JPH1019835A - センサ保持装置 - Google Patents

センサ保持装置

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JPH1019835A
JPH1019835A JP17320696A JP17320696A JPH1019835A JP H1019835 A JPH1019835 A JP H1019835A JP 17320696 A JP17320696 A JP 17320696A JP 17320696 A JP17320696 A JP 17320696A JP H1019835 A JPH1019835 A JP H1019835A
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料中のスラッジ等が摺動部分の隙間に入り
込み、測定モードと洗浄/校正モードの切替時に円滑な
摺動動作の妨げとなる。 【解決手段】 測定時に試料に接触する電極等のセンサ
を下端部に保持し、かつ、隔離体が下降してセンサを包
囲した状態でセンサの洗浄/校正を行うセンサ保持装置
に関する。隔離体としてのシリンダ700の下端部内周
面と、電極保護筒802の底板809、Oリング80
6,807等により、電極808の周囲に試料液とは隔
離された洗浄/校正用の空間を形成する。ここで、底板
809は本発明における遮蔽部材を構成している。ま
た、シリンダ700の下端部に保護リング705を配置
し、シリンダ700の下降時に底板809の外周面に付
着したスラッジを保護リング705の内周縁で削ぎ落と
すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業用pH計等に
使用される電極等のセンサを保持するセンサ保持装置に
関し、特に、センサの洗浄/校正時における洗浄液、校
正液の流路の形成手段を改良したセンサ保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発明者は、先に実開平6−78859号
として、図5、図6に示すようなセンサ保持装置を提案
した。これらの図に示すセンサ保持装置は、例えば配管
中を流動する試料液のpHを測定する工業用pH計の電
極保持装置を構成している。
【0003】すなわち図5において、100は円筒状の
第1外筒、105は試料入口、106は試料出口、10
7は洗浄/校正液出入口である。200は、第1外筒1
00の下端部に連結された同径の第2外筒であり、20
1,202はエア出入口を示す。
【0004】300は電極ホルダであり、その下端部に
は有底円筒状の電極保護筒306が垂設されていると共
に、電極保護筒306の内部にはpH測定用の電極30
1が保持されている。なお、307,308は電極保護
筒306の窓部、309は底板である。
【0005】更に、400は上下方向に移動可能なシリ
ンダであり、前記電極保護筒306と第1外筒100と
の間を摺動するシリンダ部410と、その下方の中間部
402と、ピストン支持部403及びピストン部406
とを備えている。なお、中間部402及びピストン支持
部403には中心にシリンダ部410へ連通する通孔が
形成され、ピストン支持部403の開口端部が洗浄/校
正液出入口407を形成している。500,501は、
配管中を流動する試料液のpH値を測定する場合に試料
液供給用の配管が接続される接続部である。
【0006】この動作を略述すると、電極301による
pH測定モードでは、エア出入口201からエアを供給
してピストン部406を図5の位置に移動させ、シリン
ダ400を下死点に到達させる。このとき、電極301
の周囲の空間は試料入口105、試料出口106と連通
し、かつ、シリンダ400の内部空間と遮断されるた
め、電極301の周囲空間への試料液の流通により、そ
のpH値が測定される。
【0007】次に、電極301の洗浄または校正を行う
洗浄/校正モードにつき説明する。なお、洗浄/校正時
の機械的動作は同じであるため、以下では洗浄モードを
述べる。洗浄モードでは、エア出入口202からエアを
供給してピストン部406を上昇させ、シリンダ400
を上死点に到達させる。
【0008】図6はこの状態を示しており、電極301
の周囲の空間と試料入口105、試料出口106との間
はシリンダ部410によって遮断されている。このた
め、試料入口105から流入した試料はシリンダ部41
0の外周面に沿って試料出口106に達し、外部へ排出
される。
【0009】一方、洗浄/校正液出入口407から塩酸
等の洗浄液を圧送すると、洗浄液はピストン支持部40
3及び中間部402の通孔を経てシリンダ部410の内
部に達し、底板309の周囲を上方に回り込んで電極3
01を洗浄する。ここで、シリンダ部410は二重円筒
状に形成されるか、もしくは側壁に形成された軸方向の
通孔を備えており、洗浄液は外筒及び内筒の間または通
孔を通って下方に流れ、洗浄/校正液出入口107から
外部に排出される。洗浄液は、出入口107から圧送し
て出入口407から排出させる場合もある。
