JPH10198818A - 3次元仮想空間表示方法 - Google Patents
3次元仮想空間表示方法Info
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- JPH10198818A JPH10198818A JP9000554A JP55497A JPH10198818A JP H10198818 A JPH10198818 A JP H10198818A JP 9000554 A JP9000554 A JP 9000554A JP 55497 A JP55497 A JP 55497A JP H10198818 A JPH10198818 A JP H10198818A
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- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
の規模拡張に対応できるようにする。 【解決手段】 3次元仮想空間が一定の大きさの正六角
形の部分領域に分割されている。サーバは、自サーバが
管理する部分領域の重心と正六角形の各辺に関して対称
な点を視点とし、該視点から重心の方向に左右30度の
視角で自部分領域の風景を撮影し(ステップ11)、撮
影した6個の風景画像を当該視点が存在する隣接部分領
域にそれぞれ送信する(ステップ12)。自領域内を視
点として同様に撮影された隣接部分領域の風景画像を受
信し(ステップ13)、受信した風景画像を、自領域
と、風景画像が送信された部分領域の境界の壁に添付す
る(ステップ14)。
Description
がネットワークを介して通信することによって計算機内
に構築された3次元仮想空間を各計算機端末利用者の間
で共有できる利用者参加型システムの3次元仮想空間表
示方法に関する。
て、複数の小規模の3次元仮想空間を用意し、システム
全体において参加している人数を各小規模仮想空間に分
散させる方法が採用されている。これによって、仮想空
間内の物体や人物に関してクライアントの画面に表示す
べき情報量を制限することができ、限られたサーバの計
算能力でシステム全体を管理している。
端末を通して3次元仮想空間に参加した場合、その仮想
空間を管理するシステムにおいて利用者数の増加ととも
に表示すべき情報量が増える。仮想空間の参加者につい
ての情報を管理しているサーバの計算能力の限界や、サ
ーバどうし、あるいはサーバと各端末を接続している通
信路の容量の制限によって仮想空間に参加できる人数は
限定されてしまう。
空間内に存在する物体に関する情報が増加するためこれ
を管理するサーバの計算能力を考慮すると一台のサーバ
で管理できる仮想空間の規模にも限界がある。
の情報とその空間内に存在する物体のデータのみを管理
しているわけではなく、その空間を利用したサービスに
関するデータも管理する。これらのデータをサーバ間、
あるいはサーバと端末間で通信によって送受信すること
を考えると、仮想空間内の物体および参加者の情報に関
する通信量の増減によって上記のサービスに対して使わ
れるサーバの計算能力が変動するので、仮想空間内のサ
ービスを利用しようとする参加者に対して早急、かつ安
定したサービスを施そうとするサービス提供側の意図が
実現されない。
増加および仮想空間の規模拡張に対応できる3次元仮想
空間表示方法を提供することにある。
表示方法は、3次元仮想空間を一定の広さの部分領域に
分割する段階と、それぞれの部分領域を管理するサーバ
を設ける段階と、隣接する部分領域の風景画像をそれら
の部分領域を管理しているサーバから受信して自分自身
の部分領域の壁に投影する段階を有する。
持つ部分領域に分割し、それぞれの部分領域内の物体や
参加者に関する情報を管理するサーバを設ける。このサ
ーバは自部分空間を特定の視点から撮影することによっ
て得られた風景画像を管理する。各部分空間の領域境界
部分に作られた壁にはその壁を介して隣接している部分
領域の風景画像を投影する。各部分領域を管理するサー
バ同士をネットワーク接続して上記の風景画像をはじめ
とする仮想空間内の情報を全ての部分空間で共有するこ
とによって仮想空間全体の管理を行う。
の広さを適切に調節することによって広い仮想空間や多
人数が参加できる仮想空間を構築できる。また、サーバ
間のデータの送受信は隣接領域の風景画像であり、その
画像データの大きさは部分領域の壁の大きさに固定され
ている。そのため仮想空間の参加者数の増減によってそ
のデータ通信量は変動せず、通信路にかける負荷を低
く、かつ一定に保つことができる。
が正六角形であり、前記サーバは、自サーバが管理する
部分領域の重心と正六角形の各辺に関して対称な点を視
点とし、該視点から前記重心の方向に左右30度の視角
で当該部分領域の風景を撮影し、撮影した各風景画像
を、当該視点が存在する隣接部分領域にそれぞれ送信
し、当該部分領域内を視点として同様にして撮影された
隣接部分領域の風景画像を受信し、受信した風景画像を
当該部分領域と風景画像が送信された部分領域の境界の
壁に添付する。
て図面を参照して説明する。
構成図である。
広さの部分領域に分割され、個々の部分領域を管理する
複数のサーバ1が用意され、全てのサーバ1間でデータ
の送受信ができるようにネットワーク3に接続されてい
る。これらのサーバ1は、特定の視点から自部分領域内
の仮想空間を撮影して風景画像として保持する役割を持
つ。また、どのサーバともデータを通信できるようにネ
ットワーク3がサーバ1と各端末2の間に構築されてい
る。ネットワーク3によって接続されたサーバ1は各部
分領域を撮影した風景画像を隣接する部分領域を管理す
るサーバ1間で送受信する。
領域を管理する一つのサーバ1の処理の流れを示す。ま
ず、特定の部分領域40についての風景画像をその部分
領域外の6個所の視点から撮影する(ステップ11)。
6個所の視点位置及び撮影方向は図3に示すように正六
角形に分割された部分領域40の各辺についてこの六角
形の重心20を線対称に移動した点21〜26上から内
側向き31〜36とし、その視角は領域全体を撮影でき
るようにするため左右30度とする。この操作を各領域
で行い、撮影した風景画像を図4のように各々が接して
いる6個の隣接部分領域に送信する(ステップ12)。
このとき、領域の重心20から見て各風景画像を撮影し
た視点が存在する方向の境界51,52,53を介して
隣接している部分領域41,42,43にそれぞれの風
景画像を送信する。これが終了したら6個の隣接部分領
域からそれぞれの部分領域を撮影した風景画像を受信す
る(ステップ13)。受信した画像は自部分領域40と
送信元部分領域41〜43の境界上に存在する壁51〜
