JPH10196747A - 液圧テンショナ - Google Patents
液圧テンショナInfo
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- JPH10196747A JPH10196747A JP9288015A JP28801597A JPH10196747A JP H10196747 A JPH10196747 A JP H10196747A JP 9288015 A JP9288015 A JP 9288015A JP 28801597 A JP28801597 A JP 28801597A JP H10196747 A JPH10196747 A JP H10196747A
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- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
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- F16H2007/0891—Linear path
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液圧テンショナにおいて、流体チャンバ内の
エアを減少させるとともに、エンジン停止時にプランジ
ャの縮退を防止する。 【解決手段】 ハウジング20に流体チャンバ22を形
成し、該流体チャンバ22内に(中空)プランジャ40
をスライド可能に収容するとともに、該プランジャ40
を突出方向に付勢するスプリング60を設ける。流路2
4にチェックバルブ100を設ける。ディスク形状を有
する焼結合金製のエアベント91をプランジャ40の上
部に配置する。また、プランジャ40と連係する(可
動)ラック110と、ラック110と係合するようにス
プリング122によって付勢されたラチェット120と
を設ける。
エアを減少させるとともに、エンジン停止時にプランジ
ャの縮退を防止する。 【解決手段】 ハウジング20に流体チャンバ22を形
成し、該流体チャンバ22内に(中空)プランジャ40
をスライド可能に収容するとともに、該プランジャ40
を突出方向に付勢するスプリング60を設ける。流路2
4にチェックバルブ100を設ける。ディスク形状を有
する焼結合金製のエアベント91をプランジャ40の上
部に配置する。また、プランジャ40と連係する(可
動)ラック110と、ラック110と係合するようにス
プリング122によって付勢されたラチェット120と
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体チャンバ内に
移動可能に設けられたピストンを有する液圧テンショナ
に関し、詳細には、そのような液圧テンショナにおいて
流体チャンバ内からエアを逃がすことができる多孔性の
エアベント(通気装置)を備えたものに関する。
移動可能に設けられたピストンを有する液圧テンショナ
に関し、詳細には、そのような液圧テンショナにおいて
流体チャンバ内からエアを逃がすことができる多孔性の
エアベント(通気装置)を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】発明の背景 液圧テンショナは、一般に、自動車用エンジンタイミン
グシステムにおけるチェーン駆動装置の制御装置として
用いられている。チェーンの緊張力は、温度の幅広い変
化やエンジンの種々の部品間の線膨張により大きく変化
し得る。さらに、長期間の使用中のチェーン部品の摩耗
がチェーンの緊張力を低下させる。液圧テンショナは、
エンジンタイミングシステム内でカムシャフトをクラン
クシャフトに連結するチェーンやベルトの緩みをとるの
に用いられている。
グシステムにおけるチェーン駆動装置の制御装置として
用いられている。チェーンの緊張力は、温度の幅広い変
化やエンジンの種々の部品間の線膨張により大きく変化
し得る。さらに、長期間の使用中のチェーン部品の摩耗
がチェーンの緊張力を低下させる。液圧テンショナは、
エンジンタイミングシステム内でカムシャフトをクラン
クシャフトに連結するチェーンやベルトの緩みをとるの
に用いられている。
【0003】典型的な液圧テンショナは、孔を有するハ
ウジングと、孔によって画成された流体チャンバと、ス
プリングによって孔から突出する方向に付勢されたピス
トンとから構成されている。液圧テンショナ内には、リ
ザーバまたはオイル供給通路から流体チャンバ内への流
体の流れを許容し、かつ逆方向の流体の流れを阻止する
チェックバルブも含まれている。チェーンからピストン
に内方に作用する力は、外方に作用する流体の抗力(液
圧)およびスプリング力と均衡している。
ウジングと、孔によって画成された流体チャンバと、ス
プリングによって孔から突出する方向に付勢されたピス
トンとから構成されている。液圧テンショナ内には、リ
ザーバまたはオイル供給通路から流体チャンバ内への流
体の流れを許容し、かつ逆方向の流体の流れを阻止する
チェックバルブも含まれている。チェーンからピストン
に内方に作用する力は、外方に作用する流体の抗力(液
圧)およびスプリング力と均衡している。
【0004】液圧テンショナに潜在する問題は、ハウジ
ング孔内の液圧が、流体内へのエアの混入により変化す
るということである。もし、圧縮性流体であるエアが流
体チャンバ内に混入すると、チェーンに荷重を作用させ
る際にテンショナが十分に働かない。したがって、テン
ショナの流体チャンバ内からエアをすべて排除すること
は望ましいことである。
ング孔内の液圧が、流体内へのエアの混入により変化す
るということである。もし、圧縮性流体であるエアが流
体チャンバ内に混入すると、チェーンに荷重を作用させ
る際にテンショナが十分に働かない。したがって、テン
ショナの流体チャンバ内からエアをすべて排除すること
は望ましいことである。
【0005】エアを通気する一つの方法は、ミッテメイ
ヤの米国特許第 4,504,251号に記述されている。ミッテ
メイヤは、液圧ハウジング内において縦方向にガイドさ
れた中空ピストンを有するテンショナを開示している。
中空ピストンは、外周にネジを有するプラグによって塞