【0010】上記のように、この従来技術では、シリン
ダ400を上下動させることで電極301の周囲空間を
試料液の流路と連通または遮断させ、これにより測定モ
ード、洗浄/校正モードを切り替えている。この場合、
測定モード、洗浄/校正モードの切り替えに当たって駆
動部分はシリンダ400のみであるため、駆動源にとっ
ての負荷が小さくて済み、装置全体の小形軽量化、低コ
スト化を可能にしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、接
続部500,501を取り外して全体を試料液中に浸漬
すれば、例えば図5の状態で電極301を試料液中に浸
漬させることができるため、いわゆる浸漬形の電極保持
装置としても使用することができる。しかるに、試料液
中には種々の不純物が混在しており、それらがスラッジ
となって、シリンダ部410と第1外筒100との隙間
や電極保護筒306の底板309の上などに沈降する場
合がある。
【0012】これらのスラッジは、測定モードと洗浄/
校正モードとを切り替えるためにシリンダ400を上下
動させるに伴い、主としてシリンダ部410と第1外筒
100との隙間等に入り込み、蓄積されていく。このた
め、長期間使用しているとシリンダ400の円滑な移動
が困難になり、頻繁なメンテナンスを必要としたり製品
の寿命を縮める原因になると共に、洗浄液や校正液の流
路にスラッジが回り込んで洗浄/校正作業の妨げになる
等の問題を生じていた。
【0013】そこで本発明は、摺動部分や洗浄液、校正
液の流路へのスラッジの混入を防ぎ、円滑な切替動作を
保証すると共に、電極等のセンサの洗浄/校正作業に支
障なきようにしたセンサ保持装置を提供しようとするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えばpH測定用電極のご
とく試料との接触部分であるセンサの周囲に試料とは隔
離された洗浄/校正用の空間を形成するための部材とし
て、センサを包囲するように下降した隔離体と、センサ
の下方位置において隔離体と嵌合する遮蔽部材とを有す
る。ここで、本発明におけるセンサはpH測定用電極に
限定されないのは言うまでもなく、試料と接触して測定
を行うものであれば、酸化還元電位や溶存酸素濃度等の
測定用電極、圧力センサ、ガスセンサの各検出部、温度
計の感温部等でも良い。また、測定対象である試料は液
体、気体を問わない。前記隔離体は、少なくとも鉛直成
分を持つ方向へ移動すれば良く、同様に遮蔽部材は、セ
ンサを基準として鉛直成分を持つ方向で隔離体に嵌合す
ればよい。従って、全体が斜めに設置されて隔離体が斜
め方向に移動するようなセンサ保持装置も、本発明の技
術的範囲に含まれる。
【0015】本発明では、洗浄/校正時に隔離体がセン
サ方向へ下降してくる位置関係にあるため、試料中のス
ラッジ等の不純物が沈降しにくい構造とすることができ
る。また、測定時に試料に接触していた遮蔽部材の内面
に不純物が沈降または付着していたとしても、これらを
洗浄液や校正液により除去することが可能である。
【0016】請求項2記載の発明は、隔離体の下降時に
遮蔽部材の外周面に対し摺動する硬質のリング部材を隔
離体側に備えたものである。前記遮蔽部材としては、例
えばセンサを包囲して外力等から保護する保護筒の底板
が考えられる。測定モードから洗浄/校正モードへの移
行時に隔離体が下降すると、上記リング部材が底板の外
周面に対し摺動するので、この面に付着したスラッジ等
を削ぎ落とし、隔離体との嵌合を確実にして洗浄/校正
空間の形成を容易にする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。この実施形態は、本発明を工業用pH計
の電極保持装置に適用した場合のものであり、特に試料
液中に電極を浸漬して測定する浸漬形の実施形態であ
る。図1は、電極を試料に接触させてそのpH値を測定
する測定モードを示している。この図1において、50
0,600はほぼ円筒形の第1外筒、第2外筒であり、
これらの両者は同軸上に連結されている。第1外筒50
0の側面及び第2外筒600の反対側側面には、エア出
入口501,601が各々設けられている。
【0018】第1外筒500及び第2外筒600の内部
には、隔離体としてのほぼ円筒形のシリンダ700が上
下動可能に収納されている。シリンダ700の上端部か
らほぼ1/3くらいの高さにはフランジ701が周設さ
れており、このフランジ701の外周面と第2外筒60
0の内周面との間にはOリング702が配置されてい
る。また、第2外筒600の下端部内周面とシリンダ7
00の外周面との間にはOリング602が配置されてい
る。
【0019】シリンダ700の下端部両側面には、洗浄
液または校正液が供給、排出される洗浄/校正液出入口
703,704が段違いに設けられている。図2はこれ
らの出入口703,704の平面的な位置関係を示すA
−A断面図であり、出入口703,704双方を結ぶ線
はシリンダ700の中心から若干ずれている。これによ
り、一方の出入口、例えば703から圧送された洗浄液
等が他方の出入口704から排出される際に、シリンダ
