JPH10197842A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH10197842A
JPH10197842A JP334297A JP334297A JPH10197842A JP H10197842 A JPH10197842 A JP H10197842A JP 334297 A JP334297 A JP 334297A JP 334297 A JP334297 A JP 334297A JP H10197842 A JPH10197842 A JP H10197842A
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潤 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶により不要な表示をすることなく、表示
すべき情報を忠実に表示する。 【解決手段】 加速や減速により表示内容を変更する必
要性の有無を判断し(110)、表示内容を変更すると
きは温度Sを読み取り(112)、低温のとき(114
で肯定)、液晶表示器への通電を遮断して非表示とした
のち所定時間T2を経過するまで待機して(116、1
18)、液晶表示部に通電を開始する(120)。従っ
て、所定時間T2だけ表示がオフされているので低温時
であっても変更前の表示がなされることがなく、変更後
の表示のみが安定して表示でき、液晶表示器の表示品質
を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置にか
かり、特に、液晶を用いて図形や文字を表示する液晶表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号に対応して図形や文字を表
示するものとして、応答特性が良好である、液晶表示装
置が知られている。液晶表示装置は、電圧印可によって
偏光状態が変化するという液晶の光学的動作を利用した
ものであり、予め定めた範囲毎に区分された小領域に封
入された液晶(所謂セグメント)を、デジタル信号に応
じてその範囲毎に通電または非通電することによって、
図形や文字を表示している。また、液晶は、それ自体で
は発光しないので、光源の透過光や反射光を用いて図形
や文字の表示を可能としている。
【0003】液晶の駆動方法は、セグメント毎に独立し
て駆動するスタティック駆動が一般的であるが、接続端
子数が増加するため、複数のセグメントを取りまとめて
端子数を減少させてマルチプレックスに駆動するダイナ
ミック駆動を用いる場合もある。この液晶は、低温時の
応答性がダイナミック駆動の場合に特に悪化する。この
ため、端子数を減少させつつ低温動作が良好な液晶式電
子計器盤が提案されている(特開昭59−195687
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶表示装置では、光源の点灯時点から透過光や反射光
による図形や文字を表示するので、表示を開始するとき
や表示内容を変更するときに内容と異なる表示がなされ
ることがある。例えば、表示の切り換え時に、切り換え
以前の表示と、切り換え後の表示とが混在することがあ
る。
【0005】図9(1)に示すように、7個のセグメン
トLa,Lb,Lc,Ld,Le,Lf,Lgからなる
液晶部Lにおいて、セグメントLa〜Lgの通電の組み
合わせで光源の透過光により数字が表示される。図9
(2)に示すように、セグメントLb,Leを通電して
「1」を表示させた後に、「5」に表示を変更するため
セグメントLa,Lc,Ld,Le,Lfを通電する
と、液晶の応答特性から、「5」の表示に不要であるべ
きセグメントLbが「1」の表示から移行中(すなわち
非通電にされたことで光が透過状態または非透過状態に
移行する途中)であり、「1」を表示させた状態(光が
透過状態または非透過状態で表示される状態)が僅かに
残存する。これと共に、セグメントLa,Lc,Ld,
Le,Lfの通電により「5」の表示が開始される。こ
れによって、液晶部Lは、セグメントLa,Lb,L
c,Ld,Le,Lfが表示の状態となり、結果的には
「9」が表示されることになる。すなわち、「1」、
「9」、「5」の順に表示される。このように、
「1」、から「5」の表示に変更する間に、本来不要な
「9」の表示がなされる。この不要な表示は、低温動作
時にさらに悪化する。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、不要な表
示をすることなく、表示すべき情報を忠実に表示できる
液晶表示装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の液晶表示装置は、予め分割さ
れた領域を複数有する液晶手段と、前記液晶手段に光を
照射する光源手段と、前記液晶手段の各領域の動作状態
を、前記液晶手段への通電または非通電により光の透過
が可能な透過状態または光の透過が抑制される遮断状態
に設定する設定手段と、前記液晶手段の各領域の動作状
態を変更するときに、前記光源手段の光の照射を所定時