がれている。プラグはピストン中央の滑らかな孔内に圧
入されており、そのねじ溝は、ハウジングの通気を許容
する半径方向の通路を通って大気と連絡している。
ヤの米国特許第 4,504,251号に記述されている。ミッテ
メイヤは、液圧ハウジング内において縦方向にガイドさ
れた中空ピストンを有するテンショナを開示している。
中空ピストンは、外周にネジを有するプラグによって塞
がれている。プラグはピストン中央の滑らかな孔内に圧
入されており、そのねじ溝は、ハウジングの通気を許容
する半径方向の通路を通って大気と連絡している。
【0006】また、ピストンに平行に配置されたサブ・
チャンバ内に組み込まれた過圧弁を通って通気される可
能性もある。この過圧弁は、サブ・チャンバ上部に蓄積
されるオイルおよびエアの混合物が大気中に排出される
ように、油圧が所定の最大値を超えると開く。低い流速
で絶えず流れるオイルおよびエアの混合物は、スプレー
イング・パイプによりチェーン側にガイドされて、チェ
ーンの潤滑に用いられる。
チャンバ内に組み込まれた過圧弁を通って通気される可
能性もある。この過圧弁は、サブ・チャンバ上部に蓄積
されるオイルおよびエアの混合物が大気中に排出される
ように、油圧が所定の最大値を超えると開く。低い流速
で絶えず流れるオイルおよびエアの混合物は、スプレー
イング・パイプによりチェーン側にガイドされて、チェ
ーンの潤滑に用いられる。
【0007】引用することによって本明細書の中に含ま
れるハンターらによる米国特許第 5,346,436号に開示さ
れた他の通気方法は、テンショナのピストン内にエアベ
ント(エア通気装置)を用いている。テンショナハウジ
ングは、流体で満たされたチャンバと、チャンバ内にス
ライド可能に受け入れられかつスプリングによって突出
方向に付勢された、上端に開孔を有する中空プランジャ
と、チャンバおよび加圧流体源の間に設けられたチェッ
クバルブとを備えている。
れるハンターらによる米国特許第 5,346,436号に開示さ
れた他の通気方法は、テンショナのピストン内にエアベ
ント(エア通気装置)を用いている。テンショナハウジ
ングは、流体で満たされたチャンバと、チャンバ内にス
ライド可能に受け入れられかつスプリングによって突出
方向に付勢された、上端に開孔を有する中空プランジャ
と、チャンバおよび加圧流体源の間に設けられたチェッ
クバルブとを備えている。
【0008】エアベントは、スプリングによってプラン
ジャ上端部の内壁面に付勢されたディスクを有してい
る。ベントディスクは、大気と流体リザーバとの間に形
成された流路を有している。該流路は、ディスク外周に
配置された第1の端部と、プランジャの開孔を通って大
気およびチャンバを連絡する位置に配置された第2の端
部とを有している。チャンバからの流体の流れを制御
し、チャンバ内に流入するエアの量を制限しあるいは最
少にするために、流路は、第1の端部から第2の端部ま
での遠回りの道筋を有している。
ジャ上端部の内壁面に付勢されたディスクを有してい
る。ベントディスクは、大気と流体リザーバとの間に形
成された流路を有している。該流路は、ディスク外周に
配置された第1の端部と、プランジャの開孔を通って大
気およびチャンバを連絡する位置に配置された第2の端
部とを有している。チャンバからの流体の流れを制御
し、チャンバ内に流入するエアの量を制限しあるいは最
少にするために、流路は、第1の端部から第2の端部ま
での遠回りの道筋を有している。
【0009】また開孔は、チャンバからの流体の流れを
さらに制限するための制限部材と、エンジン停止時にプ
ランジャが孔内に縮退するのを防止する機械的な逆止機
能を提供するためのラック・アンド・ラチェット組立体
とを含んでいる。
さらに制限するための制限部材と、エンジン停止時にプ
ランジャが孔内に縮退するのを防止する機械的な逆止機
能を提供するためのラック・アンド・ラチェット組立体
とを含んでいる。
【0010】本発明による通気装置も同様に、プランジ
ャ上端部またはオイル供給用導入口においてエアの排出
すなわち通気を行う。しかしながら、本発明による通気
装置は多孔性を有しており、焼結合金から構成されてい
る。
ャ上端部またはオイル供給用導入口においてエアの排出
すなわち通気を行う。しかしながら、本発明による通気
装置は多孔性を有しており、焼結合金から構成されてい
る。
【0011】焼結合金の多孔性は、エアを迅速に逃がす
一方、オイルの高粘性によりオイルの流速を抑える。高
速のエアの流れは、通気装置を通ってエアを迅速に逃が
すのに望ましく、オイルの外方への流れを制限すること
は、タイミング駆動システムの良好な制御を維持するの
に望ましい。エアの流速は、通気装置の形状を変えるこ
とによって上昇させることができる。
一方、オイルの高粘性によりオイルの流速を抑える。高
速のエアの流れは、通気装置を通ってエアを迅速に逃が
すのに望ましく、オイルの外方への流れを制限すること
は、タイミング駆動システムの良好な制御を維持するの
に望ましい。エアの流速は、通気装置の形状を変えるこ
とによって上昇させることができる。
【0012】このように本発明の目的は、流体チャンバ
内のエアを減少させることができ、さらに、エンジン停
止時にプランジャの縮退を防止できる液圧テンショナを
提供することにある。
内のエアを減少させることができ、さらに、エンジン停
止時にプランジャの縮退を防止できる液圧テンショナを
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る液
圧テンショナは、流体チャンバを画成する孔が形成され
たハウジングと、前記孔内にスライド可能に受け入れら
れ、開孔が形成された上端部を有する中空プランジャ
と、前記プランジャを前記孔から突出する方向に付勢す
るスプリングと、前記チャンバと加圧流体源との間に配
置され、前記チャンバ内への流体の流れを許容しかつ逆
方向の流体の流れを阻止するチェックバルブと、前記ハ
ウジング内に形成され、前記チャンバを加圧流体源に接
続するための流路と、前記プランジャの上部に配置さ
れ、ディスク形状を有するとともに、前記スプリングに
よって前記プランジャの上端側に付勢された焼結合金製
のエアベントと、前記プランジャと連係する可動ラック
