JPH10198774A - 情報記録媒体及び情報記録装置 - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録装置

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JPH10198774A
JPH10198774A JP9001749A JP174997A JPH10198774A JP H10198774 A JPH10198774 A JP H10198774A JP 9001749 A JP9001749 A JP 9001749A JP 174997 A JP174997 A JP 174997A JP H10198774 A JPH10198774 A JP H10198774A
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image
data
code pattern
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JP9001749A
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Inventor
Kenji Yoshioka
賢司 吉岡
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10198774A publication Critical patent/JPH10198774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コードパターンと画像とが外見上一体化して共
存し、全体としては認識可能な画像が知覚できる情報記
録媒体、及び前記情報記録媒体に情報を記録する情報記
録装置を提供する。 【解決手段】情報が分割配置されたブロックが二次元に
配列され構成されるコードパターンにおいて、ブロック
単位で変調テーブルを選択してドット密度を制御する。
これにより、コードパターン中に目視により認識可能な
画像を表示する。従来技術のようにコード中の階調表現
部が必要で無い為、高密度の情報記録ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報、映像情
報又はデジタルコードデータの少なくとも1つを含む情
報が光学的に読み取り可能なコードパターンとして記録
される紙などの情報記録媒体及びその情報を媒体に記録
するための情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりデジタル情報を紙等のシートに
記録する方法としてバーコード等が広く用いられている
が、バーコードは一次元的な記録方式であるため記録で
きる情報量には限界がある。近年、大容量の情報記録媒
体が望まれており、音声情報、映像情報又はデジタルコ
ードデータ等を含む情報量の大きい情報を記録する方法
として、ドットの有無で1ビットの情報を表し、そのド
ットを2次元的に配列した2次元コードが本出願人から
特開平6−231466号公報として提案されている。
一般的に上記情報を符号化した2次元コードを紙などに
記録する場合、そのコードパターン画像は符号化規則に
従った模様が形成される。このようなコードが示す画像
はコードを利用するユーザにとってはあまり意味がない
模様で、デザイン的にも好ましくないことがある。一
方、コードの画像に加えて他の情報(例えば、商品のロ
ゴマーク、文字、絵)を同じ用紙に印刷する場合、コー
ドが印刷された領域とは別の領域を確保しなければなら
ず、紙面を効率的に使用しているとは言い難い。
【0003】この問題を解決する為に、コードの画像と
絵、文字等の図案画像とが外見上一体化され、全体とし
ては図案画像が知覚されるようにした記録媒体が特公平
7−78822号公報に開示されている。このコードは
図20で示されるように、画像の構成単位となる単位セ
ル201が隣のセルに重ならないように縦横に2次元的
に並べられたもので、単位セル201は符号化のために
選択的に明または暗となる情報表現部203と、情報表
現部203の周囲に設けられた、図案画像の階調を表現
するための階調表現部202とで構成される。これによ
って、階調表現部の階調パターンによる図案を情報表現
部より視覚的に優位に表現し、従来の符号化コードの外
観の問題を解決している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
7−78822号に係る情報媒体は単位セル中にデジタ
ルデータにかかる情報表現部と図案画像にかかる階調表
現部とを別個の領域としてそれぞれ設けている。この
際、見た目に階調表現部の階調パターンが情報表現部よ
り優位に知覚されるように構成されるため、必然的に単
位セル中の階調表現部の面積が情報表現部のそれよりも
大きくなる。このため、デジタルデータの記録密度を高
めようとしても限度があり、大容量化したデータの記録
に当たっては印刷面積をそれぞれ多くとる必要がある等
の欠点があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、音声情報、映像情報又は
デジタルコードデータの少なくとも1つを含む情報を光
学的に読み取り可能な高密度のコードパターンとして記
録するとともに、コードパターン内に視覚的に認識可能
な画像を表示し、かつ、コードパターンの記録密度の問
題を改善した情報記録媒体を提供することにある。
【0006】また、本発明のさらに目的とするところ
は、音声情報、映像情報又はデジタルコードデータの少
なくとも1つを含む情報を高密度に光学的に読み取り可
能なコードパターンとして記録媒体に記録するととも
に、コードパターン内に視覚的に認識可能な画像を表示
するようにした情報記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による情報記録媒体は、音声情
報、映像情報又はデジタルコードデータの少なくとも1
つを含む情報を光学的に読み取り可能なコードパターン
として記録すると共に、該コードパターン内に、視覚に
より認識可能な画像を表示する情報記録媒体であって、
上記コードパターンは、上記情報を所定の情報量毎に分
割した分割情報を保持し得る所定面積のブロックを複数
個二次元に配列して構成されたものであり、上記画像
は、複数の上記ブロックを、その濃度あるいは色彩に応
じて当該画像の構成要素の位置に対応するように上記コ
ードパターン内に割り当て配置することにより表示され
たものであることを特徴とする。
【0008】そして、第2の態様による情報記録媒体
は、上記画像の構成要素の位置に対応するように割り当
て配置されるブロックは、上記情報を保持していない余
白の無記録ブロックであることを特徴とする。
【0009】そして、第3の態様による情報記録媒体
は、上記ブロックは、少なくとも上記情報に対応して配
置されたデータドットパターンと、該データドットパタ
ーンに関して所定の位置関係で配置された該データドッ
トパターン読み取り基準位置決定のためのマーカと、当
該コードパターンにおける各ブロックの位置を表すため
のブロックアドレスパターンとから構成され、画像の構
成要素の位置に対応するように割り当て配置されるブロ
ックは、他の位置に配置されるブロックとは異なる平均
ドット密度を有したものであることを特徴とする。
【0010】そして、第4の態様による情報記録装置
は、上記第1の態様による情報記録媒体を記録する情報
記録装置において、上記情報を入力するための情報入力
手段と、上記情報入力手段で入力された情報を光学的に
