JPH1019943A - 無停電電源装置の停電検出回路 - Google Patents

無停電電源装置の停電検出回路

Info

Publication number
JPH1019943A
JPH1019943A JP8175030A JP17503096A JPH1019943A JP H1019943 A JPH1019943 A JP H1019943A JP 8175030 A JP8175030 A JP 8175030A JP 17503096 A JP17503096 A JP 17503096A JP H1019943 A JPH1019943 A JP H1019943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
signal
output
integrator
power failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8175030A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Fujikura
政信 藤倉
Takayuki Akita
崇之 秋田
Kazuhisa Manabe
和久 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP8175030A priority Critical patent/JPH1019943A/ja
Publication of JPH1019943A publication Critical patent/JPH1019943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無停電電源装置における停電検出を簡単かつ
低コストに、しかも高速に検出できるようにする。 【解決手段】 従来は、電源電圧の位相0〜180度,
180〜360度で積分動作をする積分器と、90〜2
70度,270〜90度で積分動作をする積分器との2
種類設け、コンパレータやメモリ(F/F)も2回路ず
つ設けていたのを、同期回路2Aから電源電圧の0,9
0,180,270度の各位相点で信号を出力し、この
出力で積分器4のリセット,積分動作を行なわせること
で、コンパレータ(CP)やメモリ(F/F)を1回路
ずつとし、1/4サイクル内での高速の停電検出を可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用電源の健全
時にはこの商用電源から半導体スイッチを介して負荷に
電力を供給し、商用電源の停電時にはインバータを介し
て負荷に電力を供給する無停電電源装置、特にその停電
検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】無停電電源装置の停電検出回路の従来例
として、例えば図7に示すようなものがある。同図にお
いて、1は3相交流電源、2はPLL(フェーズロック
ドループ)回路等からなる同期回路、3は単相全波整流
器、41,42は積分器、51,52はコンパレータ
(CP:比較器)、61,62はメモリ(F/F回路)
をそれぞれ示す。
【0003】図7の各部波形を図8に示す。すなわち、
図8に符号Aで示す3相交流電源1からの交流入力(線
間電圧)波形は、一方は同期回路2に与えられ、他方は
整流器3に与えられる。同期回路2では図8に示すよう
な積分リセット信号C1,C2を出力するとともに、信
号D1,D2を出力する。信号C1,C2は積分器4
1,42に与えられるが、積分器41,42には単相全
波整流器3から図8に符号Bで示す信号が入力されてい
るので、積分器41ではこのB信号を0〜180°,1
80°〜360°の間積分する一方、積分器42ではこ
のB信号を90°〜270°,270°〜90°の間積
分し、図8に符号E,Fで示すような積分信号を出力す
る。
【0004】積分信号E,Fはコンパレータ(CP)5
1,52で停電検出設定値と比較され、その比較結果
(図8のG,H参照)は積分リセット信号C1,C2の
半クロック前の立ち上がり信号D1,D2により、F/
F61,62に書き込まれる。その出力は図8にI,J
に示すようになり、交流入力波形Aが正常時の“H”か
ら“L”になると、停電検出信号Kとして出力されるこ
とになる。なお、以上のような回路は3相分設けられ、
停電検出が行なわれるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図7の
ような回路では、或る1つの相の停電検出にも積分器,
コンパレータおよびF/Fがそれぞれ2つずつ必要とな
り、コスト高になるだけでなく制御回路が大型化すると
いう問題がある。したがって、この発明の課題は、簡単
かつ安価な構成で高速に停電検出を可能とすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、商用電源の健全時にはこ
の商用電源から半導体スイッチを介して負荷に電力を供
給し、商用電源の停電時には蓄電池からインバータを介
して負荷に電力を供給する無停電電源装置に対し、前記
商用電源電圧を整流する整流器と、商用電源の1/4周
期点を検出しその都度検出信号を出力する信号生成手段
と、この信号生成手段から検出信号を受ける毎にリセッ
トされて前記整流器からの出力の積分動作を開始する積
分器と、その出力を所定値と比較し所定値以下のとき停
電検出信号を出力する比較器と、この比較器からの出力
信号を前記信号生成手段からの書き込みパルス信号によ
り記憶する記憶手段とを設け、1/4周期内に停電の検
出を可能にしている。この請求項1の発明においては、
前記信号生成手段により、前記書き込みパルス信号に対
しその1/2パルス分だけ遅れた信号を生成させ、この
信号により前記記憶手段の出力を他の記憶手段に移し替
えることにより、前記信号生成手段から前記記憶手段に
至る経路に混入するノイズの影響を回避可能にすること
ができる(請求項2の発明)。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
す構成図である。同図において、4は積分器、5はコン
パレータ、6はF/Fで、それぞれ1つずつ設けて構成
されている点、また、同期回路2Aは交流入力波形Aに
同期して0°,90°,180°,270°の各位相点
(1/4周期点)で積分器4のリセットパルスを出力す
るようにしている点などが特徴である。なお、1は3相
交流電源、3は単相全波整流器である。
【0008】図1の各部波形を図2に示す。図2の符号
