄積する画像データ蓄積手段
    と、画像に対して画像処理手法を指示する画像処理オペ
    レータ指示手段と、画像処理オペレータをもとに対象と
    なる画像データの解析を実行する画像データ解析手段
    と、前記画像データ解析手段の解析結果を分析し、画像
    処理パラメータのパラメータ値およびそのパラメータ値
    に基づく画像処理を実行する画像処理領域を決定する画
    像処理パラメータ・領域決定手段と、前記画像処理オペ
    レータと決定された画像処理パラメータ、および画像処
    理適用領域情報に基づき前記画像データに対して画像処
    理を施す画像処理手段を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ解析手段によって実行さ
    れる画像データ解析は前記画像処理オペレータ指示手段
    によって指示されたオペレータの実行の際に使用される
    画像処理パラメータの決定に必要とされる画像データを
    対象とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理パラメータ・領域決定手段
    は、前記画像データ解析手段による画像解析結果に応じ
    て前記画像データを複数の領域に分類し、該分類された
    領域ごとに各々固有の画像処理パラメータを設定し、該
    分類された領域ごとに設定された固有の画像処理パラメ
    ータに基づいて画像処理を実行することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理パラメータ・領域決定手段
    は、前記画像処理オペレータ指示手段によって指示され
    たオペレータごとに、前記画像データに対して該指示オ
    ペレータに対応する画像データ解析処理を行い、そのオ
    ペレータ対応画像データ解析結果を分析することによ
    り、分類された領域ごとの画像処理態様を決定し、当該
    決定された画像処理態様に応じた固有の画像処理パラメ
    ータを選択して、分類領域ごとに固有の画像処理を実行
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理パラメータ・領域決定手段
    は、前記画像処理オペレータ指示手段によって指示され
    たオペレータごとに、前記画像データに対して解析処理
    を行い、その結果を分析し、あらかじめ設定されたしき
    い値に基づいて、個々の画像処理態様適用領域を分類
    し、該分類された画像処理態様適用領域ごとに適用する
    画像処理パラメータを決定することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理オペレータは、エッジ強調
    処理であり、前記画像データ解析手段は画像のエッジ強
    度解析を実行し、前記画像処理パラメータ・領域決定手
    段は、エッジ強調処理の強度を設定するためのフィルタ
    係数を画像処理パラメータとして設定することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理オペレータは色調補正処理
    であり、前記画像データ解析手段は画像の色調解析を実
    行し、前記画像処理パラメータ・領域決定手段は、該色
    調解析の結果に基づいて色調補正の強度を設定するパラ
    メータを決定することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理オペレータは画像縮小処理
    であり、前記画像データ解析手段は、エッジ強度の高い
    画素を含む画像領域を前記画像データ解析によって抽出
    し、前記画像処理パラメータ・領域決定手段は、エッジ
    強度の高い画素を含む画像領域においては、エッジの保
    存のために該エッジ強度の高い画素に重み付けを行って
    画像縮小を実行するパラメータを設定し、それ以外の画
    像領域においては平均値縮小を実行するようにパラメー
    タを設定するものであることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像データを入力する画像入力手段と、
    前記入力された画像データを蓄積する画像データ蓄積手
    段と、前記画像に対して画像処理手法を指示する画像処
    理オペレータ指示手段と、画像処理を施す画像処理手段
    を有する画像処理装置における画像処理方法において、 前記画像処理オペレータ指示手段によって指示された画
    像処理オペレータに応じて画像データの解析を実行する
    ステップと、 前記画像データ解析の結果を分析し、前記画像処理オペ
    レータの処理態様を決定する画像処理パラメータのパラ
    メータ値および該パラメータ値に基づく画像処理を実行
    する画像処理領域を決定するステップと、 前記決定された画像処理パラメータ、および画像処理領
    域情報に基づいて、前記指示された画像処理オペレータ
    による画像処理を実行するステップと、 を有することを特徴とする画像処理方法。
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