JPH1019763A - 分光セル - Google Patents

分光セル

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JPH1019763A
JPH1019763A JP19135596A JP19135596A JPH1019763A JP H1019763 A JPH1019763 A JP H1019763A JP 19135596 A JP19135596 A JP 19135596A JP 19135596 A JP19135596 A JP 19135596A JP H1019763 A JPH1019763 A JP H1019763A
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JP
Japan
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cell
reflection type
light
type optical
optical filter
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JP19135596A
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Yoshinori Yanase
善規 柳瀬
Someyoshi Arai
染吉 新井
Jinkichi Miyai
迅吉 宮井
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DKK Corp
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DKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に反射型光学フィルタが配設され、セル
入口からセル内部に入った光が反射型光学フィルタに反
射したのちセル出口から出る分光セルにおいて、少ない
枚数の反射型光学フィルタを用いて比較的低コストで作
製することができるとともに、各フィルタの正確な位置
決めが容易であり、しかも使用時にフィルタの位置がず
れにい上、フィルタ及びその固定具の数を減らして小型
化を図ることが可能な分光セルを提供する。 【解決手段】 分光セル44のセル入口19とセル出口
21との間に2枚の平板状の反射型光学フィルタ46
a、46bを平行に設置する。そして、セル44の内部
に入った光線が各反射型光学フィルタ46a、46bに
交互に反射したのちセル出口21から出るようにする。
あるいは、セル入口とセル出口との間に1枚の平板状の
反射型光学フィルタと1枚の平面鏡とを平行に設置し、
セル内部に入った光が反射型光学フィルタ及び平面鏡に
交互に反射したのちセル出口から出るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型光学フィル
タを用いて種々の波長の光を含む光線から必要な波長の
光を取り出す分光セルに関する。本発明の分光セルは、
例えば、紫外線蛍光方式による二酸化硫黄測定装置など
に好適に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】試薬を用いずに大気中や工場排ガス中に
含まれる二酸化硫黄(SO2)濃度を測定する乾式測定
法として、紫外線蛍光方式による測定法がある。このS
2測定法は、試料ガス中のSO2に220nm付近の波
長の紫外線を照射すると、SO2が励起されて320n
m付近の波長の蛍光を発することを利用するもので、上
記蛍光の強度を光電子増倍管等の蛍光検出器で検出し、
その値から試料ガス中のSO2濃度を求めるものであ
る。このように、試料ガス中の蛍光を発生する物質の濃
度を測定するときに、試料ガスに紫外線を照射して蛍光
の強度を測定することは、よく行われる方法である。な
お、蛍光を発生する物質の励起には、他に可視光線、電
子線、X線、α線等も利用可能であるが、SO2測定用
としてはほとんど利用されることがない。
【0003】紫外線蛍光方式によるSO2測定用励起光
としては、光源を出たばかりの光線の中には320nm
付近の光が含まれているのが通常である。例えば、キセ
ノンランプを光源として用いた場合には、光源から出た
ばかりの光線の中には可視光線から紫外線までの色々な
波長の光が含まれている。そして、このように320n