Aは交流入力波形、符号Bは単相全波整流器3の出力波
形、符号Cは同期回路2Aの各出力を示しており、した
がって、積分器4は符号Eで示すように0〜90°,9
0°〜180°,180°〜270°,270°〜36
0°と1/4サイクル(周期)毎に積分を繰り返すこと
になる。コンパレータ5はこの積分波形を停電検出設定
値と比較し、その結果を図2に符号Dで示す書き込みパ
ルスでF/F6に書き込むもので、簡単かつ安価な構成
で1/4サイクル以内の停電検出が可能となるわけであ
る。
【0009】ところで、図1のような構成で図3に○印
で示すようなノイズが侵入した場合、特にメモリ回路
(F/F)への書き込み信号Dにノイズが乗ると、交流
入力波形が正常であるにも関わらず、図4に○印で示す
ように停電誤検出となってしまうおそれがある。このこ
とは、停電検出信号GをPLD(Programmab
le Logic Device)の一種であるLCA
またはゲートアレイなどの、ノイズの影響を受け難いデ
バイスに入力するような場合等に、特に問題になること
が予測される。
【0010】図5は上記のようなノイズの侵入に対処可
能な実施の形態を示す構成図で、図6はその動作説明図
である。これは、図1に示すものに対してF/F63を
付加し、同期回路2Bからその書き込みパルス信号D*
を与えるようにした点にある。この書き込みパルス信号
D*は図6(ロ)に示すように、図6(イ)に示すF/
F6の書き込みパルス信号Dに対して半クロックだけず
らされており、F/F6に書き込んだ信号を、さらに後
段のF/F63に書き込むことで、ノイズに対する影響
を受け難くしている。なお、図6(ハ)は積分器のリセ
ットパルス(C)を示している。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、積分器の積分動作を
1/4サイクル毎に行なうことで、積分器,コンパレー
タおよびメモリ回路を少なくし得るので、簡単かつ安価
な構成で高速に停電検出が可能になるという利点が得ら
れる。また、メモリ回路を2段構成とし、前段の内容を
直ちに後段の回路に移し替えることで、ノイズに対する
影響を回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1の動作を説明するための各部波形図であ
る。
【図3】図1の問題点を説明する説明図である。
【図4】ノイズが混入した場合の図1の動作を説明する
各部波形図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図6】図5におけるメモリ書き込みバルス信号を説明
するための波形図である。
【図7】従来例を示す構成図である。
【図8】図7の動作説明図である。
【符号の説明】
1…3相交流電源、2,2A,2B…同期回路(PLL
回路)、3…単相全波整流器、4,41,42…積分
器、5,51,52…コンパレータ(CP:比較器)、
6,61,62,63…メモリ(F/F回路)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源の健全時にはこの商用電源から
    半導体スイッチを介して負荷に電力を供給し、商用電源
    の停電時には蓄電池からインバータを介して負荷に電力
    を供給する無停電電源装置に対し、 前記商用電源電圧を整流する整流器と、商用電源の1/
    4周期点を検出しその都度検出信号を出力する信号生成
    手段と、この信号生成手段から検出信号を受ける毎にリ
    セットされて前記整流器からの出力の積分動作を開始す
    る積分器と、その出力を所定値と比較し所定値以下のと
    き停電検出信号を出力する比較器と、この比較器からの
    出力信号を前記信号生成手段からの書き込みパルス信号
    により記憶する記憶手段とを設け、1/4周期内に停電
    の検出を可能にしたことを特徴とする無停電電源装置の
    停電検出回路。
  2. 【請求項2】 前記信号生成手段により、前記書き込み
    パルス信号に対しその1/2パルス分だけ遅れた信号を
    生成させ、この信号により前記記憶手段の出力を他の記
    憶手段に移し替えることにより、前記信号生成手段から
    前記記憶手段に至る経路に混入するノイズの影響を回避
    可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電
    源装置の停電検出回路。
JP8175030A 1996-07-04 1996-07-04 無停電電源装置の停電検出回路 Pending JPH1019943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175030A JPH1019943A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 無停電電源装置の停電検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175030A JPH1019943A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 無停電電源装置の停電検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1019943A true JPH1019943A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15988998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8175030A Pending JPH1019943A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 無停電電源装置の停電検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1019943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088117B2 (en) 1999-07-14 2006-08-08 Aehr Test System Wafer burn-in and test employing detachable cartridge
EP2750262A1 (en) 2012-12-27 2014-07-02 FDK Corporation Uninterruptible power supply

