JPH10196707A - 防振器取付用ロック装置 - Google Patents

防振器取付用ロック装置

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JPH10196707A
JPH10196707A JP1484497A JP1484497A JPH10196707A JP H10196707 A JPH10196707 A JP H10196707A JP 1484497 A JP1484497 A JP 1484497A JP 1484497 A JP1484497 A JP 1484497A JP H10196707 A JPH10196707 A JP H10196707A
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JP
Japan
Prior art keywords
indicator
fixed
rod
guide member
vibration isolator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1484497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Sasaki
洋二 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
Application filed by Sanwa Tekki Corp filed Critical Sanwa Tekki Corp
Priority to JP1484497A priority Critical patent/JPH10196707A/ja
Publication of JPH10196707A publication Critical patent/JPH10196707A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易で、特別な工具を使用することな
く防振器の可動部を所定長に固定できるロック装置を提
供すること。 【解決手段】 伸縮カバーD3の先端に取付板11を固
定し、取付板11にインジケータ12の一端部を固定す
る。インジケータ12はロッドD2と共にシリンダチュ
ーブD1に固定されたガイド部材13に案内されて移動
できる。インジケータ12には目盛り12aを設ける。
ガイド部材13には、インジケータ12に直交する方向
からチョウボルト14を螺合させ、これを締め込むとイ
ンジケータ12を固定する。ガイド部材13の端面をイ
ンジケータ12の目盛り12aに合わせてロッドD2の
位置を調整し、チョウボルト14でインジケータ12を
固定すればロッドD2が固定する。この状態で防振器D
を取り付け作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧防振器のよう
に固定部に対して振動時に可動部が変位する直線往復動
型の防振器を設置するために、予め可動部と固定部との
相対な初期位置を設定するロック装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、油圧防振器Dは、シ
リンダチューブD1と、シリンダチューブD1に出入り
動自在に挿入されたロッドD2とを備え、防振対象と構
築物との間に取り付けられて振動時の両者の直線的な相
対変位に基づき油圧による防振作用を行う。シリンダチ
ューブD1には、外側のロッドD2を覆うように蛇腹状
の伸縮カバーD3の一端が固定されている。従来、油圧
防振器DのシリンダチューブD1とロッドD2との間に
防振器取付用ロック装置1が付設される。このロック装
置1は、伸縮カバーD3の先端を蓋状に閉塞すると共に
ロッドD2に固定されるアタッチメント2を備えてい
る。アタッチメント2には、ロッドD2の直交方向に張
り出すように矩形板状のブラケット3が固定されてい
る。ブラケット3は、図6に示すように、プリセットボ
ルト6を側方から受け入れる切欠き3aと、インジケー
タ4を固定するための貫通孔3bを有する。ブラケット
3には、外周に目盛り4aが設けられた棒状のインジケ
ータ4の一端部が固定される。インジケータ4の他端側
はシリンダチューブD1に固定されたガイド部材5に挿
通される。ガイド部材5は、図7,図8に示すように、
シリンダチューブD1にボルト止めされており、インジ
ケータ4が摺動自在に貫通する。ガイド部材5上には、
インジケータ4の目盛り4aを指示する指示板5aを備
えている。また、シリンダチューブD1にはプリセット
ボルト6の一端部が固着されている。プリセットボルト
6はロッドD2に平行して延び、他端側がブラケット3
を挟むナット6aで固定される。
【0003】このロック装置1は、防振器Dを取り付け
るに当たり、予め所定の突出長さにロッドD2を固定す
る。即ち、プリセットボルト6がブラケット3に拘束さ
れない状態でロッドD2を移動させ、インジケータ4の
目盛り4aでその突出長さを確認しつつ位置調整し、所
望の突出長さになったら、ナット6aを締めてプリセッ
トボルト6を固定する。一方、防振器Dの取り付け後、
ナット6aを緩めてプリセットボルト6からブラケット
3を解除し、ブラケット3をインジケータ4と共にアタ
ッチメント2から取り外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のロッド位置
固定装置1においては、プリセットボルト6を設けるた
めに防振器DのシリンダチューブD1やブラケット3に
ねじ孔加工を施さなければならず、製作が煩雑である。
また、プリセットボルト6をナット6aで締め付けて固
定するので、着脱にスパナ等の工具が必要になるという
問題がある。そこで、本発明は、製作が容易で、特別な
工具を使用することなく防振器の可動部を簡単に固定で
きる防振器取付用ロック装置を提供することを課題とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、固定部D1に対して振動時に可動
部D2が変位する直線往復動型の防振器Dにおける可動
部D2を固定部D1に所定の相対位置で固定するロック
装置において、長さの目盛り12aを有するインジケー
タ12の一端部を防振器Dの可動部D2に固定し、他端
部を固定部側へ可動部の移動方向に延ばし、ガイド部材
13を固定部D1に固定し、インジケータ12の移動を
案内させると共に、所定位置でインジケータ12をチョ
ウボルト14のような係止手段で係止して可動部D1を
固定するように防振器取付用ロック装置を構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1において、ロック装置10は、従来
と同様の油圧防振器Dの固定部であるシリンダチューブ
D1と可動部であるロッドD2との間に付設される。こ
のロック装置10は、伸縮カバーD3の先端にボルトで
固定される円板状の取付板11を備えている。図2に示
すように、取付板11にはロッドD2の直交方向に張り
出す取付部11aを有する。また、取付板11には、ボ
ルトで伸縮カバーD3に固定するためのボルト挿通孔1
1bを有する。
【0007】取付部11aにはインジケータ12の一端
部が固定される。インジケータ12は棒状を成し、取付
板11からシリンダチューブD1側へロッドD2に平行