m付近の光が元々含まれている光線をそのまま試料ガス
に照射して測定を行うと、その元々含まれていた320
nm付近の光も蛍光検出器で検出され、その結果特に低
濃度のSO2では測定が困難となる。したがって、前記
測定法を用いた測定装置では、光源からの光を分光セル
に通してSO2の励起に必要な220nm付近の波長の
紫外線に分光した後、この紫外線を試料ガスに照射して
いる。
【0004】上述した用途に使用される分光セルとして
は、必要な波長の光を反射し、不要な波長の光を透過さ
せる反射型光学フィルタを用いたものと、必要な波長の
光を透過させる透過型光学フィルタを用いたものとの2
種類が主として使われるが、前者の反射型光学フィルタ
は必要とする波長の光を100%近く反射するため、得
られる励起光の光量が多くなるという利点があるのに対
し、後者の透過型光学フィルタは必要な波長の光の透過
率が小さく、励起光の光量が少なくなるため、反射型光
学フィルタを用いた分光セルの方が多用されている。
【0005】反射型光学フィルタによる分光セルを用い
たSO2測定装置としては、従来、図7に示すものが知
られている。なお、図7はSO2測定装置の部分概略図
である。図7において、2は光源セル、4は分光セル、
6は測定セル、8は制御部を示す。光源セル2は、箱体
10の内部にキセノンランプ等の光源12が設置された
ものである。分光セル4は、箱体14の内部に4枚の平
板状の反射型光学フィルタ16a〜16dが配設された
もので、該セル4のセル入口19及びセル出口21に
は、それぞれ光源12からの光を平行光線にする入口部
レンズ18及び分光セル4内を通った平行光線を測定セ
ル6内で収束させる出口部レンズ20(いずれも凸レン
ズ)が装着されている。なお、図中17は各反射型光学
フィルタ16をセル4内に固定するための固定用具を示
す。
【0006】反射型光学フィルタ16a〜16dは、隣
接するフィルタ同士の角度が約90度となるように略四
角枠状に配置されている。そして、入口部レンズ18を
通ってほぼ平行光線となった光源12からの光が1番目
の反射型光学フィルタ16aに45度の入射角度で入射
し、その中の220nm付近の波長の紫外線が45度の
反射角度で反射する。さらに、この紫外線が2、3、4
番目の反射型光学フィルタ16b、16c、16dに順
次反射した後、出口部レンズ20を通って測定セル6内
に入るものである。この場合、フィルタ16b、16
c、16dにおける光の入射角度、反射角度は、いずれ
も45度である。
【0007】反射型光学フィルタは、必要な波長の光を
100%近く反射するが、その他の不要な波長の光も5
%程度は反射するという特性がある。そのため、光源か
らの光をフィルタに1回反射させただけでは、測定に対
し妨害となる光(波長320nm付近の光)が多く残存
しているため、実用にならない。したがって、図7に示
した分光セルでは、光源からの光を反射型光学フィルタ
に4回反射させることにより、測定に対し妨害となる光
を実用上問題がない程度(1/20の4乗=16万分の
1)にまで低減させている。一方、励起光として必要な
波長220nm付近の紫外線は、各フィルタで100%
近く反射するため、4回反射させても光源から出た光に
対して90%以上が残存している。
【0008】測定セル6は、内部に導入した試料ガスに
分光セル4から出た紫外線を照射するもので、そのとき
に発生する蛍光25(波長320nmの紫外線)の強度
を蛍光検出器(光電子増倍管等)22で検出するもので
ある。なお、測定セル6において、24は320nmの
紫外線を選択的に透過させる光学フィルタ、26は蛍光
発生に使用された後の励起光を吸収する光トラップ、2
8は光源からの光量の変動を補償するために測定セル6
内に照射される励起光(波長220nmの紫外線)を測
定する励起光測定用紫外線検出器、27は試料ガス入
口、29は試料ガス出口を示す。制御部8は、蛍光検出
器22で検出した蛍光強度に基づいて試料ガス中のSO
2濃度を求めるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した分光セル
では、4枚の反射型光学フィルタをほぼ四角枠状に配設
し、これによって光源を出た光線が反射型光学フィルタ
に4回反射するようにしている。しかし、このような構
造の分光セルは、次のような欠点を有するものであっ
た。 反射型光学フィルタは、ガラスの上に数十〜数百層の
誘電体膜を蒸着したもので、製造が難しく非常に高価で
