JPH1020018A - レーダ目標角度測定装置 - Google Patents

レーダ目標角度測定装置

Info

Publication number
JPH1020018A
JPH1020018A JP8179300A JP17930096A JPH1020018A JP H1020018 A JPH1020018 A JP H1020018A JP 8179300 A JP8179300 A JP 8179300A JP 17930096 A JP17930096 A JP 17930096A JP H1020018 A JPH1020018 A JP H1020018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
angle measurement
angle measuring
elevation
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8179300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3197217B2 (ja
Inventor
Masaharu Akei
正治 明井
Hiroyuki Uemichi
裕之 上道
Atsushi Asako
淳 浅古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17930096A priority Critical patent/JP3197217B2/ja
Publication of JPH1020018A publication Critical patent/JPH1020018A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3197217B2 publication Critical patent/JP3197217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標に適した受信ビームを容易に形成するこ
とができ、しかも不要信号を確実に抑制することがで
き、これによって測定精度の向上に寄与する。 【解決手段】 複数の素子受信信号をメモリ装置13に記
憶し、Az合成処理装置14で記憶信号を加算して測角装
置15、16、19に出力する。ペンシルビーム測角装置15で
目標距離の仰角面範囲に多数のペンシルビームを形成し
極大値の概略仰角を検出し、振幅比較測角装置16で概略
仰角を中心に複数ビームを形成し測角値と振幅値を求
め、収束判定装置17で不要信号の影響が最小の仰角測角
値を選択し、位相モノパルス測角装置19により仰角測角
値を求め、精度判定装置18で収束判定出力と目標距離に
応じて、振幅比較と位相モノパルスによる仰角測角値の
うち高精度側を選択する。ΣΔビーム形成装置20で方位
方向の和、差信号を形成し、ΣΔ位相モノパルス測角装
置21で位相モノパルスを行って方位面測角値を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェーズドアレイ
アンテナを有するレーダ装置によって目標の3次元位置
情報の取得を行う際の方位情報及び高度情報を得るため
のレーダ目標角度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、目標の位置、高度にか
かわらず、予め設定された受信ビームを形成し、仰角面
及び方位面の角度測定を行っている。しかし、これは必
ずしも形成された受信ビームが目標に適したものではな
く、その測定精度に限界がある。
【0003】特に、目標からの反射波がアンテナへ直接
到来する直接反射波と、目標からの反射波が海面等で反
射した後にアンテナへ到来する海面反射波が存在する環
境下では、角度精度を向上するために、不要信号である
海面反射波を抑圧しつつ角度を測定する必要があるが、
予め設定された受信ビームでの角度測定はこの不要信号
である海面反射波を十分に抑圧できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のレーダ目標角度測定装置では、受信ビームを予め設定
された方向、形状でしか形成できないため、必ずしも受
信ビームが目標の測角を行うのに適した方向に向くとは
限らず、測定精度に限界を生じていた。特に、海面反射
波のような不要信号があった場合、これを十分に抑圧す
るような受信ビームの形成が困難であり、測定精度の低
下を余儀なくされていた。
【0005】本発明は、上記の問題を解決し、目標に適
した受信ビームを容易に形成することができ、しかも不
要信号を確実に抑制することができ、これによって測定
精度の向上に寄与することのできるレーダ目標角度測定
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決しその
目的を達成するために本発明は、以下のように構成し
た。 (1)複数のエレメント素子を配したフェーズドアレイ
アンテナを有するレーダ装置に用いられ、その受信出力
から任意の目標の方位方向、仰角方向の角度を測定する
レーダ目標角度測定装置において、前記複数のエレメン
