JPH10200478A - 送信装置および通信装置 - Google Patents

送信装置および通信装置

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JPH10200478A
JPH10200478A JP9004924A JP492497A JPH10200478A JP H10200478 A JPH10200478 A JP H10200478A JP 9004924 A JP9004924 A JP 9004924A JP 492497 A JP492497 A JP 492497A JP H10200478 A JPH10200478 A JP H10200478A
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light beam
signal
corner cube
waveform
vibrating
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Toshihiro Tsumura
俊弘 津村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、コーナーキューブの再帰反射
性を損なわない、光ビーム反射を用いた送信装置および
通信装置を提供する。 【解決手段】 送信装置32は、コーナーキューブ48
と、コーナーキューブ48を、信号源62および増幅器
64から与えられるディジタル送信信号に従ってその軸
に沿って前後に振動させるための振動部66とを含む。
振動部66は、磁石と、この磁石と磁気結合可能なよう
に配置された可動コイルと、コーナーキューブ48を可
動コイルに固定する部材とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ビームを用いた
通信装置および送信装置に関し、特に、高速道路を通行
する自動車などの移動体相互の間の通信を行なうための
通信装置および送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体間で通信を行なうためのシステム
として、「単一レーザ光源とコーナーキューブを用いた
移動体双方向通信システム」(青木他、「電気学会研究
会資料」、電気学会刊、1996年7月24日発行、p
p.47−50)において提案されたものがある。その
概略構成を図8に示す。
【0003】図8を参照して、この従来の通信システム
は、レーザ光源を内蔵するレーザ送受信装置200と、
再帰反射物を有し、入射されるレーザ光を入射方向に反
射するレーザ応答装置202とを含む。
【0004】レーザ送受信装置200は、送信すべき信
号を発生する信号入力装置212と、信号入力装置21
2から与えられる信号により変調されたレーザ光を所定
方向に出射するレーザ発振器214と、レーザ発振器2
14がレーザ光を出射する方向から入射する光ビームの
一部を、入射方向と交差する方向に反射するビームスプ
リッタ216と、ビームスプリッタ216が反射する光
を受ける位置に配置され、入射する光ビームの強さに応
じた電気信号を発生するための受光センサ218と、受
光センサ218の発生する電気信号から、送られてくる
データを復調するための復調装置220とを含む。な
お、レーザ送受信装置200に入射する光ビームは、レ
ーザ応答装置202により、送信データに従って変調さ
れている。
【0005】レーザ応答装置202は、入射する光の一
部を、入射方向と交差する方向に反射するためのビーム
スプリッタ230と、ビームスプリッタ230から入射
する光を、その強さに応じた電気信号に変換するための
受光センサ232と、受光センサ232の出力する電気
信号から、光ビームによって搬送されてきた送信データ
を復調するための復調装置234と、ビームスプリッタ
230を透過してきた光を、その入射方向に反射するた
めのコーナーキューブ236と、このコーナーキューブ
236により反射される光ビームを変調するための変調
器238と、レーザ送受信装置200に対して送信され
るべきデータ信号を発生する信号入力装置240と、信
号入力装置240から与えられる送信信号に応答して、
変調器238を駆動して反射光を変調させるためのドラ
イバ242とを含む。
【0006】コーナーキューブ236は、入射光を光源
方向へ反射する性質を持つ。このような性質を再帰反射
性と呼び、そのような性質を有する物体を再帰反射物と
呼ぶ。コーナーキューブ236が再帰反射性を有するの