間停止させる制御手段と、を備えている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の液晶表示装置において、前記所定時間は、前記液晶手
段の動作状態が切り替わる間の不安定状態の時間に対応
して定め、該所定時間を経過した後に前記光源手段の光
の照射を開始させることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の液晶表示装置において、前記所定時間は、低温時にお
ける前記液晶手段の不安定状態の時間に対応して定めた
ことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の液晶表示装置において、前
記制御手段は、前記液晶手段の動作状態を変更する指示
から光の照射を停止させることを開始することを特徴と
する。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の液晶表示装置において、前記制御手段は、低温時にの
み光の照射を停止させることを開始することを特徴とし
ている。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の液晶表示装置において、前
記制御手段は、前記光の照射を停止させると共に、液晶
手段への通電は継続させることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6の何れか1項に記載の液晶表示装置において、前
記制御手段は、前記光の照射を停止させると共に、液晶
手段を予め定めた終了時間の間遮光状態に設定すること
を特徴としている。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7の何れか1項に記載の液晶表示装置において、前
記光源手段は前記液晶手段の複数部分に独立して光を照
射可能であり、前記制御手段は、前記液晶手段の各領域
の動作状態を変更する領域のみについて光の照射を停止
させることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の液晶表示装置において、前記液晶手段は、分割された
領域を複数有する車速表示領域を複数備えた車速表示用
液晶手段であることを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
請求項8の何れか1項に記載の液晶表示装置において、
前記液晶手段は、車載用計器に対応する表示をするため
の計器表示領域を備えた計器用液晶手段であることを特
徴とする。
【0017】図1に示すように、請求項1の液晶表示装
置では、予め分割された領域を複数有する液晶手段の各
領域の動作状態を、設定手段によって、液晶手段への通
電または非通電により光の透過が可能な透過状態または
光の透過が抑制される遮断状態に設定する。この液晶手
段に照射された光源手段からの光で、液晶手段の各領域
の透過状態または遮断状態に応じた図形や文字が表示さ
れる。制御手段は、液晶手段の各領域の動作状態を変更
するときに、光源手段の光の照射を所定時間停止させ
る。動作状態の変更とは、液晶手段により表示される表
示内容の変更をいい、液晶手段の各領域について透過状
態から遮断状態への変更、遮断状態から透過状態への変
更、液晶手段への通電を最初に行い透過状態または遮断
状態への変更を行う通電開始を含んでいる。このよう
に、液晶手段の各領域の動作状態を変更するときには、
光源手段の光の照射が所定時間停止されるので、液晶手
段の各領域の動作状態が変更されているときには光の照
射による図形や文字が未表示となり、不要な図形や文字
が表示されることがない。
【0018】液晶手段は、応答特性を実験的に求めるこ
とができ、その応答特性から液晶手段の動作状態が切り
替わる間の不安定状態の時間を定めることができる。そ
こで、請求項2にも記載したように、光源手段の光の照
射を停止する所定時間を、液晶手段の動作状態が切り替
わる間の不安定状態の時間に対応して定め、定めた所定
時間を経過した後に光源手段の光の照射を開始させるこ
とによって、液晶手段が不安定状態に相当する時間だけ
光の照射が停止され、不要な図形や文字が表示されるこ
とがない。
【0019】この液晶手段の応答特性は、低温時に顕著
に悪化する。そこで、請求項3にも記載したように、光
源手段の光の照射を停止する所定時間を、低温時におけ
る液晶手段の不安定状態の時間に対応して定めることに
よって、いかなる温度環境下にあっても、液晶手段の不
安定状態における図形や文字の表示が抑制され、表示す
べき図形や文字を忠実に表示することができる。
【0020】上記液晶手段の動作状態を変更するには、
制御手段によって、液晶手段の動作状態を変更する指示
を行う。この指示の後に液晶手段の動作状態が変更され
る。そこで、請求項4に記載したように、制御手段は、
液晶手段の動作状態を変更する指示から光の照射を停止
させることを開始することによって、液晶手段の動作状
態が変更される時点では光が未照射であるので、液晶手
段における図形や文字の表示がなされず、すなわち不要