ト素子の各々の受信信号を一定期間に渡って記録する受
信信号記録手段と、この手段で記録された各々のエレメ
ント素子の受信信号を用いてデジタルビーム形成により
複数種の受信ビームをそれぞれ互いに異なる角度で複数
形成し、各々の受信ビームで目標信号以外の不要信号の
影響を評価しつつ、不要信号の影響が最小となる受信ビ
ームを形成し直し、そのビーム角度を目標角度として測
角する受信ビーム形成・測角手段とを具備する構成とし
た。
【0007】(2)(1)の構成において、前記受信ビ
ーム形成・測角手段は、仰角面の測角において、ペンシ
ルビーム、振幅比較測角用ビーム、位相モノパルス用ビ
ームの3種をデジタルビーム形成により形成する手段を
備える構成とした。
【0008】(3)(2)の構成において、前記受信ビ
ーム形成・測角手段は、仰角面の測角おいて、前記振幅
比較測角用ビームにおける受信ビーム指向角と出力値の
変動と推定仰角との関係から前記不要信号の影響を評価
する手段を備える構成とした。
【0009】(4)(2)の構成において、前記受信ビ
ーム形成・測角手段は、仰角面の測角おいて、前記不要
信号の影響を最小とする受信ビームの再形成を、処理中
に得られる測角値を用いて振幅比較測角用ビームと位相
モノパルス測角用ビームから選択して行う手段を備える
構成とした。
【0010】(5)(1)の構成において、前記受信ビ
ーム形成・測角手段は、仰角面、方位面でそれぞれ互い
に角度の異なる複数の受信ビームを形成して、不要信号
の影響が最小となる受信ビームを形成し直し、そのビー
ム角度を目標角度として測角する仰角面測角手段と方位
面測角手段とを備え、さらに、前記仰角面測角手段で得
られる測角値に基づいて前記方位面測角手段の受信ビー
ムを形成し直す手段を備える構成とした。
【0011】(6)(1)の構成において、前記受信ビ
ーム形成・測角手段は、仰角面、方位面でそれぞれ互い
に角度の異なる複数の受信ビームを形成して、不要信号
の影響が最小となる受信ビームを形成し直し、そのビー
ム角度を目標角度として測角する仰角面測角手段と方位
面測角手段とを備え、さらに、前記方位面測角手段で得
られる測角値に基づいて前記仰角面測角手段の受信ビー
ムを形成し直す手段を備える構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1において、受信装置1
1はレーダ装置に用いられるフェーズドアレイアンテナ
(図示せず)の各エレメント素子で受けたレーダ波をそ
れぞれ受信し、素子信号メモリ装置13は受信装置11
により受信された各エレメント素子の受信信号を、目標
検出装置12での目標検出処理が終了し、角度測定に必
要なデータが読み出されるまで記録保持する。
【0013】目標検出装置12は受信装置11から各々
の素子の受信信号を入力し、目標検出用ビームを合成し
た後、目標を検出してその距離情報を出力する。この目
標検出装置12から出力される目標距離情報は素子信号
メモリ装置13に入力され、検出された目標の各々の受
信素子の信号を取り出し、Az合成処理装置14に入力
される。
【0014】このAz合成処理装置14は、各素子の受
信信号を方位面についてビーム合成処理を行う。尚、事
前に方位角情報が得られる場合は、その方位情報を用い
て合成処理を行ってもよい。ここで得られた合成処理結
果はペンシルビーム測角装置15、振幅比較測角装置1
6、位相モノパルス測角装置19に入力される。
【0015】ペンシルビーム測角装置15は、目標検出
装置12からの目標距離情報と事前に設定される距離対
角度テーブルから指定される角度範囲内に多数のペンシ
ルビームを形成し、振幅が極大となるペンシルビームを
選択し、その仰角方向を概略仰角として出力する。ここ
で得られた概略仰角は振幅比較測角装置16に入力され
る。
【0016】振幅比較測角装置16は、入力された概略
仰角を中心に、素子信号メモリ装置13から出力される
素子受信信号を用いて複数の振幅比較測角用ビームを形
成し、これらのビームの測角値と振幅値を算出する。こ
こで得られた複数ビームの測角値と振幅値は収束判定装
置17に入力される。
【0017】収束判定装置17は、事前に設定される判
定基準に基づいて、振幅比較測角装置16からの複数ビ
ームの測角値と振幅値から不要信号の影響を判定し、そ
の影響が最小となるビームの測角値を選択する。ここで
選択された測角値は切替器22の端子1に供給されると
共に精度判定装置18、位相モノパルス測角装置19に
入力される。
【0018】尚、この収束判定装置17において、不要
信号の影響が所望の値以下となるまで、選択された測角
値を概略仰角として振幅比較測角装置16に送り返し、
振幅比較測角処理を繰り返すようにしてもよい。
【0019】位相モノパルス測角装置19は収束判定装
置18の出力である測角値を基にAz合成処理装置14
の出力からモノパルスビームを形成し、位相モノパルス
測角処理を行う。ここで得られた測角値は切替器22の
端子0に供給される。
【0020】精度判定装置18は、測角値と共に目標距
離情報、予め設定された判定基準を入力し、与えられた
目標距離と測角値について、振幅比較測角処理と位相モ
ノパルス測角処理とでどちらが精度が高いかを判定す
る。そして、振幅比較測角処理がより高い精度を与える