読み取り可能な上記コードパターンに変換するためのコ
ードパターン生成手段と、上記コードパターン生成手段
で生成されたコードパターンを所定の記録媒体上に光学
的に読み取り可能に記録する記録手段と、上記コードパ
ターン内に表示される上記画像を入力するための画像入
力手段とを備え、上記コードパターン生成手段は、上記
画像入力手段で入力された画像の構成要素の位置に対応
するように、複数の上記ブロックを、その濃度あるいは
色彩に応じて上記コードパターン内に割り当て配置する
ブロック割り当て配置手段を備えたことを特徴とする。
【0011】そして、第5の態様による情報記録装置
は、上記ブロック割り当て配置手段は、上記画像入力手
段で入力される画像の構成要素の位置に対応するように
上記コードパターン内に割り当て配置するブロックとし
て、上記情報を保持していない余白の無記録ブロックを
用いることを特徴とする。
【0012】そして、第6の態様による情報記録装置
は、上記ブロックは、少なくとも上記情報に対応して配
置されたデータドットパターンと、該データドットパタ
ーンに関して所定の位置関係で配置された該データドッ
トパターン読み取り基準位置決定のためのマーカと、当
該コードパターンにおける各ブロックの位置を表すため
のブロックアドレスパターンとから構成され、上記ブロ
ック割り当て配置手段は、当該画像の構成要素の位置に
対応するように上記コードパターン内に割り当て配置さ
れる各ブロックとして、他の位置に配置されたブロック
とは異なる平均ドット密度を有したブロックを用いたこ
とを特徴とする。
【0013】そして、第7の態様による情報記録装置
は、上記情報記録装置は、所定のデータ値の所定の連続
数を含む上記マーカを上記データドットと区別するため
に、上記データドットにおける上記所定のデータ値の連
続数が上記マーカにおける上記所定のデータ値の所定の
連続数よりも少なくなるように入力データに変調を施す
変調手段を更に備え、上記ブロック割り当て配置手段が
異なる平均ドット密度を有したブロックを用いる際、上
記変調手段は、当該画像の構成要素の位置に対応するブ
ロックの平均ドット密度が他の位置のブロックの平均ド
ット密度とは異なるように変調を行うものであることを
特徴とする。
【0014】そして、第8の態様による情報記録装置
は、上記変調手段は、一の入力データに対して一の出力
データを規定するための、記録媒体に記録されるブロッ
クの平均ドット密度が互いに異なる複数個の変調テーブ
ルを備えたことを特徴とする。
【0015】そして、第9の態様による情報記録装置
は、上記情報記録装置は、上記画像入力手段で入力され
た画像の階調を検出するための画像階調検出手段を更に
備え、上記変調手段は、上記画像階調検出手段で検出さ
れた画像における所定の階調毎に平均ドット密度を異な
らせた変調を行うように構成されたものであることを特
徴とする。
【0016】そして、第10の態様による情報記録装置
は、上記情報記録装置は、上記コードパターンを構成す
る上記各ブロックの平均ドット密度を算出するブロック
濃度算出手段を更に備え、上記ブロック割り当て配置手
段が異なる平均ドット密度を有したブロックを用いる
際、該ブロック割り当て配置手段は、上記ブロック濃度
算出手段で算出された各ブロックの平均ドット密度に基
づいて、各ブロックを上記画像の構成要素としての各部
分の位置に対応するように再配置するブロック再配置手
段を備えたことを特徴とする。
【0017】そして、第11の態様による情報記録装置
は、上記ブロック割り当て配置手段は、上記各ブロック
の再配置によるコードパターン内での当該画像の表示に
あたって所要の平均ドット密度を有するブロックの不足
を検出した際、当該不足分に応じた平均ドット密度を有
する疑似ブロックを生成してこれをコードパターン内に
割り当てる疑似ブロック生成割り当て手段を更に備えた
ことを特徴とする。
【0018】即ち、本発明の第1の態様による情報記録
媒体によれば、情報が分割記録されたブロックを用い
て、認識可能な画像が表示される。このため、コードパ
ターン内部に画像を表示する際、特定の領域をあらため
て確保する必要がなく、かつ、コードパターンとして記
録される情報の記録密度が損なわれることもない。これ
により、記録される情報の記録密度を低下させることな
く、コードパターンと共に表示したい画像が外見上一体
化して共存し、全体としては認識可能な画像が知覚でき
る情報記録媒体が得られる。
【0019】そして、第2の態様による情報記録媒体で
は、情報が所定の情報量分に分割されたブロックは所定
の濃度を有し、分割情報を保持しない無記録ブロックは
余白となる。上記無記録ブロックを画像の構成に対応す
るように配置することで、コードパターンと画像とが外
見上一体化し、全体としては認識可能な画像が知覚でき
る情報記録媒体が得られる。そしてブロックの配置を2
次元的に組み替えることで、任意の画像を容易に表示す
ることができる。
【0020】そして、第3の態様による情報記録媒体で
は、各ブロックが、ブロックの位置を表すためのブロッ
クアドレスパターンを持つことで、ブロックの配置を自
由に組み替えることが可能になり、ブロック配置を任意
に設定しても元の情報が確実に復元できる。さらに各ブ
ロックはコードパターン中に認識可能な画像を表示する
為に、画像の構成要素に対応する位置にあるブロックと
それ以外のブロックとで平均ドット密度を異なるように
する。人間の目には平均ドット密度の差はブロックの濃
度の差として認識されるため、この画像は階調がついて
いるように認識される。これにより、コードパターン
と、階調を有する画像とが外見上一体化され、全体とし
ては認識可能な画像が知覚される情報記録媒体が得られ
る。
【0021】そして、第4の態様では、第1の態様の情
報記録媒体に記録する情報記録装置が得られる。本装置
によるとコードパターン内部に画像を表示する際、特定
の領域をあらためて確保する必要がなく、かつ、コード
パターンとして記録される情報の記録密度が損なわれる
こともない。
【0022】そして、第5の態様による情報記録装置で
は、コードパターン中に表示される画像は情報を保持し
ていない余白の無記録ブロックで構成される。情報が所
定の情報量分、分割されたブロックは所定の濃度を有
し、一方、分割情報を保持しない無記録ブロックは余白
となることで、コードパターン中の画像が認識される。
ブロックの配置を2次元的に組み替えることで、任意の
画像を容易に表示することができる。
【0023】そして、第6の態様による情報記録媒体で
は、コードパターン中に認識できる画像を表示すべく、
画像の構成要素に対応する位置にあるブロックとそれ以
外のブロックとで平均ドット密度を異なるようにする。
人間の目には平均ドット密度の差はブロックの濃度の差
として認識されるため、この画像は階調がついているよ
うに認識される。これにより、コードパターンと、階調
を有する画像とが外見上一体化され、全体としては認識
可能な画像が知覚される情報記録媒体が得られる。各ブ
ロックが、ブロックの位置を表すためのブロックアドレ
スパターンを持つため、ブロックの配置を自由に組み替
えることができる。ブロック配置を任意に設定しても元
の情報が確実に復元できる。
【0024】そして、第7の態様による情報記録装置で
は、情報にかかる入力データに変調処理を施すことによ
り、データドットにおけるデータ値の連続数が上記マー
カにおけるデータ値の連続数よりも少なくなるように
し、データドットとマーカとを区別する。さらにこの変
調処理はコードパターン中に表示すべき画像の構成要素
に対応するブロックとそれ以外とで変調処理を変えるこ
とで、それらのブロックの平均ドット密度を異ならせる