な図形や文字が表示されることがなく、表示すべき図形
や文字を忠実に表示することができる。液晶手段の応答
特性は、低温時に顕著に悪化するので、請求項5に記載
したように、制御手段が、低温時にのみ光の照射を停止
させることを開始することによって、いかなる温度環境
下にあっても、液晶手段の不安定状態における図形や文
字の表示が抑制され、表示すべき図形や文字を忠実に表
示することができる。
【0021】図形や文字を表示を表示するためには、光
源手段からの光の照射と共に、液晶手段の通電または非
通電により透過状態または遮断状態の設定という相互関
係が必要である。液晶手段が透過状態または遮断状態に
安定的に移行するには、液晶手段自体が活性化されてい
ることが好ましい。そこで、請求項6に記載したよう
に、制御手段が、光の照射を停止させ。これと共に、液
晶手段への通電を継続させることによって、光が未照射
であるので液晶手段における図形や文字の表示はなされ
ないが、液晶手段自体は通電の継続により活性化され、
安定状態に移行する時間を短縮化することができる。
【0022】液晶手段を備えた液晶表示装置は、電源遮
断等によって表示処理自体を終了させるが、上記説明し
たように、文字や図形の表示には光源手段からの光の照
射と、液晶手段の光の透過・遮断との相互関係がある。
ところで、一般的に光源手段は、点灯状態から完全に光
を照射しない消灯状態になるまでにはある程度時間を要
し、その間は残光が発せられる。このため、電源遮断等
によって液晶手段が透過状態または遮断状態になったと
きに文字や図形の表示と同様の状態である場合、光源手
段から残光が発せられていると、表示処理を終了させて
いるにもかからわず、不要な文字や図形の表示がなされ
ることになる。また、光源手段からの残光がない場合で
あっても、例えば、太陽光等の外光の入射によって、残
光と同様に、不要な文字や図形が表示されることがあ
る。そこで、請求項7に記載したように、制御手段が、
光の照射を停止させると共に、液晶手段を予め定めた終
了時間の間、遮光状態に設定させることによって、不要
な文字や図形が表示されることはない。
【0023】上記液晶手段の動作状態を変更する場合、
全ての領域を変更することは稀であり、その一部のみの
動作状態を変更することが多い。このため、請求項8に
記載したように、光源手段が液晶手段の複数部分に独立
して光を照射可能とし、制御手段が液晶手段の各領域の
動作状態を変更する領域のみについて光の照射を停止さ
せることによって、動作状態を変更する領域のみについ
て光の照射が停止され、不要な図形や文字が表示される
ことがない。
【0024】ここで、車両の速度は、通常、時速表示で
あり、3桁程度の数字列で表示することが可能である。
車両の安定走行中は、全ての桁の表示が変更されるもの
ではなく、その一部が変更される。このため、請求項9
に記載したように、液晶手段を、分割された領域を複数
有する車速表示領域を複数備えた車速表示用液晶手段に
用いることによって、車速変更中に不要な速度表示がな
されることなく、車速に忠実な表示を行うことができ
る。
【0025】車両は、低温度環境下や太陽光等の外光が
直接照射される環境下にあることが多く、この車両に上
記液晶手段を用いたときには、その環境下によって、液
晶手段の応答特性等が影響することにより、不要な表示
がなされ、表示すべき情報を忠実に表示できない。そこ
で、請求項10に記載したように、前記液晶手段を、車
載用計器に対応する表示をするための計器表示領域を備
えた計器用液晶手段に用いることによって、車両が存在
する低温度環境や太陽光等の外光が直接照射される環境
にかからわず、不要な表示をすることなく、表示すべき
情報を忠実に表示できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は車両
に搭載された車速表示装置に本発明を適用したものであ
る。
【0027】図2に示すように、第1実施の形態の車速
表示装置10は、制御装置12、制御装置に各々接続さ
れた温度検出器34、液晶表示器36及び光源38から
構成されている。液晶表示器36は、各々7セグメント
の液晶表示部36A,36B,36Cから構成されて3
桁の英数字表示を可能としている。液晶表示部36Aは
上位桁表示のための表示部であり、液晶表示部36Bは
中位桁表示のための表示部であり、液晶表示部36Cは
下位桁表示のための表示部である。なお、図示は省略し
たが、液晶表示器36には偏光板が設けられており、液
晶の通電による光透過状態の変更によって、液晶表示器
36を透過する光を透過状態または遮光状態に変更可能
な構成とされている。光源38は、バックライト38
A,38B,38Cから構成されている。バックライト
38Aは、液晶表示部36Aに光を照射するための光源
であり、バックライト38Bは、液晶表示部36Bに光
を照射するための光源であり、液晶表示部36Cに光を
照射するための光源である(図3参照)。これらのバッ
クライト38A,38B,38Cの点灯によって液晶表
示部36A,36B,36Cの各々の表示が可能とな
る。
【0028】制御装置12は、CPU14、RAM1