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088117B2 (en) 1999-07-14 2006-08-08 Aehr Test System Wafer burn-in and test employing detachable cartridge
EP2750262A1 (en) 2012-12-27 2014-07-02 FDK Corporation Uninterruptible power supply
US9490661B2 (en) 2012-12-27 2016-11-08 Fdk Corporation Uninterruptible power supply

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8433023B2 (en) Method and apparatus for generating a phase dependent control signal
US5901190A (en) Digital delay locked loop circuit using synchronous delay line
JP3260048B2 (ja) クロック信号発生回路及び半導体装置
US5642069A (en) Clock signal loss detection and recovery apparatus in multiple clock signal system
US7414446B2 (en) DLL circuit of semiconductor memory apparatus and method of delaying and locking clock in semiconductor memory apparatus
US20020195879A1 (en) Uninterruptible power supply and method of turning off AC switch for uninterruptible power supply
JPH0127661B2 (ja)
US6472913B2 (en) Method and apparatus for data sampling
JP2004325410A (ja) 入出力回路
US6545481B1 (en) Power interruption detection
JPH1019943A (ja) 無停電電源装置の停電検出回路
JPH07283727A (ja) 位相同期検出器
JP2003163592A (ja) 位相比較器およびそれを用いたクロック発生回路
US5977837A (en) Phase selector for external frequency divider and phase locked loop
US7026859B2 (en) Control circuit for delay locked loop
JP2001258258A (ja) Pwmサイクロコンバータ
JP4248074B2 (ja) 動作タイミング制御機能を有するシステム
JP2891176B2 (ja) 信号伝達用タイミング調整装置
KR19990047237A (ko) 에스디램의 디지털 디엘엘장치
KR100352125B1 (ko) 비동기 클럭 신호 다중화 장치
JPH11341702A (ja) 無停電電源装置
JPH0686560A (ja) 自励式インバータ
JP2003243980A (ja) Pll回路
JP2677039B2 (ja) 位相同期発振器
KR20030018627A (ko) 반도체기억장치용 위상비교기 및 그 제어방법