ようにする。人間の目でブロックを目視する場合、平均
ドット密度の違いは階調の違いと認識される。平均ドッ
ト密度制御のための構成を新たに必要とせず、ブロック
の階調を制御することができるようになる。
【0025】そして、第8の態様による情報記録装置で
は、一つの入力データを変調して一つの出力データを得
る際に使用する変調テーブルを複数設け、出力データの
平均ドット密度を制御できるようにする。ここで用いら
れる複数の変調テーブルはデータドットの連続を所定数
以下に制限する機能を保持したまま、変調後に出力され
るデータドットにかかる平均ドット密度を変えられるよ
うに選択される。出力データの平均ドット密度が段階的
に変わるような変調テーブルを用意すると、変調テーブ
ルを設定することで各ブロックについて階調が表現され
る。
【0026】そして、第9の態様による情報記録装置で
は、コードパターン中に表示する画像から階調を検出
し、ブロック毎に平均ドット密度を設定する。設定され
た平均ドット密度にあわせて、複数の変調テーブルから
使用するテーブルを選択し、ブロック毎に階調表現を行
う。これにより、コードパターンを構成する各ブロック
に対して任意の平均ドット密度を、つまりはブロック毎
に任意階調を設定することが可能になる。
【0027】そして、第10の態様による情報記録装置
では、情報を所定の情報量に分割した後、変調し、所定
面積のブロックに分割格納する。そしてブロック毎に平
均ドット密度を算出する。一方で、コードパターン中に
表示する直接的に認識可能な画像の階調をブロック毎に
算定し、この階調にあうように各ブロックを割り当て
る。これによりブロック中に目視により認識可能な画像
が形成される。本構成の情報記録装置では変調の際、一
つの変調テーブルのみで処理できるので、装置に付属さ
せるメモリを少なくでき、装置を簡略にすることができ
る。
【0028】そして、第11の態様による情報記録装置
では、ブロックの再配置によるコードパターン内の画像
の表示にあたって、所要の平均ドット密度を有するブロ
ックの不足の有無を検出する。この際に所要の平均ドッ
ト密度のブロックに不足が生じている場合は、これを補
うためにダミーブロックを作成して補填が必要であった
ブロックにこのダミーブロックを割り当てる。これによ
り、ブロックの再配置のみでコードパターン中に認識可
能な画像を作成する場合に避けられない所望ブロックの
不足に対処し、コードパターン中に表示する画像の階調
表現を向上させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する前
に本発明にかかるコードパターンとその読み取り装置に
ついて説明する。
【0030】図1(a)において、コードパターン1は
情報が光学的に読み取り可能なコードパターンとして不
図示の紙等のシート状の記録媒体上に記録される。コー
ドパターン1は所定単位のドットの集合からなるブロッ
ク5を二次元マトリクス状に配置したブロック群で構成
される。所定数のドットの集合である各ブロックはマク
ロ的には所定の濃度をもって認識される。図1(b)は
コードパターン中の1つのブロックに注目し、拡大した
ものである。図1(b)においてブロック5は、情報の
内容に対応して配置されたデータドットパターン2と、
このデータドットパターン2に関して所定の位置関係で
配置される当該ブロックのアドレス等の情報を示すブロ
ックアドレスパターン4とを有するものである。また、
ブロック5は、所定の位置、例えば、その四隅に配置さ
れたマーカ3と、このマーカ3に対して所定の位置、例
えば、図1(b)における上下方向に隣接するマーカ間
に配置されたマッチングドットパターン6を有してい
る。なお、上記ブロックアドレスパターン4は上記マー
カ3に対して所定の位置、例えば図1(b)における左
右方向に隣接するマーカ間に配置されることになる。こ
れらマッチングドットパターン6、ブロックアドレスパ
ターン4及びデータドットパターン2に配されるデータ
ドット7は同じ大きさのドットで構成される。また、マ
ーカ3は、これらのドットに比較して大きな面積のドッ
トとして構成され、例えばデータドットの5倍の直径を
有する円形ドットとして記録媒体上に記録される。
【0031】情報のデータはコードパターンとして記録
される前に変調処理がなされる。変調処理はデータドッ
トとマーカが区別できるように、データドットの連続を
制限するために行う。マーカの直径がデータドットの5
倍とすると、データドットの連続数は4以下に制限しな
ければならない。例えば、ここで行われる変調処理は4
ビットのデータに1ビットの冗長ビットを付加して5ビ
ットにする4−5変調で、変調後のドット連続数が最大
で4を超えないような変調テーブルが選択される。
【0032】図1(c)はブロックアドレスパターン4
に記録されている情報で、データドットが存在する部分
は“1”に、存在しない部分は“0”に対応する。ブロ
ックアドレスパターンにはブロックのアドレス情報の他
に、変調テーブルや制御コードにかかる情報を記録する
ことができる。
【0033】コードパターン画像はコード読み取り装置
を図1(b)の矢印の方向に走査することで撮像され
る。コードパターン画像の読み取り処理は複数フレーム
にまたがって撮像されたCCD画像からコードの位置を
正確に求めるために基準位置となるマーカ座標を正確に
算出した後、ブロック5内のデータドットパターン2を
読み取る。マーカ座標の算出は、初めに撮像した画像か
らドットサイズが大きい特徴を利用してマーカ3を検出
する。この後、マーカ間に配置されたマッチングドット
パターン6を探索し、その各ドットの重心座標を求め
る。そして最小二乗法を用いてこの重心座標からマーカ
座標の補正即ちマーカ3の正確な位置座標を算出する。
【0034】図2はコード読み取り装置の構成図で、デ
ータドットを読み取って二値データに変換処理するもの
である。コード読み取り装置は不図示のシートに印刷さ
れている図1(a)のコードパターン画像を撮像するた
めの検出部12、この検出部12から供給される画像デ
ータをコードパターン画像として認識しノーマライズを
行う走査変換部13、データ列の調整や変調テーブル1
9を参照して復調処理を行うデータ列調整部14、再生
時の読み取りエラーやデータエラーを訂正するエラー訂
正部15、データをそれぞれの属性に応じてデータ圧縮
処理に対して伸長処理を行う再生処理部16、これら各
部を制御するコントローラ17、スピーカやモニタ等の
情報が出力される出力装置18からなる。上記検出部1
2、走査変換部13、データ列調整部14、エラー訂正
部15、再生処理部16及び出力装置18の細部につい
ては、本発明の出願人による特開平6−231466号
公報に詳細に開示されているので、これらの説明は省略
する。
【0035】以下、図面を参照して、本発明の実施の形
態について説明する。図3は本発明の第1の実施の形態
に係る印刷媒体を示す。図3においてコードパターン2
1には音声情報、映像情報又はディジタルコードデータ
の少なくとも1つを含む情報が光学的に読み取り可能な
ように記録されている。ここで、コードパターン21は
所定面積のブロック22が複数個二次元に配列され構成
されている。各ブロックには、情報が所定の情報量に分
割された分割情報として保持されている。各ブロック
は、視覚的に認識可能な文字、記号又は絵柄等の画像を
表示すべく、所定の濃度や色彩を有しており、該画像の
構成要素としての各部分の位置に対応するようにコード
パターン内に割り当て配置される。これにより、コード
パターン中に目視により認識可能な画像が構成される。
ブロックに所定の濃度や色彩を保持させる手段として