と判定した場合には、切替器22を端子1側に切替制御
し、収束判定装置17の出力を本装置の仰角面測角値と
して出力させ、位相モノパルス測角処理がより高い精度
を与えると判定した場合は、切替器22を端子0側に切
替制御し、位相モノパルス測角装置19の出力を本装置
の仰角面測角値として出力させる。
【0021】ΣΔビーム合成装置20は、素子信号メモ
リ装置13から各素子の受信信号を入力し、判定装置1
7により選択された測角値の仰角面に、目標に指向する
和信号(Σビーム)、差信号(Δビーム)を形成する。
尚、測角値が得られなかった場合は、予め設定される仰
角方向に指向する和信号、差信号を形成するようにして
もよい。ここで得られた和信号及び差信号はΣΔ位相モ
ノパルス測角装置21に入力される。
【0022】ΣΔ位相モノパルス測角装置21は、入力
される和信号、差信号を用いて、方位面について位相モ
ノパルス測角処理を行い、方位面測角値を出力する。こ
の方位面測角値は、前述のように、Az合成処理装置1
4に入力することで、ビーム合成処理に利用することも
できる。
【0023】上記構成において、図2乃至図7を参照し
て、以下にその処理動作を説明する。本装置では、精度
の向上のため、測角値算出と方位角算出の間で相互の出
力を利用する構成となっている。この際、どちらの値を
利用するかはレーダのアンテナ構成、レーダ装置のシス
テム能力への要求等により設定できる。
【0024】ここでは説明を簡単にするため、図2に示
すようにアンテナ形状がエレメント素子を縦方向に面配
列したものとして説明する。この場合は仰角面の測角値
算出を優先する。
【0025】まず、Az合成処理装置14では、Az方
向に配された各エレメント素子の受信信号を加算して、
ペンシルビーム測角装置15、振幅比較測角装置16及
び位相モノパルス測角装置19に出力する。
【0026】ペンシルビーム測角装置15では、目標検
出装置12から目標距離情報を受け取り、図3に示すよ
うに、事前に与えられる距離対角度テーブル(距離に応
じてレーダ覆域高度が決まっているため、距離から仰角
面範囲の角度が求まる)から指定される仰角面範囲に多
数のペンシルビームを形成する。ここで形成するペンシ
ルビームは、事前に設定された本数または事前に設定さ
れた角度刻みで形成する。
【0027】本測角装置15では、上記のようにして形
成される多数のペンシルビームの受信レベルを上方から
下方に向かって順に見ていき、最初に極大値となるビー
ムを検出し、その検出ビームの仰角を概略仰角として出
力する。これは、図4に示すように、不要信号である海
面反射波の影響がある場合に、上方側のビームの方が海
面反射波の影響を受けにくいためである。
【0028】ここで得られた概略仰角は振幅比較測角装
置16に入力される。この振幅比較測角装置16では、
図5(a)に示すように、概略仰角を中心として事前に
設定される角度範囲を覆う複数の振幅比較用ビームを形
成する。そして、複数の振幅比較用ビームを用いて振幅
比較測角処理を行い、各々の測角値と振幅値を出力す
る。ここで、振幅値とは、図5(b)に示す振幅比較測
角用ビームの上方側ビームの出力である。
【0029】振幅比較測角装置16から出力される測角
値と振幅値は収束判定装置17に入力され、不要信号で
ある海面反射波の影響が最小となる測角値を選択する。
この様子を図6及び図7に示す。図6(a)は仰角と振
幅値との関係を示し、図6(b)は仰角と測角値との関
係を示す。図6(a),(b)中に示すA〜Dの仰角
は、図7(A)〜(D)に示されるビームの指向方向の
仰角を表す。
【0030】図7(A)では振幅比較用ビームが高仰角
を指向し、目標Tからの直接波の一部のみが受信される
様子を示している。この時は充分な受信強度が得られな
いため、測角値の精度は良くない。図7(B)では振幅
比較用ビームが直接波の方向を指向している。図7
(C)では、さらに低い仰角を指向した振幅比較用ビー
ムを示し、直接波の一部と海面反射波の一部が合わせて
受信されている様子を示す。図7(D)では、振幅比較
用ビームがさらに低仰角を指向し、主に海面反射波が受
信されている様子を示す。
【0031】図6(a)に示すように、Aでは直接波の
一部のみが受信されているため、振幅値が小さく閾値に
満たない。Bでは振幅値が閾値以上となる。Cでは直接
波にさらに海面反射波が受信され始めるため、この両者
の波の位相が同相の場合は図6(a)中実線で示すよう
に振幅値が増加し、逆相の場合は点線に示すように減少
する。また測角値は海面反射波の影響が大きくなるにつ
れ、図6(b)に示すように低仰角側へずれていく。
【0032】収束判定装置17では以上の特長を用いて
以下の条件が成立する(測角値、振幅値)を出力する。 振幅値>閾値1 閾値2>|δ測角値/δ角度| 閾値1,2は判定条件として収束判定装置17に入力さ
れる。また、ここでの判定が振幅比較測角装置16の出
力では成立しない場合は、最も多くの条件を満足した測
角値を概略仰角として振幅比較測角装置16に送り返
し、振幅比較測角処理を繰り返すようにしてもよい。
【0033】精度判定装置18は収束判定装置17の出
力と目標距離情報を受け取り、事前に与えられる判定基
