JPH10194168A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JPH10194168A
JPH10194168A JP419297A JP419297A JPH10194168A JP H10194168 A JPH10194168 A JP H10194168A JP 419297 A JP419297 A JP 419297A JP 419297 A JP419297 A JP 419297A JP H10194168 A JPH10194168 A JP H10194168A
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JP
Japan
Prior art keywords
car body
cargo handling
vehicle body
bodies
locking portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP419297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Sukegawa
廣美 助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TCM Corp
Original Assignee
Toyo Umpanki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Umpanki Co Ltd filed Critical Toyo Umpanki Co Ltd
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Publication of JPH10194168A publication Critical patent/JPH10194168A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の荷役車両では、トレーラ41に連結さ
れたトラックヘッド40が複数台必要であり、待機時間
の長い被搬送物が積み込まれたトレーラ41に連結され
たトラックヘッド40は、その稼働率が悪い。 【解決手段】 前部車体2を動揺させる昇降装置3が設
けられ、前部車体2と後部車体41との間に、両者2、
41を連結および切り離し自在に構成した連結装置6を
設け、この連結装置6が、前部車体2側の係止部12
と、後部車体41側に設けられ前記係止部12が上下方
向で係脱自在な被係止部13と、両者2,41間に亘っ
て挿抜自在な連結ピン17とから構成されたことから、
この前部車体2と後部車体41とを容易に連結および切
り離しでき、以って複数の後部車体41を牽引できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば製鉄工場
において、スラグポットや鉄などをトレーラに積込み運
搬するのに使用される荷役車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷役車両としては、図6
に示す荷役車両39が使用されていた。すなわち荷役車
両39は、トラックヘッド40とトレーラ41などから
なり、ここでトラックヘッド40は、車輪43や運転部
44などにより構成され、またトレーラ41は、車輪4
5を有する荷台46などにより構成される。そしてトラ
ックヘッド40の後部に、縦方向軸42と取り付け板4
7および複数の六角ボルト48などを介してトレーラ4
1の前部が連結され、以って牽引自在に構成されてい
る。
【0003】このような従来構成によると、製鉄工場に
おいて、スラグポットや鉄などの被搬送物を別々のトレ
ーラ41に積込んでおいて運搬する場合、待機時間の長
い被搬送物であってもその個々のトレーラ41には各々
トラックヘッド40が連結され、それぞれ独立して運搬
作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した荷役
車両によると、トレーラ41と組になったトラックヘッ
ド40が複数台必要であり、待機時間の長い被搬送物が
積み込まれたトレーラ41に連結されたトラックヘッド
40は、その稼働率が悪いなどの問題がある。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、前部車体と後部車体とを容易に連結および切り離し
できる荷役車両を提供することを目的としたものであ
る。また請求項2記載の発明は、連結および切り離しを
行わせる機能により、走行補助の機能も兼用させた荷役
車両を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の荷役車両は、単
独走行可能な前部車体と、この前部車体により牽引走行
可能な後部車体とが、連結装置によって連結および切り
離し自在に構成され、この連結装置は、前部車体に設け
られた係止部と、後部車体に設けられ前記係止部が上下
方向で係脱自在な被係止部と、これら係止部と被係止部
とに亘って車幅方向で挿抜自在な連結ピンとから構成さ
れ、前部車体には、この前部車体を動揺させて前記係止
部を上下動させる昇降装置が設けられていることを特徴
としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、前部
車体と後部車体との切り離しは、まず昇降装置を駆動さ
せ、前部車体を動揺させて係止部を上下動させる。次い
で連結ピンを抜いて係止部と被係止部との間の連結状態
を一部解除させ、この状態からさらに前部車体を動揺さ
せることにより、係止部を被係止部から上下方向で離脱
させて、切り離しを行う。また前部車体と後部車体との
連結は、切り離しと逆の手順により、係止部と被係止部
を係合させるとともに連結ピンを挿入させて行う。
【0008】また本発明の請求項2記載の荷役車両は、
昇降装置が、前部車体の前端に上下動自在に設けられた
揺動体と、この揺動体の先端側に設けられた補助輪と、
前記揺動体を上下動させる揺動付与装置とから構成され
たことを特徴としたものである。
【0009】したがって請求項2の発明によると、まず
揺動付与装置を下向きに駆動させて補助輪を接地させた
後、さらにこの揺動付与装置を下向きに駆動させて揺動
体を上下動させる。これにより前部車体の係止部も、上
下動し、後部車体の被係止部から上下方向で係脱する。
次いで離脱後の前部車体は、接地した補助輪を走行に兼
用させて別の後部車体に連結すべく移動する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
製鉄工場において、スラグポットやこのスラグポットに
投入される原材料をトレーラに積込み運搬するのに使用
される荷役車両に採用した状態として図1〜図5に基づ
いて説明する。
【0011】すなわち荷役車両1は、トラックヘッド2
(前部車体の一例)とトレーラ41(後部車体の一例)
などからなり、ここでトラックヘッド2は、車輪43や
運転部44などからなり、ここでトラックヘッド40
は、車輪43や運転部44などにより構成され、またト
レーラ41は、車輪45を有する荷台46などにより構
成される。そしてトラックヘッド2の後部に、縦方向軸
42などを介してトレーラ41の前部が連結され、以っ
て牽引自在に構成されている。
【0012】このような構成に加えて、トラックヘッド
2の前端2aの下面側に左右一対の昇降装置3が設けら
れ、この左右一対の昇降装置3の間にその軸心方向を上
下方向に持つ回転軸4が設けられ、この回転軸4の外周
の一端にそのロッド部5aを連結した旋回シリンダ5が
設けられ同回転軸を揺動自在に構成している。さらにト
ラックヘッド2および縦方向軸42と、トレーラ41と
の間に連結装置6が設けられ、2,41の両者を連結お
よび切り離し自在に構成している。トレーラ41の前端
側下面42aの左右両端には、下方への立設およびトレ
ーラ41の前後方向に沿っての折り畳みが自在なスタン
ド7が設けられている。
【0013】前記昇降装置3は、トラックヘッド2の前
端2aの下面側からそのロッド部8aが前方かつ下方へ
突出するよう設けられた昇降シリンダ8(揺動付与装置
の一例)と、この昇降シリンダ8のロッド部8aにその
ほぼ中央上縁部9aが連結され、一方の端部9bが、ト
ラックヘッド2の下面側の前端2aに設けられた左右方
向軸10に取り付けられ、この一方の端部9bを中心に
上下方向に揺動自在に設けられた脚体フレーム9(揺動
体の一例)と、この脚体フレーム9の他方の端部9c
(先端側)に設けられた補助輪11などとにより構成さ
れている。前記左右方向軸10は、前記回転軸4の揺動
に伴って左右方向に摺動するよう連結されており、この
左右方向軸10の摺動により、前記脚体フレーム9およ
び補助輪11の向きが変更するよう構成されている。
【0014】前記連結装置6は、図1および図4、図5
に示すように、トラックヘッド2側でかつ縦方向軸42
の後端側42aに設けられた係止部12と、トレーラ4
1側でかつ前記係止部12に上下方向で係脱自在な被係
止部13とから構成されている。
【0015】前記係止部12は、縦方向軸42に取り付
けられその表裏の平面部12aを前後方向に向けた四角
形状の連結板14と、この連結板14に後ろ向きに立設
しかつ左右方向にやや距離をおいてそれぞれ平行に取り
付けられた一対の係止板15と、この係止板15の上部
に設けられた左右一対の第1の孔部15aと、これら第
1の孔部15a間に亘って挿入された連結軸16と、係
止板15のやや下部に設けられた左右一対の第2の孔部
15bと、この左右一対の第2の孔部15bに挿抜自在
な連結ピン17と、この連結ピン17の挿抜手段である
手動レバー18とから構成されている。前記係止板15
の外縁部の形状は、第1の孔部15a近傍で円弧15c
に形成され、この円弧15cに連続する下方外縁部は2
次曲線状に形成されている。
【0016】前記被係止部13は、トレーラ41の前端
部41aから突出するようその表裏の平面部13aを左
右方向に向けて左右一対に設けられ、その前面側に切欠
き凹部13bを形成して構成されている。さらに下部に
は突出部13cが形成され、その突出部13c内には、
左右方向に貫通する貫通穴19が形成されて前記一対の
第2の孔部15bの間で連通自在に構成されるととも
に、連結ピン17がこの貫通穴19に挿抜自在に構成さ
れている。前記左右一対の切欠き凹部13bは、その上
部が前記連結軸16にそれぞれ上方から係脱自在にフッ
ク状に形成されるとともに、その中部から下部にかけて
しだいに前方へ突出し、前記突出部13cが形成されて
いる。
【0017】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。図4に示すようにトラックヘッド2側とト
レーラ41側とが連結された状態から、図5に示すよう
に切り離した状態にする際、まず運転部44より昇降シ
リンダ8を駆動させてそのロッド部8aを突出させて、
脚体フレーム9を、一方の端部9bを中心に下方に向け
揺動させ、補助輪11を接地させる。次いでトレーラ4
1側のスタンド7を下方へ立設させた状態で、手動レバ
ー18を握って操作し、連結ピン17を、第2の孔部1
5bおよび貫通穴19から抜く。これにより係止部12
と被係止部13との間の連結状態を一部解除する。この
状態からさらに昇降シリンダ8を駆動させてそのロッド
部8aを突出させて、補助輪11を接地させたまま、脚
体フレーム9を立設させる(図1の仮想線)。これによ
りトラックヘッド2は、後ろ向きに傾き、その係止部1
2を、被係止部13に対し、下向きに離脱させる。次い
でトラックヘッド2を前方に移動させて切り離し作業を
終える。
【0018】この後作業者は、トラックヘッド2を、運
転部44での運転により走行させるのである、その際に
補助輪11が走行補助として兼用される。そして適宜、
旋回シリンダ5を駆動させることで、図2の仮想線に示
すように左右(仮想線イおよびロ)に操舵して走行し得
る。そして別の待機中のトレーラ41に連結すべく移動
すし、この連結作業は、上述と逆の手順により行う。
【0019】上記した実施の形態では、係止部12を、
被係止部13に対し、下向きに離脱させているが、これ
ら12、13の上下を逆転させ、かつ昇降装置3により
トラックヘッド2を逆方向に動揺させることで、上向き
に離脱させてもよい。
【0020】上記した実施の形態では、昇降装置3が、
昇降シリンダ8と脚体フレーム9などとにより構成され
ているが、これは、ジャッキ方式を採用してもよい。上
記した実施の形態では、揺動付与装置の一例として、昇
降シリンダ8が採用されているが、これは、ボールねじ
など他の形式を採用してもよい。
【0021】上記した実施の形態では、製鉄工場におい
て使用されるスラグポットやこのスラグポットに投入さ
れる原材料をトレーラに積込み運搬するのに使用される
荷役車両が採用されているが、これは、圧延鉄を運搬す
るのに使用される荷役車両など他の様々な荷役車両に採
用され得るものである。
【0022】上記した実施の形態では、手動レバー18
を操作することにより、連結ピン17を挿抜している
が、これは、運転部44から遠隔操作により挿抜する形
式であってもよい。
【0023】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、単
独走行可能な前部車体が、ボルトの脱着操作などを行う
ことなく、後部車体を容易に連結および切り離しできる
ことから、1台もしくは必要最小限の台数の前部車体で
複数の後部車体を牽引することができ、以って前部車体
の稼働率を向上できて、コスト低減できる。
【0024】また上記した本発明の請求項2によると、
前部車体は、連結および切り離しを行う昇降装置が補助
輪を兼用して移動できることから、たとえば別の後部車
体まで迅速に移動でき、以って別の後部車体の待機時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、荷役車両の
側面図である。
【図2】同荷役車両の平面図である。
【図3】同荷役車両の正面図である。
【図4】同荷役車両における連結装置を示す一部切り欠
き側面図である。
【図5】同荷役車両における連結装置の作用時の一部切
り欠き側面図である。
【図6】従来例を示し、荷役車両の側面図である。
【符号の説明】
1 荷役車両 2 トラックヘッド(前部車体の一例) 2a 前端 3 昇降装置 6 連結装置 8 昇降シリンダ(揺動付与装置の一例) 9 脚体フレーム(揺動体の一例) 9c 他方の端部(先端側) 11 補助輪 12 係止部 13 被係止部 17 連結ピン 41 トレーラ(後部車体の一例)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独走行可能な前部車体と、この前部車
    体により牽引走行可能な後部車体とが、連結装置によっ
    て連結および切り離し自在に構成され、この連結装置
    は、前部車体に設けられた係止部と、後部車体に設けら
    れ前記係止部が上下方向で係脱自在な被係止部と、これ
    ら係止部と被係止部とに亘って車幅方向で挿抜自在な連
    結ピンとから構成され、前部車体には、この前部車体を
    動揺させて前記係止部を上下動させる昇降装置が設けら
    れていることを特徴とする荷役車両。
  2. 【請求項2】 昇降装置が、前部車体の前端に上下動自
    在に設けられた揺動体と、この揺動体の先端側に設けら
    れた補助輪と、前記揺動体を上下動させる揺動付与装置
    とから構成されたことを特徴とする請求項1記載の荷役
    車両。
JP419297A 1997-01-14 1997-01-14 荷役車両 Pending JPH10194168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP419297A JPH10194168A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 荷役車両

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JP419297A JPH10194168A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 荷役車両

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Publication Number Publication Date
JPH10194168A true JPH10194168A (ja) 1998-07-28

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ID=11577843

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JP419297A Pending JPH10194168A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 荷役車両

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JP (1) JPH10194168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106379431A (zh) * 2016-09-28 2017-02-08 湖北航天技术研究院总体设计所 一种分段式半挂车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106379431A (zh) * 2016-09-28 2017-02-08 湖北航天技术研究院总体设计所 一种分段式半挂车

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030506