JPH10196377A - 4サイクルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法。 - Google Patents

4サイクルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法。

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JPH10196377A
JPH10196377A JP36005996A JP36005996A JPH10196377A JP H10196377 A JPH10196377 A JP H10196377A JP 36005996 A JP36005996 A JP 36005996A JP 36005996 A JP36005996 A JP 36005996A JP H10196377 A JPH10196377 A JP H10196377A
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valve
dead center
intake
air
bottom dead
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JP36005996A
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Osamu Nakada
治 中田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B41/00Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
    • F02B41/02Engines with prolonged expansion
    • F02B41/04Engines with prolonged expansion in main cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B75/021Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having six or more strokes per cycle

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】爆発に因って出たエネルギーを充分ピストン、
クランクシャフトへと伝える方法の提供。 【解決手段】吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、
1回目の吸気工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁(ピストンバルブ)、又は、気口(ロータリーバル
ブ)と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、又は、気口の、2種類の、弁、気口、を設
ける。これにより圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで長くとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、多気筒の時、他の気筒との相互性を得る事
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じ弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過きた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れる。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるのは、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、上死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれる。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気用の吸気弁、吸気口を、膨
張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれる。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンには、気化器を取り付けて
ある。
【0026】図13から図24に示される実施例では、 図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の通路は、何も無い空間の端と端に取り付けてある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁は閉じ、2回目の吸気工程の時の
弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸気
工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分の
2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開いた
直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブとロータリー
バルブの工程は同一なので、ここでは省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気弁と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に圧縮する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、付内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブ、ロータリーバルブのバルフ・タイミングは、エンジ
ンの爆発回転数、回転数の上昇時、下降時、また、圧縮
比などに因って違うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の図を描いた。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、起こりうる作用は同一な
ので、ここでは省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dが開いている時には、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eが開いている時には、
他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気される形で圧縮
されるので、吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくな
る。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dが開いている時
には、他の気筒の、弁b、又は、気口eに圧縮される形
で吸気され、圧縮工程の時、弁b、又は、気口eが開い
ている時には、他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気
される形で圧縮されるので、1回目の吸気工程、圧縮工
程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開かなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開かなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(吸気工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(吸気工程−2、点
火)
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−1)
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
2、燃料噴射・点火)
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
1)
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】
1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、膨
張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じ
る、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の
時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で
閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部分を設け
た、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内型)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1回
目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 26 2回目の吸気工程の時の気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口を開け過ぎた時の対策
として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる
前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口
f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張
工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言
うならば長くとる方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、多気筒の時、他の気筒との相互性を得る事
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じ弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過きた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れるが、以下に説明する
気筒数の時は、つなげた方がよい。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるのは、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、上死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気用の吸気弁、吸気口を、膨
張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時には、気化器を取り付けてあ
る。
【0026】図13から図24に示される実施例では、 図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の通路は、何も無い空間の端と端に取り付けてある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁は閉じ、2回目の吸気工程の時の
弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸気
工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分の
2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開いた
直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。(図29に
示される、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁
は、閉じた直後の図である。) 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブとロータリー
バルブの工程は同一なので、ここでは省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気弁と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に圧縮する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。(図37に示され
る、1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、閉
じた直後の図である。) 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、筒内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブの、バルブ・タイミングは、エンジンの爆発回転数、
回転数の上昇時、下降時、また、圧縮比などに因って違
うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の図を描いた。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、作用は同一なので、ここ
では省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dが開いている時には、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eが開いている時には、
他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気される形で圧縮
されるので、吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくな
る。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dが開いている時
には、他の気筒の、弁b、又は、気口eに圧縮される形
で吸気され、圧縮工程の時、弁b、又は、気口eが開い
ている時には、他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気
される形で圧縮されるので、1回目の吸気工程、圧縮工
程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開かなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開かなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−2(点
火)〕
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−1)
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−
2(燃料噴射・点火)〕
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
1)
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】 1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b)を開け過ぎた時の対策として、膨張工程
の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点
で閉じる、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口(気口e)を開け過ぎた時の対策として、膨
張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、
下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部
分を設けた、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内形)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1回
目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 26 2回目の吸気工程の時の気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と、排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口を開け過ぎた時の対策
として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる
前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口
f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了 A−A 断面 B−B 断面 C−C 断面 D−D 断面 E−E 断面 F−F 断面 G−G 断面 H−H 断面 I−I 断面 J−J 断面 K−K 断面 L−L 断面 M−M 断面 N−N 断面 O−O 断面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【図18】
【図1】
【図2】
【図5】
【図9】
【図13】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図19】
【図8】
【図10】
【図11】
【図15】
【図17】
【図12】
【図14】
【図20】
【図21】
【図23】
【図22】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図30】
【図32】
【図29】
【図31】
【図42】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図43】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張
工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言
うならば長くとる方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、多気筒の時、他の気筒との相互性を得る事
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じ弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過きた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れるが、以下に説明する
気筒数の時は、つなげた方がよい。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、上死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気用の吸気弁、吸気口を、膨
張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時には、気化器を取り付けてあ
る。
【0026】図13から図24に示される実施例では、 図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の通路は、何も無い空間の端と端に取り付けてある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁は閉じ、2回目の吸気工程の時の
弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸気
工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分の
2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開いた
直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。(図29に
示される、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁
は、閉じた直後の図である。) 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブとロータリー
バルブの工程は同一なので、ここでは省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気弁と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に圧縮する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。(図37に示され
る、1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、閉
じた直後の図である。) 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、筒内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブの、バルブ・タイミングは、エンジンの爆発回転数、
回転数の上昇時、下降時、また、圧縮比などに因って違
うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の図を描いた。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、作用は同一なので、ここ
では省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dが開いている時には、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eが開いている時には、
他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気される形で圧縮
されるので、吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくな
る。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dが開いている時
には、他の気筒の、弁b、又は、気口eに圧縮される形
で吸気され、圧縮工程の時、弁b、又は、気口eが開い
ている時には、他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気
される形で圧縮されるので、1回目の吸気工程、圧縮工
程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開かなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開かなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−2(点
火)〕
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−1)
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−
2(燃料噴射・点火)〕
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
1)
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】 1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b)を開け過ぎた時の対策として、膨張工程
の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点
で閉じる、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口(気口e)を開け過ぎた時の対策として、膨
張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、
下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部
分を設けた、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内形)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1回
目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 26 2回目の吸気工程の時の気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と、排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口を開け過ぎた時の対策
として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる
前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口
f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了 A−A 断面 B−B 断面 C−C 断面 D−D 断面 E−E 断面 F−F 断面 G−G 断面 H−H 断面 I−I 断面 J−J 断面 K−K 断面 L−L 断面 M−M 断面 N−N 断面 O−O 断面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図43】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図9】
【図4】
【図6】
【図7】
【図10】
【図8】
【図11】
【図12】
【図13】
【図15】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張
工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言
うならば長くとる方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、多気筒の時、他の気筒との相互性を得る事
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じ弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過きた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れるが、以下に説明する
気筒数の時は、つなげた方がよい。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、下死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気用の吸気弁、吸気口を、膨
張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時には、気化器を取り付けてあ
る。
【0026】図13から図24に示される実施例では、 図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付け
てある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁は閉じ、2回目の吸気工程の時の
弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸気
工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分の
2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開いた
直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。(図29に
示される、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁
は、閉じた直後の図である。) 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブとロータリー
バルブの工程は同一なので、ここでは省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に圧縮する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。(図37に示され
る、1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、閉
じた直後の図である。) 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、筒内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブの、バルブ・タイミングは、エンジンの爆発回転数、
回転数の上昇時、下降時、また、圧縮比などに因って違
うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の縦断面図を描いた。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、作用は同一なので、ここ
では省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dが開いている時には、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eが開いている時には、
他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気される形で圧縮
されるので、吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくな
る。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dが開いている時
には、他の気筒の、弁b、又は、気口eに圧縮される形
で吸気され、圧縮工程の時、弁b、又は、気口eが開い
ている時には、他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気
される形で圧縮されるので、1回目の吸気工程、圧縮工
程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開かなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開かなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−2(点
火)〕
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−1(燃
焼)〕
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−
2(燃料噴射・点火)〕
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−
1(燃焼)〕
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】 1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b)を開け過ぎた時の対策として、膨張工程
の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点
で閉じる、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口(気口e)を開け過ぎた時の対策として、膨
張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、
下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部
分を設けた、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内形)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回目の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1
回目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリー
バルブ 26 2回目の吸気工程の時の気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と、排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口を開け過ぎた時の対策
として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる
前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口
f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了 A−A 断面 B−B 断面 C−C 断面 D−D 断面 E−E 断面 F−F 断面 G−G 断面 H−H 断面 I−I 断面 J−J 断面 K−K 断面 L−L 断面 M−M 断面 N−N 断面 O−O 断面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図17】
【図19】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図21】
【図16】
【図18】
【図20】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張
工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言
うならば長くとる方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、多気筒の時、他の気筒との相互性を得る事
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じ弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過きた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れるが、以下に説明する
気筒数の時は、つなげた方がよい。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、下死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気用の吸気弁、吸気口を、膨
張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時には、気化器を取り付けてあ
る。
【0026】図13から図24に示される実施例では、 図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付け
てある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁は閉じ、2回目の吸気工程の時の
弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸気
工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分の
2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開いた
直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。(図29に
示される、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁
は、閉じた直後の図である。) 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブとロータリー
バルブの工程は同一なので、ここでは省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に圧縮する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。(図37に示され
る、1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、閉
じた直後の図である。) 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、筒内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブの、バルブ・タイミングは、エンジンの爆発回転数、
回転数の上昇時、下降時、また、圧縮比などに因って違
うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の縦断面図を描いた。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、作用は同一なので、ここ
では省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dが開いている時には、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eが開いている時には、
他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気される形で圧縮
されるので、吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくな
る。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dが開いている時
には、他の気筒の、弁b、又は、気口eに圧縮される形
で吸気され、圧縮工程の時、弁b、又は、気口eが開い
ている時には、他の気筒の、弁a、又は、気口dに吸気
される形で圧縮されるので、1回目の吸気工程、圧縮工
程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開かなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開かなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−2(点
火)〕
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−1(燃
焼)〕
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−
2(燃料噴射・点火)〕
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−
1(燃焼)〕
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】 1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b)を開け過ぎた時の対策として、膨張工程
の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点
で閉じる、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口(気口e)を開け過ぎた時の対策として、膨
張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、
下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部
分を設けた、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内形)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回目の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1
回目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリー
バルブ 26 2回目の吸気工程の時の気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と、排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口を開け過ぎた時の対策
として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる
前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口
f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了 A−A 断面 B−B 断面 C−C 断面 D−D 断面 E−E 断面 F−F 断面 G−G 断面 H−H 断面 I−I 断面 J−J 断面 K−K 断面 L−L 断面 M−M 断面 N−N 断面 O−O 断面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【図18】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図9】
【図4】
【図6】
【図7】
【図10】
【図8】
【図11】
【図12】
【図13】
【図15】
【図14】
【図17】
【図19】
【図20】
【図21】
【図23】
【図22】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張
工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言
うならば長くとる方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、長くとり過ぎた時の対応と、多気筒の時、
他の気筒との相互性を得る事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、
気口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れるが、以下に説明する
気筒数の時は、つなげた方がよい。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、下死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口を、
膨張し過きて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じ
る事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時には、気化器を取り付けてあ
る。
【0026】図13から図24に示される実施例では、
図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付け
てある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の
抵抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸
気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分
の2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開い
た直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。(図29に
示される、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁
は、閉じた直後の図である。) 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブを用た時と、
ロータリーバルブを用いた時の工程は同一なので、ここ
では省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。(図37に示され
る、1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、閉
じた直後の図である。) 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、筒内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブの、バルブ・タイミングは、エンジンの爆発回転数、
回転数の上昇時、下降時、また、圧縮比などに因って違
うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の縦断面図を描いたものである。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、作用は同一なので、ここ
では省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dに、他の気筒の、弁b、又は、
気口eに圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、弁
b、又は、気口eに、他の気筒の、弁a、又は、気口d
に吸気される形で圧縮されるので、吸気工程、圧縮工程
の時の抵抗が少なくなる。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dに、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eに、他の気筒の、弁
a、又は、気口dに吸気される形で圧縮されるので、1
回目の吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開けなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開けなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−2(点
火)〕
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−1(燃
焼)〕
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−
2(燃料噴射・点火)〕
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−
1(燃焼)〕
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】 1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b)を開け過ぎた時の対策として、膨張工程
の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点
で閉じる、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口(気口e)を開け過ぎた時の対策として、膨
張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、
下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部
分を設けた、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内形)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回目の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1
回目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリー
バルブ 26 2回目の吸気工程の時の吸気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と、排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口を開け過ぎた時の対策
として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる
前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口
f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了 A−A 断面 B−B 断面 C−C 断面 D−D 断面 E−E 断面 F−F 断面 G−G 断面 H−H 断面 I−I 断面 J−J 断面 K−K 断面 L−L 断面 M−M 断面 N−N 断面 O−O 断面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【図18】
【図1】
【図2】
【図5】
【図9】
【図11】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図19】
【図8】
【図10】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図17】
【図20】
【図21】
【図23】
【図22】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図30】
【図32】
【図29】
【図31】
【図42】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図43】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張
工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言
うならば長くとる方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジン
(ガソリンエンジンとディーゼルエンジンと筒内噴射ガ
ソリンエンジン)、6サイクルエンジン〔ガソリンエン
ジンとディーゼルエンジン(平成2年特許願第4179
64号)と筒内噴射6サイクルガソリンエンジン(平成
8年特許願第172736号)〕に、ピストンバルブ、
ロータリーバルブ(平成3年特許願第356145号)
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の工程にあっては、理論として、 圧縮比=膨張比 である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、4サイクルエ
ンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時の工程にあっては、膨張工程
の時、爆発に因って膨張してしまう前に、排気工程に移
ってしまい、爆発に因って出たエネルギー(パワー、ト
ルク)を、充分、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝えられないまま排出してしまう、と言う問題点
があった。
【0004】本発明は、4サイクルエンジン、6サイク
ルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使
用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程より
も、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロ
ークで言うならば長くとる方法を得る事を目的としてお
り、さらに、長くとり過ぎた時の対応と、多気筒の時、
他の気筒との相互性を得る事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時
の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法においては、吸気工程(6サイクル
エンジンの場合は1回目の吸気工程)の時、上死点で開
き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の、2種類の、
弁、気口、を設ける。
【0006】上記2種類の弁、気口への(からの)通路
の先に、何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞
する所)、を取り付ける。
【0007】上記2種類の弁、気口の、何も無い空間へ
の通路を、何も無い空間の端と端に取り付ける。
【0008】また、多気筒の時、前記の何も無い空間
を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
【0009】そして、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、吸気工程の時、、上死点で開き下死点で
閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他
の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、
気口へと、直接つなぐ。
【0010】さらに、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ。
【0011】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合
は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気
口を開き、下死点で閉じる。
【0012】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2
回目の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過
ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
【0013】
【作用】上記のように構成された、4サイクルエンジ
ン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うなば長くとる方法においては、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の弁、気口を設ける事に因り、 圧縮比<膨張比 の工程が行える。
【0014】そして、上記の、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点
で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口への通路の先
に、何も無い空間、を取り付ける事に因り、次の吸気工
程の時、混合気、又は、空気は、シリンダー内に還元さ
れる。
【0015】さらに、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンの場合は、混合気が還元さ
れるので、燃料の無駄を省ける。
【0016】また、吸気工程の時、上死点で開き下死点
で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口の、何も無い空間への通
路を、何も無い空間の端と端に取り付ける事に因り、混
合気、又は、空気は、一定方向に流れる。
【0017】また、多気筒の時、何も無い空間を、他の
気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸
気工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の
吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組め
る。
【0018】そして、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
弁、気口と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工
程の時、下死点て開き上死点の手前の間で閉じる弁、気
口だけで、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、
膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストローク
で言うならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気
口を代用しても、その方法は得れるが、以下に説明する
気筒数の時は、つなげた方がよい。
【0019】また、4サイクルエンジンの場合は、4気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の
気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間
で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気
口へと、直接つなぐ事に因り、吸気工程の時には、他の
気筒に圧縮される形で吸気され、また、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口が、圧
縮工程で開く時には、その時、他の気筒の、吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口の中で、吸気
工程で開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、
圧縮工程の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮され
る。
【0020】また、6サイクルエンジンの場合は、6気
筒以上の時、それぞれの気筒に違う工程を行なわせる事
ができるので、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下
死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、1回目
の吸気工程の時には、他の気筒に圧縮される形で吸気さ
れ、また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の
間で閉じる弁、気口が、圧縮工程で開く時には、その
時、他の気筒の、1回目の吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁、気口の中で、1回目の吸気工程で開
いている弁、気口へと、直接つなぐ事に因り、圧縮工程
の時には、他の気筒に吸気される形で圧縮される。
【0021】そして、圧縮工程の時、下死点で開き上死
点の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策と
して、膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジン
と、筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼ
ルエンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの
場合は、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、
吸気口を開き、下死点で閉じる事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0022】また、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
の手前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合
は、空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソ
リンエンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口を、
膨張し過きて回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じ
る事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率の割合いが高くとれ、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1から図12においては、4サイクルエンジン、6サ
イクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の、弁、気口の配置を
示した横断面図であり、図1から図12は、 図1 4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、排気弁
と、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁と、空気専用の吸気弁(圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁を開け過ぎた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気弁)を設けた事
を示す図である。(以後、吸気工程の時、上死点で開き
下死点で閉じる弁は、弁aであり、圧縮工程の時、下死
点で開き上死点の手前の間で閉じる弁は、弁bであり、
空気専用の吸気弁は、弁cである。) 図2 4サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルブの断面(内型)
を、H型、にし、混合気専用の吸気口と、排気口と、吸
気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる気口と、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
と、空気専用の吸気口(圧縮工程の時、下死点で開き上
死点の手前の間で閉じる気口を開け過じた時の対策とし
て、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に
開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気口)のある部分
を設けた事を示す図である。(以後、吸気工程の時、上
死点で開き下死点で閉じる気口は、気口dであり、圧縮
工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる気口
は、気口eであり、空気専用の吸気口は、気口fであ
る。) 図3 4サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁
と、排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図であ
る。 図4 4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分
と、排気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事
を示す図である。 図5 筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを用いた時
の、横断面図であり、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁と、
排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図6 筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブを用いた
時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロータリ
ーバルブを2つ用い、吸気口と気口fのある部分と、排
気口と、気口dと、気口eのある部分を設けた事を示す
図である。 図7 6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを用いた
時の、横断面図であり、混合気専用の吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁を設けた事を
示す図である。 図8 6サイクルガソリンエンジンにロータリーバルブを用い
た時の、横断面図であり、ロータリーバルブを3つ用
い、その内、2つのロータリーバルフの断面を、H型、
にし、混合気専用の吸気口と、1回目と2回目の排気口
と、気口dと、気口eと、2回目の吸気口と気口fのあ
る部分を設けた事を示す図である。 図9 6サイクルディーゼルエンジンにピストンバルブを用い
た時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図10 6サイクルディーゼルエンジンにロータリーバルブを用
いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にしたロー
タリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気口と気
口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、気口e
のある部分を設けた事を示す図である。 図11 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を用いた時の、横断面図であり、1回目と2回目の吸気
と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目と2回目の排気を兼ね
た排気弁と、弁aと、弁bを設けた事を示す図である。 図12 筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを用いた時の、横断面図であり、断面を、H型、にし
たロータリーバルブを2つ用い、1回目と2回目の吸気
口と気口fと、1回目と2回目の排気口と、気口dと、
気口eのある部分を設けた事を示す図である。である。
【0024】また、図1から図12に示される、弁c、
気口fは、圧縮工程の時、弁b、気口eを開け過ぎなけ
れば、必要としない。
【0025】そして、4サイクルガソリンエンジンと、
6サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロー
タリーバルブを使用した時には、気化器を取り付けてあ
る。
【0026】図13から図24に示される実施例では、 図13 図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図14 図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図15 図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図16 図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図17 図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図18 図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図19 図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図20 図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図21 図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図22 図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図23 図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 図24 図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図である。 である。
【0027】また、図1と図4と図13に示される、弁
aと弁b、気口dと気口eには、何も無い空間、を取り
付け、弁aと弁b、気口dと気口eの、何も無い空間へ
の(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付け
てある。
【0028】そして、図1から図24に示される、弁、
気口の数は、最低限必要な数だけを示したものであり、
また、何も無い空間は、代表例として、図1と図4と図
13に取り付けたものである。
【0029】図25から図32に示される実施例では、
6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用し
た時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨
張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで
言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断面G−G
の方向から見たと仮定した、縦断面図であり、図25か
ら図32は、 図25 1回目の吸気工程(混合気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aは、上死点で開き下死点で
閉じ、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁b
と、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じ
ている。 図26 圧縮工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁は閉じ、弁bは、下死点で開き上死点の
手前の間で閉じる。そして、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は閉じている。(図26に示される、
弁bは、下死点で開き、ピストンが約3分の2程、上昇
した時点で閉じると仮定した図であり、閉じる直前の図
でもある。) 図27 圧縮工程−2(点火) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bと、2回目の吸気工程の時の弁
と弁cを兼ねた弁は、全部閉じている。 図28 膨張工程−1 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は、混合気が膨張し過ぎて回転の
抵抗になる前に開く。(図28に示される、2回目の吸
気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は、ピストンが約3分
の2程、下降した時点で開くと仮定した図であり、開い
た直後の図でもある。) 図29 膨張工程−2 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁も、下死点で閉じる。(図29に
示される、2回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁
は、閉じた直後の図である。) 図30 1回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。 図31 2回目の吸気工程(空気の吸気工程) 混合気専用の吸気弁と、弁aと、1回目と2回目の排気
を兼ねた排気弁と、弁bは閉じ、2回目の吸気工程の時
の弁と弁cを兼ねた弁は開いている。 図32 2回目の排気工程 混合気専用の吸気弁と、弁aは閉じ、1回目と2回目の
排気を兼ねた排気弁は開いている。そして、弁bと、2
回目の吸気工程の時の弁と弁cを兼ねた弁は閉じてい
る。を示す図である。
【0030】また、6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧
縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程
の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工
程を示す、断面H−Hの方向から見たと仮定した、縦断
面図は描かれていないが、ピストンバルブを用た時と、
ロータリーバルブを用いた時の工程は同一なので、ここ
では省く。
【0031】そして、4サイクルガソリンエンジンに、
ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧
縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法の時の工程を示す、断面A−A、断面B
−Bの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれてい
ないが、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口
の名称を、混合気専用の吸気弁、又は、混合気専用の吸
気口と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又は、気口d
と、弁b、又は、気口eと、弁c、又は気口fと変えれ
ば、それぞれの工程の図が描ける
【0032】図33から図40に示される実施例では、
筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よ
りも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、スト
ロークで言うならば長くとる方法の時の工程を示す、断
面K−Kの方向から見たと仮定した、縦断面図であり、
図33から図40は、 図33 1回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は閉じている。そし
て、弁aは開き、弁bは閉じている。 図34 圧縮工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aは閉じ、弁b
は、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる。(図34
に示される、弁bは、下死点で開き、ピストンが約2分
の1程、上昇した時点で閉じると仮定した図であり、閉
じる直前の図でもある。) 図35 圧縮工程−2(燃料噴射・点火) 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、1回目
と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは、全
部閉じている。 図36 膨張工程−1 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、膨張し
過ぎて回転の抵抗になる前に開く。そして、1回目と2
回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは閉じてい
る。(図36に示される、1回目と2回目の吸気と弁c
を兼ねた吸気弁は、ピストンが約4分の3程、下降した
時点で開くと仮定した図であり、開いた直後の図でもあ
る。) 図37 膨張工程−2 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、下死点
で閉じる。そして、1回目と2回目の排気を兼ねた排気
弁と、弁aと、弁bも閉じている。(図37に示され
る、1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は、閉
じた直後の図である。) 図38 1回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。 図39 2回目の吸気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は開き、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁と、弁aと、弁bは
閉じている。 図40 2回目の排気工程 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁は閉じ、1
回目と2回目の排気を兼ねた排気弁は開いている。そし
て、弁aと、弁bは閉じている。を示す図である。
【0033】また、筒内噴射6サイクルガソリンエンジ
ンにロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、
本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張
する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法
の時の工程を示す、断面L−Lの方向から見たと仮定し
た、縦断面図は描かれていないが、ピストンバルブを用
いた時と、ロータリーバルブを用いた時の工程は同一な
ので、ここでは省く。
【0034】そして、筒内噴射ガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮
工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、
本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長
くとる方法の時の工程を示す、断面E−E、断面F−F
の方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれていない
が、2回目の吸気工程と排気工程を省き、弁、気口の名
称を、吸気弁と弁cを兼ねた吸気弁、又は、吸気口と気
口fのある部分と、排気弁、又は、排気口と、弁a、又
は、気口dと、弁b、又は、気口eと変えれば、それぞ
れの工程の図が描ける。
【0035】さらに、4サイクルディーゼルエンジン、
6サイクルディーゼルエンジンに、ピストンバルブ、ロ
ータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に
圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工
程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の
工程を示す、断面C−C、断面D−D、断面I−I、断
面J−Jの方向から見たと仮定した、縦断面図も描かれ
ていないが、筒内噴射ガソリンエンジン、筒内噴射6サ
イクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータリ
ーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮す
る工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方
を、ストロークで言うならば長くとる方法の時の工程を
示す縦断面図から、プラグを省けば、それぞれの工程の
図が描ける。
【0036】また、図25から図40の、ピストンバル
ブの、バルブ・タイミングは、エンジンの爆発回転数、
回転数の上昇時、下降時、また、圧縮比などに因って違
うので、含まれていない。
【0037】また、バルブ・タイミングを含まないの
は、工程を説明し易くする為でもある。
【0038】図41に示される実施例では、多気筒(2
気筒以上)の時、各気筒にある何も無い空間を、他の気
筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、次の吸気
工程を待たずに、混合気、又は、空気は、他の気筒の吸
気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組める
事を示した図であり、代表例として、直列型2気筒、4
サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した
時の縦断面図を描いたものである。
【0039】また、他のエンジンの、多気筒の時、各気
筒にある何も無い空間を、他の気筒の何も無い空間と、
1つにつないだ図も描けるが、作用は同一なので、ここ
では省く。
【0040】また、図41は、断面M−Mの方向から見
たと仮定した図でもあり、弁a、弁bの、何も無い空間
への(からの)通路は、何も無い空間の端と端に取り付
けてある。
【0041】図42に示される実施例では、4サイクル
エンジンの場合は、4気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、吸気工程の時、上死点で
開き下死点で閉じる弁、気口が、吸気工程で開く時に
は、その時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き
上死点の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で
開いている弁、気口へと直接つなぐ事に因り、混合気、
又は、空気は、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉
じる弁、気口に、他の気筒に圧縮される形で吸気され、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口に、他の気筒に吸気される形で圧縮される事を
示した図であり、代表例として、断面N−Nの方向から
見たと仮定した、直列型4気筒、4サイクルディーゼル
エンジンにピストンバルブを使用した時の、縦断面図を
描いたものである。
【0042】また、他の4サイクルエンジンの、4気筒
の図も描けるが、作用は同一ななので、ここでは省く。
【0043】また、上記条件を満たした、4サイクルエ
ンジンの、5気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0044】図43に示される実施例では、6サイクル
エンジンの場合は、6気筒以上の時、各気筒に違う工程
を行なわせる事ができるので、1回目の吸気工程の時、
上死点で開き下死点で閉じる弁、気口が、1回目の吸気
工程で開く時には、その時、他の気筒の、圧縮工程の
時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の
中で、圧縮工程で開いている弁、気口へと直接つなぐ事
に因り、混合気、又は、空気は、1回目の吸気工程の
時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口に、他の気筒
に圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる弁、気口に、他の気筒に吸
気される形で圧縮される事を示した図であり、代表例と
して、断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列型6