は、ブロック中のデータドットやマーカの階調を変える
こと、データドットやマーカのサイズをデータの読み取
りに支障がない範囲で変えること、データドットの密度
を変えること、データドットやマーカの印刷色を変える
こと等がある。図3のコードパターン21では、濃度の
等しいブロック35が文字“A”を表示する際の画像の
構成要素として配置されることで文字“A”が認識され
る。ここで、各ブロックの濃度や色彩の設定方法は目視
によりその画像の意味が直接的に認識されればよいこと
から、本実施の形態のように視覚的認識に必要の無い部
分、つまり背景に相当する部分に対応するブロックの濃
度は必ずしも均等にする必要はない。
【0036】図4乃至5には本発明の第2の実施の形態
に係る情報記録媒体を示す。図4(b)に示すような2
×2の4つのブロックを単位ユニット23とし、この単
位ユニット23を2次元的に複数配列し、図4(a)に
示すコードパターンを構成する。単位ユニット23の4
ブロックのうち2つのブロックは緑色表示用ブロック2
6、27に、残りの2ブロックはそれぞれ、青色表示用
ブロック28と赤色表示用ブロック29に割り当てられ
る。各々の表示用ブロック26〜29において、データ
ドットパターンの部分は各々の表示色とし、ブロック中
のマーカ、マッチングドットパターン及びブロックアド
レスパターンの隣のブロックと共有する部分は隣接する
何れかの表示色か黒色とする。図5(a)においてコー
ドパターン25は2種類の単位ユニットで構成される。
これは、青色表示用ブロックのみが分割情報を保持し、
赤色表示ブロックと緑色表示ブロックが分割情報を保持
しない空白ブロックで構成された単位ユニット30と、
赤色表示ブロックと緑色表示ブロックが分割情報を保持
し、青色表示用ブロックが分割情報を保持しない空白ブ
ロックで構成される単位ユニット31からなる。図5
(a)のコードパターンは目視では図5(b)に示され
るような画像に認識される。青色表示ブロック以外が空
白で構成されるユニット32は青色に認識され、赤色表
示ブロックと緑色表示ブロックで構成されるユニット3
3は色のフィルタリング効果により黄色として認識さ
れ、人間の目には画像として青の背景色に黄色で“1”
が表示されたように認識される。また、第1の実施の形
態に示したようなブロックの濃度表現と組み合わせると
コードパターン中に表示された画像の階調表現が可能に
なる。
【0037】図6には本発明の第3の実施の形態に係る
情報記録媒体を示す。図6において、コードパターン4
1は分割情報を保持するブロック42と分割情報を保持
しない余白の無記録ブロック43とで構成される。分割
情報を保持するブロック42は所定の濃度を有し、一
方、無記録ブロックは濃度ゼロの余白である。図6は無
記録ブロックが表示すべき画像の構成要素に対応するよ
うに配置された画像であり、目視により文字“A”が認
識される。
【0038】図7乃至10には本発明の第4の実施の形
態に係る情報記録媒体を示す。図7においてコードパタ
ーン46はコードパターン内に文字、記号又は絵柄等の
画像を表示すべく配置された所定の濃度を有するブロッ
クで構成され、この画像の構成要素に対応するブロック
は他の位置に配置されたブロックとは異なる平均ドット
密度を有する。コードパターン46は平均ドット密度1
のブロック47と平均ドット密度2のブロック48で構
成される。コードパターン46を直接目視した場合、ブ
ロック中のデータドットの平均ドット密度の差が、ブロ
ックの濃度の差となって認識されるため、図7のように
文字“A”が認識される。
【0039】ここで、平均ドット密度とはデータドット
エリア中に存在するドットの割合であり、このことをブ
ロック内部の構成を用いて説明する。図8(a)はコー
ドパターンの一部を抜き出したもので、平均ドット密度
1のブロック62と、これより密度の高い平均ドット密
度2のブロック63がある。図8(b)は平均ドット密
度2のブロックの1つを抜き出し、拡大して表示した図
である。ブロック65は少なくとも、上記分割情報に対
応して配置されたデータドットパターン68と、該デー
タドットパターン68に関して所定の位置関係で配置さ
れた該データドットパターン読み取り基準位置決定のた
めのマーカ66と、当該コードパターンにおける各ブロ
ックの位置を表すためのブロックアドレスパターン67
と、マッチングドットパターン71から構成される。デ
ータドットエリア70はデータドットパターン68を構
成するデータドット69が配置される領域である。マッ
チングドットパターン71は図1のマッチングドットパ
ターン6と同じ機能であり、本出願人からすでに提案済
みの技術である為、説明は省略する。図8(c)はブロ
ックアドレスパターンに記録されたブロックアドレス情
報を示している。黒ドットが“1”に対応し、図8に示
すブロックではブロックアドレス情報は11ビットのデ
ータで、上位3ビットには変調テーブルの番号、下位8
ビットにはブロックアドレスが各々記録される。図8で
は1ブロックのサイズを17ドット×17ドットで示し
たが、これに限定されるものではない。
【0040】図9は第4の実施の形態の別の実施形態
で、コードパターン56が2通りのドット密度のブロッ
クと、余白の無記録ブロックと、合わせて3通りのブロ
ックで構成される場合である。無記録ブロックが文字
“A”を表し、平均ドット密度1のブロックが背景を構
成する。平均ドット密度2のブロックは、平均ドット密
度1のブロックとは異なる平均ドット密度を有し、図9
の文字“A”の影を表現している。
【0041】図10は第4の実施の形態のさらに別の実
施形態でコードパターン51が3通りのドット密度のブ
ロックで構成される場合を示す。ここでは、図9におい
て無記録ブロックで表現された文字“A”の部分が平均
ドット密度3のブロックで表現されている。平均ドット
密度3のブロックとは、平均ドット密度1及び2のブロ
ックの何れとも異なる平均ドット密度を有するブロック
である。このように、コードパターンを構成するブロッ
クの平均ドット密度は何通りであってもよく、限定され
ない。
【0042】次に、本発明の第5の実施の形態として、
図3に示した第1の実施の形態に係る情報記録装置を図
11に示す。図11のブロック図において、画像入力部
101からはコードパターン内に表示すべき画像のデー
タが入力される。具体的には、文字や記号等のキャラク
タ画像の場合、キーボード等からパソコンに入力され、
一般的な画像の場合、スキャナやデジタルカメラを介し
てパソコンに入力されて、各々パソコンから画像入力部
101へ入力される。また、任意の手段で作成されたデ
ジタル画像のデータを使用してもよい。階調検出部12
1ではまずコントローラ110を介して情報の量(ブロ
ック数)を得て、ブロックの配置が設定される。次にコ
ードパターン中に認識できる画像を表示すべく、配置さ
れるブロックの階調値がブロック毎に設定される。設定
された階調値はブロック再配列部123に送られる。情
報入力部104では音声情報、映像情報又はデジタルコ
ードデータの少なくとも1つを含む情報が入力され、デ
ジタルデータとして扱われる。これら情報の具体的な入
力方法として、音声情報はマイク、CDプレーヤやカセ
ットテープレコーダ等のオーディオ機器からI/Oイン
ターフェイスを介してパソコン等の処理装置に入力され
る。映像情報はデジタルカメラや8ミリビデオ等の映像
機器により入力され、デジタルコードデータはキーボー
ド等により直接パソコンに入力される。そして、情報入
力部104に入力された情報はデータ分割部105で情
報量が検出され、ブロック単位に分割格納すべく所定の