で、レーザ発振器214からコーナーキューブ236に
入射した光は、反射されてレーザ送受信装置200に戻
る。この光ビームを反射時に変調器238で変調し、そ
の変調された送信データを受光センサ218および復調
装置220で復調することによりレーザ応答装置202
からレーザ送受信装置200への送信が行なわれる。一
方、レーザ発振器214の出射するレーザビームは、信
号入力装置212から与えられる送信データ信号に応じ
て変調されている。この変調された送信信号を受光セン
サ232および復調装置234で復調することにより、
レーザ送受信装置200からレーザ応答装置202への
送信が行なわれる。
【0007】レーザ応答装置202を実現するために
は、コーナーキューブ236において、反射される光ビ
ームに変調を与える変調器238が必要である。コーナ
ーキューブ236は、3枚の反射面を互いに直交するよ
うに組合せたものである。コーナーキューブには、3面
の鏡面を内向きに組合せたコーナーキューブリフレクタ
と、プリズムの外形をコーナーキューブ状に加工して内
部での全反射を利用するコーナーキューブプリズムとの
2種類がある。
【0008】コーナーキューブの再帰反射光に変調をか
ける方法としては、以下のようなものが提案される。
【0009】(1) コーナーキューブ236の前面に
液晶などを使った光シャッタを付加する。
【0010】(2) 反射面での反射率を変化させる。 (3) 反射の再帰性を変化させる。
【0011】図8に示す例では、コーナーキューブ23
6として3面の鏡面を内向きに組合せたコーナーキュー
ブリフレクタを用い、変調器238としては、与えられ
る電気信号に応じて、鏡面の1枚を本来の位置から移動
させるアクチュエータを用いている。これにより上記
(3)に挙げたように、反射の再帰性が変化し、コーナ
ーキューブ236に入射した光ビームが入射方向に反射
されることがなくなる。したがってレーザ送受信装置2
00では、反射してくる光ビームが存在するか否かをみ
ることによりデータを復調することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術のうち、コーナーキューブでの変調方法の
(1)または(2)では、液晶などを使用するために、
レーザ応答装置側の装置が複雑かつ高価となるという問
題点がある。また上記(3)の方法によれば、液晶は使
用しないものの、たとえば3枚の鏡面のうちの1枚のみ
を他の鏡面に対して相対的に移動させるため、再帰反射
物本来の再帰反射性が悪化するおそれがあるという問題
点がある。
【0013】それゆえに、請求項1または2に記載の発
明の目的は、簡単な構成で、かつ再帰反射物の再帰反射
性を損なうことがない送信装置を提供することである。
【0014】請求項3または4に記載の発明の目的は、
簡単な構成で、かつ再帰反射物の再帰反射性を損なわな
い送信装置を有する通信装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る送信装置は、再帰反射手段と、与えられるディジタ
ル送信信号に応答して、所定の軸に沿って再帰反射手段
を機械的に振動させる振動手段とを含んでいる。
【0016】振動手段によって再帰反射手段が送信デー
タ信号に応じて振動するために、再帰反射手段に入射す
る予め定められた周波数で振幅変調された光ビームの光
路長が、送信データ信号に応じて変化する。そのため反
射される光ビームの振幅変調の波長も変化してディジタ
ルデータが送信される。再帰反射手段の反射面相互の位
置関係には全く変化がなく、再帰反射性が損なわれるこ
とはない。また振動手段も、液晶などを使用する必要は
ないため簡単な構成とすることができる。
【0017】請求項2に記載の発明に係る送信装置は、
請求項1記載の発明であって、振動手段は、磁石と、こ
の磁石と磁気結合可能なように配置された可動コイル
と、再帰反射手段を可動コイルに固定するための部材と
を含んでいる。
【0018】磁石および可動コイルの組合せという簡単
な構成で再帰反射手段を振動させることができる。
【0019】請求項3記載の発明に係る通信装置は、光
ビームを用いて通信を行なう通信装置であって、送信装
置と受信装置とを含んでいる。送信装置は、再帰反射手
段と、送信データを表わすディジタル送信信号に応答し
て、再帰反射手段を所定の軸に沿って機械的に振動させ
るための振動手段とを含んでいる。受信装置は、予め定
められた周波数で振幅変調された光ビームを所定方向に
出射するための光ビーム出射手段と、この所定方向から
入射する光を受け、電気信号に変換するための手段と、