気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピストン
バルブを使用した時の、縦断面図を描いたものである。
【0045】また、他の6サイクルエンジンの、6気筒
の図も描けるが、作用は同一なので、ここでは省く。
【0046】また、上記条件を満たした、6サイクルエ
ンジンの、7気筒以上の図も描けるが、上記2種類の
弁、気口が、2気筒以上と関係し、作用を分りにくくす
るので、ここでは省く。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】4サイクルエンジン、6サイクルエンジ
ン、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時、
吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回目の吸気
工程)の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、
圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる
弁、気口の、2種類の、弁、気口、を設ける事により、
圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の
時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うなら
ば長くとる方法が得られ、従って、 圧縮比<膨張比 になり、従来の、4サイクルエンジン、6サイクルエン
ジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した
時よりも、同じ燃料を消費するにあたって、爆発に因っ
て出たエネルギー(パワー・トルク)を、充分、もしく
は少しでも多く、ピストン、そして、クランク・シャフ
トへと伝える事ができる。
【0049】そして、上記2種類の、弁、気口の先に、
何も無い空間(混合気、又は、空気が、一時停滞する
所)を取り付ける事に因り、圧縮工程の時、混合気、又
は、空気は、圧縮されて何も無い空間へ入るが、次の吸
気工程の時、シリンダー内に還元される。
【0050】特に、4サイクルガソリンエンジンと、6
サイクルガソリンエンジンに、ピストンバルブ、ロータ
リーバルブを使用した場合では、混合気がシリンダー内
に還元されるので、燃料を無駄にしなくなる。
【0051】また、4サイクルディーゼルエンジンと、
筒内噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエ
ンジンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンに、ピ
ストンバルブ、ロータリーバルブを使用した場合では、
吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口
と、何も無い空間は必要としなくなり、圧縮工程の時、
下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口だけ
で、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工
程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言う
ならば長くとる方法は得れ、また、排気弁、排気口を代
用しても得れるが、説明項数0055、0057の時の
為に、ある方がよい。
【0052】また、弁aと弁b、又は、気口d気口e
の、何も無い空間への通路を、何も無い空間の端と端に
取り付ける事に因り、混合気、又は、空気は一定方向に
流れ、混合気、又は、空気の、スムーズな流れが得られ
る。
【0053】そして、多気筒の時、何も無い空間を、他
の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ事に因り、混合
気、又は、空気は、次の吸気工程を待たずに、他の気筒
の吸気工程の時に吸気されるように、各気筒の工程を組
め、それに因って同じ爆発回転数ならば、混合気、又
は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短縮できる、
もしくは、気筒数に因っては、何も無い空間をなくせ
る。
【0054】また、何も無い空間が、各気筒に取り付け
てあるのよりも、1つにした方が場所を取らないのと、
混合気、又は、空気の何も無い空間での停滞時間を、短
縮できる、もしくは、気筒数に因っては、なくせるの
で、さらに、小さくできる、もしくは、各気筒の、弁a
と弁b、又は、気口dと気口eを、つなぐものだけで済
ませる事ができる。
【0055】さらに、4サイクルエンジンの場合は、4
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、吸気工程で開く
時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気口eの中
で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口eに直接
つなぐ事に因り、吸気工程の時、混合気、又は、空気
は、弁a、又は、気口dに、他の気筒の、弁b、又は、
気口eに圧縮される形で吸気され、圧縮工程の時、弁
b、又は、気口eに、他の気筒の、弁a、又は、気口d
に吸気される形で圧縮されるので、吸気工程、圧縮工程
の時の抵抗が少なくなる。
【0056】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0057】そして、6サイクルエンジンの場合は、6
気筒以上の時、弁a、又は、気口dが、1回目の吸気工
程で開く時には、その時、他の気筒の、弁b、又は、気
口eの中で、圧縮工程で開いている、弁b、又は、気口
eに直接つなぐ事に因り、1回目の吸気工程の時、混合
気、又は、空気は、弁a、又は、気口dに、他の気筒
の、弁b、又は、気口eに圧縮される形で吸気され、圧
縮工程の時、弁b、又は、気口eに、他の気筒の、弁
a、又は、気口dに吸気される形で圧縮されるので、1
回目の吸気工程、圧縮工程の時の抵抗が少なくなる。
【0058】また、何も無い空間はいらなくなり、混合
気、又は、空気も、一定方向に流れるので、さらに、ス
ムーズな工程が行える。
【0059】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルディーゼルエンジンと、筒内噴射ガソリンエンジン
と、6サイクルディーゼルエンジンと、筒内噴射6サイ
クルガソリンエンジンの場合は、膨張し過ぎて回転の抵
抗になる前に、吸気弁、吸気口を開き、下死点で閉じる
事に因り、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0060】また、圧縮工程の時、弁b、又は、気口e
を開け過ぎた時の対策として、膨張工程の時、4サイク
ルガソリンエンジンと、6サイクルガソリンエンジンの
場合は、弁c、気口fを用いる事により、さらに、 圧縮比<膨張比 の比率が高くなり、また、膨張工程もスムーズに行え
る。
【0061】また、 圧縮比<膨張比 の比率の割合が、さらに、高くなると言う事は、排気ガ
スを空気に因って、さらに、薄めると言うことで、排気
工程(6サイクルエンジンの場合は、2回目の排気工
程)から吸気工程(6サイクルエンジンの場合は、1回
目の吸気工程)に移る時、排気ガスのシリンダーに残る
割合が少なくなり、それに因って、次の爆発で完全燃焼
に近づいたり、完全燃焼に近づくと言う事は、低公害に
つながる。
【0062】さらに、同じエンジンの爆発回転数でも、
高負荷の時には、弁b、又は、気口eを早く閉じ、低負
荷の時には、弁b、又は、気口eを遅く閉じ、そして、
弁c、又は、気口fを用いる事に因り、その場に合った
エネルギーの抽出と燃料の消費ができる。
【0063】また、上記のような、弁、又は、気口に動
きをとらせれば、本当の圧縮比も変化するが、4サイク
ルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、
ロータリーバルブを使用した時の、エンジンの目的、回
転数、回転数の上昇、下降する時に、圧縮比を変化させ
る方法と、該装置の型(平成7年特許願第109930
号)、を用いれば、その場に適した、本当の圧縮比が得
られる。
【0064】そして、弁、気口を、早く閉じたり、遅く
閉じたり、又は、開けなかったりする作用の代用とし
て、4サイクルガソリンエンジン、6サイクルガソリン
エンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用
した時の、混合気専用の通路と、何も無い空間からの通
路と、空気専用の通路の開閉と、該開閉装置の型(平成
7年特許願第97346号)、を用いれば、早く閉じた
り、遅く閉じたり、又は、開けなかったりする作用に近
づく。
【図面の簡単な説明】
【図1】4サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図2】4サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図3】4サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図4】4サイクルディーゼルエンジンにロータリーバ
ルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例
を示す、横断面図である。
【図5】筒内噴射ガソリンエンジンにピストンバルブを
使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図であ
る。
【図6】筒内噴射ガソリンエンジンにロータリーバルブ
を使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を示
す、横断面図である。
【図7】6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブ
を使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図で
ある。
【図8】6サイクルガソリンエンジンにロータリーバル
ブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施例を
示す、横断面図である。
【図9】6サイクルディーゼルエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、横断面図
である。
【図10】6サイクルディーゼルエンジンにロータリー
バルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置の実施
例を示す、横断面図である。
【図11】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、弁の配置の実施例を示す、
横断面図である。
【図12】筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにロー
タリーバルブを使用した時の、ロータリーバルブの配置
の実施例を示す、横断面図である。
【図13】図1を、断面A−Aの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図14】図2を、断面B−Bの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図15】図3を、断面C−Cの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図16】図4を、断面D−Dの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図17】図5を、断面E−Eの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図18】図6を、断面F−Fの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図19】図7を、断面G−Gの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図20】図8を、断面H−Hの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図21】図9を、断面I−Iの方向から見たと仮定し
た実施例を示す、縦断面図である。
【図22】図10を、断面J−Jの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図23】図11を、断面K−Kの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図24】図12を、断面L−Lの方向から見たと仮定
した実施例を示す、縦断面図である。
【図25】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔1回目の吸気工程
(混合気の吸気工程)〕
【図26】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−1)
【図27】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−2(点
火)〕
【図28】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−1(燃
焼)〕
【図29】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−2)
【図30】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排気工程)
【図31】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。〔2回目の吸気工程
(空気の吸気工程)〕