情報量毎に分割されて、コントローラ110に送られ
る。これらデジタルデータはデータ分割部105でブロ
ック単位に分割格納すべく所定の情報量毎に分割されて
変調部106に送られる。変調部106ではデータの変
調が行われる。ブロックイメージデータ作成部107で
はブロック毎にブロックイメージデータが作成される。
ブロック濃度算出部122ではコードパターンを構成す
る各ブロックのドット密度が算出される。ブロック再配
列部123はブロック濃度算出部122で算出された各
ブロックの平均ドット密度に基づいて、各ブロックを表
示する画像の構成要素としての各部分の位置に対応する
ように再配置する。そして、印刷部109で所定の記録
媒体上に光学的に読み取り可能なコードパターンとして
記録される。これらの処理の流れはコントローラ110
で制御される。各ブロックを再配列して表示画像を構成
する際に不足する濃度のブロックが生じた場合には濃度
の近いブロックで補填する。表示する画像の階調表現が
十分でない場合はコードの印刷を行わず、警告表示部1
24でエラーである旨の警告を行う。
【0043】ここで、図12及び13でデータの変調と
ドット密度の関係を説明する。本発明の第4の実施の形
態において図8を用いて、コードパターン中で目視によ
り認識可能な画像とドット密度の関係を説明した。この
ドット密度は図12及び13に示す変調テーブルの選び
方で制御することができる。一方、コード読み取りの際
にはブロックアドレス情報から変調テーブル番号を読み
出して、コードの読み取り装置に内蔵している変調テー
ブルを参照して、データの復調を行う。復調は変調と逆
のプロセスで、対応する番号の変調テーブルを参照し
て、データを変換する。
【0044】図12で変調の一例として4ビットのデジ
タルデータを5ビットに変換する4−5変調を説明す
る。この表中、“1”は黒ドットに対応する。この変調
により、一の入力データに対して一の出力データが規定
される。図12においては、8通りの変調テーブル(N
o.0〜7)があり、この変調テーブルを選択すること
で、平均ドット密度を0.3125から0.525に制
御する。この変調テーブルでは黒ドットの連続が最大は
4に制限されており、変調後の5ビットデータが任意に
配列された場合でも、黒ドットの連続は最大でも4であ
る。各々の出力データに注目すると上位3ビット及び下
位3ビットの連続黒ドット数の最大は2である。図12
に示した変調テーブルは便宜上平均ドット密度0.31
25から0.525までの変調テーブルを8通りに分け
ているが、黒ドットの連続数の制限が満足されれば、表
に記載した以外の中間的な平均ドット密度に設定するこ
とができる。入力データと出力データの対応関係もこの
表にとらわれない。
【0045】一方、図13は変調後、任意に組み合わさ
れても黒ドットが2ドット以上並ばないように選んだ変
調テーブルである。上位2ビット及び下位2ビットで黒
ドットが連続せず、かつ、中間の3ビットでも黒ドット
が3つ以上連続しないように選択されている。この場
合、平均ドット密度は0.3375から0.375に制
限される。
【0046】本実施の形態では特に1通りのみの変調テ
ーブルの使用で階調表現をなすもので、階調は各ブロッ
ク中のデータのばらつきで生じるドット密度の違いを利
用している。
【0047】次に、図3のコードパターン画像の作成手
順を示す。画像中に表示すべき画像として“A”が入力
される(画像入力部101)。次に入力された情報につ
いてそのデータ量を検出し、コードパターンを形成する
際のブロックの数を算出する。図3の例では総ブロック
数が256で、ここではコードパターンが16×16の
ブロックとすることが設定される。このコードパターン
中に“A”を表示すべく、画像の構成要素に対応する階
調値をブロック単位で算出する(階調検出部121)。
ここでは、“A”を構成する各位置に配置されるブロッ
クを平均ドット密度が高いブロックとし、その他のブロ
ックはランダムな位置に配置される。作成されたブロッ
クイメージデータに対してブロック毎に平均ドット密度
が算出される(ブロック濃度算出部122)。そして、
平均ドット密度が高いブロックが“A”を構成する各位
置に配置され、それ以外のブロックはランダムな位置に
配置され(ブロック再配置部123)、コードイメージ
データが出来上がる。画質評価において階調表現が良好
な場合は印刷され、図3のコードパターンが完成し、N
Gの場合、エラーの旨の警告が表示される(警告表示部
124)。
【0048】次に、本発明の第6の実施の形態として、
図4乃至5に示した第2の実施の形態の情報記録媒体に
かかる情報記録装置を図14に示す。図14のブロック
図において、情報入力部104で音声情報、映像情報又
はディジタルコードデータ等の少なくとも1つを含む情
報が入力され、デジタルデータとして扱われる。これら
の情報の具体的な入力方法として、音声情報はマイク、
CDプレーヤやカセットテープレコーダ等のオーディオ
機器からI/Oインターフェイスを介してパソコン等の
処理装置に入力される。映像情報はデジタルカメラや8
ミリビデオ等の映像機器により入力され、ディジタルコ
ードデータはキーボード等により直接パソコンに入力さ
れて、各々パソコンから情報入力部104に入力され
る。情報にかかるこれらデジタルデータはデータ分割部
105でブロック単位に分割格納すべく所定の情報量毎
に分割される。データ分割部105では情報入力部10
4で入力された情報の情報量が検出され、コントローラ
110に送られる。変調部106では、分割されたデー
タに4−5変調等の変調処理が行われる。ブロックイメ
ージデータ作成部107で変調されたデータはブロック
毎のブロックイメージデータに変換される。
【0049】一方、画像入力部101からはコードパタ
ーン内に表示すべき画像が入力される。具体的には、文
字や記号等のキャラクタ画像の場合、キーボード等から
パソコンに入力され、一般的な画像の場合、スキャナや
OCR、デジタルカメラ等を介してパソコンに入力され
て、画像入力部101に入力される。また、任意の手段
で作成されたデジタル画像のデータを使用してもよい。
表示色検出部102では入力された画像からコードパタ
ーン中に表示するための表示色が検出される。表示色座
標設定部103では、表示色検出部102で検出された
表示色に対応すべく、コードパターン中に各座標位置に
配置されたブロックに対して割り当てる所定の濃度や色
彩を設定する。この際、コントローラ110はデータ分
割部105で得た情報の情報量からコードパターンを構
成するブロックの数を算出し、これを表示色座標設定部
103に送る。表示色座標設定部103では得られたブ
ロック数から、画像入力部101で入力された画像を表
示するためのブロックの配置を設定する。
【0050】ここで図4乃至5にかかる情報記録媒体の
作成手順を説明する。コードパターン内に表示すべき画
像として、青色の背景にキャラクタ文字 “1”が黄色
で描かれた画像がスキャナを介してパソコンに入力され
(画像入力部101)、この画像の表示色が検出される
(表示色検出部102)。ここでデータ分割部105か
ら算出された情報量はブロック相当で64個分のデータ
量と仮定する。これより、表示色座標設定部103で画
像を表示するためのユニットの構成は8×8と設定され
る。(前述のようにユニットはカラー表示の基本単位で
4ブロック(R:1ヶ、G:2ヶ、B:1ヶ)で構成さ
れる。ユニット中のブロックは同一のドットパターンが
記録される。)前述した如く、図5(b)には青色の背
景にキャラクタ文字 “1”が黄色で描かれた画像を8
×8のユニット構成で 表示する例を示している。図