ある。図7に示した分光セルは、このように高価な反射
型光学フィルタを4枚も使用しているため、製造コスト
が非常に高くなる。 4枚の反射型光学フィルタを光の入射角度、反射角度
が所定の角度になるように配置するため、各フィルタを
正確に位置決めすることが難しい。 4枚の反射型光学フィルタを組み合わせているため、
分光セルを使用しているうちに温度等の環境変化などに
よって各フィルタの位置がずれやすく、光路が変わって
正確な測定を行うことができなくなることがある。 4枚のフィルタと多数の固定具等を用いてセルを作製
するため、セルが大型化してしまう。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、反射型光学フィルタを用いた分光セルであって、少
ない枚数の反射型光学フィルタを用いて比較的低コスト
で作製することができるとともに、各フィルタの正確な
位置決めが容易であり、しかも使用時にフィルタの位置
がずれにい上、フィルタ及びその固定具の数を減らして
小型化を図ることが可能な分光セルを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、下記第1発明及び第2発明を提供する。 [第1発明]内部に反射型光学フィルタが配設され、セ
ル入口からセル内部に入った光が反射型光学フィルタに
反射したのちセル出口から出る分光セルにおいて、セル
入口とセル出口との間に2枚の平板状の反射型光学フィ
ルタが対向して設置され、セル入口からセル内部に入っ
た光線が各反射型光学フィルタに交互に反射したのちセ
ル出口から出るよう構成されていることを特徴とする分
光セル。
【0012】[第2発明]内部に反射型光学フィルタが
配設され、セル入口からセル内部に入った光が反射型光
学フィルタに反射したのちセル出口から出る分光セルに
おいて、セル入口とセル出口との間に1枚の平板状の反
射型光学フィルタと1枚の平面鏡とが対向して設置さ
れ、セル入口からセル内部に入った光が反射型光学フィ
ルタ及び平面鏡に交互に反射したのちセル出口から出る
よう構成されていることを特徴とする分光セル。
【0013】本発明の分光セルは、高価な反射型光学フ
ィルタを、第1発明では2枚、第2発明では1枚しか使
用しないため、4枚の反射型光学フィルタを用いる従来
の分光セルに比べ、製造コストが大幅に低減する。ま
た、第1発明では一対の反射型光学フィルタ、第2発明
では反射型光学フィルタ及び平面鏡(以下これらを単に
反射部材ということもある)を対向して配置すればよい
ため、4枚の反射型光学フィルタを隣接するフィルタ同
士の角度が約90度となるように略四角枠状に配置する
従来の分光セルに比べ、各反射部材の正確な位置決めが
容易になり、しかも使用時に各反射部材の位置がずれる
可能性が低くなる。さらに、2枚の反射部材を対向して
設置すればよく、それらの固定具等も少数あれば足りる
ため、反射部材及びその固定具等の数を減らしてセルを
小型化することができる。この場合、反射部材は平行に
設置することが装置の設計上、製作上有利である。
【0014】本発明では、セル内部に入った光線が両反
射部材に交互に反射する。この場合、反射光が散乱する
こと、すなわち光が所定の角度以外の反射角度で反射す
ることを防止することが、正確な測定を行う点で好まし
い。例えば、反射型光学フィルタに光が4回反射するよ
うに設定してあった場合でも、反射光が散乱した場合に
は、その散乱光はフィルタに1〜3回反射しただけで分
光セルを出る可能性がある。したがって、本発明では、
両反射部材の間にその間の光路を規制する光路規制部材
を設置し、この光路規制部材によって分光セルを出る光
の中から散乱した反射光を排除することが適当であり、
これによって正確な測定を行うことが可能となる。
【0015】また、前述したように、反射型光学フィル
タは必要な波長の光を100%近く反射するが、その他
の不要な波長の光も5%程度反射するという特性があ
る。したがって、セル入口からセル内部に入った光は、
反射型光学フィルタに少なくとも4回反射させることが
好ましい。これにより、測定に対し妨害となる光を実用
上問題がない程度(1/20の4乗=16万分の1)に
まで低減させて、正確な測定を行うことが可能となる。
この場合、本発明では反射部材の大きさや間隔を調整す
ることによって、光が反射型光学フィルタに4回以上反
射するように設定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】第1実施形態例 図1は、第1発明の分光セルの一実施形態例を示す概略
図である。なお、図1において、図7と同一構成の部分
には同一参照符号を付してその説明を省略する。本例の
分光セル44は、箱体14内のセル入口19とセル出口
21との間に、2枚の平板状の反射型光学フィルタ46
a、46bが平行に設置されている。そして、入口部レ
ンズ18を通ってセル44の内部に入った光線が両反射
型光学フィルタ46a、46bに交互に2回ずつ(計4
回)反射した後、出口部レンズ20を通って測定セル6
内に入るようになっている。なお、セル44の内部に入
った光線が最初に反射するのは下側のフィルタ46aで
ある。また、両フィルタ46a、bにおける光の入射角
度、反射角度は、いずれも45度である。
【0017】本例の分光セル44においては、両反射型
光学フィルタ46a、46bの間に、これらフィルタ間
における光路を規制する光路規制部材を設置することが
できる。かかる光路規制部材としては、例えば図2に示
すものが挙げられる。この光路規制部材52は、上面5
4と下面56とが平行な略角形の金属ブロック58の内
部に光路規制用の光通過孔60を形成したものである。
この光通過孔60は、両フィルタ46a、46bにほぼ
45度の入射角度で入射し、ほぼ45度の反射角度で反
射した光が通過できるように設計されている。これによ
り、上記入射角度、反射角度以外の角度で両フィルタ4
6a、bに入射あるいは反射して、フィルタ46a、4
6bに1〜3回反射しただけで測定セル内に入る光を排
除するものである。また、この光路規制部材52は、図
2(b)に示すように両側にフィルタ46a、46bが
固定されるものであり、これによりフィルタ46a、4
6bのスペーサ、位置決め部材として機能する。したが
って、該光路規制部材52を用いた場合、フィルタ46
a、46bの正確な位置決めを容易に行うことができ
る。
【0018】第2実施形態例 図3は、第2発明の分光セルの一実施形態例を示す概略
図である。なお、図3において、図7と同一構成の部分
には同一参照符号を付してその説明を省略する。本例の
分光セル64は、箱体14内のセル入口19とセル出口
21との間に、1枚の平板状の反射型光学フィルタ66
と1枚の平面鏡68とが平行に設置され、入口部レンズ
18を通ってセル64の内部に入った光線が反射型光学
フィルタ66及び平面鏡68に交互に反射し、かつ反射
型光学フィルタ66に4回反射した後、出口部レンズ2
0を通って測定セル6内に入るようになっている。な
お、セル64の内部に入った光線が最初に反射するのは
反射型光学フィルタ66であるが、フィルタ66と平面
鏡68とを入れ替えて平面鏡68に最初に反射するよう
にしてもよい。また、反射型光学フィルタ66及び平面
鏡68における光の入射角度、反射角度は、いずれも4
5度である。
【0019】なお、前記第1及び第2実施形態例では、
反射型光学フィルタ及び平面鏡における光の入射角度、
反射角度を45度としたが、それ以外の角度であっても
よい。また、セル入口やセル出口には必ずしもレンズを
装着しなくてよいが、装着する場合には図1、3のよう
に1枚に限らず、2枚以上装着してもよい。さらに、光
路規制部材としては、例えば図4及び図5に示したもの
も使用することができる。図4に示す光路規制部材70
は、反射部材72(反射型光学フィルタ又は平面鏡)の
反射面の一部を覆って必要な反射面を露呈させるマスク
部74を有するもの、図5に示す光路規制部材76は、
板78によって光路を規制するものである。なお、第2
実施形態例の分光セルにおいて反射型光学フィルタと平
面鏡との間に光路規制部材を設置する場合、前記図2、
4、5に示したものと同様のタイプのものを使用するこ
とができるが、第2実施形態例の分光セルでは反射型光
学フィルタ及び平面鏡に光が計8回反射するので、それ
に応じて光路規制部材を設計する必要がある。
【0020】
【実施例】図6は、本発明の分光セルを用いた紫外線蛍
光方式によるSO2測定装置の一例を示す。図中80は
試料ガス入口、82は校正用ガス入口、84は試料ガス
中のダストを除去する試料フィルタ、86は試料ガスの
除湿をするために検出器96からの排出ガスに機能性膜
を介して試料ガス中の水分を移行させるドライヤ、88
は試料ガスと校正用ガスとの切替用電磁バルブ、90は
試料ガス中に含まれる炭化水素類を除去するハイドロカ
ーボンカッター、92はゼロガス精製器、94はゼロチ
ェック切替用電磁バルブを示す。本装置は、ゼロガスで