準と比較し、その比較結果に応じた切替制御信号を切替
器22に出力する。
【0034】ここでの判定基準は、目標の距離と高度か
ら、不要信号として海面反射波の存在が想定される状況
下で、目標の距離毎に振幅比較測角が位相モノパルス測
角に較べてより高い精度の測角値を与える測角範囲を示
したものである。すなわち、この精度判定装置18で
は、入力された測角値がこの範囲内のときは切替器22
を端子1側に切り替え、それ以外つまり位相モノパルス
測角がより高い精度を与える測角範囲の場合は切替器2
2を端子0側に切り替える。
【0035】位相モノパルス測角装置19では収束判定
装置17の出力である測角値とAz合成処理装置14の
出力を受け取り、測角値の示す仰角方向に最適な位相モ
ノパルスビームを形成して位相モノパルス測角を行う。
【0036】一方、ΣΔビーム形成装置20では、後段
の位相モノパルス測角装置21において良好な感度が得
られるように、入力される測角値を利用して仰角面で目
標を指向した方位方向の和信号(Σビーム)、差信号
(Δビーム)を形成する。ΣΔ位相モノパルス測角装置
21では、ΣΔビーム形成装置20で得られた方位方向
の和信号、差信号を入力として位相モノパルス処理を行
う。これによって方位面測角値が得られる。
【0037】したがって、上記構成によるレーダ目標角
度測定装置は、目標の距離と高度に連動した測角用ビー
ムを形成することが可能であるため、固定式の測角用ビ
ームを使用する従来レーダに比して、海面反射波のよう
な不要信号のある状況でも高い精度の測角が可能とな
る。
【0038】尚、上記の実施形態においては仰角面測角
を先に行い、その結果を用いて方位面測角を行うように
したが、図1中点線で示すように、アンテナ形状、運用
要求等により、方面測角を先に行ってその結果を反映す
るようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、目標に適
した受信ビームを容易に形成することができ、しかも不
要信号を確実に抑制することができ、これによって測定
精度の向上に寄与することのできるレーダ目標角度測定
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーダ目標角度測定装置の基本構
成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の説明に一例として用いたレーダ装
置用フェーズドアレイアンテナのアンテナ形状を示す斜
視図。
【図3】同実施形態のペンシルビーム測角処理に用いら
れる距離対角度テーブルが、目標距離から仰角面範囲を
レーダ覆域高度から決めていることを示す図。
【図4】同実施形態の説明に一例としてあげた不要信号
としての海面反射波と目標からの直接波の幾何学的な関
係を示す図。
【図5】同実施形態の振幅比較測角処理において、ペン
シルビーム測角処理で得られる概略高度を中心に振幅比
較測角用ビームを形成する様子を示す図。
【図6】同実施形態の収束判定装置に入力される測角値
と振幅値の仰角による振る舞いの説明に用いる仰角と振
幅値、仰角と測角値との関係を示す図。
【図7】図6の仰角A〜Dに対応する受信ビームの状態
を示す図。
【符号の説明】
11…受信装置 12…目標検出装置 13…素子信号メモリ装置 14…Az合成処理装置 15…ペンシルビーム測角装置 16…振幅比較測角装置 17…収束判定装置 18…精度判定装置 19…位相モノパルス測角装置 20…ΣΔビーム合成装置 21…ΣΔ位相モノパルス測角装置 22…切替器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のエレメント素子を配したフェーズド
    アレイアンテナを有するレーダ装置に用いられ、その受
    信出力から任意の目標の方位方向、仰角方向の角度を測
    定するレーダ目標角度測定装置において、 前記複数のエレメント素子の各々の受信信号を一定期間
    に渡って記録する受信信号記録手段と、 この手段で記録された各々のエレメント素子の受信信号
    を用いてデジタルビーム形成により複数種の受信ビーム
    をそれぞれ互いに異なる角度で複数形成し、各々の受信
    ビームで目標信号以外の不要信号の影響を評価しつつ、
    不要信号の影響が最小となる受信ビームを形成し直し、
    そのビーム角度を目標角度として測角する受信ビーム形
    成・測角手段とを具備することを特徴とするレーダ目標
    角度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記受信ビーム形成・測角手段は、仰角
    面の測角において、ペンシルビーム、振幅比較測角用ビ
    ーム、位相モノパルス用ビームの3種をデジタルビーム
    形成により形成する手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載のレーダ目標角度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記受信ビーム形成・測角手段は、仰角
    面の測角おいて、前記振幅比較測角用ビームにおける受
    信ビーム指向角と出力値の変動と推定仰角との関係から