6、ROM18、入出力ポート(I/O)20、からな
るマイクロコンピュータで構成され、各々はコマンドや
データの授受が可能なようにバス22によって接続され
ている。なお、ROM18には、後述する処理ルーチン
が記憶されている。
【0029】制御装置12の入出力ポート20は、増幅
器24を介して温度検出器34に接続されると共に、ド
ライバ26を介して液晶表示器36に接続されている。
また、入出力ポート20は、ドライバ28を介して光源
38のバックライト38Aに接続されている。同様に、
入出力ポート20は、ドライバ30を介してバックライ
ト38Bに接続されると共に、ドライバ32を介してバ
ックライト38Cに接続されている。なお、制御装置1
2には、図示を省略した車両のイグニッションキーシリ
ンダを介してバッテリーに接続され、電力供給がなされ
る。
【0030】次に、本実施の形態の作用を説明する。な
お、制御装置12への電力供給が開始された時点で、液
晶表示器36に対する車速の表示指示が開始されるもの
とする。また、この液晶表示器36への表示データ(車
速)の設定については説明を省略する。
【0031】図示しないイグニッションキーにより制御
装置12に電力供給がなされると、液晶表示器36に対
する表示指示が開始されて図4の処理ルーチンが実行さ
れ、ステップ100へ進む。ステップ100では、温度
検出器34により温度Sを読み取って次のステップ10
2において、温度Sが所定値(本実施の形態では0°
C)以下か否かを判別することにより低温か否かを判断
する。
【0032】S≦0のときはステップ102で肯定判断
され、ステップ104へ進み所定時間T1を経過するま
で待機する。液晶表示器36は低温のとき各液晶表示部
における表示が不安定になるので、低温時に液晶表示器
36の表示が安定するまでの経過時間が予め実験により
求められており、その経過時間を所定時間T1としてR
OM18に記憶されている。従って、所定時間T1を経
過した後には低温時であっても液晶表示器36の表示が
安定する。次のステップ106では、バックライトを点
灯させる。これによって、低温時に液晶表示器36が不
安定な場合であっても、バックライト点灯による表示が
なされず、かつ、液晶表示器36の表示が安定になる時
間経過後にバックライト点灯による表示がなされる。こ
のため、液晶表示器36が不安定なことによる不要な数
字表示がなされることなく、表示すべき数字(例えば、
「0」)が表示されることによって、液晶表示器36の
表示品質を向上することができる。
【0033】一方、S>0のときは(ステップ102で
否定判断)、液晶表示器36が安定するまでの経過時間
を温度について考慮する必要がないので、ステップ10
6へ進みバックライトを点灯させて本ルーチンを終了す
る。
【0034】次に、第2実施の形態を説明する。なお、
本実施の形態は、上記実施の形態と同様の構成のため、
同一部分には同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0035】第1実施の形態では、液晶表示器36が低
温であるとき、バックライトの点灯を所定時間T1を経
過した後に行うことによって、液晶表示器36の表示の
安定を図ったが、本実施の形態では、液晶表示器36の
表示応答性の向上を図っている。
【0036】図示しないイグニッションキーにより制御
装置12に電力供給がなされると、図5の処理ルーチン
が実行され、温度Sを読み取った後に(ステップ10
0)、ステップ101において液晶表示器36の通電を
開始する。そして、温度Sが低温か否かを判断し(ステ
ップ102)、低温のときは(S≦0)、所定時間T1
を経過した後に(ステップ104)、バックライトを点
灯する(ステップ106)。
【0037】このように、本実施の形態では、バックラ
イトの点灯を待機している間に、液晶表示器36の通電
がなされ、各液晶表示部の液晶分子に対して活性化(液
晶分子を動作させる状態)がなされている。このため、
液晶表示器36の液晶分子の応答性を向上できる。この
ように、液晶分子の応答性を向上できるので、液晶表示
器36の表示応答性を向上でき、短時間で液晶表示器3
6の表示を安定させることができる。
【0038】次に、第3実施の形態を説明する。なお、
本実施の形態は、上記実施の形態と同様の構成のため、
同一部分には同一符号を付し詳細な説明を省略する。本
実施の形態は、液晶表示器36に表示された車速につい
て加速や減速時に表示内容を変更するものである。
【0039】図示しない車両の走行中には、図6の割り
込み処理ルーチンが所定時間毎に実行される。まず、ス
テップ110において、液晶表示器36への表示データ
(車速)を読み取ることによって加速や減速により表示
内容を変更する必要性の有無を判断する。表示内容の変
更が必要ないときはステップ110で否定判断され、そ
のまま本ルーチンを終了する。
【0040】一方、表示内容の変更が必要なときはステ
ップ110で肯定判断され、ステップ112において、
温度検出器34により温度Sを読み取って次のステップ
114で、温度Sが所定値(本実施の形態では0°C)