して延びる。インジケータ12の他端側はシリンダチュ
ーブD1に固定されたガイド部材13に挿通される。イ
ンジケータ12の外周には目盛り12aが設けられてい
る。
【0008】ガイド部材13は、図3,図4に示すよう
に、シリンダチューブD1にボルト13aで固定されて
おり、インジケータ12が延長方向に移動自由に貫通す
る。ガイド部材13には、インジケータ12に直交する
方向からチョウボルト14が螺合しており、締め込むと
インジケータ12に押し当たり固定できるようになって
いる。
【0009】このロック装置10は、チョウボルト14
を緩めた状態でロッドD2を移動させ、ガイド部材13
の端面をインジケータ12の目盛り12aに合わせてロ
ッドD2の位置を調整する。そして、チョウボルト14
をガイド部材13に締め込んでインジケータ12を固定
することによりロッドD2の位置を固定する。この状態
で防振器Dを取り付け作業を行えばロッドD2が不用意
に移動することがなく、ロッドD2の設定された適正な
ストロークが確保される。一方、防振器Dを取り付けた
後、チョウボルト14を緩めてインジケータ12の拘束
を解けば、ロッドD2が自由に移動でき、防振器Dの使
用が可能になる。なお、本実施形態ではロック装置10
を油圧防振器に適用したが、可動部が固定部に対して直
線的に往復動する構成のものであれば、他の形式の防振
器にも適用できる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、固定
部D1に対して振動時に可動部D2が変位する直線往復
動型の防振器Dにおける可動部D2を固定部D1に所定
の相対位置で固定するロック装置において、長さの目盛
り12aを有するインジケータ12の一端部を防振器D
の可動部D2に固定し、他端部を固定部側へ可動部の移
動方向に延ばし、ガイド部材13を固定部D1に固定し
てインジケータ12の移動を案内させると共に、所定位
置でインジケータ12をチョウボルト14のような係止
手段で係止して可動部D1を固定するように防振器取付
用ロック装置を構成したため、従来のプリセットボルト
を設けるための防振器Dやブラケット3へのねじ孔加工
を省略することができ、容易に製作することができ、ま
た、ロッド位置を固定するのにナットを用いないので、
スパナ等の工具を必要とせずに、簡単に固定することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防振器取付用ロック装置の正面図
である。
【図2】取付板の平面図である。
【図3】ガイド部材の平面図である。
【図4】ガイド部材の縦断面図である。
【図5】従来の防振器取付用ロック装置の正面図であ
る。
【図6】ブラケットの正面図である。
【図7】従来のガイド部材の平面図である。
【図8】従来のガイド部材の縦断面図である。
【符号の説明】
12 インジケータ 12a 目盛り 13 ガイド部材 14 チョウボルト D 防振器 D1 固定部(シリンダチューブ) D2 可動部(ロッド)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動時に可動部が固定部に対して変位す
    る直線往復動型の防振器における可動部を固定部に所定
    の相対位置で固定するロック装置であって、 長さの目盛りを有し、一端部が前記防振器の可動部に固
    定されて、他端部が固定部側へ可動部の移動方向に延び
    るインジケータと、 前記固定部に固定され、前記インジケータの移動を案内
    すると共に、所定位置でインジケータを係止して可動部
    を固定するガイド部材とを具備することを特徴とする防
    振器取付用ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材には、締め込みによりイ
    ンジケータを固定するチョウボルトを備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の防振器取付用ロック装置。
JP1484497A 1997-01-13 1997-01-13 防振器取付用ロック装置 Pending JPH10196707A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1484497A JPH10196707A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 防振器取付用ロック装置

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JP1484497A JPH10196707A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 防振器取付用ロック装置

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JPH10196707A true JPH10196707A (ja) 1998-07-31

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ID=11872357

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JP1484497A Pending JPH10196707A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 防振器取付用ロック装置

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JP (1) JPH10196707A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168077A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Hitachi Ltd シリンダ装置圧縮保持具及びシリンダ装置
JP2016183694A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 三和テッキ株式会社 配管用防振器の遠隔監視装置
JP2016183693A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 三和テッキ株式会社 配管用防振器の遠隔監視装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168077A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Hitachi Ltd シリンダ装置圧縮保持具及びシリンダ装置
JP2016183694A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 三和テッキ株式会社 配管用防振器の遠隔監視装置
JP2016183693A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 三和テッキ株式会社 配管用防振器の遠隔監視装置

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