700の内部に渦流を生じさせ、洗浄等を効果的に行う
ように配慮されている。
【0020】再び、図1において、800はほぼ円筒状
の電極ホルダであり、この電極ホルダ800は一体的に
固定された固定リング801により、Oリング812を
介して第1外筒500の上端部内周縁に保持されてい
る。なお、502は固定リング801を押さえ付けるよ
うに第1外筒500の上端部外周縁にネジ止めされる上
キャップである。
【0021】電極ホルダ800の下端部には、側面がほ
ぼ逆凸形で二段円筒状の電極保護筒802がネジ止めさ
れており、この電極保護筒802は、その小径の円筒部
分がシリンダ700の下端部にOリング806,807
を介して挿通されている。電極ホルダ800及び電極保
護筒802の中心部には、ほぼ円筒状の電極保持部80
3が配置されている。この電極保持部803は、電極保
護筒802に対しOリング813を介して密に挿通され
ていると共に、電極ホルダ800の下端部に嵌着された
パッキン804の作用によって電極ホルダ800に緊密
に保持されている。なお、パッキン804の下方には平
座金805が配置されている。
【0022】電極保持部803の下端部には、下方に露
出するようにしてpH測定用の電極808が保持されて
いる。電極808の下方には、電極保護筒802の底板
809が配置されている。この底板809は、洗浄/校
正モードにおいてシリンダ700が下降した際にシリン
ダ700の下端部に嵌合することにより、電極808の
周囲の空間を試料液から遮蔽する遮蔽部材として機能し
ている。
【0023】図3は電極保護筒802の下端部付近を示
した斜視図であり、この下端部には、電極808を露出
させるための窓部810が底板809及びアーム部81
1により形成されている。この窓部810の存在によ
り、測定モードにおいて電極808の周囲に試料液が充
満し、また、洗浄/校正モードにおいて洗浄液や校正液
が電極808の周囲に充満することになる。
【0024】更に、図1において、シリンダ700下端
部のOリング807の下方には、電極保護筒802の外
周面に密着して硬質の保護リング705が配置され、こ
の保護リング705を押さえ付けるように袋ナット状の
下キャップ706がシリンダ700の下端部にネジ止め
されている。前記保護リング705は、金属または硬質
樹脂により形成されている。
【0025】次に、この実施形態の測定モードにおける
動作を説明する。なお、図1に示した電極保持装置の全
体は、測定するべき試料液中に浸漬された状態であると
する。まず、測定モードでは、エア出入口601からエ
アを圧送することにより、シリンダ700を図1に示す
ごとく上死点まで移動させる。ここで、シリンダ700
の上死点は、そのフランジ701が第1外筒500の下
端面に当接する位置である。この間、フランジ701の
上昇により圧縮されるエアは、エア出入口501から外
部に排出される。
【0026】図1では、電極808がシリンダ700の
外部に露出していて試料液中に浸漬されているため、こ
の状態で試料液のpH値を測定することができる。ここ
で、電極808により得られた電気信号は、リード線8
14を介して外部のpH計本体に送られる。この測定モ
ードでは、洗浄/校正液出入口703,704側の空間
は、Oリング807及び保護リング705により電極8
08側の試料液と隔離されている。
【0027】次いで、洗浄/校正モードにおける動作を
図4を参照しつつ説明する。洗浄/校正時の機械的動作
は同じであるため、以下では洗浄モードにつき述べる。
洗浄モードでは、図1の状態で第1外筒500のエア出
入口501からエアを圧送し、隔離体としてのシリンダ
700をその下死点まで下降させる。
【0028】図4はシリンダ700が下死点に到達した
状態を示しており、電極808の周囲空間は洗浄/校正
液出入口703,704と連通している。このとき、電
極808の周囲には、シリンダ700の内周面、底板8
09及びOリング806,807等により、試料液から
隔離された洗浄空間が形成される。
【0029】従って、出入口703,704の一方から
洗浄液を圧送し他方から排出させて電極808を洗浄す
る際に、この洗浄液の流路は外部と完全に隔離され、洗
浄液が試料液中やシリンダ700の内部に漏れ出すこと
がない。同時に、試料液が洗浄空間内に混入するおそれ
もない。
【0030】なお、図1に示した測定モードでは、底板
809及びアーム部811を含む電極保護筒802の下
端部、電極保持部803の下端部及び電極808が試料
液中に浸漬されているので、これらの表面には試料液中
のスラッジ等の不純物が付着したり沈降する可能性があ
る。しかるにこの実施形態では、電極808が保持装置
の下端部に配置されており、スラッジが沈降するおそれ
があるのは主に底板809の表面であって、この底板8
09の表面は洗浄空間を形成する他の周辺部材の表面と
共に図4の洗浄モードで洗浄される。
【0031】また、測定モードから洗浄モードに移行す
る過程では、保護リング705の内周縁が前記底板80
9の外周面に対し摺動するため、この外周面に付着した