以下か否かを判別することにより低温か否かを判断す
る。
【0041】S≦0のときはステップ114で肯定判断
され、ステップ116において液晶表示器36への通電
を遮断して、非表示としたのちステップ118へ進み、
所定時間T2を経過するまで待機する。上記説明したよ
うに液晶表示器36は低温のとき各液晶表示部における
表示が不安定になるので、低温時に液晶表示器36の表
示が安定するまでの経過時間は実験により求めることが
でき、また、表示内容を変更するために安定する時間を
求めることができ、その安定時間を所定時間T2として
ROM18に記憶している。そして、所定時間T2を経
過した後に次のステップ120において各液晶表示部に
通電を開始する。従って、所定時間T2を経過した後に
は低温時であっても変更前の表示が液晶表示器36にな
されることがなく、変更後の表示のみが安定して表示で
きる。これによって、低温時に液晶表示器36が不安定
な場合であっても、液晶表示器36が不安定なことによ
る不要な数字表示(変更以前の数字の残存部分表示)が
なされることなく、表示すべき変更後の数字が表示され
ることによって、液晶表示器36の表示品質を向上する
ことができる。
【0042】一方、S>0のときは(ステップ114で
否定判断)、液晶表示器36が安定するまでの時間を温
度について考慮する必要がないので、ステップ120へ
進み各液晶表示部に通電を開始させて本ルーチンを終了
する。
【0043】次に、第4実施の形態を説明する。なお、
本実施の形態は、上記実施の形態と同様の構成のため、
同一部分には同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0044】上記第3実施の形態では、液晶表示器36
に表示された車速について加速や減速時に表示内容を変
更するときに、所定時間T2だけ液晶表示器36への通
電を遮断して、非表示としている。この通電を遮断して
いる間は、非表示であるため、液晶表示器36の表示が
ちらつくことがある。本実施の形態は、このちらつき感
を最小限に抑制するものである。
【0045】以下、本実施の形態の作用を説明する。図
示しない車両の走行中には、図7の割り込み処理ルーチ
ンが所定時間毎に実行され、液晶表示器36への表示デ
ータ(車速)を読み取ることによって加速や減速により
表示内容を変更する必要性の有無を判断し(ステップ1
10)、表示内容の変更が必要ないときはステップ11
0で否定判断され、そのまま本ルーチンを終了する。表
示内容の変更が必要なときは(ステップ110で肯定判
断)、温度検出器34により温度Sを読み取って(ステ
ップ112)、温度Sが低温か否かを判断する(ステッ
プ114)。
【0046】S≦0のときは(ステップ114で肯定判
断)、ステップ122へ進み、表示内容を変更する該当
桁を読み取る。すなわち、加速や減速により変化した桁
を読み取る。次のステップ124では表示内容を変更す
る該当桁のみの液晶表示器36への通電を遮断して、該
当桁のみを非表示としたのちステップ118へ進み、所
定時間T2を経過するまで待機する。次に、所定時間T
2を経過した後に次のステップ126において非表示と
した該当桁の液晶表示部に通電を開始する。従って、所
定時間T2を経過した後には低温時であっても変更前の
表示が液晶表示器36になされることがなく、変更後の
表示のみが安定して表示できると共に、変更が必要ない
桁についてはそのまま表示を維持することができる。こ
れによって、低温時に液晶表示器36が不安定な場合で
あっても、表示内容を変更する桁のみについて不要な数
字表示(変更以前の数字の残存部分表示)がなされるこ
となく、表示すべき変更後の数字が表示され、ちらつき
感を抑制することができ、液晶表示器36の表示品質を
向上することができる。
【0047】一方、S>0のときは(ステップ114で
否定判断)、液晶表示器36が安定するまでの時間を温
度について考慮する必要がないので、ステップ126へ
進み液晶表示部に通電を開始させて本ルーチンを終了す
る。なお、この場合、非表示とした該当桁の液晶表示部
に通電を開始してもよく、全ての桁について通電を開始
させるようにしてもよい。
【0048】次に、第5実施の形態を説明する。なお、
本実施の形態は、上記実施の形態と同様の構成のため、
同一部分には同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0049】液晶が非通電状態で光を透過する透過状態
になる、すなわち、通電状態で液晶表示部が黒化されて
数字をネガティブ表示(黒化部分で光を遮光して遮光以
外の部分を表示)する液晶表示器36では、駐車等によ
り車速表示装置10の電源供給が停止され、表示を終了
させたときに、液晶分子の応答性と光源の消灯による残
光特性(光源の発光が完全に消滅するまでの時間特性)
との差異によって、残光による不要な表示がなされるこ
とがある。また、液晶表示器36に太陽光等の外光が直
接照射され、この外光の影響によって液晶表示器36が
不要な表示と同様の表示状態となることがある。本実施
の形態は、表示を終了させるときの不要な表示を最小限
に抑制するものである。また、液晶表示器36は、通電
状態で液晶表示部が黒化されて数字をネガティブ表示、
すなわち黒化部分で光を遮光して遮光以外の部分を表示
することで車速を表示するものとする。
【0050】制御装置12の通電中には、図9の割り込
み処理ルーチンが所定時間毎に実行される。まず、ステ
ップ130において、駐車等でイグニッッションオフ等
の操作により表示を終了させる指示がなされたか否かを
判断する。表示終了の指示がないときはステップ130
で否定判断され、そのまま本ルーチンを終了する。
【0051】一方、表示終了の指示がなされたときは、
ステップ130で肯定判断され、次のステップ132に
おいてバックライトを消灯する。これによって、液晶表
示器36を非表示状態に設定する。次のステップ134
では、液晶表示器36の全ての液晶表示部36A,36
B,36Cに通電を開始する。この通電によって液晶表
示器36の液晶表示部は黒化されて光を遮光する。次の
ステップ136では、所定時間T3だけ待機した後に、
次のステップ138で液晶表示器36に対する通電を終
了させて本ルーチンを終了する。
【0052】このように、本実施の形態では、表示を終
了させるときに、液晶表示器36を光を遮光するように
黒化させているので、残光による不要な表示がなされる
ことや、液晶表示器36に直接照射された太陽光等の外
光の影響による不要な表示がなされることなく、表示品
質を向上させることができる。また、残光による表示や
外光による表示を乗員が誤って認識することを抑制する
ことができる。
【0053】なお、上記実施の形態では、車速表示装置
に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、英数字や図形を表示す
る車両内計器に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、設定手段により設定された液晶手段の各
領域の動作状態を変更するときに、制御手段が光源手段
の光の照射を所定時間停止させるので、液晶手段が不安
定な動作状態であっても、光の照射が停止され、表示す
べき図形や文字のみを忠実に表示できる、という効果が
ある。
【0055】請求項2に記載した発明によれば、液晶手
段の動作状態が切り替わる間の不安定状態の時間に対応
して定めた所定時間を経過した後に光の照射を開始させ
るので、液晶手段が不安定状態の間は光の照射が停止さ
れて不要な図形や文字が表示されることなく、表示すべ
き図形や文字のみを忠実に表示できる、という効果があ
る。
【0056】請求項3に記載した発明によれば、低温時
における液晶手段の不安定状態の時間に対応して定めた
時間光の照射を停止するので、温度環境の高低にかから
わず、表示すべき図形や文字を忠実に表示することがで
きる、という効果がある。
【0057】請求項4に記載した発明によれば、制御手
段によって液晶手段の動作状態を変更する指示から光の
照射を停止させることを開始するので、液晶手段の動作
状態が変更される時点では光が未照射となり、不要な図
形や文字が表示されることがなく、表示すべき図形や文
字を忠実に表示することができる、という効果がある。
【0058】請求項5に記載した発明によれば、制御手
段が低温時にのみ光の照射を停止させることを開始する
ので、温度環境の高低にかからわず、表示すべき図形や
文字を忠実に表示することができる、という効果があ
る。
【0059】請求項6に記載した発明によれば、制御手
段が光の照射を停止させると共に、液晶手段への通電を
継続させるので、液晶手段での表示がなくかつ液晶手段
自体は通電の継続により活性化され、安定状態に移行す
る時間を短縮化することができる、という効果がある。
【0060】請求項7に記載した発明によれば、制御手
段が光の照射を停止させると共に、液晶手段を遮光状態
に設定するので、太陽光等の外光の入射による不要な文
字や図形が表示されることはなく、表示すべき図形や文
字を忠実に表示することができる、という効果がある。
【0061】請求項8に記載した発明によれば、制御手
段が液晶手段の各領域の動作状態を変更する領域のみに
ついて光の照射を停止させるので、動作状態を変更しな
い領域についてはそのまま表示が継続されると共に動作
状態を変更する領域に不要な図形や文字が表示されず
に、違和感がなく図形や文字を忠実に表示することがで
きる、という効果がある。
【0062】請求項9に記載した発明によれば、液晶手
段を車速表示領域を複数備えた車速表示用液晶手段に用
いることによって、車速変更中に不要な速度表示がなさ
れることなく、車速に忠実な表示を行うことができる、
という効果がある。
【0063】請求項10に記載した発明によれば、液晶
手段を車載用計器に対応する表示をするための計器表示
領域を備えた計器用液晶手段に用いることによって、車
両が存在する低温度環境や太陽光等の外光が直接照射さ
れる環境にかからわず、不要な表示をすることなく、表
示すべき情報を忠実に表示できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置を説明するための説明図