のゼロチェックを所定時間毎に自動的に行うように設定
されており、このゼロガスはドライヤ86を通過した試
料ガスをゼロガス精製器92に通すことにより得ている
ものであるが、前記ゼロチェック切替用電磁バルブ94
はこのゼロチェック時の流路切替を行うものである。ま
た、図中96は図1に示した光源セル2、分光セル44
及び測定セル6からなる検出器、104は試料ガス等を
検出器96に導入するための吸引ポンプ、106は排気
口、108はSO2濃度の演算、ガス流路の制御などを
行う制御部である。
【0021】本装置において、試料ガス入口80から導
入された試料ガスは、試料フィルタ84を通った後、ド
ライヤ86に入って除湿され、さらにハイドロカーボン
カッターに入って妨害物質(主として炭化水素類)が除
去され、検出器96に入る。検出器96の内部では、試
料ガス中のSO2が紫外線により励起されて蛍光を発す
る。したがって、本装置では、上記の蛍光強度を蛍光検
出器で検知することにより、SO2濃度を求めることが
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明の分光セルは、少ない枚数の反射
型光学フィルタを用いて比較的低コストで作製すること
ができるとともに、各フィルタの正確な位置決めが容易
であり、しかも使用時にフィルタの位置がずれにくい
上、フィルタ及びその固定具の数を減らして小型化を図
ることが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の分光セルの一例を示す概略図であ
る。
【図2】光路規制部材の一例を示すもので、(a)は斜
視図、(b)は断面図、(c)は平面図、(d)は側面
図である。
【図3】第2発明の分光セルの一例を示す概略図であ
る。
【図4】光路規制部材の他の例を示す断面図である。
【図5】光路規制部材のさらに他の例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の分光セルを用いたSO2測定装置の一
例を示す概略フロー図である。
【図7】従来の分光セルの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
19 セル入口 21 セル出口 44 分光セル 46 反射型光学フィルタ 64 分光セル 66 反射型光学フィルタ 68 平面鏡 52 光路規制部材 70 光路規制部材 76 光路規制部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に反射型光学フィルタが配設され、
    セル入口からセル内部に入った光が反射型光学フィルタ
    に反射したのちセル出口から出る分光セルにおいて、セ
    ル入口とセル出口との間に2枚の平板状の反射型光学フ
    ィルタが対向して設置され、セル入口からセル内部に入
    った光線が各反射型光学フィルタに交互に反射したのち
    セル出口から出るよう構成されていることを特徴とする
    分光セル。
  2. 【請求項2】 2枚の反射型光学フィルタが平行に設置
    された請求項1に記載の分光セル。
  3. 【請求項3】 2枚の反射型光学フィルタの間に、これ
    らフィルタ間における光路を規制する光路規制部材を設
    置した請求項1又は2に記載の分光セル。
  4. 【請求項4】 内部に反射型光学フィルタが配設され、
    セル入口からセル内部に入った光が反射型光学フィルタ
    に反射したのちセル出口から出る分光セルにおいて、セ
    ル入口とセル出口との間に1枚の平板状の反射型光学フ
    ィルタと1枚の平面鏡とが対向して設置され、セル入口
    からセル内部に入った光が反射型光学フィルタ及び平面
    鏡に交互に反射したのちセル出口から出るよう構成され
    ていることを特徴とする分光セル。
  5. 【請求項5】 反射型光学フィルタと平面鏡とが平行に
    設置された請求項4に記載の分光セル。
  6. 【請求項6】 反射型光学フィルタと平面鏡との間に、
    これらの間における光路を規制する光路規制部材を設置
    した請求項4又は5に記載の分光セル。
JP19135596A 1996-07-02 1996-07-02 分光セル Pending JPH1019763A (ja)

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