電気信号から受信データを復調する手段とを含んでい
る。復調する手段は、光ビーム出射手段により出射さ
れ、再帰反射手段によって反射されてきた光ビームの振
幅変調の波長の変化の有無を、変換手段の出力する電気
信号から検出する。さらにその検出に基づいてディジタ
ル送信信号が復調される。
【0020】再帰反射手段の反射面相互の位置関係は全
く変化しないので、再帰反射手段の再帰反射性が損なわ
れることはない。
【0021】請求項4記載の発明に係る通信装置は、請
求項3記載の発明に係る通信装置であって、振動手段
は、磁石と、この磁石と磁気結合可能なように配置され
た可動コイルと、再帰反射手段を可動コイルに固定する
ための部材とを含んでいる。
【0022】振動手段は、磁石と可動コイルとの組合せ
という簡単な構成で実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施の形態に
係る送信装置と、この送信装置を含んだ通信装置とにつ
いて説明する。図1を参照して、この通信装置は、自動
車20および22などのような移動体の間の通信に使用
することができる。たとえば自動車20において示され
るように、その前部にレーザ光源を備えた送受信装置3
4を設け、自動車22に示されるように、その後部に、
コーナーキューブなどの再帰反射物を含んだ送信装置3
2を設けておく。
【0024】図2を参照して、本願発明の基本原理につ
いて説明する。図2には、送信装置32と、送受信装置
34との構成要素のうち主要なもののみを示す。送受信
装置34は、一定の周波数で振幅変調された光ビーム5
8を出射するためのレーザ発振器42と、送信装置32
によって反射されてきた光ビーム60を電気信号52に
変換するための光電変換回路44と、電気信号52から
送信データ信号54を復調するための復調回路46とを
含んでいる。レーザ発振器42から出射される光ビーム
58は、波形50で示されるように、予め定められた周
波数で振幅変調されている。
【0025】送信装置32は、コーナーキューブ48
と、このコーナーキューブ48を矢印49で示されるよ
うに前後に振動させるための装置(図2では図示せず)
とを含んでいる。コーナーキューブ48は、ディジタル
送信信号56に応じて振動される。
【0026】レーザ発振器42から出射された、一定の
周波数で振幅変調された波形50を有する光ビーム58
は、コーナーキューブ48で反射されて光ビーム60と
して光電変換回路44に入射する。光電変換回路44に
入射するまでの光ビーム58および60の光路長は、コ
ーナーキューブ48の振動に応じて変化する。すなわ
ち、コーナーキューブ48が相対的に送受信装置34よ
り遠くにあるときには光路長は長くなり、相対的に近い
位置であるときには光路長は短くなる。したがって光電
変換44に入射する光ビーム60の振幅変調の位相は、
この光路長に応じて変わった波形52を有することとな
る。復調回路46は、この位相の変化を検出してディジ
タル送信信号56に対応した信号54を復調する。その
復調の原理については後述する。
【0027】図3を参照して、送信装置32は、送信さ
れるべきディジタル送信信号を発生する信号源62と、
信号源62からのディジタル送信データを増幅する増幅
器64と、増幅器64の出力に応じてコーナーキューブ
48を前後(図3における左右)に振動させるための振
動部66とを含む。
【0028】図4を参照して、振動部66は、たとえば
オーディオ装置などで使用されるスピーカと類似の構成
を有している。振動部66は、中空の筐体70と、筐体
70の周辺部に配置された磁石72と、筐体70に取付
けられたホーン74と、ダンパー78によってホーン7
4に取付けられ、コーナーキューブ48の筒型の筐体8
4を支持するための支持部材76と、支持部材76の裏
面に突出して設けられた可動コイル取付部材80と、こ
の取付部材80の外周面に、磁石70と磁気結合可能な
ように取付けられ、増幅器64からの信号が供給される
ことによって磁石70との磁気結合により振動を行なう
可動コイル82とを含んでいる。
【0029】図5に、コーナーキューブ48の斜視図を
示す。コーナーキューブ48は、3つの反射面48a、
48bおよび48cを互いに垂直に組合せたものであ
る。このコーナーキューブ48を、図4に示すように筐
体84で保持し、この筐体84をさらに支持部材76に
固定することにより、可動コイル82の振動に応じてコ
ーナーキューブ48が振動する。
【0030】図6に、送受信装置34の回路構成をブロ
ック図形式で示す。図6を参照して、送受信装置34