と、前記可動ラックと係合するようにスプリングによっ
て付勢されたラチェットとを備えたことを特徴としてい
る。
圧テンショナは、流体チャンバを画成する孔が形成され
たハウジングと、前記孔内にスライド可能に受け入れら
れ、開孔が形成された上端部を有する中空プランジャ
と、前記プランジャを前記孔から突出する方向に付勢す
るスプリングと、前記チャンバと加圧流体源との間に配
置され、前記チャンバ内への流体の流れを許容しかつ逆
方向の流体の流れを阻止するチェックバルブと、前記ハ
ウジング内に形成され、前記チャンバを加圧流体源に接
続するための流路と、前記プランジャの上部に配置さ
れ、ディスク形状を有するとともに、前記スプリングに
よって前記プランジャの上端側に付勢された焼結合金製
のエアベントと、前記プランジャと連係する可動ラック
と、前記可動ラックと係合するようにスプリングによっ
て付勢されたラチェットとを備えたことを特徴としてい
る。
【0014】請求項2の発明に係る液圧テンショナは、
流体チャンバを画成する孔が形成されたハウジングと、
前記孔内にスライド可能に受け入れられた中空プランジ
ャと、前記プランジャを前記孔から突出する方向に付勢
するスプリングと、前記チャンバと加圧流体源との間に
配置され、オイル供給用導入口から前記チャンバ内への
流体の流れを許容しかつ逆方向の流体の流れを阻止する
チェックバルブと、前記ハウジング内に形成され、前記
チャンバを加圧流体源に接続するための流路と、前記オ
イル供給用導入口内に配置された焼結合金製のエアベン
トと、前記プランジャと連係する可動ラックと、前記可
動ラックと係合するようにスプリングによって付勢され
たラチェットとを備えたことを特徴としている。
流体チャンバを画成する孔が形成されたハウジングと、
前記孔内にスライド可能に受け入れられた中空プランジ
ャと、前記プランジャを前記孔から突出する方向に付勢
するスプリングと、前記チャンバと加圧流体源との間に
配置され、オイル供給用導入口から前記チャンバ内への
流体の流れを許容しかつ逆方向の流体の流れを阻止する
チェックバルブと、前記ハウジング内に形成され、前記
チャンバを加圧流体源に接続するための流路と、前記オ
イル供給用導入口内に配置された焼結合金製のエアベン
トと、前記プランジャと連係する可動ラックと、前記可
動ラックと係合するようにスプリングによって付勢され
たラチェットとを備えたことを特徴としている。
【0015】請求項3の発明に係る液圧テンショナは、
請求項2において、前記エアベントが円柱形状をしてい
ることを特徴としている。
請求項2において、前記エアベントが円柱形状をしてい
ることを特徴としている。
【0016】請求項4の発明に係る液圧テンショナは、
請求項2において、前記エアベントがディスク形状をし
ていることを特徴としている。
請求項2において、前記エアベントがディスク形状をし
ていることを特徴としている。
【0017】第1の発明に係る液圧テンショナでは、流
体チャンバ内のオイルは、エアベントを通り、プランジ
ャ上端部の開孔を通って外部に漏出される。この場合に
おいて、プランジャ上部に配置されたエアベントが焼結
合金製なので、オイルの流れを抑制しつつ流体チャンバ
内のエアを迅速に逃がすことができる。これにより、流
体チャンバ内のエアを減少させることができる。しか
も、エアベントがディスク形状をしており、比較的厚み
が薄いので、エアの流れを高速にすることができる。
体チャンバ内のオイルは、エアベントを通り、プランジ
ャ上端部の開孔を通って外部に漏出される。この場合に
おいて、プランジャ上部に配置されたエアベントが焼結
合金製なので、オイルの流れを抑制しつつ流体チャンバ
内のエアを迅速に逃がすことができる。これにより、流
体チャンバ内のエアを減少させることができる。しか
も、エアベントがディスク形状をしており、比較的厚み
が薄いので、エアの流れを高速にすることができる。
【0018】また、プランジャを付勢するスプリングに
よって、エアベントがプランジャ上端側に付勢されてい
るので、エアベントをプランジャ内部に圧入する等の作
業が不要になり、液圧テンショナの組立てが容易にな
る。
よって、エアベントがプランジャ上端側に付勢されてい
るので、エアベントをプランジャ内部に圧入する等の作
業が不要になり、液圧テンショナの組立てが容易にな
る。
【0019】さらに、プランジャに連係する可動ラック
と、可動ラックに係合するラチェットとが設けられてい
るので、エンジン停止時には、ラチェットと係合する可
動ラックを介して、プランジャの孔内への縮退を防止す
ることができる。
と、可動ラックに係合するラチェットとが設けられてい
るので、エンジン停止時には、ラチェットと係合する可
動ラックを介して、プランジャの孔内への縮退を防止す
ることができる。
【0020】第2の発明に係る液圧テンショナでは、オ
イル供給用導入口内に焼結合金製のエアベントが配置さ
れているので、オイル供給用導入口に導入されるオイル
の中のエアは、エアベントによりその流れが制限され
る。これにより、流体チャンバ内へのエアの導入を抑制
でき、流体チャンバ内のエアを減少させることができ
る。
イル供給用導入口内に焼結合金製のエアベントが配置さ
れているので、オイル供給用導入口に導入されるオイル
の中のエアは、エアベントによりその流れが制限され
る。これにより、流体チャンバ内へのエアの導入を抑制
でき、流体チャンバ内のエアを減少させることができ
る。
【0021】さらに、第1の発明と同様に、プランジャ
に連係する可動ラックと、可動ラックに係合するラチェ
ットとが設けられているので、エンジン停止時には、ラ
チェットと係合する可動ラックを介して、プランジャの
孔内への縮退を防止することができる。
に連係する可動ラックと、可動ラックに係合するラチェ
ットとが設けられているので、エンジン停止時には、ラ
チェットと係合する可動ラックを介して、プランジャの
孔内への縮退を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の要約 本発明は、多孔性のエアベント(通気装置)を備えた液
圧チェーンテンショナに関する。本テンショナは、流体
で満たされたチャンバを形成する孔を中央に有するハウ