中、Bは青色を、Yは黄色を示す。次にこのパターンを
RGB色の印刷に対応するための変換を行う。変換の
際、表示する色がR、GまたはBの場合はそのままその
色彩のブロックを設定し、黄色、紫、だいだい色のよう
な中間色の場合、RGBのブロックを組み合わせて用い
る。本場合のように文字部の黄色(Y)はGとRが組み
合わされ、図5(a)に示されるブロック表示色座標が
設定される。一つの単位ユニット中のブロックパターン
は同一のデータが記録されたブロックパターンとする。
複数の色を組み合わせて表示すると、データが重畳され
て信頼性が高くなる。
【0051】そして、図14のコードイメージデータ作
成部108で、ブロックイメージデータ作成部107で
作成された各ブロックのブロックイメージデータの各ブ
ロックが隣接ブロックとマーカを共有するように結合さ
れる。また、各ブロックは表示色座標設定部103で設
定されたブロック毎の濃度や色彩が割り当てられる。こ
れにより、情報入力部104で入力された情報が光学的
に読み取り可能であって、且つ画像入力部101で入力
される文字、記号又は絵柄等の画像が目視により意味が
直接的に認識可能に表示されるコードパターンを有する
コードイメージデータが作成される。そして、印刷部1
09でコードイメージデータ作成部108で作成された
コードイメージデータが、紙などの所定の記録媒体上に
コードパターンとして記録される。これらの処理の流れ
はコントローラ110で制御される。
【0052】コード内に表示される画像のサイズ及び解
像度は情報入力部104で入力される情報量の大きさに
依存する。また、コード中に表示される画像の大きさは
コード内部に表示される限りサイズ縮小・拡大及び位置
の移動は任意に設定される。コードパターン化される情
報が比較的小さく、表示画像を構成するブロックの数が
足りなくなってしまう場合は、同一の情報が記録される
ブロックを複数配置してコードパターンのサイズを調整
してもよい。この方法によれば記録されるデータが重畳
されて信頼性を向上することができる。
【0053】次に、本発明の第7の実施の形態として、
図6に示した第3の実施の形態の情報記録媒体にかかる
情報記録装置を図15に示す。第6の実施の形態の情報
記録装置は、表示する画像の構成要素で各部分の位置に
対応するようにコードパターン内に割り当て配置する所
定の濃度や色彩を有するブロックとして、分割情報を保
持していない余白の無記録ブロックを割り当てることを
特徴とする。図15のブロック図において、情報入力部
104で音声情報、映像情報又はデジタルコードデータ
の少なくとも1つを含む情報が入力され、デジタルデー
タとして扱われる。これらの情報の具体的な入力方法と
して音声情報はマイク、CDプレーヤやカセットテープ
レコーダ等のオーディオ機器からI/Oインターフェイ
スを介してパソコン等の処理装置に入力される。映像情
報はデジタルカメラや8ミリビデオ等の映像機器により
入力され、デジタルコードデータはキーボード等により
直接パソコンに入力されて、情報入力部104に入力さ
れる。情報にかかるこれらデジタルデータはデータ分割
部105でブロック単位に分割格納すべく所定の情報量
毎に分割される。データ分割部105では情報入力部1
04で入力された情報の情報量が検出され、コントロー
ラ110に送られる。変調部106では、分割されたデ
ータに4−5変調等の変調処理が行われる。ブロックイ
メージデータ作成部107で変調されたデータはブロッ
ク毎のブロックイメージデータに変換される。
【0054】一方、画像入力部101からはコードパタ
ーン内に表示すべき画像が入力される。具体的には、文
字や記号等のキャラクタ画像の場合、キーボード等から
パソコンに入力され、一般的な画像の場合、スキャナや
OCR、デジタルカメラ等を介してパソコンに入力され
て、画像入力部101に入力される。また、任意の手段
で作成されたデジタル画像のデータを使用してもよい。
余白形状抽出部131では入力された画像から、コード
パターン中で余白とする部分の形状情報を抽出する。余
白ブロック配列作成部132では、コントローラを介し
て情報の量(ブロック数)を得る。これと先に抽出した
余白部の形状情報からコードパターン中に割り当てる余
白の無記録ブロックの位置を設定する。コード内部に配
置される無記録ブロックはコードパターン内部に配置さ
れる限りそのサイズの拡大・縮小及び位置の移動は任意
にできる。コードパターン中に余白ブロックで画像を表
示する際、ブロックの不足が生じる場合は、同一の情報
が記録されたブロックを重畳することで、コードパター
ンのサイズを調整する。これにより記録されるデータが
重畳され信頼性を高くすることができる。
【0055】次に、処理の流れを説明する。コードパタ
ーン内に表示すべき画像として、キャラクタ文字“A”
が入力され(画像入力部101)、文字“A”の形状が
抽出される(131)。ここで、データ分割部105で
算出された情報量はブロックにして例えば150個分の
データ量と仮定する。また、コードパターンのサイズを
16×16(全256)のブロックとし、Aに対応する
部分のブロックを余白の無記録ブロックとする。16×
16のブロックで文字“A”を表す配置として図6の無
記録ブロック43のパターンが設定される。ここでは文
字“A”を構成する無記録ブロック数は62である。図
6のコードパターン41は無記録ブロックを含め全部で
256ブロックで、その内訳は、情報にかかるブロック
が150ブロック、余白の無記録ブロックが62ブロッ
クであるため、冗長ブロックが44ブロック存在するこ
とになる。データの信頼性向上の為に、この冗長ブロッ
クには、情報にかかるブロックと同一のデータが記録さ
れる。
【0056】そして、コードイメージデータ作成部10
8で各ブロックが隣接するブロックとマーカを共有する
ように結合され、コードイメージデータとなる。この
際、余白ブロック配列作成部132で分割情報が割り当
てられたブロック(無記録ブロック以外のブロック)に
ブロックイメージデータ作成部107で作成されたブロ
ックイメージデータが割り当てられる。こうして情報入
力部104で入力された情報が光学的に読み取り可能で
あって、且つコードパターン内には画像入力部101で
入力される文字、記号又は絵柄等の画像が視覚的に認識
可能に表示されるコードパターンを有するコードイメー
ジデータが作成される。そして印刷部109で、コード
イメージデータ作成部108で作成されたコードイメー
ジデータが紙などの所定の記録媒体上にコードパターン
として記録される。これらの処理の流れはコントローラ
110で制御される。
【0057】次に、本発明の第8の実施の形態として、
図7乃至10に示した第4の実施の形態の情報記録媒体
にかかる情報記録装置を図16に示す。図16のブロッ
ク図において、画像入力部101からはコードパターン
内に表示すべき画像が入力される。具体的には、文字や
記号等のキャラクタ画像の場合、キーボード等からパソ
コンに入力され、一般的な画像の場合、スキャナやOC
R、デジタルカメラを介してパソコンに入力されて、画
像入力部101に入力される。また、任意の手段で作成
されたデジタル画像のデータを使用してもよい。階調算
出部116ではコントローラを介して情報の量(ブロッ
ク数)を得て、ブロックの配置が設定される。次にコー
ドパターン中に認識できる画像を表示すべく、配置され
るブロックの階調値がブロック毎に設定される。変調テ
ーブル設定部117で階調の値から使用する変調テーブ
ルを設定する。ブロック毎に使用する変調テーブルの番
号が変調部119に送られる。情報入力部104で音声
情報、映像情報又はディジタルコードデータの少なくと