は、基準クロック信号を発生するクロック回路92と、
クロック回路92からのクロック信号を受け、光ビーム
を振幅変調するための一定周波数の信号を発生する変調
回路94と、変調回路94からの信号によって振幅変調
されたレーザ光を所定方向に出射するためのレーザ発振
器42と、レーザ発振器42の出射方向に沿って逆に入
射してきた光を受け、その光の強度に応じた電気信号を
発生する光電変換回路44と、光電変換回路44の出力
する電気信号を波形整形する波形整形回路96と、波形
整形回路96の出力する信号と、変調回路94の出力す
る、光ビームの変調信号とから、光電変換回路44に入
射する光により搬送されてきたディジタル送信信号を復
調するための復調回路46と、復調回路46の出力する
ディジタル送信信号に基づいて所定の処理を行なう論理
回路112とを含む。
【0031】復調回路46は、変調回路94の出力する
変調のための信号と、波形整形回路96の出力する信号
との間の位相比較を行ない、位相差信号φi を出力する
ための位相比較器98と、位相比較器98の出力する信
号を、変調のための信号の1周期分だけ遅延させるため
の遅延回路100と、位相比較器98の出力する位相差
信号φi と、遅延回路100の出力する1周期遅延後の
位相差信号φi-1 との差を出力するための混合器102
と、混合器102の出力を積分するための積分回路10
4と、積分回路104の出力の絶対値をとるための絶対
値回路106と、絶対値回路106の出力から、サンプ
リングのためのクロック信号を再生するクロック再生回
路108と、クロック再生回路108からの再生クロッ
ク信号に応答して、絶対値回路106の出力をサンプリ
ングするためのサンプリング回路110とを含んでい
る。
【0032】図7および図6を参照して、以下送受信装
置34の動作について説明する。図7(a)を参照し
て、レーザ発振器42から出力される光ビームの振幅変
調が波形60で示される波形を有しているものとする。
前述のようにこの光ビームが送信装置側のコーナーキュ
ーブ48で反射されて戻ってきた場合、コーナーキュー
ブの振動により光路長が変動するために、図7(a)に
示される波形50のように、もとの波形60とは位相が
変化した波形が戻る。したがって図6に示す波形整形回
路96の出力は図7(a)の波形50に示されるものと
同様になる。なお図7(a)に示す例では、もとのディ
ジタル送信信号が「1」のときにコーナーキューブが後
方に、「0」のときに前方にそれぞれ位置するようにコ
ーナーキューブの振動が制御されるものとする。図7
(a)では、中央部分で波形50と波形60との間の位
相の変化が生じている。すなわち図7(a)に示す例で
は、点線132から134の期間でコーナーキューブが
後方に位置しており、その他の区間ではコーナーキュー
ブが前方に位置している。
【0033】位相比較器98は、変調回路94の出力す
る信号の位相と、波形整形回路96の出力する信号との
位相差φi を出力する。この場合変調回路94の出力す
る信号の波形は図7(a)の波形60と等しく、また波
形整形回路96の出力は図7(a)の波形50と等し
い。このとき波形整形回路96の出力信号の位相は図7
(b)の波形120のようになる。すなわち、点線13
2と134との間に挟まれた区間では、光路長が延びる
ために波形整形回路96の出力する信号の位相が遅れ
る。
【0034】遅延回路100は、位相比較器98の出力
する信号φi を、変調回路94の出力する信号の1周期
分だけ遅らせた信号φi-1 として出力する。混合器10
2は、比較器98の出力φi と遅延回路100の出力φ
i-1 との差を出力するので、その出力は図7(c)の波
形122に示されるように位相ずれが起きる時刻付近に
下向きのピーク124を、位相ずれが解消する時刻付近
で上向きのピーク126を有している。積分回路104
は波形122を積分するので、その出力は図7(d)の
波形128に示されるパルス状となる。絶対値回路10
6でこの出力の絶対値をとると、図7(e)の波形13
0に示されるパルスとなる。ディジタル送信信号が
「1」をとるときにはいつでも、このような正のパルス
を得ることができる。
【0035】なお、絶対値回路106を設けておくこと
により、位相差の変化が図7(b)に示される波形と上
下逆の波形になったとしても、得られる信号は図7
(e)に示されるものとなる。
【0036】以上のようにして、絶対値回路106の出
力として、コーナーキューブ48を振動させるためのデ
ィジタル信号と同様のパルス列を得ることができる。ク