    前記不要信号の影響を評価する手段を備えることを特徴
    とする請求項2記載のレーダ目標角度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記受信ビーム形成・測角手段は、仰角
    面の測角おいて、前記不要信号の影響を最小とする受信
    ビームの再形成を、処理中に得られる測角値を用いて振
    幅比較測角用ビームと位相モノパルス測角用ビームから
    選択して行う手段を備えることを特徴とする請求項2記
    載のレーダ目標角度測定装置。
  5. 【請求項5】 前記受信ビーム形成・測角手段は、仰角
    面、方位面でそれぞれ互いに角度の異なる複数の受信ビ
    ームを形成して、不要信号の影響が最小となる受信ビー
    ムを形成し直し、そのビーム角度を目標角度として測角
    する仰角面測角手段と方位面測角手段とを備え、 さらに、前記仰角面測角手段で得られる測角値に基づい
    て前記方位面測角手段の受信ビームを形成し直す手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のレーダ目標角度
    測定装置。
  6. 【請求項6】 前記受信ビーム形成・測角手段は、仰角
    面、方位面でそれぞれ互いに角度の異なる複数の受信ビ
    ームを形成して、不要信号の影響が最小となる受信ビー
    ムを形成し直し、そのビーム角度を目標角度として測角
    する仰角面測角手段と方位面測角手段とを備え、 さらに、前記方位面測角手段で得られる測角値に基づい
    て前記仰角面測角手段の受信ビームを形成し直す手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のレーダ目標角度
    測定装置。
JP17930096A 1996-07-09 1996-07-09 レーダ目標角度測定装置 Expired - Fee Related JP3197217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17930096A JP3197217B2 (ja) 1996-07-09 1996-07-09 レーダ目標角度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17930096A JP3197217B2 (ja) 1996-07-09 1996-07-09 レーダ目標角度測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1020018A true JPH1020018A (ja) 1998-01-23
JP3197217B2 JP3197217B2 (ja) 2001-08-13

Family

ID=16063423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17930096A Expired - Fee Related JP3197217B2 (ja) 1996-07-09 1996-07-09 レーダ目標角度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3197217B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029959A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toshiba Corp レーダ装置
JP2007155425A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置およびレーダ信号処理方法
GB2433664A (en) * 2005-12-20 2007-06-27 Bosch Gmbh Robert Arrangement for determining the angle of incidence of an electromagnetic wave
JP2008180541A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JP2009098070A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Toshiba Corp レーダ装置
KR101035298B1 (ko) * 2011-02-10 2011-05-19 삼성탈레스 주식회사 시분할 송신에 의한 고각 방향 탐지용 차량 레이더 장치 및 그 탐지 방법
JP2012185007A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Nec Corp 測角装置、レーダ装置、測角方法及び測角プログラム
JP2021001751A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 日本無線株式会社 到来方向測定装置、到来方向測定プログラム及び位置標定システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029959A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toshiba Corp レーダ装置