も1つを含む情報が入力され、デジタルデータとして扱
われる。この情報の具体的な入力方法として、音声情報
はマイク、CDプレーヤやカセットテープレコーダ等の
オーディオ機器からI/Oインターフェイスを介してパ
ソコン等の処理装置に入力される。映像情報はデジタル
カメラや8ミリビデオ等の映像機器により入力され、デ
ジタルコードデータはキーボード等により直接パソコン
に入力されて、情報入力部104に入力される。情報と
してのこれらデジタルデータはデータ分割部105でブ
ロック単位に分割格納すべく所定の情報量毎に分割され
る。データ分割部105では情報入力部104で入力さ
れた情報の情報量が検出され、コントローラ110に送
られる。これらデジタルデータはデータ分割部105で
ブロック単位に分割格納すべく所定の情報量毎に分割さ
れて変調部119に送られる。変調部119では117
から送られた変調テーブル番号を変調テーブル118で
参照してデータの変調が行われる。ブロックイメージデ
ータ作成部107でブロック毎にブロックイメージデー
タが作成される。コードイメージデータ作成部108
で、ブロックイメージデータ作成部107で作成された
ブロックが2次元的に配置され、最終的に情報入力部で
入力された情報が、光学的に読み取り可能であって、コ
ードパターン内に視覚的に認識可能な文字、記号又は絵
柄等の画像が表示されるコードパターンに変換される。
この際、各々のブロックが隣接するブロックとマーカを
共有するように結合されてコードパターンが作成され
る。印刷部109で所定の記録媒体上にコードパターン
として記録され、光学的に読み取り可能となる。これら
の処理の流れはコントローラ110で制御される。
【0058】次に、本発明の第9の実施の形態に係る情
報記録装置を図17乃至19を用いて説明する。本発明
の第5の実施の形態では階調表現のためのブロックのド
ット密度の制御は行わず、作成されたブロックの並べ換
えで認識可能な画像を形成するため、画像の階調表現が
不十分な場合がある。第9の実施の形態は第5の実施の
形態で画像の階調表現が不十分な場合の追加処理にかか
る。図17のブロック図において画質判定部125はブ
ロック再配置部123で作成されたコードイメージデー
タと階調検出部121で作成されたブロック毎の平均ド
ット密度を比較し、この差分が所定の値以下である場合
は印刷部109でコードパターンが印刷される。一方、
この差分が所定値以上の場合、NGと判定し、ダミーブ
ロック作成部126に処理が移る。例えば、図18に示
すようなコードパターンの場合、“A”を構成する認識
情報用のブロックのうち、右下の4つのブロックの濃度
が不足しており、階調表現の判定でNGとなり、ダミー
ブロックの作成が必要となる。ダミーブロック作成部1
26では不足している平均ドット密度のブロックの不足
数を検出し、不足分に応じたドット密度を有するダミー
ブロックを生成する。この時、4つの不足ブロックのた
めに、情報認識用ブロック81と等しい平均ドット密度
のダミーブロックが作成される。ここで作成されたダミ
ーブロックをコードパターン中の不足ブロックに割り当
てる。そして、印刷部109でコードが印刷される。
【0059】次に、図19でダミーブロックについて説
明する。ダミーブロックには情報は記録されず、データ
ドットエリア70中には任意のドット密度でドットが記
録される。ダミーブロックはブロックアドレスパターン
67中に割り当てられたダミーブロックフラグでダミー
ブロックか否かが区別される。コード読み取り時、ダミ
ーブロックであることが認識されるとこのブロックに記
録されているデータはダミーデータであると判断し、復
調を行わない。図19にダミーブロックの一例を示す。
図19(a)はデータドットエリア70中が全部ドット
で満たされた最大濃度(ドット密度1)のダミーブロッ
クで、図19(b)はデータドットエリア70中にドッ
トが無い、最小濃度(ドット密度0)のダミーブロック
である。
【0060】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、
その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能で
あることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コードパターンと画像とが外見上一体化して共存し、全
体としては認識可能な画像が知覚できる情報記録媒体、
及び前記情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される2次元コードの原理を示す
図である。
【図2】本発明が適用される2次元コードの読み取り装
置の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る情報記録媒体
の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る情報記録媒体
の構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る情報記録媒体
において、文字“1”を表現した場合を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る情報記録媒体
の構成を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る情報記録媒体
の構成を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る情報記録媒体
の構成の変形例を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る情報記録媒体
の構成のさらなる変形例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る情報記録媒
体の構成を示す拡大図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係る情報記録装
置の構成を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る変調テーブ
ルの構成を示す図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係る変調テーブ
ルの他の構成を示す図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係る情報記録装
置の構成を示す図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態に係る情報記録装
置の構成を示す図である。
【図16】本発明の第8の実施の形態に係る情報記録装
置の構成を示す図である。
【図17】本発明の第9の実施の形態に係る情報記録装
置の構成を示す図である。
【図18】本発明の第9の実施の形態に係る情報記録媒
体を示す図である。
【図19】本発明の第9の実施の形態に係るダミーブロ
ックを示す図である。
【図20】従来の技術に係る情報記録媒体の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1、21、25、41、46、51、56、61 コー
ドパターン 2、68 データドットパターン 3、66 マーカ 4、67 ブロックアドレスパターン 5、22、42、65、81、82 ブロック 6、71 マッチングドットパターン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報、映像情報又はデジタルコード
    データの少なくとも1つを含む情報を光学的に読み取り
    可能なコードパターンとして記録すると共に、該コード
    パターン内に、視覚により認識可能な画像を表示する情
    報記録媒体であって、 上記コードパターンは、上記情報を所定の情報量毎に分
    割した分割情報を保持し得る所定面積のブロックを複数
    個二次元に配列して構成されたものであり、 上記画像は、複数の上記ブロックを、その濃度あるいは
    色彩に応じて当該画像の構成要素の位置に対応するよう
    に上記コードパターン内に割り当て配置することにより
    表示されたものであることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記画像の構成要素の位置に対応するよ
    うに割り当て配置されるブロックは、上記情報を保持し
    ていない余白の無記録ブロックであることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記ブロックは、少なくとも上記情報に
    対応して配置されたデータドットパターンと、該データ
    ドットパターンに関して所定の位置関係で配置された該
    データドットパターン読み取り基準位置決定のためのマ
    ーカと、当該コードパターンにおける各ブロックの位置
    を表すためのブロックアドレスパターンとから構成さ
    れ、 画像の構成要素の位置に対応するように割り当て配置さ
    れるブロックは、他の位置に配置されるブロックとは異
    なる平均ドット密度を有したものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報記録媒体を記録す
    る情報記録装置において、 上記情報を入力するための情報入力手段と、 上記情報入力手段で入力された情報を光学的に読み取り
    可能な上記コードパターンに変換するためのコードパタ
    ーン生成手段と、 上記コードパターン生成手段で生成されたコードパター
    ンを所定の記録媒体上に光学的に読み取り可能に記録す
    る記録手段と、 上記コードパターン内に表示される上記画像を入力する
    ための画像入力手段とを備え、 上記コードパターン生成手段は、上記画像入力手段で入
    力された画像の構成要素の位置に対応するように、複数
    の上記ブロックを、その濃度あるいは色彩に応じて上記
    コードパターン内に割り当て配置するブロック割り当て
    配置手段を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 上記ブロック割り当て配置手段は、上記
    画像入力手段で入力される画像の構成要素の位置に対応
    するように上記コードパターン内に割り当て配置するブ
    ロックとして、上記情報を保持していない余白の無記録
    ブロックを用いることを特徴とする請求項4に記載の情
    報記録装置。
  6. 【請求項6】 上記ブロックは、少なくとも上記情報に
    対応して配置されたデータドットパターンと、該データ
    ドットパターンに関して所定の位置関係で配置された該
    データドットパターン読み取り基準位置決定のためのマ
    ーカと、当該コードパターンにおける各ブロックの位置
    を表すためのブロックアドレスパターンとから構成さ
    れ、 上記ブロック割り当て配置手段は、当該画像の構成要素
    の位置に対応するように上記コードパターン内に割り当
    て配置される各ブロックとして、他の位置に配置された
    ブロックとは異なる平均ドット密度を有したブロックを
    用いたことを特徴とする請求項4に記載の情報記録装
    置。
  7. 【請求項7】 上記情報記録装置は、所定のデータ値の
    所定の連続数を含む上記マーカを上記データドットと区
    別するために、上記データドットにおける上記所定のデ
    ータ値の連続数が上記マーカにおける上記所定のデータ
    値の所定の連続数よりも少なくなるように入力データに
    変調を施す変調手段を更に備え、 上記ブロック割り当て配置手段が異なる平均ドット密度
    を有したブロックを用いる際、上記変調手段は、当該画
    像の構成要素の位置に対応するブロックの平均ドット密
    度が他の位置のブロックの平均ドット密度とは異なるよ
    うに変調を行うものであることを特徴とする請求項6に
    記載の情報記録装置。
  8. 【請求項8】 上記変調手段は、一の入力データに対し
    て一の出力データを規定するための、記録媒体に記録さ
    れるブロックの平均ドット密度が互いに異なる複数個の
    変調テーブルを備えたことを特徴とする請求項7に記載
    の情報記録装置。
  9. 【請求項9】 上記情報記録装置は、上記画像入力手段
    で入力された画像の階調を検出するための画像階調検出
    手段を更に備え、 上記変調手段は、上記画像階調検出手段で検出された画
    像における所定の階調毎に平均ドット密度を異ならせた
    変調を行うように構成されたものであることを特徴とす
    る請求項7又は請求項8のいずれかに記載の情報記録装
    置。
  10. 【請求項10】 上記情報記録装置は、上記コードパタ
    ーンを構成する上記各ブロックの平均ドット密度を算出
    するブロック濃度算出手段を更に備え、 上記ブロック割り当て配置手段が異なる平均ドット密度
    を有したブロックを用いる際、該ブロック割り当て配置
    手段は、上記ブロック濃度算出手段で算出された各ブロ
    ックの平均ドット密度に基づいて、各ブロックを上記画
    像の構成要素の位置に対応するように再配置するブロッ
    ク再配置手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載
    の情報記録装置。
  11. 【請求項11】 上記ブロック割り当て配置手段は、上
    記各ブロックの再配置によるコードパターン内での当該
    画像の表示にあたって所要の平均ドット密度を有するブ
    ロックの不足を検出した際、当該不足分に応じた平均ド
    ット密度を有する疑似ブロックを生成してこれをコード
    パターン内に割り当てる疑似ブロック生成割り当て手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項10に記載の情報
    記録装置。
JP9001749A 1997-01-09 1997-01-09 情報記録媒体及び情報記録装置 Withdrawn JPH10198774A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056352A (ja) * 2000-05-25 2002-02-20 Hewlett Packard Co <Hp> 視覚的に有意なバーコードを生成し復号する方法及び装置
KR100404306B1 (ko) * 2000-12-29 2003-11-01 주식회사 아이콘랩 코드화된 패턴 및 이의 코드 추출 방법
JP2006085679A (ja) * 2004-08-16 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 2次元コードパターン、2次元コード作成方法、2次元コード作成装置及び印刷媒体

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