である。
【図2】本発明の第1実施の形態にかかる車速表示装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】車速表示装置の液晶表示器、バックライト及び
制御装置の関係を示す斜視図である。
【図4】第1実施の形態の処理ルーチンの流れを示すフ
ローチャートである。
【図5】第2実施の形態の処理ルーチンの流れを示すフ
ローチャートである。
【図6】第3実施の形態の処理ルーチンの流れを示すフ
ローチャートである。
【図7】第4実施の形態の処理ルーチンの流れを示すフ
ローチャートである。
【図8】第5実施の形態の処理ルーチンの流れを示すフ
ローチャートである。
【図9】7個のセグメントからなる液晶部で表示内容を
変更するときに不要な表示がなされることを説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
10 車速表示装置 12 制御装置 34 温度検出器34 36 液晶表示器 38 光源 38A,38B,38C バックライト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め分割された領域を複数有する液晶手
    段と、 前記液晶手段に光を照射する光源手段と、 前記液晶手段の各領域の動作状態を、前記液晶手段への
    通電または非通電により光の透過が可能な透過状態また
    は光の透過が抑制される遮断状態に設定する設定手段
    と、 前記液晶手段の各領域の動作状態を変更するときに、前
    記光源手段の光の照射を所定時間停止させる制御手段
    と、 を備えた液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間は、前記液晶手段の動作状
    態が切り替わる間の不安定状態の時間に対応して定め、
    該所定時間を経過した後に前記光源手段の光の照射を開
    始させることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定時間は、低温時における前記液
    晶手段の不安定状態の時間に対応して定めたことを特徴
    とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記液晶手段の動作状
    態を変更する指示から光の照射を停止させることを開始
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1
    項に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、低温時にのみ光の照射
    を停止させることを開始することを特徴とする請求項4
    に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記光の照射を停止さ
    せると共に、液晶手段への通電は継続させることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の液晶
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記光の照射を停止さ
    せると共に、液晶手段を予め定めた終了時間の間遮光状
    態に設定することを特徴とする請求項1乃至請求項6の
    何れか1項に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記光源手段は前記液晶手段の複数部分
    に独立して光を照射可能であり、前記制御手段は、前記
    液晶手段の各領域の動作状態を変更する領域のみについ
    て光の照射を停止させることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記液晶手段は、分割された領域を複数
    有する車速表示領域を複数備えた車速表示用液晶手段で
    あることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記液晶手段は、車載用計器に対応す
    る表示をするための計器表示領域を備えた計器用液晶手
    段であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れ
    か1項に記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040046225A (ko) * 2002-11-26 2004-06-05 엘지전자 주식회사 액정표시장치를 구비한 세탁기 및 그의 구동 방법
JP2009037000A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Denso Corp 液晶表示装置
JP2013032044A (ja) * 2011-07-31 2013-02-14 Denso Corp 車両用表示装置

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