ジングを備えている。中空プランジャが孔内にスライド
可能に収容されており、孔との間で流体チャンバを画成
している。プランジャすなわちピストンは、スプリング
によってハウジングから突出する方向に付勢されてい
る。
圧チェーンテンショナに関する。本テンショナは、流体
で満たされたチャンバを形成する孔を中央に有するハウ
ジングを備えている。中空プランジャが孔内にスライド
可能に収容されており、孔との間で流体チャンバを画成
している。プランジャすなわちピストンは、スプリング
によってハウジングから突出する方向に付勢されてい
る。
【0023】テンショナの一実施態様においては、プラ
ンジャは、開孔が形成された上端部を有している。プラ
ンジャの上端部内には、焼結合金製の通気装置が設けら
れている。また、通気装置は好ましくは円柱形状をして
おり、テンショナ内のもっとも高い位置においてプラン
ジャ開孔内に用いられている。
ンジャは、開孔が形成された上端部を有している。プラ
ンジャの上端部内には、焼結合金製の通気装置が設けら
れている。また、通気装置は好ましくは円柱形状をして
おり、テンショナ内のもっとも高い位置においてプラン
ジャ開孔内に用いられている。
【0024】ハウジング内には、チャンバを加圧流体源
に接続するための流路が設けられている。チャンバと加
圧流体源との間には、チャンバ内への流体の流れを許容
し、逆方向の流体の流れを阻止するためのチェックバル
ブが設けられている。チェックバルブは、テンショナ技
術上、現在知られているところのボール・スプリングチ
ェックバルブ、スプリングバルブあるいは可変オリフィ
スチェックバルブから構成される。
に接続するための流路が設けられている。チャンバと加
圧流体源との間には、チャンバ内への流体の流れを許容
し、逆方向の流体の流れを阻止するためのチェックバル
ブが設けられている。チェックバルブは、テンショナ技
術上、現在知られているところのボール・スプリングチ
ェックバルブ、スプリングバルブあるいは可変オリフィ
スチェックバルブから構成される。
【0025】テンショナはまた、機械的な逆止機能を提
供するラック・アンド・ラチェット組立体を有してい
る。ラックはプランジャとともに外方に移動し、ラチェ
ットはスプリングによって付勢され、逆止機能を提供す
るようにラックと噛み合う。この逆止機能は、エンジン
が停止して流体が孔から漏出するとき、ピストンが孔内
に縮退するのを防止する。
供するラック・アンド・ラチェット組立体を有してい
る。ラックはプランジャとともに外方に移動し、ラチェ
ットはスプリングによって付勢され、逆止機能を提供す
るようにラックと噛み合う。この逆止機能は、エンジン
が停止して流体が孔から漏出するとき、ピストンが孔内
に縮退するのを防止する。
【0026】液圧テンショナの第2の実施態様において
は、焼結合金製の通気装置がオイル供給用導入口に設け
られている。この場合には、導入口のエアは、テンショ
ナのチャンバ内に流入する前に排出される。この通気装
置の多孔度は、チャンバ内にオイルが流入できるよう
に、大きくなければならない。
は、焼結合金製の通気装置がオイル供給用導入口に設け
られている。この場合には、導入口のエアは、テンショ
ナのチャンバ内に流入する前に排出される。この通気装
置の多孔度は、チャンバ内にオイルが流入できるよう
に、大きくなければならない。
【0027】液圧テンショナの第3の実施態様において
は、焼結合金製の通気装置が、プランジャ内部において
スプリング上端と開孔下部との間に設けられている。通
気装置はディスク形状をしており、幅方向のプランジャ
内部空間を占めている。
は、焼結合金製の通気装置が、プランジャ内部において
スプリング上端と開孔下部との間に設けられている。通
気装置はディスク形状をしており、幅方向のプランジャ
内部空間を占めている。
【0028】本発明のこれらおよびその他の特徴・目的
をよく理解するためには、添付図面に関連して以下の詳
細な記述が参照されるべきである。
をよく理解するためには、添付図面に関連して以下の詳
細な記述が参照されるべきである。
【0029】好ましい実施態様の詳細な説明 以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明によるエアベント70を備えた液圧
テンショナ10を示している。テンショナ10はハウジ
ング20を備えており、該ハウジング20は、図示しな
い加圧流体源から流路24を通って流入する流体で満た
されるチャンバ22を有している。加圧流体源は、オイ
ルポンプあるいはリザーバで構成される。
る。図1は、本発明によるエアベント70を備えた液圧
テンショナ10を示している。テンショナ10はハウジ
ング20を備えており、該ハウジング20は、図示しな
い加圧流体源から流路24を通って流入する流体で満た
されるチャンバ22を有している。加圧流体源は、オイ
ルポンプあるいはリザーバで構成される。
【0030】好ましくは円柱形状のチャンバ22は、好
ましくは円筒形状の中空プランジャ40を収容してい
る。中空プランジャ40は、内部空間42と、開孔46
を有する上端部44とを有している。開孔46は、上端
部44の中央に配置されているのが好ましい。上端部4
4は、図示しないレバーまたはアームに接触しており、
チェーンスパンに沿って緊張力を作用させる。スプリン
グ60が、プランジャ上端部44の内壁部48に接触し
ており、プランジャ40を突出方向つまり外方に付勢し
ている。
ましくは円筒形状の中空プランジャ40を収容してい
る。中空プランジャ40は、内部空間42と、開孔46
を有する上端部44とを有している。開孔46は、上端
部44の中央に配置されているのが好ましい。上端部4
4は、図示しないレバーまたはアームに接触しており、
チェーンスパンに沿って緊張力を作用させる。スプリン
グ60が、プランジャ上端部44の内壁部48に接触し
ており、プランジャ40を突出方向つまり外方に付勢し
ている。
【0031】液圧テンショナ10の始動時には、流路2
4を通って流体が流入して、チャンバ22を満たす一
方、チャンバ22の上端にエアを押しやる。チャンバ2
2が流体で満たされると、スプリング60のバネ力およ
び流体の液圧によってプランジャ40がチャンバ22か
ら外方に移動する。