JP2007155425A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置およびレーダ信号処理方法
GB2433664A (en) * 2005-12-20 2007-06-27 Bosch Gmbh Robert Arrangement for determining the angle of incidence of an electromagnetic wave
GB2433664B (en) * 2005-12-20 2008-06-18 Bosch Gmbh Robert Method and device for signal processing with an angle determination by means of microwave motion sensors
JP2008180541A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JP2009098070A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Toshiba Corp レーダ装置
KR101035298B1 (ko) * 2011-02-10 2011-05-19 삼성탈레스 주식회사 시분할 송신에 의한 고각 방향 탐지용 차량 레이더 장치 및 그 탐지 방법
JP2012185007A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Nec Corp 測角装置、レーダ装置、測角方法及び測角プログラム
JP2021001751A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 日本無線株式会社 到来方向測定装置、到来方向測定プログラム及び位置標定システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3197217B2 (ja) 2001-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4368852B2 (ja) レーダ装置
US8593903B2 (en) Calibrating a multibeam sonar apparatus
JP6806250B2 (ja) 位置測定装置、位置測定方法およびプログラム
US9229100B2 (en) Phased array radar with monopulse algorithm measurement
RU2291464C2 (ru) Способ измерения угла места целей при наличии отражений принимаемого эхосигнала от земной поверхности и импульсная наземная трехкоординатная радиолокационная станция для его реализации
KR102422396B1 (ko) 선형 위상 어레이 안테나의 공간 보간 방법 및 보간 장치
JP3197217B2 (ja) レーダ目標角度測定装置
JP2001264427A (ja) レーダ装置
JP3639179B2 (ja) レーダ装置
CN102087357B (zh) 传感器阵列回波方向估计及多波束回波测深底检测方法
JP6044116B2 (ja) レーダ装置、測角方法およびプログラム
US8730765B2 (en) Method and device for measuring a profile of the ground
CN111693979A (zh) 一种基于泰勒展开的数字阵列单脉冲测角方法
JP2005189107A (ja) レーダ装置
JP2006071597A (ja) 測高レーダ装置とその測角処理方法
Fabrizio et al. Single site geolocation method for a linear array
CN109029387B (zh) 一种波束内拟合多波束测深算法
Pelletier et al. Angle-of-arrival estimation for a rotating digital beamforming radar
JP2980573B2 (ja) Sra方式のレーダ装置
JP4521238B2 (ja) 測高レーダ装置とその測角処理方法
KR100800851B1 (ko) 레이더 장치
JP3341711B2 (ja) レーダー高度計
JP3946692B2 (ja) 電波探知装置
JP3583908B2 (ja) 目標計測装置
Ottersten et al. Robust source localization based on local array response modeling

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees