JPH10195073A - 新規なエリプチシン化合物類、その製造方法及びそれらを含む製薬学的組成物 - Google Patents

新規なエリプチシン化合物類、その製造方法及びそれらを含む製薬学的組成物

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JPH10195073A
JPH10195073A JP9349006A JP34900697A JPH10195073A JP H10195073 A JPH10195073 A JP H10195073A JP 9349006 A JP9349006 A JP 9349006A JP 34900697 A JP34900697 A JP 34900697A JP H10195073 A JPH10195073 A JP H10195073A
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ジェラール・クデール
Katib Sham
シャム・カティブ
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パスカル・モロー
Cagnale Daniel-Henri
ダニエル−アンリ・カニャール
Renard Pierre
ピエール・レナール
Ghanem Atassi
ガーナム・アタシィ
Alain Pierre
アラン・ピエール
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インビトロで高い細胞毒性を示すエリプチシ
ン化合物を得ること。 【解決手段】 式(I): 【化48】 (式中、R1 は、C1 〜C6 直鎖又は分岐鎖アルキル;
2 、R4 及びR5 は、H又は直鎖若しくは分岐鎖C1
−C6 アルキル;R3 は、H、直鎖若しくは分岐鎖C1
−C6 アルキル又はC2 −C6 アルケニル;R6 及びR
7 は、H又はC1−C6 アルキルであり、R6 とR7
は、それらに結合する窒素原子と複素環基を形成し、R
6 とR5 は、一緒に架橋基−(CH2)m −(mは2又は
3)を形成することができ、Aは、C1 〜C10飽和の直
鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表す)の化合物、その光学
異性体、N−オキシド並びに製薬学的に許容しうる、酸
又は塩基との付加塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なエリプチシン化合物、そ
れらの製造方法及びそれらを含む製薬学的組成物に関す
る。本発明の化合物は、それらの抗腫瘍活性のために有
用な治療用途を有している。
【0002】いくつかのエリプチシン化合物は、それら
の抗ガン特性のために既に知られている。特許明細書E
P0591058A1の実施例により知ることができる
ものがある。
【0003】治療の必要性は、更なる活性と更に寛容の
分子を得る目的で新規な抗ガン剤の一定の発展を求めて
いる。
【0004】本発明は、先行技術の化合物に比べて、特
に更なる治療用途の指標であるインビトロで高い細胞毒
性を示すエリプチシン化合物に関する。
【0005】本発明は、更に特に、式(I):
【0006】
【化22】
【0007】(式中、R1 は、1〜6個の炭素原子を有
する、直鎖−又は分岐鎖−アルキル基を表し;R2 、R
4 及びR5 は、同一又は異なることができ、それぞれ、
水素原子又は直鎖−又は分岐鎖−(C1 −C6)アルキル
基を表し;R3 は、水素原子、直鎖−若しくは分岐鎖−
(C1 −C6)アルキル基(これは、場合により、この四
環化合物に結合している炭素上で、ジ(C1 −C6)アル
キルアミノ基で置換されている)、又は(C2 −C6)ア
ルケニル基を表し;R6 及びR7 は、同一又は異なるこ
とができ、それぞれ、水素原子又は(C1−C6)アルキ
ル基を表し、それぞれの場合に直鎖−又は分岐−鎖であ
り、そしてR6 とR7 は、それらに結合する窒素原子と
一緒になって、複素環基(これは、場合により、窒素、
酸素及び硫黄から選択される第2の複素原子を含む)、
例えばピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾ
リル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、オキサゾリ
ル、オキサゾリジニル、ピリジニル、ピペリジニル、モ
ルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、ピラゾ