ロック生成回路108は、絶対値回路106が出力する
パルス列から、そのパルスをサンプリングするためのク
ロック信号を再生する。このクロック信号に従ってサン
プリング回路110が絶対値回路106の出力をサンプ
リングすることにより、ディジタル送信信号の復調が行
なわれる。復調されたディジタル信号は、論理回路11
2で処理可能なディジタル信号となる。
【0037】以上のようにこの実施の形態の装置では、
コーナーキューブを、たとえばスピーカの構造と同様の
構造を有する、磁石と可動コイルとの組合せからなる簡
単な機構により振動させることにより、送受信装置から
送られてきた光ビームを変調させることができる。従来
のものと異なり、変調のために液晶シャッタを用いたり
する必要はない。また、コーナーキューブの各反射面の
位置関係を強制的に変化させたりする必要がないので、
コーナーキューブの再帰反射性が損なわれることがな
い。
【0038】なおまた、上述の実施の形態では、コーナ
ーキューブからの反射光のディジタル送信信号の復調方
式として一例を示したが、この一例のみに復調方式が限
定されるわけではない。一般的な位相差変調・復調方式
を適用することが可能である。
【0039】また、本実施の形態では図4に示されるよ
うに、スピーカの形状に似た駆動機構を採用した。しか
し本発明を実施する場合の形態はこのような形態に限定
されるわけではなく、圧電素子を用いたりするものであ
ってもよい。ただし図4に示されるようにスピーカ類似
の機構を用いると、構造および制御が簡単であり、また
部品も容易にかつ安価に入手できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の利用状況を示す模式図
である。
【図2】本願発明の原理を模式的に説明する図である。
【図3】本願発明の送信装置の概略ブロック図である。
【図4】本願発明の振動部およびコーナーキューブの概
略断面図である。
【図5】コーナーキューブの斜視図である。
【図6】本願発明の通信装置の送受信装置の回路ブロッ
ク図である。
【図7】本願発明の実施の形態における各信号の波形を
示す波形図である。
【図8】従来技術の概略ブロック図である。
【符号の説明】
32 送信装置 34 送受信装置 42 レーザ発振器 44 光電変換回路 46 復調回路 48 コーナーキューブ 66 振動部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/14 10/04 10/06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再帰反射手段と、 与えられるディジタル送信信号に応答して、所定の軸に
    沿って前記再帰反射手段を機械的に振動させる振動手段
    とを含み、 前記再帰反射手段に入射する予め定められた周波数で振
    幅変調された光ビームの光路長を前記送信データ信号に
    応じて変化させることにより、反射される光ビームの振
    幅変調の波長を変化させてディジタルデータを送信す
    る、送信装置。
  2. 【請求項2】 前記振動手段は、 磁石と、 前記磁石と磁気結合可能なように配置された可動コイル
    と、 前記再帰反射手段を前記可動コイルに固定するための部
    材とを含む、請求項1記載の送信装置。
  3. 【請求項3】 光ビームを用いて通信を行なう通信装置
    であって、 再帰反射手段と、 送信データを表わすディジタル送信信号に応答して、前
    記再帰反射手段を所定の軸に沿って機械的に振動させる
    ための振動手段とを含む送信装置と、 予め定められた周波数で振幅変調された光ビームを所定
    方向に出射するための光ビーム出射手段と、 前記所定方向から入射する光を受け、電気信号に変換す
    るための手段と、 前記電気信号から受信データを復調する手段とを含む受
    信装置とを含み、 前記復調する手段は、前記光ビーム出射手段により出射
    され、前記再帰反射手段によって反射されてきた光ビー
    ムを振幅変調の波長の変化の有無を、前記変換手段の出
    力する前記電気信号から検出して、前記ディジタル送信
    信号を復調する、通信装置。
  4. 【請求項4】 前記振動手段は、 磁石と、 前記磁石と磁気結合可能なように配置された可動コイル
    と、 前記再帰反射手段を前記可動コイルに固定するための部
    材とを含む、請求項3記載の通信装置。
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