53に添付する(ステップ14)。以上の各部分領域の
風景画像の撮影および送受信は全てのサーバ1で行わ
れ、各部分領域内の壁に添付された風景画像を更新する
ために以上の操作を定期的に繰り返す。
した時の様子を示す。利用者61は自領域40の壁51
〜53を通して隣接領域41〜43の様子を視覚的に得
ることができる。また、さらに隣の領域44の画像も隣
接領域42を撮影した画像の中に含まれているのでその
領域の様子を把握することができる。これらの画像は定
期的に更新されるため、自領域から見える他の領域内に
参加している人62,63やその領域に存在する物体が
移動した場合にもその動向を把握することができる。な
お、図4、5中、54は部分領域42と44の境界に存
在する壁である。
を領域分割し、各領域を管理するサーバを設け、隣接す
る領域を管理するサーバから隣接領域の風景画像を送信
させることによって、仮想空間の利用者は隣接領域の様
子やさらに隣の領域の様子を視覚的に把握できるように
なるため、仮想空間の利用参加者の増加および仮想空間
の規模拡張に対応することができ、また、各部分領域を
管理しているサーバ間で送受信されるデータは仮想空間
の参加利用者数の影響を受けない、大きさが一定の風景
画像であるため仮想空間で展開するサービスに関する通
信速度に影響を与えない。
る。
像の送受信の流れを示す図である。
位置および撮影方向を示す図である。
を上から見た図である。
す図である。
る部分空間 41〜43 部分空間40の隣接領域 44 隣接領域42の隣接領域 51〜53 隣接領域41〜43の風景画像を投影し
ている壁 54 部分領域42と44の境界に存在する壁 61 部分空間40に所属している利用者 62 隣接領域42,43に参加している人の分身 63 隣接領域44に参加している人の分身
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の計算機端末がネットワークを介し
て通信することによって計算機内に構築された3次元仮
想空間を各計算機端末利用者の間で共有できる利用者参
加型システムの3次元仮想空間表示方法において、 3次元仮想空間を一定の広さの部分領域に分割する段階
と、 それぞれの部分領域を管理するサーバを設ける段階と、 隣接する部分領域の風景画像をそれらの部分領域を管理
しているサーバから受信して自分自身の部分領域の壁に
投影する段階を有することを特徴とする3次元仮想空間
表示方法。 - 【請求項2】 前記部分領域が正六角形であり、前記サ
ーバは、自サーバが管理する部分領域の重心と正六角形
の各辺に関して対称な点を視点とし、該視点から前記重
心の方向に左右30度の視角で当該部分領域の風景を撮
影し、撮影した各風景画像を、当該視点が存在する隣接
部分領域にそれぞれ送信し、当該部分領域内を視点とし
て同様にして撮影された隣接部分領域の風景画像を受信
し、受信した風景画像を当該部分領域と風景画像が送信
された部分領域の境界の壁に添付する、請求項1記載の
3次元仮想空間表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00055497A JP3449520B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 3次元仮想空間表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00055497A JP3449520B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 3次元仮想空間表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10198818A true JPH10198818A (ja) | 1998-07-31 |
JP3449520B2 JP3449520B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=11476950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00055497A Expired - Fee Related JP3449520B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 3次元仮想空間表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449520B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133489A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Sony Corp | 仮想空間画像表示方法、装置、仮想空間画像表示プログラム及び記録媒体 |
JP2021045557A (ja) * | 2020-11-12 | 2021-03-25 | 株式会社コロプラ | ゲームプログラム、ゲーム方法、および情報処理装置 |
JP2022521012A (ja) * | 2019-02-21 | 2022-04-04 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント エルエルシー | トランザクショナルメモリ同期 |
-
1997
- 1997-01-07 JP JP00055497A patent/JP3449520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133489A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Sony Corp | 仮想空間画像表示方法、装置、仮想空間画像表示プログラム及び記録媒体 |
JP2022521012A (ja) * | 2019-02-21 | 2022-04-04 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント エルエルシー | トランザクショナルメモリ同期 |
JP2021045557A (ja) * | 2020-11-12 | 2021-03-25 | 株式会社コロプラ | ゲームプログラム、ゲーム方法、および情報処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3449520B2 (ja) | 2003-09-22 |
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