4を通って流体が流入して、チャンバ22を満たす一
方、チャンバ22の上端にエアを押しやる。チャンバ2
2が流体で満たされると、スプリング60のバネ力およ
び流体の液圧によってプランジャ40がチャンバ22か
ら外方に移動する。
【0032】流体チャンバ22と流路24との間には、
チャンバ22内への流体の流れを許容しかつ逆方向の流
体の流れを阻止するチェックバルブ100が設けられて
いる。チェックバルブ100は、ボール102と、ボー
ル102をボールシート106側に付勢するスプリング
104とを有している。
チャンバ22内への流体の流れを許容しかつ逆方向の流
体の流れを阻止するチェックバルブ100が設けられて
いる。チェックバルブ100は、ボール102と、ボー
ル102をボールシート106側に付勢するスプリング
104とを有している。
【0033】チェックバルブ100は、米国特許第 5,2
59,820号および米国特許第 5,277,664号に示され記述さ
れるような可変オリフィスチェックバルブである。な
お、両米国特許は、本件出願の譲受人によって所有され
ており、引用することによって本明細書の中に含まれ
る。
59,820号および米国特許第 5,277,664号に示され記述さ
れるような可変オリフィスチェックバルブである。な
お、両米国特許は、本件出願の譲受人によって所有され
ており、引用することによって本明細書の中に含まれ
る。
【0034】テンショナ10はまた、エンジン停止時に
ピストンが孔内に縮退するのを防止する機械的な逆止機
能を提供するためのラック・アンド・ラチェット組立体
を有している。
ピストンが孔内に縮退するのを防止する機械的な逆止機
能を提供するためのラック・アンド・ラチェット組立体
を有している。
【0035】本実施態様においては、チャンバ22に平
行な縦方向のポート28がハウジング20に設けられて
おり、ポート28には、該ポート28内を外方に移動可
能なラック110が収容されている。ラック110はプ
ランジャ40と連係しており、プランジャ40が外方に
移動すると、ラック110も外方に移動するようになっ
ている。ラック110の上端には、プランジャ上端部4
4上の肩部50と接触するフランジ112が設けられて
いる。
行な縦方向のポート28がハウジング20に設けられて
おり、ポート28には、該ポート28内を外方に移動可
能なラック110が収容されている。ラック110はプ
ランジャ40と連係しており、プランジャ40が外方に
移動すると、ラック110も外方に移動するようになっ
ている。ラック110の上端には、プランジャ上端部4
4上の肩部50と接触するフランジ112が設けられて
いる。
【0036】ハウジング20はまた、ラチェット120
およびスプリング122を収容する横方向のキャビティ
30を有している。スプリング122は、機械的な逆止
機能を提供するように、ラチェット120を噛合い側に
付勢している。テンショナ10は、チェックバルブ10
0およびラック・アンド・ラチェット組立体の双方を有
している。
およびスプリング122を収容する横方向のキャビティ
30を有している。スプリング122は、機械的な逆止
機能を提供するように、ラチェット120を噛合い側に
付勢している。テンショナ10は、チェックバルブ10
0およびラック・アンド・ラチェット組立体の双方を有
している。
【0037】プランジャ40が外方に移動すると、肩部
50がフランジ112に接触して、ラック110を外方
に移動させる。一方、油圧が低下して、チェーン緊張力
がプランジャ40を内方に押圧すると、ラック110
は、ラチェット120により、直前のもっとも外側の位
置を維持する。
50がフランジ112に接触して、ラック110を外方
に移動させる。一方、油圧が低下して、チェーン緊張力
がプランジャ40を内方に押圧すると、ラック110
は、ラチェット120により、直前のもっとも外側の位
置を維持する。
【0038】もしプランジャ上端部44がフランジ11
2の下方に移動するほどチェーン緊張力が十分に大きい
場合には、チェーン緊張力はラック110の頂上部11
4で維持されることになる。頂上部114は、ラック1
10およびラチェット120の協働により内方には移動
しない。液圧が低いかあるいは存在していない場合であ
っても、ラック・アンド・ラチェット組立体の協働によ
って逆止機能が維持される。
2の下方に移動するほどチェーン緊張力が十分に大きい
場合には、チェーン緊張力はラック110の頂上部11
4で維持されることになる。頂上部114は、ラック1
10およびラチェット120の協働により内方には移動
しない。液圧が低いかあるいは存在していない場合であ
っても、ラック・アンド・ラチェット組立体の協働によ
って逆止機能が維持される。
【0039】本発明によるエアベント70は、図2に示
すような焼結合金76を含んでいる。焼結合金は、粉末
冶金技術で知られるように、ステンレス鋼、青銅、モネ
ル(登録商標)、イコネル、カーペンター20あるいは
ニッケルの合金である。
すような焼結合金76を含んでいる。焼結合金は、粉末
冶金技術で知られるように、ステンレス鋼、青銅、モネ
ル(登録商標)、イコネル、カーペンター20あるいは
ニッケルの合金である。
【0040】焼結合金76は、多孔質の塊である。粉末
粒子の大きさおよび密度を変えることによって、エアベ
ント70の微粒子速度(micron rating)が変わる。微粒
子速度が大きければ大きいほど、流量は増える。エアベ
ント70の形状を変えることによっても流量を増やすこ
とができる。たとえばエアベントが長いと、与えられた
圧力に対して流量が少なくなる。
粒子の大きさおよび密度を変えることによって、エアベ
ント70の微粒子速度(micron rating)が変わる。微粒
子速度が大きければ大きいほど、流量は増える。エアベ
ント70の形状を変えることによっても流量を増やすこ
とができる。たとえばエアベントが長いと、与えられた
圧力に対して流量が少なくなる。
【0041】このように、微粒子速度、エアベント70
の大きさおよび形状は変化し得る。従来より、焼結合金
製のエアベントは、非酸化雰囲気中において適切な温度
の下で十分に時間をかけて鉄合金(iron alloy)と焼結
品とを圧縮することによって、硬化成形されている。