スラッジを保護リング705の内周縁により削ぎ落とす
ことができる。同時に、保護リング705によりOリン
グ807周辺へのスラッジの侵入を防止できるので、O
リング807の保護、長寿命化も可能になる。
【0032】つまりこの実施形態では、電極保護筒80
2の外周面とシリンダ700の下端部内周面との隙間に
不純物が入り込むおそれがなく、シリンダ700の円滑
な摺動が長期にわたって保証される。なお、底板809
の外周面等との摺動によってOリング807が磨耗した
場合には、下キャップ706及び保護リング705を順
次取り外してOリング807を簡単に交換することがで
きる。
【0033】この実施形態によれば、構成部材の大部分
が比較的簡単な構造の円筒状部材であり、図5、図6の
従来技術のように洗浄/校正液の流路を確保するために
シリンダ400等に複雑な加工を施す必要がないため、
製造コストの低減が可能である。同時に、本実施形態で
は洗浄/校正液の流路が単純な構造で済み、洗浄後の洗
浄液を最短経路で直ちに排出させることができるので、
洗浄液により溶解されずに残った不純物等が流路内に残
留するおそれもない。
【0034】なお、上記実施形態では遮蔽部材としての
底板809が電極保護筒802の一部をなしているが、
この底板809を設けずに測定モードでは電極808の
下方を開放しておき、シリンダ700の下降時に保護筒
802とは別体の遮蔽部材をスライドさせる等の方法に
より、洗浄/校正空間を形成しても良い。また、シリン
ダ700の駆動源としては、空圧駆動源ばかりでなく油
圧駆動源やモータ等による駆動源であっても良い。
【0035】上記実施形態ではもっぱら浸漬形の電極保
持装置につき説明したが、試料液の流れる配管上部に取
り付けたフランジからこの保持装置を挿入し、図1の状
態で電極808が試料液に接触するようにすれば、いわ
ゆる流液形すなわち配管中を流動する試料液の測定を行
う電極保持装置としても使用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明は、下
降する隔離体とこれに嵌合する遮蔽部材等によって試料
とは隔離された洗浄/校正用の空間が形成されるため、
清浄な空間内でのセンサの洗浄や校正が可能である。ま
た、センサ、隔離体及び遮蔽部材等の位置関係により、
スラッジが沈降しにくい構造を実現できるので、洗浄/
校正用の空間へのスラッジの混入も未然に防止すること
ができる。このため、センサの洗浄/校正作業を支障な
く行え、ひいては測定精度の向上にも寄与する。
【0037】更に、請求項2記載の発明によれば、遮蔽
部材の外周面とリング部材内周縁とが摺動する結果、前
記外周面に付着したスラッジ等がリング部材により削ぎ
落とされて除去される。よって、これらの不純物が隔離
体の摺動面に入り込むおそれがなく、隔離体の円滑な上
下動を長期にわたって維持するとともに、上記リング部
材に隣設されるOリング等を保護することができる。こ
れにより、メンテナンスを容易にし、製品の寿命を延ば
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の測定モードにおける縦断面
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の電極保護筒の下端部付近を示した斜視図
である。
【図4】本発明の実施形態の洗浄/校正モードにおける
縦断面図である。
【図5】従来技術の測定モードにおける縦断面図であ
る。
【図6】従来技術の洗浄/校正モードにおける縦断面図
である。
【符号の説明】
500 第1外筒 501,601 エア出入口 502 上キャップ 600 第2外筒 602,702,806,807,812,813 O
リング 700 シリンダ 701 フランジ 703,704 洗浄/校正液出入口 705 保護リング 706 下キャップ 800 電極ホルダ 801 固定リング 802 電極保護筒 803 電極保持部 804 パッキン 805 平座金 808 電極 809 底板 810 窓部 811 アーム部 814 リード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定時に試料に接触するセンサを下端部
    に保持し、かつ、隔離体が下降してセンサを包囲した状
    態でセンサの洗浄/校正を行うセンサ保持装置におい
    て、 前記センサの周囲に試料とは隔離された洗浄/校正用の
    空間を形成するための部材として、下降した隔離体と、
    センサの下方位置において前記隔離体と嵌合する遮蔽部
    材とを有することを特徴とするセンサ保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセンサ保持装置におい
    て、 前記隔離体の下降時に前記遮蔽部材の外周面に対し摺動
    する硬質のリング部材を、前記隔離体側に備えたことを
    特徴とするセンサ保持装置。
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