【図32】断面G−Gの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排気工程)
【図33】断面K−Kの方向から見たと仮定した、6サ
イクルガソリンエンジンにピストンバルブを使用した時
の工程を示す、縦断面図である。(1回目の吸気工程)
【図34】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(圧縮工程−
1)
【図35】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔圧縮工程−
2(燃料噴射・点火)〕
【図36】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。〔膨張工程−
1(燃焼)〕
【図37】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(膨張工程−
2)
【図38】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(1回目の排
気工程)
【図39】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の吸
気工程)
【図40】断面K−Kの方向から見たと仮定した、筒内
噴射6サイクルガソリンエンジンにピストンバルブを使
用した時の工程を示す、縦断面図である。(2回目の排
気工程)
【図41】断面M−Mの方向から見たと仮定した、直列
型2気筒、4サイクルガソリンエンジンにピストンバル
ブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施例
を示す、縦断面図である。
【図42】断面N−Nの方向から見たと仮定した、直列
型4気筒、4サイクルディーゼルエンジンにピストンバ
ルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連の実施
例を示す、縦断面図である。
【図43】断面O−Oの方向から見たと仮定した、直列
型6気筒、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンにピス
トンバルブを使用した時の、各気筒の弁aと弁bの関連
の実施例を示す、縦断面図である。
【符号の説明】 1 混合気専用の吸気弁 2 排気弁 3 吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる弁(弁
a) 4 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b) 5 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる弁(弁b)を開け過ぎた時の対策として、膨張工程
の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、下死点
で閉じる、空気専用の吸気弁(弁c) 6 プラグ 7 気化器 8 吸気管 9 排気管 10 空気専用の吸気管 11 何も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞す
る所) 12 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口のある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリ
ーバルブ 13 断面(内型)を、H型、にし、吸気工程の時、上
死点で閉き下死点で閉じる気口(気口d)のある部分
と、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
じる気口(気口e)のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 14 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で
閉じる気口(気口e)を開け過ぎた時の対策として、膨
張工程の時、膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に開き、
下死点で閉じる、空気専用の吸気口(気口f)のある部
分を設けた、ロータリーバルブ 15 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる気口への、何も無い空間からの通
路) 16 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる気口からの、何も無い空
間への通路) 17 吸気弁と弁cを兼ねた弁 18 燃料噴射器 19 何も無い空間からの通路(吸気工程の時、上死点
で開き下死点で閉じる弁への、何も無い空間からの通
路) 20 何も無い空間への通路(圧縮工程の時、下死点で
開き上死点の手前の間で閉じる弁からの、何も無い空間
への通路) 21 断面(内形)を、H型、にし、吸気口と気口fの
ある部分と、排気口のある部分を設けた、ロータリーバ
ルブ 22 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁) 23 1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 24 2回目の吸気工程の時の弁(空気専用の吸気弁)
と弁cを兼ねた弁 25 断面(内型)を、H型、にし、混合気専用の吸気
口(1回目の吸気工程の時の吸気口)のある部分と、1
回目と2回目の排気口のある部分を設けた、ロータリー
バルブ 26 2回目の吸気工程の時の吸気口(空気専用の吸気
口)と、気口fのある部分を設けた、ロータリーバルブ 27 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁 28 断面(内型)を、H型、にし、1回目と2回目の
吸気口と気口fのある部分と、1回目と2回目の排気口
のある部分を設けた、ロータリーバルブ 29 ピストン 30 混合気専用の吸気弁と、排気弁 31 弁aと弁b 32 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口 33 ロータリーバルブの、排気口 34 ロータリーバルブの、吸気工程の時、上死点で開
き下死点で閉じる気口(気口d) 35 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e) 36 ロータリーバルブの、圧縮工程の時、下死点で開
き上死点の手前の間で閉じる気口(気口e)を開け過ぎ
た時の対策として、膨張工程の時、膨張し過ぎて回転の
抵抗になる前に開き、下死点で閉じる、空気専用の吸気
口(気口f) 37 ロータリーバルブの回転方向 38 吸気弁と弁cを兼ねた弁と、排気弁 39 ロータリーバルブの、吸気口 40 プラグと燃料噴射器 41 混合気専用の吸気弁(1回目の吸気工程の時の
弁)と、1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 42 空気専用の吸気弁(2回目の吸気工程の時の弁)
と、弁cを兼ねた弁 43 ロータリーバルブの、混合気専用の吸気口(1回
目の吸気工程の時の吸気口) 44 ロータリーバルブの、1回目の排気口 45 ロータリーバルブの、2回目の排気口 46 1回目と2回目の吸気と弁cを兼ねた吸気弁と、
1回目と2回目の排気を兼ねた排気弁 47 ロータリーバルブの、空気専用の吸気口(2回目
の吸気工程の時の吸気口) 48 ロータリーバルブの、1回目の吸気口 49 ロータリーバルブの、2回目の吸気口 50 混合気の吸気工程完了 51 膨張工程完了 52 吸気工程完了 53 圧縮工程完了 54 排気工程完了 55 弁aと弁bをつなぐ通路 56 1回目の吸気工程完了 57 2回目の吸気工程完了 58 1回目の排気工程完了 59 2回目の排気工程完了 A−A 断面 B−B 断面 C−C 断面 D−D 断面 E−E 断面 F−F 断面 G−G 断面 H−H 断面 I−I 断面 J−J 断面 K−K 断面 L−L 断面 M−M 断面 N−N 断面 O−O 断面
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図5】
【図9】
【図11】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図19】
【図8】
【図10】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F01L 7/02 F01L 7/02 B C F02B 29/02 F02B 29/02 A 75/02 75/02 A 75/18 75/18 K P F02D 13/02 F02D 13/02 L (54)【発明の名称】 4サイクルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時 の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ス トロークで言うならば長くとる方法。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4サイクルエンジン(ガソリンエンジン
    とディーゼルエンジンと筒内噴射ガソリンエンジン)、
    6サイクルエンジン〔ガソリンエンジンとディーゼルエ
    ンジン(平成2年特許願第417964号)と筒内噴射
    6サイクルガソリンエンジン(平成8年特許願第172
    736号)〕にピストンバルブ、ロータリーバルブ(平
    成3年特許願第356145号)を使用した時、吸気工
    程(6サイクルエンジンの場合は1回目の吸気工程)の
    時、上死点で開き下死点で閉じる弁(ピストンバル
    ブ)、気口(ロータリーバルブ)、と、圧縮工程の時、
    下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口、の、
    2種類の、弁、気口、を設ける。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の、吸気工程の時、上死点
    で開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程の時、下死
    点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口の先に、何
    も無い空間(混合気、又は、空気が一時停滞する所)、
    を取り付ける。
  3. 【請求項3】 請求項1、請求項2記載の、吸気工程の
    時、上死点で開き下死点で閉じる弁、気口と、圧縮工程
    の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉じる弁、気口
    の、何も無い空間への(からの)通路、を、何も無い空
    間の端と端に取り付ける。
  4. 【請求項4】 多気筒の時、請求項2記載の何も無い空
    間を、他の気筒の何も無い空間と、1つにつなぐ。
  5. 【請求項5】 4サイクルエンジンの場合は、4気筒以
    上の時、吸気工程の時、上死点で開き下死点で閉じる
    弁、気口が、吸気工程で開く時には、その時、他の気筒
    の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手前の間で閉
    じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いている弁、気口へ
    と、直接つなぐ。
  6. 【請求項6】 6サイクルエンジンの場合は、6気筒以
    上の時、1回目の吸気工程の時、上死点で開き下死点で
    閉じる弁、気口が、1回目の吸気工程で開く時には、そ
    の時、他の気筒の、圧縮工程の時、下死点で開き上死点
    の手前の間で閉じる弁、気口の中で、圧縮工程で開いて
    いる弁、気口へと、直接つなぐ。
  7. 【請求項7】 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手
    前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策として、
    膨張工程の時、4サイクルディーゼルエンジンと、筒内
    噴射ガソリンエンジンと、6サイクルディーゼルエンジ
    ンと、筒内噴射6サイクルガソリンエンジンの場合は、
    膨張し過ぎて回転の抵抗になる前に、吸気弁、吸気口を
    開き、下死点で閉じる。
  8. 【請求項8】 圧縮工程の時、下死点で開き上死点の手
    前の間で閉じる弁、気口を開け過ぎた時の対策として、
    膨張工程の時、4サイクルガソリンエンジンの場合は、
    空気専用の吸気弁、吸気口を設け、6サイクルガソリン
    エンジンの場合は、空気専用の吸気弁、吸気口(2回目
    の吸気工程の時の、吸気弁、吸気口)を、膨張し過ぎて
    回転の抵抗になる前に開き、下死点で閉じる。
JP36005996A 1996-12-29 1996-12-29 4サイクルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法。 Pending JPH10196377A (ja)

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JP36005996A JPH10196377A (ja) 1996-12-29 1996-12-29 4サイクルエンジン、6サイクルエンジンに、ピストンバルブ、ロータリーバルブを使用した時の、圧縮工程の時、本当に圧縮する工程よりも、膨張工程の時、本当に膨張する工程の方を、ストロークで言うならば長くとる方法。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111512034A (zh) * 2017-10-23 2020-08-07 芬纲斯托尔私人有限公司 燃烧机

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