リニル、ピラゾリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル
及びピラジニルのような基を形成することができ、そし
て更に、R6 は、一緒になって架橋基−(CH2)m
(ここで、mは2又は3の値である)を形成するため
に、R5 に結合することができ、そしてAは、1〜10
個の炭素原子を含む飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖
を表すが、ただし同時に、R3 が水素であるとき、A
は、1〜6個の炭素原子を含む飽和の直鎖又は分岐鎖の
炭化水素鎖を表さない)で示される化合物、及びそれら
の光学異性体、N−オキシド並びに製薬学的に許容しう
る、酸又は塩基との付加塩に関する。
【0008】本発明は、式(I)の化合物を製造するた
めの方法であって、式(II):
【0009】
【化23】
【0010】(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、上
記と同義であり、そしてR8 は、直鎖−又は分岐鎖−
(C1 −C6)アルキル基を表す)で示される化合物を、
例えば塩酸のような酸性の試剤、又は例えば水酸化ナト
リウムのようなアルカリ性の試剤と反応させて、式(II
I):
【0011】
【化24】
【0012】(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、上
記と同義である)で示される化合物を得、それを、式
(IV):
【0013】
【化25】
【0014】(式中、R5 、R6 、R7 及びR8 は、上
記と同義である)で示される化合物と、反応させて、式
(V):
【0015】
【化26】
【0016】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5
6 、R7 及びAは、上記と同義である)で示される化
合物を得、これを、例えばボロントリブロミドのような
ルイス酸により脱メチル化して相当する式(I)の化合
物を得ることを特徴とする方法にも関する。
【0017】式(II)の化合物の水酸化ナトリウムのよ
うなアルカリ性の試剤での加水分解は、好都合には、水
性エタノールのような溶媒中での反応を行うことにより
実施される。
【0018】式(III)の化合物と式(IV)のアミンとの
反応は、好都合にはジメチルホルムアミドのような非プ
ロトン性溶媒中でジシクロヘキシルカルボジアミドのよ
うなペプチド結合試剤の存在下、又はH.Wissmann and
H.J.Kleiner, Angew. Chem.Int.Ed.Engl.,19,133-134(1
980) に記載された方法に従い、ジメチルホルムアミド
のような非プロトン性溶媒中で1−プロパンホスホン酸
の環状無水物(これは、商業的に入手しうる)の存在
下、又はJ.Coste, D.LeNguyen and B.Castro, Tetrahed
ron Letters, 31, 2, 205-208,(1990)に従い、ベンゾト
リアゾール−1−イルルオキシトリピロリジノホスホニ
ウムヘキサフルオロホスファート(これは、商業的に入
手しうる)の存在下に行うことができる。
【0019】式(V)の化合物の脱メチル化は、式
(I)の化合物を与えるように、ジクロロメタン又はト
ルエンのような非プロトン性溶媒中で、ボロントリブロ
ミドのようなルイス酸の存在下に適切な方法で行うこと
ができる。
【0020】R1 〜R7 の意味に従い、式(I)の化合
物は、他の変法(それは、すべて本発明の部分を形成す
る)に従い製造することができる。
【0021】したがって、本発明は、式(I)の化合物
を製造するための方法であって、 a)式(IIa):
【0022】
【化27】
【0023】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR8
は、上記と同義である)で示される化合物を、式(IV
a):
【0024】
【化28】
【0025】(式中、R6 、R7 及びAは、上記と同義
である)で示される化合物と反応させて、式(Ia):
【0026】
【化29】
【0027】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5
6 、R7 及びAは、上記と同義である)で示される化
合物を得るか、又は b)式(Ib):
【0028】
【化30】
【0029】(式中、R1 、R2 、R4 、R5 、R6
7 及びAは、上記と同義である)で示される化合物
を、式(VI):
【0030】
【化31】
【0031】(式中、R9 及びR10は、同一又は異なる
ことができ、それぞれ、直鎖−又は分岐鎖−(C1 −C
6)アルキル基を表し、R11は、式:Cn2n+1(ここ
で、nは0又は1〜5の整数を表す)を表す)で示され
る化合物と反応させるか、若しくは式(VII):
【0032】
【化32】
【0033】(式中、R9 及びR10は、上記と同義であ
る)で示される化合物と、1〜6個の炭素原子を含むア
ルデヒドの存在下に反応させて、式(Ic):
【0034】
【化33】
【0035】(式中、R1 、R2 、R4 、R5 、R6
7 及びAは、上記と同義であり、そしてR′3 は、
(C1 −C6)アルキル基(これは、この四環化合物に結
合する炭素原子上で、ジ(C1 −C6)アルキルアミノ基
(すなわち、下記式:
【0036】
【化34】
【0037】(式中、R9 、R10及びR11は、上記と同
義である)で示される基により置換されている)を表
す)で示される化合物を得るか、又は c)上述の式(Ic)の化合物を、水素と反応させて、
式(Id):
【0038】
【化35】
【0039】(式中、R1 、R2 、R4 、R5 、R6
7 及びAは、上記と同義であり、そしてR′3 は、
(C1 −C6)アルキル基(すなわち、基:−CH2 −R
11(ここで、R11は、上記と同義である)である)で示
される化合物を得るか、又は d)式(II′a):
【0040】
【化36】
【0041】(式中、R1 、R2 、R4 及びR8 は、上
記と同義である)で示される化合物を、式(VIII):
【0042】
【化37】
【0043】(式中、Xは、離核基を表す)で示される
化合物と反応させて、式(IX):
【0044】
【化38】
【0045】(式中、R1 、R2 、R4 及びR8 は、上
記と同義である)で示される化合物を得、それを、熱転
位(アリル転位)により、式(IIb):
【0046】
【化39】
【0047】(式中、R1 、R2 、R4 及びR8 は、上
記と同義である)で示される化合物を得、それを、上述
の式(IVa)のアミンと反応させて、式(Ie):
【0048】
【化40】
【0049】(式中、R1 、R2 、R4 、R6 、R7
びAは、上記と同義である)で示される化合物を得る
か、又は
【0050】e)上述の式(IIb)の化合物を、水素化
して、式(IIc):
【0051】
【化41】
【0052】(式中、R1 、R2 、R4 及びR8 は、上
記と同義である)で示される化合物を得、これを、上述
の式(IVa)のアミンと反応させて、式(If):
【0053】
【化42】
【0054】(式中、R1 、R2 、R4 、R6 、R7
びAは、上記と同義である)で示される化合物を得るこ
とを特徴とする方法に関する。
【0055】式(IIa)、(IIb)及び(IIc)の化合
物は、式(II)の化合物の全体に属し、そして式(IV
a)の化合物の全体は、同様に式(IV)の化合物の全体
の部分を形成する。
【0056】式(Ia)、(Ib)、(Ic)、(I
d)、(Ie)及び(If)の化合物は、すべて式
(I)の化合物の全体に含まれる。
【0057】式(IIa)の化合物と式(IVa)の化合物
を、80〜150℃の温度で、式(IVa)の化合物を過
剰に用いるか、又は例えば低沸点アルコール若しくはテ
トラヒドロフラン若しくはジクロロメタンのような非プ
ロトン性溶媒のような適切な溶媒中での反応により反応
させることが特に好都合である。
【0058】式(Ib)の化合物と式(VI)の化合物の
反応は、酢酸のような酸性の試剤の存在下に、ジオキサ
ンのようなエーテル性溶媒中で行うことができる。
【0059】式(Ib)の化合物と式(VII)の化合物の
反応は、Orgnic Syntheses, Collective Volume IV, p.
626 に記載された方法に従い行われる。
【0060】式(Id)の化合物を与える式(Ic)の
化合物の接触水素化は、パラジウム−炭素、パラジウム
−硫酸バリウム又はパラジウム水酸化物−炭素のような
水素化触媒の存在下に、場合により酸の存在下に、例え
ば低沸点溶媒中で塩酸の存在下、又は酢酸中で行うこと
ができる。
【0061】式(II′a)及び(VIII)の化合物の反応
は、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、アセ
トン又はピリジンのような非プロトン性溶媒中で、炭酸
ナトリウムのようなアルカリ金属炭酸塩のような水素酸
受容体、又はトリエチルアミン若しくはジメチルアミノ
ピリジンのような三級アミンの存在下若しくは不存在下
に行うことができる。
【0062】式(IX)の化合物のアリル転位反応は、例
えばジエチルアミン又は1,2−ジクロロベンゼンのよ
うな高−沸点非プロトン性溶媒中で、用いた溶媒の沸点
で適切な方法で行うことができる。
【0063】式(IIc)の化合物を与える式(IIb)の
化合物の接触水素化は、例えばエタノールのような低沸
点アルコール中で、20〜60℃の温度で1.105
5.105Pa の圧力下に、例えばパラジウム−炭素又は
ラネーニッケルのような水素化触媒の存在下に行うこと
ができる。
【0064】式(II)及び式(IIa)の化合物を製造す
るための方法は、特許明細書EP0591058A1に
記載されている。
【0065】式(IV)の化合物は、商業的に入手しうる
生成物又は有機化学で用いられる通常の方法により容易
に得られる化合物である。
【0066】そのように調製された式(I)の化合物
は、溶離剤として、例えばアンモニアの存在又は不存在
での酢酸エチル又はジクロロメタンとメタノールの混合
物を用いるシリカ(AMICON35-70 μ)上での低圧クロマ
トグラフィ(フラッシュクロマトグラフィ)によるか、
又は例えばエタノール、水若しくはジメチルホルムアミ
ドのような通常の溶媒から、該化合物若しくはそれらの
塩の再結晶により精製することができる。
【0067】式(I)の化合物は、生理学的に寛容な酸
又は塩基と塩を生成し、これらは、本発明に含まれる。
【0068】式(I)の化合物は、またN−オキシド化
合物を生成し、これらは、また本発明に含まれる。
【0069】式(I)の化合物のいくつかは、1個又は
2個以上の不整炭素原子を含み、したがって、エナンチ
オマー又はジアステレオマーを生成し、同様に本発明の
部分を形成する。
【0070】本発明の化合物は、これらの化合物が、特
に良好に寛容であることと結びついて、ガンの治療に用
いることができる、特にインビボでの優れた細胞毒性か
つ抗腫瘍活性である製薬学的特性を有している。
【0071】本発明は、活性物質として本発明の化合物
の少なくとも1種を、1種若しくは2種以上の製薬学的
賦形剤若しくは不活性、非毒性担体との混合物として又
は組み合わせて含む製薬学的組成物に関する。
【0072】製薬学的組成物は、一般的に経口的、直腸
的に若しくは腸管外的投与に適切な用量単位形態であ
り、かつ特に錠剤、糖衣錠、ゼラチンカプセル、坐薬及
び注射又は飲用溶液の形態である。
【0073】用量は、患者の年齢及び体重、投与方式、
治療処方の特性及び組み合わせ治療により変わり、1又
は2回投与1日あたり0.1〜400mgの範囲である。
【0074】以下の実施例は、本発明を説明するもので
あり、融点はKoflerホットプレート(K)を用いるか、
又はキャピラリー管(Cap.)を用いて測定した。
【0075】
【実施例】
実施例1 1−〔(3−ジメチルアミノ−2,2−ジメチルプロピ
ル)アミノカルボニル〕−5,6−ジメチル−9−ヒド
ロキシ−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾール 2
塩酸塩
【0076】
【化43】
【0077】1−(メトキシカルボニル)−5,6−ジ
メチル−9−ヒドロキシ−6H−ピリド〔4,3−b〕
カルバゾール8gを、N,N,2,2−テトラメチル−
1,3−プロパンジアミン120ml中で130℃で20
時間攪拌した。ベインポンプ(vane pump)の真空下で濃
縮乾固し、残渣(シリカ40gでペーストにした)を、
溶離剤としてジクロロメタン/エタノール混合物(90
/10)を用いるシリカ720gのクロマトグラフィー
に付した。純粋な画分を濃縮乾固し、残渣をエタノール
60mlに懸濁した。エタノール性塩酸20mlを加え、溶
解次いで結晶化させた。混合物を吸引濾過し、66.6
Pa、50℃で乾燥した。所望の生成物1g を得た。
m.p(cap.) :275〜280℃。収率:10%。
【0078】実施例2:1−〔(2−ジメチルアミノエ
チル)アミノカルボニル〕−5,6−ジメチル−9−ヒ
ドロキシ−10−ジメチルアミノメチル−6H−ピリド
〔4,3−b〕カルバゾール 3塩酸塩
【0079】
【化44】
【0080】1−〔(2−ジメチルアミノエチルアミ
ノ)カルボニル〕−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ
−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾール0.9g、
N,N,N′,N′−テトラメチルジアミノメタン3.
25g、酢酸0.3ml及びジオキサン72mlを、30分
間還流した。濃縮乾固した。残渣を水にとり、濃アンモ
ニアを用いて中和し、溶解が完全になるまでエタノール
を添加したジクロロメタンで抽出した。有機相を硫酸マ
グネシウムで乾燥し、蒸発乾固した。残渣をジエチルエ
ーテル中で攪拌し、吸引濾過し、エタノール中にとっ
た。エタノール性塩酸をpH<3まで加えた。不溶物を
吸引濾過し、エタノール、次いでエーテルで洗浄し、5
0℃真空下に乾燥した。所望の化合物1.04gを得
た。m.p.(K):>250℃。収率:80%。
【0081】実施例3 1−〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノカルボニ
ル〕−5,6,10−トリメチル−9−ヒドロキシ−6
H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾール
【0082】
【化45】
【0083】1−〔(2−ジメチルアミノエチル)アミ
ノカルボニル〕−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ−
10−ジメチルアミノメチル−6H−ピリド〔4,3−
b〕カルバゾール2.6gを、10%パラジウム−炭素
2.2gの存在下に1.105 Paの水素圧でエタノー
ル1.2リットル中で、30℃、4時間(この時間の後
には原料の少量のみが残った)水素化した。濾過し、沈
殿物をジクロロメタン/エタノール混合物で洗浄した。
合わせた濾液を濃縮乾固した。残渣を溶離剤として、初
めにジクロロメタン/エタノール混合物、次いでジクロ
ロメタン/エタノール/トリエチルアミン混合物を用い
たシリカでのクロマトグラフィーに付した。所望の化合
物0.23g を得た。m.p.(K):170℃。収
率:10%。
【0084】実施例4 1−〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノカルボニ
ル〕−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ−10−アリ
ル−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾール
【0085】
【化46】
【0086】1−エトキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−9−アリルオキシ−6H−ピリド〔4,3−b〕カ
ルバゾール2gを、1,2−ジクロロベンゼン80mlに
溶解し、10時間還流した。混合物を冷却し、沈殿物を
観察した。沈殿物を吸引濾過し、溶離剤として、初めに
ジクロロメタン、次いでジクロロメタン/エタノール混
合物を用いたシリカでのクロマトグラフィーに付した。
1−エトキシカルボニル−5,6−ジメチル−9−ヒド
ロキシ−10−アリル−6H−ピリド〔4,3−b〕カ
ルバゾール1.27gを得た。
【0087】この化合物を実施例1記載の方法を用い
て、1−〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノカルボ
ニル〕−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ−10−ア
リル−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾールに変換
した。m.p.(K):222℃。収率:75%。
【0088】実施例5 1−〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノカルボニ
ル〕−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ−10−プロ
ピル−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾール
【0089】
【化47】
【0090】1−エトキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−9−ヒドロキシ−10−プロピル−6H−ピリド
〔4,3−b〕カルバゾール0.7gを、10%パラジ
ウム−炭素0.3gの存在下に1.105 Paの水素圧
でエタノール200ml中で水素化した。濾過し、触媒を
エタノールで洗浄し、合わせた濾液を濃縮乾固した。残
渣を溶離剤として、初めにジクロロメタン、次いでジク
ロロメタン/エタノール混合物(98/2)を用いたシ
リカでのクロマトグラフィーに付した。1−エトキシカ
ルボニル−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ−10−
プロピル−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾール
0.362gを得た。収率:51%。
【0091】この化合物を実施例1記載の方法を用い
て、1−〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノカルボ
ニル〕−5,6−ジメチル−9−ヒドロキシ−10−プ
ロピル−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾールに変
換した。m.p.(K):211℃。収率:69%。
【0092】実施例6: 薬理試験 細胞毒性試験 4種の細胞系を用いた: −1マウス白血病、L 1210 −1ヒト肺ガン、 A 549 −1ヒト類表皮ガン、 KB−3−1 −相当する抵抗系、 KB−A1(多重薬剤抵抗性は、
アドリアマイシン(ADR)により誘導されている) 細胞を、10%子ウシ胎児血清、2mMグルタミン、50
単位/mlペニシリン、50μg /mlストレプトマイシン
及び10mMヒープ(Hepes)を含むpH7.4のRPMI
1640完全培養培地で培養した。
【0093】この細胞をマイクロプレートに分配し、細
胞毒性化合物に暴露した。次いで、細胞を2日間(L
1210)及び4日間(A 549、KB−3−1、K
B−A1)温置した。生存細胞の数を比色検定、微小培
養テトラゾリウム検定(Carmichael J., DeGraff W.G.,
Gazdar A.F., Minna J.D. and Mitchell J.R., Evalua
tion of a tetrazolium-based semiautomated dolorime
tric assay: assesment of Chemosensitivity testing,
Cancer Res., 47, 936-942,1987)方法により定量し
た。
【0094】結果を、IC50、処理した細胞の増殖を5
0%阻害した細胞毒性剤の濃度として表した。用いた細
胞系で得られた結果を下記の表に示した。
【0095】実施例の方法により、実施例3の化合物
(これは、特に本発明の代表である)、及び参照生成物
としてアドリアマイシン(ADR)で得られた結果を下
記に示した。
【0096】
【表1】
【0097】実施例3の化合物の細胞毒性は、試験した
4種の細胞系でアドリアマイシンのそれより大きい。こ
の化合物及び本発明の他の化合物は、したがって、アド
リアマイシンに対して抵抗性であり、多重薬剤抵抗性の
フェノタイプを有する腫瘍に対して有効に用いることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャム・カティブ フランス国、45100 オルレアン、エスプ ラナド・ドゥ・リュニヴェルシテ 5、レ ジダンス・ユニヴェルシテール・アリスト ット 2、アーペペ 2424 (72)発明者 パスカル・モロー フランス国、63000 クレルモン−フェラ ン、ビス・アヴニュ・エドゥアル・ミシュ ラン 50 (72)発明者 ダニエル−アンリ・カニャール フランス国、78230 ル・ペク、アヴニ ュ・ドゥ・ラ・レピュブリク 22 (72)発明者 ピエール・レナール フランス国、78000 ヴェルサイユ、アヴ ニュ・ドゥ・ヴィルヌーヴ・レタン 50 (72)発明者 ガーナム・アタシィ フランス国、92210 サン・クルド、リ ュ・ジョセフィン 4 (72)発明者 アラン・ピエール フランス国、78580 レ・ザ・リュエッ ト・ル・ロワ、シマン・デ・ボワ・ジャノ ード 9

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I): 【化1】 (式中、 R1 は、1〜6個の炭素原子を有する、直鎖−又は分岐
    鎖−アルキル基を表し;R2 、R4 及びR5 は、同一又
    は異なることができ、それぞれ、水素原子又は直鎖−若
    しくは分岐鎖−(C1 −C6)アルキル基を表し;R3
    は、水素原子、直鎖−若しくは分岐鎖−(C1 −C6)ア
    ルキル基(これらは、場合により、この四環化合物に結
    合している炭素上で、ジ(C1 −C6)アルキルアミノ基
    で置換されている)、又は(C2 −C6)アルケニル基を
    表し;R6 及びR7 は、同一又は異なることができ、そ
    れぞれ、水素原子又は(C1−C6)アルキル基を表し、
    それぞれの場合に、直鎖−又は分岐−鎖であり、そして
    6 とR7 は、それらに結合する窒素原子と一緒になっ
    て、複素環基(これは、場合により、窒素、酸素及び硫
    黄から選択される第2の複素原子を含む)を形成するこ
    とができ、そして更に、R6 は、一緒になって架橋基:
    −(CH2)m −(ここで、mは2又は3の値である)を
    形成するために、R5 に結合することができ、そしてA
    は、1〜10個の炭素原子を含む飽和の直鎖又は分岐鎖
    の炭化水素鎖を表すが、ただし同時に、R3 が水素であ
    るとき、Aは、1〜6個の炭素原子を含む飽和の直鎖又
    は分岐鎖の炭化水素鎖を表さない)で示される化合物、
    及びそれらの光学異性体、N−オキシド並びに製薬学的
    に許容しうる、酸又は塩基との付加塩。
  2. 【請求項2】 1−〔(2−ジメチルアミノエチル)ア
    ミノカルボニル〕−5,6,10−トリメチル−9−ヒ
    ドロキシ−6H−ピリド〔4,3−b〕カルバゾールで
    ある請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の化合物を製造するための
    方法であって、 式(II): 【化2】 (式中、 R1 、R2 、R3 及びR4 は、請求項1と同義であり、
    そしてR8 は、直鎖−又は分岐鎖−(C1 −C6)アルキ
    ル基を表す)で示される化合物を、酸性又はアルカリ性
    の試剤と反応させて、式(III): 【化3】 (式中、 R1 、R2 、R3 及びR4 は、上記と同義である)で示
    される化合物を得、 それを、式(IV): 【化4】 (式中、 R5 、R6 、R7 及びAは、請求項1と同義である)で
    示される化合物と反応させて、式(V): 【化5】 (式中、 R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 及びAは、
    上記と同義である)で示される化合物を得、これを、ル
    イス酸により脱メチル化して相当する式(I)の化合物
    を得ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の化合物を製造するための
    方法であって、 a)式(IIa): 【化6】 (式中、 R1 、R2 、R3 、R4 及びR8 は、請求項3と同義で
    ある)で示される化合物を、式(IVa): 【化7】 (式中、 R6 、R7 及びAは、請求項1と同義である)で示され
    る化合物と反応させて、式(Ia): 【化8】 (式中、 R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 及びAは、
    上記と同義である)で示される化合物を得るか、又は b)式(Ib): 【化9】 (式中、 R1 、R2 、R4 、R5 、R6 、R7 及びAは、請求項
    1と同義である)で示される化合物を、式(VI): 【化10】 (式中、 R9 及びR10は、同一又は異なることができ、それぞ
    れ、直鎖−又は分岐鎖−(C1 −C6)アルキル基を表
    し、 R11は、式:Cn2n+1(ここで、nは0又は1〜5の
    整数を表す)を表す)で示される化合物と反応させる
    か、若しくは式(VII): 【化11】 (式中、 R9 及びR10は、上記と同義である)で示される化合物
    と、1〜6個の炭素原子を含むアルデヒドの存在下に反
    応させて、式(Ic): 【化12】 (式中、 R1 、R2 、R4 、R5 、R6 、R7 及びAは、上記と
    同義であり、そしてR′3 は、(C1 −C6)アルキル基
    (これは、この四環化合物に結合する炭素原子上で、ジ
    (C1 −C6)アルキルアミノ基(すなわち、下記式: 【化13】 (式中、 R9 、R10及びR11は、上記と同義である)で示される
    基により置換されている)を表す)で示される化合物を
    得るか、又は c)上述の式(Ic)の化合物を、水素と反応させて、
    式(Id): 【化14】 (式中、 R1 、R2 、R4 、R5 、R6 、R7 及びAは、上記と
    同義であり、そしてR′3 は、(C1 −C6)アルキル基
    (すなわち、基:−CH2 −R11(ここで、R11は、上
    記と同義である)を表す)で示される化合物を得るか、
    又は d)式(II′a): 【化15】 (式中、 R1 、R2 、R4 及びR8 は、上記と同義である)で示
    される化合物を、式(VIII): 【化16】 (式中、 Xは、離核基を表す)で示される化合物と反応させて、
    式(IX): 【化17】 (式中、 R1 、R2 、R4 及びR8 は、上記と同義である)で示
    される化合物を得、 それを、熱転位(アリル転位)により、式(IIb): 【化18】 (式中、 R1 、R2 、R4 及びR8 は、上記と同義である)で示
    される化合物を得、 それを、上述の式(IVa)のアミンと反応させて、式
    (Ie): 【化19】 (式中、 R1 、R2 、R4 、R6 、R7 及びAは、上記と同義で
    ある)で示される化合物を得るか、又は e)上述の式(IIb)の化合物を水素化して、式(II
    c): 【化20】 (式中、 R1 、R2 、R4 及びR8 は、上記と同義である)で示
    される化合物を得、 これを、上述の式(IVa)のアミンと反応させて、式
    (If): 【化21】 (式中、 R1 、R2 、R4 、R6 、R7 及びAは、上記と同義で
    ある)で示される化合物を得ることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 活性物質として、請求項1又は2記載の
    化合物の少なくとも1種を、1種若しくは2種以上の賦
    形剤若しくは不活性、非毒性担体との混合物として、又
    は組み合わせて含む、製薬学的組成物。
  6. 【請求項6】 ガンの治療のための請求項5記載の製薬
    学的組成物。
JP9349006A 1996-12-30 1997-12-18 新規なエリプチシン化合物類、その製造方法及びそれらを含む製薬学的組成物 Pending JPH10195073A (ja)

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FR2696465B1 (fr) * 1992-10-02 1994-12-23 Adir Nouveaux dérivés d'ellipticine, leur procédé de préparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent.
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