の大きさおよび形状は変化し得る。従来より、焼結合金
製のエアベントは、非酸化雰囲気中において適切な温度
の下で十分に時間をかけて鉄合金(iron alloy)と焼結
品とを圧縮することによって、硬化成形されている。
【0042】第1の実施態様においては、テンショナ1
0内からエアを取り除いた後、焼結合金76がオイルを
保持している。この焼結合金76によるオイルの保持
は、プランジャ40が移動するとき、焼結合金ベント7
0を介してテンショナ10内にエアが引き込まれないよ
うに、オイルの表面張力に基づいて行われる。テンショ
ナ10は、焼結合金ベント70からオイルを吸い出す前
にオイルを引き出すことのできるオイルリザーバを、該
テンショナへの導入口に有していなければならない。
0内からエアを取り除いた後、焼結合金76がオイルを
保持している。この焼結合金76によるオイルの保持
は、プランジャ40が移動するとき、焼結合金ベント7
0を介してテンショナ10内にエアが引き込まれないよ
うに、オイルの表面張力に基づいて行われる。テンショ
ナ10は、焼結合金ベント70からオイルを吸い出す前
にオイルを引き出すことのできるオイルリザーバを、該
テンショナへの導入口に有していなければならない。
【0043】テンショナ10がエンジンオイルの油圧で
一旦加圧されると、テンショナ10は、焼結合金ベント
70を介して該テンショナ内からエアおよび少量のオイ
ルを押し出す。これにより、テンショナ10内に流入し
たすべてのエアが取り除かれる。
一旦加圧されると、テンショナ10は、焼結合金ベント
70を介して該テンショナ内からエアおよび少量のオイ
ルを押し出す。これにより、テンショナ10内に流入し
たすべてのエアが取り除かれる。
【0044】このような通気方法が有効に作用する主な
理由は、テンショナ10が動作の大半を正圧下で行って
おり、負圧下での動作はほんの短い時間でしかないこと
による。オイルの染み込んだ焼結合金ベント70が、短
い負圧時間内にエアが流入するのを防止している。
理由は、テンショナ10が動作の大半を正圧下で行って
おり、負圧下での動作はほんの短い時間でしかないこと
による。オイルの染み込んだ焼結合金ベント70が、短
い負圧時間内にエアが流入するのを防止している。
【0045】図3は、オイル供給用導入口82にエアベ
ント81を備えた液圧テンショナ10を示している。供
給オイルがテンショナ10内に入るとき、オイルは、エ
アベント81を通ってテンショナ10のプランジャチャ
ンバ22内に入る。
ント81を備えた液圧テンショナ10を示している。供
給オイルがテンショナ10内に入るとき、オイルは、エ
アベント81を通ってテンショナ10のプランジャチャ
ンバ22内に入る。
【0046】図4に示すような焼結合金製エアベント8
1は、プレッシャチャンバ22を満たすためにチェック
バルブ100側へオイルを流す。焼結合金85は、異な
ったいくつかの金属から構成される。
1は、プレッシャチャンバ22を満たすためにチェック
バルブ100側へオイルを流す。焼結合金85は、異な
ったいくつかの金属から構成される。
【0047】図3に示す液圧テンショナ10は、供給オ
イルがテンショナ10内に入るときにテンショナ10内
へのエアの流れが制限される点を除いて、図1で記述し
た液圧テンショナ10と同様に作動する。
イルがテンショナ10内に入るときにテンショナ10内
へのエアの流れが制限される点を除いて、図1で記述し
た液圧テンショナ10と同様に作動する。
【0048】図5は、プランジャ40内にスプリング6
0によって保持されたディスク状ベント91を有する液
圧テンショナ10を示している。ベント91は、プラン
ジャ40の内部空間42に介在している。チャンバ22
は、ベント91の上方に開孔90を有している。
0によって保持されたディスク状ベント91を有する液
圧テンショナ10を示している。ベント91は、プラン
ジャ40の内部空間42に介在している。チャンバ22
は、ベント91の上方に開孔90を有している。
【0049】図6に示すような焼結合金製エアベント9
1は、図1のベント70の円柱形状と異なり、ディスク
形状をしている。焼結合金95もまた、異なる金属から
構成される。図5に示す液圧テンショナ10は、図1で
説明したテンショナと同様に作動する。
1は、図1のベント70の円柱形状と異なり、ディスク
形状をしている。焼結合金95もまた、異なる金属から
構成される。図5に示す液圧テンショナ10は、図1で
説明したテンショナと同様に作動する。
【0050】すなわち、プランジャ40が外方に移動す
ると、肩部50がフランジ112に接触して、ラック1
10を外方に移動させる。一方、油圧が低下して、チェ
ーン緊張力がプランジャ40を内方に押圧すると、ラッ
ク110は、ラチェット120により、直前のもっとも
外側の位置を維持する。
ると、肩部50がフランジ112に接触して、ラック1
10を外方に移動させる。一方、油圧が低下して、チェ
ーン緊張力がプランジャ40を内方に押圧すると、ラッ
ク110は、ラチェット120により、直前のもっとも
外側の位置を維持する。
【0051】もしプランジャ上端部44がフランジ11
2の下方に移動するほどチェーン緊張力が十分に大きい
場合には、チェーン緊張力はラック110の頂上部11
4で維持されることになる。頂上部114は、ラック1
10およびラチェット120の協働により内方には移動
しない。液圧が低いかあるいは存在していない場合であ
っても、ラック・アンド・ラチェット組立体の協働によ
って逆止機能が維持される。
2の下方に移動するほどチェーン緊張力が十分に大きい
場合には、チェーン緊張力はラック110の頂上部11
4で維持されることになる。頂上部114は、ラック1
10およびラチェット120の協働により内方には移動
しない。液圧が低いかあるいは存在していない場合であ
っても、ラック・アンド・ラチェット組立体の協働によ
って逆止機能が維持される。
【0052】また、図6に示すようなディスク形状のエ
アベント91は、上下方向の長さが短く、このため、与
えられた圧力に対する流量が比較的多くなる。したがっ
て、このようなディスク形状のエアベントを図3のエア
ベント81として用いるようにしてもよい。〕
アベント91は、上下方向の長さが短く、このため、与
えられた圧力に対する流量が比較的多くなる。したがっ
て、このようなディスク形状のエアベントを図3のエア
ベント81として用いるようにしてもよい。〕
【0053】本発明が関連する技術分野の当業者は、と
くに上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神ある
いは本質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を
採用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得
る。上述の実施態様はあらゆる点で単なる例示としての
みみなされるべきものであり、限定的なものではない。
くに上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神ある
いは本質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を
採用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得
る。上述の実施態様はあらゆる点で単なる例示としての
みみなされるべきものであり、限定的なものではない。
【0054】それゆえ、本発明の範囲は、上記記述内容
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって
明らかであろう。
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって
明らかであろう。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1の発
明に係る液圧テンショナによれば、流体チャンバ内のオ
イルは、エアベントを通り、プランジャ上端部の開孔を
通って外部に漏出される。この場合において、プランジ
ャ上部に配置されたエアベントが焼結合金製なので、オ
イルの流れを抑制しつつ流体チャンバ内のエアを迅速に
逃がすことができる。これにより、流体チャンバ内のエ
アを減少させることができる効果がある。しかも、エア
ベントがディスク形状をしており、比較的厚みが薄いの
で、エアの流れを高速にすることができる。
明に係る液圧テンショナによれば、流体チャンバ内のオ
イルは、エアベントを通り、プランジャ上端部の開孔を
通って外部に漏出される。この場合において、プランジ
ャ上部に配置されたエアベントが焼結合金製なので、オ
イルの流れを抑制しつつ流体チャンバ内のエアを迅速に
逃がすことができる。これにより、流体チャンバ内のエ
アを減少させることができる効果がある。しかも、エア
ベントがディスク形状をしており、比較的厚みが薄いの
で、エアの流れを高速にすることができる。
【0056】本発明の第2の発明に係る液圧テンショナ
では、オイル供給用導入口内に焼結合金製のエアベント
が配置されているので、オイル供給用導入口に導入され
るオイルの中のエアは、エアベントによりその流れが制
限される。これにより、流体チャンバ内へのエアの導入
を抑制でき、流体チャンバ内のエアを減少させることが
できる効果がある。
では、オイル供給用導入口内に焼結合金製のエアベント
が配置されているので、オイル供給用導入口に導入され
るオイルの中のエアは、エアベントによりその流れが制
限される。これにより、流体チャンバ内へのエアの導入
を抑制でき、流体チャンバ内のエアを減少させることが
できる効果がある。
【0057】また、本発明においては、プランジャに連
係する可動ラックと、可動ラックに係合するラチェット
とが設けられているので、エンジン停止時には、ラチェ
ットと係合する可動ラックを介して、プランジャの孔内
への縮退を防止することができる効果がある。
係する可動ラックと、可動ラックに係合するラチェット
とが設けられているので、エンジン停止時には、ラチェ
ットと係合する可動ラックを介して、プランジャの孔内
への縮退を防止することができる効果がある。
【図1】本発明による液圧テンショナの第1の実施態様
の正面断面図であって、エアベントがプランジャ端部に
設けられた例を示している。
の正面断面図であって、エアベントがプランジャ端部に
設けられた例を示している。
【図2】図1の多孔性エアベントの拡大図である。
【図3】本発明による液圧テンショナの第2の実施態様
の正面断面図であって、エアベントがオイル導入口に設
けられた例を示している。
の正面断面図であって、エアベントがオイル導入口に設
けられた例を示している。
【図4】図3の多孔性エアベントの拡大図である。
【図5】本発明による液圧テンショナの第3の実施態様
の正面断面図であって、ディスク状のエアベントがプラ
ンジャ内のスプリング端部に設けられた例を示してい
る。
の正面断面図であって、ディスク状のエアベントがプラ
ンジャ内のスプリング端部に設けられた例を示してい
る。
【図6】図5の多孔性エアベントの拡大図である。
10 液圧テンショナ 20 ハウジング 22 (流体)チャンバ 24 流路 40 中空プランジャ 44 上端部 46 開孔 60 スプリング 70 エアベント 100 チェックバルブ 110 (可動)ラック 120 ラチェット 122 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランクリン・アール・スミス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 13045 コートランド ヘッジムーア・ドライブ 3736 (72)発明者 スタンレイ・ケー・デンボスキー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14850 イサカ メークレンバーグ・ロード 1790
Claims (4)
- 【請求項1】 液圧テンショナにおいて、 流体チャンバを画成する孔が形成されたハウジングと、 前記孔内にスライド可能に受け入れられ、開孔が形成さ
れた上端部を有する中空プランジャと、 前記プランジャを前記孔から突出する方向に付勢するス
プリングと、 前記チャンバと加圧流体源との間に配置され、前記チャ
ンバ内への流体の流れを許容しかつ逆方向の流体の流れ
を阻止するチェックバルブと、 前記ハウジング内に形成され、前記チャンバを加圧流体
源に接続するための流路と、 前記プランジャの上部に配置され、ディスク形状を有す
るとともに、前記スプリングによって前記プランジャの
上端側に付勢された焼結合金製のエアベントと、 前記プランジャと連係する可動ラックと、 前記可動ラックと係合するようにスプリングによって付
勢されたラチェットと、を備えた液圧テンショナ。 - 【請求項2】 液圧テンショナにおいて、 流体チャンバを画成する孔が形成されたハウジングと、 前記孔内にスライド可能に受け入れられた中空プランジ
ャと、 前記プランジャを前記孔から突出する方向に付勢するス
プリングと、 前記チャンバと加圧流体源との間に配置され、オイル供
給用導入口から前記チャンバ内への流体の流れを許容し
かつ逆方向の流体の流れを阻止するチェックバルブと、 前記ハウジング内に形成され、前記チャンバを加圧流体
源に接続するための流路と、 前記オイル供給用導入口内に配置された焼結合金製のエ
アベントと、 前記プランジャと連係する可動ラックと、 前記可動ラックと係合するようにスプリングによって付
勢されたラチェットと、を備えた液圧テンショナ。 - 【請求項3】 請求項2記載の液圧テンショナにおい
て、 前記エアベントが円柱形状をしている、ことを特徴とす
る液圧テンショナ。 - 【請求項4】 請求項2記載の液圧テンショナにおい
て、 前記エアベントがディスク形状をしている、ことを特徴
とする液圧テンショナ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/723,638 US5718650A (en) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | Hydraulic tensioner with porous vent |
US08/723,638 | 1996-10-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10196747A true JPH10196747A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=24907078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9288015A Abandoned JPH10196747A (ja) | 1996-10-03 | 1997-10-03 | 液圧テンショナ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5718650A (ja) |
EP (1) | EP0834677A3 (ja) |
JP (1) | JPH10196747A (ja) |
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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JP2010223289A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Ntn Corp | チェーンテンショナ |
JP2011153695A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Tsubakimoto Chain Co | ラチェット式テンショナ |
CN102654180A (zh) * | 2011-03-01 | 2012-09-05 | 株式会社椿本链条 | 棘爪式张紧器 |
JP2013194817A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Mitsubishi Motors Corp | エンジンのチェーンテンショナ |
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US6139454A (en) * | 1998-09-21 | 2000-10-31 | Borgwarner Inc. | Hydraulic tensioner with plastic cap check valve or vent |
US6117033A (en) | 1998-09-21 | 2000-09-12 | Borgwarner Inc. | Hydraulic tensioner with tuned spring piston |
EP1375964B1 (en) * | 1998-09-21 | 2008-10-29 | Borgwarner, Inc. | Hydraulic tensioner with pivotal mount |
US6165090A (en) * | 1998-09-21 | 2000-12-26 | Borgwarner Inc. | Hydraulic tensioner with vent formed with stacked plates |
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US20070243961A1 (en) * | 2006-02-03 | 2007-10-18 | Ford Global Technologies, Llc | Ratcheting tensioner with override |
DE102008056275A1 (de) * | 2008-11-06 | 2010-05-12 | Schaeffler Kg | Hydraulische Spannvorrichtung für ein flexibles Antriebsmittel |
US8142313B2 (en) * | 2009-01-06 | 2012-03-27 | Ford Global Technologies | Hydraulic tensioner with overtravel limiter |
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